JP2005262843A - 記録装置 - Google Patents

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西端  望
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Abstract

【目的】簡単な構成でコストアップを生じることなく記録装置内部に有効活用可能な空間を作り出すとともに、該空間にフレキシブルケーブルを配置することにより、装置本体の小型化を可能にした記録装置を提供する。
【構成】フレキシブルケーブル300の記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、記録手段202の移動方向と交差する面において、給送ローラ101の投影面とフレキシブルケーブルの屈曲部300aの投影面とが重なる配置、もしくは、フレキシブルケーブルの屈曲位置300aが記録手段の主走査をガイドするガイド部材205aのガイド面205bより被記録材搬送方向上流側となる配置を採る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被記録材に沿って移動する記録手段により記録を行う記録装置に関する。
プリンタ、ファクシミリあるいは複写機等の機能を有する記録装置は、画像情報に基づいて記録手段としての記録ヘッドを駆動することにより、記録用紙等の被記録材に画像(文字や記号等も含む)を記録していくように構成されており、最近ではパソコンなどの出力装置として広く普及している。記録装置では、記録手段(通常は、往復移動可能なキャリッジに搭載されている)を被記録材に沿って移動しながら記録していくシリアル型の記録装置が広く使用されている。このシリアル型の記録装置としては、被記録材を副走査方向(紙送り方向)に搬送するとともに、記録手段としての記録ヘッドを主走査方向に移動させて記録を行うものが一般的である。
また、近年では、記録ヘッドから被記録材へ直接的にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置が、コスト及び性能の面での有利なことから、多く採用されている。インクジェット記録装置及びその他の記録方式の記録装置を含めて、シリアル型の記録装置においては、記録ヘッドは装置本体側の制御回路に対し、直接もしくはキャリッジを介して、FPC(フレキシブルプラスチックケーブル)あるいはFFC(フレキシブルフラットケーブル)によって電気的に結合することが一般的に行われている。
図5は本発明を適用する前のシリアル型の記録装置の一構成例を示す模式的斜視図である。図5において、記録装置に一体もしくは着脱可能に設けられた給送機構(給紙機構又は給紙部)1には給送ローラ2が設けられており、記録用紙等の被記録材を1枚ずつ分離して記録装置内部(記録機構の領域)へ供給するように構成されている。記録機構の領域には、装置本体に設置されたガイドシャフト6に沿って往復移動可能なキャリッジに搭載された記録手段(記録ヘッド)3が設けられている。記録ヘッド3を搭載したキャリッジは、キャリッジモータ(不図示)の駆動力をタイミングベルト4を介して伝達されることにより、上記ガイドシャフト6に沿って主走査方向に移動する。そこで、記録ヘッド3の作動部材と装置本体側の制御回路とは、FFC(フレキシブルフラットケーブル)によって電気的に結合(接続)されている。このような構成は例えば特許文献1の第5頁及び図2に記載されている。
特開2002−307775号公報
一般に、シリアル型の記録装置の大きさが決められる要因としては、キャリッジに関する構成部材であるタイミングベルト4、FFC5及びガイドシャフト6を如何にして効率よく配置構成するか重要な要因になる。しかしながら、従来の構成では、FFCに必要な幅寸法と、キャリッジが移動したときにFFCを長さ方向に180度反転させるための屈曲スペースとを考慮すると、FFCをどのような姿勢で配設しても、その分のスペースが必要になってしまっていた。
すなわち、装置本体の上下寸法を小型化しようとすると、図5に示すようにFFC5の幅方向を上下に配置した場合には、該FFC5の幅方向が装置本体の上下寸法を決める要因になってしまい、上下方向に対応する高さ寸法が必要になる。一方、FFCの姿勢を90度倒して幅方向を水平にした場合には、該FFCの屈曲スペースが装置本体の上下寸法に影響することになり、やはり上下方向に屈曲スペースに対応スペース高さ寸法が必要になる。特に、FFCのピン数が増えた場合には、更に高さが高くなってしまい、装置本体の高さが増える一方であった。このように従来のシリアル型の記録装置では、FFCやFPC等のフレキシブルケーブルを配置すること自体が記録装置の小型化を妨げる大きな要因になっていた。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡単な構成でコストアップを生じることなく記録装置内部に有効活用可能な空間を作り出すとともに、該空間にフレキシブルケーブルを配置することにより、装置本体の小型化を可能にした記録装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、被記録材を給送するための給送ローラと、被記録材に沿って移動しながら記録を行うための記録手段と、該記録手段と装置本体側との電気的結合を行うためのフレキシブルケーブルと、を備えた記録装置において、前記フレキシブルケーブルの記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、前記記録手段の移動方向と交差する面において前記給送ローラの投影面と前記フレキシブルケーブルの屈曲部の投影面とが重なることを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するため、被記録材に沿って移動しながら記録を行うための記録手段と、該記録手段と装置本体側との電気的結合を行うためのフレキシブルケーブルと、記録手段の主走査方向へのガイドを行うガイド面を有する主走査ガイド部材と、を備え、前記主走査ガイド部材の前記ガイド面は被記録材搬送方向と略垂直方向に配置され、前記フレキシブルケーブルの記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、該屈曲させる位置が前記ガイド面の被記録材搬送方向上流側に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成でコストアップを生じることなく、被記録材を送り出すための給送ローラの近傍、もしくは記録手段の主走査をガイドする主走査ガイド部材の近傍に有効活用可能なスペースを形成するとともに、該スペースにフレキシブルケーブルを配置することができ、もって装置本体の小型化を実現できる記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明を適用した記録装置の一実施例の概略構成を示す模式的斜視図であり、図2は図1の記録装置の模式的平面図であり、図3は図2中の線3−3に沿った模式的縦断面図であり、図4は図2中の線4−4に沿った模式的背面断面図である。図1〜図4において、10は記録用紙等の被記録材を装置本体内の記録部へ1枚ずつ送り込むための給送機構(給紙装置)であり、100は給送機構10の給送ベース(ベース部材)であり、101は被記録材を送り出す(給送する)ための給送ローラであり、102は被記録材を積載するとともに該被記録材を給送ローラ101へ圧接するための圧板である。この圧板102は給送ベース100に対して軸部102aを中心に回動可能(揺動可能)に取り付けられている。
圧板102と給送ベース100との間には圧板バネ110が装着されており、圧板バネ110のバネ力によって圧板102上の被記録材111が給送ローラ101に圧接されることで、該給送ローラ101の回転により被記録材111を給送できるように構成されている。また、給送ローラ101に圧接するように分離ローラ109が配設され、分離ローラ109内には不図示のトルクリミッタ(所定値以上のトルクで回転可能にする手段)が設けられている。本実施例における給送機構10の被記録材分離方式は、給送ローラ101とこれに押圧される分離ローラ109とのローラ対によるリタード(Retard) 分離方式である。圧板102を給送ローラ101へ向けて押圧した状態で該給送ローラを回転駆動することにより、該圧板102上の被記録材111を送り出すとともに該給送ローラと分離ローラ109によって最上位の1枚の被記録材を分離して給送する。
図1〜図4において、記録情報に基づいて被記録材に記録を行う記録手段としての記録ヘッド202はキャリッジ203に搭載されている。このキャリッジ203は主走査方向に往復移動可能であり、該キャリッジに搭載された記録ヘッド202によって被記録材に対する主走査が行われる。記録ヘッド202には該記録ヘッドに各色のインクを供給するためのインクタンク201が着脱可能に取り付けられている。キャリッジ203は、ガイドシャフト206及びガイドレール205aに沿って移動可能に案内支持されており、キャリッジモータ204が正逆回転することによって、その駆動力がタイミングベルト208を介して伝達されることで往復移動する。このキャリッジ204の移動によって記録ヘッド202を主走査方向にスキャンして記録を行うように構成されている。
シャーシ205には、記録ヘッド202の主走査方向へのガイドを行うためのガイド面205bを有する主走査ガイド部材としてのガイドレール205aが設けられている。このガイドレール(主走査ガイド部材)205aの前記ガイド面205bは被記録材搬送方向と略垂直方向に配置(形成)されている。キャリッジ203は、図3及び図4中に示すスライド部203aでガイドレール205aと摺動可能に係合している。タイミングベルト208はキャリッジモータ204の反対側に配置されたアイドラプーリ207によって所望の張力で張架されている。また、タイミングベルト208と平行して、キャリッジ203上のエンコーダ303で位置情報を読み取るためのコードストリップ209が配設されている。そして、上記の各構成部材は、直接的もしくは間接的に、装置本体の枠を構成するシャーシ205によって保持されている。また、本実施形態では、キャリッジモータ204としてDCモータが使用されており、このDCモータの速度及び位置の制御、並びに記録ヘッド202の記録動作(インクジェット記録装置の場合はインク吐出動作)のタイミング情報を得るために、上記エンコーダ303が使用されている。
図1〜図4において、103は被記録材を副走査(紙送り)方向に搬送するために記録ヘッド202の搬送方向上流側に配置された搬送ローラであり、106は該搬送ローラに向けて押圧されるようにしてピンチローラホルダ107に回転自在に支持されたピンチローラである。これらのローラ対103、106によるニップ部で被記録材が搬送される。記録ヘッド202の搬送方向下流側には、前記搬送ローラ103と同期駆動される排紙ローラ104が配設されている。また、搬送ローラ103と排紙ローラ104との間には、被記録材を案内するためのプラテン105が設けられている。すなわち、給送機構10から1枚ずつ給送される被記録材は搬送ローラ103で副走査方向に紙送りされ、プラテン105上で記録された被記録材は排紙ローラ104で排紙される。
前記給送ローラ101は、図4に示すように、ローラ表面を形成するゴム部(ローラゴム)101dと該ゴム部を保持するローラ芯部101cとによって構成されており、該ローラ芯部101cの両端に設けられた軸部101a、101bによって回転可能に軸支されている。図1〜図4において、給送ローラ101は被記録材搬送領域の基準面100a側(図4では図示左側、図1及び図2では図示右側)に寄せて配設されており、被記録材搬送領域の途中までしか配置されていない。被記録材搬送領域であって給送ローラ101の非基準面100b側(図4では図示右側、図1及び図2では図示左側)に残されたスペースにはフレキシブルケーブル(FFC、FPC等))300が装着されるFFCベース210が配置されている。また、被記録材搬送領域の基準面100a及び非基準面100bは、給送機構10の給送ベース100の両側に形成されている。
本実施例においては、記録装置本体(装置本体側の制御回路)と記録手段(記録ヘッド)202とを電気的に結合するため、フレキシブルケーブルとしてFFC(フレキシブルフラットケーブル)300が使用されている。そして、給送ローラ101の軸部101bは被記録材の最大幅よりも内側の位置に配設されたFFCベース210の回転支持部210aによって回転可能に軸支され、該回転支持部210aの給送ローラ101と反対側にフレキシブルケーブル300が配置されるように構成されている。また、フレキシブルケーブル300の被記録材通紙面側の被記録材と接触可能な位置に回転自在なコロ(回動コロ)305が配設されるように構成されている。具体的には、前記給送ローラ101(そのローラ芯部101c)の一方の軸部101aは給送ベース100の前記非基準面100b側の部位で軸支され、他方の軸部101bはFFCベース210の一部(回転支持部材)210aによって軸支されている。また、FFCベース210には被記録材と接触可能な所望個数の回転コロ305が回転自在に軸支されている。
この回転コロ305は、給送ローラ101が存在しない領域、すなわち被記録材搬送領域の非基準面100b側の領域における被記録材の搬送抵抗(紙送り抵抗)を減らすためのものである。すなわち、本発明の適用前の構成では給送ローラは被記録材のほぼ全幅にわたって配置されていたが、本実施例では、給送ローラ101の長さが被記録材搬送領域の途中までの長さにされ、該給送ローラ101の非基準側に残されたスペースは装置本体側の制御回路と記録ヘッド202とを電気接続するフレキシブルケーブル300を配設するために有効活用されている。
すなわち、本実施例においては、フレキシブルケーブルとしてFFC(フレキシブルフラットケーブル)300が使用され、給送ローラ101は被記録材の最大幅に対応して設けられる被記録材搬送領域の基準面側に途中まで配置されており、該給送ローラ101の非基準側に残されたスペースにはFFC300を配設するためのFFCベース210が配置されている。つまり、記録ヘッド202(従ってキャリッジ203)の移動方向と交差する面において給送ローラ101と互いの投影面が重なるようにしてFFCベース210が配置されている。
そして、FFC300は、一端部でキャリッジ203内に設けられたキャリッジPWB301と結合状態で固定されており、該キャリッジの上部からシャーシ205の給送機構10側へ配置され、その後約90度曲げられてキャリッジ202の主走査方向へ出される。出されたFFC300は、キャリッジモータ204と反対側の屈曲部300aで約180度反転され、上記FFCベース210の上を通って給送ローラ101側へ向けて配置されている。上記キャリッジPWB301には、記録ヘッド202を電気的結合するためのヘッドコネクタ302が実装されている。そして、フレキシブルケーブル300の他端部は記録装置本体側の制御回路と電気的結合状態で固定されている。
この場合、フレキシブルケーブル(FFC)300は、記録ヘッド202の移動方向と交差する面において、その屈曲部300aの投影面が給送ローラ101の投影面と重なるように配設されている。すなわち、フレキシブルケーブル300の記録手段側固定部(結合部)と装置本体側固定部(結合部)との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、記録手段202の移動方向と交差する面において給送ローラ101の投影面とフレキシブルケーブルの屈曲部300aの投影面とが重なるように構成されている。
また、フレキシブルケーブル300の屈曲部300aは、記録手段202の移動を案内するためのガイドレール205aより被記録材搬送方向上流側に配置されている。すなわち、本実施例においては、記録手段としての記録ヘッド202の主走査方向へのガイドを行うガイド面205bを有する主走査ガイド部材としてのガイドレール205aが設けられ、この主走査ガイド部材(ガイドレール)205aのガイド面205bは被記録材搬送方向と略垂直方向に配置されている。そして、フレキシブルケーブル300の記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、該屈曲させる位置がガイド面205bの被記録材搬送方向上流側に配置されている。
図3において、キャリッジ203の内部に設けられたキャリッジPWB301には、記録ヘッド202と電気接続するためのヘッドコネクタ302、コードストリップ209を読み取るためのエンコーダ303、並びに、フレキシブルケーブル300の記録ヘッド側を結合するためのFFCコネクタ304などが実装されている。FFC300は、FFCコネクタ304に装着された後、図1〜図4に示すように、キャリッジ203の上部を通過してシャーシ205の給送機構10側へ延び出すように配置される。その後のFFC300の配置について、以下に図4を参照して説明する。
図4に示すように、キャリッジ203から出されてキャリッジ移動方向に配置されたFFC300は、キャリッジモータ204と反対側の屈曲部300aで略180度反転され、FFCベース210の上面に沿って配置される。この場合のFFC300とFFCベース210との固定(位置決め)は例えばテープもしくは固定部材によって行われ、その固定範囲は例えば図4中のLの範囲に選定される。このLの範囲だけ固定することで、キャリッジ203の主走査方向への移動に応じてFFC300を実線と円弧状点線で示すような間で容易に移動させることができる。
以上説明した実施例によれば、記録手段としての記録ヘッド202を装置本体側の制御回路に電気的に結合するためのフレキシブルケーブル300の記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、記録ヘッド202の移動方向と交差する面において給送ローラ101の投影面とフレキシブルケーブル300の屈曲部300aの投影面とが重なるように構成したので、簡単な構成でコストアップを生じることなく、被記録材を給送するための給送ローラ101の近傍に有効活用可能な空間を作り出すとともに、該空間にフレキシブルケーブル300を配置することができ、もって装置本体の小型化を実現できる記録装置が提供される。具体的には、給送ローラ101を短くして発生するスペースを、フレキシブルケーブル(FFC)300を略180度屈曲させて配置するために使用するので、記録装置本体の内部空間の有効活用による装置本体の小型化を実現することができる。
また、以上説明した実施例によれば、被記録材に沿って移動しながら記録を行うための記録手段202と、該記録手段と装置本体側との電気的結合を行うためのフレキシブルケーブル300と、記録手段の主走査方向へのガイドを行うガイド面205bを有する主走査ガイド部材205aと、を備え、前記主走査ガイド部材の前記ガイド面は被記録材搬送方向と略垂直方向に配置され、前記フレキシブルケーブルの記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、該屈曲させる位置3001aが前記ガイド面205bの被記録材搬送方向上流側に配置される構成としたので、簡単な構成でコストアップを生じることなく、記録手段202の主走査をガイドする主走査ガイド部材205aの近傍に有効活用可能なスペースを形成するとともに、該スペースにフレキシブルケーブルを配置することができ、もって装置本体の小型化を実現できる記録装置が提供される。
本実施形態では、給送機構10の分離方式がリタード分離方式である場合を例に挙げて説明したが、本発明は、いわゆるデュプロタイプの分離方式、あるいは爪分離方式の場合にも同様に実施することができ、同様の作用効果が得られるものである。また、本実施形態では、主としてフレキシブルケーブルがフラットケーブル(FFC)である場合を説明したが、本発明は、ポリイミド等のプラスチック材を用いたFPCなど、フレキシブルケーブルであれば、その材質に限定されることなく広く実施できるものである。また、本発明は、単色又は複数色で記録する1個の記録手段を用いる記録装置、異なる色のインクで記録する複数の記録手段を用いるカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃度で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、さらには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るものである。
さらに、本発明は、記録ヘッドから被記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に適用する場合、記録ヘッドとインクタンクを一体化した交換可能なインクカートリッジを用いる構成、記録ヘッドとインクタンクを別体にし、その間をインク供給用チューブ等で接続する構成など、記録ヘッドとインクタンクの配置構成がどのような場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得られるものである。なお、本発明は、インクジェット記録装置に適用する場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段を使用するものである場合にも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからである。
本発明を適用した記録装置の一実施例の概略構成を示す模式的斜視図である。 図1の記録装置の模式的平面図である。 図2中の線3−3に沿った模式的縦断面図である。 図2中の線4−4に沿った模式的背面断面図である。 本発明を適用する前のシリアル型の記録装置の一構成例を示す模式的斜視図である。
符号の説明
10 給送機構
100 給送ベース
100a 基準面
100b 非基準面
101 給送ローラ
101a 軸部
101b 軸部
101c ローラ芯部
101d ゴム部(ローラゴム)
102 圧板
102a 軸部
103 搬送ローラ(LFローラ)
104 排紙ローラ
105 プラテン
106 ピンチローラ
107 ピンチローラホルダ
110 圧板バネ
201 インクタンク
202 記録手段(記録ヘッド)
203 キャリッジ
203a スライド部
204 キャリッジモータ
205 シャーシ
205a 主走査ガイド部材(ガイドレール)
205b ガイド面
207 アイドラプーリ
208 タイミングベルト
210 FFCベース
210a 回転支持部(FFCベースの一部)
300 フレキシブルケーブル(FFC)
300a 屈曲部
301 キャリッジPWB
302 ヘッドコネクタ
303 エンコーダ
304 FFCコネクタ
305 回転コロ
L FFC固定範囲


Claims (7)

  1. 被記録材を給送するための給送ローラと、被記録材に沿って移動しながら記録を行うための記録手段と、該記録手段と装置本体側との電気的結合を行うためのフレキシブルケーブルと、を備えた記録装置において、前記フレキシブルケーブルの記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、前記記録手段の移動方向と交差する面において前記給送ローラの投影面と前記フレキシブルケーブルの屈曲部の投影面とが重なることを特徴とする記録装置。
  2. 前記給送ローラの回転支持部が前記被記録材の最大幅よりも内側の位置に配設され、前記回転支持部の前記給送ローラと反対側に前記フレキシブルケーブルが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記フレキシブルケーブルの被記録材通紙面側に回転コロを配設することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 被記録材に沿って移動しながら記録を行うための記録手段と、該記録手段と装置本体側との電気的結合を行うためのフレキシブルケーブルと、記録手段の主走査方向へのガイドを行うガイド面を有する主走査ガイド部材と、を備え、前記主走査ガイド部材の前記ガイド面は被記録材搬送方向と略垂直方向に配置され、前記フレキシブルケーブルの記録手段側固定部と装置本体側固定部との間で該フレキシブルケーブルを略180度屈曲させ、該屈曲させる位置が前記ガイド面の被記録材搬送方向上流側に配置されることを特徴とする記録装置。
  5. 前記被記録材を給送するための給送ローラが設けられ、前記記録手段の主走査方向と交差する面において前記給送ローラの投影面と前記フレキシブルケーブルの屈曲部の投影面とが重なることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記給送ローラの回転支持部が前記被記録材の最大幅よりも内側の位置に配設され、前記回転支持部の前記給送ローラと反対側に前記フレキシブルケーブルが配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の記録装置。
  7. 前記フレキシブルケーブルの被記録材通紙面側に回転コロを配設することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の記録装置。


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