JP3952537B2 - 複合プリンタ及びプリンタ取付台及びプリンタ取付台に取付可能なプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばPOS(Point−Of−Sales)システムに用いられる複合プリンタに関し、特に、単票状のスリップ紙、ロール紙等の複数の記録紙に印字を行うことができる複合プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、伝票等のスリップ紙に対して印字を行うスリッププリンタが知られている。このスリッププリンタは、控えに複写をする必要があることから、例えば、ドットインパクト方式の印字ヘッドを用いたシリアルプリンタが広く知られている。
【0003】
また、伝票のサイズには、様々なものがあるので、各種サイズの伝票に対応するため、多くのスリッププリンタは、紙搬送経路の一方の側端が解放されている。
【0004】
即ち、用紙の進行方向及び幅方向の片側の三方が開口された紙搬送路が形成されている。そのため、印字ヘッド及びそれを往復運動させるための機構を、片持はり状のフレームで支持したものが広く用いられている。
【0005】
一方、例えば、レシート等を発行するためのレシートプリンタとして、サーマルヘッドを用いた感熱方式によって、ロール状の感熱紙に印字等を行うものが広く知られている。
【0006】
近年、POSシステムが進展しており、店頭における省スペース等の観点からこれら少なくとも2種類の印字部を内蔵した複合プリンタが求められるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような複合プリンタにおいて、2つの印字部を共通の筐体内に内蔵すると、次のような問題が生ずる。
【0008】
すなわち、印字部が複数あるプリンタを製造する場合には、各印字部毎に固有の検査調整を行う必要があるが、(例えば、通電幅の調整、プラテンギャップの調整等)全てを組み立ててから検査、調整することは、作業性の面から好ましくなく、そのため、一つの製品を完成させるまでに、長時間を要するという問題があった。
【0009】
また、装置の故障時においても、各印字部毎に部品の交換、修繕等を行うのでは、メンテナンスのために長時間を要するという問題があった。
【0010】
また、複合プリンタに用いられる各プリンタは、組み合わせて複合プリンタとして用いられることもあるが、単独のプリンタとして用いられることもある。即ち、第1、第2の印字部を備えた複合プリンタとして製造されるものもあるし、第1の印字部のみを備えたプリンタ、第2の印字部のみを備えたプリンタとして製造販売されるものもある。このような場合、全てのプリンタについて、各印字部を覆う筐体、印字部を制御する回路基板を各々のプリンタごとに用意しなければならず、コストの低減、納期の短縮という観点からは好ましくなかった。
【0011】
また、省スペースの観点から、スリッププリンタの印字機構の側近にレシートプリンタの印字部を配置するレイアウトが好ましいが、そうすると、スリッププリンタの印字機構を支える片持ち梁に、該印字機構の重さに加えて、レシートプリンタの重さを加えた荷重が片持ち梁に加わることになり、片持はりの固定端においてかなりの強度が必要とされる。
【0012】
さらに、印字機構を支える梁の長さが長くなるほど、固定端側と自由端側のプラテンギャップ(印字ヘッドとプラテン間の距離)の差が生じやすくなる。このように、プラテンギャップを精度良く調整できないと、印字された文字に濃淡がみられるようになり、印刷品質が悪化する。片持ち梁の加重が増加するほどこの傾向は大きくなる。
【0013】
本発明は、このような課題を考慮してなされたもので、プリンタの組立、メンテナンスの容易な、さらに製造コストの安価な複合プリンタを提供することを目的とするものである。また、印刷品質を損なうことなく、設置面積が小さな複合プリンタを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の複合プリンタは、以下に示す第1のプリンタと、第2のプリンタと、これらが装着可能なプリンタ取付台を有することを特徴とする。また、本発明の複合プリンタに用いられるプリンタ及び、プリンタが取り付けられるプリンタは、以下の特徴を有する。
【0015】
即ち、第1のプリンタは、第1の記録紙に印刷を行うための第1の印字部と、第1の記録紙を第1の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成されている第1の基台と、第1の搬送経路の一方の側端が開放されているものであって、該第1の印字部を前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち梁とを備えている。例えば、この第1のプリンタの印字部には、シリアルインパクト方式のプリントヘッドが用いられ、第1の記録紙には単票紙が用いられる。
【0016】
第2のプリンタは、第2の記録紙に、印刷を行うための第2の印字部を備えている。例えば第2の記録紙は、ロ−ル状の感熱紙からなり、第2の印字部にはラインサーマルヘッドが用いられる。
【0017】
プリンタ取付台は、第2の基台と、該第2の基台上に形成された前記第1の記録紙を搬送する第2の搬送経路と、該第2の搬送経路の一方の側端が開放されているものであって、前記第2の基台に固定された第2の片持ち梁を備えている。
【0018】
そして、プリンタ取付台の前記第2の片持ち梁上には、前記第2のプリンタが装着可能である。また、前記プリンタ取付台は、前記第1のプリンタの後方に装着可能であり、装着された際、前記第1の搬送経路の延長上に前記第2の搬送経路が連続して前記第1の記録紙の延長された搬送経路を形成し、前記延長された搬送経路の一方の側端が開放され、該開放側とは反対方向の側端に前記第1の片持ち梁と前記第2の片持ち梁を配置したことを特徴とする。
【0019】
このように、第2のプリンタは、第1の印字部を備えた第1の片持ち梁とは異なるプリンタ取付台上の第2の片持ち梁上に搭載されるため、第1の片持ち梁に過大な荷重が加わることがない。即ち、第1の片持ち梁には第1の印字部の荷重が加わり、第2の片持ち梁には第2のプリンタによる荷重が加わる。そして、第1の印字部と第1の搬送経路に設けられたプラテンとの間の距離(プラテンギャップ)の精度が悪化することを防止できる。
【0020】
また、これにより、第1、第2のプリンタを各々独立した製造ラインで組み立て、調整、検査したのちに、各プリンタをプリンタ取付台に装着して複合プリンタを組み立てる製造プロセスを採用することが可能であり、作業性が向上する。また、いずれかのプリンタが故障した場合であっても、各プリンタを簡単に分離できることから、メンテナンスも容易である。
【0021】
また、第1のプリンタには、前記第1の片持ち梁を支える固定端の一部に、単票紙の側端をガイドする第1の案内部が設けられ、前記第2の片持ち梁を支える固定端の一部に、単票紙の側端をガイドするための第2の案内部が設けられている。これらの各案内部は、第1のプリンタが取付台に装着されたときに、第1の案内部の延長上に第2の案内部が連続するように配置されている。これにより、単票紙を確実に案内できる。
【0022】
また、さらに第1のプリンタは、第1の印字部を覆う筐体と、該筐体の一部に設けられた開口部と、該第1の印字部を制御する制御回路と、前記第2のプリンタを制御する制御する制御回路とを備えており、第2のプリンタは、前記第2の印字部を覆う筐体と、該筐体の一部に設けられた開口部と、前記第2のプリンタを駆動する駆動手段とを備えている。
【0023】
これらの各開口部は、前記第1、第2のプリンタが前記取付台に装着されたときに、互いに対向する位置に配置されている。
【0024】
このように、第1、第2のプリンタを用いて、複合プリンタを製造するときは、開口部を介して、前記第2のプリンタを制御する制御する制御手段と前記駆動手段が接続される。
【0025】
一方、このように第2のプリンタと複合可能な第1のプリンタを、単独なプリンタとして製造する場合は、前記開口部を覆う筐体を準備し、開口部を塞げばよい。また、このように第1のプリンタと複合可能な第2のプリンタを、単独なプリンタとして製造する場合、第2のプリンタのみを制御する制御回路が形成された基板と、該回路基板を覆う第2の筐体を準備し、第2のプリンタの下部に取り付ければよい。
即ち、本発明における単独なプリンタは、前記プリンタ取付台の前方に装着することが可能なものであって、第1の記録紙に印刷を行うための第1の印字部と、前記第1の記録紙を前記第1の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成される第1の基台と、該第1の印字部を前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち梁と、前記第1の印字部を覆う第1の筐体と、該第1の印字部を制御する制御回路が実装されたコントロール基板を備えたことを特徴とする。
さらに、上述の単独なプリンタにおいて、前記第1の筐体の一部には、第2のプリンタを駆動する駆動手段と、前記コントロール基板とを接続するための開口部が備えられており、前記第1の筐体に着脱可能で、装着されたときに前記開口部を覆う第2の筐体を備えていることを特徴とする。
さらに、上述の単独なプリンタにおいて、前記コントロール基板は、前記第2のプリンタを制御する制御回路を実装していることを特徴とする。
本発明における他の単独なプリンタは、前記プリンタ取付台の前記第2の片持ち梁上に装着することが可能なものであって、第2の記録紙に印刷を行うための第2の印字部と、前記第2の印字部を覆う第1の筐体を有し、前記第1の筐体は、前記プリンタを制御する制御部と、該制御部を覆う第2の筐体に装着可能であることを特徴とする。
【0026】
従って、複合プリンタを含む、3種類のプリンタを製造する場合、筐体、回路基板等の多くの部品を共通化、兼用でき、製造コストを低減すると共に、短納期で用途に応じた数種類のプリンタを提供できる。
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る複合プリンタの一実施の形態を図1〜図12を参照して詳細に説明する。
【0029】
(複合プリンタ、スリッププリンタ部の構造について)
図1は、本実施の形態の複合プリンタ1の外観構成を示す斜視図である。また、図12(a)は、図1に示す複合プリンタ1の断面図である。
【0030】
図1に示すように、本実施の形態の複合プリンタ1は、単票紙に印字を行うためのインパクト方式の第1のプリンタ2(以下スリッププリンタと呼ぶ)と、ロール状の感熱紙に対して印字を行うためのサーマル方式の第2のプリンタ3(以下レシートプリンタと呼ぶ)と、スリッププリンタ2の後方に接続されると共に、レシートプリンタ3が搭載される取付台4とから構成される。
【0031】
図1に示すように、スリッププリンタ2と、レシートプリンタ3と、取付台4とは、それぞれが組み合わされることによって一体的な外観を呈するように着脱自在に構成されている。
【0032】
図2〜図4は、スリッププリンタ2の部分の全体構成を示すもので、図2は前方側から見た斜視図、図3は正面図、図4は後方側から見た斜視図である。
【0033】
図2に示すように、スリッププリンタ2は、主に、基台20(第1の基台)と、この基部20の上に設けられた片持ち梁によって支持される印字部21とから構成される。図12(a)に示すように、基部20は、主に、スリップ紙の印字部への挿入を案内するドキュメントテーブル20bと、スリップ紙を搬送するための紙送り駆動ローラ26a、プラテン27(、下ケース20a部分に内蔵される回路基板100等から構成される。
【0034】
また、下ケース20aの隅部には、ドキュメントテーブル20bに隣接するように、制御スイッチ等を有する操作パネル25が設けられる。また、下ケース20aの前面の隅には電源スイッチ24が設けられている。なお、スリッププリンタ2の筐体2Aを構成するケース20a、21a、21bは、ABS等の樹脂からなる。
【0035】
印字部21は、上ケース21aと、その前方側に設けられる前カバー21bで覆われており、図3に示すように、このケース21a,21b内には、ガイド軸22bに沿って往復移動可能なキャリッジ22c上に搭載されたシリアルドットインパクト方式の印字ヘッド22aが収納されている。印字ヘッド22aの前面に挿入・搬送されたスリップ紙に不図示のインクリボンを用いて印字を行う。
【0036】
この印字ヘッド22aを支持・案内するガイド軸22bは、操作パネル25側の部分を固定端とする片持ちはり状のフレーム29によって支持されている。フレーム29は、基部20の取付部20dに固定されている。
【0037】
図12(a)に示すように、基部20の印字ヘッド22aが対向する位置には、プラテン27が設けられており、プラテン27の手前には、挿入されたスリップ紙を搬送するための紙送り駆動ローラ26aが設けられている。ケース21bには、閉じたときに、駆動ローラ26aと接する従動ローラ26bが設けられており、ドキュメントテーブル20b前方側から挿入されたスリップ紙は、駆動、従動ローラ26a,26bに挟持され、駆動ローラ26aを回転することにより、ドキュメントテーブル20bと印字部21との間に形成された第1の紙搬送路23内を進む。なお、駆動ローラ26aは、紙搬送路23に対し進退可能に取り付けられ、スリップ紙を挿入する際は、図の想像線の位置に待避する。挿入後、スリップ紙は、駆動、従動ローラ26a,26bに挟持される。
【0038】
図3に示すように、印字部21を支持する片持ち梁の固定端には、挿入されたスリップ紙の側端をガイドする第1の案内部20cが設けられている。このように、スリッププリンタ2は、片持ち梁の固定端側に設けられた案内部20cを除く、紙の進行方向及び幅方向の片側の三方が開口された搬送経路23を備えている。
【0039】
図4、図12(a)に示すように、上ケース21aの後部には、開口部21cが設けられている。そして、印字部21内の印字ヘッド22aの後方には、レシートプリンタ3内のサーマルヘッド34、プラテンローラ35駆動用のステップモータ37を駆動するための信号線33をスリッププリンタ2中の制御回路100に接続するための中継基板25が設けられている。
【0040】
(レシートプリンタ部の構造について)
図5は、本発明の第2のプリンタの一例としてのレシートプリンタ3の外観構成を示す斜視図である。
【0041】
このレシートプリンタ3は、例えば、POSシステム等に用いられるレシートを発行する印刷装置に適用されるものである。
【0042】
図12(a)に示すように、レシートプリンタ3は、例えばロール状の感熱紙Rに対してサーマルヘッド34により印字を行いレシートを発行するものである。
【0043】
レシートプリンタ3は、サーマルヘッド34のほかに、ロ−ル紙Rを収納するロ−ル紙収納部、ロ−ル紙を搬送するためのゴム製の円筒状のプラテンローラ35、プラテンローラ35を回転させるためのステップモータ37、サーマルヘッド34をプラテンに押しつけるための押圧機構、印刷されたレシートを切断するためのオートカッター36を備えている。
【0044】
そして、これらは、 ABS等の樹脂からなる側面部を覆う上ケース30と、上部分を覆うカバー31とからなる筺体3Aに内蔵されている。印字後のレシートは、オートカッター36で切断され、紙排出口32から排出される。
【0045】
図5に示すように、上ケース30の前側部分は開口部38が形成され、筺体3A内のサーマルヘッド34、モータ37、オートカッタ36を駆動するモータに接続されたFFC33の接続端子33aが露出するように構成されている。そして、これらの接続端子33aは、レシートプリンタ3をプリンタ取付台4に取り付け、スリッププリンタ1につなげる際に、図4に示す中継基板25に設けられたコネクタに接続される。
【0046】
かかる構成によれば、リード線の引き回しを円滑に行うことができ、装置の組立性を向上させることができる。本複合プリンタは開口部21c、38からのリード線等を接続した後に、開口部同志が対向し配置されるのでこれらのリード線は内蔵されて外から見えなく、あたかも単一のプリンタであるような外観を呈する。
【0047】
(プリンタ取付台の構造について)
図6及び図7は、取付台4の外観構成を示すものであり、図6は後方側から見た斜視図であり、図7は前方側から見た斜視図である。
【0048】
図6及び図7に示すように、取付台4は、取付台基部40と、この取付台基部40の上に固定・支持され、レシートプリンタ3が取り付けられる片持はり部41とから構成される。取付台基部40と片持ち梁部41は、それぞれABS等の樹脂からなり、各々樹脂成形された後、後述する方法で組み合わされる。なお、図8に、取付台基部40の斜視図、図9に、片持はり部41の斜視図を示す。
【0049】
図7に示すように、取付台基部40は、孔が形成された円柱状の突出部40jが複数個形成されており、図4に示すようにスリッププリンタ2の下ケース20aの小径部を備えた凹部20fに、取付台の突出部40jを勘合させて、スリッププリンタ3に取付台4を接続した後、取付台基部40の後部より突出部40jの孔に沿って嵌入したタッピングねじを締めることにより、これらを固定する。
【0050】
このようにして、片持ち梁部41の固定端が、スリッププリンタ1の片持ち梁の固定端と合うように、スリッププリンタ1の後方に取付台4が固定される。
【0051】
そして、これにより、片持はり部41と取付台基部40との間の第2の搬送経路42と、スリッププリンタ2の第1の搬送経路23がつながり、連続したフラットな搬送経路が形成される。即ち、図1に示すように、取付台ドキュメントテーブル40bとドキュメントテーブル20bの表面が、同一の高さとなり、また、取付台の案内部40iが、スリッププリンタ2の案内部20eの延長上に連続するように、各部は形成されている。
【0052】
図8に示すように、取付台基部40は、下ケース40aと、この下ケース40aの上の取付台ドキュメントテーブル40bとを一体形成して作られている。溝部40hは、下ケース20aにドキュメントテーブル20bを組み合わせた場合に溝部と同じ高さとなるように成形されている。このことにより、図1に示すように、スリッププリンタ2と取付台4とは、組み合わせたときにあたかも、単一なプリンタであるような一体的な外観を呈することとなる。
【0053】
図8に示すように、取付台基部40のドキュメントテーブル40bの一方の端には、片持ち梁部41を固定するための受け台40cが形成されており、さらに、この受け台40cの上部には、下ケース40aの底部まで貫通している孔40eが形成されており、孔40eの周囲には、円形のリブ40dが形成されている。
【0054】
図9に示すように、片持はり部41は、受け台40cに連結される連結部41aとはり部41bとから構成される。連結部41aとはり部41bとは、ABS等の樹脂の一体成形によって形成され、また、はり部41bの上には、サーマルプリンタ3を位置決め支持するためのプリンタ支持部41cが設けられている。なお、蓋45の下方には、孔40eとほぼ同じ大きさの孔41eが設けられており、この孔41eには、表示装置の支柱を挿入することが可能である。表示装置をプリンタに取り付ける際は、蓋45は取り外される。
【0055】
以下、図10及び図11を用いて、取付台基部40と片持はり部41との連結方法を説明する。。
【0056】
図10は、プリンタ取付台4にレシートプリンタ3を取り付けた状態を示す平面図であり、取付台基部40と片持はり部41の接続部分を断面図で示してある。
【0057】
片持ち梁部41の連結部41aに形成した爪41fが、受け台40cに形成された穴部40fに嵌入され、梁部41の上下方向の移動が規制される。他方、受け台40cの肩部40gと連結部41aの当接部41gが当接し、梁部41bに加わる荷重は、主に、受け台40cの肩部40gで受けることになる。
【0058】
このように、肩部40gが梁部41bに加わる荷重を受け、爪41fが、はり部41bが取付台搬送経路42を狭くする方向に作用するモーメントを受ける構造であるから、梁に大きな荷重が加わっても、梁が撓むことを防止できる。なお、肩部40gから当接部41gが離れないようにするため、不図示のネジで、受け台40cと連結部41aは固定される。
【0059】
さらに、本実施の形態においては、連結部41aの内側に、受け台40cのリブ40dと嵌合する円筒状のリブ41dが形成され、これらの嵌合により、取付台基部40と片持はり部41とは更に強固に連結される。
【0060】
またさらに、図11に示すように、連結部41aの底部に支柱支持部材43を下側からはめ込み、この支柱支持部材43に、上側から、プリンタ取付台4の孔40e、41eから挿入された表示装置の支柱44をはめ込むことにより、表示装置が、プリンタ取付台に固定される。なお、支柱44の上方には、商品の合計金額等を顧客に表示するためのカスタマディスプレー(不図示)が予め取り付けられている。
【0061】
支柱44は、支柱支持部材43に加え、その周壁が、プリンタ取付台4の孔40e、41eに嵌入されているため、支柱44は、プリンタ取付台4に対し傾むくことなく、十分な強度をもって取り付けられる。
【0062】
また、さらに、支柱が挿入されることにより、取付台基部40と片持はり部41とは一層強固に連結される。
【0063】
レシートプリンタ3は、上述したプリンタ取付台4上の片持ち梁上に搭載されるため、スリッププリンタ2の片持ち梁に過大な荷重が加わることがない。即ち、各プリンタの印字部の荷重は、各々別体の片持ち梁に加わる。このため、スリッププリンタの印字部とプラテンとの間の距離(プラテンギャップ)の精度が悪化することを防止できる。
【0064】
(各プリンタのコントロール基板の配置について)
図12、図13、図14は、本発明のプリンタの各形態を示す断面図であり、図12は、スリッププリンタ2と、レシートプリンタ3を組み合わせた複合プリンタの断面図を示し、図13は図12に示すスリッププリンタ1を単独で用いた形態、図14は図12に示すレシートプリンタ2を単独で用いた形態を示すものである。
【0065】
図12に示す複合プリンタに内蔵されたコントロール基板100上には、入出力回路101,演算回路102、スリッププリンタ用の駆動回路104,及びレシートプリンタ用の駆動回路103が形成されている。
【0066】
入出力回路101は、ホストに接続されたシリアルまたは、パラレルの信号線105を介して、ホストから送信されるデータもしくはコマンドを受信したり、プリンタのステータスをホストに送信するための回路である。
【0067】
演算回路102は、ホストから送信されたコマンド、データに応じて、駆動回路103,104を制御するものである。即ち、ホストから送られたコマンドを解釈し、スリッププリンタのデータであったら、そのデータをスリッププリンタの駆動回路104内のバッファに送り、レシートプリンタのデータであったら、そのデータをレシートプリンタの駆動回路103内のバッファに送る。また、不図示の記録紙の有無を検出するための各プリンタのセンサの状態等に応じ、入出力回路101を介して、ホストにプリンタのステータスを送信する。
【0068】
スリッププリンタの駆動回路104は、スリップ紙に印刷を行うための印字データを格納するためのバッファ、印字ヘッド22aを駆動するためのドライバ、印字ヘッドを紙送り方向と垂直な方向に走査するための、またはスリップ紙を搬送するためのモータ28を駆動するドライバ等からなり、演算回路102によりコントロールされる。
【0069】
レシートプリンタの駆動回路103は、ロール状のレシート紙Rに印刷を行うための印字データを格納するためのバッファ、サーマルヘッド34を駆動するためのドライバ、プラテンローラ35を駆動しロ−ル紙Rを搬送するためのモータ37を駆動するためのドライバ、印刷されたレシート紙を切断するためのオートカッタ36を駆動するためのドライバ等からなり、演算回路102によってコントロールされる。なお、駆動回路103内のドライバからの出力はスリッププリンタ2内に設けられた中継基板25を介して、モータ37,サーマルヘッド35,オートカッタ36に伝達される。
【0070】
このように、レシートプリンタ3を駆動するための駆動回路103は、他の回路と共に、スリッププリンタ2内の1枚のコントロール基板100上に設けられている。
【0071】
複合プリンタに用いられるスリッププリンタを利用して、単独のスリッププリンタを製造するときは、図13に示すように、スリッププリンタ2の後面の開口部21cをカバー50で覆うのみでよい。
【0072】
このような形態のスリッププリンタに、駆動回路103を実装したコントロールボードを用いても、機能的に不都合は生じないが、製造コストを押さえるためには、駆動回路103を実装していないコントロール基板100を用いることが望ましい。また、このような形態のスリッププリンタを製造する際には、中継基板25も特に必要としない。
【0073】
また、複合プリンタに用いられるレシートプリンタを利用して、単独のレシートプリンタを製造するときは、図14に示すように、レシートプリンタ専用のコントロール基板110を内蔵した下ケース38を準備し、この上側にレシートプリンタ部3を装着し、コントロール基板110と、サーマルヘッド34,オートカッタ36及びモータ37間を配線すればよい。
【0074】
コントロール基板100で用いた各回路、入出力回路101、演算回路102、駆動回路103、104は、ユニット化されており、コントロール基板110には、入出力回路101、演算回路102、駆動回路103が実装されている。
【0075】
このように、共用できる部分は可能な限り共通化して回路、筐体等をユニット化し、用途に応じて組み合わせることにより、プリンタの製造単価を低減することが可能となる。また、これにより、各プリンタを各々独立した製造ライン組み立て、調整、検査したのちに、各プリンタをプリンタ取付台に装着して複合プリンタを組み立てる製造プロセスを採用することが可能であり、製造時の作業性が向上する。また、いずれかのプリンタが故障した場合であっても、各プリンタ部を簡単に分離できることから、メンテナンスも容易である。
【0076】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上述の実施の形態においては、スリッププリンタとしてドットインパクト方式のものを用いたが、本発明はこれに限られることなく、種々の方式のプリンタを用いることができる。
【0077】
また、片持はり部に搭載されるプリンタとしては、特に方式を問わず、種々のものを用いることができる。例えば上述の実施の形態のように、熱転写方式によるもののほか、インクジェット方式によるものなどを使用しうる。ただし、ドットインパクト方式やインクジェット方式のプリンタのように印字手段と記録紙の隙間が印字品質に影響を与えるプリンタの場合、付加されるプリンタを取付台が支持して片持ちはり部に影響を与えない本願は効果的である。
【0078】
さらに、本発明の複合プリンタとパーソナルコンピュータを一体的に構成することも可能であり、その場合には、汎用性及び省スペースに寄与しうるものである。
【0079】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、第2のプリンタは、第1の印字部を備えた第1の片持ち梁とは異なるプリンタ取付台上の第2の片持ち梁上に搭載されるため、第1の片持ち梁に過大な荷重が加わることがない。即ち、第1の片持ち梁には第1の印字部の荷重が加わり、第2の片持ち梁には第2のプリンタによる荷重が加わる。そして、第1の印字部と第1の搬送経路に設けられたプラテンとの間の距離(プラテンギャップ)の精度が悪化することを防止できる。
【0080】
また、本発明によれば、共用できる部分は可能な限り共通化して各要部をユニット化し、用途に応じて組み合わせることにより、プリンタの製造単価を低減することが可能となる。また、これにより、各プリンタを各々独立した製造ライン組み立て、調整、検査したのちに、各プリンタをプリンタ取付台に装着して複合プリンタを組み立てる製造プロセスを採用することが可能であり、作業性が向上する。また、いずれかのプリンタが故障した場合であっても、各プリンタ部を簡単に分離できることから、メンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合プリンタの一実施の形態の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態におけるスリッププリンタの全体構成を示すもので、前方側から見た斜視図である。
【図3】同実施の形態におけるスリッププリンタの全体構成を示す正面図である。
【図4】同実施の形態におけるスリッププリンタの全体構成を示すもので、後方側から見た斜視図である。
【図5】同実施の形態のレシートプリンタの外観構成を示す斜視図である。
【図6】同実施の形態における取付台の外観構成を示すもので、前方側から見た斜視図である。
【図7】同実施の形態における取付台の外観構成を示すもので、後方側から見た斜視図である。
【図8】同実施の形態における取付台の基部の外観構成を示す斜視図である。
【図9】同実施の形態における取付台の片持はり部の外観構成を示す斜視図である。
【図10】同実施の形態における基部と片持はり部との連結状態を示す説明図である。
【図11】同実施の形態における基部と片持はり部との連結状態を示す説明図である。
【図12】本発明の複合プリンタの断面図である。
【図13】本発明のスリッププリンタの断面図である。
【図14】本発明のレシートプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1 複合プリンタ
2 スリッププリンタ
20 基部
21 印字部
23 第1の搬送経路
25 中継基板
3 レシートプリンタ
33 FFC
4 取付台
40 基部
41 片持はり部
42 第2の搬送経路
Claims (13)
- 第1の記録紙に印刷を行うための第1の印字部と、前記第1の記録紙を前記第1の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成される第1の基台と、前記第1の搬送経路の一方の側端が開放されているものであって、該第1の印字部を前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち梁とを備えた第1のプリンタと、
第2の記録紙に印刷を行うための第2の印字部を備えた第2のプリンタと、
第2の基台と、該第2の基台上に形成された前記第1の記録紙を搬送する第2の搬送経路と、該第2の搬送経路の一方の側端が開放されているものであって、前記第2の基台に固定された第2の片持ち梁を備えたプリンタ取付台とを有し、
該プリンタ取付台の前記第2の片持ち梁上に、前記第2のプリンタが装着可能であり、かつ前記プリンタ取付台は、前記第1のプリンタの後方に装着可能であり、装着された際、前記第1の搬送経路の延長上に前記第2の搬送経路が連続して前記第1の記録紙の延長された搬送経路を形成し、前記延長された搬送経路の一方の側端が開放され、該開放側とは反対方向の側端に前記第1の片持ち梁と前記第2の片持ち梁を配置し、前記延長された搬送経路により前記第1の記録紙を搬送しながら前記第1の印字部で印刷することを特徴とする複合プリンタ。 - 請求項1記載の複合プリンタにおいて、
前記第1のプリンタは、前記第1の印字部を覆う筐体と、該筐体の一部に設けられた開口部と、該第1の印字部を制御する制御手段と、前記第2のプリンタを制御する制御手段とを備え、
前記第2のプリンタは、前記第2の印字部を覆う筐体と、該筐体の一部に設けられた開口部と、前記第2のプリンタを駆動する駆動手段とを備え、
前記各開口部は、前記第1、第2のプリンタが前記取付台に装着されたときに、互いに対向する位置に配置されており、開口部を介して、前記第2のプリンタを制御する制御手段と前記駆動手段が接続されることを特徴とする複合プリンタ。 - 請求項2記載の複合プリンタにおいて、該第1の印字部を制御する制御手段のための回路と、前記第2のプリンタを制御する制御する制御手段のための回路が共通のコントロール基板上に形成されていることを特徴とする複合プリンタ。
- 請求項1記載の複合プリンタにおいて、
前記第1の片持ち梁を支える固定端の一部に、前記第1の記録紙の側端をガイドする第1の案内部が設けられ、
前記第2の片持ち梁を支える固定端の一部に、前記第1の記録紙の側端をガイドするための第2の案内部が設けられ、
前記各案内部は、前記第1のプリンタが前記取付台に装着されたときに、前記第1の案内部の延長上に前記第2の案内部が連続するように配置されていることを特徴とする複合プリンタ。 - 請求項1記載の複合プリンタにおいて、前記第1のプリンタはシリアルインパクトプリンタであり、前記第2のプリンタは、サーマルプリンタであることを特徴とする複合プリンタ。
- 第1の記録紙に印刷を行うための第1の印字部と、前記第1の記録紙を前記第1の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成される第1の基台と、前記第1の搬送経路の一方の側端が開放されているものであって、前記第1の印字部を前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち梁とを備えた第1のプリンタと、第2の記録紙に印刷を行うための第2の印字部を備えた第2のプリンタとが装着可能なプリンタ取付台において、
第2の基台と、
該第2の基台上に形成され、前記第1のプリンタが装着された際に、前記第1の搬送経路の延長上に連続して前記第1の記録紙の延長された搬送経路を形成する第2の搬送経路と、
前記第2の基台に固定され、前記第2の搬送経路の一方の側端が開放されているものであって、前記第2のプリンタが装着可能な第2の片持ち梁とを備え、前記延長された搬送経路の一方の側端が開放され、該開放側とは反対方向の側端に前記第1の片持ち梁と前記第2の片持ち梁を配置したことを特徴とするプリンタ取付台。 - 請求項6記載のプリンタ取付台において、
前記第2の基台には、前記第2の搬送経路の傍らに凸部が形成されており、
前記第2の片持ち梁には、該片持ち梁を前記基台に固定するための掛止部が設けられており、
前記凸部の搬送経路の反対側の側部には、前記掛止部と係合する係合部が設けられており、
前記第2の片持ち梁は、凸部の搬送経路側の肩部に支持されると共に、前記掛止部が前記係合部に係合することにより、前記基台に固定されることを特徴とするプリンタ取付台。 - 前記プリンタ取付台には、表示装置を支持する支柱が装着される孔が設けられていることを特徴とする請求項6記載のプリンタ取付台。
- 請求項7記載のプリンタ取付台において、
前記第2の基台と、前記第2の片持ち梁には、各々孔が設けられており、
該各孔は、前記片持ち梁が前記基台に固定されたときに連通し、一方の孔の外周壁が他方の孔の内周壁に嵌入されることを特徴とするプリンタの取付台。 - 請求項6記載のプリンタ取付台の前方に装着することが可能なものであって、
第1の記録紙に印刷を行うための第1の印字部と、前記第1の記録紙を前記第1の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成される第1の基台と、該第1の印字部を前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち梁と、前記第1の印字部を覆う第1の筐体と、該第1の印字部を制御する制御回路が実装されたコントロール基板を備えたことを特徴とするプリンタ。 - 請求項10記載のプリンタにおいて、
前記第1の筐体の一部には、第2のプリンタを駆動する駆動手段と、前記コントロール基板とを接続するための開口部が備えられており、
前記第1の筐体に着脱可能で、装着されたときに前記開口部を覆う第2の筐体を備えていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項10記載のプリンタにおいて、
前記コントロール基板は、前記第2のプリンタを制御する制御回路を実装していることを特徴とするプリンタ。 - 請求項6記載のプリンタ取付台の前記第2の片持ち梁上に装着することが可能なものであって、
第2の記録紙に印刷を行うための第2の印字部と、前記第2の印字部を覆う第1の筐体を有し、前記第1の筐体は、前記プリンタを制御する制御部と、該制御部を覆う第2の筐体に装着可能であることを特徴とするプリンタ。
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