JP3965854B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用する衣類の洗浄、ならびにすすぎを低速回転する撹拌翼によって行い、脱水を脱水槽の高速回転によって行う洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来使用している全自動洗濯機は、図6に示すような構成となっている。すなわち、本体1内には、サスペンション2によって支持した受筒3を設け、受筒3内には洗濯槽を兼ねた脱水槽4(以下単に脱水槽4と称する)を備えている。脱水槽4は天面を開口しており、洗濯物を天面から投入できるようになっている。また、底部には撹拌翼5を有し、側面には多数の孔を有している。
【0003】
脱水槽4は、受筒3の底面に設けた軸受6によって支持されている脱水軸7に固定されている。また撹拌翼5は、脱水軸7の内部に軸受8によって支持されている洗濯軸9に固定されている。この洗濯軸9は減速機構10につながり、減速機構入力軸10aには駆動モータ11のロータ11aが連結されている。駆動モータ11はロータ11aと、このロータ11aの外周に設けた磁石と対峙して設けられたステータ11bとから構成されており、ステータ11bの回転磁界によりロータ11aが回転する。減速機構入力軸10aのロータ11aの取り付け部は4面を削り、ロータ11aの取り付け孔はこれに嵌め合う形状として、ロータ11aの回転力を伝達させていた。また、減速機構入力軸10aには、駆動モータ11の回転を洗濯軸9または脱水軸7に切り換えて伝達するためのスプリングクラッチ機構12を有する。
【0004】
スプリングクラッチ機構12は減速機構入力軸10aに設けた4面を削った部分に嵌め合う孔形状を設けたクラッチ入力ボス部12aとクラッチスプリング12bと、クラッチスプリング12bの端部を曲げて設けた制御爪部12cと、クラッチスプリング12bの端部を曲げて設けた制御爪部12cが嵌まり込む切り欠きをもうけたレリーズスリーブ12dと、レリーズスリーブ12dのストッパー12eに噛み合うクラッチ駆動手段12fと、クラッチスプリング12bが巻き付く脱水軸7のクラッチ出力ボス部12gから成る構成としている。
【0005】
以上の構成で、撹拌洗濯とすすぎ行程では、スプリングクラッチ機構12のクラッチ駆動手段を12fをレリーズスリーブ12dのストッパー12eに噛み合わせ、クラッチスプリング12bの端部を曲げて設けた制御爪部12cを固定すると、クラッチスプリング12bはクラッチ入力ボス部12aに巻き付くことができず、クラッチ入力ボス部12aが回転しても脱水軸7のクラッチ出力ボス部12gに回転を伝達することができない。駆動モータ11の回転は洗濯軸9を介して撹拌翼5に伝達されるのみとなり、被洗濯物に機械力を与える。こうして脱水槽4に収容している洗濯物の撹拌洗濯とすすぎ行程が進行する。
【0006】
また脱水行程では、スプリングクラッチ機構12のクラッチ駆動手段12fをレリーズスリーブ12dのストッパー12eから噛み合わせを外し、クラッチスプリング12bの端部を曲げて設けた制御爪部12cを自由にすると、クラッチスプリング12bはクラッチ入力ボス部12aに巻き付き、クラッチ入力ボス部12aが回転すると、脱水軸7のクラッチ出力ボス部12gに回転を伝達する。駆動モータ13の回転は脱水軸7を介して脱水槽4に伝達されるのみとなり、脱水槽4全体が回転する。脱水槽4が回転することによって撹拌洗濯とすすぎ行程を終了した洗濯物の水分は、遠心力によって脱水槽4の側面に多数設けている多数の孔から受筒3内に、絞り出される。こうして洗濯物は自動的に脱水される。
【0007】
また、駆動モータ13の回転軸と脱水槽7の回転中心とを同軸線上に配設することで、脱水槽7、受筒2などの重心位置と駆動モータ13との重心位置とを略一致させ、特に脱水時におけるアンバランスの抑制に効果を発揮できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の構成の洗濯機は、洗濯容量の増大に対し脱水時のブレーキ性能の向上をさせなければならず、また、洗濯容量の増大に対しても駆動モータ13のトルクを大きくしなければならなかった。しかし、スプリングクラッチ機構12を使用しているために、脱水停止時にモータによる電磁ブレーキを作用させることが出来ず、メカブレーキの大型化が避けられなかった。また、駆動モータ13のトルクを大きくするために大型となり、駆動部の大型化が避けられなかった。
【0009】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、駆動モータの大型化による駆動部の大型化を避け、脱水時のブレーキ性能を向上する電磁ブレーキが可能な洗濯容量の増大に対応できる洗濯機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、減速機構と、駆動モータの回転を脱水軸に伝達または非伝達とする噛みあいクラッチ機構と、前記脱水軸を軸支する軸受けを有する上ケースと下ケースで構成したケースとを備え、前記減速機構と前記駆動モータとを同軸上に配設し、前記噛みあいクラッチ機構は、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達する回転力伝達部ならびに、この回転力伝達部に接触または離反する駆動部とを具備し、前記回転力伝達部の一部を前記駆動モータのロータに形成し、前記減速機構と前記噛みあいクラッチ機構とを前記駆動モータで内包するとともに、前記上ケースを前記駆動モータのステータで構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、脱水槽を回転させる脱水軸と、前記脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させ、前記脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯軸を回転させる駆動モータと、前記駆動モータの回転を減速して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達または非伝達とする噛みあいクラッチ機構と、前記脱水軸を軸支する軸受けを有する上ケースと下ケースで構成したケースとを備え、前記減速機構と前記駆動モータとを同軸上に配設し、前記噛みあいクラッチ機構は、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達する回転力伝達部ならびに、この回転力伝達部に接触または離反する駆動部とを具備し、前記回転力伝達部の一部を前記駆動モータのロータに形成し、前記減速機構と前記噛みあいクラッチ機構とを前記駆動モータで内包するとともに 、前記上ケースを前記駆動モータのステータで構成したものである。
【0012】
これにより、減速機構、噛みあいクラッチ機構、駆動モータは同一軸線上に位置することになり、脱水槽、受筒などの重心位置と脱水槽の回転中心とを一致させることができ、脱水時におけるアンバランスの発生を抑制できるとともに、駆動モータが減速機構、噛みあいクラッチ機構を内包しているので、駆動モータのトルクアップを図るために、ステータの積み厚、ロータ高さを増加しても全体の高さ寸法は変化しない。また、噛みあいクラッチ機構の回転伝達部の一部を駆動モータのロータに形成しているので、部品点数が削減でき組立性を向上させることができる。また、噛みあいクラッチ機構はスプリングクラッチ機構に比べ、薄型化や小型化がはかれるので、洗濯機の本体下方の容積が大きく取られることも抑制することができる。また、上ケースを駆動モータのステータで構成したことにより、部品点数を減らすとともに、モータのステータ部と軸受けを一体化することでロータの取付精度を高めることができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の実施例1について説明する。図1は本実施例の全体構成を示す断面図である。本体21内には、脱水振動を防振するように、サスペンション22によって懸架された受筒23を設け、受筒23内には脱水槽24を回転自在に配設し、この脱水槽24の内底部には、洗濯物を撹拌する撹拌翼25を回転自在に配設している。脱水槽24は、受筒23の底部に設けた軸受26によって軸支されている脱水軸27の上端部に固定され、撹拌翼25は、脱水軸27の中空部に、脱水軸27と同軸上となるように配設された洗濯軸29の上端部に固定されている。
【0014】
また、洗濯軸29は脱水軸27の中空部内に設けた軸受け28によって軸支され、洗濯軸29の下端部は減速機構30の出力側に接続されている。減速機構30の減速機構入力軸31には駆動モータ32が取り付けられている。
【0015】
また、駆動モータ32は、円盤状で、その外周には高さ方向に延びる磁石取り付け部32aを有するロータ32bと、磁石取り付け部32aの外周部に貼着された磁石と対向するようにロータ32bの磁石の外周側に配設され、ロータ32bに回転磁界を与えるステータ32cとから構成されており、減速機構30を内包している。減速機構30の減速機構入力軸31は、駆動モータ32のロータ32bの回転中心部に連結されている。
【0016】
また、噛みあいクラッチ機構33は駆動モータ32の回転力を伝達する回転力伝達部と、回転力伝達部を固定または解放させる駆動部から構成されているもので、具体的には、回転力伝達部は、ロータ32bと磁石取り付け部32aで内包される空間に設けたロータ側噛みあいクラッチ歯部33aと脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有するケース34aの下部外周を軸中心側に窪ませた窪み部に固定側噛みあいクラッチ歯部33bと脱水軸27に設けたスプライン27aと脱水軸27のスプライン27aに嵌めあいながら、ロータ側噛みあいクラッチ歯部33aと噛みあう歯部と固定側噛みあいクラッチ歯部33bと噛みあう歯部を設けたスラスト方向に摺動可能な可動クラッチ33cと可動クラッチ33cがロータ側噛みあいクラッチ歯部33aと固定側噛みあいクラッチ歯部33bと噛みあうように制御するクラッチ駆動手段33dとから構成されている。
【0017】
以下本実施例の動作について説明する。撹拌洗濯とすすぎ行程では、噛みあいクラッチ機構33を動かすクラッチ駆動手段33dに通電を停止する。クラッチ駆動手段33dは可動クラッチ33cを固定側噛みあいクラッチ歯部33bと噛みあわせ、脱水軸27が回転できない状態とする。駆動モータ32の動力は洗濯軸29を介して撹拌翼25に伝達されるのみとなり、被洗濯物に機械力を与える。こうして脱水槽24に収容している洗濯物の撹拌洗濯とすすぎ行程が進行する。
【0018】
撹拌洗濯行程を終了すると、自動的に脱水行程に入り、この脱水行程では、脱水槽24内の水が排水され、噛みあいクラッチ機構33を動かすクラッチ駆動手段33dに通電する。クラッチ駆動手段33dは可動クラッチ33cを固定側噛みあいクラッチ歯部33bから離し、ロータ側噛みあいクラッチ歯部33aと噛みあわせ、脱水軸27がロータ32bと同期して回転できる状態とする。減速機構入力軸31と脱水軸27とは連結され脱水槽24全体が回転する。脱水槽24が回転することによって撹拌洗濯とすすぎ行程を終了した洗濯物の水分は、遠心力によって脱水槽24の側面に多数設けている孔から受筒23内に、絞り出される。こうして洗濯物は自動的に脱水される。このようにして、脱水槽24内に投入された洗濯物は自動的に撹拌洗濯・すすぎ・脱水行程を終了するものである。
【0019】
以上のように本実施例によれば、洗濯軸29、脱水軸27が同軸の2重構造で、撹拌翼25側から、減速機構30、噛みあいクラッチ機構33、駆動モータ32の順に配列されて、これらが同一軸線上にあることで、モータと機構部が一体となり、受筒23の中心に重心が来るため、従来のようにモータが受筒23の中心にない為に生じたアンバランスがなくなり、脱水時の振動を抑制する。また、スプリングクラッチ機構の代わりに噛みあいクラッチ機構33にすることで、同じ伝達トルクであれば薄型化できる。また、脱水停止時に駆動モータ32の電磁ブレーキ作用を利用でき、機械式ブレーキと併用でブレーキ時間を短縮でき、大洗濯容量化が可能となる。また、駆動モータ32が減速機構30、噛みあいクラッチ機構33を内包しているので、駆動モータ32が大型化されても軸方向に伸びることがなく、薄型化や小型化が図れる洗濯機を提供するものである。
【0020】
(実施例2)
以下本発明の実施例2について図1に基づき説明する。本実施例では、ロータ32bと磁石取り付け部32aで内包される空間に設けた噛みあいロータ側噛みあいクラッチ歯部33aと脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有する下ケース34aの下部外周を軸中心側に窪ませた窪み部に固定側噛みあいクラッチ歯部33bと脱水軸27に設けたスプライン27aと脱水軸27のスプライン27aに嵌めあいながら、ロータ側噛みあいクラッチ歯部33aと噛みあう歯部と固定側噛みあいクラッチ歯部33bと噛みあう歯部を設けたスラスト方向に摺動可能な可動クラッチ33cを設けることより、撹拌翼25側から、減速機構30、噛みあいクラッチ機構33、駆動モータ32の順に配列されて、これらが同一軸線上にある構造で、効率よく配置することで、高さの低い操作性の良い洗濯機を提供するものである。
【0021】
(実施例3)
以下本発明の実施例3について、図1に基づき説明する。本実施例では、脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有する上ケース34bと下ケース34aから構成し、上ケース34bと下ケース34aの結合部に駆動モータ32の取付部を設けたものであり、駆動モータ32が大型化しても撹拌翼25側から、減速機構30、噛みあいクラッチ機構33、駆動モータ32の順に配列されて、これらが同一軸線上にある構造で、効率よく配置することで、高さの低い操作性の良い洗濯機を提供するものである。
【0022】
(実施例4)
次に本発明の実施例4について、図2に基づき説明する。なお、図1に示した構成部分と同じ構成部分については同一符号を付与し、詳細説明の重複を避ける。本実施例では、脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有する上ケース34bと下ケース34aを備え、下ケース34aの上ケース34bと結合する部分の全周にビード34cを設けたものであり、ケースの厚みを薄く出来、同時に受筒23から溢れた水が減速機構30及び噛みあいクラッチ機構33、駆動モータ32に侵入することを防ぐことができ、耐久性のある洗濯機を提供するものである。
【0023】
(実施例5)
続いて本発明の実施例5について図3に基づき説明する。なお、図1に示した構成部分と同じ構成部分については、同一符号を付与し、詳細説明の重複を避ける。本実施例では、脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有する上ケース34bと下ケース34aを備え、上ケース34bと下ケース34aとを同一部品で構成したものであり、部品の共有化を図ることができ、また、片側だけ深い構造とすると脱水軸27の回転よる力を受けて変形しないように強度アップをする必要があるが、同じ強度のケースでよく、素材の調達も1種類で済む洗濯機を提供するものである。
【0024】
(実施例6)
続いて本発明の実施例6について図4に基づき説明する。なお、図1に示した構成部分と同じ構成部分には同一符号を付与し重複説明を避ける。本実施例では、脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有する上ケース34bと下ケース34aを備え、上ケース34bをステータ32cで構成したものであり、部品点数を減らすとともに、ステータ32cと軸受け26を一体化することでロータ32bの取付精度を高めることでギャップ精度を高められ、モータ効率を高めることを可能とした洗濯機を提供するものである。
【0025】
(実施例7)
続いて本発明の実施例7について図5に基づき説明する。なお、図1に示した構成部分と同じ構成部分には同一符号を付与し重複説明を避ける。本実施例では、脱水軸27を内包するとともに、脱水軸27を軸支する軸受け26を有する上ケース上34bと下ケース34aを備え、下ケース34aをステータ32cで構成したものであり、部品点数を減らすとともに、ステータ32cと軸受け26を一体化することでロータ32bの取付精度を高めることでギャップ精度を高められ、モータ効率を高めることを可能とした洗濯機を提供するものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載した発明は、脱水槽を回転させる脱水軸と、前記脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させ、前記脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯軸を回転させる駆動モータと、前記駆動モータの回転を減速して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達または非伝達とする噛みあいクラッチ機構と、前記脱水軸を軸支する軸受けを有する上ケースと下ケースで構成したケースとを備え、前記減速機構と前記駆動モータとを同軸上に配設し、前記噛みあいクラッチ機構は、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達する回転力伝達部ならびに、この回転力伝達部に接触または離反する駆動部とを具備し、前記回転力伝達部の一部を前記駆動モータのロータに形成し、前記減速機構と前記噛みあいクラッチ機構とを前記駆動モータで内包するとともに、前記上ケースを前記駆動モータのステータで構成したから、洗濯軸、脱水軸が同軸の2重構造で、撹拌翼側から、減速機構、噛みあいクラッチ機構、駆動モータの順に同一軸線上に配列することで、モータと機構部が一体となり、受筒のアンバランスが抑制され、脱水時の振動が少なく、また、噛みあいクラッチ機構はスプリングクラッチ機構に比べ、脱水停止時に駆動モータの電磁ブレーキ作用を利用でき、機械式ブレーキと併用でブレーキ時間の短縮、洗濯容量の増大に対応でき、スプリングクラッチのように経年変化でグリス切れで異音が発生することもない。
【0027】
また、駆動モータが減速機構、噛みあいクラッチ機構を内包しているので、駆動モータが大型化しても軸方向に伸びることがなく、駆動部の大型化を避け、薄型化や小型化がはかれるので、洗濯機の本体下方の容積が大きく取られることも抑えることができるとともに、上ケースをステータで構成したことにより、部品点数を減らすとともに、ロータの取付精度を高めモータ効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1,2,3の洗濯機の全体構成を説明する断面図
【図2】 本発明の実施例4の洗濯機の全体構成を説明する断面図
【図3】 本発明の実施例5の洗濯機の全体構成を説明する断面図
【図4】 本発明の実施例6の洗濯機の全体構成を説明する断面図
【図5】 本発明の実施例7の洗濯機の全体構成を説明する断面図
【図6】 従来例の洗濯機の全体構成を説明する断面図
【符号の説明】
21 本体
22 サスペンション
23 受筒
24 脱水槽
25 撹拌翼
26,28 軸受け
27 脱水軸
27a スプライン
29 洗濯軸
30 減速機構
31 減速機構入力軸
32 駆動モータ
32a 磁石取り付け部
32b ロータ
32c ステータ
33 噛みあいクラッチ機構
33a ロータ側かみあいクラッチ歯部
33b 固定側噛みあいクラッチ歯部
33c 可動クラッチ
33d クラッチ駆動手段
34a 下ケース
34b 上ケース
34c ビード

Claims (1)

  1. 脱水槽を回転させる脱水軸と、前記脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させ、前記脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯軸を回転させる駆動モータと、前記駆動モータの回転を減速して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達または非伝達とする噛みあいクラッチ機構と、前記脱水軸を軸支する軸受けを有する上ケースと下ケースで構成したケースとを備え、前記減速機構と前記駆動モータとを同軸上に配設し、前記噛みあいクラッチ機構は、前記駆動モータの回転を脱水軸に伝達する回転力伝達部ならびに、この回転力伝達部に接触または離反する駆動部とを具備し、前記回転力伝達部の一部を前記駆動モータのロータに形成し、前記減速機構と前記噛みあいクラッチ機構とを前記駆動モータで内包するとともに、前記上ケースを前記駆動モータのステータで構成した洗濯機。
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