JP3954381B2 - 弾球遊技機のアース接続機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に代表される弾球遊技機のアース接続機構に関し、さらに詳しくは、弾球遊技機に設けられた前枠と、一端側に設けられたヒンジ機構により前枠に横開き開閉可能に取り付けられた上球皿との間に設けられたアース接続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機に代表される弾球遊技機では、遊技球として鉄系合金を主体とした金属材料が使用される一方で、遊技球が移動する経路、例えば遊技施設側の遊技球供給装置における供給樋部材や、パチンコ機におけるタンク部材、賞球の給排出通路等にはABS樹脂やポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂材料が多用されているため、遊技球がこれらの部材と接触し擦り合って移動する間に静電気を帯びやすく、また一旦帯電するとその電位を保持しやすいという特性がある。
【0003】
一方、近年の弾球遊技機は、遊技の趣向性を向上させるため、いわゆるマイコン遊技機やデジタル遊技機といわれる遊技機が主流になっており、遊技機内部にマイクロプロセッサを搭載した主制御基板をはじめ、賞球制御基板、ランプ・音声制御基板、画像制御基板等の多種多様な回路基板が搭載されている。これら回路基板の電子回路は、一般的に高ピーク電圧のパルス状ノイズに弱く、何等の静電対策をも行わない場合には、遊技球に蓄積した静電気が絶縁破壊により気中放電して静電気ノイズを発生し、これに起因して制御上の誤動作を生じたり、回路に実装されたICチップが破損するなど、種々の障害を発生するおそれがある。
【0004】
このため、近年の弾球遊技機には、遊技球の電位があまり高くならないうちに電荷を放出させ、静電気を蓄積させないようにするアース装置が遊技球の移動経路に設けられている。例えば、賞球(遊技球)を貯留して整列させる上球皿にも、賞球(遊技球)と接触する位置にアース板金が設けられており、このアース板金にアース線を接続してアース端子と結線させる。これにより帯電した賞球(遊技球)の電位はアース電位に地絡される。
【0005】
ところで、上球皿の裏側には球送り装置や発射レール、打球発射装置のハンマーヘッド部などが配設されおり、遊技中や終了後に各部の点検や調整を行う必要がある。このため、上球皿は前枠左側部に設けられたヒンジ機構で揺動開閉および着脱が自在に支持され、右側部に設けられたロック装置で閉鎖保持可能に取り付けられている。これにより、上球皿を前枠に対して横開き開放した状態で点検や調整等を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上球皿の開閉および着脱時において、アース板金とアース端子とを結線するのに必要なアース線の長さが変化するため、これらを考慮してアース線の長さに余裕を持たせる必要がある。そのため、上球皿の開閉および着脱時にアース線が撓み、上球皿を前枠に対して閉鎖状態にする際に、アース線が上球皿と前枠との間に挟まれて破損するおそれがあった。また、上球皿は遊技者に操作可能な状態で横方向に長く形成されており、遊技者が上球皿の中央部を撓ませて変形させ、遊技機を不正に操作するおそれもあった。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、上球皿を故意に変形させて不正操作を行うことを防止することが可能な弾球遊技機のロック装置を提供するとともに、このロック装置を利用して簡潔なアース接続を行うことができるアース接続機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、請求項1に記載の発明は、固定保持用の外枠と、外枠に固定保持され、所定の遊技構成部材を装備した前枠と、一端側に設けられたヒンジ機構により前枠に横開き開閉可能に取り付けられ、賞球を貯留して整列させる上球皿と、上球皿における賞球と接触する位置に設けられ、帯電した賞球の電位を受け取るアース板金(例えば、実施形態における球誘導レール63や通出樋用アース板66)と、前枠に設けられた外部接地用のアース端子とを備えた弾球遊技機において、上球皿の他端側に、上球皿と前枠との間に上球皿と前枠とをロック保持する第一ロック装置が設けられ、上球皿の中央部に、上球皿と前枠との間に上球皿と前枠とをロック保持する第二ロック装置が設けられる。そしてこの第二ロック装置をロックすることによりアース板金とアース端子とが電気的に接続され、帯電した賞球の電位をアース電位に地絡可能に構成される。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、固定保持用の外枠と、外枠に固定保持され、所定の遊技構成部材を装備した前枠と、一端側に設けられたヒンジ機構により前枠に横開き開閉可能に取り付けられ、賞球を貯留して整列させる上球皿と、上球皿における賞球と接触する位置に設けられ、帯電した賞球の電位を受け取るアース板金(例えば、実施形態における球誘導レール63や通出樋用アース板66)と、前枠に設けられた外部接地用のアース端子とを備えた弾球遊技機において、上球皿の他端側に、上球皿と前枠との間に上球皿と前枠とをロック保持する第一ロック装置が設けられ、上球皿の中央部に、アース板金に電気的に接続されて上球皿に設けられた可動部材(例えば、実施形態における揺動部材81)と、アース端子に電気的に接続されて前枠に設けられた係合部材(例えば、実施形態における係合ピン81)とで構成され、可動部材を移動させ係合部材に係合させて上球皿と前枠とをロック保持する第二ロック装置が設けられる。そしてこの第二ロック装置をロックすることによりアース板金とアース端子とが電気的に接続され、帯電した賞球の電位をアース電位に地絡可能に構成される。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、固定保持用の外枠と、外枠に固定保持され、所定の遊技構成部材を装備した前枠と、一端側に設けられたヒンジ機構により前枠に横開き開閉可能に取り付けられ、賞球を貯留して整列させる上球皿と、上球皿における賞球と接触する位置に設けられ、帯電した賞球の電位を受け取るアース板金(例えば、実施形態における球誘導レール63や通出樋用アース板66)と、前枠に設けられた外部接地用のアース端子とを備えた弾球遊技機において、上球皿の他端側に、上球皿と前枠との間に上球皿と前枠とをロック保持する第一ロック装置が設けられ、上球皿の中央部に、アース板金に電気的に接続されて上球皿に設けられた係合部材(例えば、実施形態における係合ピン281)と、アース端子に電気的に接続されて前枠に設けられた可動部材(例えば、実施形態における上下動部材281)とで構成され、可動部材を移動させ係合部材に係合させて上球皿と前枠とをロック保持する第二ロック装置が設けられる。そしてこの第二ロック装置をロックすることによりアース板金とアース端子とが電気的に接続され、帯電した賞球の電位をアース電位に地絡可能に構成される。
【0011】
このように構成された弾球遊技機のアース接続機構によれば、上球皿の端部に第一ロック装置が設けられるのに加え上球皿の中央部にも第二ロック装置が設けられるため、上球皿の中央部を撓ませることが困難であることから、上球皿を故意に変形させて不正操作を行うことを防止することができる。また、第二ロック装置をロックすることによりアース板金とアース端子とが電気的に接続されるため、上球皿に設けられたアース板金にアース線を接続してアース端子と結線する必要がなくなり、簡潔にアース接続を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。また実施例では本発明に係る弾球遊技機の代表例としてパチンコ機を採り上げて説明する。まず、本発明が適用されるパチンコ機PMについて、その概要構成を図1〜図3を参照して説明する。ここで、図1はパチンコ機PMを正面から見た正面図、図2はパチンコ機PMを裏面から見た背面図、図3は後述するガラス扉5および上球皿6を開いた状態におけるパチンコ機PMの正面図を示している。なお、図2では遊技盤の裏面構成を記載省略している。
【0013】
パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠を成す外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側上下に配設されたヒンジ部材3a,3bにより横開き開閉および着脱可能に取り付けられ、正面右側に設けられた施錠装置4を利用して外枠1と係合された閉鎖状態で遊技に供される。
【0014】
前枠2の正面側には、前枠2の前側面域に合わせた方形状のガラス扉5が横開き開閉および着脱が可能に組付けられており、常には施錠装置4を利用して前枠2の前面を覆う閉止状態で保持される。さらに、遊技球を貯留して整列させる上球皿6が、左側部に設けられたヒンジ機構(詳細は後述する)により横開き開閉および着脱が可能に組付けられており、常には上球皿6の右側部に設けられた第一ロック装置70および上球皿6の中央部に設けられた第二ロック装置80(詳細は後述する)を利用して前枠2の前面を覆う閉止状態で保持される。前枠2の下部には下球皿7および遊技球の発射操作を行う操作ハンドル8が取り付けられている。
【0015】
ガラス扉5の背後に位置する前枠2の裏面上部には、図示省略する方形枠状の収容枠が前枠2と一体に成形されており、この収容枠に所定のゲージ設定で構成された遊技盤20が複数の係合レバー17,17…により着脱交換可能にセット保持されその前面域をガラス扉5に臨ませている。
【0016】
遊技盤20は、表面にセルが貼り付けられた化粧板21の前面側に、帯状の外レール22aおよび内レール22bが円弧状に固設され、この内側に遊技領域PAが区画される。遊技領域PAには多数本の遊技釘とともに、複数の風車23、一般入賞具24や始動入賞具25並びに大入賞口26などの入賞具、周囲に飾り部を有した図柄表示装置28などが設けられ、遊技領域PAの下端には入賞具に入賞せずに落下した遊技球を排出させるアウト口27が設けられている。入賞具に落入した遊技球(「セーフ球」という)は、各入賞具に設けられた入賞球検出センサで検出され、化粧板21を貫通するセーフ球通路孔を通って遊技盤20の裏面側に排出される。また、アウト口27に集められたアウト球は化粧板21を貫通するアウト球通路孔を通って遊技盤20の裏面側に排出される。
【0017】
前枠2の裏側には、裏セット盤BSPが上下のヒンジ18,18で横開き開閉および着脱が可能に装備され、常には閉鎖レバー19,19…を利用して遊技盤20の裏面を覆うように閉鎖保持される。裏セット盤BSPには、裏セット盤BSPの中央に設けられた遊技盤20から突出する画像制御基板(図示せず)を受容する窓口31の上部に装備されて遊技球の貯留・供給処理を行う球貯留供給機構32や、窓口31の右側方に装備されて球貯留供給機構32から導かれる遊技球の払い出し処理を行う賞球払出機構33などの賞球機構が設けられるとともに、賞球払出機構33の下方に位置して同機構33から払い出された遊技球(「賞球」という)を上・下の球皿6,7に排出するための賞球払出経路34、窓口31の下方に位置して遊技盤20の裏面側に排出されるアウト球およびセーフ球(これらをまとめて「遊技済み球」という)を集合させ、遊技施設側の回収バケットに排出させる遊技済み球排出経路(図示せず)などが形成されている。
【0018】
また、裏セット盤BSPの裏面側には、このパチンコ機の作動を統括的に制御する主制御基板91や、賞球の払出制御を行う賞球制御基板92、効果照明や効果音の作動制御を行うランプ・音声制御基板93、各制御基板や電子部品に所定の電力を供給する電源基板94、複数のコネクタが取り付けられて制御信号や電力の中継等を行う中継基板95、遊技機の作動状態を遊技施設側に出力するためのターミナル基板96などの各種回路基板や、賞球カセット97などの電子部品が取り付けられ、各機器が図示しないワイヤーハーネスで接続される。
【0019】
図3に示すように、前枠2の後部側下部には打球発射装置9が取り付けられており、打球発射装置9と遊技盤20との間、すなわち遊技盤20の直下に位置する前枠2の中間部には、打球発射装置9によって打ち出された遊技球を遊技盤20の外レール22aに向けて案内する発射レール41や効果音を発生させるスピーカ44などが取り付けられるとともに、発射レール41の上端側で上方に開口し下部で下球皿7と繋がるファール口42、ファール口42の球通路と連絡し下球皿7に通じる下球皿出口43、裏機構盤から払い出される賞球の出口である通出口45などが設けられている。前枠2におけるこれらの領域は遊技補助盤40と称されており、この遊技補助盤40の前面を覆うように方形状の上球皿6が横開き開閉自在に組付けられる。
【0020】
また、遊技補助盤40の裏面側にアース線75のケーブル77が通る凹部46が形成されており(図2参照)、凹部46を覆って蓋板47が取り付けられている。そして凹部46の底面中央部および右側面には、アース線75のケーブル77を挿通させる中央ハーネス通し46aおよび右ハーネス通し46bが形成されている。
【0021】
上球皿6は、遊技補助盤40の前面を覆うように形成された当て板部61と、この当て板部61の正面側に取り付けられ、遊技球を貯留するとともに貯留した賞球(遊技球)を傾斜下方(図1における右方向)に向けて一列に整列させる球皿部62とを備えて構成され、さらに球皿部62の下流部には球抜きレバー62aが取り付けられている。当て板部61の裏面側には、球皿部62で整列された賞球(遊技球)を1個ずつ発射レール41上に供給する球送り装置69が取り付けられており、また、球抜きレバー62aが操作されたときに遊技球を集合回収口43を介して下球皿7に排出する球戻し口(図示せず)などが設けられている。当て板部61の左上部には通出口45と位置整合して通出樋65が形成されており、通出口45から排出される賞球が通出樋65を通って球皿部62に導かれるように構成されている。
【0022】
上球皿6を前枠2における遊技補助盤40の前面を覆う閉止状態で保持する第一ロック装置70は、上球皿6の右側部に上球皿6と遊技補助盤40との間に設けられており、前枠2側に設けられたロック機構71と、上球皿6における当て板部61の裏面右側に取り付けられ、ロック機構71と係合するロック金具72とを備えて構成されている。
【0023】
パチンコ機PMは、上球皿6およびガラス扉5が閉止施錠された状態(図1に示す状態)で遊技に供され、上球皿6に遊技球を貯留させて操作ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。操作ハンドル8の操作レバーが回動操作されると、上球皿6に貯留した遊技球がこの球皿に装備された球送り装置によって1球ずつ発射レール41上に送出され、打球発射装置9のハンマーに打ち出されて遊技盤20の遊技領域PAに導かれ、以降パチンコゲームが展開される。
【0024】
以上概要説明したように、上球皿6は前枠2の左側部に設けられたヒンジ機構により横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、常には上球皿6の右側部に設けられた第一ロック装置および上球皿6の中央部に設けられた第二ロック装置を利用して前枠2における遊技補助盤40の前面を覆うように閉鎖保持されている。以下に、図4〜図8を加えて参照しながら、第二ロック装置80について詳細に説明する。なお、図4は第二ロック装置80を分解した状態を示す斜視図、図5は第二ロック装置80の取り付け部周辺を上球皿6の正面側から見た状態を示す部分断面拡大図、図6は第二ロック装置80の取り付け部周辺を上球皿6の裏面側から見た状態を示す部分断面拡大図、図7は第二ロック装置80の取り付け部周辺を示す平面拡大図(部分断面図)、そして、図8は第二ロック装置80の取り付け部周辺を示す側面拡大図(部分断面図)である。
【0025】
第二ロック装置80は、当て板部61の裏側に鉛直面内で揺動可能に取り付けられる揺動部材81と、遊技補助盤40の前面に揺動部材81と係合可能に取り付けられる係合ピン82と、揺動部材81を枢結する支軸83と、揺動部材81が支軸83の中心軸を中心に揺動し易くするため揺動部材81とともに取り付けられる金属製の取付座金84および中間座金85とから構成され、揺動部材81が揺動位置から鉛直位置に揺動して係合ピン82と係合することにより、上球皿6は遊技補助盤40の前面を覆う閉止状態で保持される。
【0026】
揺動部材81は、所定板厚の金属板を切断、折り曲げ、孔あけなどの成形手段により各図に示す形状に形成される。揺動部材81の中央部には支軸穴81aが孔あけ形成されており、この支軸穴81aに支軸83が挿入される。そして、揺動部材81の下端部には係合口81bが係合ピン82の係合部82aの形状に合わせて切り出し形成されている。また、揺動部材81の上端部にはL字状の指掛け部81cが図5の正面から見て奥側に折り曲げ形成されており、作業者がこの指掛け部81cに指を掛けて揺動部材81を揺動させやすいように構成されている。なお、感電防止等のため、樹脂材料などの絶縁材料を用いて形成されたキャップ部材を、指掛け部81cに取り付けてもよい。
【0027】
係合ピン82は、金属製の丸棒からねじ形状に切り出し成形され、この係合ピン82の一端に側面視H形状の係合部82aが、揺動部材81の下端部に形成された係合口81bと係合可能に形成されている。また、係合ピン82の他端には、端子接続部82bがアース線75のキャップ型端子76と接続可能に形成されている。
【0028】
アース線75は、多芯の撚り線構成からなる金属導体層の表面に絶縁被覆が施されたケーブル77と、その一端に圧着接続されたキャップ型端子76とを有して構成され、キャップ型端子76が係合ピン82の端子接続部82bに接続され、ケーブル77の他端78が例えばターミナル基盤96のアース端子98に接続されて係合ピン82をアース電位に地絡可能に構成されている。アース線75のケーブル77は、第二ロック装置80のロック動作の邪魔になったり、遊技球の流れを阻害したりしないように、遊技補助盤40の裏面側を通して配線される。なお、この配線経路については後述する。
【0029】
支軸83は金属製の丸棒からねじ形状に切り出し成形され、支軸83側から、取付座金84、揺動部材81、中間座金85、そして球皿部62に設けられた球誘導レール63の部材接続部63aの順で、それぞれを当て板部61の裏側に形成された当て板部取付ボス67に共締め固定するとともに、揺動部材81を揺動可能に支持する。
【0030】
球皿部62は、その主要部が例えばABS樹脂等の樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段により形成されており、当て板部61の正面側にねじ等で固定され、賞球(遊技球)を貯留するとともに貯留した賞球(遊技球)を傾斜下方(図5における右方向)に向けて一列に整列させる。そして、球皿部62の上縁部に沿って、通出口45から排出されるまでの経路で帯電した賞球(遊技球)の電位を受け取る球誘導レール63が取り付けられている。
【0031】
球誘導レール63は、所定板厚の金属薄板を用い、切断、折り曲げ、孔あけ等の成形手段により各図に示す形状に形成され、必要に応じて所定の表面処理を施して構成される。また、球誘導レール63は球皿部62の上縁部を覆うように断面視コの字状に折り曲げ形成されており、球皿部62の上縁部に嵌め込まれて固定されるか、もしくは接着剤などで固定される。そして、球誘導レール63が球皿部62の上縁部に取り付けられた状態で、球誘導レール63の上面が球皿部62の底面とほぼ同一面上になるように構成されている。球誘導レール63にはさらに、揺動部材81と電気的に接続されるようにするため、部材接続部63aが球誘導レール63の途中から垂直に伸びて一体に折り曲げ形成されており、部材接続部63aの先端に孔あけ形成された部材接続穴63bに支軸83が挿入されて、当て板部61の裏面側に形成された当て板部取付ボス67に揺動部材81等と共締め固定される。
【0032】
当て板部61は、その主要部が例えばABS樹脂等の樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段により、遊技補助盤40の前面を覆うように形成されている。当て板部61の中央部には貫通口64が形成され、当て板部61の正面側に球皿部62が取り付けられた状態で、球誘導レール63に一体形成された部材接続部63aが貫通口64を通り抜けて当て板部61の裏面側に位置するように構成されている。
【0033】
当て板部61の左上部には通出口45と位置整合して通出樋65が形成されており、通出口45から排出される賞球が通出樋65を通って球皿部62に導かれるように構成されている。そして、通出樋65には通出口45から排出されるまでの経路で帯電した賞球(遊技球)の電位を受け取る通出樋用アース板66が取り付けられている。通出樋用アース板66は所定板厚の金属薄板を用い、切断、折り曲げ等の成形手段により形成され、必要に応じて所定の表面処理を施して構成される。また、通出樋用アース板66は通出樋65の内部底面および内部側面を覆い、さらに通出樋65の内部底面から当て板部61の正面側に沿って鉛直下方に伸びるように形成され、当て板部61の正面側に球皿部62が取り付けられた状態で、球誘導レール63と当接して電気的に接続されるように構成されている。
【0034】
当て板部61の裏面側中央部には当て板部取付ボス67がねじ孔を有して形成されており、この当て板部取付ボス67に、当て板部取付ボス67側から部材接続部63a、中間座金85、揺動部材81、そして取付座金84の順で、それぞれが支軸83に共締め固定されるとともに、揺動部材81が支軸83を中心として揺動可能に支持される。そして、球誘導レール63に一体形成された部材接続部63aが中間座金85と常に接触し、さらに中間座金85が揺動部材81と常に接触しているため、球誘導レール63と揺動部材81は電気的に接続される。
【0035】
また、当て板部61の裏面側上部には、当て板部61の裏面側に配線されたワイヤーハーネス(図示せず)などを保護するためのハーネス押さえ68が設けられており、揺動部材81が支軸取付ボス部67に取り付けられた状態で、揺動部材81はハーネス押さえ68と当て板部61の隙間を通り抜け、揺動部材81の上端部、すなわち指掛け部81cがハーネス押さえ68の上端部に位置するように形成されている。そしてハーネス押さえ68の上端部には、指掛け部81cがハーネス押さえ68の上端部と干渉しないように切り欠き68aが形成されており、これにより指掛け部81cがハーネス押さえ68と干渉することなく揺動部材81を揺動させることができるとともに、揺動部材81が揺動する範囲を規制して揺動操作を容易にすることができる。
【0036】
遊技補助盤40の前面中央部には、取付孔48がねじ孔を有して形成されており、この取付孔48には係合ピン82が取り付けられている。さらに取付孔48は、取付孔48に係合ピン82が取り付けられた状態で、端子接続部82bが遊技補助盤40の内部空間に突出するように構成される。そして、遊技補助盤40の内部空間に突出した端子接続部82bにキャップ型端子76が接続される。また、遊技補助盤40の裏面側にはアース線75のケーブル77が通る凹部46が形成されており、凹部46を覆って蓋板47が取り付けられている。そして凹部46の底面中央部および右側面には、アース線75のケーブル77を挿通させる中央ハーネス通し46aおよび右ハーネス通し46bが形成される。
【0037】
ところで、上球皿6を前枠2に対して開閉自在に支持するヒンジ機構は、図3、図5および図6に示すように、前枠2の左側部における上下中間位置に取り付けられた上部ヒンジ部材51、前枠2の左下部に取り付けられた下部ヒンジ部材52、当て板部61の左上部裏側に形成された軸穴部53、当て板部61の左下部裏側に形成された軸受部54、軸受部54に支持される支軸55などで構成され、これにより上球皿6が横開き開閉および着脱可能に支持される。
【0038】
当て板部61が遊技補助盤40の前面を覆う状態で、揺動部材81を揺動位置から鉛直位置に揺動させると、揺動部材81の下端部に形成された係合口81bが係合ピン82の頭部に形成された係合部82aに位置して係合する。これにより、上球皿6の中央部に設けられた第二ロック装置80によって上球皿6が遊技補助盤40の前面を覆う閉止状態で保持される。このとき、側面視H形状に形成された係合部82aの内側側面が、板状に形成された揺動部材81の表裏両面と接触するガイドとなっているため、係合口81bが係合部82aと係合した状態で揺動部材81は係合ピン82と電気的に接続される。そのため、係合口81bが係合部82aと係合することにより、球誘導レール63および通出樋用アース板66とアース端子98は電気的に接続される。これにより、通出口45から排出されるまでの経路で帯電した賞球(遊技球)は球誘導レール63および通出樋用アース板66と接触し、賞球(遊技球)が球皿部62で整列されて球送り装置69に至るまでの過程でアース電位に地絡され、電位的に安定した状態で発射レール41上に供給される。
【0039】
このため、以上のような構成のロック装置によれば、上球皿6の右側部に第一ロック装置が設けられるのに加え、上球皿6の中央部にも第二ロック装置80が設けられるため、上球皿6の中央部を撓ませることが困難であることから、上球皿6を故意に変形させて不正操作を行うことを防止することができる。また、第二ロック装置80をロックすることにより球誘導レール63および通出樋用アース板66とアース端子98が電気的に接続されるため、球皿部62に設けられた球誘導レール63にアース線を接続してアース端子98と結線する必要がなくなり、簡潔にアース接続を行うことができる。
【0040】
なお、上述の実施形態において、係合ピン82の頭部に側面視H形状の係合部82aが係合口81bと係合可能に形成され、この係合部82aの内側側面が板状に形成された揺動部材81の表裏両面と接触するガイドとなっているが、これに限られるものではなく、揺動部材側にガイドを設けてもよい。例えば図9に示すように、揺動部材181の下端部に形成された係合口181bに断面視コの字状のガイド181dがさらに形成され、このガイド181dの内部側面が係合部182aを有してねじ形状に切り出し成形された係合ピン182の頭部の表裏両面と接触するように構成されていれば、同様の効果を得ることができる。
【0041】
次に、第二ロック装置の第二実施形態について図10〜図12を参照して説明する。ここで、図10は第二ロック装置280を分解した状態を示す斜視図、図11は第二ロック装置280の取り付け部周辺を上球皿6が開いた状態で遊技補助盤40の前面側から見た状態を示す部分断面拡大図、そして、図12は第二ロック装置280の取り付け部周辺を示す側面拡大図(部分断面図)である。なお、本実施例の第二ロック装置280は、上述した第一実施例の第二ロック装置80と遊技補助盤40の一部形状のみ異なり、他の装置構成は同様であるため同一部位に同一番号を付して重複説明を省略する。
【0042】
本実施例における第二ロック装置280は、遊技補助盤40の前面に上下動可能に取り付けられる上下動部材281と、当て板部61の裏側に上下動部材281と係合可能に取り付けられる係合ピン282と、上下動部材281を上下動可能に固定するとともに上下動部材281の下動範囲を規制する上部ねじ283と、上下動部材281を上下動可能に固定するとともに上下動部材281の上動範囲を規制する下部ねじ284と、上下動部材281を上下動し易くするため上部ねじ283および下部ねじ284とともに取り付けられる金属製の上部座金285および下部座金286とから構成され、上下動部材281が上動位置から下動して係合ピン282と係合することにより、上球皿6は遊技補助盤40の前面を覆う閉止状態で保持される。
【0043】
上下動部材281は、所定板厚の金属板を切断、折り曲げ、孔あけなどの成形手段により各図に示す形状に形成される。上下動部材281の中央部には長穴281aが孔あけ形成されており、この長穴281aに上部ねじ283および下部ねじ284が挿入される。そして、上下動部材281の下端部には、係合口281bが係合ピン282の係合部282aの形状に合わせて切り出し形成されており、さらに、係合口281bが係合部282aに位置して係合する際にガイドとしての役割を果たす係合部ガイド281dが、係合口281bから下方に伸びてハの字状に形成されている。また、上下動部材281の上端部にはL字状の指掛け部281cが図11の正面から見て手前側に折り曲げ形成されており、作業者がこの指掛け部281cに指を掛けて上下動部材281を上下動させやすいように構成されている。なお、感電防止等のため、樹脂材料などの絶縁材料を用いて形成されたキャップ部材を、指掛け部281cに取り付けてもよい。
【0044】
係合ピン282は、金属製の丸棒からねじ形状に切り出し成形され、この係合ピン282の頭部に係合部282aが、上下動部材281の下端部に形成された係合口281bと係合可能に形成されている。そして係合ピン282は、球誘導レール63の途中から垂直に伸びて一体に折り曲げ形成された部材接続部63aを、当て板部61の裏面側中央部に形成された当て板部取付ボス67に固定する。このとき、係合ピン282が部材接続部63aと常に接触するため、係合ピン282と球誘導レール63は電気的に接続される。
【0045】
上部ねじ283は金属製の丸棒からねじ形状に切り出し成形され、上部座金285とともに上下動部材281を遊技補助盤40の前面側に形成された上部取付ボス248に上下動可能に固定する。そして、下部ねじ284は金属製の丸棒からねじ形状に切り出し成形され、下部座金286とともに上下動部材281を遊技補助盤40の前面側に形成された下部取付ボス249に上下動可能に固定する。また、下部ねじ284の先端部分には、端子接続部284aがアース線75のキャップ型端子76と接続可能に形成されている。そして、アース線75のキャップ型端子76が下部ねじ284の端子接続部284aに接続され、アース線75のケーブル77の他端78が例えばターミナル基盤96のアース端子98に接続されて、アース線75が下部ねじ284をアース電位に地絡可能に構成されている。なお、下部ねじ284に端子接続部284aがキャップ型端子76と接続可能に形成されているが、これに限られるものではなく、上部ねじ283に端子接続部がキャップ型端子76と接続可能に形成され、キャップ型端子76と接続されるようにしてもよい。
【0046】
遊技補助盤40の前面中央部には、前述の実施例における取付孔48に替わり、上部取付ボス248および下部取付ボス249がねじ孔を有して形成されている。そして上部取付ボス248および下部取付ボス249には、上下動部材281が上部ねじ283および下部ねじ284によりそれぞれ上下動可能に固定される。さらに下部取付ボス249は、下部取付ボス249に下部ねじ284が取り付けられた状態で、端子接続部284aが遊技補助盤40の内部空間に突出するように構成される。そして、遊技補助盤40の内部空間に突出した端子接続部284aにキャップ型端子76が接続される。
【0047】
上下動部材281が上部ねじ283および下部ねじ284により上下動可能に固定された状態では、上下動部材281を上動させると長穴281aの下端部が下部ねじ284と当接し、上下動部材281を下動させると長穴281aの上端部が上部ねじ283と当接することにより、上下動部材281の上下動範囲が規制される。また、下部ねじ284が金属製の下部座金286と常に接触し、さらに下部座金286が上下動部材281と常に接触しているため、上下動部材281と下部ねじ284は電気的に接続される。
【0048】
遊技補助盤40の前面中央部における上部取付ボス248および下部取付ボス249の左右両側には、上下動部材281の左右の動きを規制する規制ガイド250が形成されており、これにより上下動部材281を上下動させたときに上下動部材281が左右に動くことがないため、容易に上下動部材281を係合ピン282に係合させることができる。
【0049】
当て板部61が遊技補助盤40の前面を覆う状態で、上下動部材281を上動位置から下動させると、上下動部材281の下端部に形成された係合口281bが係合ピン282の頭部に形成された係合部282aに位置して係合する。これにより、上球皿6の中央部に設けられた第二ロック装置280によって上球皿6が遊技補助盤40の前面を覆う閉止状態で保持される。このとき、係合口281bと係合部282aとが接触した状態であるため、係合口281bが係合部282aと係合した状態で上下動部材281と係合ピン282は電気的に接続される。そのため、係合口281bが係合部282aと係合することにより、球誘導レール63および通出樋用アース板66とアース端子98は電気的に接続される。これにより、通出口45から排出されるまでの経路で帯電した賞球(遊技球)は球誘導レール63および通出樋用アース板66と接触し、賞球(遊技球)が球皿部62で整列されて球送り装置69に至るまでの過程でアース電位に地絡され、電位的に安定した状態で発射レール41上に供給される。なお、係合口281bから下方に伸びてハの字状に形成された係合部ガイド281dが、上下動部材281が上動位置から下動し、係合口281bが係合部282aに位置して係合する際にガイドとしての役割を果たすため、円滑に係合口281bが係合部282aと係合できるようになっている。
【0050】
以上のような構成のロック装置によれば、上球皿6の右側部に第一ロック装置が設けられるのに加え、上球皿6の中央部にも第二ロック装置280が設けられるため、上球皿6の中央部を撓ませることが困難であることから、上球皿6を故意に変形させて不正操作を行うことを防止することができる。また、第二ロック装置280をロックすることにより球誘導レール63および通出樋用アース板66とアース端子98が電気的に接続されるため、球皿部62に設けられた球誘導レール63にアース線を接続してアース端子98と結線する必要がなくなり、簡潔にアース接続を行うことができる。
【0051】
なお、第二ロック装置の第二実施形態において、上下動部材281を上動位置から下動させて係合ピン282と係合させているが、これに限られるものではなく、例えば図13に示すように、揺動部材381を揺動位置から鉛直位置に揺動させて係合ピン282と係合させるようにしてもよい。すなわち、揺動部材381がその中央部に支軸383が挿入される支軸穴(図示せず)、下端部に係合ピン282と係合する係合口381b、そして上端部にL字状の指掛け部81cを有して所定板厚の金属板から切断、折り曲げ、孔あけなどの成形手段により図13に示す形状に形成され、先端部分にキャップ型端子76と接続可能に形成された端子接続部383aを有してねじ形状に形成された金属製の支軸383により、揺動部材381が金属製の取付座金384とともに下部取付ボス249に枢結されるようにすれば、同様の効果を得ることができる。
【0052】
また、上述の各実施形態において、通出樋65には通出樋用アース板66が取り付けられているが、例えば図14に示すように、賞球口45内部底面に賞球口45の内部底面を覆うとともに通出樋用アース板66と接触するように形成された賞球口用アース板45aを設けてもよく、さらに、賞球払出経路34の内部底面に賞球払出経路34の内部底面を覆うとともに賞球口用アース板45aと接触するように形成された賞球払出経路用アース板34aを設けてもよい。このようにすれば、球誘導レール63と通出樋用アース板66に加え、賞球口用アース板45aおよび賞球払出経路用アース板34aがそれぞれ電気的に接続されるため、賞球(遊技球)が各アース板と接触する機会が多くなり、より効果的に賞球(遊技球)をアース電位に地絡させることができる。
【0053】
なお、第二ロック装置の第一実施形態において、揺動部材81が当て板部61の裏側に鉛直面内で揺動可能に取り付けられ、係合ピン82が遊技補助盤40の前面に揺動部材81と係合可能に取り付けられているが、これに限られるものではなく、係合ピン82が当て板部61の裏側に揺動部材81と係合可能に取り付けられ、揺動部材81が遊技補助盤40の前面に鉛直面内で揺動可能に取り付けられるようにしてもよい。また、第二ロック装置の第二実施形態において、上下動部材281が遊技補助盤40の前面に上下動可能に取り付けられ、係合ピン282が当て板部61の裏側に上下動部材281と係合可能に取り付けられているが、これに限られるものではなく、係合ピン282が遊技補助盤40の前面に上下動部材281と係合可能に取り付けられ、上下動部材281が当て板部61の裏側に上下動可能に取り付けられるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による弾球遊技機のアース接続機構によれば、上球皿の端部に第一ロック装置が設けられるのに加え上球皿の中央部にも第二ロック装置が設けられるため、上球皿の中央部を撓ませることが困難であることから、上球皿を故意に変形させて不正操作を行うことを防止することができる。また、第二ロック装置をロックすることによりアース板金とアース端子とが電気的に接続されるため、上球皿に設けられたアース板金にアース線を接続してアース端子と結線する必要がなくなり、簡潔にアース接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の正面図である。
【図2】上記パチンコ機の裏面側を示す背面図である。
【図3】上記パチンコ機におけるガラス扉と上球皿とを開放した状態を示す正面図である。
【図4】第一実施例のロック装置における第二ロック装置の構成を示す分解斜視図である。
【図5】第一実施例のロック装置において、第二ロック装置の取り付け部周辺を示す正面図(部分断面拡大図)である。
【図6】第一実施例のロック装置において、第二ロック装置の取り付け部周辺を示す背面図(部分断面拡大図)である。
【図7】第一実施例のロック装置において、第二ロック装置の取り付け部周辺を示す平面図(部分断面拡大図)である。
【図8】第一実施例のロック装置において、第二ロック装置の取り付け部周辺を示す側面図(部分断面拡大図)である。
【図9】第一実施例のロック装置において、第二ロック装置の別形態を示す平面図(部分断面拡大図)である。
【図10】第二実施例のロック装置における第二ロック装置の構成を示す分解斜視図である。
【図11】第二実施例のロック装置において、第二ロック装置の取り付け部周辺を示す正面図(部分断面拡大図)である。
【図12】第二実施例のロック装置において、第二ロック装置の取り付け部周辺を示す側面図(部分断面拡大図)である。
【図13】第二実施例のロック装置において、第二ロック装置の別形態を示す斜視図である。
【図14】アース板金の別形態を示す側面図(断面拡大図)である。
【符号の説明】
BSP 裏セット盤
PA 遊技領域
PM パチンコ機
1 外枠
2 前枠
3a,3b ヒンジ部材
4 施錠装置
5 ガラス扉
6 上球皿
7 下球皿
8 操作ハンドル
9 打球発射装置
17 係合レバー
18 ヒンジ
19 閉鎖レバー
20 遊技盤
21 化粧板
22a 外レール
22b 内レール
23 風車
24 一般入賞具
25 始動入賞具
26 大入賞口
27 アウト口
28 図柄表示装置
30 基枠体
31 窓口
32 球貯留供給機構
33 賞球払い出し機構
34 賞球払い出し経路
34a 賞球払い出し経路用アース板
40 遊技補助盤
41 発射レール
42 ファール口
43 下球皿出口
44 スピーカ
45 通出口
46 凹部
46a 中央ハーネス通し
46b 右ハーネス通し
47 蓋板
48 取付孔(第一実施例)
51 上部ヒンジ部材
52 下部ヒンジ部材
53 軸穴部
54 軸受部
55 支軸
61 当て板部
62 球皿部
62a 球抜きレバー
63 球誘導レール
63a 部材接続部
63b 部材接続穴
64 貫通口
65 通出桶
66 通出桶用アース板
67 当て板部取付ボス
68 ハーネス押さえ
68a 切り欠き
69 球送り装置
70 第一ロック装置
71 ロック機構(第一ロック装置)
72 ロック金具(第一ロック装置)
75 アース線
76 キャップ型端子
77 ケーブル
78 他端
80 第二ロック装置(第一実施例)
81 揺動部材
81a 支軸穴
81b 係合口
81c 指掛け部
82 係合ピン
82a 係合部
82b 端子接続部
83 支軸
84 取付座金
85 中間座金
91 主制御基板
92 賞球制御基板
93 ランプ・音声制御基板
94 電源基板
95 中継基板
96 ターミナル基板
97 賞球カセット
98 アース端子
181 揺動部材(第一実施例の別形態)
181b 係合口
181d ガイド
182 係合ピン(第一実施例の別形態)
182a 係合部
248 上部取付ボス(第二実施例)
249 下部取付ボス(第二実施例)
250 規制ガイド(第二実施例)
280 第二ロック装置(第二実施例)
281 上下動部材
281a 長穴
281b 係合口
281c 指掛け部
281d 係合部ガイド
282 係合ピン
282a 係合部
283 上部ねじ
284 下部ねじ
284a 端子接続部
285 上部座金
286 下部座金
381 揺動部材(第二実施例の別形態)
381b 係合口
381c 指掛け部
383 支軸(第二実施例の別形態)
383a 端子接続部
384 取付座金(第二実施例の別形態)

Claims (3)

  1. 固定保持用の外枠と、
    前記外枠に固定保持され、所定の遊技構成部材を装備した前枠と、
    一端側に設けられたヒンジ機構により前記前枠に横開き開閉可能に取り付けられ、賞球を貯留して整列させる上球皿と、
    前記上球皿における前記賞球と接触する位置に設けられ、帯電した前記賞球の電位を受け取るアース板金と、
    前記前枠に設けられた外部接地用のアース端子とを備え、
    前記上球皿の他端側に、前記上球皿と前記前枠との間に前記上球皿と前記前枠とをロック保持する第一ロック装置が設けられ、
    前記上球皿の中央部に、前記上球皿と前記前枠との間に前記上球皿と前記前枠とをロック保持する第二ロック装置が設けられ、
    前記第二ロック装置をロックすることにより前記アース板金と前記アース端子とが電気的に接続され、帯電した前記賞球の電位をアース電位に地絡可能に構成されていることを特徴とする弾球遊技機のアース接続機構。
  2. 固定保持用の外枠と、
    前記外枠に固定保持され、所定の遊技構成部材を装備した前枠と、
    一端側に設けられたヒンジ機構により前記前枠に横開き開閉可能に取り付けられ、賞球を貯留して整列させる上球皿と、
    前記上球皿における前記賞球と接触する位置に設けられ、帯電した前記賞球の電位を受け取るアース板金と、
    前記前枠に設けられた外部接地用のアース端子とを備え、
    前記上球皿の他端側に、前記上球皿と前記前枠との間に前記上球皿と前記前枠とをロック保持する第一ロック装置が設けられ、
    前記上球皿の中央部に、前記アース板金に電気的に接続されて前記上球皿に設けられた可動部材と、前記アース端子に電気的に接続されて前記前枠に設けられた係合部材とで構成され、前記可動部材を移動させ前記係合部材に係合させて前記上球皿と前記前枠とをロック保持する第二ロック装置が設けられ、
    前記第二ロック装置をロックすることにより前記アース板金と前記アース端子とが電気的に接続され、帯電した前記賞球の電位をアース電位に地絡可能に構成されていることを特徴とする弾球遊技機のアース接続機構。
  3. 固定保持用の外枠と、
    前記外枠に固定保持され、所定の遊技構成部材を装備した前枠と、
    一端側に設けられたヒンジ機構により前記前枠に横開き開閉可能に取り付けられ、賞球を貯留して整列させる上球皿と、
    前記上球皿における前記賞球と接触する位置に設けられ、帯電した前記賞球の電位を受け取るアース板金と、
    前記前枠に設けられた外部接地用のアース端子とを備え、
    前記上球皿の他端側に、前記上球皿と前記前枠との間に前記上球皿と前記前枠とをロック保持する第一ロック装置が設けられ、
    前記上球皿の中央部に、前記アース板金に電気的に接続されて前記上球皿に設けられた係合部材と、前記アース端子に電気的に接続されて前記前枠に設けられた可動部材とで構成され、前記可動部材を移動させ前記係合部材に係合させて前記上球皿と前記前枠とをロック保持する第二ロック装置が設けられ、
    前記第二ロック装置をロックすることにより前記アース板金と前記アース端子とが電気的に接続され、帯電した前記賞球の電位をアース電位に地絡可能に構成されていることを特徴とする弾球遊技機のアース接続機構。
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