JP2004322464A - 電子機器および記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部の換装を容易とする。
【解決手段】信号通信ケーブルが接続されるパラレルコネクタ部63あるいはシリアルコネクタ部73と、当該パラレルコネクタ部63あるいはシリアルコネクタ部73が固定される回路基板とを備え、当該信号通信ケーブルを介して外部電子機器から受信したデータに従ってシートへの記録動作を行う記録装置において、前記回路基板を背面フレーム27に支持する移動フランジ62を備え、移動フランジ62には、前記パラレルコネクタ部63あるいはシリアルコネクタ部73が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、前記移動フランジ62は、前記パラレルコネクタ部63およびシリアルコネクタ部73の各々のねじ止め位置に移動可能となるよう前記背面フレーム27と別体で構成される。
【選択図】 図5
【解決手段】信号通信ケーブルが接続されるパラレルコネクタ部63あるいはシリアルコネクタ部73と、当該パラレルコネクタ部63あるいはシリアルコネクタ部73が固定される回路基板とを備え、当該信号通信ケーブルを介して外部電子機器から受信したデータに従ってシートへの記録動作を行う記録装置において、前記回路基板を背面フレーム27に支持する移動フランジ62を備え、移動フランジ62には、前記パラレルコネクタ部63あるいはシリアルコネクタ部73が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、前記移動フランジ62は、前記パラレルコネクタ部63およびシリアルコネクタ部73の各々のねじ止め位置に移動可能となるよう前記背面フレーム27と別体で構成される。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号通信ケーブルを介して他の装置とデータ通信する電子機器および記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャリッジに搭載された記録ヘッドに複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介してシートに画像を記録するドットインパクトプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このドットインパクトプリンタなどの記録装置は、パーソナルコンピュータとデータ通信するための信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部を備え、当該信号通信ケーブルを介してパーソナルコンピュータから受信した印字データに基づいて記録動作を行うのが一般的である。また通常、このデータ通信規格としては、パラレル通信が用いられ、上記コネクタ部は、当該パラレル通信規格に則した形状となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−116345号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばユーザの要望などにより上記通信規格を変更する必要が生じた場合に、上記コネクタ部を換装するのが容易ではなかった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部の換装を容易とすることが可能な電子機器および記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部と、当該コネクタ部が固定される回路基板とを備えた電子機器において、前記回路基板を本体フレームに支持するフランジを備え、前記フランジには、前記コネクタ部が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、前記フランジは、前記コネクタ部のねじ止め位置に応じて移動可能となるよう前記本体フレームと別体で構成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記コネクタ部は、パラレル信号通信またはシリアル信号通信のいずれか1の規格に対応したコネクタ形状を有することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、本体フレームに固定配置された固定フランジを備え、前記回路基板は、前記フランジおよび前記固定フランジの各々にねじ止め固定されることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部と、当該コネクタ部が固定される回路基板とを備え、当該信号通信ケーブルを介して外部電子機器から受信したデータに従ってシートへの記録動作を行う記録装置において、前記回路基板を本体フレームに支持するフランジを備え、前記フランジには、前記コネクタ部が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、前記フランジは、前記コネクタ部のねじ止め位置に応じて移動可能となるよう前記本体フレームと別体で構成されることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の記録装置において、前記コネクタ部は、パラレル信号通信またはシリアル信号通信のいずれか1の規格に対応したコネクタ形状を有することを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項4に記載の記録装置において、本体フレームに固定配置された固定フランジを備え、前記回路基板は、前記フランジおよび前記固定フランジの各々にねじ止め固定されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。本実施形態では、電子機器の一例として記録装置について説明する。図1は、本発明の記録装置の実施形態に係るプリンタ10の前方の外観を示す斜視図であり、図2は、プリンタ10の後方の外観を示す斜視図である。また、図3は、プリンタ10の側断面図であり、図4は、このプリンタ10のフレーム構成を示す斜視図である。
【0014】
このプリンタ10は、複数の記録ワイヤを選択的に打ち出す記録ヘッド20と、この記録ヘッド20が搭載されるキャリッジ21とを備え、記録ヘッド20から打ち出された記録ワイヤをシートに打ち付けることによって文字を含む画像を記録するドットインパクトプリンタである。
【0015】
図3に示すように、このプリンタ10は、大別すると、記録ユニットを構成するプリンタ本体12と、トラクタユニット13と、シートガイド14とを備え、これらの上方、下方がアッパーケース15、ロアケース16で覆われる構成となっている。上記シートには、所定長さに裁断されたカットシートと、複数枚が連結された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば、単票紙、複写紙、通帳またはカットフィルムなどがあり、連続シートとしては連続紙がある。
【0016】
プリンタ本体12は、記録機構部としての記録ヘッド20、キャリッジ21及びプラテン22と、シート搬送機構部としての複数の搬送ローラ23とを備えている。詳述すると、プリンタ本体12は、一対のサイドフレーム25、26(図4参照)の間に、背面フレーム27(図4参照)、プラテン22、キャリッジ軸28、複数のローラ軸(不図示)などが架け渡され、キャリッジ軸28にキャリッジ21が、各ローラ軸に搬送ローラ23が設けられる。
【0017】
上記搬送ローラ23は、プラテン22に対してプリンタ本体12の前方及び後方に、上下に対に配置されており(一部の搬送ローラ23は不図示)、図示しないシート搬送モータ及び駆動輪列部によって、図3の時計方向又は反時計方向に回転駆動される。これによって、シートを、プリンタ本体12の前方(シートガイド14側)から後方へ搬送したり、また、プリンタ本体12の後方から前方へ搬送することができる。これにより、シートは、キャリッジ21の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0018】
また、上記キャリッジ21は、キャリッジ軸28に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド20を搭載し、図示しないキャリッジ駆動モータにより駆動されるタイミングベルトに結合される。これにより、キャリッジ21は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルトを介しキャリッジ軸28に案内されて、キャリッジ軸28の軸方向及びプラテン22の長手方向と一致する主走査方向に走行(走査)される。
【0019】
上記記録ヘッド20は、多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤをプラテン22に向けて打ち出す。また、このプリンタ本体12には、インクリボンカセット29が着脱自在に装着され、このインクリボンカセット29のインクリボンが記録ヘッド20とプラテン22との間に引き回される。これにより、記録ヘッド20は、キャリッジ21と共に主走査方向に走行される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン22と記録ヘッド20との間に搬送されたシートに付着させ、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0020】
また、トラクタユニット13は、連続シートを上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ30を有する。各トラクタ30は、トラクタ駆動プーリ(不図示)と、トラクタ従動プーリ(不図示)と、これらプーリに巻き掛けられたトラクタベルト31とを備え、シート搬送モータ及び駆動輪列部によってトラクタ駆動プーリが回転駆動されて、トラクタベルト31を駆動して連続シートを搬送する。
【0021】
記録ヘッド20による記録動作は、記録ヘッド20がキャリッジ21により主走査方向に移動される間に、記録ヘッド20からの記録ワイヤの打ち出しにより一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シート搬送機構部としての搬送ローラ23(及びトラクタユニット13)がシートを所定長搬送させ、これらの動作が繰り返されて実施される。
【0022】
ところで、図2に示すように、上記アッパーケース15のプリンタ本体12背面部には、パラレル通信ケーブル(不図示)が接続されるパラレルコネクタ部63が設けられている。
【0023】
図5は、プリンタ10を背面側から見た場合の分解斜視図である。この図に示すように、背面フレーム27の背面側には、プリンタ本体12の各部を制御する制御基板51の他に、パラレル通信回路基板60が取り付け固定される。パラレル通信回路基板60は、パラレル通信ケーブル(不図示)を介してパーソナルコンピュータから受信したパラレル信号に対して信号処理を施し、制御基板51に出力するものであり、図6に示すように、パラレル通信回路基板60上には、複数のパラレル信号処理LSI61が実装されると共に、上記パラレルコネクタ部63が固定されている。また、このパラレル通信回路基板60上には、パラレル通信の他にUSB(Universal Serial Bus)通信のためのUSBコネクタ部64が設けられており、パラレル信号通信およびUSB信号通信の両方を実現可能になされている。
【0024】
また、制御基板51およびパラレル通信回路基板60を覆うカバー80には、上記パラレルコネクタ部63を突出させるための開口部81aと、上記USBコネクタ部64を突出させるための開口部81bとが設けられ、上記アッパーケース15には、上記パラレルコネクタ部63およびUSBコネクタ部64を突出させるための開口部65が設けられており、アッパーケース15によりパラレル通信回路基板60が覆われても、これらパラレルコネクタ部63およびUSBコネクタ部64が開口部65から突出する構成となっている。
【0025】
上記パラレル通信回路基板60の上記背面フレーム27の背面側への固定は、ねじ止めにより行われる。具体的には、図5に示すように、背面フレーム27の背面側には、当該背面フレーム27に固定される3つの固定フランジ61a〜61cと、背面フレーム27の面上を移動可能な断面コの字状の移動フランジ62(後に詳述)とが設けられている。
【0026】
一方、図6に示すように、パラレル通信回路基板60には、4つのねじ穴60a〜60dが設けられると共に、略長方形のパラレルコネクタ部63の両端には、ねじ穴63a、63bが設けられている。パラレル通信回路基板60のねじ穴60a、60dは、パラレルコネクタ部63のねじ穴63a、63bと重なる位置に設けられている。
【0027】
従って、パラレルコネクタ部63のねじ穴63aと、パラレル通信回路基板60のねじ穴60aとにねじを挿入して上記固定フランジ61aにねじ止め(いわゆる、共じめ)すると共に、パラレルコネクタ部63のねじ穴63bと、パラレル通信回路基板60のねじ穴60dにねじを挿入して上記移動フランジ62にねじ止め(いわゆる、共じめ)することで、パラレルコネクタ部63とパラレル通信回路基板60とが背面フレーム27にねじ止めされる。
【0028】
また、パラレル通信回路基板60のねじ穴60bを固定フランジ61bに、ねじ穴60cを固定フランジ61cにねじ止めすることで、当該パラレル通信回路基板60が4つのフランジ61a〜61c、62に固定されることとなる。
【0029】
ここで、パラレル通信回路基板60裏側において、パラレルコネクタ部63が配置される箇所に対応する位置には、当該パラレルコネクタ部63からの引き出し配線などが配置される。従って、この位置には、フランジを配置することができないため、図5に示すように、パラレルコネクタ部63のねじ穴63a、63bに対応する箇所だけにフランジ61a、62が設けられる構成となっている。
【0030】
さらに、パラレル通信回路基板60裏側に引き出し配線が配置されるため、上記フランジ61a〜61c、62の各々が背面フレーム27の面から所定の高さH(図8参照)の位置に配置されることにより、パラレル通信回路基板60裏面が背面フレーム27から離間して支持されて、上記引き出し配線が配置されるスペースが確保される構成となっている。
【0031】
ところで、上述のように、背面フレーム27に設けられた4つのフランジ61a〜61c、62のうち、1つは移動可能な移動フランジ62であり、この移動フランジ62を適宜移動させることで、コネクタ形状の異なる通信回路基板の取り付けが容易となっている。
【0032】
さらに詳述すると、例えば図7に示すように、シリアル信号を処理するシリアル信号処理LSI71が実装されると共に、シリアル通信ケーブルが接続されるシリアルコネクタ部73が配置されるシリアル通信回路基板70にあっては、当該シリアルコネクタ部73に設けられたねじ穴73a、73b間のピッチは、上記パラレルコネクタ部63のねじ穴63a、63b間のピッチと異なる。そこで、このようなコネクタ形状の異なる通信回路基板を背面フレーム27に取り付ける場合には、移動フランジ62をシリアルコネクタ部73のねじ穴73bと対応する位置まで移動させて取り付けが行われる。
【0033】
具体的には、図5に示すように、背面フレーム27には、移動フランジ62をねじ止め固定するためのねじ穴として、固定フランジ61aからの離間距離が異なる2つのねじ穴66a、66bが設けられ、いずれかのねじ穴66a、66bに移動フランジ62をねじ止め固定することで、当該移動フランジ62をコネクタ部に設けられたねじ穴に対応した箇所に移動させて固定することが可能となっている。
【0034】
例えば、ねじ穴間ピッチが比較的長いパラレルコネクタ部63と、パラレル通信回路基板60を背面フレーム27に固定する場合には、図8に示すように、固定フランジ61aから移動フランジ62までの離間距離を大きくすべく、固定フランジ61aから最も遠い位置に穿たれたねじ穴66bに移動フランジ62をねじ止め固定する。
【0035】
また、上記パラレルコネクタ部63に代えて、ねじ穴間ピッチが比較的短いシリアルコネクタ部73と、シリアル通信回路基板70を背面フレーム27に固定する場合には、図9に示すように、固定フランジ61aから移動フランジ62までの離間距離を小さくすべく、固定フランジ61aから最も近い位置に穿たれたねじ穴66aに移動フランジ62をねじ止め固定する。そして、カバー80とアッパーケース15とを取り付けることで、図10に示すように、シリアルコネクタ部73をプリンタ本体12の背面部に出すことが可能となる。
【0036】
このように、本実施形態によれば、例えばパラレルコネクタ部63やシリアルコネクタ部73などのコネクタ部と、通信回路基板とを換装するに、換装すべきコネクタ部のねじ止め位置に応じて、背面フレーム27の面上における移動フランジ62の固定位置を変更するだけで、これらコネクタ部と通信回路基板とを容易に取り付けを行うことができ、それらの換装が容易となる。
【0037】
また、本実施形態にあっては、図8および図9に示すように、背面フレーム27の面上には、移動フランジ62の回転防止のための突起が設けられている。具体的には、背面フレーム27の面上には、突起部67a、67bが設けられると共に、移動フランジ62の底部には、切欠部62aが設けられており、移動フランジ62がねじ穴66aにねじ止めされた場合には、上記切欠部62aが突起部67aと係合し、また、移動フランジ62がねじ穴66bにねじ止めされた場合には、上記切欠部62aが突起部67bと係合する構成となっている。この構成により、パラレルコネクタ部63(シリアルコネクタ部73)と共にパラレル通信回路基板60(シリアル通信回路基板70)を移動フランジ62に共じめする際に、当該移動フランジ62が回転するのが防止され、ガタなどが生じするのが防止されることとなる。
【0038】
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様にすぎず、本発明の範囲内で任意に変形可能である。
【0039】
例えば、移動フランジ62を背面フレーム27にねじ止めするためのねじ穴の数は、取り付けられ得るコネクタ形状に応じて任意に増やすことが可能である。また、本発明は、ドットインパクトプリンタに限らず、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部を有する任意の記録装置および電子機器に適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部の換装を容易とすることが可能な電子機器および記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタの前方の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同プリンタの後方の外観構成を示す斜視図である。
【図3】同プリンタの構成を示す側断面図である。
【図4】同プリンタのアッパーケースなどを外した状態を前方から示す斜視図である。
【図5】同プリンタを後方から見た場合の分解斜視図である。
【図6】同パラレル通信回路基板の構成を示す図である。
【図7】同シリアル通信回路基板の構成を示す図である。
【図8】同背面フレームのうち、固定フランジおよび移動フランジ近傍の構成を示す図である。
【図9】同背面フレームのうち、固定フランジおよび移動フランジ近傍の構成を示す図である。
【図10】同シリアルコネクタ部を有するプリンタの後方の外観構成を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
12 プリンタ本体
27 背面フレーム
60 パラレル通信回路基板
62 移動フランジ
62a 切欠部
63 パラレルコネクタ部
63a、63b ねじ穴
70 シリアル通信回路基板
73 シリアルコネクタ部
73a、73b ねじ穴
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号通信ケーブルを介して他の装置とデータ通信する電子機器および記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャリッジに搭載された記録ヘッドに複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介してシートに画像を記録するドットインパクトプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このドットインパクトプリンタなどの記録装置は、パーソナルコンピュータとデータ通信するための信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部を備え、当該信号通信ケーブルを介してパーソナルコンピュータから受信した印字データに基づいて記録動作を行うのが一般的である。また通常、このデータ通信規格としては、パラレル通信が用いられ、上記コネクタ部は、当該パラレル通信規格に則した形状となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−116345号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばユーザの要望などにより上記通信規格を変更する必要が生じた場合に、上記コネクタ部を換装するのが容易ではなかった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部の換装を容易とすることが可能な電子機器および記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部と、当該コネクタ部が固定される回路基板とを備えた電子機器において、前記回路基板を本体フレームに支持するフランジを備え、前記フランジには、前記コネクタ部が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、前記フランジは、前記コネクタ部のねじ止め位置に応じて移動可能となるよう前記本体フレームと別体で構成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記コネクタ部は、パラレル信号通信またはシリアル信号通信のいずれか1の規格に対応したコネクタ形状を有することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、本体フレームに固定配置された固定フランジを備え、前記回路基板は、前記フランジおよび前記固定フランジの各々にねじ止め固定されることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部と、当該コネクタ部が固定される回路基板とを備え、当該信号通信ケーブルを介して外部電子機器から受信したデータに従ってシートへの記録動作を行う記録装置において、前記回路基板を本体フレームに支持するフランジを備え、前記フランジには、前記コネクタ部が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、前記フランジは、前記コネクタ部のねじ止め位置に応じて移動可能となるよう前記本体フレームと別体で構成されることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の記録装置において、前記コネクタ部は、パラレル信号通信またはシリアル信号通信のいずれか1の規格に対応したコネクタ形状を有することを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項4に記載の記録装置において、本体フレームに固定配置された固定フランジを備え、前記回路基板は、前記フランジおよび前記固定フランジの各々にねじ止め固定されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。本実施形態では、電子機器の一例として記録装置について説明する。図1は、本発明の記録装置の実施形態に係るプリンタ10の前方の外観を示す斜視図であり、図2は、プリンタ10の後方の外観を示す斜視図である。また、図3は、プリンタ10の側断面図であり、図4は、このプリンタ10のフレーム構成を示す斜視図である。
【0014】
このプリンタ10は、複数の記録ワイヤを選択的に打ち出す記録ヘッド20と、この記録ヘッド20が搭載されるキャリッジ21とを備え、記録ヘッド20から打ち出された記録ワイヤをシートに打ち付けることによって文字を含む画像を記録するドットインパクトプリンタである。
【0015】
図3に示すように、このプリンタ10は、大別すると、記録ユニットを構成するプリンタ本体12と、トラクタユニット13と、シートガイド14とを備え、これらの上方、下方がアッパーケース15、ロアケース16で覆われる構成となっている。上記シートには、所定長さに裁断されたカットシートと、複数枚が連結された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば、単票紙、複写紙、通帳またはカットフィルムなどがあり、連続シートとしては連続紙がある。
【0016】
プリンタ本体12は、記録機構部としての記録ヘッド20、キャリッジ21及びプラテン22と、シート搬送機構部としての複数の搬送ローラ23とを備えている。詳述すると、プリンタ本体12は、一対のサイドフレーム25、26(図4参照)の間に、背面フレーム27(図4参照)、プラテン22、キャリッジ軸28、複数のローラ軸(不図示)などが架け渡され、キャリッジ軸28にキャリッジ21が、各ローラ軸に搬送ローラ23が設けられる。
【0017】
上記搬送ローラ23は、プラテン22に対してプリンタ本体12の前方及び後方に、上下に対に配置されており(一部の搬送ローラ23は不図示)、図示しないシート搬送モータ及び駆動輪列部によって、図3の時計方向又は反時計方向に回転駆動される。これによって、シートを、プリンタ本体12の前方(シートガイド14側)から後方へ搬送したり、また、プリンタ本体12の後方から前方へ搬送することができる。これにより、シートは、キャリッジ21の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0018】
また、上記キャリッジ21は、キャリッジ軸28に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド20を搭載し、図示しないキャリッジ駆動モータにより駆動されるタイミングベルトに結合される。これにより、キャリッジ21は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルトを介しキャリッジ軸28に案内されて、キャリッジ軸28の軸方向及びプラテン22の長手方向と一致する主走査方向に走行(走査)される。
【0019】
上記記録ヘッド20は、多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤをプラテン22に向けて打ち出す。また、このプリンタ本体12には、インクリボンカセット29が着脱自在に装着され、このインクリボンカセット29のインクリボンが記録ヘッド20とプラテン22との間に引き回される。これにより、記録ヘッド20は、キャリッジ21と共に主走査方向に走行される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン22と記録ヘッド20との間に搬送されたシートに付着させ、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0020】
また、トラクタユニット13は、連続シートを上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ30を有する。各トラクタ30は、トラクタ駆動プーリ(不図示)と、トラクタ従動プーリ(不図示)と、これらプーリに巻き掛けられたトラクタベルト31とを備え、シート搬送モータ及び駆動輪列部によってトラクタ駆動プーリが回転駆動されて、トラクタベルト31を駆動して連続シートを搬送する。
【0021】
記録ヘッド20による記録動作は、記録ヘッド20がキャリッジ21により主走査方向に移動される間に、記録ヘッド20からの記録ワイヤの打ち出しにより一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シート搬送機構部としての搬送ローラ23(及びトラクタユニット13)がシートを所定長搬送させ、これらの動作が繰り返されて実施される。
【0022】
ところで、図2に示すように、上記アッパーケース15のプリンタ本体12背面部には、パラレル通信ケーブル(不図示)が接続されるパラレルコネクタ部63が設けられている。
【0023】
図5は、プリンタ10を背面側から見た場合の分解斜視図である。この図に示すように、背面フレーム27の背面側には、プリンタ本体12の各部を制御する制御基板51の他に、パラレル通信回路基板60が取り付け固定される。パラレル通信回路基板60は、パラレル通信ケーブル(不図示)を介してパーソナルコンピュータから受信したパラレル信号に対して信号処理を施し、制御基板51に出力するものであり、図6に示すように、パラレル通信回路基板60上には、複数のパラレル信号処理LSI61が実装されると共に、上記パラレルコネクタ部63が固定されている。また、このパラレル通信回路基板60上には、パラレル通信の他にUSB(Universal Serial Bus)通信のためのUSBコネクタ部64が設けられており、パラレル信号通信およびUSB信号通信の両方を実現可能になされている。
【0024】
また、制御基板51およびパラレル通信回路基板60を覆うカバー80には、上記パラレルコネクタ部63を突出させるための開口部81aと、上記USBコネクタ部64を突出させるための開口部81bとが設けられ、上記アッパーケース15には、上記パラレルコネクタ部63およびUSBコネクタ部64を突出させるための開口部65が設けられており、アッパーケース15によりパラレル通信回路基板60が覆われても、これらパラレルコネクタ部63およびUSBコネクタ部64が開口部65から突出する構成となっている。
【0025】
上記パラレル通信回路基板60の上記背面フレーム27の背面側への固定は、ねじ止めにより行われる。具体的には、図5に示すように、背面フレーム27の背面側には、当該背面フレーム27に固定される3つの固定フランジ61a〜61cと、背面フレーム27の面上を移動可能な断面コの字状の移動フランジ62(後に詳述)とが設けられている。
【0026】
一方、図6に示すように、パラレル通信回路基板60には、4つのねじ穴60a〜60dが設けられると共に、略長方形のパラレルコネクタ部63の両端には、ねじ穴63a、63bが設けられている。パラレル通信回路基板60のねじ穴60a、60dは、パラレルコネクタ部63のねじ穴63a、63bと重なる位置に設けられている。
【0027】
従って、パラレルコネクタ部63のねじ穴63aと、パラレル通信回路基板60のねじ穴60aとにねじを挿入して上記固定フランジ61aにねじ止め(いわゆる、共じめ)すると共に、パラレルコネクタ部63のねじ穴63bと、パラレル通信回路基板60のねじ穴60dにねじを挿入して上記移動フランジ62にねじ止め(いわゆる、共じめ)することで、パラレルコネクタ部63とパラレル通信回路基板60とが背面フレーム27にねじ止めされる。
【0028】
また、パラレル通信回路基板60のねじ穴60bを固定フランジ61bに、ねじ穴60cを固定フランジ61cにねじ止めすることで、当該パラレル通信回路基板60が4つのフランジ61a〜61c、62に固定されることとなる。
【0029】
ここで、パラレル通信回路基板60裏側において、パラレルコネクタ部63が配置される箇所に対応する位置には、当該パラレルコネクタ部63からの引き出し配線などが配置される。従って、この位置には、フランジを配置することができないため、図5に示すように、パラレルコネクタ部63のねじ穴63a、63bに対応する箇所だけにフランジ61a、62が設けられる構成となっている。
【0030】
さらに、パラレル通信回路基板60裏側に引き出し配線が配置されるため、上記フランジ61a〜61c、62の各々が背面フレーム27の面から所定の高さH(図8参照)の位置に配置されることにより、パラレル通信回路基板60裏面が背面フレーム27から離間して支持されて、上記引き出し配線が配置されるスペースが確保される構成となっている。
【0031】
ところで、上述のように、背面フレーム27に設けられた4つのフランジ61a〜61c、62のうち、1つは移動可能な移動フランジ62であり、この移動フランジ62を適宜移動させることで、コネクタ形状の異なる通信回路基板の取り付けが容易となっている。
【0032】
さらに詳述すると、例えば図7に示すように、シリアル信号を処理するシリアル信号処理LSI71が実装されると共に、シリアル通信ケーブルが接続されるシリアルコネクタ部73が配置されるシリアル通信回路基板70にあっては、当該シリアルコネクタ部73に設けられたねじ穴73a、73b間のピッチは、上記パラレルコネクタ部63のねじ穴63a、63b間のピッチと異なる。そこで、このようなコネクタ形状の異なる通信回路基板を背面フレーム27に取り付ける場合には、移動フランジ62をシリアルコネクタ部73のねじ穴73bと対応する位置まで移動させて取り付けが行われる。
【0033】
具体的には、図5に示すように、背面フレーム27には、移動フランジ62をねじ止め固定するためのねじ穴として、固定フランジ61aからの離間距離が異なる2つのねじ穴66a、66bが設けられ、いずれかのねじ穴66a、66bに移動フランジ62をねじ止め固定することで、当該移動フランジ62をコネクタ部に設けられたねじ穴に対応した箇所に移動させて固定することが可能となっている。
【0034】
例えば、ねじ穴間ピッチが比較的長いパラレルコネクタ部63と、パラレル通信回路基板60を背面フレーム27に固定する場合には、図8に示すように、固定フランジ61aから移動フランジ62までの離間距離を大きくすべく、固定フランジ61aから最も遠い位置に穿たれたねじ穴66bに移動フランジ62をねじ止め固定する。
【0035】
また、上記パラレルコネクタ部63に代えて、ねじ穴間ピッチが比較的短いシリアルコネクタ部73と、シリアル通信回路基板70を背面フレーム27に固定する場合には、図9に示すように、固定フランジ61aから移動フランジ62までの離間距離を小さくすべく、固定フランジ61aから最も近い位置に穿たれたねじ穴66aに移動フランジ62をねじ止め固定する。そして、カバー80とアッパーケース15とを取り付けることで、図10に示すように、シリアルコネクタ部73をプリンタ本体12の背面部に出すことが可能となる。
【0036】
このように、本実施形態によれば、例えばパラレルコネクタ部63やシリアルコネクタ部73などのコネクタ部と、通信回路基板とを換装するに、換装すべきコネクタ部のねじ止め位置に応じて、背面フレーム27の面上における移動フランジ62の固定位置を変更するだけで、これらコネクタ部と通信回路基板とを容易に取り付けを行うことができ、それらの換装が容易となる。
【0037】
また、本実施形態にあっては、図8および図9に示すように、背面フレーム27の面上には、移動フランジ62の回転防止のための突起が設けられている。具体的には、背面フレーム27の面上には、突起部67a、67bが設けられると共に、移動フランジ62の底部には、切欠部62aが設けられており、移動フランジ62がねじ穴66aにねじ止めされた場合には、上記切欠部62aが突起部67aと係合し、また、移動フランジ62がねじ穴66bにねじ止めされた場合には、上記切欠部62aが突起部67bと係合する構成となっている。この構成により、パラレルコネクタ部63(シリアルコネクタ部73)と共にパラレル通信回路基板60(シリアル通信回路基板70)を移動フランジ62に共じめする際に、当該移動フランジ62が回転するのが防止され、ガタなどが生じするのが防止されることとなる。
【0038】
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様にすぎず、本発明の範囲内で任意に変形可能である。
【0039】
例えば、移動フランジ62を背面フレーム27にねじ止めするためのねじ穴の数は、取り付けられ得るコネクタ形状に応じて任意に増やすことが可能である。また、本発明は、ドットインパクトプリンタに限らず、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部を有する任意の記録装置および電子機器に適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部の換装を容易とすることが可能な電子機器および記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタの前方の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同プリンタの後方の外観構成を示す斜視図である。
【図3】同プリンタの構成を示す側断面図である。
【図4】同プリンタのアッパーケースなどを外した状態を前方から示す斜視図である。
【図5】同プリンタを後方から見た場合の分解斜視図である。
【図6】同パラレル通信回路基板の構成を示す図である。
【図7】同シリアル通信回路基板の構成を示す図である。
【図8】同背面フレームのうち、固定フランジおよび移動フランジ近傍の構成を示す図である。
【図9】同背面フレームのうち、固定フランジおよび移動フランジ近傍の構成を示す図である。
【図10】同シリアルコネクタ部を有するプリンタの後方の外観構成を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
12 プリンタ本体
27 背面フレーム
60 パラレル通信回路基板
62 移動フランジ
62a 切欠部
63 パラレルコネクタ部
63a、63b ねじ穴
70 シリアル通信回路基板
73 シリアルコネクタ部
73a、73b ねじ穴
Claims (6)
- 信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部と、当該コネクタ部が固定される回路基板とを備えた電子機器において、
前記回路基板を本体フレームに支持するフランジを備え、
前記フランジには、前記コネクタ部が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、
前記フランジは、前記コネクタ部のねじ止め位置に応じて移動可能となるよう前記本体フレームと別体で構成される
ことを特徴とする電子機器。 - 前記コネクタ部は、パラレル信号通信またはシリアル信号通信のいずれか1の規格に対応したコネクタ形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 本体フレームに固定配置された固定フランジを備え、
前記回路基板は、前記フランジおよび前記固定フランジの各々にねじ止め固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 信号通信ケーブルが接続されるコネクタ部と、当該コネクタ部が固定される回路基板とを備え、当該信号通信ケーブルを介して外部電子機器から受信したデータに従ってシートへの記録動作を行う記録装置において、
前記回路基板を本体フレームに支持するフランジを備え、
前記フランジには、前記コネクタ部が前記回路基板を挟んでねじ止めされ、
前記フランジは、前記コネクタ部のねじ止め位置に応じて移動可能となるよう前記本体フレームと別体で構成される
ことを特徴とする記録装置。 - 前記コネクタ部は、パラレル信号通信またはシリアル信号通信のいずれか1の規格に対応したコネクタ形状を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。 - 本体フレームに固定配置された固定フランジを備え、
前記回路基板は、前記フランジおよび前記固定フランジの各々にねじ止め固定される
ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003120103A JP2004322464A (ja) | 2003-04-24 | 2003-04-24 | 電子機器および記録装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9586422B2 (en) | 2011-06-29 | 2017-03-07 | Fujitsu Component Limited | Printer assembled from mainframe and multiple function units |
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2003
- 2003-04-24 JP JP2003120103A patent/JP2004322464A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013010269A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Fujitsu Component Ltd | プリンタ装置 |
US9586422B2 (en) | 2011-06-29 | 2017-03-07 | Fujitsu Component Limited | Printer assembled from mainframe and multiple function units |
US10384479B2 (en) | 2011-06-29 | 2019-08-20 | Fujitsu Component Limited | Printer with tensioning guide unit |
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