JP2011120318A - ワイヤハーネス用のプロテクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース本体の一方の側壁の一部に外方に向けて拡張してジョイントコネクタ収容部を突設し、該ジョイントコネクタ収容部に位置決め固定爪を突設すると共に、該ジョイントコネクタ収容部を囲む側壁に設けた開口に導通検査用蓋を開閉自在に取り付け、ワイヤハーネスの一部の端末に接続されたジョイントコネクタ本体を前記ジョイントコネクタ収容部に配置して前記位置決め固定爪で固定しており、前記導通検査用蓋を開いて導通確認用コネクタを前記開口を通してジョイントコネクタ収容部に挿入して前記ジョイントコネクタ本体に嵌合して導通検査を行えるようにし、導通検査後に前記開口を通してジョイントコネクタ蓋を前記ジョイントコネクタ本体に取り付け、該ジョイントコネクタ蓋の取付後に前記導通検査用蓋を閉鎖する構成としている。
【選択図】図1
Description
チェックコネクタ102を導通検査する時には、前記開閉蓋104を開いてチェックコネクタ102を取り出し、導通検査後には、チェックコネクタ収容部101に戻して開閉蓋104をロックしている。
底壁および該底壁の幅方向の両端から突設した側壁とで囲んだワイヤハーネス貫通空間を有する上面開口のケース本体と、前記上面開口を閉鎖する蓋とを備え、
前記ケース本体の一方の側壁の一部に外方に向けて拡張してジョイントコネクタ収容部を突設し、該ジョイントコネクタ収容部に位置決め固定爪を突設すると共に、該ジョイントコネクタ収容部を囲む側壁に設けた開口に導通検査用蓋を開閉自在に取り付け、
前記ワイヤハーネス貫通空間に挿通するワイヤハーネスの一部の端末に接続されたジョイントコネクタ本体を前記ジョイントコネクタ収容部に配置して前記位置決め固定爪で固定しており、
前記導通検査用蓋を開いて導通確認用コネクタを前記開口を通してジョイントコネクタ収容部に挿入して前記ジョイントコネクタ本体に嵌合して導通検査を行えるようにし、導通検査後に前記開口を通してジョイントコネクタ蓋を前記ジョイントコネクタ本体に取り付け、該ジョイントコネクタ蓋の取付後に前記導通検査用蓋を閉鎖する構成としているワイヤハーネス用のプロテクタを提供している。
該導通検査用蓋は、前記開口を囲む底壁に薄肉ヒンジを介して連結している。
図1乃至図4に示す実施形態のプロテクタ1は二輪車に配索するワイヤハーネス2を保護すると共に配索経路規制用である。
ケース本体5は底壁7および該底壁7の幅方向の両端から突設した側壁8、9とで囲んだワイヤハーネス貫通空間Cを有する上面開口の樋形状である。蓋6はケース本体5の上面開口を閉鎖する形状である。該蓋6の幅方向端縁に設けたロック爪6aをケース本体5の側壁8、9に設けたロック枠8a、9aに挿入係止してロック結合できるようにしている。
前記ジョイントコネクタ収容部10の両側壁10aと10bの先端側には導通検査用蓋11で開閉する開口10dを設けている。導通検査用蓋11は前記開口10dの下面の底壁10cに薄肉ヒンジ12を介して開閉自在に連結している。
前記導通検査用蓋11には係止枠11aを突設し、蓋6の上面に設けた爪6gに挿入係止して、開口10dを閉鎖するようにしている。蓋6の内面側にジョイントコネクタ20を上方から押さえる押さえリブ6rを突設している。
ジョイントコネクタ20は、複数の電線3の端末に接続した端子(図示せず)を挿入係止しているジョイントコネクタ本体21と、該ジョイントコネクタ本体21の電線挿入側と反対側に嵌合するジョイントコネクタ蓋22とからなる。該ジョイントコネクタ蓋22にはジョイントバスバー(図示せず)が収容され、ジョイントコネクタ蓋22をジョイントコネクタ本体21に嵌合すると、ジョイントコネクタ本体21内に挿入係止している端子がジョイントバスバーと接続して、前記複数の電線はジョイントされるものである。
かつ、ジョイントコネクタ本体の蓋嵌合面21aと導通検査用蓋11との間には、前記ジョイントコネクタ蓋22をジョイントコネクタ本体21に嵌合した状態で収容できる空間をあけている。
また、ジョイントコネクタ本体21の一方側壁21cは前記一側壁10aに沿って位置させている。
前記ジョイントコネクタ本体21は位置決め固定爪14A、14Bおよび位置決め棒15A、15Bで位置決め固定する。ついで、蓋6を回転させてケース本体5の上面開口を閉鎖し、蓋6をケース本体5にロック結合する。この時、ジョイントコネクタ収容部10の導通検査用蓋11は開き、開口10dをあいた状態としている。
このように、ジョイントコネクタ20の導通検査時に、ジョイントコネクタ本体21をプロテクタ1から取り出すことなく、導通確認用コネクタ30をプロテクタ1の内部に開口10dを通して挿入して行っている。
ついで、ジョイントコネクタ20のジョイントコネクタ蓋22を開口10dを通してジョイントコネクタ収容部10内に差し込み、ジョイントコネクタ本体21に嵌合する。
その後、開いていた導通検査用蓋11を上向きに回転させて開口10dをふさぎ、導通検査用蓋11の係止枠11aを蓋6の上面の係止爪6gと係止している。
かつ、ジョイントコネクタ20の導通検査は、ジョイントコネクタ収容部20の開口10dを通して導通確認用コネクタ30をジョイントコネクタ収容部10内に挿入してジョイントコネクタ本体21と嵌合させ、プロテクタ1からジョイントコネクタ20を取り出すことなく行っている。よって、ジョイントコネクタ20に接続した電線3に取り出し用に電線余長部を設ける必要はない。よって、ジョイントコネクタ収容部10に余長電線の収容空間を設ける必要はなく、ジョイントコネクタ収容部20をコンパクトにすることができ、プロテクタ全体の搭載スペースを減少できる。
2 ワイヤハーネス
3 電線
5 ケース本体
6 蓋
7 底壁
8、9 側壁
10 ジョイントコネクタ収容部
10a、10b 両側壁
10c 底壁
10d 開口
11 導通検査用蓋
14(14A、14B) 位置決め固定爪
20 ジョイントコネクタ
21 ジョイントコネクタ本体
22 ジョイントコネクタ蓋
30 導通確認用コネクタ
Claims (2)
- 車両に配索されるワイヤハーネスを挿通する樹脂成形品からなるプロテクタであって、 底壁および該底壁の幅方向の両端から突設した側壁とで囲んだワイヤハーネス貫通空間を有する上面開口のケース本体と、前記上面開口を閉鎖する蓋とを備え、
前記ケース本体の一方の側壁の一部に外方に向けて拡張してジョイントコネクタ収容部を突設し、該ジョイントコネクタ収容部に位置決め固定爪を突設すると共に、該ジョイントコネクタ収容部を囲む側壁に設けた開口に導通検査用蓋を開閉自在に取り付け、
前記ワイヤハーネス貫通空間に挿通するワイヤハーネスの一部の端末に接続されたジョイントコネクタ本体を前記ジョイントコネクタ収容部に配置して前記位置決め固定爪で固定しており、
前記導通検査用蓋を開いて導通確認用コネクタを前記開口を通してジョイントコネクタ収容部に挿入して前記ジョイントコネクタ本体に嵌合して導通検査を行えるようにし、導通検査後に前記開口を通してジョイントコネクタ蓋を前記ジョイントコネクタ本体に取り付け、該ジョイントコネクタ蓋の取付後に前記導通検査用蓋を閉鎖する構成としているワイヤハーネス用のプロテクタ。 - 前記導通検査用蓋は、前記開口を囲む底壁に薄肉ヒンジを介して連結している請求項1に記載のワイヤハーネス用のプロテクタ。
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