JP3951043B2 - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの記録媒体に交互に印刷を行うよう構成された印刷装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、販売店舗における販売管理等のため、パソコン、ディスプレイ、ドロワ、印刷装置、リーダ等の機器を組み合わせたPOSステーションが広く用いられている。このようなPOSステーションに好適な印刷装置の1つに、客(購買者)に渡すレシートを印刷するレシート印刷機能と、店舗用の控えとなるジャーナルを印刷するジャーナル印刷機能とを兼ね備えた印刷装置が開発されている(特開平9−234930及び特開平9−254496)。この種の印刷装置は、レシート印刷及びジャーナル印刷を行う2つのサーマルヘッドと、レシート及びジャーナルを搬送する2つの搬送機構とを備えている。これら搬送機構の駆動源としては、一般にステッピングモータが用いられている。
【0003】
このような印刷装置では、2つのサーマルヘッドを同じタイミングで駆動すると、ピーク電流が大きくなり、従って消費電力が増加するという問題があった。そこで、レシート及びジャーナルを1行ずつ交互に印刷する印刷装置が開発されている。この種の印刷装置では、レシートの印刷中はジャーナルの印刷は停止されており、ジャーナルの印刷中はレシートの印刷は停止されている。この場合、レシート及びジャーナルを搬送するための2つのモータは、いずれも、駆動・停止を繰り返すように運転制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ステッピングモータの場合、内部の回転子の停止位置のずれを補正するため、コイルにおいて停止直前に励磁されていた相を、モータ停止後も引き続き一定時間励磁するという補正処理が行われることが多い。この補正処理は、ラッシュとも呼ばれる。
【0005】
そのため、レシート及びジャーナルを交互に印刷する印刷装置では、レシート及びジャーナルを搬送する2つのモータのうち、一方のモータを駆動して1行分の印刷を行い、更に補正処理を行っている間、他方のモータを停止しておくようになっている。しかしながら、このような方法では、各モータの停止時間が長くなるため、印刷処理の迅速化ができないという問題がある。
【0006】
従って本発明は、2つの記録媒体を交互に印刷する印刷装置において、迅速な印刷処理を可能にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1及び第2の記録媒体をそれぞれ搬送する第1及び第2の搬送手段と、前記第1及び第2の搬送手段をそれぞれ駆動する第1及び第2のモータと、前記第1及び第2の搬送手段により搬送される前記第1及び第2の記録媒体に印刷を行う第1及び第2のサーマルヘッドと、前記第1及び第2のモータを、互いの駆動時間が重なり合わないように交互に駆動すると共に、前記各モータの回転子の停止位置の補正のための処理を行い、かつ、前記第1及び第2のモータの一方の前記駆動時間と他方の前記処理の時間とが重なり合うよう制御する制御手段と、を備えて構成される。
【0008】
このように、一方のモータの駆動時間と他方のモータの処理時間とが重なり合うようにすれば、各モータの停止時間を短縮でき、両モータをより短いサイクルで交互に駆動することができる。これにより、印刷処理の迅速化が可能になる。
【0009】
尚、本発明では、前記各モータを、そのコイルにおいて励磁する相をステップ毎に切り替えることにより駆動するものであり、前記処理が、前記各モータの停止直前に励磁されていた相を、該モータの停止後も引き続き励磁することであることが好ましい。
【0010】
更に、本発明では、前記各モータの前記駆動時間に、複数のステップが含まれることが好ましい。このようにすれば、複数本のドットラインからなる1行毎に、交互に印刷を行うことができる。
【0011】
又、本発明では、前記ステップの時間幅が、前記駆動時間の開始時よりも終了時において短くなるよう設定されていることが好ましい。このようにすれば、モータの回転子の慣性に応じた適切な制御が行われる。
【0012】
加えて、本発明では、前記制御手段が、前記第1及び第2のモータのそれぞれにおけるステップ毎に、前記第1及び第2のサーマルヘッドをそれぞれ発熱させることが好ましい。
【0013】
本発明は、又、第1及び第2の記録媒体をそれぞれ搬送する第1及び第2の搬送手段と、前記第1及び第2の搬送手段をそれぞれ駆動する第1及び第2のモータと、前記第1及び第2の搬送手段により搬送される前記第1及び第2の記録媒体に印刷を行う第1及び第2のサーマルヘッドと、を備えた印刷装置を制御する方法であって、前記第1及び第2のモータを、互いの駆動時間が重なり合わないように交互に駆動すると共に、前記各モータの回転子の停止位置の補正のための処理を行い、かつ、前記第1及び第2のモータの一方の前記駆動時間と他方の前記処理の時間とが重なり合うよう制御するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ実施の形態に基づいて本発明を更に詳しく説明する。図1は、本実施の形態に係る印刷装置100の外形形状を示す斜視図である。この印刷装置100は、記録媒体としてのレシート用紙及びジャーナル用紙に情報を印刷するものである。
【0015】
図1に示したように、印刷装置100は、一方向に長い形状を有するケース102を備えており、その長手方向一端面(図中前面)に、印刷済みのレシートを排出する排出口104を備えている。以下の説明では、印刷装置100の排出口104側を「前方」とし、その反対側を「後方」とする。ケース102は、印刷装置100の各機構を収納した下部ケース106と、この下部ケース106の上側に設けられた上部ケース108とを備えている。上部ケース108の前面には、開閉可能な前部カバー116が設けられており、上部ケース108の上面の後方側には、開閉可能な上部カバー118が設けられている。前部カバー116に隣接して、電源スイッチ等を備えた操作パネル114が設けられている。この印刷装置100では、印刷前のレシート用紙をロール状に巻いたもの(レシートロールとする。)と、印刷前のジャーナル用紙をロール状に巻いたもの(ジャーナルロールとする。)とが装填される。ここで用いられるレシート用紙及びジャーナル用紙は、いずれも、加熱による印刷が可能ないわゆる感熱紙である。
【0016】
図2は、印刷装置の主要構成部品の配置及び制御系統を示す概略図である。図2に示したように、印刷装置100のケース102の内部は、前後2つの区画に分かれている。前方(排出口104側)の区画はレシート印刷を行うための区画であり、前から順に、印刷済みのレシートを切断するオートカッター120と、レシート印刷を行うレシート印刷機構122と、レシートロール110を収容するレシートロール収容部124とが配置されている。一方、後方の区画はジャーナル印刷を行うための区画であり、前から順に、ジャーナル印刷を行うジャーナル印刷機構126、ジャーナルロール112を収容するジャーナルロール収容部128と、印刷済みのジャーナルをロール状に巻き取って保持するジャーナル巻き取り部130とが配置されている。
【0017】
レシート印刷機構122は、基板上に多数の発熱素子を一列に配列してなるサーマルヘッド132と、このサーマルヘッド132に平行に対向配置されたプラテンローラ134と、このプラテンローラ134を一定の速度で回転駆動するモータ136とを備えている。レシートロール110から引き出されたレシート用紙は、サーマルヘッド132とプラテンローラ134との間に案内され、そこでサーマルヘッド132とプラテンローラ134により挟み込まれるようになっている。モータ136は、ステッピングモータ(例えば4相ステッピングモータ)であり、図示しない動力伝達機構を介してプラテンローラ134を回転させるようになっている。プラテンローラ134の回転により、レシート用紙が、サーマルヘッド132の発熱素子の配列方向に直交する方向に搬送される。モータ136の回転駆動によりレシート用紙を一定速度で搬送しつつ、サーマルヘッド132の発熱素子に選択的に通電して発熱させることにより、レシート用紙上に所望の文字や図形が印刷される。印刷済みのレシートは、排出口104から外部に排出され、排出口104の内側に設けられたオートカッター120により切断される。
【0018】
尚、プラテンローラ134は前部カバー116に取り付けられ、サーマルヘッド132は上部ケース108の固定部に取り付けられている。前部カバー116(図1)を開放すると、サーマルヘッド132とプラテンローラ134とが互いに離間し、レシートロール収容部124の前方側が開放され、レシートロール110の交換が可能になる。
【0019】
ジャーナル印刷機構126は、上記のレシート印刷機構122と同様、支持基板上に多数の発熱素子を一列に配列したサーマルヘッド142と、このサーマルヘッド142に対向配置されたプラテンローラ144と、このプラテンローラ144を一定の速度で回転駆動するモータ146とを備えている。ジャーナルロール112から引き出されたジャーナル用紙は、サーマルヘッド142とプラテンローラ144との間に導かれ、そこでサーマルヘッド142とプラテンローラ144により挟み込まれるようになっている。モータ146は、ステッピングモータ(例えば4相ステッピングモータ)であり、図示しない動力伝達機構を介してプラテンローラ144を回転させるようになっている。モータ146の回転駆動によりジャーナル用紙を一定速度で搬送しつつ、サーマルヘッド142の発熱素子に選択的に通電して発熱させることにより、ジャーナル用紙上に、所望の文字や図形が印刷される。印刷済みのジャーナルは、サーマルヘッド142の上部に設けられたガイド板148を介して、ジャーナル巻き取り部130まで案内される。
【0020】
ジャーナル巻き取り部130には、印刷済みのジャーナルを巻き取るための巻き取りリール150が設けられている。この巻き取りリール150は、モータ(図示せず)等により回転駆動され、その周囲に印刷済みのジャーナルが巻きつけられるよう構成されている。上部ケース108の上部カバー118(図1)を開放すると、ジャーナルロール112及び印刷済みのジャーナルの交換が可能になる。又、サーマルヘッド142は、プラテンローラ144から離間可能に構成されている。
【0021】
この印刷装置100の制御部200は、例えばCPUであり、外部のコンピュータ202から印刷命令を受信すると、その受信した命令に応じた文字や図形をレシート用紙及びジャーナル用紙上に印刷するよう、サーマルヘッド132,142及びモータ136,146を駆動制御するものである。
【0022】
図3(A)は、制御部200によって行われるサーマルヘッド132,142及びモータ136,146の制御方法を説明するためのタイミングチャートである。モータ136,146は、上述したようにステッピングモータであり、それぞれのコイルにおいて励磁する相をステップ毎に切り替えることで駆動される。制御部200は、ステッピングモータであるモータ136,146を、それぞれ1行分の印刷に必要な駆動時間TD(例えば37ms)ずつ駆動する。駆動時間TDには、複数(例えば30)のステップS1〜S30が含まれている。各ステップの時間幅は、駆動時間TDの始めほど長く、終わりほど短くなるように設定されている。これは、モータ136,146の回転子が回転し始めると、慣性のため、回転を継続するのに必要な仕事量が減少するためである。ステップS1〜S30の時間幅の設定例を、以下の表1に示す。尚、表1に示した時間幅はあくまでも一例であり、他の設定も可能である。
【0023】
【表1】
Figure 0003951043
【0024】
又、図4に示したように、制御部200は、モータ136の各ステップに応じてサーマルヘッド132への通電を行い、レシート用紙上に1本のドットラインを印刷する。又、モータ146の各ステップに応じてサーマルヘッド142への通電を行い、ジャーナル用紙上に1本のドットラインを印刷する。ここでは、30本のドットラインが1行に相当する。
【0025】
図3(A)に示したように、制御部200は、モータ136,146を、互いの駆動時間TDが互いに重なり合わないように制御する。これは、サーマルヘッド132,142の通電のタイミングをずらす(同時通電を避ける)ことによりピーク電流を抑制し、消費電力を低減するためである。
【0026】
制御部200は、駆動時間TDの後、各モータの回転子の停止位置を補正するための処理を行うようになっている。この補正処理は、各モータの回転の停止位置が外力等によってずれた場合に、その回転子を本来の位置に復帰させるものである。具体的には、各モータの停止直前に励磁されていた相を、停止後も更に一定時間励磁し続けることにより、回転子を本来の停止位置に引き戻すものである。この補正処理のための時間(補正処理時間TA)は、駆動時間TDの終了から20msである。
【0027】
更に、制御部200は、駆動時間TDの前にも、各モータの回転子の停止位置を予め補正するための処理を行うようになっている。具体的には、各モータの駆動前に、駆動開始直後に励磁される予定の相を予め一定時間励磁しておくものである。この補正処理のための時間(補正処理時間TB)は、駆動時間TDの前4msである。
【0028】
本実施の形態では、制御部200は、モータ136の補正処理時間TAとモータ146の駆動時間TDとが重なり合い、モータ146の補正処理時間TAとモータ136の駆動時間TDとが重なり合うよう制御を行う。言い換えると、モータ136が駆動を終えて補正処理時間TAに入った時にモータ146の駆動を開始し、モータ146が駆動を終えて補正処理時間TAに入った時にモータ136の駆動を始める。このようにしたのは、モータ136,146の各停止時間を短縮し、モータ136,146をより短いサイクルで交互に駆動することで、印刷処理の迅速化を図るためである。
【0029】
次に、このように構成された印刷装置100の作用について説明する。印刷装置100の使用を開始する際には、前部カバー116を開放し、レシートロール収容部124にレシートロール110を装填したのち、前部カバー116を閉じる。又、上部カバー118を開放し、ジャーナルロール収容部128にジャーナルロール112を装填したのち、上部カバー118を閉じる。尚、この際、ジャーナルロール112からジャーナル用紙を所定量引き出し、その先端を巻き取りリール150の所定部位に係合させる。操作パネル114の電源スイッチを操作することにより、印刷装置100の各種構成機器がON状態となる。
【0030】
制御部200は、外部のコンピュータ202から印刷命令を受信すると、制御部200は、レシート用紙及びジャーナル用紙に1行(30ドットライン)ずつ交互に印刷を行うよう、モータ136,146及びサーマルヘッド132,142を駆動制御する。このとき、制御部200は、図3(A)に示したように、モータ136の補正処理時間TAとモータ146の駆動時間TDとが重なり合い、モータ146の補正処理時間TAとモータ136の駆動時間TDとが重なり合うよう制御を行う。サーマルヘッド132,142は、図4に示したように、モータ136,146の各ステップに応じて通電制御される。
【0031】
レシートロール110から引き出されたレシート用紙はサーマルヘッド132とプラテンローラ134とに挟まれた状態で搬送され、サーマルヘッド132の発熱素子の発熱により印刷が行われる。ジャーナルロール112から引き出されたジャーナル用紙はサーマルヘッド142とプラテンローラ144とに挟まれた状態で搬送され、サーマルヘッド142の発熱素子の発熱により印刷が行われる。印刷済みのレシートは排出口104から外部に排出され、オートカッター120で切断される。切断されたレシートは、例えば店舗の顧客等に手渡される。一方、印刷済みのジャーナルは、ジャーナル巻き取り部130まで案内され、巻き取りリール150の周囲に巻きつけられる。このジャーナルは、例えば店舗の控えとして保存される。
【0032】
次に、本実施の形態における印刷処理の迅速化の効果を、具体的な数値例に基づいて説明する。本実施の形態(図3(A))では、モータ136,146の各駆動時間TDを37ms、補正処理時間TAを20ms、補正処理時間TBを4msとすると、モータ136,146の各停止時間は、駆動時間TD(37ms)と補正処理時間TB(4ms)とを合わせた41msとなる。すなわち、モータ136,146は41ms毎に交互に駆動されることになる。
【0033】
これに対し、図3(B)に示したように、補正処理時間TAと駆動時間TDとが重なり合わないようにした比較例を考える。この比較例によると、モータ136,146の各停止時間は、駆動時間TD(37ms)、補正処理時間TB(4ms)及び補正処理時間TA(20ms)を合わせた61msとなる。すなわち、この比較例では、モータ136,146は61ms毎に交互に駆動されることになる。以上から、本実施の形態によれば、モータ136,146の各停止時間を大幅に短縮(比較例の約2/3)し、短いサイクルで交互に駆動することを可能にすることが分かる。
【0034】
尚、本実施の形態では、一方のモータの前側の補正処理時間TBと、他方のモータの駆動時間TDとを重ね合わせることも可能である。このようにすれば、モータ136,146を、更に短いサイクルで交互に駆動することが可能になる。
【0035】
以上説明したように、本実施の形態によると、モータ136,146のうち一方のモータの補正処理時間TAと他方のモータの駆動時間TDとが重なり合うようにしたので、モータ136,146の停止時間を短縮し、より短いサイクルで交互に駆動することができる。これにより、印刷処理を迅速化することが可能になる。
【0036】
又、それぞれの駆動時間TDが複数のステップを含むようにし、各ステップの時間幅を、駆動時間TDの開始時ほど長く、終了時ほど短くなるようにしたので、回転子の回転慣性に応じた適切なモータ駆動を行うことできる。
【0037】
更に、各モータの回転子の停止位置等を補正する処理を行うようにしたので、各モータの回転子の停止位置等が外力等によってずれた場合でも、その回転子を本来の位置に引き戻し、正確な印刷を行うことができる。
【0038】
以上、本発明の実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が含まれる。例えば、上述した実施の形態では、記録媒体としてレシートとジャーナルとを用いたが、他の記録媒体を用いることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一方のモータの駆動時間と他方のモータの停止位置補正のための時間とが重なり合うように制御するようにしたので、第1及び第2のモータをより短いサイクルで交互に駆動することが可能になり、これにより迅速な印刷処理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る印刷装置の外形形状を示す斜視図である。
【図2】図1に示した印刷装置の主要構成部品の配置及び制御系統を示す概略図である。
【図3】本実施の形態におけるモータの制御方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】本実施の形態におけるサーマルヘッド及びモータの制御方法を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 印刷装置
102 ケース
104 排出口
106 下部ケース
108 上部ケース
110 レシートロール
112 ジャーナルロール
116 前部カバー
118 上部カバー
120 オートカッター
122 レシート印刷機構
124 レシートロール収容部
126 ジャーナル印刷機構
128 ジャーナルロール収容部
132,142 サーマルヘッド
134,144 プラテンローラ
136,146 モータ
150 巻き取りリール

Claims (7)

  1. 第1及び第2の記録媒体をそれぞれ搬送する第1及び第2の搬送手段と、
    前記第1及び第2の搬送手段をそれぞれ駆動する第1及び第2のモータと、
    前記第1及び第2の搬送手段により搬送される前記第1及び第2の記録媒体に印刷を行う第1及び第2のサーマルヘッドと、
    前記第1及び第2のモータを、互いの駆動時間が重なり合わないように交互に駆動すると共に、前記各モータの回転子の停止位置の補正のための処理を行い、かつ、前記第1及び第2のモータの一方の前記駆動時間と他方の前記処理の時間とが重なり合うよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御手段が、前記各モータを、そのコイルにおいて励磁する相をステップ毎に切り替えることにより駆動するものであり、
    前記処理が、前記各モータの停止直前に励磁されていた相を、該モータの停止後も引き続き励磁することである請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記各モータの前記駆動時間に、複数のステップが含まれることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記ステップの時間幅が、前記駆動時間の開始時よりも終了時において短くなるよう設定されていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記制御手段が、前記第1及び第2のモータのそれぞれにおけるステップ毎に、前記第1及び第2のサーマルヘッドをそれぞれ発熱させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の印刷装置。
  6. 第1及び第2の記録媒体をそれぞれ搬送する第1及び第2の搬送手段と、前記第1及び第2の搬送手段をそれぞれ駆動する第1及び第2のモータと、前記第1及び第2の搬送手段により搬送される前記第1及び第2の記録媒体に印刷を行う第1及び第2のサーマルヘッドと、を備えた印刷装置を制御する方法であって、
    前記第1及び第2のモータを、互いの駆動時間が重なり合わないように交互に駆動すると共に、前記各モータの回転子の停止位置の補正のための処理を行い、かつ、前記第1及び第2のモータの一方の前記駆動時間と他方の前記処理の時間とが重なり合うよう制御することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. 前記各モータを、そのコイルにおいて励磁する相をステップ毎に切り替えることにより駆動すると共に、
    前記処理として、前記各モータの停止直前に励磁されていた相を、該モータの停止後も引き続き励磁することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置の制御方法。
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