JPH08224934A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08224934A
JPH08224934A JP3126895A JP3126895A JPH08224934A JP H08224934 A JPH08224934 A JP H08224934A JP 3126895 A JP3126895 A JP 3126895A JP 3126895 A JP3126895 A JP 3126895A JP H08224934 A JPH08224934 A JP H08224934A
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JP
Japan
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recording
flexible cable
sheet
recording apparatus
flexible
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Pending
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JP3126895A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博行 井上
Soichi Hiramatsu
壮一 平松
Akira Kida
朗 木田
Hideki Yamaguchi
秀樹 山口
Hideaki Kawakami
英明 川上
Takashi Nojima
隆司 野島
Takeshi Iwasaki
武史 岩崎
Hitoshi Nakamura
仁志 中村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型であってもフレキシブルケーブルの耐久
性を損なうことなく、また、フレキシブルケーブルによ
るキャリッジ負荷の増大を招くことのない高性能な記録
装置を実現すること。 【構成】 記録装置本体とキャリッジ上に搭載された記
録ヘッドとがフレキシブルケーブルを介して接続された
記録装置において、前記フレキシブルケーブルが沿うガ
イド部の一部に、前記キャリッジの移動にともない屈曲
するフレキシブルケーブルの可撓部が入り込む開口部を
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体上に画像を記録
する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドをキャリッジに搭載してキャ
リッジを移動しながら記録媒体上に記録を行なういわゆ
るシリアル記録装置では、記録装置本体から記録ヘッド
に信号等を伝送する手段としてフレキシブルケーブルを
用いることが多い。フレキシブルケーブルは薄いフィル
ム状をなしており、キャリッジの移動にともない屈曲す
るように可撓性を持っている。
【0003】図16に上述したような記録装置の一般的
な構成を示す部分正面図である。図16においてキャリ
ッジ1602に記録ヘッド1601が搭載されている。
キャリッジ1602はプレート1604に両端を支持さ
れたガイドシャフト1605と摺動自在に嵌合してお
り、駆動源(不図示)により駆動される駆動部材(不図
示)を介してガイドシャフト1605に沿って左右に往
復移動する。フレキシブルケーブル1603は一端がキ
ャリッジ1602に固定されており、記録ヘッド160
1と電気的に接続されている。また、フレキシブルケー
ブル1603の他端はフレーム1604に固定されてお
り、記録装置本体のコントロール基板に接続されてい
る。フレキシブルケーブル1603のキャリッジ160
2の固定部とフレーム1604の固定部との間はループ
状をなしており、キャリッジ1602が往復移動するに
ともないループの大きさを変えながら信号等の伝送を行
なう。
【0004】図17はキャリッジ1602がフレキシブ
ルケーブル1603の反固定端側に移動したときの状態
を示している。このときフレキシブルケーブル1603
のループの大きさは最小になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
記録装置においては、キャリッジの移動に伴ってループ
の大きさが変化する。フレキシブルケーブルのループが
小さくなったときには以下のような問題が発生する。
【0006】第1はフレキシブルケーブルの耐久性であ
る。フレキシブルケーブルはべ−スフィルムに銅箔等の
パターンを形成し、カバーフィルムでカバーした3層構
造になっているのが一般的である。これらは接着剤によ
って互いに接着されているが、屈曲することによって接
着剤が剥離し、銅箔等のパターンにクラックが入り断線
に至ることがある。この状態に至るプロセスは、屈典回
数と屈曲ループの大きさが密接に関係している。すなわ
ち屈曲回数が多いほど、また屈曲ループの大きさが小さ
いほど断線に至りやすい。ループが小さいほど断線しや
すいのは屈曲によって生じるフィルムに対するストレス
がループが小さいほど大きいからである。
【0007】第2はキャリッジの移動における負荷の増
大である。キャリッジはベルト等の駆動手段で駆動され
ており、これをモーター等の駆動源が駆動している。フ
レキシブルケーブルのループが小さくなるとフィルムの
腰によってループを大きくするような力が発生し、その
結果キャリッジの摺動力を増大させ、前記駆動源の出力
を大きくすることが余儀なくされる。さらにフレキシブ
ルケーブルのループが小さくなる場所はキャリッジの移
動範囲のごく一部であることが多いため、キャリッジ移
動範囲の中でキャリッジに対する負荷が変動することに
なる。これは記録精度を著しく悪化させる原因となる。
【0008】記録装置に対しては、近年小型化が要求さ
れており、これを実現するためにフレキシブルケーブル
のループも小さなものとなっているため、上述したよう
な様々な問題点はさらに深刻なものとなっている本発明
は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みて
なされたものであって、小型であってもフレキシブルケ
ーブルの耐久性を損なうことなく、また、フレキシブル
ケーブルによるキャリッジ負荷の増大を招くことのない
高性能な記録装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による記録装置は、記録装置本体とキャリッジ
上に搭載された記録ヘッドとがフレキシブルケーブルを
介して接続された記録装置において、前記フレキシブル
ケーブルが沿うガイド部の一部に、前記キャリッジの移
動にともない屈曲するフレキシブルケーブルの可撓部が
入り込む開口部を有することを特徴とする。
【0010】また、前記フレキシブルケーブルが沿うガ
イド部の、前記フレキシブルケーブルが沿う側と反対側
が記録シート通過部であり、前記開口部は所定幅の記録
シートの幅方向内側にわたり位置することを特徴とす
る。
【0011】さらに、前記開口部に入り込んだ前記フレ
キシブルケーブルの可撓部の一部が前記記録シートに接
触することを特徴とする。
【0012】また、前記フレキシブルケーブルの可撓部
の一部が前記開口部に入り込み、前記記録シートと前記
フレキシブルケーブルが接触しているときに、前記記録
シートの送り動作を行わないことを特徴とする。
【0013】また、前記フレキシブルケーブルが沿うガ
イド部の一部に、前記キャリソジの移動にともない屈曲
するフレキシブルケーブルの可撓部が入り込む凹部を有
することを特徴とする。
【0014】また、前記凹部が前記フレキシブルケーブ
ルの屈曲する方向に傾斜していることを特徴とする。
【0015】また、前記フレキシブルケーブルが沿うガ
イド部の、前記フレキシブルケーブルが沿う側と反対側
が記録シート通過部であり、所定幅の記録シートに対
し、前記凹部が前記記録シートの幅方向内側に張り出し
ていることを特徴とする。また、前記凹部を形成する凹
部部材は所定幅の記録シートの所定位置と接触するシー
ト押さえ部を具備することを特徴とする。
【0016】また、前記シート押さえ部は前記シート上
の記録範囲外でシートを押さえることを特徴とする記録
装置。
【0017】また、前記凹部における前記フレキシブル
ケーブル屈曲部が接触する面に高摩擦部を形成したこと
を特徴とする記録装置。
【0018】また、前記凹部を形成する凹部部材は前記
ガイド部に対して可動であることを特徴とする記録装
置。
【0019】また、前記可動の凹部部材は前記記録シー
トから離反する方向に付勢されており、前記凹部に前記
フレキシブルケーブル屈曲部が接触したときに前記凹部
部材は記録シートの方向に移動することを特徴とする。
【0020】また、前記記録ヘッドはインクを吐出する
ために利用されるエネルギを発生する素子を有するもの
であってもよい。
【0021】さらに、前記エネルギ発生素子は前記イン
クに膜沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生する電気熱
変換体であってもよい。
【0022】
【作用】上記のように構成される本発明による記録装置
おいては、キャリッジの移動に伴って屈曲するフレキシ
ブルケーブルのループ部分は、開口部や凹部に収容され
るので、小型の装置であってもフレキシブルケーブルの
ループを大きくとることができる。このためフレキシブ
ルケーブルの耐久性を高め、キャリッジ駆動に対する負
荷が増大することはない。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0024】実施例1 図1は本発明の一実施例の構成を示す斜視図、図2は本
実施例の要部構成を示す正面図である。本実施例はイン
クジェット記録装置に本発明を適用したものであり、ま
ず、図1を参照して本実施例の全体の動作について説明
する。
【0025】8は圧板であり、長手方向の両端部をフレ
ーム4に回転自在に支持されており、圧力付与手段によ
りピックアップローラ9に向かって付勢されている。記
録媒体13はこの圧板8上に積載される。給紙命令によ
り回転するピックアップローラ9によって圧板8上に記
録媒体13は送り出され、分離手段によって1枚だけ分
離されて記録部ヘと搬送される。分離された記録媒体1
3はフレーム4に両端を支持された搬送ローラ6とべ−
ス14に設けられたピンチローラ7との間に挟持されな
がら搬送され、さらに排紙ローラ15と拍車16との間
にも挟持されて排紙が行なわれる。この搬送ローラ6と
排紙ローラ15との間が記録部である。記録部ではキャ
リッジ2がガイドシャフト5に摺動自在に支持され、記
録媒体13の搬送方向と直行する方向に移動しながら記
録を行なう。ここでキャリッジ2には記録ヘッドカート
リッジ1が搭載されており、記録ヘッドカートリッジ1
にはフレキシブルケーブル3から信号等が伝送される。
記録ヘッドカートリッジ1は記録ヘッドと、インクを収
容するインクタンクとが一体的に構成され、キャリッジ
2に対して着脱自在となっている。インクタンクは記録
ヘッドから着脱可能な交換型インクタンクであってもよ
い。キャリッジ2はガイドシャフト5に支持されている
以外にフレーム4に両端を固定されたガイドレール12
にも支持されており、この2カ所の支持部によって記録
媒体13に対して記録ヘッドのインクを噴出するノズル
と記録媒体13の表面との間の距離をほぼ一定に保って
いる。フレキシブルケーブル3はガイドレール12の記
録媒体搬送経路にほぼ平行な長手の面に沿って配置さ
れ、この面上でキャリッジ2の移動にともなってループ
を形成する。上記の各構成部品は、すべて不図示の制御
装置によって制御されるもので、該制御装置の制御によ
って紙送り動作および印字(記録)動作が行われる。
【0026】20はガイドレール12に設けられた開口
部である。キャリッジ2が走査し、フレキシブルケーブ
ル3がガイドレール12端部でループを形成したとき、
図2に示すようにフレキシブルケーブル3のループは前
記開口部20から下に突出し、十分大きなループを形成
することができる。これによりフレキシブルケーブルの
耐久性は十分なものとなり、また、キャリッジ駆動に対
するフレキシブルケーブルの負荷も大幅に軽減される。
【0027】実施例2 図1および図2に示した実施例において、ガイドレール
12のフレキシブルケーブル3が沿う面と反対側に記録
シートPの搬送路があるが、図2で示されたような記録
シートPの幅、すなわち記録シートPの端部がガイドレ
ール12に設けられた開口部20よりキャリッジ2の走
行範囲側にある場合、前記フレキシブルケーブル3のル
ープは記録シートPと接触しない。ここで前記開口部2
0を図2の右側ヘ移動させ、図3に示すように前記開口
部20を記録シートPの幅方向内側にわたって設けると
フレキシブルケーブル3のループが形成されるスペース
とキャリッジ2とをオーバーラップさせることができる
ので、装置の小型化をはかることができる。
【0028】ところがこのような場合、図3に示すよう
にフレキシブルケーブル3と記録シートPが干渉してし
まい、記録シートPの搬送および、記録シートP上に形
成された画像に悪影響を及ぼす。具体的には、図3のよ
うな位置にフレキシブルケーブル3のループが存在する
状態で記録シートPの搬送方向先端部が搬送されたと
き、記録シートP先端がループに衝突してそれ以上搬送
されなくなってしまう、あるいは、記録シートPがフレ
キシブルケーブル3にダメージを与える場合もある。
【0029】また、図4に示すように記録シートP先端
がフレキシブルケーブル3のループに衝突せずに搬送さ
れた場合でも、記録シートPとフレキシブルケーブル3
が接触した場合、記録シートPの搬送負荷となり、搬送
不良の発生する可能性がある。さらに、ループと記録シ
ートPの接触部分が画像の記録された部分だと、特にイ
ンクジェット記録装置などでは乾燥していないインクを
引きずる等により画像の乱れを生じてしまう。
【0030】本実施例は、さらに装置の小型化を図った
ものであり、図3、4に示すように開口部20を記録シ
ートの幅方向内側にわたって設けるとともに、この場合
に問題となる記録紙との干渉を、以下のような制御を行
なうことにより防止したものである。
【0031】第1に、フレキシブルケーブルの可撓部が
開口部20に入り込んでいるとき、記録シートPをフレ
キシブルケーブル3の位置まで搬送させない制御であ
る。具体的には、給紙装置等で給紙動作が行なわれると
き、記録シートP先端が給紙動作により前記フレキシブ
ルケーブル3と記録シートP先端が干渉する位置まで記
録シートPが給紙されるときは、フレキシブルケーブル
3の可撓部が記録シートP先端と干渉しない位置にキャ
リッジ2を移動させて待機させる。
【0032】また、記録シートPに記録を行ないながら
記録シートPを搬送する途中で記録シートP先端とフレ
キシブルケーブル3が干渉する場合には、干渉する搬送
タイミングを所定の検知手段で検知するか、あるいは、
あらかじめ干渉するタイミングを計算する等を行ない、
干渉するタイミングでキャリッジ2を上記のように移動
させる等の制御を行なうことにより、フレキシブルケー
ブル3と記録シートP先端の干渉は避けることができ、
記録シートPに搬送不良等が発生することを防止でき
る。
【0033】図5は本発明の第2の実施例における制御
方法を説明するためのフローチャートである。
【0034】図5に示す制御動作は、上記の様な記録シ
ートP先端とフレキシブルケーブル3との干渉を避けて
記録シートPが搬送されたあとに制御装置によって行わ
れる制御である。以下にこの制御動作について図5を参
照して説明をする。
【0035】記録シートPが搬送されると、制御装置は
記録シートPのシート幅を検知する。(ステップS1)
検知方法はセンサー等の検知手段であってもよいし、操
作者が操作パネル等から入力するものてしてもよい。こ
のシート幅検知を行なう時期はセンサー等で検知する場
合にはセンサが記録シートPを検知するタイミングであ
るから、センサを取り付ける位置による。操作者がパネ
ル等で入力する場合は給紙動作の前に行なう。
【0036】続いて、検知した記録シートPのシート幅
が所定値以上であるかの確認を行う(ステップS2)。
ここで所定値とは記録シートPと開口部20から記録シ
ートP側に張り出したフレキシブルケーブル3の可撓部
とが接触する記録シート幅であり、所定値以上の記録シ
ート幅であると記録シートPとフレキシブルケーブル3
とは接触し、所定値以下であると記録シートPとフレキ
シブルケーブル3とは接触しない。
【0037】シート幅が所定値以下の場合には通常の印
字動作を行い(ステップS7)、終了する。ステップS
2にてシート幅が所定値以上であることが確認された場
合には、片方向印字を行なう(ステップS3)。ここで
片方向印字とは、フレキシブルケーブル3の可撓部が開
口部20に入り込む位置に向けてキャリッジ2を移動し
て行なう印字である。次に、キャリッジ2をリターンさ
せる(ステップS4)。ここでキャリッジリターンとは
キャリッジ2がステップS3で行なった印字の方向と同
じ方向で印字を行なうものである。続いて紙送りを行な
う(ステップS5)。このときキャリッジ2はすでにリ
ターンしているため、フレキシブルケーブル3と記録シ
ートPとは接触していない。すなわち紙送りに対するフ
レキシブルケーブル3の接触の影響を排除できる。この
後、印字動作が終了したかの確認を行い(ステップS
6)、印字動作を継続する場合にはステップS3に戻っ
て上記の各ステップを繰返し行い、すべての印字が終了
である場合には、終了とする。
【0038】上記のようにしてフレキシブルケーブル3
と記録シートPとが接触する場合でも紙送り等での不具
合を避けることができる。このため、フレキシブルケー
ブル3と記録シートPとの接触位置が記録シートPの記
録範囲に侵入しない範囲で開口部20を記録シートPの
幅方向内側に設けることができ、記録装置の幅を小さく
し、装置を小型化することができる。
【0039】実施例3 次に、本発明の第3の実施例について説明する。
【0040】本実施例は図1に示した記録装置に、開口
部20の代わりにフレキシブルケーブルをガイドするフ
レキガイド21を設けたものである。この他の構成は図
1に示した第1の実施例と同様であるために、同じ番号
を付して説明は省略する。
【0041】図6に示すフレキガイド21は。図1にお
いて説明したガイドレール12の開口部20の位置に取
り付けられている。上述の実施例においてフレキシブル
ケーブル可撓部のループは、開口部20から飛び出すこ
とによりRを大きくすることを図ったが、本実施例で
は、フレキシブルケーブル3のループは開口部20の位
置にてガイドレール12から飛び出すが、その飛び出す
量がフレキガイド21によって規制される構成となって
いる。
【0042】本実施例においてフレキガイド21は樹脂
で成形されており、ツメ21e等でガイドレール12に
固定される構成とされている。このようなフレキガイド
21を使用すると、以下に説明するようなさまざまな機
能をこのフレキガイド21に持たせることができる。
【0043】図7はフレキガイド21の単体の形状を示
す斜視図である。フレキガイド21は凹部を持つ箱形形
状をなしており、凹部の内側は面21jで構成される斜
面を持っている。面21jはフレキシブルケーブル3の
ループ形状を規制し、できるだけ大きなループでなめら
かなストレスの小さいループ形状を作るように構成され
ている。
【0044】本実施例では、この面21jにフレキシー
ト22が両面テープなどで固定されている。このフレキ
シート22は比較的大きな表面摩擦力を持ったシートで
あり、フレキガイド21によってループが形成されたフ
レキシブルケーブル3のループの剛性によってフレキシ
ブルケーブル3とフレキガイド21とに滑りが発生する
ことを防止する。この滑り防止の目的は以下のとおりで
ある。
【0045】図8に示す様に、フレキガイド21の内部
にフレキシブルケーブル3のループが形成されていると
き、ループの剛性によりフレキシブルケーブル3自体が
腰をもつ。このとき、図9に示すようにキャリッジ2が
右の方向に移動すると、フレキシブルケーブル3とフレ
キガイド21との接触面において双方の間の摩擦係数が
小さなときには矢印の方向にフレキシブルケーブル3の
ループ自体が移動し、キャリッジ2の右側で余ったフレ
キシブルケーブル3がたるんでそのままキャリッジ2に
押されてフレキシブルケーブル3が折れたり、最悪の場
合、フレキシブルケーブル3が破断することがある。そ
こでフレキガイド21の面21jに摩擦係数の高いフレ
キシート22を設けることにより、滑りが発生すること
を防止してフレキシブルケーブル3にダメージが生じる
ことを防止する。
【0046】なお、上記の実施例ではフレキシート22
とフレキガイド21とを別部品として説明したが、フレ
キガイド21自体を摩擦係数の高い材質で形成したり、
ダブルインジェクション等の成形方法により、フレキシ
ート22とフレキガイド21とを一体的に形成してもよ
い。
【0047】上記のように構成されるフレキガイド22
について、図10および図11を参照して説明する。
【0048】図10はフレキガイド21を図7とは反対
の方向、すなわち裏側から見たものであり、図11は図
1に示した記録装置を記録シートPの排出側から見た図
である。
【0049】図10における面21hは、図11におい
て記録シートPの左端面を押さえており、その押さえ高
さは拍車16による押さえ高さと略同一である。記録シ
ートPの面21hで押さえている位置は記録シートPへ
の記録範囲外に設定してあるのでインクジェット記録装
置などでインクとの接触による記録の乱れは発生しな
ぃ。このように構成することによって、フレキガイド2
1をできるだけ記録範囲に近付けることができ、その結
果、フレキシブルケーブル3のループの大きさを大きく
することができ、しかも記録シートPの押さえを部材追
加なしで行なえ、この部分に設けられるべき拍車を省略
できる。この押さえがない場合には記録シートPの端部
が記録ヘッド側に反ってしまった場合、キャリッジ2が
記録シートP、あるいはその記録面と接触し、記録シー
トPがシート詰まりを起こしたり、記録が乱れたりする
ため、これを防止する方法として有効である。
【0050】図12は、図11に示した実施例に示した
ものよりも記録幅が小さな記録シートPに対して印字を
印字を行う状態を示している。
【0051】図10に示した面21iは図12において
記録シートPの左端部と接触している。上述したよう
に、図12に示す記録シートPの幅は図11で示した記
録シートPの幅よりも小さく、面21hからはずれる幅
であり、すなわち面21iは最大の記録範囲の内側にわ
たって設けられている。ここで、記録シートP端部が記
録ヘッド1側に反った場合、記録範囲内であるため面2
1iが面21hと同じ高さ、同じ形状であると、インク
と面21iとが接触して記録が乱れてしまう。そこで図
12に示すように面21iは面21hよりも高さが記録
ヘッド1側に近く、しかも記録シート端部が記ヘッド側
(図面上方)に反った場合には必ず記録シートPのエッ
ジが面21iに接触し、記録面が面21iに接触しない
ように構成されている。
【0052】図13は、図11に示した実施例に示した
ものよりも記録幅は広いが、記録範囲は図12に示した
ものと同様に面21hよりも内側にある記録シートPに
対して記録を行う状態を示している。
【0053】図10に示した面21aは図13において
記録シートPのエッジ部と接触している。上述したよう
に図13に示す記録シートPは幅の広いものであるが記
録範囲は面21hよりも内側にあるものである。フレキ
ガイド21のフレキシブルケーブルのループが入り込む
凹部が前述のようにループの形状および大きさを最適な
ものに規制する斜面になっており、その裏面が記録シー
トPと接触する面21aとなっており、面21jと面2
1aとの問の部分は薄い板となっている。ここで面21
aは記録シートPを記録ヘツド2と反対側に積極的に撓
ませている。すなわちフレキガイド21はフレキシブル
ケーブル3のループを最大限に大きくできるよう凹部を
大きくとるために記録シートPと積極的に干渉させてい
る。ここで記録シートPの撓んでいる部分は前述のよう
に記録範囲の外側であり、その撓みが記録および記録シ
ートPの搬送に弊害を与えない。ここで面21aと面2
1jとの間の部分をできるだけ薄くすることによりルー
プの大きさをより大きくとることができ、記録シートの
撓みを小さくすることができる。この構成によりフレキ
ガイド22をより記録範囲の側に設けることができ、記
録装置の小型化を実現することができる。
【0054】実施例4 次に、本発明の第4の実施例について図14および図1
5を参照して説明する。
【0055】本実施例は、図6乃至図13に示した第3
の実施例におけるフレキガイド21を回動可能にガイド
レール12に取り付けたものである。この他の構成は第
3の実施例と同様であるために図6乃至図13と同じ符
号を付けて説明は省略する。
【0056】図14において、フレキガイド21はガイ
ドレール12に対し、ガイドレール12に設けられた支
点24を回転中心に回転可能に取り付けられている。一
方フレキガイド21の支点24と反対側にバネ受け部2
1kが形成されている。付勢バネ23はバネ受け部21
kを上方に押圧しており、フレキガイド21はガイドレ
ール12側に付勢されている。図15に示すようにフレ
キシブルケーブル3のループがフレキガイド21の凹部
に入り込むと、フレキガイド21はループの剛性により
付勢バネ23に抗して支点24を中心に反時計回りに回
転し、ループの大きさを確保する。フレキガイド21に
干渉しない幅の記録シートPに対して記録を行なってい
るときにはフレキガイド21は回転し、凹部の深さを大
きくするからフレキシブルケーブル3の耐久性はさらに
高いものになる。フレキガイド21と干渉する幅の記録
シートPに記録を行なう場合には、ループがフレキガイ
ド21の凹部に入り込んだときにシート搬送を行なわ
ず、ループが凹部に入り込んでいないときに記録シート
Pの搬送を行なう等のシーケンスをとることによりフレ
キシブルケーブル3の耐久性をさらに高めることができ
る。
【0057】一般にポリイミドベースのフレキシブルケ
ーブルはループの半径が約3mm以下になると耐久性が
急激に悪化する。本実施例では通常、3mm以下になっ
てしまうループを約3mm程度以上まで大きくするのに
必要十分な方法であり、しかも装置の小型化を実現する
ためのきわめてシンプルな方法あり、しかも安価に目的
を達成することができるのである。
【0058】なお、上述の実施例においては、キャリッ
ジにインクジェット記録ヘッドを搭載するプリンタを用
いて本発明を説明したが、例えば、インクジェット記録
ヘッドとほぼ同一の外形を備えることで、このキャリッ
ジにインクジェット記録ヘッドとコンパチブルにキャリ
ッジに搭載することのできるスキャナーユニットを備
え、プラテンに支持される原稿シートから画像情報を読
み取ることのできる情報処理装置であっても本発明を説
明した構成を好適に用いることができる。また本実施例
はインクジェット記録装置を例に説明したが、熱転写方
式などさまざまな記録装置に適用することができる。す
なわちインクリボンカセット等にも適用することができ
る。
【0059】次に、記録用のエネルギーとして電気熱変
換体の発生する熱エネルギーを利用して、吐出口からイ
ンクを吐出させて記録を行うインクジェット記録方式の
インクジェット記録ヘツドを用いた前述インクジェット
記録装置について更に詳細に説明する。
【0060】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書、同第4,
740,796号明細書に開示されている基本的な原理
を用いて行うものが好ましい。
【0061】この方式は所謂オンデマンド型、コンテイ
ニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オン
デマンド型の場合には、記録液(インク)が保持されて
いるシートや液路に対応して配置されている電気熱変換
体に、記録情報に対応していて前記記録液に核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面近傍の記録液を膜沸
騰させる。そして結果的にこの駆動信号に一対一で対応
して記録液内の気泡を形成できるので有効である。
【0062】この気泡の成長、収縮過程において生ずる
作用力によって記録液を大気中に吐出させて、少なくと
も1つの滴を形成する。
【0063】この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた記録液の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4,463,3
59号明細書、同第4,345,262号明細書に記載
されているようなものが適している。
【0064】なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4,313,124号明細書に記載さ
れている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこ
とができる。
【0065】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4,558,333号明細書、米国特許第
4,459,600号明細書を用いた構成も本発明に含
まれるものである。
【0066】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッド、あるいは、上述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘツドの組み合せによって、その長さを満
たす構成や一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、いずれの場合でも本発明
は、上述した効果を一層有効に発揮することができる。
【0067】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいはインク供給タンクが記録ヘッド自体に一体的に設
けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合
にも本発明は有効である。
【0068】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定でき
るので好ましいことである。
【0069】これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対しての、キャッピング手段、クリーニング手段、加圧
あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の
加熱素子あるいはこれらの組み合せによる予備加熱手段
等を付加すること、あるいは記録とは別の予備吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効であるため、複数個設けられるものであっても良
い。
【0070】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数この組み合せによってでもよ
いが、ことなる色の複色カラーまたは混色によるフルカ
ラーの少なくとも1つを備えた装置にも本発明は極めて
有効である。
【0071】また更に、以上説明した本発明実施例にお
いては、インクを液体として説明しているが、例えば室
温やそれ以下で固化するインクであっても記録信号付与
時にインクが液状あるいは軟化をなすものであれば良
い。
【0072】本発明においては、上述したインクに対し
てもっとも有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行す
るものである。
【0073】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0074】本発明によれば、請求項1乃至請求項6に
記載した開口部を設けたり、請求項7乃至請求項15に
記載したもののように凹部を設けることにより、フレキ
シブルケーブルのループを大きくとることができるた
め、小型の装置であってもフレキシブルケーブルの耐久
性を高め、キャリッジ駆動に対する負荷の増大を招くこ
とがなく、高性能な記録装置を提供することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の装置全体の構成を示す
摸式的斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の内部構造を摸式的に示す
正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の内部構造を摸式的に示
す正面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の内部構造を摸式的に示
す正面図である。
【図5】本発明の第2の実施例における制御動作を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例の装置全体の構成を示す
摸式的斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例の要部構成を示す斜視図
である。
【図8】本発明の第3の実施例の要部構成を示す部分断
面図である。
【図9】本発明の第3の実施例の要部構成を示す部分断
面図である。
【図10】本発明の第3の実施例の要部構成を示す斜視
図である。
【図11】本発明の第3の実施例の動作を説明するため
の部分断面図である。
【図12】本発明の第3の実施例の動作を説明するため
の部分断面図である。
【図13】本発明の第3の実施例の動作を説明するため
の部分断面図である。
【図14】本発明の第4の実施例の要部構成を示す部分
断面図である。
【図15】本発明の第4の実施例の要部構成を示す部分
断面図である。
【図16】従来例の構成を示す摸式的断面図である。
【図17】従来例の構成を示す摸式的断面図である。
【符号の説明】
1 記録ヘツドカートリッジ 2 キャリッジ 3 フレキシブルケーブル 4 フレーム 5 ガイドシャフト 6 搬送ローラ 7 ピンチローラ 8 圧板 9 ピックアツプローラ 10 キャリッジ駆動モータ 11 キャリッジ駆動ベルト 12 ガイドレール 13 記録媒体 14 ベース 15 排紙ローラ 16 拍車 20 開口部 21 フレキガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 秀樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川上 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野島 隆司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岩崎 武史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 仁志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置本体とキャリッジ上に搭載され
    た記録ヘッドとがフレキシブルケーブルを介して接続さ
    れた記録装置において、 前記フレキシブルケーブルが沿うガイド部の一部に、前
    記キャリッジの移動にともない屈曲するフレキシブルケ
    ーブルの可撓部が入り込む開口部を有することを特徴と
    する記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録装置において、 前記フレキシブルケーブルが沿うガイド部の、前記フレ
    キシブルケーブルが沿う側と反対側が記録シート通過部
    であり、前記開口部は所定幅の記録シートの幅方向内側
    にわたり位置することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の記録装
    置において、 前記開口部に入り込んだ前記フレキシブルケーブルの可
    撓部の一部が前記記録シートに接触することを特徴とす
    る記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の記録装置において、 前記開口部に前記フレキシブルケーブルの可撓部が入り
    込んだ状態で、前記記録シートの搬送方向先端が前記フ
    レキシブルケーブルの可撓部の位置まで搬送されないこ
    とを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の記録装
    置において、 前記フレキシブルケーブルの可撓部の一部が前記開口部
    に入り込み、前記記録シートと前記フレキシブルケーブ
    ルが接触しているときに、前記記録シートの送り動作を
    行わないことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から請求項5のいずれかに記載
    の記録装置において、 前記記録シートと前記フレキシブルケーブルが接触する
    位置は前記記録シートに記録される画像の範囲外である
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 記録装置本体とキャリッジ上に搭載され
    た記録ヘッドとがフレキシブルケーブルを介して接続さ
    れた記録装置において、 前記フレキシブルケーブルが沿うガイド部の一部に、前
    記キャリッジの移動にともない屈曲するフレキシブルケ
    ーブルの可撓部が入り込む凹部を有することを特徴とす
    る記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の記録装置において、 前記凹部は前記フレキシブルケーブルの屈曲する方向に
    傾斜していることを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の記録装
    置において、 前記フレキシブルケーブルが沿うガイド部の、前記フレ
    キシブルケーブルが沿う側と反対側が記録シート通過部
    であり、所定幅の記録シートに対し、前記凹部が前記記
    録シートの幅方向内側に張り出していることを特徴とす
    る記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の記録装置において、 前記凹部を形成する凹部部材は所定幅の記録シートの所
    定位置と接触するシート押さえ部を具備することを特徴
    とする記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の記録装置におい
    て、 前記シート押さえ部は前記シート上の記録範囲外でシー
    トを押さえることを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    記録装置において、 前記シート押さえ部は記録シート搬送方向に傾斜した傾
    斜面を持ち、該傾斜面は搬送された記録シート先端部を
    ガイドすることを特徴とする記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項7から請求項12のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記凹部における前記フレキシブルケーブル屈曲部が接
    触する面に高摩擦部を形成したことを特徴とする記録装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項7から請求項13のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記凹部を形成する凹部部材は前記ガイド部に対して可
    動であることを特徴とする記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の記録装置におい
    て、 前記可動の凹部部材は前記記録シートから離反する方向
    に付勢されており、前記凹部に前記フレキシブルケーブ
    ル屈曲部が接触したときに前記凹部部材は記録シート側
    に移動することを特徴とする記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記記録ヘッドはインクを吐出するために利用されるエ
    ネルギを発生する素子を有するものであることを特徴と
    する記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の記録装置におい
    て、 前記エネルギ発生素子は前記インクに膜沸騰を生じさせ
    る熱エネルギを発生する電気熱変換体であることを特徴
    とする。
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