JP4850796B2 - ターミナルエミュレータ及びその制御方法 - Google Patents

ターミナルエミュレータ及びその制御方法 Download PDF

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    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry

Description

本発明は、コンピュータとマウス、キーボード及びモニタ等の周辺機器との間に接続されるターミナルエミュレータ及びその制御方法に関する。
従来より、複数のコンピュータとマウス、キーボード及びモニタ等の周辺機器との間に接続されるターミナルエミュレータを含むKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このKVMスイッチは、選択されたコンピュータの通信ポート(例えば、シリアルポート又はUSB(Universal Serial Bus)ポートなど)から出力される通信データをアナログビデオデータに変換し、モニタに出力する。即ち、このKVMスイッチは、複数のコンピュータから出力される通信データを切り換えて、アナログ画像としてモニタに表示することができる。
また、従来より、1台のコンピュータとマウス、キーボード及びモニタ等の周辺機器との間に接続されるターミナルエミュレータが知られている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
特許文献2のターミナルエミュレータは、1台のコンピュータと接続されており、表示画面上に時系列的に異なる2つの画面を表示し、画面の切換えの多い業務のスムーズな処理を可能としている。この2つの画面には、業務プログラムから送られてくる現業務画面と次の業務画面が表示される。
特許文献3のターミナルエミュレータは、1台のコンピュータと接続されており、表示画面上に2つの業務用画面を表示することにより操作性を向上させている。この2つの業務用画面には、業務内容及びヘルプガイダンスが表示される。
米国特許6,567,869号(KVM SWITCH INCLUDING A TERMINAL EMULATOR) 特開平03−192455号公報 特開平02−206817号公報
しかしながら、特許文献1のKVMスイッチでは、複数のコンピュータから出力される通信データを切り換えて、アナログ画像としてモニタに表示するため、モニタの1画面に1台のコンピュータからの通信データ(即ち、リアルタイムデータ)を表示する。特許文献2のターミナルエミュレータはモニタの1画面に1台のコンピュータからの連続するリアルタイムデータ(現業務内容と次の業務内容のデータ)を表示する。
特許文献3のターミナルエミュレータはモニタの1画面に1台のコンピュータからのリアルタイムデータ(業務内容のデータ)と固定的なデータ(ヘルプガイダンス)を表示する。
従って、特許文献1〜3の技術では、ユーザは、リアルタイムデータ及び複数のログデータを同時に参照することができない。また、ユーザは、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータを同時に参照することができない。
本発明の目的は、リアルタイムデータ及び複数のログデータをユーザに同時に参照させることが可能なターミナルエミュレータ及びその制御方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータをユーザに同時に参照させることが可能なターミナルエミュレータ及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のターミナルエミュレータは、情報処理装置と表示装置との間に接続可能な接続手段と、前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータをログデータとして保存すると共に前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有する保存手段と、前記表示装置の表示画面に配置される、前記リアルタイムデータを表示するリアルタイムデータ表示領域を少なくとも1つ設定すると共に前記ログデータを表示するログデータ表示領域を複数設定し、さらに、前記複数のログデータ表示領域として第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域とを設定する第1設定手段と、前記第1設定手段に設定された少なくとも1つのリアルタイムデータ表示領域及び複数のログデータ表示領域に合わせて、前記リアルタイムデータ及び複数のログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成手段と、前記データ形成手段で形成された二次元配列の形式のリアルタイムデータ及び複数のログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力手段と、前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別手段と、前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加手段とを備え、前記保存手段は、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示されることを特徴とする。
かかる構成によれば、リアルタイムデータ及び複数のログデータをユーザに同時に参照させることができる。特に、ユーザにとって重要なログデータが分散して複数ある場合に、ユーザは同時にそれらのログデータを参照することができる。また、すべてのログデータの中から任意の文字列を含むログデータが自動的に重要ログデータ表示領域に表示されるため、任意の文字列を含むログデータの確認が容易になる。
好ましくは、前記保存手段にログデータとして保存される前記リアルタイムデータに日時を付加する日時付加手段と、前記ログデータに付加された日時に基づいて、前記複数のログデータ表示領域のいずれに当該ログデータが表示されるかを設定する第2設定手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ログデータに付加された日時によって当該ログデータが表示される領域が振り分けられるため、ユーザは目的のログデータへの到達及び確認が容易になる。
より好ましくは、前記識別データ付加手段は、前記任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行及び当該データ行の前後のデータ行に識別データを付加することを特徴とする。
かかる構成によれば、任意の文字列が複数のデータ行にまたがる場合にも、任意の文字列を含むログデータの確認が容易になる。
好ましくは、前記接続手段は、前記接続手段は、前記リアルタイムデータ表示領域又は前記複数のログデータ表示領域のいずれか1つの表示領域に対して、データ入力を実行する入力装置を接続し、前記入力装置からの所定のデータの入力に基づいて、前記入力装置からのデータ入力が有効になるアクティブ状態の表示領域を前記リアルタイムデータ表示領域又は前記複数のログデータ表示領域のいずれか1つの表示領域に切り替える第1切替手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザはリアルタイムデータ表示領域又は複数のログデータ表示領域のいずれか1つの表示領域に対してデータ入力ができる。
より好ましくは、前記アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルは非アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルから変更されることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザは、表示文字の色又は表示スタイルを見ることにより、いずれの表示領域がアクティブ状態であるかを判断することができる。
好ましくは、前記リアルタイムデータ表示領域及び前記複数のログデータ表示領域は、前記表示装置の表示画面を上下又は左右に分割するように表示されることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザは、リアルタイムデータ表示領域及び前記複数のログデータ表示領域を上下又は左右に並べて同時に参照することができる。
より好ましくは、前記リアルタイムデータ表示領域及び前記複数のログデータ表示領域の分割形式を切り替える第2切替手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザの好みに応じてリアルタイムデータ表示領域及び前記複数のログデータ表示領域の分割形式(即ち、上下又は左右の分割形式)を切り替えることができる。
好ましくは、外部記憶装置を接続する第2の接続手段を備え、前記ログデータは、前記外部記憶装置に保存されることを特徴とする。
かかる構成によれば、大容量ログデータの保存及び運搬が可能となり、保存手段の容量を超えるログデータについても確認できる。
より好ましくは、前記ログデータの保存先を前記保存手段及び前記外部記憶装置のいずれか一方に切り替える第3切替手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザの希望に応じて、ログデータの保存先を切り替えることができる。
本発明のターミナルエミュレータは、複数の情報処理装置と表示装置との間に接続可能な接続手段と、前記複数の情報処理装置から受信した複数のリアルタイムデータを複数のログデータとして保存すると共に前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有する保存手段と、前記複数のログデータのうち、前記表示装置の表示画面に表示されるログデータ表示領域に表示されるログデータを選択する選択手段と、前記表示装置の表示画面に表示される、前記複数のリアルタイムデータをそれぞれ表示する複数のリアルタイムデータ表示領域及び前記選択手段に選択されたログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、前記複数のリアルタイムデータ及び前記選択されたログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成手段と、前記データ形成手段で形成された二次元配列の形式の複数のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力手段と、前記ログデータ表示領域を第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域に分割する分割手段と、前記複数の情報処理装置の各々から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別手段と、前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加手段とを備え、前記保存手段は、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示されることを特徴とする。
かかる構成によれば、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータをユーザに同時に参照させることができる。また、すべてのログデータの中から任意の文字列を含むログデータが自動的に重要ログデータ表示領域に表示されるため、任意の文字列を含むログデータの確認が容易になる。
より好ましくは、前記保存手段にログデータとして保存される前記リアルタイムデータに日時を付加する日時付加手段と、前記ログデータに付加された日時に基づいて、前記分割された複数のログデータ表示領域のいずれに当該ログデータが表示されるかを設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ログデータに付加された日時によって当該ログデータが表示される領域が振り分けられるため、ユーザは目的のログデータへの到達及び確認が容易になる。
さらに好ましくは、前記識別データ付加手段は、前記任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行及び当該データ行の前後のデータ行に識別データを付加することを特徴とする
かかる構成によれば、任意の文字列が複数のデータ行にまたがる場合にも、任意の文字列を含むログデータの確認が容易になる。
好ましくは、前記接続手段は、前記複数のリアルタイムデータ表示領域又は前記ログデータ表示領域に対して、データ入力を実行する入力装置を接続し、前記入力装置からの所定のデータの入力に基づいて、前記入力装置からのデータ入力が有効になるアクティブ状態の表示領域を前記複数のリアルタイムデータ表示領域及び前記ログデータ表示領域のいずれか1つに切り替える第1切替手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザは複数のリアルタイムデータ表示領域及びログデータ表示領域のいずれにもデータ入力ができる。
より好ましくは、前記アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルは非アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルから変更されることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザは、表示文字の色又は表示スタイルを見ることにより、いずれの表示領域がアクティブ状態であるかを判断することができる。
好ましくは、外部記憶装置を接続する第2の接続手段を備え、前記ログデータは、前記外部記憶装置に保存されることを特徴とする。
かかる構成によれば、大容量ログデータの保存及び運搬が可能となり、保存手段の容量を超えるログデータについても確認できる。
より好ましくは、前記ログデータの保存先を前記保存手段及び前記外部記憶装置のいずれか一方に切り替える第2切替手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザの希望に応じて、ログデータの保存先を切り替えることができる。
本発明のターミナルエミュレータの制御方法は、情報処理装置と表示装置との間に接続されるターミナルエミュレータの制御方法であって、前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータをログデータとしてメモリに保存する保存工程であって、前記メモリが前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有するものと、前記表示装置の表示画面に表示される、前記リアルタイムデータを表示するリアルタイムデータ表示領域及び前記ログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、前記リアルタイムデータ及びログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成工程と、
前記データ形成工程で形成された二次元配列の形式のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力工程と、前記表示装置の表示画面に配置される、前記リアルタイムデータ表示領域及び前記ログデータ表示領域の個数及び位置を設定する第1設定工程と、前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別工程と、前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加工程とを含み、前記第1設定工程は、前記リアルタイムデータ表示領域及び複数のログデータ表示領域を設定し、さらに、前記複数のログデータ表示領域として第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域とを設定し、前記メモリは、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示されることを特徴とする。
かかる構成によれば、リアルタイムデータ及び複数のログデータをユーザに同時に参照させることができる。また、すべてのログデータの中から任意の文字列を含むログデータが自動的に重要ログデータ表示領域に表示されるため、任意の文字列を含むログデータの確認が容易になる。
本発明のターミナルエミュレータの制御方法は、複数の情報処理装置と表示装置との間に接続されるターミナルエミュレータの制御方法であって、前記複数の情報処理装置から受信した複数のリアルタイムデータを複数のログデータとしてメモリに保存する保存工程であって、前記メモリが前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有するものと、前記複数のログデータのうち、前記表示装置の表示画面に表示されるログデータ表示領域に表示されるログデータを選択する選択工程と、前記表示装置の表示画面に表示される、前記複数のリアルタイムデータをそれぞれ表示する複数のリアルタイムデータ表示領域及び前記選択工程に選択されたログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、前記複数のリアルタイムデータ及び前記選択されたログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成工程と、前記データ形成工程で形成された二次元配列の形式の複数のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力工程と、前記ログデータ表示領域を第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域に分割する分割工程と、前記複数の情報処理装置の各々から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別工程と、前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加工程とを含み、前記メモリは、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示されることを特徴とする。
かかる構成によれば、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータをユーザに同時に参照させることができる。また、すべてのログデータの中から任意の文字列を含むログデータが自動的に重要ログデータ表示領域に表示されるため、任意の文字列を含むログデータの確認が容易になる。
本発明によれば、リアルタイムデータ及び複数のログデータをユーザに同時に参照させることができる。また、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータをユーザに同時に参照させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るターミナルエミュレータを含むデータ処理システムの構成図である。
同図において、データ処理システム10は、シリアルポート及びUSB(Universal Serial Bus)ポート等で構成される通信ポート1aを含むコンピュータ1、ターミナルエミュレータ2、キーボード3及び液晶又はCRTで構成されるモニタ4を備えている。モニタ4の表示領域(以下、モニタ表示領域という)は、図2(A)、(B)に示すように、ターミナルエミュレータ2がコンピュータ1からリアルタイムで受信したシリアルデータを表示するリアルタイムデータ表示領域と、ログデータとしてターミナルエミュレータ2に保存されたシリアルデータを表示するログデータ表示領域とを含む。
ターミナルエミュレータ2は、コンピュータ1の通信ポート1a、キーボード3及びモニタ4に接続されている。また、ターミナルエミュレータ2には、図示しないマウスが接続されていてもよい。
ターミナルエミュレータ2は、インターフェース処理部201(接続手段)、メイン制御部202(日時付加手段)、データ形成部203(データ形成手段)、ビデオデータ出力部204(接続手段、出力手段)、キーデータ処理部205(接続手段)及びメモリ206(保存手段)を備えている。メイン制御部202は、インターフェース処理部201、データ形成部203、キーデータ処理部205及びメモリ206に接続されている。インターフェース処理部201はコンピュータ1の通信ポート1aに接続されている。キーデータ処理部205はキーボード3に接続されており、ビデオデータ出力部204はデータ形成部203及びモニタ4に接続されている。
インターフェース処理部201は、シリアルポート及びUSB(Universal Serial Bus)ポート等を備え、コンピュータ1からシリアルデータ(リアルタイムデータ)を受信する。受信したシリアルデータは、メイン制御部202に送信する。また、インターフェース処理部201は、メイン制御部202から受信したキーデータをコンピュータ1へ送信する。
メイン制御部202は、CPU、ROM及びRAM等で構成され、インターフェース処理部201から受信したシリアルデータ(リアルタイムデータ)をメモリ206へ保存し、その後、シリアルデータをデータ形成部203へ送信する。メイン制御部202は、リアルタイムデータ表示領域がアクティブの場合、キーデータ処理部205から受信したキーデータをインターフェース処理部201へ送信する。
また、メイン制御部202は、キーデータ処理部205から予め設定されたホットキーの情報を受信すると、リアルタイムデータ表示領域とログデータ表示領域とのアクティブ状態を切り替える。
さらに、メイン制御部202は、ログデータ表示領域がアクティブの状態において、 キーデータ処理部205から「↑」キー又は「↓」キーの押下を示すキーデータを受信すると、スクロール操作に対する指示データをデータ形成部203に送信する。
また、メイン制御部202は、キーデータ処理部205から予め設定されたホットキーの情報を受信すると、データ形成部203で形成する配列設定(上下、左右)を変更する指示データをデータ形成部203へ送信する 。
メイン制御部202は、キーボード3からの入力に基づいて、1画面のモニタ表示領域に配置されるリアルタイムデータ表示領域及びログデータ表示領域の数や位置を設定する(第1設定手段)。
データ形成部203は、CPU、ROM及びRAM等で構成され、メイン制御部202から受信したシリアルデータ(リアルタイムデータ又はログデータ)をモニタ表示領域に合わせた二次元配列の形式に形成する。この二次元配列の形式に形成されたシリアルデータを配列データという。
また、データ形成部203は、メイン制御部202からの指示データを受信し、メモリ206からスクロール操作に対応するシリアルデータ(ログデータ)を取得し、配列データを形成する。
ビデオデータ出力部204は、D/Aコンバータ等を含む画像処理回路及びモニタポートで構成され、データ形成部203が形成した配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、そのビデオデータを出力する。
キーデータ処理部205は、キーボード3を接続するためのポートで構成され、キーボード3から入力されたキーデータをメイン制御部202に送信する。
メモリ206は、不揮発性のROMやハードディスクドライブ等で構成され、メイン制御部202からシリアルデータ(リアルタイムデータ)を受信し保存する。
図3は、ターミナルエミュレータ2のハードウエア構成を示すブロック図である。
ターミナルエミュレータ2は、装置全体を制御するCPU21、制御プログラムを備えるROM22、ワーキングエリアとして機能するRAM23、シリアルデータ、各種の情報やプログラムを備えるハードディスクドライブ(HDD)24、シリアルデータをビデオデータに変換する画像処理回路25、コンピュータ1と接続するためのシリアルポート及びUSB(Universal Serial Bus)ポートで構成される通信ポート26、キーボード3と接続するためのキーボードポート27、モニタ4と接続するためのモニタポート28を備えている。CPU21はシステムバス29を介してROM22、RAM23、ハードディスクドライブ(HDD)24、画像処理回路25、通信ポート26、キーボードポート27及びモニタポート28に接続されている。
図1のインターフェース処理部201は、通信ポート26に相当する。メイン制御部202及びデータ形成部203は、制御プログラムに従って各種の処理を実行するCPU21に相当する。キーボード処理部205はキーボードポート27に相当し、ビデオデータ出力部204は画像処理回路25及びモニタポート28に相当する。メモリ206は、ハードディスクドライブ(HDD)24に相当する。
図4は、シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。
まず、インターフェース処理部201がコンピュータ1からリアルタイムデータとしてのシリアルデータを受信し、そのデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS1)。
メイン制御部202は、受信したシリアルデータをメモリ206へ保存し、データ形成部203へ送信する(ステップS2)。
データ形成部203は、メイン制御部202から受信したシリアルデータ及びメモリ206内のログデータをモニタ表示領域に合わせ、二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する(ステップS3)。
ビデオデータ出力部204は、データ形成部203で形成された配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、モニタ4に出力して(ステップS4)、本処理を終了する。
図5は、モニタ表示領域を左右に分割した形式で、配列データを形成する方法を示す図である。
データ形成部203は、受信したシリアルデータをリアルタイムデータ表示領域の最下行に配列する(P1)。データ形成部203は、最下行の表示文字数が規定数を超えた場合又は改行コードを受信した場合は、表示行を1行上へ移動する(P2)。データ形成部203は、最上行を配列データから削除する(P3)。データ形成部203は、P1〜P3の処理を繰り返すことで、リアルタイムデータ表示領域の表示内容を更新する。
データ形成部203は、図5のように、モニタ表示領域を左右に分割した形式の配列データに加えて、図6のように、モニタ表示領域を上下に分割した形式の配列データを形成することもできる。また、図5及び図6のモニタ表示領域の表示形式は切替えることができる。
メイン制御部202が予め定義されたキーボード3からのホットキー入力を検知すると、配列データのフォーマット情報を含む指示データ(図7(A),(B)参照)がデータ形成部203に送信され、データ形成部203は、配列データのフォーマットを変更する。これにより、モニタ表示領域の表示形式は切り替えられる、即ち、上下の分割表示から左右の分割表示に切り替えられる又は左右の分割表示から上下の分割表示に切り替えられる。
また、メイン制御部202(第1切替手段)は、キーボード3からのキー入力が有効になる状態(アクティブ状態と呼ぶ)の表示領域をリアルタイムデータ表示領域又はログデータ表示領域のいずれかに切り替えることができる。これにより、ユーザはリアルタイムデータ表示領域又はログデータ表示領域のいずれにもデータ入力ができる。
表示文字色又は表示文字スタイルについては、メイン制御部202が、いずれかの表示領域をアクティブ状態にするホットキーの情報を受信すると、指示データ(図7(A),(B)参照)をデータ形成部203に送信する。データ形成部203(第2切替手段)は、その指示データに従って、アクティブ状態の表示領域の配列データにおける表示文字色(例えば、赤)又は表示文字のスタイルを非アクティブ状態の表示領域の表示文字色(例えば、黒)又は表示文字のスタイルから変更する。表示文字のスタイルとしては、例えば、字の太さ、書体、又は字の大きさなどがある。
これにより、いずれの表示領域がアクティブ状態であるかの判断は、表示文字の色、又は表示スタイルにより可能となる。
図7(A)はメイン制御部202からデータ形成部203に送信される指示データのデータ構造を示す図であり、図7(B)は、データIDの定義の一例を示す図である。
指示データは、1バイトのデータID、2バイトのデータ長、及び実データを含む。データIDが「0x40」の場合は、実データには、図7(B)の右欄に示すいずれかのデータ内容が含まれる。
図8は、リアルタイムデータ表示領域がアクティブ状態である場合のキー入力処理を示すフローチャートである。
リアルタイムデータ表示領域がアクティブ状態である場合は、キーボード3からのキー入力はコンピュータ1に対して有効になる。
ターミナルエミュレータ2のキーデータ処理部205がキーボード3から受信したキーデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS11)。メイン制御部202は、受信したキーデータをインターフェース処理部201へ送信する(ステップS12)。インターフェース処理部201は、受信したキーデータをコンピュータ1に出力して(ステップS13)、本処理を終了する。
図9は、ログデータ表示領域がアクティブ状態である場合のキー入力処理を示すフローチャートである。
ログデータ表示領域がアクティブ状態である場合は、キーボード3の「↑」キー及び「↓」キーにより、ログデータ表示領域をスクロールさせることができ、メモリ26内のログデータを確認することができる。
まず、ターミナルエミュレータ2のキーデータ処理部205がキーボード3から受信したキーデータをメイン制御部201へ送信する(ステップS21)。メイン制御部201は、受信したキーデータが示す押下されたキーの種類を判別する(ステップS22)。
ステップS22において、押下されたキーの種類が「↑」キー及び「↓」キー以外のキーである場合には、メイン制御部201は、そのキーを無視し、ステップS21に戻る。即ち、キー入力待ちの状態に戻る。
ステップS22において、押下されたキーの種類が「↑」キーである場合には、メイン制御部201は、現在ログデータ表示領域の最上行に表示されているログデータよりも1行古い(即ち、1行前の)ログデータをメモリ206から取得し、データ形成部203へ送信する(ステップS23)。
データ形成部203は、メイン制御部202から受信したログデータをモニタ表示領域に合わせ、二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する(ステップS25)。ビデオデータ出力部204は、データ形成部203で形成された配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、モニタ4に出力して(ステップS26)、本処理を終了する。
図10は、ログデータ表示領域がアクティブ状態で「↑」キーが押下された場合の配列データを形成する方法を示す図である。
データ形成部203は、現在ログデータ表示領域の最上行に表示されているログデータの1行古い(即ち、1行前の)ログデータをメモリ206から取得し、最上行に配列する(P4)。データ形成部203は、現在の表示行を1行下へ移動し(P5)、最下行を配列データから削除する(P6)。データ形成部203は、P4〜P6の処理を繰り返すことで、ログデータ表示領域の表示内容を更新する。
図9に戻り、ステップS22において、押下されたキーの種類が「↓」キーである場合には、メイン制御部201は、現在ログデータ表示領域の最下行に表示されているログデータよりも1行新しい(即ち、1行後の)ログデータをメモリ206から取得し、データ形成部203へ送信する(ステップS24)。その後、ステップS25に進む。
図11は、ログデータ表示領域がアクティブ状態で「↓」キーが押下された場合の配列データを形成する方法を示す図である。
データ形成部203は、現在ログデータ表示領域の最下行に表示されているログデータの1行新しい(即ち、1行後の)ログデータをメモリ206から取得し、最下行に配列する(P7)。データ形成部203は、現在の表示行を1行上へ移動し(P8)、最上行を配列データから削除する(P9)。データ形成部203は、P7〜P9の処理を繰り返すことで、ログデータ表示領域の表示内容を更新する。
尚、ターミナルエミュレータ2が初期動作の場合、ログデータ表示領域及びリアルタイムデータ表領域示には、何も表示されておらず、データ形成部203がログデータやリアルタイムデータを受信する度に配列データが形成される。ログデータ表示領域は、ログデータが一杯になったら、データ形成部203が新しいログデータを受信しても自動的に配列データを形成せず、スクロール操作が実行されたとき(即ち「↑」キー又は「↓」キーの押下時)のみ、表示が更新される。
以下、コンピュータ1からのシリアルデータを3つ以上の複数の表示領域に区切って表示する例を説明する。
図12は、図1のデータ処理システムの変形例の構成図である。
図12のデータ処理システム11は、ターミナルエミュレータ2が日時を計るリアルタイムクロック207(日時付加手段)を備える点で図1のデータ処理システム10と異なる。
メイン制御部202(日時付加手段)は、リアルタイムクロック207に接続されており、リアルタイムクロック207から日時(日付及び時刻)を取得し、コンピュータ1から出力されたシリアルデータにタイムスタンプを付加し、メモリ206に保存する。尚、メイン制御部202からデータ形成部203に送信されるシリアルデータは、タイムスタンプを付加していても、付加していなくてもよい。
図13は、モニタ表示領域の構成を示す図である。
同図に示すように、モニタ表示領域は、コンピュータ1からリアルタイムで受信したシリアルデータを表示するリアルタイムデータ表示領域と、ログデータとしてターミナルエミュレータ2に保存されたシリアルデータを表示する第1ログデータ表示領域及び第2ログデータ表示領域と、日時表示領域とを含む。
第1ログデータ表示領域には、現在から1週間前までの間にメモリ206に保存されたログデータが表示され、第2ログデータ表示領域には、それより以前にメモリ206に保存されたログデータが表示される。第1ログデータ表示領域及び第2ログデータ表示領域に表示されるログデータの条件は、ユーザがキーボード3を介してメイン制御部202に設定可能である(第2設定手段)。例えば、第1ログデータ表示領域には今日メモリ206に保存されたログデータが表示され、且つ第2ログデータ表示領域には前日までにメモリ206に保存されたログデータが表示されるように表示条件を設定してもよい。
日時表示領域には、メイン制御部202がリアルタイムクロック207から取得した日時が表示される。
尚、1画面のモニタ表示領域に配置されるリアルタイムデータ表示領域及びログデータ表示領域の数や位置は、キーボード3からの入力に基づいて、メイン制御部202により設定される。
図13のモニタ表示領域では、リアルタイムデータ及び複数のログデータをユーザに同時に参照させることができる。特に、ユーザにとって重要なログデータが分散して複数ある場合に、ユーザは同時にそれらのログデータを参照することができる。
図14は、シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。
まず、インターフェース処理部201コンピュータ1からリアルタイムデータとしてのシリアルデータを受信し、そのデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS31)。
メイン制御部202は、受信したシリアルデータの行ごとに、リアルタイムクロック207から取得した日時をスタンプする(ステップS32)。さらに、メイン制御部202は、受信したシリアルデータをメモリ206へ保存し、データ形成部203へ送信する(ステップS33)。
データ形成部203は、メイン制御部202から受信したシリアルデータ(リアルタイムデータ)及びメモリ206内のログデータをモニタ表示領域に合わせ、二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する(ステップS34)。このとき、データ形成部203は、メモリ206内のログデータが第1ログデータ表示領域及び第2ログデータ表示領域のいずれに表示されるかをログデータに付加されたタイムスタンプによって判断する。
ビデオデータ出力部204は、データ形成部203で形成された配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、モニタ4に出力して(ステップS35)、本処理を終了する。
図15は、第1ログデータ表示領域又は第2ログデータ表示領域のログデータを確認する際の領域を選択する方法を示す図である。
例えば、ユーザがキーボード3のF1キーを押下すると第1ログデータ表示領域を選択することができ、キーボード3のF2キーを押下すると第2ログデータ表示領域を選択することができる。第1ログデータ表示領域又は第2ログデータ表示領域を選択した状態で、ユーザが「↑」キー又は「↓」キーを押下すると、表示行をスクロールさせてログデータを表示することができる。
図16は、第1ログデータ表示領域にメモリ206に保存されたログデータを表示させる方法を示す図である。
まず、ユーザは、第1ログデータ表示領域を選択するため、上記の例の通りキーボード3のF1キーを押下する(P11)。続いて、ユーザは、予め設定された任意のホットキーを入力することにより、コマンド行を表示させる(P12)。ユーザは、キーボード3を使って、コマンド行に日付を入力し、Enterキーを押下する(P13)。その後、第1ログデータ表示領域には、入力された日付より前の日付のタイムスタンプが付加されたメモリ206内のログデータが表示される(P14)。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、メモリ206がコンピュータ1から受信したリアルタイムデータをログデータとして保存し、メイン制御部202がモニタ4の表示画面に配置される、少なくとも1つのリアルタイムデータ表示領域及び複数のログデータ表示領域を設定し、データ形成部203が設定された少なくとも1つのリアルタイムデータ表示領域及び複数のログデータ表示領域に合わせて、リアルタイムデータ及び複数のログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成し、ビデオ出力部204が二次元配列の形式のリアルタイムデータ及び複数のログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータをモニタ4に出力するので、リアルタイムデータ及び複数のログデータをユーザに同時に参照させることができる。特に、ユーザにとって重要なログデータが分散して複数ある場合に、ユーザは同時にそれらのログデータを参照することができる。
また、ログデータに付加された日時によって当該ログデータが表示される領域が振り分けられるため、ユーザは目的のログデータへの到達及び確認が容易になる。また、ユーザは、コンピュータ1からリアルタイムに受信したデータも同時に表示させて確認することができる。
(第1の変形例)
図17は、モニタ表示領域の構成を示す図である。
モニタ表示領域は、コンピュータ1からリアルタイムで受信したシリアルデータを表示するリアルタイムデータ表示領域と、ログデータとしてターミナルエミュレータ2に保存されたシリアルデータを表示するログデータ表示領域と、予め設定された"error"、 "fail"などの重要度の高い文字列を含む行のみ、又はその行を含む前後の数行を表示する重要ログデータ表示領域とを含む。
重要度の高い文字列を含むリストは、メモリ206に保存され、当該リストはキーボード3を介して編集可能である。また、1画面のモニタ表示領域に配置されるリアルタイムデータ表示領域、ログデータ表示領域及び重要ログデータ表示領域の数や位置は、キーボード3からの入力に基づいて、メイン制御部202により設定される。
ターミナルエミュレータ2の構成は、図1の構成と同一である。ただし、メイン制御部202は、コンピュータ1から受信したシリアルデータに対して、重要度の高い文字列(例えば、"error"、 "fail"など)が含まれているかを検索し、その文字列を含む場合は、その文字列を含む行に識別データを付加する。また、メイン制御部202は、重要度の高い文字列を含む行及びその前後の行に識別データを付加するようにしてもよい。これにより、重要度の高い文字列が複数行にまたがる場合にも対応可能である。
図18は、シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。
まず、インターフェース処理部201コンピュータ1からリアルタイムデータとしてのシリアルデータを受信し、そのデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS41)。
次に、メイン制御部202は、受信したシリアルデータに、重要度の高い文字列が含まれているか否かを判別する(ステップS42)。本処理は判別手段に相当する。
ステップS42でYESの場合には、メイン制御部202は、重要度の高い文字列を含む行、又はその行を含めた前後の行に識別データを付加する(ステップS43)。本処理は識別データ付加手段に相当する。さらに、メイン制御部202は、識別データが付加された又は識別データが付加されてないシリアルデータをメモリ206へ保存し、データ形成部203へ送信する(ステップS44)。ステップS42でNOの場合には、ステップS44に進む。
データ形成部203は、メイン制御部202から受信したシリアルデータ(リアルタイムデータ)及びメモリ206内のログデータをモニタ表示領域に合わせ、二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する(ステップS45)。
ビデオデータ出力部204は、データ形成部203で形成された配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、モニタ4に出力して(ステップS46)、本処理を終了する。
以上のように、第1の変形例によれば、すべてのログデータの中から重要度の高いログデータが自動的に表示されるため、重要度の高いログデータの確認が容易になる。また、ユーザはコンピュータ1からリアルタイムに受信したデータも同時に表示させて確認することができる。
また、メイン制御部202が、重要度の高い文字列を含むログデータのデータ行及びその前後のデータ行に識別データを付加する場合には、重要度の高い文字列が複数のデータ行にまたがる場合にも、重要度の高いログデータの確認が容易になる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、ターミナルエミュレータ2に接続されるコンピュータが複数である点で上記第1の実施の形態と異なる。
図19は、第2の実施の形態に係るデータ処理システムの構成図である。
同図において、データ処理システム12は、シリアルポート及びUSB(Universal Serial Bus)ポート等で構成される通信ポート1aを含むコンピュータ1、通信ポート5bを含むコンピュータ5、通信ポート6bを含むコンピュータ6、ターミナルエミュレータ2、キーボード3及び液晶又はCRTで構成されるモニタ4を備えている。ターミナルエミュレータ2は、コンピュータ1の通信ポート1a、コンピュータ5の通信ポート5a、コンピュータ6の通信ポート6a、キーボード3及びモニタ4に接続されている。コンピュータ1,5,6は互いに同一のハードウエア構成を有する。
モニタ4の表示領域(以下、モニタ表示領域という)は、図20に示すように、ターミナルエミュレータ2が各コンピュータからリアルタイムで受信したシリアルデータを表示するリアルタイムデータ表示領域30〜32と、ログデータとしてターミナルエミュレータ2に保存されたシリアルデータを表示するログデータ表示領域33とを含む。尚、ログデータ表示領域33は、選択された1台のコンピュータのログデータを表示する。
このように、本実施の形態では複数のコンピュータからのリアルタイムデータ及び選択されたコンピュータのログデータが同一画面上に表示される。
インターフェース処理部201a〜201c(接続手段)はそれぞれコンピュータ1,5,6よりシリアルデータを受信し、メイン制御部202に送信する。インターフェース処理部201a〜201cはキーデータ送信切替部208から受信したキーデータをコンピュータ1,5,6へそれぞれ送信する。
キーデータ送信切替部208は、メイン制御部202から受信したキーデータをインターフェース処理部201a〜201cのいずれかへ送信する。キーデータの送信先であるコンピュータ1,5,6の切替えは、メイン制御部202からの指示データに従って実行される。
メイン制御部202は、インターフェース処理部201a〜201cのそれぞれから受信したシリアルデータに、図7に示すようなデータIDを付けてメモリ206へ保存する。その後、データIDを付加したシリアルデータをデータ形成部203へ送信する。
リアルタイムデータ表示領域30〜32のいずれかがアクティブの場合、メイン制御部202は、キーデータ処理部205から受信したキーデータをキーデータ送信切替部208に送信する。
また、メイン制御部202は、キーデータ処理部205から予め設定されたホットキーの情報を受信すると、リアルタイムデータ表示領域とログデータ表示領域とのアクティブ状態を切り替える。さらに、メイン制御部202は、ログデータ表示領域がアクティブの状態において、 キーデータ処理部205から「↑」キー又は「↓」キーの押下を示すキーデータを受信すると、スクロール操作に対する指示データをデータ形成部203に送信する。また、メイン制御部202は、キーデータ処理部205から予め設定されたホットキーの情報を受信すると、データ形成部203で形成する配列設定(上下、左右)を変更する指示データをデータ形成部203へ送信する 。
メイン制御部202は、キーボード3からの入力に基づいて、1画面のモニタ表示領域に配置されるリアルタイムデータ表示領域及びログデータ表示領域の数や位置を設定する。また、メイン制御部202は、モニタ表示領域のアクティブ状態に合わせて、キーデータ送信切替部208へキーデータの送信先の切替えを指定する指示データを送信する。
データ形成部203(データ形成手段)は、メイン制御部202から受信したシリアルデータをモニタ表示領域に合わせた二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する。シリアルデータ(リアルタイムデータ又はログデータ)の表示位置は、メイン制御部202で付加されたデータIDによってデータ形成部203によって判断される。
また、データ形成部203は、メイン制御部202からの指示データを受信し、メモリ206からスクロール操作に対応するシリアルデータ(ログデータ)を取得し、配列データを形成する。
ビデオデータ出力部204(出力手段)は、データ形成部203が形成した配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、そのビデオデータを出力する。キーデータ処理部205は、キーボード3から入力されたキーデータをメイン制御部202に送信する。メモリ206は、メイン制御部202からシリアルデータ(リアルタイムデータ)を受信し保存する。
図21は、シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。
まず、インターフェース処理部201aがコンピュータ1からリアルタイムデータとしてのシリアルデータを受信し、そのデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS51)。
メイン制御部202は、受信したシリアルデータにデータIDを付加して(この場合、コンピュータ1からの受信を示すID)メモリ206へ保存し、データ形成部203へ送信する(ステップS52)。
データ形成部203は、メイン制御部202から受信したシリアルデータ(リアルタイムデータ)及びメモリ206内のログデータをモニタ表示領域に合わせ、二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する(ステップS53)。
ビデオデータ出力部204は、データ形成部203で形成された配列データを一定間隔でビデオデータに変換し、モニタ4に出力して(ステップS54)、本処理を終了する。尚、コンピュータ5、6からシリアルデータを受信した場合のターミナルエミュレータ2の処理は、図21と同様であるので、その説明は省略する。
図22は、リアルタイムデータ表示領域30における、配列データを形成する方法を示す図である。
データ形成部203は、受信したシリアルデータをリアルタイムデータ表示領域30の最下行に配列する(P15)。リアルタイムデータ表示領域30に配列することは、データIDに基づいて判断される。データ形成部203は、最下行の表示文字数が規定数を超えた場合又は改行コードを受信した場合は、表示行を1行上へ移動する(P16)。データ形成部203は、最上行を配列データから削除する(P17)。データ形成部203は、P15〜P17の処理を繰り返すことで、リアルタイムデータ表示領域30の表示内容を更新する。
メイン制御部202は、リアルタイムデータ表示領域30〜32又はログデータ表示領域32に対して、キーボード3からのキー入力が有効になる状態(アクティブ状態と呼ぶ)を切り替えることができる。
表示文字色又は表示文字スタイルについては、メイン制御部202が、いずれかの表示領域をアクティブ状態にするホットキーの情報を受信すると、指示データ(図7(A),(B)参照)をデータ形成部203に送信する。データ形成部203はその指示データに含まれるデータIDに従って、リアルタイムデータ表示領域又はログデータ表示領域の配列データにおける表示文字色又は表示文字のスタイルを切り替える。
これにより、いずれの表示領域がアクティブ状態であるかの判断は、表示文字の色、又は表示スタイルが変わること(太字への変更や字体変更など)により可能となる。
図23は、キーボード3からのホットキー入力によりリアルタイムデータ表示領域30をアクティブ状態に設定する処理を示すフローチャートである。
まず、キーデータ処理部205は、キーボード3から受信したホットキーデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS61)。メイン制御部202は、キーデータ送信切替部208に対し、メイン制御部202がキーデータを受信したときのキーデータの送信先をインターフェース処理部201aとする指示データを送信する(ステップS62)。キーデータ送信切替部208は、受信した指示データに従って、キーデータの送信先をインターフェース処理部201aに切り替えて(ステップS63)、本処理を終了する。
図24は、リアルタイムデータ表示領域30がアクティブ状態である場合のキー入力処理を示すフローチャートである。
リアルタイムデータ表示領域30がアクティブ状態である場合は、キーボード3からのキー入力はコンピュータ1に対して有効になる。
ターミナルエミュレータ2のキーデータ処理部205がキーボード3から受信したキーデータをメイン制御部202へ送信する(ステップS71)。メイン制御部202は、受信したキーデータをキーデータ送信切替部208へ送信する(ステップS72)。
キーデータ送信切替部208は、受信したキーデータをインターフェース処理部201aへ送信する(ステップS73)。インターフェース処理部201aは、受信したキーデータをコンピュータ1に出力して(ステップS74)、本処理を終了する。
ログデータについては、コンピュータ1,5,6から選択した1台について表示する。ログデータを表示するコンピュータは、キーボード3からのホットキーをメイン制御部202(選択手段)が検知することにより選択される。メイン制御部202は、メモリ206に保存されたログデータに対してデータIDによる判別を行い、選択されたホストコンピュータのログデータはデータ形成部203に送信される。データ形成部203は、ログデータ表示領域33に合わせた二次元配列の形式に形成する、即ち配列データを形成する。
ログデータ表示領域33がアクティブ状態である場合は、キーボード3の「↑」キー及び「↓」キーの押下により、表示行をスクロールさせてログデータを表示することができる。
ログデータ表示領域33がアクティブ状態である場合のキー入力処理は、上述した図9の処理と同様である。ログデータ表示領域がアクティブ状態で「↑」キー又は「↓」キーが押下された場合の配列データを形成する方法は、それぞれ上述した図10又は図11の処理と同様である。
以上詳細に説明したように、メモリ206は、コンピュータ1,5,6から受信した複数のリアルタイムデータを複数のログデータとして保存し、メイン制御部202が複数のログデータのうち、モニタ4の表示画面に表示されるログデータ表示領域に表示されるログデータを選択し、データ形成部203が複数のリアルタイムデータをそれぞれ表示する複数のリアルタイムデータ表示領域及び選択されたログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成し、ビデオ出力部204が二次元配列の形式の複数のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータをモニタ4に出力する。よって、複数のリアルタイムデータ及び選択されたログデータをユーザに同時に参照させることができる。
本実施の形態では、モニタ表示領域は、図20に示すように、リアルタイムデータ表示領域30〜32と、ログデータ表示領域33とを含むが、図25のように、ログデータ表示領域33を第1ログデータ表示領域33aと第2ログデータ表示領域33bに分割したり、第1ログデータ表示領域33aと重要ログデータ表示領域33cに分割してもよい。即ち、本実施の形態に、上述した第1の実施の形態(図13参照)及び第1の変形例(図17参照)を適用してもよい。
ログデータ表示領域33を第1ログデータ表示領域33aと第2ログデータ表示領域33bに分割した場合には、第1ログデータ表示領域33aにコンピュータ1のログデータを表示させ、第2ログデータ表示領域33bにコンピュータ5のログデータを表示させてもよい。また、ログデータ表示領域33を3つのログデータ表示領域に分割し、3つのログデータ表示領域にそれぞれコンピュータ1,5,6のログデータを表示させるようにしてもよい。この場合、メイン制御部202(分割手段)が、キーボード3からのキー入力に基づいて、ログデータ表示領域の分割数を設定する。
このように、ログデータ表示領域33を分割することで、複数のログデータ及び複数のリアルタイムデータをユーザに同時に参照させることができる。ユーザにとって重要で且つ1つの情報処理装置のログデータが分散して複数ある場合に、ユーザは同時にそれらのログデータを参照することができる。また、ユーザは、複数の情報処理装置のログデータを参照することができる。
上記第1及び第2の実施の形態において、ターミナルエミュレータ2に外部ストレージを接続するためのUSB端子(第2の接続手段)を更に設けてもよい。外部ストレージは、USB端子を介してメイン制御部202に接続され、コンピュータからのシリアルデータをログデータとして保存する。これにより、大容量ログデータの保存及び運搬が可能となり、メモリ206の容量を超えるログデータについても確認できる。
この場合、メイン制御部202(請求項10の第3切替手段及び請求項19の第2切替手段に相当する)は、キーボード3からのホットキー入力に応じて、コンピュータからのシリアルデータの保存先をメモリ206又は外部ストレージに切り替える。よって、ユーザの希望に応じて、ログデータの保存先を切り替えることができる。
第2の実施の形態に係るメイン制御部202は、請求項13の設定手段に相当する。第2の実施の形態に係るメイン制御部202及びキーデータ送信切替部208は、請求項16の第1切替手段に相当する。尚、各請求項に対応する構成の例は、適宜、括弧書で本文に記載した。
ターミナルエミュレータ2の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、ターミナルエミュレータ2に供給し、CPU21が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
また、ターミナルエミュレータ2が、ターミナルエミュレータ2の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るターミナルエミュレータを含むデータ処理システムの構成図である。 (A)はリアルタイムデータ表示領域とログデータ表示領域とを左右に表示した場合のモニタ表示領域の一例を示す図であり、(B)はリアルタイムデータ表示領域とログデータ表示領域とを上下に表示した場合のモニタ表示領域の一例を示す図である。 ターミナルエミュレータ2のハードウエア構成を示すブロック図である。 シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。 モニタ表示領域を左右に分割した形式で、配列データを形成する方法を示す図である。 モニタ表示領域を上下に分割した形式で、配列データを形成する例を示す図である。 (A)はメイン制御部202からデータ形成部203に送信される指示データのデータ構造を示す図であり、(B)は、データIDの定義の一例を示す図である。 リアルタイムデータ表示領域がアクティブ状態である場合のキー入力処理を示すフローチャートである。 ログデータ表示領域がアクティブ状態である場合のキー入力処理を示すフローチャートである。 ログデータ表示領域がアクティブ状態で「↑」キーが押下された場合の配列データを形成する方法を示す図である。 ログデータ表示領域がアクティブ状態で「↓」キーが押下された場合の配列データを形成する方法を示す図である。 図1のデータ処理システムの変形例の構成図である。 モニタ表示領域の構成を示す図である。 シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。 第1ログデータ表示領域又は第2ログデータ表示領域のログデータを確認する際の領域を選択する方法を示す図である。 第1ログデータ表示領域にメモリ206に保存されたログデータを表示させる方法を示す図である。 モニタ表示領域の構成を示す図である。 シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るデータ処理システムの構成図である。 モニタ表示領域の構成を示す図である。 シリアルデータを受信してからビデオデータを生成するまでのターミナルエミュレータ2の実行処理を示すフローチャートである。 リアルタイムデータ表示領域30における、配列データを形成する方法を示す図である。 キーボード3からのホットキー入力によりリアルタイムデータ表示領域30をアクティブ状態に設定する処理を示すフローチャートである。 リアルタイムデータ表示領域30がアクティブ状態である場合のキー入力処理を示すフローチャートである。 モニタ表示領域の構成の変形例を示す図である。
符号の説明
1 コンピュータ
2 ターミナルエミュレータ
3 キーボード
4 モニタ
201 インターフェース処理部
202 メイン制御部
203 データ形成部
204 ビデオデータ出力部
205 キーデータ処理部
206 メモリ
207 リアルタイムクロック
208 キーデータ送信切替部

Claims (18)

  1. 情報処理装置と表示装置との間に接続可能な接続手段と、
    前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータをログデータとして保存すると共に前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有する保存手段と、
    前記表示装置の表示画面に配置される、前記リアルタイムデータを表示するリアルタイムデータ表示領域を少なくとも1つ設定すると共に前記ログデータを表示するログデータ表示領域を複数設定し、さらに、前記複数のログデータ表示領域として第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域とを設定する第1設定手段と、
    前記第1設定手段に設定された少なくとも1つのリアルタイムデータ表示領域及び複数のログデータ表示領域に合わせて、前記リアルタイムデータ及び複数のログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成手段と、
    前記データ形成手段で形成された二次元配列の形式のリアルタイムデータ及び複数のログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力手段と
    前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別手段と、
    前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加手段とを備え
    前記保存手段は、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、
    当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示される
    ことを特徴とするターミナルエミュレータ。
  2. 前記保存手段にログデータとして保存される前記リアルタイムデータに日時を付加する日時付加手段と、
    前記ログデータに付加された日時に基づいて、前記複数のログデータ表示領域のいずれに当該ログデータが表示されるかを設定する第2設定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のターミナルエミュレータ。
  3. 前記識別データ付加手段は、前記任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行及び当該データ行の前後のデータ行に識別データを付加することを特徴とする請求項1又は2に記載のターミナルエミュレータ。
  4. 前記接続手段は、前記リアルタイムデータ表示領域又は前記複数のログデータ表示領域のいずれか1つの表示領域に対して、データ入力を実行する入力装置を接続し、
    前記入力装置からの所定のデータの入力に基づいて、前記入力装置からのデータ入力が有効になるアクティブ状態の表示領域を前記リアルタイムデータ表示領域又は前記複数のログデータ表示領域のいずれか1つの表示領域に切り替える第1切替手段を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のターミナルエミュレータ。
  5. 前記アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルは非アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルから変更されることを特徴とする請求項に記載のターミナルエミュレータ。
  6. 前記リアルタイムデータ表示領域及び前記複数のログデータ表示領域は、前記表示装置の表示画面を上下又は左右に分割するように表示されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のターミナルエミュレータ。
  7. 前記リアルタイムデータ表示領域及び前記複数のログデータ表示領域の分割形式を切り替える第2切替手段を備えることを特徴とする請求項に記載のターミナルエミュレータ。
  8. 外部記憶装置を接続する第2の接続手段を備え、
    前記ログデータは、前記外部記憶装置に保存されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のターミナルエミュレータ。
  9. 前記ログデータの保存先を前記保存手段及び前記外部記憶装置のいずれか一方に切り替える第3切替手段を備えることを特徴とする請求項に記載のターミナルエミュレータ。
  10. 複数の情報処理装置と表示装置との間に接続可能な接続手段と、
    前記複数の情報処理装置から受信した複数のリアルタイムデータを複数のログデータとして保存すると共に前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有する保存手段と、
    前記複数のログデータのうち、前記表示装置の表示画面に表示されるログデータ表示領域に表示されるログデータを選択する選択手段と、
    前記表示装置の表示画面に表示される、前記複数のリアルタイムデータをそれぞれ表示する複数のリアルタイムデータ表示領域及び前記選択手段に選択されたログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、前記複数のリアルタイムデータ及び前記選択されたログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成手段と、
    前記データ形成手段で形成された二次元配列の形式の複数のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力手段と
    前記ログデータ表示領域を第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域に分割する分割手段と、
    前記複数の情報処理装置の各々から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別手段と、
    前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加手段とを備え
    前記保存手段は、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、
    当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示される
    ことを特徴とするターミナルエミュレータ。
  11. 前記保存手段にログデータとして保存される前記リアルタイムデータに日時を付加する日時付加手段と、
    前記ログデータに付加された日時に基づいて、前記分割された複数のログデータ表示領域のいずれに当該ログデータが表示されるかを設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする請求項10に記載のターミナルエミュレータ。
  12. 前記識別データ付加手段は、前記任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行及び当該データ行の前後のデータ行に識別データを付加することを特徴とする請求項10又は11に記載のターミナルエミュレータ。
  13. 前記接続手段は、前記複数のリアルタイムデータ表示領域又は前記ログデータ表示領域に対して、データ入力を実行する入力装置を接続し、
    前記入力装置からの所定のデータの入力に基づいて、前記入力装置からのデータ入力が有効になるアクティブ状態の表示領域を前記複数のリアルタイムデータ表示領域及び前記ログデータ表示領域のいずれか1つに切り替える第1切替手段を備えることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載のターミナルエミュレータ。
  14. 前記アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルは非アクティブ状態の表示領域内の表示文字色又は表示文字のスタイルから変更されることを特徴とする請求項13に記載のターミナルエミュレータ。
  15. 外部記憶装置を接続する第2の接続手段を備え、
    前記ログデータは、前記外部記憶装置に保存されることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のターミナルエミュレータ。
  16. 前記ログデータの保存先を前記保存手段及び前記外部記憶装置のいずれか一方に切り替える第2切替手段を備えることを特徴とする請求項15記載のターミナルエミュレータ。
  17. 情報処理装置と表示装置との間に接続されるターミナルエミュレータの制御方法であって、
    前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータをログデータとしてメモリに保存する保存工程であって、前記メモリが前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有するものと、
    前記表示装置の表示画面に表示される、前記リアルタイムデータを表示するリアルタイムデータ表示領域及び前記ログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、前記リアルタイムデータ及びログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成工程と、
    前記データ形成工程で形成された二次元配列の形式のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力工程と、
    前記表示装置の表示画面に配置される、前記リアルタイムデータ表示領域及び前記ログデータ表示領域の個数及び位置を設定する第1設定工程と
    前記情報処理装置から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別工程と、
    前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加工程とを含み、
    前記第1設定工程は、前記リアルタイムデータ表示領域及び複数のログデータ表示領域を設定し、さらに、前記複数のログデータ表示領域として第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域とを設定し、
    前記メモリは、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、
    当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示される
    ことを特徴とするターミナルエミュレータの制御方法。
  18. 複数の情報処理装置と表示装置との間に接続されるターミナルエミュレータの制御方法であって、
    前記複数の情報処理装置から受信した複数のリアルタイムデータを複数のログデータとしてメモリに保存する保存工程であって、前記メモリが前記リアルタイムデータに含まれる任意の文字列を予め設定したリストを有するものと、
    前記複数のログデータのうち、前記表示装置の表示画面に表示されるログデータ表示領域に表示されるログデータを選択する選択工程と、
    前記表示装置の表示画面に表示される、前記複数のリアルタイムデータをそれぞれ表示する複数のリアルタイムデータ表示領域及び前記選択工程に選択されたログデータを表示するログデータ表示領域に合わせて、前記複数のリアルタイムデータ及び前記選択されたログデータをそれぞれ二次元配列の形式に形成するデータ形成工程と、
    前記データ形成工程で形成された二次元配列の形式の複数のリアルタイムデータ及びログデータをそれぞれビデオデータに変換し、当該変換されたビデオデータを前記表示装置に出力する出力工程と
    前記ログデータ表示領域を第1ログデータ表示領域と重要ログデータ表示領域に分割する分割工程と、
    前記複数の情報処理装置の各々から受信したリアルタイムデータに、当該リストに設定された任意の文字列が含まれるか否かを判別する判別工程と、
    前記リアルタイムデータに任意の文字列が含まれると判別された場合に、当該任意の文字列を含むリアルタイムデータのデータ行に識別データを付加する識別データ付加工程とを含み、
    前記メモリは、前記識別データが付加されたリアルタイムデータをログデータとして保存し、
    当該ログデータが前記重要ログデータ表示領域に表示される
    ことを特徴とするターミナルエミュレータの制御方法。
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