JPS59108596A - 遠心脱水洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用する遠心脱水洗濯機に関するも
のでる。

従来例の構成とその問題点 従来、この種の遠心脱水洗濯機においては、駆動用のモ
ータは従来タイプの円周方向空隙型の誘導電動機を用い
ベルト駆動とマグネットによりクラッチとブレーキを作
動させて洗濯及び脱水運転を行なう構成が一般的であっ
た。しかしこの構成では誘導電動機とマグネ、トクンツ
チ・ブレーキ機構をベルト駆動するため構造的（（機構
部の占有空間が大きく、複雑で部品点数多くコスト高に
なる欠点があった。又、駆動モータが遠心脱水槽の回転
中心軸線上から離れた位置になるため、脱水時の回転バ
ランス上不利になり、ベルトかけ減速によるトルクロス
が大きい欠点があり、脱水回転数の向上が図れないなど
の問題があった。

これら問題点解決のために、軸方向空隙型誘導モータを
応用し、クラッチやブレーキ機構の簡素化、部品点数の
削減、コストの低減を図ったものが開発されている。

しかし、これらのうちの一部は洗濯側ロータより直接パ
ルセータを駆動しているもので、減速機構はなく、又、
パルセータ駆動の減速機構をもったものではモータの底
部カバー外に減速歯車機構部が露出してお９、実用上、
はこりが入るおそれや油潤滑ができない（油が落ちる）
という問題があった。

発明の目的 本発明は前述の従来例に示す欠点を解消し、パルセータ
の回転は洗浄効果の最も良好な回転数まで減速する減速
機構を備え、且つ減速機構はケーンング内に密封的に内
設し、油潤滑を可能にし、歯車騒音を低減し、更に減速
機構は脱水側ロータ内径部に内包的に設置し、機構のコ
ンパクト化を図ったものである。

発明の構成 本発明の遠心脱水洗濯機は、駆動モータに軸方向空隙型
モータを備え、軸方向空隙型の誘導モータの下面に洗濯
側ロータを設け、上面には脱水側ロータを設け、脱水側
ロータの軸はその中に洗面側ロータの軸を回転支持し、
洗濯兼脱水槽に取付けた中空軸は洗濯側ロータの軸に接
続した減速歯車機構を支持し、更に中空軸中にはパルセ
ータの軸を回転支持し、前記中空軸と減速歯車機構と洗
ａ１１１１Ｉロータ及び脱水側ロータの＠は同一中心線
上に配置し、中空軸は駆動モータのフレームに軸受し、
脱水側ロータの軸はモータのステータに軸支持し、洗濯
側ロータの軸は減速歯車機構の歯車を兼ね、パルセータ
の軸は減速歯車機構の出力側の歯車に接続し、減速歯車
機構は脱水側ロータの内部に位置させたもので、この構
成により、駆動モータ及び減速歯車機構を含めた全機構
の簡素化とコンパクト化を図ったものである。

実施例の説明 以下添付図面について本発明の一実施例を説明する。図
において、１は遠心脱水洗濯機の駆動モータで、図に示
すように、軸方同空隙型の誘導モータであるっ駆動モー
タ１（以下モータという）の上面側には脱水運転用の脱
水側ロータ１ａ、下面側には洗濯側ロータ１ｂを設けて
おり、モータ１のステータコア１Ｃには、それぞノ１洗
濯、脱水用ロータ運転用のコイル１ｄ、１ｅが巻いであ
る。

２は洗濯運転時の減速歯車機構で、内部には遊星歯車を
設けている。洗濯側ロータ１ｂの軸３はスリーブ４を介
して、モータ１の内径に圧入されボールベアリング６に
回転支持されている。洗濯側ロータの軸３の上端は減速
歯車機構２の入力側の太陽歯車３ａを兼ねて歯切り加工
されている。脱水側ロータの軸６は減速歯車機構２部の
下面蓋体も兼ね、内径部は軸受７を介して洗濯側ロータ
の軸３を回転支持し、外径部はモータ１のステータの内
径に圧入されたボールベアリング８により回転支持さね
ている。９はノックビンで、１０は決心側ロータの軸３
の軸シールを示している。

１１は遊星歯車で、内歯車１２と太陽歯車３ａの間で駆
動され、ピン軸１３とカップリング１４を介して、パル
セータ１６の軸１６に動力伝達される。

１７は洗濯兼脱水槽１８を支持する中空軸で、カップリ
ング１９を弁して洗濯兼脱水槽１８に上端が取付けられ
外径部にボールベアリング２０（でよりモータ１の上方
のフレーム２１に図のように回転支持され、下端部は減
速歯車機構２の上方ボス部に圧入嵌合されている。尚、
これらパルセータの軸１６、中空軸１７、減速歯車機構
２、脱水側ロータの軸６、及び洗濯側ロータの軸３は同
一中心線上に配置されている。又中空軸１７の内径は軸
受２２，２３によりパルセータの軸１６を回転支持して
いる。２４は軸シールである。

２５は脱水側ロータ１ａのフレーム２６に接着した円板
ブレーキシューで、ブレーキスプリング２７により、モ
ータ１のコイル１ｅへの通電が切れると、図中上方に引
上げられ、モータフレーム２１に摩擦接触して制動がか
かる。ロータフレーム２６と減速歯車機構２との内外径
接触部ａ　（Ｌ−１スプライン又はセレーション加工を
施して、上下方向摺動自在で回転方向は互に拘束される
ようＬＣｄ合している。従って脱水側ロータ１ａのコイ
ル１ｅに通電されると、軸方向空隙モータの特性として
ロータ１ａが図中下方へ吸引され、摩擦ブレーキシュー
２６がモータフレーム２１がら離れると同時に回転をは
じめ、減速機構部２、中空軸１７、及び脱水槽１８は駆
動され脱水運転が行なわわる。

２８は脱水受槽、２９は洗濯機ボデー（図示省略）Ｋ懸
架したサスペンション、３０はサスペンションスプリン
グである。３１はパルセータの軸１６とカップリング１
４のノックビンで、３２はモータフレーム２１と脱水受
槽２８を結合する取付板である。

次に動作について説明すると、洗濯運転時にはタイムス
イッチ（図示省略）の接点切替により、洗濯側のコイル
１ｄに通電し、洗濯側ロータ１ｂは左右回転（タイムス
イッチ内の接点切替により）をくり返し、減速歯車機構
２を介してパルセータ１５を左右回転させて洗濯運転を
行なう。この間、脱水側コイル１ｅには通電せず、従っ
て脱水側ロータ１ａはステータ１ｃ側に吸引されず、図
中スプリング２７により上方へ押し上げられ、ブレーキ
シー−２５はモータフレーム２１に押しつケラれ摩擦制
動がかかった状態で静止腰洗擢兼脱水槽１８は回転拘束
されて停止している。

次に脱水運転時にはタイムスイッチの接点切替により、
洗濯側のコイル１ｄへの通電は切ハ、脱水側コイル１ｅ
に通電されて、脱水側ロータ１ａは図中下方へ吸引さｔ
１ブレーキシュー２５がモータフレーム２１より離れる
と同時に回転をはじめ、減速歯車機構２のケーシング及
び中空軸１７を介して脱水槽１８を回転させる。

発明の効果 上記実施例の構成から明らかなように本発明の遠心脱水
洗濯機は、モータのロータ、減速歯車機構、脱水用の中
空軸、及び洗濯兼脱水槽が全て同一中心線上に配列さ力
ているので、脱水回転時の回転バランスがよく、９００
〜１２００　ｒｐｍの高速回転（従来は８００ｒｐｍ程
度）が可能になり、脱水ロータの内径部に内包的に減速
歯車を配置しているので、機構全体がコンパクトにｆｒ
、す、占有空間が少く、ブレーキマグネットや、洗濯、
脱水切替クラッチが不要で機構の簡素化と部品点数の削
減ができ、減速機構部は油浸漬潤滑ができるので騒音の
低減、耐久性の向上が図れるなど数多くの対果を有する
遠心脱水洗Ｎ機が提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す遠心脱水洗濯機の断面図で
ある。 １・・・・・・駆動モータ、１ａ・・・・・脱水側ロー
タ、１ｂ・・・・・・洗濯側ロータ、２・・・・・減速
歯車機構、３・・・・・洗濯側ロータの軸、６・・山脱
水側ロータの軸、１１・・・・・・遊星歯車、１５・・
・・・パルセータ、１６・・・・・・パル十−夕の軸、
１７中山中空軸、１８・・・・・・洗濯兼脱水槽、２６
・・・・・・ブレーキシュー、２７・旧・・ブレーキス
プリング。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名１ ２Ｉ； Ｃ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯と脱水を洗濯兼脱水槽で行なう洗濯機の駆動モータ
   に軸方向空隙、型の誘導モータを備え、とのモータの下
   面に洗濯側ロータを設け、上面には脱水側ロータを設け
   、脱水側ロータの軸はその中に洗濯側ロータの軸を回転
   支持し、洗濯兼脱水槽に取付けた中空軸は洗濯側ロータ
   の軸に接続した減速歯車機構を支持し、更に中空軸中に
   はパルセータの軸を回転支持し、前記中空軸と減速歯車
   機構と洗面側ロータ及び脱水側ロータの軸は同一中心軸
   線上に配置し、中空軸は駆動モータのフレームに軸受け
   し、脱水側ロータの軸はモータに軸支持し、洗濯側ロー
   タの軸は減速歯車機構の歯車を兼ね、パルセータの軸は
   減速歯車機構の出力側の歯車に接続し、減速歯車機構は
   脱水側ロータの内部に位置させた遠心脱水洗濯機。