JPH08223737A - ワイヤハーネス用成形プロテクタ - Google Patents
ワイヤハーネス用成形プロテクタInfo
- Publication number
- JPH08223737A JPH08223737A JP7044949A JP4494995A JPH08223737A JP H08223737 A JPH08223737 A JP H08223737A JP 7044949 A JP7044949 A JP 7044949A JP 4494995 A JP4494995 A JP 4494995A JP H08223737 A JPH08223737 A JP H08223737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- wire harness
- protector
- electrical connection
- opening
- Prior art date
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- Pending
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ｕ字溝体のプロテクタ本体２と、プロテクタ
本体２に覆着する蓋体３からなり、ワイヤハーネス４の
引き出し電線６の電気接続用コネクタ５を、プロテクタ
本体２に収納するワイヤハーネス用成形プロテクタ１に
おいて、電気接続用コネクタ５を用いる導通検査・導通
チェックの一連のプロセスの簡素化・能率化を図ると共
に、その導通検査等に際する電線損傷、蓋体のロック部
破損等の品質トラブルを防止する。 【構成】 蓋体３に、ヒンジ部１１を介して開閉自在に
して、内側にコネクタホルダー部１３を有する開閉ドア
１０を備えたコネクタ窓９を設け、コネクタホルダー部
１３に電気接続用コネクタ５をセット保持し、開閉ドア
１０を開くことによって、コネクタホルダー部１３にセ
ットした電気接続用コネクタ５を成形プロテクタ１の外
側に導き出し、相手側コネクタ１２を、その電気接続用
コネクタ５に直ちに接続可能にした構造が特徴である。
本体２に覆着する蓋体３からなり、ワイヤハーネス４の
引き出し電線６の電気接続用コネクタ５を、プロテクタ
本体２に収納するワイヤハーネス用成形プロテクタ１に
おいて、電気接続用コネクタ５を用いる導通検査・導通
チェックの一連のプロセスの簡素化・能率化を図ると共
に、その導通検査等に際する電線損傷、蓋体のロック部
破損等の品質トラブルを防止する。 【構成】 蓋体３に、ヒンジ部１１を介して開閉自在に
して、内側にコネクタホルダー部１３を有する開閉ドア
１０を備えたコネクタ窓９を設け、コネクタホルダー部
１３に電気接続用コネクタ５をセット保持し、開閉ドア
１０を開くことによって、コネクタホルダー部１３にセ
ットした電気接続用コネクタ５を成形プロテクタ１の外
側に導き出し、相手側コネクタ１２を、その電気接続用
コネクタ５に直ちに接続可能にした構造が特徴である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスを貫通
収納して車体・機器に取り付け、そのワイヤハーネスの
配設姿勢の保持と保護を図るのに使用するワイヤハーネ
ス用成形プロテクタに関するものである。
収納して車体・機器に取り付け、そのワイヤハーネスの
配設姿勢の保持と保護を図るのに使用するワイヤハーネ
ス用成形プロテクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤハーネス用成形プロテクタは、ワ
イヤハーネスを貫通収納するＵ字溝体のプロテクタ本体
と、そのプロテクタ本体の上部開口部に覆着する蓋体を
主要部になす基本形状からなり、そのプロテクタ本体に
ワイヤハーネスを収納して車体・機器に取り付け、ワイ
ヤハーネスの配設姿勢の保持と保護を図る構造を有して
いる。そして、収納したワイヤハーネスへの電子部品回
路や印刷配線板回路の組み入れ用、または、車体へ配設
したワイヤハーネスの導通チェック用、或は、オプショ
ン電装品接続用として、ワイヤハーネスの引き出し電線
に設けた電気接続用コネクタを、プロテクタ本体の内部
にワイヤハーネスと共に収納する電気接続用コネクタ収
納型のものがあり、実開昭６１ー１１７５２６号・実開
平４ー２１１２１号公報等の公知例がある。
イヤハーネスを貫通収納するＵ字溝体のプロテクタ本体
と、そのプロテクタ本体の上部開口部に覆着する蓋体を
主要部になす基本形状からなり、そのプロテクタ本体に
ワイヤハーネスを収納して車体・機器に取り付け、ワイ
ヤハーネスの配設姿勢の保持と保護を図る構造を有して
いる。そして、収納したワイヤハーネスへの電子部品回
路や印刷配線板回路の組み入れ用、または、車体へ配設
したワイヤハーネスの導通チェック用、或は、オプショ
ン電装品接続用として、ワイヤハーネスの引き出し電線
に設けた電気接続用コネクタを、プロテクタ本体の内部
にワイヤハーネスと共に収納する電気接続用コネクタ収
納型のものがあり、実開昭６１ー１１７５２６号・実開
平４ー２１１２１号公報等の公知例がある。
【０００３】即ち、その公知例のもののうち前者の実開
昭６１ー１１７５２６号公報のものは、その電気接続用
コネクタをプロテクタ本体内に装着する回路部に接続す
る構造を有し、後者の実開平４ー２１１２１号公報のも
のは、プロテクタ本体と別体の接続ボックスに、ワイヤ
ハーネスから引き出した電気接続用コネクタを収納し、
しかるのち、その接続ボックスをプロテクタ本体に合体
接続して、共通の蓋体を覆着する構造を特徴としてい
る。
昭６１ー１１７５２６号公報のものは、その電気接続用
コネクタをプロテクタ本体内に装着する回路部に接続す
る構造を有し、後者の実開平４ー２１１２１号公報のも
のは、プロテクタ本体と別体の接続ボックスに、ワイヤ
ハーネスから引き出した電気接続用コネクタを収納し、
しかるのち、その接続ボックスをプロテクタ本体に合体
接続して、共通の蓋体を覆着する構造を特徴としてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の電気接続
用コネクタ収納型のワイヤハーネス用成形プロテクタ
は、ワイヤハーネスの成形組立後に行う導通検査におい
て、収納した電気接続用コネクタを用いるため、ワイヤ
ハーネスの成形組立ラインにおける蓋体の覆着ができな
いので、蓋体未着の状態で検査ラインに移送して導通検
査するプロセスとなり、検査ラインへの移送中に、プロ
テクタ本体から電線がはみ出すことがあり、電気的不良
の原因となると共に、導通検査時に、そのはみ出し電線
を手直しする作業が必要になって作業が煩雑になる不具
合がある。
用コネクタ収納型のワイヤハーネス用成形プロテクタ
は、ワイヤハーネスの成形組立後に行う導通検査におい
て、収納した電気接続用コネクタを用いるため、ワイヤ
ハーネスの成形組立ラインにおける蓋体の覆着ができな
いので、蓋体未着の状態で検査ラインに移送して導通検
査するプロセスとなり、検査ラインへの移送中に、プロ
テクタ本体から電線がはみ出すことがあり、電気的不良
の原因となると共に、導通検査時に、そのはみ出し電線
を手直しする作業が必要になって作業が煩雑になる不具
合がある。
【０００５】そして、ワイヤハーネスの使用中（車体等
への配設状態）の導通チェック等のために、プロテクタ
本体内の電気接続用コネクタに、プロテクタ本体外部の
電源コネクタを接続する場合は、覆着ロックされている
蓋体を無理外しして、内部に収納されている電気接続用
コネクタを外側へ引き出して導通チェックすると共に、
導通チェック後には、蓋体を戻して再覆着係止させる作
業手順・手法となるので、ワイヤハーネスの導通チェッ
クの一連の作業は極めて煩雑にして多大の工数と時間を
消費し、その上、蓋体の無理外しのとき、蓋体の係止ロ
ック部を損傷させてプロテクタ機能を害するおそれがあ
る（自動車用成形プロテクタは、車体振動に耐え得る蓋
体ロックが必要になるので、蓋体のロック外しは極めて
困難にして、無理外しのとき、ロック爪等を損傷し易
い）。
への配設状態）の導通チェック等のために、プロテクタ
本体内の電気接続用コネクタに、プロテクタ本体外部の
電源コネクタを接続する場合は、覆着ロックされている
蓋体を無理外しして、内部に収納されている電気接続用
コネクタを外側へ引き出して導通チェックすると共に、
導通チェック後には、蓋体を戻して再覆着係止させる作
業手順・手法となるので、ワイヤハーネスの導通チェッ
クの一連の作業は極めて煩雑にして多大の工数と時間を
消費し、その上、蓋体の無理外しのとき、蓋体の係止ロ
ック部を損傷させてプロテクタ機能を害するおそれがあ
る（自動車用成形プロテクタは、車体振動に耐え得る蓋
体ロックが必要になるので、蓋体のロック外しは極めて
困難にして、無理外しのとき、ロック爪等を損傷し易
い）。
【０００６】さらに、前記後者の別体の接続ボックス構
造のものは、別体接続ボックスの存在によって部品点数
が増加するので、成形プロテクタの部品管理が煩雑にな
り、その上、その接続ボックスのプロテクタ本体への合
体取り付け作業が余分にしてコスト高をもたらす一因と
なる。
造のものは、別体接続ボックスの存在によって部品点数
が増加するので、成形プロテクタの部品管理が煩雑にな
り、その上、その接続ボックスのプロテクタ本体への合
体取り付け作業が余分にしてコスト高をもたらす一因と
なる。
【０００７】本発明は、以上の従来技術の諸難点を解消
する電気接続用コネクタ収納型のワイヤハーネス用成形
プロテクタを提供するものである。
する電気接続用コネクタ収納型のワイヤハーネス用成形
プロテクタを提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のワイヤハーネス用成形プロテクタは「ワイヤ
ハーネスを貫通収納するＵ字溝体のプロテクタ本体と、
前記プロテクタ本体の上方開口部に覆着する蓋体からな
ると共に、ワイヤハーネスの引き出し電線の電気接続用
コネクタを、前記プロテクタ本体内に収納するワイヤハ
ーネス用成形プロテクタにおいて、前記プロテクタ本体
または前記蓋体に、前記電気接続用コネクタ引き出し用
のコネクタ窓を設けると共に、前記コネクタ窓に、前記
電気接続用コネクタを着脱自在に保持するコネクタホル
ダー部を、内側に有する開閉ドアーを設けた構造」のワ
イヤハーネス用成形プロテクタと、
る本発明のワイヤハーネス用成形プロテクタは「ワイヤ
ハーネスを貫通収納するＵ字溝体のプロテクタ本体と、
前記プロテクタ本体の上方開口部に覆着する蓋体からな
ると共に、ワイヤハーネスの引き出し電線の電気接続用
コネクタを、前記プロテクタ本体内に収納するワイヤハ
ーネス用成形プロテクタにおいて、前記プロテクタ本体
または前記蓋体に、前記電気接続用コネクタ引き出し用
のコネクタ窓を設けると共に、前記コネクタ窓に、前記
電気接続用コネクタを着脱自在に保持するコネクタホル
ダー部を、内側に有する開閉ドアーを設けた構造」のワ
イヤハーネス用成形プロテクタと、
【０００９】「ワイヤハーネスを貫通収納するＵ字溝体
のプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の上方開口部
に覆着する蓋体からなると共に、ワイヤハーネスの引き
出し電線の電気接続用コネクタを、前記プロテクタ本体
内に収納するワイヤハーネス用成形プロテクタにおい
て、前記プロテクタ本体または前記蓋体に、前記電気接
続用コネクタ引き出し用のコネクタ窓を設けると共に、
前記電気接続用コネクタを接続するワイヤハーネス用ジ
ヨイントコネクタを内側に保持する開閉ドアーを設けた
構造」のワイヤハーネス用成形プロテクタになってい
る。
のプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の上方開口部
に覆着する蓋体からなると共に、ワイヤハーネスの引き
出し電線の電気接続用コネクタを、前記プロテクタ本体
内に収納するワイヤハーネス用成形プロテクタにおい
て、前記プロテクタ本体または前記蓋体に、前記電気接
続用コネクタ引き出し用のコネクタ窓を設けると共に、
前記電気接続用コネクタを接続するワイヤハーネス用ジ
ヨイントコネクタを内側に保持する開閉ドアーを設けた
構造」のワイヤハーネス用成形プロテクタになってい
る。
【００１０】そして、プロテクタ本体に収納したワイヤ
ハーネスの電気接続用コネクタを、開閉ドアーの内側の
コネクタホルダー部にセットしたり、同じく内側に保持
したジヨイントコネクタに接続セットして、その開閉ド
アーを閉じ、電気接続用コネクタをプロテクタ本体の内
部に収納すると共に、ワイヤハーネスの導通チェック等
のときには、その開閉ドアーを開いて、ドアーの内側に
存在する電気接続用コネクタを、プロテクタ本体の外側
に導き出して、相手側コネクタを接続するようになって
いる。
ハーネスの電気接続用コネクタを、開閉ドアーの内側の
コネクタホルダー部にセットしたり、同じく内側に保持
したジヨイントコネクタに接続セットして、その開閉ド
アーを閉じ、電気接続用コネクタをプロテクタ本体の内
部に収納すると共に、ワイヤハーネスの導通チェック等
のときには、その開閉ドアーを開いて、ドアーの内側に
存在する電気接続用コネクタを、プロテクタ本体の外側
に導き出して、相手側コネクタを接続するようになって
いる。
【００１１】そして、以上の構成の態様として、前記の
コネクタホルダー部は、セットホールドした電気接続用
コネクタに、そのまま相手側コネクタが接続できる構
造、または、そのコネクタホルダー部から電気接続用コ
ネクタを一旦外して相手側コネクタと接続する構造のも
のが採択される。なお、本発明におけるワイヤハーネス
用ジヨイントコネクタとは、ワイヤハーネスに組み入れ
るべきプリント配線回路・電子部品等を収納したブロッ
ク体を意味する。
コネクタホルダー部は、セットホールドした電気接続用
コネクタに、そのまま相手側コネクタが接続できる構
造、または、そのコネクタホルダー部から電気接続用コ
ネクタを一旦外して相手側コネクタと接続する構造のも
のが採択される。なお、本発明におけるワイヤハーネス
用ジヨイントコネクタとは、ワイヤハーネスに組み入れ
るべきプリント配線回路・電子部品等を収納したブロッ
ク体を意味する。
【００１２】
【作用】以上の構成の本発明のワイヤハーネス用成形プ
ロテクタは、ワイヤハーネスの導通チェック等のときに
は、その開閉ドアーを開くのみで、ワイヤハーネス側の
電気接続用コネクタが、コネクタ本体の外側にあらわれ
るので、従来の蓋体の脱着は全く無用にして、ワイヤハ
ーネスの導通チェック等の一連のプロセスが極めて簡素
になる。
ロテクタは、ワイヤハーネスの導通チェック等のときに
は、その開閉ドアーを開くのみで、ワイヤハーネス側の
電気接続用コネクタが、コネクタ本体の外側にあらわれ
るので、従来の蓋体の脱着は全く無用にして、ワイヤハ
ーネスの導通チェック等の一連のプロセスが極めて簡素
になる。
【００１３】そして、ワイヤハーネスの組立ラインで蓋
体を覆着して、後工程の検査ラインへ移送することがで
きるので、蓋体未着移送に基づく電線損傷のライントラ
ブルが防止できると共に、ワイヤハーネスの成形組立後
の導通検査が容易に行える。
体を覆着して、後工程の検査ラインへ移送することがで
きるので、蓋体未着移送に基づく電線損傷のライントラ
ブルが防止できると共に、ワイヤハーネスの成形組立後
の導通検査が容易に行える。
【００１４】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明の第一実施例を示す図１を参照して、ワイヤ
ハーネス４を貫通収納するＵ字溝体のプロテクタ本体２
と、プロテクタ本体２の上方開口部に覆着する蓋体３か
らなり、プロテクタ本体２の内部に、ワイヤハーネス４
の引き出し電線６に設けた電気接続用コネクタ５を収納
するワイヤハーネス用成形プロテクタ１において、蓋体
３の上面に、蓋体３を打ち抜いたコネクタ窓９が設けら
れ、このコネクタ窓９には、薄肉のヒンジ部１１を介し
て開閉自在になり、かつ、電気接続用コネクタ５をセッ
ト保持するコネクタホルダー部１３を内側に有する開閉
ドア１０が設けられている。
ず、本発明の第一実施例を示す図１を参照して、ワイヤ
ハーネス４を貫通収納するＵ字溝体のプロテクタ本体２
と、プロテクタ本体２の上方開口部に覆着する蓋体３か
らなり、プロテクタ本体２の内部に、ワイヤハーネス４
の引き出し電線６に設けた電気接続用コネクタ５を収納
するワイヤハーネス用成形プロテクタ１において、蓋体
３の上面に、蓋体３を打ち抜いたコネクタ窓９が設けら
れ、このコネクタ窓９には、薄肉のヒンジ部１１を介し
て開閉自在になり、かつ、電気接続用コネクタ５をセッ
ト保持するコネクタホルダー部１３を内側に有する開閉
ドア１０が設けられている。
【００１５】即ち、コネクタ窓９は電気接続用コネクタ
５を使用するとき、開閉蓋１０を開くことによって、開
閉蓋１０のコネクタホルダー部１３にセット保持した電
気接続用コネクタ５を、成形プロテクタ１の外側へ引き
出して直ちに使用できるようにしたもので、通常の状態
では、開閉蓋１０は閉鎖されている。
５を使用するとき、開閉蓋１０を開くことによって、開
閉蓋１０のコネクタホルダー部１３にセット保持した電
気接続用コネクタ５を、成形プロテクタ１の外側へ引き
出して直ちに使用できるようにしたもので、通常の状態
では、開閉蓋１０は閉鎖されている。
【００１６】そして、この実施例のコネクタホルダー部
１３は（図２参照）、電気接続用コネクタ５を嵌め込み
保持し、相手側コネクタ１２がそのまま接続できる形状
のホルダーフレーム１４に構成され、このホルダーフレ
ーム１４に電気接続用コネクタ５が「パチン」とワンタ
ッチ的に嵌め付け保持できる構造を有している。なお、
図中の７は蓋体３のコネクタ本体２への覆着姿勢を係止
する係止片、８は係止片７を受け入れロックする雌係止
部、１５は開閉ドア１０の開閉用の撮み片である。
１３は（図２参照）、電気接続用コネクタ５を嵌め込み
保持し、相手側コネクタ１２がそのまま接続できる形状
のホルダーフレーム１４に構成され、このホルダーフレ
ーム１４に電気接続用コネクタ５が「パチン」とワンタ
ッチ的に嵌め付け保持できる構造を有している。なお、
図中の７は蓋体３のコネクタ本体２への覆着姿勢を係止
する係止片、８は係止片７を受け入れロックする雌係止
部、１５は開閉ドア１０の開閉用の撮み片である。
【００１７】以上の図１実施例のものは前記の作用があ
り、電気接続用コネクタ５に一次側の相手側コネクタ１
２を接続して、ワイヤハーネス４の成形後の導通検査、
または、車体へ搭載した成形プロテクタ１内のワイヤハ
ーネス４の導通チェックを行うとき、開閉ドア１０を開
くのみで、電気接続用コネクタ５が成形プロテクタ１の
外側へ導き出され、そのまま相手側コネクタ１２の接続
ができると共に、従来構造における蓋体３の脱着の煩雑
な作業が無用になるので、電気接続用コネクタ５による
導通検査・導通チェックの一連のプロセスが極めて簡素
化し、能率化する。そして、別体の接続ボックス等は無
用にして成形プロテクタ１の部品点数の増加をもたらす
ことはない。
り、電気接続用コネクタ５に一次側の相手側コネクタ１
２を接続して、ワイヤハーネス４の成形後の導通検査、
または、車体へ搭載した成形プロテクタ１内のワイヤハ
ーネス４の導通チェックを行うとき、開閉ドア１０を開
くのみで、電気接続用コネクタ５が成形プロテクタ１の
外側へ導き出され、そのまま相手側コネクタ１２の接続
ができると共に、従来構造における蓋体３の脱着の煩雑
な作業が無用になるので、電気接続用コネクタ５による
導通検査・導通チェックの一連のプロセスが極めて簡素
化し、能率化する。そして、別体の接続ボックス等は無
用にして成形プロテクタ１の部品点数の増加をもたらす
ことはない。
【００１８】続いて、図３を参照して本発明の他の実施
例を説明する。即ち、図１実施例と同様な開閉蓋つきコ
ネクタ窓９を有するものにおいて、この図３のものは、
コネクタ窓９がプロテクタ本体２の側部に設けられてい
る。この図３実施例のものも、コネクタ窓９が図１実施
例のものと同様に機能して前記の作用が期待できる。
例を説明する。即ち、図１実施例と同様な開閉蓋つきコ
ネクタ窓９を有するものにおいて、この図３のものは、
コネクタ窓９がプロテクタ本体２の側部に設けられてい
る。この図３実施例のものも、コネクタ窓９が図１実施
例のものと同様に機能して前記の作用が期待できる。
【００１９】一方、図４は前記実施例と同一のコネクタ
窓９と開閉ドア１０を有するワイヤハーネス用成形プロ
テクタ１において、開閉ドア１０の内側に、ワイヤハー
ネス４に組入れるべき印刷配線回路・電子部品等を収納
したジヨイントコネクタ１６を、開閉ドア１０の内側に
保持する前記構成の本発明のワイヤハーネス用成形プロ
テクタ１の一実施例を示している。
窓９と開閉ドア１０を有するワイヤハーネス用成形プロ
テクタ１において、開閉ドア１０の内側に、ワイヤハー
ネス４に組入れるべき印刷配線回路・電子部品等を収納
したジヨイントコネクタ１６を、開閉ドア１０の内側に
保持する前記構成の本発明のワイヤハーネス用成形プロ
テクタ１の一実施例を示している。
【００２０】即ち、開閉ドア１０の内側には、ジヨイン
トコネクタ１６を保持するジヨイントコネクタホルダー
１７が設けられ、ジヨイントコネクタホルダー１７に保
持セットしたジヨイントコネクタ１６に、電気接続用コ
ネクタ５を接続すると共に、ワイヤハーネス４の導通テ
ストのときには、ジヨイントコネクタ１６から電気接続
用コネクタ５を外して、相手側コネクタ１２が接続され
る。
トコネクタ１６を保持するジヨイントコネクタホルダー
１７が設けられ、ジヨイントコネクタホルダー１７に保
持セットしたジヨイントコネクタ１６に、電気接続用コ
ネクタ５を接続すると共に、ワイヤハーネス４の導通テ
ストのときには、ジヨイントコネクタ１６から電気接続
用コネクタ５を外して、相手側コネクタ１２が接続され
る。
【００２１】なお、ジヨイントコネクタ１６の開閉ドア
１０の保持は、ジヨイントコネクタホルダー１７による
直接保持に代えて、図１実施例に示すコネクタホルダー
部１３に保持した電気接続用コネクタ５に接続して、ジ
ヨイントコネクタ１６を間接的に保持することがある。
１０の保持は、ジヨイントコネクタホルダー１７による
直接保持に代えて、図１実施例に示すコネクタホルダー
部１３に保持した電気接続用コネクタ５に接続して、ジ
ヨイントコネクタ１６を間接的に保持することがある。
【００２２】なお、本発明のワイヤハーネス用成形プロ
テクタは、前記の実施例に限定されず、例えば、コネク
タホルダー部１３は、電気接続用コネクタ５を相手側コ
ネクタ１２に接続するとき、コネクタホルダー部１３か
ら外して接続する形状にする等の変化がある。
テクタは、前記の実施例に限定されず、例えば、コネク
タホルダー部１３は、電気接続用コネクタ５を相手側コ
ネクタ１２に接続するとき、コネクタホルダー部１３か
ら外して接続する形状にする等の変化がある。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のワイヤハ
ーネス用成形プロテクタは、電気接続用コネクタを収納
するものにおいて、その電気接続用コネクタを用いる導
通検査・導通チェックの一連のプロセスが簡素化して能
率化すると共に、蓋体脱着の煩雑な作業が解消され、そ
の蓋体脱着に基づく品質上のトラブルを防止し、成形プ
ロテクタの性能安定を図る効果がある。
ーネス用成形プロテクタは、電気接続用コネクタを収納
するものにおいて、その電気接続用コネクタを用いる導
通検査・導通チェックの一連のプロセスが簡素化して能
率化すると共に、蓋体脱着の煩雑な作業が解消され、そ
の蓋体脱着に基づく品質上のトラブルを防止し、成形プ
ロテクタの性能安定を図る効果がある。
【図１】本発明第一実施例のワイヤハーネス用成形プロ
テクタを示し、（Ａ）はその構成部材と構造を示す斜視
図、（Ｂ）はその使用状態の斜視図
テクタを示し、（Ａ）はその構成部材と構造を示す斜視
図、（Ｂ）はその使用状態の斜視図
【図２】図１実施例のワイヤハーネス用成形プロテクタ
のコネクタホルダー部の説明図
のコネクタホルダー部の説明図
【図３】本発明の他の実施例のワイヤハーネス用成形プ
ロテクタの斜視図
ロテクタの斜視図
【図４】本発明の他の実施例のワイヤハーネス用成形プ
ロテクタの斜視図
ロテクタの斜視図
１ ワイヤハーネス用成形プロテクタ ２ プロテクタ本体 ３ 蓋体 ４ ワイヤハーネス ５ 電気接続用コネクタ ６ 引き出し電線 ９ コネクタ窓 １０ 開閉ドア １１ ヒンジ部 １２ 相手側コネクタ １３ コネクタホルダー部 １４ ホルダーフレーム １６ ジヨイントコネクタ １７ ジヨイントコネクタホルダー
Claims (3)
- 【請求項１】 ワイヤハーネスを貫通収納するＵ字溝体
のプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の上方開口部
に覆着する蓋体からなると共に、ワイヤハーネスの引き
出し電線の電気接続用コネクタを、前記プロテクタ本体
内に収納するワイヤハーネス用成形プロテクタにおい
て、前記プロテクタ本体または前記蓋体に、前記電気接
続用コネクタ引き出し用のコネクタ窓を設けると共に、
前記コネクタ窓に、前記電気接続用コネクタを着脱自在
に保持するコネクタホルダー部を、内側に有する開閉ド
アーを設けた構造を特徴とするワイヤハーネス用成形プ
ロテクタ。 - 【請求項２】 コネクタホルダー部にセット保持した電
気接続用コネクタに、相手側コネクタが接続可能のコネ
クタホルダー部構造を有する請求項１のワイヤハーネス
用成形プロテクタ。 - 【請求項３】 ワイヤハーネスを貫通収納するＵ字溝体
のプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の上方開口部
に覆着する蓋体からなると共に、ワイヤハーネスの引き
出し電線の電気接続用コネクタを、前記プロテクタ本体
内に収納するワイヤハーネス用成形プロテクタにおい
て、前記プロテクタ本体または前記蓋体に、前記電気接
続用コネクタ引き出し用のコネクタ窓を設けると共に、
前記電気接続用コネクタを接続するワイヤハーネス用ジ
ヨイントコネクタを内側に保持する開閉ドアーを設けた
構造を特徴とするワイヤハーネス用成形プロテクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7044949A JPH08223737A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ワイヤハーネス用成形プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7044949A JPH08223737A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ワイヤハーネス用成形プロテクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223737A true JPH08223737A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12705747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7044949A Pending JPH08223737A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ワイヤハーネス用成形プロテクタ |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JPH08223737A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2011120318A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス用のプロテクタ |
| EP2703228A1 (en) * | 2012-08-29 | 2014-03-05 | Yazaki Corporation | Protector |
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-
1995
- 1995-02-09 JP JP7044949A patent/JPH08223737A/ja active Pending
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