JP3956133B2 - 型枠パネル及びパネル保持部材 - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は、土木建築工事においてコンクリート型枠の堰板に使用される金属製の型枠パネルに関する。
背景技術
従来、コンクリート型枠の堰板には主として合板製の型枠パネルが使用されてきたが、森林保護の観点や、施工解体作業の煩雑さ、使用後の処分問題等の理由から、躯体コンクリートが硬化した後も解体せずにそのまま埋め戻すことのできる金属製の型枠パネルが開発されている。この種の金属製型枠パネルは、薄肉鋼板を板金加工により成形したもので、適所に補強のためのリブ部が鉛直方向に形成されている。型枠の組立に際しては、捨てコンクリートの上に設置したパネル保持部材に沿って型枠パネルを建て込んだ後、打設されるコンクリートの圧力に耐え得るように、型枠パネルのリブ部同士をセパレータで連結する。金属製型枠パネルは一定の幅(例えば有効幅600mm)に成形されており、複数の型枠パネルをつなぎ合わせて所要幅の堰板とするようになっている。型枠パネルの幅よりも狭い端数箇所が生じた場合には、型枠パネルを切断したものや別の金属パネルを使用して寸法調整を行っていた。その際、パネルの切断やセパレータを挿通するための穴の穿設等の加工を現場で行っていたので、作業能率が悪い上、精度や強度に問題が生じることがあった。
前記セパレータは両端部に雄ねじが切られた棒材で、型枠パネルとの連結に際しては、第14図に示すように、セパレータ31の両端雄ねじ部31aを型枠パネル1のリブ部に形成されたセパレータ挿通穴4から外方に突出させ、これに締付具と称する金具32を螺着する。そして、締付具32の上に横方向の補強用鋼管33を載置し、該鋼管に締め金具34を嵌め付けてから、締付具の溝穴32aに楔35を差し込んで鋼管33を型枠パネル1の外面に固定するのである。
ところで、セパレータ31や締付具32はもともと合板製型枠パネルへの使用を想定して作られたものであるので、肉厚の薄い金属製型枠パネルに使用する場合には肉厚調節用のスペーサ36や、締付具螺着時に締付具と一緒にセパレータが回ってしまうのを防止する座金37を使用する必要があった。このように、使用する部材の点数が多いので、型枠構築作業に手間がかかると共に、資材の管理が煩わしかった。
型枠パネルには予めセパレータ挿通穴が所定間隔で穿設されており、型枠のコーナー部で型枠パネルを折り曲げて使用する場合や、前述の如く型枠パネルを適当幅に切断して使用する場合にも対応できるようになっているが、このセパレータ挿通穴から打設されたコンクリートが漏出するという弊害があった。
また、合板製型枠パネルへの使用を想定して作られたセパレータには、合板製型枠に食い込んでセパレータが回らないようにする張出部31bが形成されている。
このため、従来の金属製型枠パネルのセパレータ挿通穴は、セパレータ31の張出部31bの外寸よりも直径が大きい円形(第15図参照)、もしくは対角線の長さが張出部31bの外寸よりも長い正方形(第16図参照)になっていた。
しかしながら、上記従来の金属製型枠パネルのようにセパレータ挿通穴が円形や正方形であると、セパレータ挿通穴の内周面とセパレータの外周面との間の遊びが多いので、コンクリート打設時の衝撃やバイブレータの振動により、第17図に示すように、セパレータ31がずれて締付具32の内端面が型枠パネル1のリブ部2の周辺部分から外れてしまうことがある。すると、締め金具34が緩んだり外れたりして、型枠自体が変形や破損して打設したコンクリートが流出するという事故にもなりかねない。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、現場でのコンクリート型枠の構築作業を容易かつ能率的に行うことができるともに、堅固に組み上がる型枠金属製型枠パネルを提供することを課題としている。
発明の開示
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。
この発明にかかる型枠パネルは、コンクリート打設面側に凸となるように屈曲した山折り屈曲条とコンクリート打設面側に凹となるように屈曲した谷折り屈曲条とが互いに平行に複数設けられ、これら山折り屈曲条及び谷折り屈曲条に条方向のスリットが一直線上に適当間隔で複数形成された拡縮部を有することを特徴としている。
山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の屈曲角度を変更することにより、拡縮部を山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の条方向と交差する方向に拡縮させられる。山折り屈曲条及び谷折り屈曲条には条方向のスリットが一直線上に適当間隔で複数形成されているので、山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の屈曲角度を変更することは容易である。このため、現場で型枠パネルの有効幅を容易に変更することができ、型枠の寸法調整のために型枠パネルを切断したり別の金属パネルを用意することが不要となり、型枠構築の作業能率が向上すると共に、型枠の精度や強度を向上させられる。また、現場で廃材がでないので、後処理の問題がなくなり、環境保全にも役立つことになる。
型枠パネルには予め複数のセパレータ挿通穴を所定間隔で形成しておくと、セパレータを型枠パネルに連結するのに便利であり、その場合、前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向と交差する方向の中央部に位置するセパレータ挿通穴は、前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向の端部が尖った形状をしておけば、上記セパレータ挿通穴の列に沿って型枠パネルを折り曲げることが容易になる。
また、前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向と交差する方向の中央部に位置するセパレータ挿通穴は、輪郭の大半を切断し、残された輪郭の非切断部を介して輪郭の内側部分と輪郭の外側部分とが連結した構造としておけば、通常時は打設されたコンクリートの漏出を防止し、必要に応じて前記非切断部を切除もしくは折り曲げることにより前記輪郭の内側部分を除去してセパレータを挿通可能にすることができる。
さらに、少なくとも前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向と交差する方向の一方端に位置するセパレータ挿通穴は、外周縁の一部が穴の中心側へ突出した形状をしており、セパレータ挿通状態において前記突出部分がセパレータによってパネル面と交差する方向に屈折させられ、その屈折させられた突出部分がセパレータの軸部と係合して当該セパレータの軸回りの回転を規制するように構成すれば、従来の金属製型枠パネルに使用されていたセパレータ回り止めの座金が不要となる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
第1図乃至第7図は型枠パネルを表し、この型枠パネル1は、薄肉鋼板(肉厚0.35mm程度)を板金加工により成形し、亜鉛等でメッキされている。型枠パネル1のサイズは例えば横600mm(有効幅)×縦1800mmの長方形で、必要に応じて複数枚を横方向につなぎ合わせて所要幅の堰板とする。
型枠パネル1は、縦方向を向いたリブ部2と拡縮部3とが横方向に交互に配列され、リブ部2には縦方向に所定間隔でセパレータ挿通穴4が形成されている。横方向の一方端に位置するリブ部2Aに形成されているセパレータ挿通穴(第一セパレータ挿通穴とする)4Aは円形の穴である。これに対し、横方向の他方端に位置するリブ部2Bに形成されているセパレータ挿通穴(第二セパレータ挿通穴とする)4Bは、第2図に示すように、2個の菱形を一部が互いに重なる状態で上下(縦方向)に2個並べた形状をしており、外周縁の上下中央部が穴の中心側へ突出した形状をしている。型枠パネル1を構成する鋼板の肉厚は薄いので、第二セパレータ挿通穴の外周部に形成される突出部分5はパネルの面と交差する方向の外力が加わると比較的簡単に屈折する。
また、横方向の中央部に位置するリブ部2Cに形成されているセパレータ挿通穴(第三セパレータ挿通穴とする)4Cは、第3図に示すように、長い方の対角線が縦方向、短い方の対角線が横方向を向いた菱形をしている。この第三セパレータ挿通穴4Cは、輪郭の大半が切断し、一部残された非切断部6を介して輪郭の内側部分と輪郭の外側部分とが連結した構造をしており、初期状態では穴が閉塞されているが、必要に応じて非切断部6を切除もしくは折り曲げて輪郭の内側部分を除去することにより、上記正方形の穴が形成されるようになっている。
第三セパレート挿通穴4Cの大きさは、第3図において二点鎖線で示すように、縦方向の寸法L1はセパレータ31の張出部31bの外寸よりも大きく、横方向の寸法L2は前記張出部31bの外寸よりも小さく且つセパレータ31の直径よりも大きくなっている。なお、上記条件を満たすのであれば、第三セパレータ挿通穴4を菱形以外の形状とすることもできる。例えば、第12図に示すような長方形、第13図に示すような楕円形、或いはその他の形状としてもよい。
第三セパレータ挿通穴4Cと第三セパレータ挿通穴4Cの間隔部には、縦方向のスリット7が形成されている。このため、第三セパレータ挿通穴4Cが縦方向の端部が尖った形状をしていることと相まって、リブ部2Cを縦方向の折り曲げ線12に沿って容易に折り曲げられるようになっている。
なお、符号8はビス穴で、第一セパレータ挿通穴4Aと第一セパレータ挿通穴4Aとの間隔部に、第一セパレータ挿通穴と同ピッチで穿設されている。また、横方向の外端縁9,9は内側に折り返され、補強と取扱の安全とが図られている。
拡縮部3は、コンクリート打設面側に凸となるように屈曲した山折り屈曲条10と、その両側に位置するコンクリート打設面側に凹となるように屈曲した一対の谷折り屈曲条11,11とが互いに平行に設けられている。これら山折り屈曲条10及び谷折り屈曲条11,11には、条方向のスリット7が一直線上に適当間隔で複数形成されている。このため、人手だけで比較的容易に山折り屈曲条10及び谷折り屈曲条11,11の屈曲角度を変更することができる。拡縮部3は常態では第4図(a)のようになっているが、各屈曲条の角度を大きくすると同図(b)のように横幅が拡張し、各屈曲条の角度を小さくすると同図(c)のように横幅が縮小される。したがって、現場で型枠パネルの有効幅を容易に変更することができ、型枠の寸法調整のために型枠パネルを切断したり別の金属パネルを用意することが不要となり、型枠構築の作業能率が向上すると共に、型枠の精度や強度を向上することができる。また、現場で廃材がでないので、後処理の問題がなくなり、環境保全にも役立つことになる。
また、各拡縮部3の山折り屈曲条10及び谷折り屈曲条11,11の角度を調節すると共に、リブ部2Cを縦方向の折り曲げ線に沿って折り曲げることにより、第5図乃至第7図に示すように、型枠パネル1を所望の形状に変形させることができる。
第8図及び第9図はパネル保持部材を表している。このパネル保持部材20は、一方向に長尺で、断面形状が底面部21と該底面部の両端から上方に起立する長さの異なる一対の起立部22,23とからなる略コ字型をしている。型枠パネル1の端部をパネル保持部材20の内側に円滑に案内できるように、短い方の起立部22の先端部22aは外側に斜めに屈曲させてある。また、短い方の起立部22には所定間隔で、当該パネル保持部材を捨てコンクリート上に固定するコンクリ釘を底面部に打つ場合に釘打ち機やハンマーの操作を可能とするための開口部24が形成されている。
また、上記開口部24の両側には上下に2箇所づつコ字型の切断線に囲まれた保持高さ調節片25が設けられている。この保持高さ調節片25は内側に折り曲げ可能で、折り曲げ状態では型枠パネル1の下端を下側から支えるようになっている。各保持高さ調節片25の高さは異なっていて、いずれの保持高さ調節片も折り曲げない場合を含めて型枠パネル1の保持高さを4段階に調節することができる。さらに、開口部24の両側の両側近傍には、ビス穴26,26が穿設されている。
パネル保持部材20の底面部21の一方の端部には、長尺方向の切り込み27が形成されている。切り込み27の末端部27aは、応力が集中しないように、切り込みの幅よりも大径の円形になっている。この切り込み27を設けることにより、一対の起立部21,22の間隔が狭くなるようにパネル保持部材20の端部を撓ませられるので、別のパネル保持部材20の端部に起立部の間隔を狭くしたパネル保持部材20の端部を内側に嵌め込んで、複数のパネル保持部材20を継ぎ合わせることが可能となっている。
次に、上記型枠パネル1及びパネル保持部材20を使用した型枠の構築方法について説明する(第10図、第11図参照)。
まず、捨てコンクリート30上の所要位置にパネル保持部材20をコンクリ釘で固定する。開口部24に面する底板部21の位置にコンクリ釘を打つようにすると、釘打ち機やハンマーの操作が容易である。
次いで、パネル保持部材20の内側に下端部が嵌合する状態で型枠パネル1を建て込む。捨てコンクリート30の上面に凹凸があってパネル保持部材20が水平になっていない場合は、第9図に示すように、保持高さ調節片25で型枠パネル1の下端が水平になるように調節する。横方向に型枠パネル1を並べてゆき、隣接する一対の型枠パネル1の横方向最外側のリブ部2A,2B同士をビスで仮止めする。その際、第一セパレータ挿通穴がある側のリブ部2Aを外側にし、ビス穴8を利用してビスをねじ込む。
その後、互いに対向する型枠パネル1,1同士をセパレータ31と締付具32を用いて連結する。型枠パネル1を有効幅いっぱいを使って並べてある場合は、一対の型枠パネル1のそれぞれ第一セパレータ挿通穴2Aと第二セパレータ挿通穴2Bとにセパレータの端部が内側から外側に向けて貫通される。それに伴い、第2図において鎖線で示すように、第二セパレータ挿通穴2Bの突出部分5,5が第一セパレータ挿通穴2Aを通って外側に屈折させられる。そして、セパレータ31の雄ねじ31aに締付具32を螺着するのであるが、上記屈折した突出部分5,5がセパレータの軸部に形成された張出部31b,31bに係合してセパレータ31の回転が拘束されているので、締付具32を確実に螺着させることができる。締付具32の内端面はリブ部2Aの外面に受けられる。このセパレータ連結部の構造とすることにより、従来の金属製型枠パネルに使用されていた肉厚調節用のスペーサや、セパレータ回り止めの座金が不要となっている。
標準横幅(例えば600mm)よりも狭い型枠パネル1や広い型枠パネル1が必要な場合には、拡縮部3を拡大または縮小させることにより、これに対応することができる。また、型枠のコーナー部等では、第5図乃至第7図に示すように、型枠パネル1を所望の形状に変形させて使用することができる。リブ部2及び拡縮部3,…は比較的狭い間隔で配列されているので、曲面に近い滑らかな面が得られる。
また、第三セパレータ挿通穴4Cにセパレータ31を挿通して型枠パネル1、1同士を連結する場合は、第三セパレータ挿通穴4Cを輪郭の内側部分を除去して所定の菱形の穴とし、これにセパレータ31を挿通する。第3図に示すように、第三セパレータ挿通穴4Cの径が大きい方向(縦方向)とセパレータ31の張出部31bの方向とを一致させることにより、第三セパレータ挿通穴4Cにセパレータ31を挿通することができる。第三セパレータ挿通穴4Cにセパレータ31を挿通した状態では、第三セパレータ挿通穴4Cの内周面とセパレータ31の外周面との間にほとんど遊びがないので、コンクリート打設時の衝撃やバイブレータの振動が加わってもセパレータ31がずれることがない。
このように型枠パネル1を建て込んだならば、前記方法で型枠パネル1の外側に横方向の補強用鋼管33を締め付け固定する。型枠パネル1は、縦方向のリブ部2及び拡縮部3が多数設けられているので、超薄板で成形されているにもかかわらず、縦方向の曲げに対しては高い強度を有している。このため、横方向に補強用鋼管33を設けるだけで十分な強度の型枠が得られる。
最後に、型枠パネル1の上端キャップとして、パネル保持部材20を型枠パネル1の上端部に取り付ける。パネル保持部材20は、断面コ字型の本体部分だけからなるシンプルな構造であると共に、一方の端部に形成された切り込み27を利用して長尺方向に簡単に継ぎ足せる構成であるので、上端キャップにも流用できるのである。
そして、型枠内にコンクリートを打設する。リブ部2及び拡縮部3に形成されているスリット7からコンクリートの余剰水が適度に排出され、理想的な状態でコンクリートが硬化する。常態では第三セパレータ挿通穴4Cは閉塞されているので、ここからコンクリートが漏出することはない。コンクリートが硬化したならば、補強用鋼管33を解体し、セパレータ31から締付具32を取り外す。型枠パネル1やセパレータ31はそのままにして埋め戻される。
産業上の利用可能性
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる型枠パネルは、横幅の調節が可能で、しかも縦方向の折り曲げ線に沿って折り曲げることができるので、所要寸法及び形状の堰板を容易に構築することができる共に、種々の細工が施されたセパレータ挿通穴が設けられているので、セパレータの架設作業が容易で、さらにセパレータの架設に要する部材の数を削減できるようになる。
よって、本発明にかかる型枠パネルを使用してコンクリート型枠を構築すると、作業能率が向上する、構築されたコンクリート型枠の精度や強度が優れている、付属の部材の点数を減らせる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、型枠パネル1の(a)正面図、及び(b)平面図であり、第2図は、第二セパレータ挿入穴の(a)正面図、及び(b)平面図である。第3図は、第三セパレータ挿入穴の(a)正面図、及び(b)平面図であり、第4図は、拡縮部3の(a)常態、(b)拡張状態、及び(c)収縮状態を表す平面図である。そして、第5図は、変形させた型枠パネル1の平面図その1であり、第6図は、変形させた型枠パネル1の平面図その2、第7図は、変形させた型枠パネル1の平面図その3である。第8図は、パネル保持部材の(a)正面図、(b)平面図、及び(c)側面図であり、第9図は、パネル保持部材で型枠パネルを保持する状態を示す側面図である。第10図は、型枠の斜視図であり、第11図は、型枠の要部の断面図である。また、第12図は、異なる第三セパレータ挿入穴の形状を示す図であり、第13図は、さらに異なる第三セパレータ挿入穴の形状を示す図である。第14図は、従来の型枠パネルの組み立て状態を示す断面図であり、第15図は、従来のセパレータ挿入穴の形状を示す図その1である。そして、第16図は、従来のセパレータ挿入穴の形状を示す図その2であり、第17図は、従来のセパレータ挿入穴にセパレータを挿通した状態を示す断面図である。

Claims (4)

  1. コンクリート打設面側に凸となるように屈曲した山折り屈曲条とコンクリート打設面側に凹となるように屈曲した谷折り屈曲条とが互いに平行に複数設けられ、これら山折り屈曲条及び谷折り屈曲条に条方向のスリットが一直線上に適当間隔で複数形成された拡縮部を有することを特徴とする型枠パネル。
  2. 所定間隔で配置された複数のセパレータ挿通穴を備え、前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向と交差する方向の中央部に位置するセパレータ挿通穴は、前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向の端部が尖った形状をしている請求の範囲第1項記載の型枠パネル。
  3. 前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向と交差する方向の中央部に位置するセパレータ挿通穴は、輪郭の大半を切断し、残された輪郭の非切断部を介して輪郭の内側部分と輪郭の外側部分とが連結した構造をしている請求の範囲第2項記載の型枠パネル。
  4. 所定間隔で配置された複数のセパレータ挿通穴を備え、少なくとも前記山折り屈曲条及び谷折り屈曲条の方向と交差する方向の一方端に位置するセパレータ挿通穴は、外周縁の一部が穴の中心側へ突出した形状をしており、セパレータ挿通状態において前記突出部分がセパレータによってパネル面と交差する方向に屈折させられ、その屈折させられた突出部分がセパレータの軸部と係合して当該セパレータの軸回りの回転を規制するように構成された請求の範囲第1項乃至請求の範囲第3項のいずれかに記載の型枠パネル。
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