JPH09277648A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09277648A
JPH09277648A JP8098488A JP9848896A JPH09277648A JP H09277648 A JPH09277648 A JP H09277648A JP 8098488 A JP8098488 A JP 8098488A JP 9848896 A JP9848896 A JP 9848896A JP H09277648 A JPH09277648 A JP H09277648A
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JP
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interface board
recording
board
interface
recording apparatus
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JP8098488A
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Tsutomu Shimada
島田  勉
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で種々の仕様に対応可能であり、
外形寸法の増加も抑える。 【解決手段】 記録動作を行うメカ部50の下方には、
メカ部50の動作を制御する制御基板100が配置され
る。制御基板100には、ホスト装置との間でデータの
授受を行うインターフェイス基板110が標準装備とし
て接続されている。第1のインターフェイス基板110
がデータの授受を行うホスト装置とは異なるデータ形態
のホスト装置との間でデータの授受を行う第2のインタ
ーフェイス基板111が、オプションとして制御基板1
00にコネクタ120を介して着脱可能に設けられてい
る。第2のインターフェイス基板111は、制御基板1
00と同一平面上に配置され、かつ、第1のインターフ
ェイス基板110の下方に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等のホスト装置との間でデータの授受を行いなが
ら被記録媒体に記録を行う記録装置に関し、特に、動作
を制御する制御部に設けられる基板の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置として代表的なプリンタは、近
年、個人単位での利用が多くなってきている。特にイン
クジェット方式のプリンタは、比較的小型かつ安価で、
しかも低騒音であるため、自宅でのパーソナルユースに
おいて一般的なものである。プリンタがパーソナルユー
ス化する一方、プリンタを情報出力機器として用いるパ
ーソナルコンピュータも普及しつつあり、そこで扱われ
る情報も多様化しつつある。
【0003】以上のような背景から、プリンタにも多様
な仕様が求められている。例えば、プリンタとデータの
授受を行うホスト装置としてのパーソナルコンピュータ
の仕様によって、このホスト装置から送られるデータの
形態が異なり、プリンタ側ではこれに応じたデータ処理
を行わなければならない。
【0004】そこで、オプションとして種々のインター
フェイス基板を用意し、必要に応じてこれらインターフ
ェイス基板を記録装置本体に装着して種々のホスト装置
に対応できるように構成されている記録装置がある。
【0005】この種の記録装置では、所定のホスト装置
とデータの授受が可能なインターフェイス基板を標準装
備しておき、他のデータ形態のホスト装置とデータ授受
を行うインターフェイス基板はオプションとして、必要
に応じて記録装置本体に着脱する構造としている。これ
らのインターフェイス基板は、記録装置全体の動作を制
御する制御基板に接続される。また、記録装置とホスト
装置とのデータの授受のため、ホスト装置とインターフ
ェイス基板とをケーブルで接続するが、外観上の配慮及
びケーブル引き回しの便宜等のため、ケーブル接続用の
コネクタは記録装置の背面に配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、同時に2枚のインターフェイス基板が装着可能
であり、しかもオプションのインターフェイス基板を着
脱自在な構造とする場合には、各基板をどのように配置
するかが問題となってくる。
【0007】つまり、ホスト装置と接続するためのコネ
クタが記録装置の背面に設けることから、インターフェ
イス基板は記録装置の背面側に配置する必要がある。こ
の際、記録装置が、ファンホールド紙のような連続紙を
取り扱う場合、連続紙の通過領域を邪魔しない位置に2
つのコネクタを配置しなければならず、単に2つのコネ
クタを横に並べただけでは記録装置の外形寸法が大きく
なってしまう。
【0008】また、オプションのインターフェイス基板
は記録装置本体に対して着脱可能とするためにコネクタ
を介して制御基板と接続されるので、オプションのイン
ターフェイス基板と制御基板との位置関係によっては、
特殊な形状のコネクタを用いたり、それぞれの基板のコ
ネクタの位置を対応させるためにコネクタを金具等で基
板に支持しなければならなくなったり、接続構造が複雑
になってしまう。
【0009】そこで本発明は、簡易な構成で種々の仕様
に対応可能であり、外形寸法の増加も抑える記録装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の記録装置は、ホスト装置との間でデータの授受
を行いながら被記録媒体に記録を行うために、記録動作
を行うメカ部の動作を制御する制御基板と、前記ホスト
装置と前記制御基板との間でデータの授受を行う第1の
インターフェイス基板とが前記メカ部の下方に配置され
た記録装置において、前記ホスト装置とはデータ形態が
異なる別のホスト装置との間でデータの授受を行う第2
のインターフェイス基板が前記制御基板に着脱可能に設
けられ、前記制御基板と前記第2のインタフェイス基板
とは同一平面上に配置され、かつ、前記第1のインター
フェイス基板と前記第2のインターフェイス基板とは上
下に配置されることを特徴とする。
【0011】上記のとおり構成された本発明では、オプ
ションとして第2のインターフェイス基板が装着可能な
構成となっているが、第2のインターフェイス基板は制
御基板と同一平面上に配置されるので、制御基板と第2
のインターフェイス基板との接続は、第2のインターフ
ェイス基板を制御基板の基板面に沿って移動させればよ
いことになる。従って、制御基板と第2のインターフェ
イス基板とを接続するためのコネクタは一般的なものが
用いられ、その接続構造は簡易である。しかも、第1の
インターフェイス基板と第2のインターフェイス基板と
は上下に配置されるので、それぞれのインターフェイス
基板をホスト装置と接続するために各インターフェイス
基板に設けられるコネクタも、上下に配置される。その
結果、連続紙を取り扱う場合を考慮して、それぞれのイ
ンターフェイス基板のコネクタを連続紙の通過領域外に
配置しても、記録装置の幅は大きくならない。
【0012】また、記録装置に標準装備される第1のイ
ンターフェイス基板は、ホスト装置と制御基板との間の
インターフェイス機能のみを有するものであるが、オプ
ションで備えられる第2のインターフェイス基板は、イ
ンターフェイス機能の他に、別のホスト装置からのデー
タに基づいて制御基板の処理を司るコントローラ部を含
む。そのため、第2のインターフェイス基板の外形は、
第1のインターフェイス基板の外形よりも大きいものと
なる。そのような場合には、第2のインターフェイス基
板を第1のインターフェイス基板の下方に配置すること
で、各基板とメカ部との間の空間が有効に利用され記録
装置全体の高さが抑えられる。
【0013】このために、第1のインターフェイス基板
を、第2のインターフェース基板の上に設けられた固定
部材に固定してもよく、この場合には、固定部材を導電
性部材で構成し、その固定部材で第2のインターフェイ
ス基板を覆うことで、放射電磁波ノイズ対策にもなる。
【0014】さらに、第2のインターフェイス基板の着
脱を案内するガイド部材を設けることによって、第2の
インターフェイス基板の着脱が容易になる。また、実際
の記録動作を行うメカ部としては、インクを吐出して記
録を行うものが使用可能であり、この場合、インクの吐
出は、インクに熱エネルギーを与えることによってイン
ク中に生成する気泡の圧力によってなされるものであっ
てもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の記録装置の平面図であ
り、上ケースを外した状態で示している。また図2は、
図1に示した記録装置を側方から見た断面図であり、自
動給紙ユニット(以下、「ASF」という)を装着した
状態で示している。
【0017】本実施形態の記録装置は、実際の記録動作
を行うメカ部50、及びメカ部50の動作を制御する制
御部200を、下ケースと上ケースとで構成される筐体
内に収納した構造となっている。また、メカ部50に
は、被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジ
ェット記録方式を採用している。
【0018】まず、メカ部50について説明する。この
記録装置は、被記録媒体として、通常の記録紙やはがき
等の単票紙(以下、「カットシート」という)、及びフ
ァンホールド紙のような連続紙を用いることができる。
【0019】カットシートを用いる場合、通常はASF
またはいわゆる手差しにより給紙する。ASFは、図2
に示すように、2つのビン30a,30bを有し、これ
により、例えばサイズの異なる2種類のカットシートを
同時にセットし、ユーザの操作に応じてカットシートを
選択できるようになっている。各ビン30a,30bの
給紙機構は、同一の構成を有する。すなわち、押圧板3
1a(31b)上に積載された複数枚のカットシート
(不図示)は、ばね32a(32b)の押圧力によって
ピックアップローラ33a(33b)に付勢されてお
り、給紙開始命令に応じて回転するピックアップローラ
33a(33b)により、1枚ずつ分離されながら給紙
される。
【0020】このとき、レジストローラ11は、リリー
スレバー(不図示)の操作によってカットシートを搬送
ローラ10に圧接するように設定されている。ASFか
ら供給されたカットシートは、搬送ローラ10の回転に
よって、その周囲に形成された搬送路を記録領域側まで
搬送される。記録領域側では、板ばねからなる紙押え板
12がその弾性力によって搬送ローラ10に付勢されて
いる。これによりカットシートは、後述するインクジェ
ットヘッド20jとそれに対向配置されるプラテン28
との間を搬送される。搬送は、インクジェットヘッド2
0jの一走査ごとに間欠的に行われる。また、その搬送
量は、インクジェットヘッド20jに設けられる複数の
インク吐出口の、カットシートの搬送方向における配列
長さに対応する。
【0021】上述した記録領域の、カットシートの搬送
方向の下流には、アシストローラ13及び排紙ローラ1
4が設けられる。アシストローラ13及び排紙ローラ1
4には、それぞれ拍車13a,14aが圧接されてお
り、記録が終了したカットシートは、アシストローラ1
3と拍車13a、及び排紙ローラ14と拍車14aによ
り、上方に搬送されて排紙される。
【0022】一方、連続紙を用いる場合はASFは用い
られず、ASFの下方に設けられた給紙口35から給紙
される。給紙口35から給紙された連続紙は、紙ガイド
2によって形成される搬送路を通ってピントラクタ3に
供給され、このピントラクタ3の駆動によって搬送され
る。この際、上述のリリースレバーは、レジストローラ
11に搬送ローラ10の圧接を解除するように操作され
ている。記録領域側まで搬送された連続紙は、上述のカ
ットシートの場合と同様、インクジェットヘッド20j
の一走査ごとに間欠的に搬送され、この間に記録が行わ
れる。
【0023】インクジェットヘッド20jは、インクタ
ンク20tとともにキャリッジ21に着脱自在に装着さ
れる。以下に、インクジェットヘッド20j及びインク
タンク20tについて詳しく説明する。
【0024】インクジェットヘッド20jは、136個
のインク吐出口が一列に配列され、この配列方向は、イ
ンクジェットヘッド20jをキャリッジ21に装着した
とき、被記録媒体の搬送方向に沿っている。
【0025】ここで、インクジェットヘッド20jの基
本的な構造について図12を参照して説明する。インク
ジェットヘッド20jは、被記録媒体と所定の間隔をお
いて対面する吐出口面20aに、所定のピッチで複数の
インク吐出口20bが形成されており、液室20cと各
インク吐出口20bとを連通する各液路20dの壁面に
沿ってインク吐出用の熱エネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)20eが配設されてい
る。液室20cはインクタンク20t(図1及び図2参
照)と連通しており、液室20cにはインクタンク20
tからインクが供給される構成となっている。インクタ
ンク20tから液室20cに供給されたインクは、毛管
現象により液路20dに侵入し、インク吐出口20bで
メニスカスを形成して液路20dを満たした状態を保
つ。このとき、記録信号に基づき電気熱変換体20eが
通電されて発熱すると、電気熱変換体20e上のインク
が急激に加熱されて膜沸騰して液路20d内に気泡が発
生し、この気泡の膨張による圧力でインク吐出口20b
からインクが吐出される。ここでは、インク吐出用のエ
ネルギーを発生させるエネルギー発生素子として電気熱
変換体20eを示したが、これに限らず、瞬間的に吐出
圧力を加える機械的エネルギーを発生する圧電素子を用
いてもよい。
【0026】本実施形態の記録装置は、インクジェット
ヘッド20j及びインクタンク20tを交換することに
よって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及び黒(Bk)それぞれのインクによるフルカラ
ー記録と、Bkインクによるモノクロ記録とを行うこと
ができる。
【0027】フルカラー記録を行う構成にあっては、イ
ンクジェットヘッド20j及びY、M、C、Bkそれぞ
れのインクを貯留するそれぞれのインクタンク20t
は、それぞれ別々にキャリッジ21に着脱自在に装着さ
れる。これにより、例えばYインクがなくなったり、あ
るいは交換の必要が生じた場合には、それのみを新しい
インクタンクと交換可能であり、また、インクジェット
ヘッド20jに交換の必要が生じた場合には、そのイン
クジェットヘッドのみを交換することができる。この構
成の場合、上述したインクジェットヘッド20jの13
6個のインク吐出口は所定数ごとに各色インクに対応付
けられ、これに応じて、液室等が別々に設けられる。
【0028】モノクロ記録のみを行う構成にあっては、
インクジェットヘッド20jとBkインクのインクタン
ク20tとが一体に形成され、これらはユニットとして
キャリッジ21に着脱自在に装着される。
【0029】上述したインクジェットヘッド20j及び
インクタンク20tを装着するキャリッジ21は、図1
に示すように、互いに平行に設けられたガイド軸21a
及びガイドレール21bに摺動自在に嵌合される。ま
た、キャリッジ21には、ガイド軸21a及びガイドレ
ール21bと平行に張設されたタイミングベルト23の
一部位が固定されており、タイミングベルト23をキャ
リッジモータ22により駆動することで、キャリッジ2
1はガイド軸21a及びガイドレール21bに沿って往
復走査される。このキャリッジ21の走査を、主走査と
いう。
【0030】キャリッジ21は、非記録時には、記録時
の走査範囲外にあるホームポジションに移動され(図1
に示す位置)、その位置において、インクジェットヘッ
ド20jの吐出口面が回復系ユニット25にキャップさ
れている。これにより、非記録時のインクの乾燥が防止
される。また、回復系ユニット25には吸引ポンプ(不
図示)が設けられ、必要に応じてこの吸引ポンプを駆動
し、インクジェットヘッド20jの液路内の増粘インク
や異物を吸引することで、インクジェットヘッド20j
のインク吐出特性を維持している。
【0031】キャリッジ21の位置情報は、リニアエン
コーダ24によって検出される。リニアエンコーダ24
は、ガイド軸21aと平行に設けられたエンコーダフィ
ルム24aと、これを挟み込むようにしてキャリッジ2
1に取り付けられた光学的あるいは磁気的なエンコーダ
素子51a,51bとで構成される。また、制御部20
0とインクジェットヘッド20jとの電気信号の授受
は、フレキシブル基板44を介して行われる。
【0032】メカ部50のホームポジション側に設けら
れたASFモータ26は、上述したASFのピックアッ
プローラ33a,33bの駆動や、回復系ユニット25
の吸引ポンプの駆動に用いられる。搬送ローラ10等
の、被記録媒体の搬送に必要な部材は、ギア列41を介
して、ホームポジションとは反対側の位置に設けられる
LFモータ(不図示)により駆動される。
【0033】次に、上述したメカ部50の動作を制御す
る制御部200について説明する。
【0034】図3に、本実施形態の記録装置の制御部2
00のブロック図を示す。また、図4に、図3に示した
制御部200の各基板の接続関係を示す。
【0035】制御基板100は、プリント回路基板の形
態をなし、図2に示したように、装置本体の底部に配置
される。制御基板100には、MPU101、ゲートア
レイ(GA)102、ダイナミックRAM(DRAM)
103及びマスクROM(MASKROM)107を有
する。また制御基板100は、各モータ用の駆動回路、
すなわちキャリッジモータ22を駆動するためのキャリ
ッジモータドライバ(CRモータドライバ)104、L
Fモータ27を駆動するためのLFモータドライバ10
5及びASFモータ26を駆動するためのASFモータ
ドライバ106を有する。そして、制御基板100に
は、同じくプリント回路基板の形態をなすインターフェ
イス基板110が、フレキシブルケーブル251を介し
て接続されている。このインターフェイス基板110は
標準装備として設けられているもので、制御基板100
はインターフェイス基板110によりマイクロコンピュ
ータ等のホスト装置から記録データ等を受信することが
できる。
【0036】制御基板100において、MPU101は
記録装置全体に関するデータ処理を実行する。MASK
ROM107は、このデータ処理の手順やフォントデー
タ等を格納している。DRAM103は、データ処理の
際のワークエリアとして用いられる。GA102には、
MPU101の処理に係る種々の回路が形成されてい
る。MPU101は、インターフェイス基板110を介
してホスト装置から転送されてくる画像データを、イン
クジェットヘッド20jで用いる吐出データに変換し、
インクジェットヘッド20jにおける吐出タイミングに
応じてインクジェットヘッド20jのドライバへ転送す
る。MPU101はまた、CRモータドライバ104、
LFモータドライバ105及びASFモータドライバ1
06を介して、それぞれに対応するキャリッジモータ2
2、LFモータ27及びASFモータ26を駆動する。
キャリッジモータ22の駆動制御は、キャリッジ21を
介して得られるリニアエンコーダ24の情報に基づい
て、吐出タイミングとともに行われる。
【0037】さらに、制御基板100のMPU101、
GA102及びDRAM103は、それぞれ上記各モー
タ22,26,27及びインクジェットヘッド20jの
動作を制御するエンジン部と、ホスト装置からのデータ
に基づいてエンジン部の処理を司るコントローラ部とを
含む構成となっている。
【0038】その他、MPU101は、操作パネル23
0におけるキー入力や情報表示に係る処理、ホームポジ
ション(HP)センサ38、紙幅(PE)センサ37及
びリリースレバー(RRL)センサ36からの検出情報
に応じた処理を行う。
【0039】一方、インターフェイス基板110を介し
てデータの授受を行うホスト装置とことなるデータ形態
のホスト装置ともデータの授受を可能とするために、オ
プションで装備されるオプションインターフェイス基板
111が、コネクタ120により制御基板100に着脱
可能に接続される。オプションインターフェイス基板1
11には、ホスト装置と制御基板100とのインターフ
ェイス機能の他に、制御基板100と同様のコントロー
ラ部を含む。オプションインターフェイス基板111が
制御基板に接続された場合には、制御基板100は、エ
ンジン部のみがアクティブとなりコントローラ部は非ア
クティブとなる。その代り、制御基板100のエンジン
部の制御は、オプションインターフェイス基板111の
コントローラ部が行う。また、オプションインターフェ
イス基板111はコントローラ部をも含んでいるため、
その外形はインターフェイス基板110よりも大きいも
のとなっている。
【0040】電源スイッチを含む操作パネル230はフ
レキシブルケーブル250によって制御基板100に接
続され、操作パネル230のキー入力情報はフレキシブ
ルケーブル250を介して制御基板100へ送られる。
制御基板100への電力供給は、電源ユニット60によ
り行われる。
【0041】次に、上述した制御基板100、インター
フェイス基板110及びオプションインターフェイス基
板111の配置及び取り付け構造について説明する。図
5は、図1及び図2に示した記録装置の、制御部200
の平面図、すなわちメカ部50を取り外した状態の平面
図である。また、図6は、図5に示した制御部200の
ホスト装置と接続される部分を側方から見た断面図であ
り、図7は、図5に示した制御部200のホスト装置と
接続される部分の背面図である。
【0042】図5に示すように、下ケース1a上にはシ
ールド板150が固定されており、制御基板100はこ
のシールド板150上にねじ固定されている。制御基板
100は、下ケース1aの手前側に配置される。また、
制御基板100の後方において、シールド板150上に
は、インターフェイス基板110を取り付けるための取
付け板70が固定されている。取付け板70は、板金を
プレス加工して台状に形成したもので、図6に示すよう
に、取付け板70の下方には、シールド板150との間
に、オプションインターフェイス基板111のための空
間が形成される。オプションインターフェイス基板11
1は、下ケース1aの背面側からこの空間内に挿入され
て、コネクタ120により制御基板100と接続され
る。オプションインターフェイス基板111と制御基板
100とは、図2に示したように同一平面上に配置され
ており、オプションインターフェイス基板111を制御
基板100の基板面に沿って押し込むだけで両者を接続
することができる。このため、オプションインターフェ
イス基板111と制御基板100とを接続するコネクタ
120には一般に使用されるコネクタを用いることがで
き、接続構造も簡易なものとなる。
【0043】取付け板70上には、インターフェイス基
板110が固定されている。インターフェイス基板11
0は、その先端部を取付け板70に一体に設けられた溝
部70aに嵌合させて位置決めされ、ビス110bによ
り取付け板70に固定される。これにより、インターフ
ェイス基板110は、オプションインターフェイス基板
111の上方に配置されることになる。インターフェイ
ス基板11の後端部には、ホスト装置とデータの授受を
行うためのコネクタ110aが設けられ、このコネクタ
110aを介して、インターフェイス基板110はホス
ト装置から転送されたデータを受信する。コネクタ11
0aの位置は、連続紙を使用した場合を考慮して、連続
紙の通過領域外に配置される。また、図5に示すよう
に、制御基板100とインターフェイス基板110とを
接続するフレキシブルケーブル251は、その中間部に
おいてフレキ押え252によってシールド板150に圧
接されている。
【0044】一方、図6及び図7に示すように、下ケー
ス1aの背面を塞ぐインターフェイスカバー71が、シ
ールド板150にビス71aで固定されている。インタ
ーフェイスカバー71には、インターフェイス基板11
0のコネクタ110aを露出させるための開口71b、
及びオプションインターフェイス基板111を装着する
ための開口71cが設けられている。
【0045】ここで、図8を参照して、オプションイン
ターフェイス基板111について説明する。図8は、オ
プションインターフェイス基板111の平面図及び側面
図である。
【0046】オプションインターフェイス基板111
は、上述したように下ケース1aの背面側から挿入され
ることによって装着されるものであるが、その挿入方向
の先端部には、制御基板100と接続されるコネクタ1
20が設けられている。また、後端部には、ホスト装置
と接続されるコネクタ111aが設けられるとともに、
オプションインターフェイス基板111をインターフェ
イスカバー71に取り付けるための取付け金具111b
がビス111cにより固定されている。コネクタ111
aは、取付け金具111bに設けられた開口より、取付
け金具11bから露出している。また、コネクタ111
aの位置は、オプションインターフェイス基板111を
装着した際に、インターフェイス基板110のコネクタ
110aの下方の位置に配置される。
【0047】上記のオプションインターフェイス基板1
11は、インターフェイスカバー71の開口71cから
挿入され、これによってコネクタ120を制御基板10
0と接続される。この際、シールド板150に設けられ
た2つのガイドレール152によってオプションインタ
ーフェイス基板111の両側部が案内されて、コネクタ
120は容易に、かつ、確実に接続される。オプション
インターフェイス基板111が装着されたら、図7に示
すように、インターフェイスカバー71と取付け金具1
11bとをビス111dで固定し、オプションインター
フェイス基板111を固定する。この状態で、コネクタ
111aを介してホスト装置と接続することにより、デ
ータ転送が可能となる。
【0048】以上説明したように、インターフェイス基
板110とオプションインターフェイス基板111とを
上下に配置することで、それぞれのコネクタ110a,
111aを連続紙の通過領域外に配置しながらも、記録
装置全体の幅に対してコネクタ110a,111aが占
める幅を最小限とすることができる。さらに、外形の大
きいオプションインターフェイス基板111の上方に外
形が小さいインターフェイス基板110を配置すること
で、図2に示したように、制御部200の上方に配置さ
れるメカ部50との間の空間を有効に活用して記録装置
全体の高さの増加を抑えることができる。その結果、記
録装置の外形寸法の増加が最小限に抑えられる。
【0049】また、オプションインターフェース基板1
11が装着された状態では、オプションインターフェイ
ス基板111は、金属性のシールド板150及び取付け
板70で覆われている。さらに、インターフェイスカバ
ー71の開口71cは、オプションインターフェイス基
板111の取付け金具111bで塞がれる。これによ
り、放射電磁波ノイズによるオプションインターフェイ
ス基板111の誤動作が防止される。なお、シールド板
150、取付け板70及び取付け金具111bを金属で
構成した例を示したが、これらは金属製に限らず導電性
の部材であればよい。
【0050】オプションインターフェイス基板111を
取り外す際は、図7に示したビス111dを取り外して
オプションインターフェイス基板111を開口71cか
ら引き抜く。オプションインターフェイス基板111を
取り外した後は、図9に示すように、開口71cを塞ぐ
蓋72をビス72aによってインターフェイスカバー7
1に固定し、記録装置の内部に異物が侵入するのを防止
する。
【0051】以上説明した実施形態では、インターフェ
イス基板110が1つのコネクタ110aを有する場合
について説明したが、図10に示すように、インターフ
ェイス基板110は、コネクタ110aに加え、さらに
別のコネクタ110jを有するものであってもよい。同
様に、オプションインターフェイス基板111について
も、図11に示すように、コネクタ111aに加え、さ
らに別のコネクタ111jを有するものでもよい。もち
ろん、インターフェイス基板110やオプションインタ
ーフェイス基板111に設けられるこれらのコネクタ
は、2つに限らず、それ以上の数とすることもできる。
また、上述した実施形態では、インクジェット記録方式
のメカ部50を用いた例で説明したが、これに限らず、
電子写真方式、熱転写方式、ワイヤードット方式等、様
々な方式のメカ部を用いることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、オプシ
ョンとして着脱自在に設けられる第2のインターフェイ
ス基板を制御基板と同一平面上に配置し、かつ、標準的
に装備される第1のインターフェイス基板に対しては上
下に配置することで、第2のインターフェイス基板と制
御基板との接続構造を簡易なものとしながらも、記録装
置の大型化を抑制することができる。
【0053】特に、第2のインターフェイス基板の外形
が第1のインターフェイス基板の外形よりも大きい場合
には、第2のインターフェイス基板を第1のインターフ
ェイス基板の下方に配置することで、記録装置全体の高
さも抑えることができる。さらに、第1のインターフェ
イス基板を第2のインターフェース基板の上に設けられ
た導電性部材で構成される固定部材に固定し、その固定
部材で第2のインターフェイス基板を覆うことで、放射
電磁波ノイズによる誤動作を防止することができる。ま
た、第2のインターフェイス基板の着脱を案内するガイ
ド部材を設けることによって、第2のインターフェイス
基板を容易に着脱することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の、上ケースを外した状態の
平面図である。
【図2】図1に示した記録装置を側方から見た断面図で
あり、自動給紙ユニットを装着した状態で示している。
【図3】図1及び図2に示した記録装置の制御部のブロ
ック図である。
【図4】図3に示した制御部の各基板の接続関係を示す
図である。
【図5】図1及び図2に示した記録装置の制御部の平面
図である。
【図6】図5に示した制御部のホスト装置と接続される
部分を側方から見た断面図である。
【図7】図5に示した制御部のホスト装置と接続される
部分の背面図である。
【図8】本発明の記録装置に用いられるオプションイン
ターフェイス基板の平面図及び側面図である。
【図9】図7と同様な図であり、オプションインターフ
ェイス基板を取り外して、代りに蓋を取り付けた状態を
示す。
【図10】本発明の記録装置の他の実施形態の要部背面
図である。
【図11】本発明の記録装置のさらに他の実施形態の要
部背面図である。
【図12】インクジェットヘッドの基本的な構造を示す
図である。
【符号の説明】
1a 下ケース 1b 上ケース 2 紙ガイド 3 ピントラクタ 10 搬送ローラ 11 レジストローラ 12 紙押え板 13 アシストローラ 13a,14a 拍車 14 排紙ローラ 20a 吐出口面 20b インク吐出口 20c 液室 20d 液路 20e 電気熱変換体 20j インクジェットヘッド 20t インクタンク 21 キャリッジ 21a ガイド軸 21b ガイドレール 22 キャリッジモータ 23 タイミングベルト 24 リニアエンコーダ 24a エンコーダフィルム 25 回復系ユニット 26 ASFモータ 28 プラテン 30a,30b ビン 31a,31b 押圧板 32a,32b ばね 33a,33b ピックアップローラ 35 給紙口 41 ギア列 44 フレキシブル基板 50 メカ部 51a,51b エンコーダ素子 60 電源ユニット 70 取付け板 71 インターフェイスカバー 72 蓋 100 制御基板 110 インターフェイス基板 110a,111a,120 コネクタ 111 オプションインターフェイス基板 111b 取付け金具 150 シールド板 152 ガイドレール 200 制御部 230 操作パネル 250,251 フレキシブルケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置との間でデータの授受を行い
    ながら被記録媒体に記録を行うために、記録動作を行う
    メカ部の動作を制御する制御基板と、前記ホスト装置と
    前記制御基板との間でデータの授受を行う第1のインタ
    ーフェイス基板とが前記メカ部の下方に配置された記録
    装置において、 前記ホスト装置とはデータ形態が異なる別のホスト装置
    との間でデータの授受を行う第2のインターフェイス基
    板が前記制御基板に着脱可能に設けられ、 前記制御基板と前記第2のインタフェイス基板とは同一
    平面上に配置され、かつ、前記第1のインターフェイス
    基板と前記第2のインターフェイス基板とは上下に配置
    されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のインターフェイス基板は、前
    記別のホスト装置からのデータに基づいて前記制御基板
    の処理を司るコントローラ部を含むことによって前記第
    1のインターフェイス基板よりも外形が大きいものとな
    っており、前記第1のインターフェイス基板の下方に配
    置される請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のインターフェイス基板は、前
    記第2のインターフェース基板の上に設けられた固定部
    材に固定されている請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は導電性部材で構成され、
    前記第2のインターフェイス基板を覆うように設けられ
    ている請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のインターフェイス基板の着脱
    を案内するガイド部材が設けられている請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記メカ部は、インクを吐出して記録を
    行うものである請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記インクの吐出は、インクに熱エネル
    ギーを与えることによってインク中に生成する気泡の圧
    力によってなされる請求項6に記載の記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7422319B2 (en) * 2002-01-31 2008-09-09 Seiko Epson Corporation Paper discharger and ink jet recording apparatus incorporating the same
JP2021183388A (ja) * 2020-05-21 2021-12-02 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の運用方法

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