JP3958117B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであり、詳しくは、外装カバーを開けた際にマシン動作を停止させるインターロックスイッチを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置のメンテナンス時、サービス技術者は、内部にある感光体・現像ユニット等の作像ユニットの動き等をチェックする際に、外装カバーを開けて作業を行なう。しかしながら、通常機器の安全性の側面から、外装カバーを開けるとインターロックスイッチの作用により、マシンの電源が遮断され、動作不能となる。
従来までは、サービス技術者は、自信で所有している工具等をインターロックスイッチの開口部に挿入し、手で押さえながらチェックを行なっていた。
また、画像形成装置の構成によっては、サービス技術者がメンテナンス時に作像ユニットを引き出す際、外装カバーに一体成形されている爪部に干渉してしまい、外装カバーをはずさないと作像ユニットを引き出せないという不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点に鑑み、本発明は、これらのサービス技術者の煩わしさを低減することを目的とし、サービス技術者が外装カバーを開けて作業を行なう場合、インターロックスイッチをON/OFFさせる他の部材を用意したり、インターロック解除部材を手で押さえたりする必要が無く、また外装カバーを外す煩わしさも無く、利便性を向上させ、動作確認及びメンテナンスを容易にした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の本発明は、画像形成装置内の電源を制御するインターロックスイッチと、インターロックスイッチをON/OFFするための開口部と、開口部を備えるインナーカバーと、外装カバーとを備え、外装カバーの開閉動作により、インターロックスイッチをON/OFFする機能を有する画像形成装置において、前記外装カバーは取付部材によって本体に取り付けられており、前記取付部材を本体より取り外し、前記インターロックスイッチをON/OFFする手段とすることを特徴とする画像形成装置とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記インナーカバーは、前記取付部材を挿入する穴を有することを特徴とする画像形成装置とする。
【0005】
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記取付部材を挿入する穴の内径は、前記取付部材を挿入時、軽圧入で挿入される寸法であることを特徴とする画像形成装置とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記インナーカバーは、前記取付部材を挿入時に固定する引っかけ部を有することを特徴とする画像形成装置とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下より、本発明の実施の形態について図に基づき説明する。
(第一実施形態)
図1は本発明の画像形成装置の第一実施形態を示す複写機の外観である。
図1では外装カバー1を開けた状態を示すが、通常動作時は閉めている。外装カバー1を閉めた状態では、インターロック用爪7がインナーカバー3のインターロック用開口部8に挿入され、内部にあるスイッチをONし動作可能となっている。
図2は、外装カバー1の本体5との結合部である。取付部材としてのピン2を外装カバー1のピン挿入穴1a、本体側のピン挿入穴4、外装カバー1のピン挿入穴1bの順番で通すことにより、外装カバー1と本体とが結合されている。
【0007】
サービス技術者がメンテナンス時、外装カバー1を開けた状態で内部の作像ユニット6等のチェックを行なう場合は、図3に示すように、サービス技術者はピン2をピン挿入穴1a、4、1bより取り外し、インターロック用開口部8を有するインナーカバー3側のピン挿入穴9に差し込む。ピン挿入穴9はインターロック用開口部8近傍に設けられており、ピン2を挿入することで、インターロック用開口部8奥にある不図示のインターロックスイッチをONさせる。
なお、ピン2を挿入するピン挿入穴9の内径は、ピン2をセット時、軽圧入でセットされる寸法となっている。例えば、ピン2の外経がΦ6.00〜6.03mmであるとすると、ピン挿入穴9の内径はΦ5.90〜5.93mmであり、ピン2をピン挿入穴9にセットする時にある程度の力を加えなければ挿入できない様な構成となっている。これにより、サービス技術者がピン2を手で押さえなくても、ピン2はピン挿入穴9から外れない。
【0008】
また、ピン挿入穴9近傍に引っかけ形状のピン引っかけ部10を設け、ピン2をピン挿入穴9に挿入後、時計方向に回し、ピン引っかけ部10に引掛ける構成が好ましい。インナカバー3にピン引っかけ部10を設けることにより、ピン2が挿入後にインナーカバー3側に保持される為、サービス技術者が手で押さえる必要がなく、更なるメンテナンス性向上が実現できる。
上記構成により、部品を増やすことなく、外装カバー1を開けた状態であってもインターロックスイッチのONを可能とする。従って、サービス技術者が外装カバー1を開けて作業を行なう場合、インターロックをON/OFFさせる他の部材を用意したり、その部材を手で押さえて作業したりする必要がなく、動作確認及びメンテナンスが容易になる。
【0009】
(第二実施形態)
図4は本発明の画像形成装置の第二実施形態を示す複写機の外観である。
図4では外装カバー1を開けた状態を示すが、通常動作時は閉めている。外装カバー1を閉めた状態では、インターロック用爪7がインナーカバー3のインターロック用開口部8に挿入され、内部にあるスイッチをONし動作可能となっている。
ここで、第一実施形態と異なる点は、インターロックスイッチの位置である。図4では、サービス技術者がメンテナンス時に作像ユニット6を引き出す際、外装カバー1に一体成形されているインターロック用爪7が干渉する位置にある。
【0010】
図5はインターロック用爪7の形状を示す図である。
図5(a)では、外装カバー1に一体成形された爪保持部11により保持された樹脂製のインターロック用爪7は、折り畳んだ状態で爪保持部11に強固に固定される。また、図5(b)では、外装カバー2に一体成形された爪保持部11により保持された金属製のインターロック用爪7は、金属の弾性により折り畳んだ状態で爪保持部11に強固に固定される。
サービス技術者は、作像ユニット6を引き出してメンテナンスをする際、外装カバー1を開け、図5におけるインターロック用爪7を矢印方向に倒すことによって、作像ユニット6の引き出し時の干渉を防止することができる。
【0011】
図6は、インターロック用爪7の形状を示す図である。図5と異なる点は、外装カバー1に対して着脱可能であることである。外装カバー1に一体成形された爪保持部11により保持された樹脂製のインターロック用爪7は、爪保持部11に強固に固定される。
サービス技術者は、作像ユニット6を引き出してメンテナンスをする際、外装カバー1を開け、図6におけるインターロック用爪7を爪保持部11より取り外すことによって、作像ユニット6の引き出し時の干渉を防止することができる。また、外装カバー1を開けた状態でマシン動作をチェックしたい時は、図7に示すように、インターロック用開口部8にインターロック用爪7を差し込む事によって、動作可能な状態とすることができる。インターロック用爪7には切り欠き部7aを設け、インターロック用開口部8に固定することができる。これにより、サービス技術者は手で押さえることなく、各ユニットのチェックを行うことができる。
【0012】
なお本発明は、一例として作像ユニット6のメンテナンスについて記載したが、書込ユニット、転写ユニット、トナー補給ユニット等、サービス技術者がメンテナンス時に取り外す可能性のある全ての画像形成装置のパーツに適用できる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、外装カバーを本体に取り付けるピンで、インターロックスイッチをON/OFFすることにより、サービス技術者が外装カバーを開けて動作確認やメンテナンスを行なう場合、インターロックスイッチをON/OFFさせる他の部材を用意する必要がなく、利便性が向上した画像形成装置を提供することができる。
また、請求項2に記載の本発明によれば、ピンを挿入穴に挿入するだけで容易にインターロックスイッチをON/OFFさせることができ、サービス技術者のメンテナンス性が向上した画像形成装置を提供することができる。
【0014】
さらに、請求項3に記載の本発明によれば、挿入穴の寸法を、ピンを軽圧入で挿入するような寸法とすることにより、サービス技術者がメンテナンス時にインターロック解除部材を手で押さえている必要がなく、更にメンテナンス性が向上した画像形成装置を提供することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明によれば、ピンを固定するための引っかけ部をインナーカバーに設けることにより、サービス技術者がメンテナンス時にインターロック解除部材を手で押さえている必要がなく、更にメンテナンス性が向上した画像形成装置を提供することができる。
以上
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を説明する一例であり、複写機の外観を示す斜視図である。
【図2】外装カバーと画像形成装置本体との結合部を示す拡大図である。
【図3】インターロック用開口部近傍を示す図である。
【図4】本発明の第二実施形態を説明する一例であり、複写機の外観を示す斜視図である。
【図5】インターロック用爪の形状を示す図である。
【図6】インターロック用爪の形状を示す図である。
【図7】インターロック用開口部にインターロック用爪を差し込んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
1 外装カバー
1a ピン挿入穴(外装カバー側;図中右)
1b ピン挿入穴(外装カバー側;図中左)
2 ピン
3 インナーカバー
4 ピン挿入穴(本体側)
5 本体
6 作像ユニット
7 インターロック用爪
7a 切り欠き部
8 インターロック用開口部
9 ピン挿入穴(インナーカバー側)
10 ピン引っかけ部
11 爪保持部
Claims (4)
- 画像形成装置内の電源を制御するインターロックスイッチと、インターロックスイッチをON/OFFするための開口部と、開口部を備えるインナーカバーと、外装カバーとを備え、外装カバーの開閉動作により、インターロックスイッチをON/OFFする機能を有する画像形成装置において、
前記外装カバーは取付部材によって本体に取り付けられており、
前記取付部材を本体より取り外し、前記インターロックスイッチをON/OFFする手段とする
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記インナーカバーは、前記取付部材を挿入する穴を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
前記取付部材を挿入する穴の内径は、前記取付部材を挿入時、軽圧入で挿入される寸法である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記インナーカバーは、前記取付部材を挿入時に固定する引っかけ部を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
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