JP3953413B2 - ホスト端末エミュレータ及びエミュレータ画面表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータを動作させるための専用端末装置として一般のコンピュータを機能させるソフトウエアであるホスト端末エミュレータに、関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、メインフレーム等の汎用コンピュータを業務用のホストコンピュータとして利用することにより業務を執り行っている業者は、ホストコンピュータに繋がれた専用端末装置を介してしか、ホストコンピュータを操作することができなかった。しかし、近年のコンピュータの高機能化,処理速度の向上,及び通信環境の発達により、一般に市販されるパーソナルコンピュータ等のコンピュータをその専用端末装置として利用することができるようになってきた。そのため、当該業者は、専用端末装置を所有する必要がなくなった。
【0003】
一般のコンピュータを専用端末装置として利用するためには、コンピュータをホストコンピュータとネットワークを介して接続するとともに、ホストコンピュータへデータの送受信を行うための通信制御プログラム,及び、ホスト端末エミュレータと称されるソフトウエアを、そのコンピュータにインストールする必要がある。通信制御プログラムとホスト端末エミュレータとが起動されているコンピュータは、ホスト端末装置と称される。
【0004】
ホスト端末装置は、操作者によってコマンドが入力されると、そのコマンドをホストコンピュータに送信する。このコマンドを受けたホストコンピュータは、そのコマンドに対応する処理を実行し、処理結果を表示するために画面の一部又は全部を更新するための画面データを順次ホスト端末装置へ送信する。各画面データを受けたホスト端末装置は、画面データに基づいて表示中の画面の一部又は全部を次々更新する。その後、ホスト端末装置は、一連の画面更新を終えると、次のコマンドが入力されるまで待機する。
【0005】
ところで、周知のように、本来ホスト端末装置において表示される画面は、数字,英字,カナ,漢字,及び記号などの多数のキャラクタと多数のブランクとにより構成された簡素な画面、すなわち、CUI(Character User Interface)画面である。しかし、最近、ホスト端末装置のGUI(Graphical User Interface)化が要望されており、CUI画面をテキストボックス等のGUIパーツを多用したグラフィカルなGUI画面として表示させることが、求められている。
【0006】
なお、ホストコンピュータからホスト端末装置へCUI画面を表示するものとして送られてくる画面データ(以下、CUI画面データと表記する)は、画面(テキストベース画面)内のテキスト座標系(行と文字数とにより定義される座標系)中の各座標についてそれぞれ用意された座標値,キャラクタコード,及び属性情報とからなるレコードから、構成されている。属性情報は、保護フィールド,非保護フィールド,罫線,色,英字フィールド,カナフィールド,漢字フィールド,及びカーソル初期位置などの属性を示す情報である。CUI画面データがこのように構成されるため、ホスト端末エミュレータがCUI画面データに基づいてGUI画面表示用の画面データ(以下、GUI画面データと表記する)を生成する方法としては、二種類の方法が採用可能であった。
【0007】
第1の方法は、CUI画面に一対一に対応するGUI画面の画面データをCUI画面の全種類について事前に用意する方法である(例えば特許文献1参照)。この第1の方法では、ホスト端末装置は、CUI画面の種類を特定する文字列をCUI画面データ中から抽出し、この文字列に対応するGUI画面データの初期データをディスクから読み出すとともに、CUI画面データ中の他の文字列を初期データ中の所定の位置に組み込むことにより完成したGUI画面データを、出力する。この第1の方法によれば、CUI画面内のキャラクタや属性の配置に依らず、GUI画面内においてGUIパーツを自由に配置することができるので、GUI画面の視認性を高めることができる。
【0008】
第2の方法は、CUI画面においてGUI化の対象となる部分をGUIパーツに逐一置換する方法である。この第2の方法では、ホスト端末装置は、CUI画面データ内の属性情報を各座標について検索し、特定の属性が設定された座標を検出すると、その特定の属性に一意に対応するGUIパーツがその座標に設定されているGUI画面データを生成する。この第2の方法によれば、どの種類のCUI画面データがホストコンピュータから送られてきても、そのCUI画面データに基づいてGUI画面データを生成することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開平06−035855号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の方法によると、出力される可能性のあるいかなる種類のCUI画面に対しても、GUI画面データを作成しておかねばならない。このため、その種類が例えば二千個以上有った場合、GUI画面データの作成、つまり、ホスト端末エミュレータの開発には、膨大な時間と手間を掛けねばならなかった。
【0011】
また、上述した第2の方法によると、非保護フィールド属性と保護フィールド属性のような本来対をなすべき属性の一方が、CUI画面データ中に存在していなかったり適切でない座標に設定されていたりすると、ホスト端末装置がGUI画面データに基づいて表示するGUI画面には、GUIパーツが適切に表示されないことがある。そのため、このようなGUI画面は、返って視認性を阻害する。
【0012】
本発明は、上述したような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、CUI画面においてGUI化の対象となる部分をGUIパーツに逐一置換する場合においても、GUIパーツを適切に表示させるGUI画面データを生成し得るホスト端末装置としてコンピュータを機能させることができるホスト端末エミュレータを、提供することにある。
【0013】
【課題が解決しようとする課題】
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様によるホスト端末エミュレータは、以下のような構成を採用した。
【0014】
すなわち、本発明の第1の態様によるホスト端末エミュレータは、各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、前記第1属性が設定された座標に応じた補正を前記GUI画面データに施させ、前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させることを、特徴としている。
【0015】
このように構成されると、CUI画面データにおいて第1属性が設定された座標に応じて、GUI画面データに補正が施されるので、その座標に起因してGUIパーツが適切に表示されなくなることがない。
【0016】
また、上記の課題を解決するために、本発明の第2の態様によるホスト端末エミュレータは、以下のような構成を採用した。
【0017】
すなわち、本発明の第2の態様によるホスト端末エミュレータは、各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に対応すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、前記第2属性が設定された座標が検出された場合には、その座標に応じた補正を前記GUI画面データに施させ、前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させることを、特徴としている。
【0018】
このように構成されると、CUI画面データにおいて第1属性が設定された座標とこれに応答する第2属性が設定された座標とが検出された場合に、第2属性が設定された座標に応じて、GUI画面データに補正が施されるので、その座標に起因してGUIパーツが適切に表示されなくなることがない。
【0019】
また、上記の課題を解決するために、本発明の第3の態様によるホスト端末エミュレータは、以下のような構成を採用した。
【0020】
すなわち、本発明の第3の態様によるホスト端末エミュレータは、各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に応答すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、前記第2属性が設定された座標が検出されなかった場合には、前記GUIパーツを変形する補正を前記GUI画面データに施させ、前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させることを、特徴としている。
【0021】
このように構成されると、CUI画面データにおいて第1属性が設定された座標が検出された場合において、その第1属性に応答する第2属性が検出されなかったときには、GUIパーツを変形する補正がGUI画面データに施される。このため、第2属性が無いことに起因してGUIパーツが適切に表示されなくなることがない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0023】
図1は、本発明の実施形態を概略的に示す構成図である。本実施形態では、メインフレーム等の汎用コンピュータからなる業務用のホストコンピュータHが、用いられる。ホストコンピュータHは、業務上のデータを蓄積した装置である。また、ホストコンピュータHは、コマンドを受け付けると、そのコマンドに対応する演算処理を実行し、処理結果を表示するために画面の一部又は全部を更新するための画面データを出力する装置である。
【0024】
ホストコンピュータHは、そのベンダ独自の通信アーキテクチャーを通じてゲートウエイ装置Gとの間でデータを送受信する。ゲートウエイ装置Gは、LAN(Local Area Network)等を介して多数のコンピュータ10に、繋がれている。このゲートウエイ装置Gは、ホストコンピュータのベンダ独自の通信プロトコルを、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に変換し、或いは、その逆の変換をする装置である。具体的には、ゲートウエイ装置は、FNA(Fujitsu Network Architecture:富士通株式会社商標)サーバ装置やSNA(Systems Network Architecture:IBM社商標)サーバ装置やHNA(Hitachi Network Architecture:日立株式会社商標)サーバ装置等のいわゆる中継サーバ装置である。
【0025】
図2は、コンピュータ10の内部の概略的な構成図である。コンピュータ10は、キーボードやマウス等の入力装置と各種画面を表示するためのディスプレイ等の表示装置とこれらに繋がれた本体とからなるコンピュータであり、本体の内部に、CPU10a,RAM10b,通信制御装置10c,フレキシブルディスクドライブ(FDD)10d,コンパクトディスクドライブ(CDD)10e,及びハードディスクドライブ(HDD)10f等の各種ハードウエアを、備えている。
【0026】
CPU10aは、各ハードウエア10b〜10fを統合的に制御する中央処理装置である。RAM10bは、CPU10aが利用するプログラムの一部や頻繁に利用するデータが一時的に記録される記録装置である。通信制御装置10cは、LANに接続されたLAN接続ボードであり、LANに接続されたコンピュータとの間のデータの送受信を司る。
【0027】
FDD10d及びCDD10eは、コンピュータ可読媒体であるフレキシブルディスクFDやコンパクトディスクCDに格納されたデータやプログラムを読み出し、或いは、これらディスクFD,CDへデータやプログラムを書き込む装置である。これら各ドライブ10d,10eによって各ディスクFD,CDから読み出されたデータやプログラムは、HDD10fにインストールされる。
【0028】
HDD10fは、各種のデータやプログラムが読み書きされる記録装置である。このHDD10fには、ハードウエアとソフトウエアを総合的に管理するためのオペレーションシステム(OS)プログラム11と、通信制御プログラム12と、ホスト端末エミュレータ13とが、インストールされている。
【0029】
OSプログラム11は、CPU10aに対し、ハードウエアとソフトウエアを総合的に管理させるためのプログラムである。このOSプログラム11は、画面データに基づく画面を上記表示装置に表示させる機能を有する。
【0030】
通信制御プログラム12は、OSI(Open System Interconnection)基本参照モデルにおける第5層においてホストコンピュータHへデータの送受信を行うためのプログラムである。より具体的には、通信制御プログラム12は、CPU10aに対し、後述するホスト端末エミュレータ13による機能から渡されたデータをホストコンピュータHへ送信させ、そのホストコンピュータHから受信したデータをホスト端末エミュレータ13による機能へ引き渡させるプログラムである。
【0031】
ホスト端末エミュレータ13及びこれに付随するデータは、操作者によってコマンドが入力されると、CPU10aに対し、通信制御プログラム12による機能を利用してそのコマンドをホストコンピュータHに送信させ、そのコマンドに対応する処理を実行したホストコンピュータHから、処理結果を表示するための画面データを、通信制御プログラム12による機能を介して受信した場合には、OSプログラム11による機能を利用してその画面データに基づく画面を表示装置に表示させるソフトウエアである。なお、以下では、OSプログラム11による機能を利用した表示を、単に表示と表現し、通信制御プログラム12による機能を利用したデータの送受信を、単に送受信と表現する。
【0032】
このホスト端末エミュレータ13が、コンピュータ10を操作する操作者により起動されると、コンピュータ10では、ホスト端末エミュレート処理が開始される。このホスト端末エミュレート処理が実行されることにより、コンピュータ10は、上述したホストコンピュータを操作するための専用端末装置として機能する。図3は、ホスト端末エミュレート処理の内容を示すフローチャートである。
【0033】
ホスト端末エミュレート処理の開始後、最初のS101では、CPU10aは、事前にHDD10f内に記録されていたログイン画面データをそのHDD10fから読み出し、ログイン画面データに基づいて、ログイン画面を表示装置に表示させる。
【0034】
次のS102では、CPU10aは、上記入力装置のエンターキーが押下されるまで待機する。そして、CPU10aは、上記入力装置のエンターキーが押下されると、処理をS103へ進める。
【0035】
S103では、CPU10aは、S102においてエンターキーが押下された時点でログイン画面内に記述されていたログインID及びパスワードをホストコンピュータHへ送信する。
【0036】
次のS104では、CPU10aは、画面の一部又は全部を更新するための画面データをホストコンピュータHから受信するまで、待機する。なお、ホストコンピュータHから送られてくる画面データ(以下、便宜上、CUI画面データと表記する)は、バイナリ形式のデータであり、論理的には、画面(テキストベース画面)内のテキスト座標系(行と文字数とにより定義される座標系)の座標値とキャラクタコードと属性情報とからなるレコードを、各座標について有している。例えば、画面(実際にはアプリケーションウィンドウ内の画面)の左上隅の座標値を(0,0)とし、右下隅の座標値を(24,80)とすると、画面全体を更新するCUI画面データには、(座標(0,0),キャラクタコード,属性情報),(座標(1,0),キャラクタコード,属性情報),…,(座標(24,80),キャラクタコード,属性情報)が、格納される。属性情報は、保護フィールド,非保護フィールド,罫線,色,英字フィールド,カナフィールド,漢字フィールド,及びカーソル初期位置などの属性を示す情報である。図4は、全画面を更新するためのCUI画面データに基づいて従来の専用端末装置が表示装置に表示した画面(以下、この種の画面を、CUI画面と表記する)の画面例である。この図4に示されるように、CUI画面は、数字,英字,カナ,漢字,及び記号などの多数のキャラクタと多数のブランクとから構成されている。また、各座標のうちの幾つかには、上記属性情報が設定されており、図4では、上述した保護フィールド属性と非保護フィールド属性とが、“[”,“]”により概念的に示されている。但し、これら属性は、本来ならば表示されることがないが、説明上図示されている。ここで、保護フィールド属性が設定された座標と非保護フィールド属性が設定された座標とに挟まれた領域は、非保護フィールドである。非保護フィールドは、操作者がコマンドなどの文字列を入力するための領域として確保されたものである。CPU10aは、この図4に示されるようなCUI画面を表示するためのCUI画面データをホストコンピュータHから受信すると、処理をS105へ進める。
【0037】
S105では、CPU10aは、GUI化サブルーチンを実行する。図5は、GUI化サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【0038】
GUI化サブルーチンの開始後、最初のS201では、CPU10aは、自動変換処理を実行する。この自動変換処理は、一般に行われているものであるので、詳しく説明しない。その概略としては、CPU10aは、CUI画面データ内を各座標について検索し、或る属性が設定された座標を検出すると、事前にHDD10fに記録されていたテーブル(図示略)を参照して、その属性に一意に対応するGUIパーツを特定し、そのGUIパーツがその座標において表示されるように設定された画面データ(以下、GUI画面データと表記する)を生成する。図6は、図4のCUI画面データを自動変換することによってできたGUI画面データに基づいてコンピュータ10によりその表示装置に表示された画面(以下、この種の画面をGUI画面と表記する)の画面例である。この図6に示されるように、図4のCUI画面における非保護フィールドには、テキストボックスが示されている。つまり、この自動処理では、非保護フィールド属性が設定されている座標にテキストボックスの始端を設定し、その座標以後の各座標にテキストボックスが表示されるように設定する。また、保護フィールド属性が設定されている座標にテキストボックスの終端を設定する。CPU10aは、このような自動変換処理を実行した後、処理をS202へ進める。
【0039】
S202では、CPU10aは、テキストボックス補正サブルーチンを実行する。図7及び図8は、テキストボックス補正サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【0040】
テキストボックス補正サブルーチンの開始後、最初のS301では、CPU10aは、CUI画面データ中の各座標のうち、最初の処理対象座標を、特定する。
【0041】
次のS302では、CPU10aは、処理対象座標にカーソル初期位置属性が設定されているか否かを、判別する。そして、CPU10aは、処理対象座標にカーソル初期位置属性が設定されていた場合には、処理をS303へ進める。
【0042】
S303では、CPU10aは、新たなテキストボックスが表示されるように、GUI画面データの設定を変更する。新たなテキストボックスとは、具体的には、処理対象座標に始端を有するとともにこの処理対象座標を含む行の末尾に終端を有するテキストボックスである。なお、ホストコンピュータは、カーソルの初期位置を変更するために、最初の座標にカーソル初期位置属性が設定されただけのCUI画面データを送信してくることがある。このため、S303のステップを経ていないGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図9に示されるように、カーソル位置にテキストボックスが示されないこととなる。しかし、S303では、新たなテキストボックスが表示されるようにGUI画面データの設定が変更されるため、このS303のステップを経たGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図10に示されるように、カーソルが始端に表示されたテキストボックスが示される。CPU10aは、S303を実行した後、テキストボックス補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS203へ処理を進める。
【0043】
一方、S302において、処理対象座標にカーソル初期位置属性が設定されていなかった場合には、処理をS304へ進める。
【0044】
S304では、CPU10aは、処理対象座標に非保護フィールド属性が設定されているか否かを、判別する。そして、CPU10aは、処理対象座標に非保護フィールド属性が設定されていなかった場合には、処理をS316へ進め、処理対象座標に非保護フィールド属性が設定されていた場合には、処理をS305へ進める。
【0045】
S305では、CPU10aは、処理対象座標をRAM10bに記録し、処理をS306へ進める。
【0046】
S306では、CPU10aは、処理対象座標が画面左上隅の座標であるか否かを、判別する。すなわち、CPU10aは、処理対象座標が(0,0)であるか否かを、判別する。そして、CPU10aは、処理対象座標が(0,0)であった場合には、処理をS307へ進める。
【0047】
S307では、CPU10aは、全てのテキストボックスが削除されるように、GUI画面データの設定を変更する。なお、ホストコンピュータは、ログイン後、ホストアプリケーション名やアナウンス等を有する初期画面を表示させるためのCUI画面データを、コンピュータ10に送信する。この初期画面のCUI画面データにおける画面左上隅の座標には、非保護フィールド属性が必ず設定されており、また、当該CUI画面データ内の幾つかの座標には、非保護フィールド属性が設定されているものの、保護フィールド属性が何れの座標にも設定されていない(このような設定はどのベンダにおいても共通する)。このため、S307のステップを経ていないGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図11に示されるように、不要なテキストボックスが初期画面全体に示されることとなる。しかし、S307では、CUI画面データにおいて画面左上隅の座標に非保護フィールド属性が設定されていた場合には、全てのテキストボックスが削除されるようにGUI画面データの設定が変更されるため、このS307のステップを経たGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図12に示されるように、初期画面にテキストボックスが示されなくなる。CPU10aは、S307を実行した後、テキストボックス補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS203へ処理を進める。
【0048】
一方、S306において、処理対象座標が(0,0)でなかった場合には、CPU10aは、処理をS308へ進める。
【0049】
S308では、CPU10aは、CUI画面データにおける処理対象座標以後の各座標において、処理対象座標に設定されている非保護フィールド属性に対応する保護フィールド属性が、存在するか否かを、判別する。そして、CPU10aは、非保護フィールド属性に対応する保護フィールド属性がCUI画面データに存在していた場合には、処理をS309へ進める。
【0050】
S309では、CPU10aは、非保護フィールド属性が設定された座標と保護フィールド属性が設定された座標とに挟まれた非保護フィールドが、三行以上を占領するか否かを、判別する。そして、CPU10aは、非保護フィールドが、三行以上を占領していなかった場合には、処理をS316へ進め、非保護フィールドが三行以上を占領していた場合には、処理をS310へ進める。
【0051】
S310では、CPU10aは、非保護フィールドが三行以上であった場合におけるテキストボックスを変形する指定が、一行化であるかマルチライン化であるかを、判別する。なお、この指定は、コンピュータ10の操作者によって事前に選択されたものである。そして、CPU10aは、テキストボックスを一行化する指定であった場合には、処理をS311へ進める。
【0052】
S311では、CPU10aは、処理対象座標に始端を有するテキストボックスの末端の位置が、処理対象座標を含む一行の末尾までとなるように、GUI画面データの設定を変更する。なお、S311のステップを経ていないGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図13に示されるように、テキストボックスが四行に亘って形成されることとなる。しかし、S311では、テキストボックスが一行となるようにGUI画面データの設定が変更されるため、このS311のステップを経たGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図14に示されるように、四行に亘っていたテキストボックスが一行となり、テキストボックスの終端が画面右端に位置する。CPU10aは、S311を実行した後、処理をS316へ進める。
【0053】
一方、S310において、テキストボックスをマルチライン化する指定であった場合には、CPU10aは、処理をS312へ進める。
【0054】
S312では、CPU10aは、三行以上に亘るテキストボックスがマルチラインとなるように、GUI画面データの設定を変更する。なお、S312のステップを経ていないGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図13に示されるように、テキストボックスが四つのブロックとして形成されることとなる。しかし、S312では、テキストボックスがマルチラインとなるようにGUI画面データの設定が変更されるため、このS312のステップを経たGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図15に示されるように、四つのブロックとして形成されていたテキストボックスが、全体で一つのブロックとして形成される。CPU10aは、S312を実行した後、処理をS316へ進める。
【0055】
また、S308において、非保護フィールド属性に対応する保護フィールド属性がCUI画面データに存在していなかった場合には、CPU10aは、処理をS313へ進める。
【0056】
S313では、CPU10aは、ラップ処理の実行が事前に指定されているか否かを、判別する。なお、ラップ処理とは、或る属性の領域の末端が画面右下隅までに設定されていないときには、その領域を画面左上隅以後にも継続させるという処理である。また、この指定も、コンピュータ10の操作者によって事前に選択されたものである。そして、CPU10aは、ラップ処理の実行が指定されていなかった場合には、処理をS315へ進め、ラップ処理の実行が指定されていた場合には、処理をS314へ進める。
【0057】
S314では、CPU10aは、画面左上隅以後のテキストボックスが表示されないように、GUI画面データの設定を変更する。なお、S314のステップを経ていないGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図16に示されるように、画面左上隅以後にテキストボックスが示される。しかし、S314では、画面左上隅以後のテキストボックスが削除されるようにGUI画面データの設定が変更されるため、このS314のステップを経たGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図17に示されるように、画面左上隅以後には、テキストボックスが示されない。CPU10aは、S314を実行した後、処理をS315へ進める。
【0058】
S315では、CPU10aは、画面右下隅以前のテキストボックスが複数行に亘っている場合には、そのテキストボックスがマルチラインとなるように、GUI画面データの設定を変更する。そして、CPU10aは、処理をS316へ進める。
【0059】
S316では、CPU10aは、CUI画面データ中に未処理の座標が存在するか否かを、判別する。そして、CPU10aは、未処理の座標が存在した場合には、処理をS317へ進める。
【0060】
S317では、CPU10aは、CUI画面データ中の未処理の座標のうち、次の処理対象座標を特定し、処理をS304へ戻す。
【0061】
S304〜S317の処理ループの実行中、CUI画面データ中に未処理の座標が存在しなくなった場合には、CPU10aは、S316において処理を分岐させる。そして、CPU10aは、テキストボックス補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS203へ処理を進める。
【0062】
S203では、CPU10aは、背景補正サブルーチンを実行する。図18は、背景補正サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【0063】
背景補正サブルーチンの開始後、最初のS401では、CPU10aは、GUI画面データ中の各行のうち、最初の処理対象行を、特定する。
【0064】
次のS402では、CPU10aは、処理対象行が奇数行であるか否かを、判別する。そして、CPU10aは、処理対象行が奇数行であった場合には、処理をS403へ進める。
【0065】
S403では、CPU10aは、事前に指定されている奇数行用の色が処理対象行の背景色として表示されるように、GUI画面データの設定を変更する。そして、CPU10aは、処理をS405へ進める。
【0066】
一方、S402において、処理対象行が偶数行であった場合には、CPU10aは、処理をS404へ進める。
【0067】
S404では、CPU10aは、事前に指定されている偶数行用の色が処理対象行の背景色として表示されるように、GUI画面データの設定を変更する。そして、CPU10aは、処理をS405へ進める。
【0068】
S405では、CPU10aは、GUI画面データ中に未処理の行が存在するか否かを、判別する。そして、CPU10aは、未処理の行が存在した場合には、処理をS406へ進める。
【0069】
S406では、CPU10aは、GUI画面データ中の未処理の行のうち、次の処理対象行を特定し、処理をS402へ戻す。
【0070】
S402〜S406の処理ループの実行中、GUI画面データ中に未処理の行が存在しなくなった場合には、CPU10aは、S405において処理を分岐させ、背景補正サブルーチンを終了する。なお、背景補正サブルーチンを経ていないGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図19に示されるように、その背景が、同一の背景色にて示される。しかし、背景補正サブルーチンでは、奇数行と偶数行とが異なる背景色を持つようにGUI画面データの設定が変更されるため、この背景補正サブルーチンを経たGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示した場合には、画面例である図20に示されるように、その背景における奇数行と偶数行とが、異なる背景色にて示されることとなる。CPU10aは、背景補正サブルーチンを実行した後、図5のGUI化サブルーチンにおけるS204へ処理を進める。
【0071】
S204では、CPU10aは、カーソル表示補正サブルーチンを実行する。図21は、カーソル表示補正サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【0072】
カーソル表示補正サブルーチンの開始後、最初のS501では、CPU10aは、一行に亘る下線としてカーソルを表示するように指定されているか否かを、判別する。なお、この指定は、コンピュータ10の操作者によって事前に選択されたものである。そして、一行に亘る下線としてカーソルを表示するように指定されていた場合には、CPU10aは、処理をS502へ進める。
【0073】
S502では、CPU10aは、一行に亘る下線としてカーソルが表示されるように、GUI画面データの設定を変更する。なお、図17は、このように設定が変更されたGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示したときの画面例である。CPU10aは、S502の実行後、カーソル表示補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS205へ処理を進める。
【0074】
一方、S501において、一行に亘る下線としてカーソルを表示するように指定されていなかった場合には、CPU10aは、処理をS503へ進める。
【0075】
S503では、CPU10aは、カーソルが位置するテキストボックス内が他のテキストボックス内の表示色とは異なる表示色にて表示されるように指定されているか否かを、判別する。なお、この指定は、コンピュータ10の操作者によって事前に選択されたものである。そして、カーソルが位置するテキストボックス内が他のテキストボックス内の表示色とは異なる表示色にて表示されるように指定されていた場合には、CPU10aは、処理をS504へ進める。
【0076】
S504では、CPU10aは、カーソルが位置するテキストボックス内が他のテキストボックス内の表示色とは異なる表示色にて表示されるように、GUI画面データの設定を変更する。なお、図22は、このように設定が変更されたGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示したときの画面例である。CPU10aは、S504の実行後、処理をS505へ進める。
【0077】
S505では、CPU10aは、テキストボックス内のテキストが、カーソルの位置するテキストボックス内の表示色と異なる表示色(反転色)にて表示されるように指定されているか否かを、判別する。そして、CPU10aは、テキストボックス内のテキストが、カーソルの位置するテキストボックス内の表示色と異なる表示色にて表示されるように指定されていなかった場合には、カーソル表示補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS205へ処理を進める。一方、テキストボックス内のテキストが、カーソルの位置するテキストボックス内の表示色と異なる表示色にて表示されるように指定されていた場合には、CPU10aは、処理をS506へ進める。
【0078】
S506では、CPU10aは、テキストボックス内のテキストの表示色の属性値が、カーソルの位置するテキストボックス内の表示色とは異なる表示色(反転色)の属性値となるように、GUI画面データの設定を変更する。そして、CPU10aは、S506の実行後、カーソル表示補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS205へ処理を進める。
【0079】
一方、S503において、カーソルが位置するテキストボックス内が他のテキストボックス内の表示色とは異なる表示色にて表示されるように指定されていなかった場合には、CPU10aは、処理をS507へ進める。
【0080】
S507では、CPU10aは、カーソルが位置する行が他の行の表示色とは異なる表示色にて表示されるように指定されているか否かを、判別する。なお、この指定は、コンピュータ10の操作者によって事前に選択されたものである。そして、CPU10aは、カーソルが位置する行が他の行の表示色とは異なる表示色にて表示されるように指定されていなかった場合には、カーソル表示補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS205へ処理を進める。一方、カーソルが位置する行が他の行の表示色とは異なる表示色にて表示されるように指定されていた場合には、CPU10aは、処理をS508へ進める。
【0081】
S508では、CPU10aは、カーソルが位置する行が他の行の表示色とは異なる表示色にて表示されるように、GUI画面データの設定を変更する。なお、図23は、このように設定が変更されたGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示したときの画面例である。CPU10aは、S508の実行後、処理をS509へ進める。
【0082】
S509では、CPU10aは、テキストボックス内のテキストが、カーソルの位置する行の表示色と異なる表示色(反転色)にて表示されるように指定されているか否かを、判別する。そして、CPU10aは、テキストボックス内のテキストが、カーソルの位置する行の表示色と異なる表示色にて表示されるように指定されていなかった場合には、カーソル表示補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS205へ処理を進める。一方、テキストボックス内のテキストが、カーソルの位置する行の表示色と異なる表示色にて表示されるように指定されていた場合には、CPU10aは、処理をS510へ進める。
【0083】
S510では、CPU10aは、テキストボックス内のテキストの表示色の属性値が、カーソルの位置する行の表示色とは異なる表示色(反転色)の属性値となるように、GUI画面データの設定を変更する。そして、CPU10aは、S510の実行後、カーソル表示補正サブルーチンを終了し、図5のGUI化サブルーチンにおけるS205へ処理を進める。
【0084】
S205では、CPU10aは、文字サイズ適正化サブルーチンを実行する。図24は、文字サイズ適正化サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【0085】
文字サイズ適正化サブルーチンの開始後、最初のS601では、CPU10aは、テキストボックス内に表示される文字サイズの属性値を適正化するように指定されているか否かを、判別する。なお、この指定は、コンピュータ10の操作者によって事前に選択されたものである。そして、テキストボックス内に表示される文字サイズの属性値を適正化するように指定されていた場合には、CPU10aは、処理をS602へ進める。
【0086】
S602では、CPU10aは、テキストボックス内に表示される文字サイズの属性値が、指定された縮小文字サイズの属性値となるように、GUI画面データの設定を変更する。そして、CPU10aは、文字サイズ適正化サブルーチンを終了するとともに、図5のGUI化サブルーチンを終了し、図3のメインルーチンにおけるS106へ処理を進める。
【0087】
一方、S601において、テキストボックス内に表示される文字サイズの属性値を適正化するように指定されていなかった場合には、CPU10aは、テキストボックス内に表示される文字サイズの属性値を標準値としたまま、文字サイズ適正化サブルーチンを終了する。そして、CPU10aは、図5のGUI化サブルーチンを終了し、図3のメインルーチンにおけるS106へ処理を進める。
【0088】
S106では、CPU10aは、S105において生成されたGUI画面データに基づく画面を表示装置に表示させる。
【0089】
次のS107では、CPU10aは、画面において更新されるべき部分が全て更新されたか否かを、判別する。すなわち、CPU10aは、一回のコマンドに対する応答としてホストコンピュータHから順次送られてくるCUI画面データの全てについて、S105のGUI化、及び、S106の画面表示を終えたか否かを、判別する。そして、CPU10aは、画面において更新されるべき部分が全て更新されていない場合には、処理をS104へ戻し、画面において更新されるべき部分が全て更新された場合には、処理をS108へ進める。
【0090】
S108では、CPU10aは、上記入力装置におけるエンターキーが押下されるまで待機する。そして、エンターキーが押下された場合には、CPU10aは、処理をS109へ進める。
【0091】
S109では、CPU10aは、エンターキーが押下された時点で画面内に記述されていたコマンドがエンドコマンドであるか否かを、判別する。そして、CPU10aは、画面内に記述されていたコマンドがエンドコマンドでなかった場合には、処理をS110へ進める。
【0092】
S110では、CPU10aは、当該コマンドをホストコンピュータHへ送信し、処理をS104へ戻す。
【0093】
一方、S109において、エンターキーが押下された時点で画面内に記述されていたコマンドがエンドコマンドであった場合には、CPU10aは、処理をS111へ進める。
【0094】
S111では、CPU10aは、エンドコマンドをホストコンピュータHへ送信し、端末エミュレート処理を終了する。
【0095】
以上のようなホスト端末エミュレート処理が実行されるので、本実施形態によると、以下に示されるような効果が得られる。
【0096】
第1に、ホストコンピュータHがカーソルの初期位置を変更するためだけに送信してきたCUI画面データをGUI化した場合、従来、カーソル位置にテキストボックスが形成されなかったため、コンピュータ10の利用者が、コマンドを入力すべき位置を誤認する虞があった(図9参照)。しかし、本実施形態によれば、CUI画面データにおける最初の座標にカーソル初期位置属性が設定されているのを受けて、GUI画面データには、この座標に始端を有するテキストボックスが設定される。従って、利用者は、このGUI画面データに基づく画面に示されるテキストボックスにより、コマンド入力位置を正確に認識することができる(図10参照)。
【0097】
第2に、ホストコンピュータHが初期画面用として送信してきたCUI画面データをGUI化した場合、従来、初期画面全体にテキストボックスが示されてしまっていたため、GUI化された初期画面がコンピュータ10の利用者にとって見にくいものとなっていた(図11参照)。しかし、本実施形態によれば、CUI画面データにおいて非保護フィールド属性が設定された座標が画面左上隅を示すものであるのを受けて、GUI画面データ中に設定されたテキストボックスが全て削除される。従って、このGUI画面データに基づく初期画面は、コンピュータ10の利用者にとって見やすいものとなる(図12参照)。
【0098】
第3に、従来、非保護フィールドが三行以上に亘って設定されているCUI画面データをGUI化した場合、三つ以上のブロックに分割されたテキストボックスがGUI画面に示されてしまっていた。そのため、このGUI画面がコンピュータ10の利用者にとって見にくいものとなっていた(図13参照)。しかし、本実施形態によれば、利用者の指定により、GUI画面データに設定されているテキストボックスが一行化され、或いは、マルチライン化される。従って、このGUI画面データに基づく画面に示されるテキストボックスは、利用者にとって見やすくなる(図14及び図15参照)。
【0099】
第4に、非保護フィールド属性に応答する保護フィールド属性が画面右下隅の座標までに設定されていないCUI画面データがホストコンピュータHから送られてきて、且つ、ラップ処理の実行が指定されていた場合、従来のGUI化では、画面左上隅以後にもテキストボックスが表示されてしまっていた(図16参照)。しかし、本実施形態によれば、ラップ処理の実行が指定されているのを受けて、GUI画面データにおける画面左上隅以後に設定されたテキストボックスが削除される。従って、このGUI画面データに基づく画面に示されるテキストボックスは、利用者にとって見やすくなる(図17参照)。
【0100】
第5に、本実施形態によれば、奇数行と偶数行とで背景色が変わるようにGUI画面データが設定されるので、このGUI画面データに基づく画面において、行の見分けが付きやすくなる(図20参照)。
【0101】
第6に、本実施形態によれば、利用者の指定により、カーソルが、一行に亘る下線として表示されるか、カーソルのあるテキストボックスが他のテキストボックスの表示色と異なる表示色にて表示されるか、カーソルのある行が背景色とことなる色にて表示されるように、GUI画面データの設定が変更される。従って、GUI画面データに基づく画面において、カーソルの位置が分かりやすくなる(図17,図22,及び図23参照)。
【0102】
第7に、本実施形態によれば、テキストボックス内の表示色を変えることにより、或いは、一行の表示色を変えることにより、カーソルを表示する場合において、テキストボックス内のテキストがカーソルの表示色と異なる色にて表示されるように、GUI画面データの設定が変更され得る。従って、GUI画面データに基づく画面において、カーソルのある位置において入力されたテキストが分かりやすくなる。
【0103】
第8に、本実施形態によれば、テキストボックス内のテキストの文字サイズが、縮小文字サイズとなるように、GUI画面データの設定が変更され得る。従って、GUI画面データに基づく画面において、テキストボックス内のテキストがテキストボックスの枠と重なって見にくくなることがなくなる。
【0104】
(付記1)
各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記第1属性が設定された座標に応じた補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムであることを特徴とするホスト端末エミュレータ。
【0105】
(付記2)
前記コンピュータに対し、
前記第1属性が設定された座標が画面左上隅であった場合には、前記GUIパーツを削除する補正を前記GUI画面データに施させるプログラムであることを特徴とする付記1記載のホスト端末エミュレータ。
【0106】
(付記3)
各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に対応すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、
前記第2属性が設定された座標が検出された場合には、その座標に応じた補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムであることを特徴とするホスト端末エミュレータ。
【0107】
(付記4)
前記コンピュータに対し、
前記第2属性が設定された座標が検出された場合において、その座標を含む行が、前記第1属性が設定された座標を含む行から三行以上離れているときには、前記GUIパーツを変形する補正を前記GUI画面データに施させるプログラムであることを特徴とする付記3記載のホスト端末エミュレータ。
【0108】
(付記5)
各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に応答すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、
前記第2属性が設定された座標が検出されなかった場合には、前記GUIパーツを変形する補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムであることを特徴とするホスト端末エミュレータ。
【0109】
(付記6)
ホストコンピュータとデータの送受信が可能なコンピュータ上において行われるホスト端末エミュレート方法であって、
前記コンピュータが、
前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出し、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成し、
前記第1属性が設定された座標に応じた補正を前記GUI画面データに施し、
前記GUI画面データに基づく画面を表示装置に表示することを特徴とするホスト端末エミュレート方法。
【0110】
(付記7)
ホストコンピュータとデータの送受信が可能なコンピュータ上において行われるホスト端末エミュレート方法であって、
前記コンピュータが、
前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出し、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成し、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に応答すべき所定の第2属性が設定された座標を検索し、
前記第2属性が設定された座標が検出された場合には、その座標に応じた補正を前記GUI画面データに施し、
前記GUI画面データに基づく画面を表示装置に表示することを特徴とするホスト端末エミュレート方法。
【0111】
(付記8)
ホストコンピュータとデータの送受信が可能なコンピュータ上において行われるホスト端末エミュレート方法であって、
前記コンピュータが
前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出し、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成し、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に応答すべき所定の第2属性が設定された座標を検索し、
前記第2属性が設定された座標が検出されなかった場合には、前記GUIパーツを変形する補正を前記GUI画面データに施し、
前記GUI画面データに基づく画面を表示装置に表示することを特徴とするホスト端末エミュレート方法。
【0112】
(付記9)
各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記第1属性が設定された座標に応じた補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムであるホスト端末エミュレータを格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【0113】
(付記10)
各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に対応すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、
前記第2属性が設定された座標が検出された場合には、その座標に応じた補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムであるホスト端末エミュレータを格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【0114】
(付記11)
各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に応答すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、
前記第2属性が設定された座標が検出されなかった場合には、前記GUIパーツを変形する補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムであるホスト端末エミュレータを格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【0115】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、CUI画面においてGUI化の対象となる部分をGUIパーツに逐一置換する場合においても、GUIパーツを適切に表示させるGUI画面データを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態を概略的に示す構成図
【図2】 コンピュータの内部を概略的に示す構成図
【図3】 ホスト端末エミュレート処理の内容を示すフローチャート
【図4】 CUI画面の画面例
【図5】 GUI化サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図6】 GUI画面の画面例
【図7】 テキストボックス補正サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図8】 テキストボックス補正サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図9】 カーソル位置が不良なGUI画面の画面例
【図10】 カーソル位置にテキストボックスを配したGUI画面の画面例
【図11】 不要なテキストボックスを有するGUI化初期画面の画面例
【図12】 全テキストボックスが削除されたGUI化初期画面の画面例
【図13】 テキストボックスが四行に亘って示されたGUI画面の画面例
【図14】 テキストボックスが一行化されたGUI画面の画面例
【図15】 テキストボックスがマルチライン化されたGUI画面の画面例
【図16】 左上隅にテキストボックスが示されたGUI画面の画面例
【図17】 左上隅のテキストボックスが削除されたGUI画面の画面例
【図18】 背景補正サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図19】 同一の背景色を有するGUI画面の画面例
【図20】 背景色が横縞状に配されたGUI画面の画面例
【図21】 カーソル表示補正サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図22】 カーソルの有るテキストボックス内を反転表示したGUI画面の画面例
【図23】 カーソルの有る行を反転表示したGUI画面の画面例
【図24】 文字サイズ適正化サブルーチンの内容を示すフローチャート
【符号の説明】
H ホストコンピュータ
G ゲートウエイ装置
10 コンピュータ
10a CPU
10b RAM
10c 通信制御装置
10d フレキシブルディスクドライブ(FDD)
10e コンパクトディスクドライブ(CDD)
10f ハードディスクドライブ(HDD)
11 オペレーションシステム(OS)プログラム
12 通信制御プログラム
13 ホスト端末エミュレータ
Claims (4)
- 各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記第1属性が設定された座標が画面左上隅であった場合には、前記GUIパーツを削除する補正を前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムである
ことを特徴とするホスト端末エミュレータ。 - 各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータに対し、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出させ、
前記第1属性と一意に対応するテキストボックスパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成させ、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に対応すべき所定の第2属性が設定された座標を検索させ、
前記第2属性が設定された座標が検出された場合において、その座標を含む行が、対応する前記第1属性が設定された座標を含む行から三行以上離れているときには、一行化かマルチライン化の何れが事前に設定されているかを判別させ、
一行化が事前に設定されていると判別した場合には、その第2属性に対応する第1属性によるテキストボックスパーツを、その第2属性に対応する前記第1属性が設定された座標を含む一行にのみに存在するテキストボックスパーツにする補正を、前記GUI画面データに施させ、
マルチライン化が事前に設定されていると判別した場合には、その第2属性に対応する第1属性によるテキストボックスパーツを、その第2属性に対応する前記第1属性が設定された座標からその第2属性が設定された座標までを含む複数行に亘って存在するマルチラインテキストボックスパーツにする補正を、前記GUI画面データに施させ、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示させるプログラムである
ことを特徴とするホスト端末エミュレータ。 - 各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれたコンピュータが、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出し、
前記第1属性と一意に対応するGUIパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成し、
前記第1属性が設定された座標が画面左上隅であった場合には、前記GUIパーツを削除する補正を、前記GUI画面データに施し、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示する
ことを特徴とするエミュレータ画面表示方法。 - 各種の画面を表示するための表示装置と、ホストコンピュータとデータの送受信を可能にする通信制御装置とに繋がれるコンピュータが、
前記通信制御装置が前記ホストコンピュータからCUI画面データを受信した場合には、前記CUI画面データ内の各座標から、所定の第1属性が設定された座標を検出し、
前記第1属性と一意に対応するテキストボックスパーツをその座標以後の各座標に設定したGUI画面データを生成し、
前記CUI画面データ内の各座標から、前記第1属性に対応すべき所定の第2属性が設定された座標を検索し、
前記第2属性が設定された座標が検出された場合において、その座標を含む行が、対応する前記第1属性が設定された座標を含む行から三行以上離れているときには、一行化かマルチライン化の何れが事前に設定されているかを判別し、
一行化が事前に設定されていると判別した場合には、その第2属性に対応する第1属性によるテキストボックスパーツを、その第2属性に対応する前記第1属性が設定された座標を含む一行にのみに存在するテキストボックスパーツにする補正を、前記GUI画面データに施し、
マルチライン化が事前に設定されていると判別した場合には、その第2属性に対応する第1属性によるテキストボックスパーツを、その第2属性に対応する前記第1属性が設定された座標からその第2属性が設定された座標までを含む複数行に亘って存在するマルチラインテキストボックスパーツにする補正を、前記GUI画面データに施し、
前記GUI画面データに基づく画面を前記表示装置に表示する
ことを特徴とするエミュレータ画面表示方法。
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