JP3948187B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1台または複数台の監視用カメラなどからの映像信号を、ハードディスクなどの記録媒体に好適に記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテルや各種店舗の防犯監視システム、あるいは工場の生産ラインやダム等の建造物の異常監視システム等において、多数の監視カメラを配置し、各監視カメラから得られた映像信号を一括して記録する方式がある。また、監視センターへ転送して集中的に監視する方法も採用されている。それらのシステムでは、一般に複数、例えば4台の監視用カメラを一組として、各監視カメラから入力される映像信号を1台の監視レコーダにより、磁気テープ、あるいはハードディスクへ記録し再生を行っている。
【0003】
さらに、特開平11−4410号公報に記載されているように、各監視カメラの近傍に状況の変化を捉えるセンサを配置し、センサからの信号をアラーム信号として入力して監視レコーダを制御して、アラーム信号入力時点から遡って映像を記録するシステム等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらのシステムでは、アラーム信号の入力中のみならず、入力直前および入力後の映像を詳細に記録しておくことが必要である。しかし、上記の従来技術では、アラーム信号入力に応じて記録動作を行う際に、通常の記録時に比べて詳細に映像を記録することに関して十分に考慮されていなかった。
【0005】
本発明の目的は、アラーム信号が入力された場合の記録動作を種々設定可能で、アラーム信号入力時の画像記録をより確実に行うことが可能な画像記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を実現するために、画像信号とアラーム信号を入力し前記画像信号を記録媒体に記録する画像記録装置において、前記アラーム信号に基づいて、前記画像信号を記録する記録間隔を選択して切り換える記録間隔選択手段と、前記アラーム信号に基づいて、前記画像信号を記録する記録時間を選択して切り換える記録時間選択手段とを備え、前記記録間隔選択手段で選択した記録間隔と、前記記録時間選択手段で選択した記録時間に従い前記記録媒体に記録する構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0008】
図1は本発明に係る画像記録装置の構成を示す図である。本形態では、複数のカメラ入力手段を備え、ここではカメラAからカメラDまでの4台のカメラ映像信号を順次切り換え、記録媒体に記録を行う。
【0009】
図1において、100は画像記録装置、101はAD変換回路、102は同期処理回路、103は切り換え制御回路、104は画像圧縮回路、105はバッファ回路、106はハードディスク装置、107は制御回路、108は操作入力回路、109は表示回路、201から204はカメラAからカメラD、301から304はセンサAからセンサD、400は操作入力部、500は画像モニタである。
【0010】
カメラA201ないしカメラD204からの映像信号は、画像記録装置100のAD変換回路101でディジタル変換された後、同期処理回路102に入力される。同期処理回路102は、前記カメラA201ないしカメラD204の映像信号の同期を一致させるように動作する。これは、4台のカメラ映像を、例えばフィールド単位、あるいはフレーム単位で切り換えた際の映像の乱れを防止するためである。
【0011】
同期処理回路102により同期が一致した映像信号は、切り換え制御回路103に入力される。切り換え制御回路103は、制御回路107からの制御信号により、前記4個の映像信号のうち、1つの映像信号を選択して切り換え出力する。例えば、カメラA201からカメラD204の映像信号を、1フィールド毎に、順次切り換えを行う。切り換え順序、切り換え時間は、制御回路107からの制御信号により、任意に設定することが可能である。
【0012】
切り換え制御回路103からの映像信号は、画像圧縮回路104に入力される。画像圧縮回路104では、例えばフィールド単位でJPEG方式の画像圧縮処理が行われ、ディジタル圧縮画像信号が出力される。
【0013】
画像圧縮回路104からの圧縮画像信号は、バッファ回路105に入力される。バッファ回路105では、例えばフィールド単位の圧縮画像信号を、制御回路105からの制御信号により、順次格納していく。バッファ回路105は、例えばリング状のメモリ回路で構成され、格納される圧縮画像信号がいっぱいになったら、最初に格納した圧縮画像信号から、順次重ね書きしていく。書きこみ、読み出しアドレスの制御は制御回路107により行われる。
【0014】
さらに、バッファ回路105は、制御回路107からの制御信号により、格納されている圧縮画像信号を、ハードディスク装置106に出力する。この際、ハードディスク装置106は、制御回路107からの制御信号により、バッファ回路105からの圧縮画像信号の記録を行う。制御回路107は、例えばマイクロコントローラで構成される。
【0015】
センサA301からセンサD304は、例えば人体センサ等により、人の接近を検出するセンサであり、カメラA201からカメラD204の近傍に設置される。また、カメラA201からカメラD204と一体型になっていてもよい。制御回路107は、これらのセンサA301ないしセンサD304からのアラーム信号を入力して、画像記録装置100の動作制御を変更する。例えば、アラーム信号が検出されていない場合は、記録コマ数を落として記録し、アラーム信号が検出された場合には、記録コマ数を増やす等の制御を行う。
【0016】
操作入力回路108は、操作入力部400から入力されるカメラ切り換え順序、切り換え時間、記録間隔等の入力指示を、制御回路107に伝達する。また、制御回路107は、操作入力部400からの設定状況を、表示回路109を介して、画像モニタ500に表示する。
【0017】
ここで、通常の記録動作処理例を図2に示す。図2(1)は、図1の画像圧縮回路104からバッファ回路105に入力される圧縮画像信号を時系列に並べた図である。A1、B1等は、図1のカメラA201からカメラD204の映像信号の1コマ分の圧縮画像信号である。図1の切り換え制御回路103により、ここでは、カメラA201からカメラD204を、例えば30コマ/秒で1コマずつ順番に切り換えるように制御回路107が制御する。図2(2a)から図2(2c)は、図1のバッファ回路105からハードディスク装置106に入力される圧縮画像信号を時系列に並べた図である。図1の制御回路は、バッファ回路105から圧縮画像信号を選択して読み出すよう制御する。同図(2a)は、図1の制御回路107の制御により、30コマ/秒の速度で、すべての圧縮画像信号をハードディスク装置106に記録する場合である。なお、この場合、各カメラ1台当たりの記録間隔は4倍となり、約7コマ/秒で記録される。ここで、バッファ回路105からの圧縮画像信号の読み出しタイミングは、記録のタイミングより遅らせている。同図では、4コマ分の遅れの場合を示している。これにより、後述するアラーム信号入力直前の映像を選択して記録することが可能となる。
【0018】
図2(2b)(2c)は、いわゆるタイムラプス記録の場合の例であり、図1のバッファ回路105からハードディスク装置106に圧縮画像信号を間引いて記録することで実現する。同図(2b)では、各カメラ1台当たり、約4コマ/秒で記録され、同図(2c)では、各カメラ1台当たり、約2コマ/秒で記録される。
【0019】
次に、図1のセンサA301ないしセンサD304からのアラーム信号が画像記録装置100に入力された場合の動作について説明する。
【0020】
図3は、アラーム信号が入力された際に、記録動作の変更の様子を時系列に示した図である。同図中、401および405の期間は、前述の通常記録動作を行っている期間である。402は、アラーム信号が入力される前の記録動作であるプリアラーム記録期間、403は、アラーム信号入力後の記録動作であるメインアラーム記録期間、404はメインアラーム記録終了後の記録動作であるポストアラーム記録期間である。このように、アラーム信号が入力されると、通常記録動作から、プリアラーム記録動作、メインアラーム記録動作、ポストアラーム記録動作を経て、通常記録動作に戻る。ここで、通常記録期間の記録動作に対し、アラーム信号が入力された時点前、アラーム信号入力中、アラーム信号入力後で、各期間の記録時間、記録コマ数、カメラの選択方法を変えることで、詳細に画像記録が可能となる。これらの制御は、図1の制御回路107が行う。
【0021】
図4は、アラーム信号が入力された場合の記録設定画面の例を示した図であり、図1のモニタ500に表示される。501は、アラーム信号入力時の動作を決定するアラーム記録モードで、複数のモードを設定可能にする。例えば、プリアラーム記録期間、メインアラーム記録期間、ポストアラーム記録期間での、カメラの切り換え方法をあらかじめ定めておき、選択可能とする。502は、図3のメインアラーム記録期間403における記録コマ間隔の設定値を入力する。例は30コマ/秒の設定である。503は、図3のプリアラーム記録期間402およびポストアラーム記録期間404における記録コマ間隔の設定値を入力する。例では30コマ/秒の設定であり、プリアラーム記録期間402およびポストアラーム記録期間404の記録コマ間隔設定は同じ値となるが、別々に設定してもよい。504は、メインアラーム記録期間403の記録時間の設定値を入力する。例では、アラーム信号が入力されてから1分間をメインアラーム記録期間として、502で設定した記録コマ間隔で記録する。その他、アラーム信号が入力されている期間をメインアラーム期間としてもよい。505は、プリアラーム記録期間の記録時間、506はポストアラーム記録期間の記録時間の設定値を入力する。このように、各期間における、記録コマ数、期間長さを任意に設定することが可能であり、より確実にアラーム信号入力時の画像記録を行うことが可能になる。
【0022】
図5は、図4のアラーム記録モード501で設定するアラーム記録モードの一例を示す図である。この例では、プリアラーム記録期間では、アラーム入力のあったカメラの映像のみを記録し、メインアラーム記録期間では、アラーム入力のあったカメラの映像のみを集中的に記録し、ポストアラーム記録期間では、アラーム入力のあったカメラの映像のみを記録する。図5(1)は、図1のバッファ回路105に格納される圧縮画像信号を示し、図5(2)は、図1のハードディスク装置106に記録される圧縮画像信号を示す。
【0023】
図5(1)に示すように、通常時には、図1のカメラA201からカメラD204の映像信号が切り換え制御回路103により順次切り換えられ、バッファ回路106に格納されていく(D6まで)。例えば、図1のカメラB202近傍に設置されているセンサB302が感知して、アラーム信号を制御回路107に出力した場合、すなわちアラーム信号Bが入力された時点で、制御回路107が、切り換え制御回路103を制御することにより、図1のバッファ回路105に格納される圧縮画像信号は、カメラB202からの映像(B7以降)のみが連続して選択される。次に、あらかじめ設定された時間、あるいはアラーム信号Bの入力が無くなった時点で、通常時の動作に戻り、順次カメラを切り換えて格納していく(A7以降)。
【0024】
記録される圧縮画像信号は、以下のようになる。図5(2)が示すように、通常時には、間引き記録を行っている。この際、後述するプリアラーム記録に対応するため、記録する圧縮画像信号は、一定時間前にバッファ回路に格納されたものである(D3まで)。次に、アラーム信号Bが入力された時点で、プリアラーム記録動作に入る。このプリアラーム記録期間では、カメラB202からの映像のみが選択され記録される(B5,B6)。次に、メインアラーム記録期間に入り、カメラB202からの映像のみが連続して記録される(B7からB22)。さらに、ポストアラーム記録期間においては、プリアラーム記録期間と同様、カメラB202からの映像のみが選択され記録される(B23からB26)。ポストアラーム記録期間が終了すると、通常の記録動作に戻り、間引き記録動作が続行される(A11以降)。
【0025】
本例では、アラーム信号が入力されると、その近傍の映像を集中して記録可能であり、それぞれのカメラが別室などに離れて設置されている場合有効である。
【0026】
図6は、他のアラーム記録モードの例であり、アラーム信号が複数入力された場合の記録動作の一例を示す図である。この例では、アラーム信号Bが入力された後、アラーム信号Dが入力された場合の動作を示す。前述の例と同様、プリアラーム記録期間では、アラーム入力のあったカメラの映像のみを記録し、メインアラーム記録期間では、アラーム入力のあったカメラの映像のみを集中的に記録する。図6(1)において、アラーム信号Bが入力されると(D6)、その後、カメラB202からの映像のみが連続して選択され、図1のバッファ回路105に格納される。さらにアラーム信号Dが入力されると(B15)、その時点から、カメラB202からの映像と、カメラD204の映像とが交互に切り換わりバッファ回路105に格納される。次に、あらかじめ設定された時間、あるいはアラーム信号BおよびDの入力が無くなった時点で、通常時の動作に戻り、順次カメラを切り換えて格納していく(A7以降)。
【0027】
記録される圧縮画像信号は、図6(2)が示すように、通常時には、間引き記録を行っている。次に、アラーム信号Bが入力された時点で、プリアラーム記録動作に入る。このプリアラーム記録期間では、カメラB202からの映像のみが選択され記録される(B5,B6)。次に、メインアラーム記録期間に入り、カメラB202からの映像のみが連続して記録される(B7からB14)。さらにアラーム信号Dの入力により、カメラB202とカメラB204の映像が交互に記録される(B15からD10)。さらに、ポストアラーム記録期間においては、カメラB202からの映像とカメラB204の映像が交互に選択され記録される(B19からD14)。ポストアラーム記録期間が終了すると、通常の記録動作に戻り、間引き記録動作が続行される(A11以降)。
【0028】
本例では、アラーム信号が入力されると、その近傍の映像を集中して記録可能であり、カメラが別室などに離れて設置されている場合有効である。さらに、別のアラーム信号が入力される場合も画像の撮りこぼしを防ぐことが可能である。
【0029】
図7は、アラーム記録モードの他の一例を示す図である。この例では、いずれかのアラーム信号が入力されると、入力されているカメラA201からカメラD204全ての映像を記録するモードである。この場合、図7(1)に示すように、カメラA201からカメラD204の圧縮画像信号が、図1のバッファ回路105に全て順次格納される(A1からD18)。図7(2)に示すように、通常時には、間引き記録を行っていて、例えばアラーム信号Bが入力されると、プリアラーム記録期間からは全ての圧縮画像信号を記録していく。(A5からD14)。ポストアラーム記録期間が終了すると、通常の記録動作に戻り、間引き記録動作が続行される(A15以降)。
【0030】
本例では、アラーム信号が入力されると、全ての映像を記録可能であり、それぞれのカメラが同一の部屋に設置されている場合有効である。
【0031】
図8は、アラーム記録モードのさらに他の一例を示す図である。この場合、図8(1)に示すように、カメラA201からカメラD204の圧縮画像信号が、図1のバッファ回路105に全て順次格納される(A1からD18)。図8(2)に示すように、通常時には、間引き記録を行っていて、例えばアラーム信号Bが入力されると、プリアラーム記録期間からはカメラB202の圧縮画像信号をのみ記録していく。(B5からB8)。ここでさらにアラーム信号Dが入力されると、それ以降はカメラB202とカメラD204の圧縮画像信号をそれぞれ記録していく。ポストアラーム記録期間が終了すると、通常の記録動作に戻り、間引き記録動作が続行される(A15以降)。
【0032】
図9は、本発明に係る画像記録装置の他の実施例を示す図である。本形態では、画像記録装置に接続されるカメラが、AD変換回路、画像圧縮回路を備えている。図9において、1051から1054はバッファ回路AからD、1101から1104はインタフェース回路、2011、2021、2031、2041はAD変換回路、2012、2022、2032、2042は画像圧縮回路、2013、2023、2033、2043はインタフェース回路である。
【0033】
カメラA201で撮影された映像は、カメラA中のAD変換回路2011でディジタル変換された後、画像圧縮回路2012で画像圧縮処理が施される。画像圧縮回路2012から出力される圧縮画像信号は、インタフェース回路2013、画像記録装置100のインタフェース回路1101を介して、バッファ回路A1051に格納される。カメラBからDについても同様に、それぞれのカメラから出力された圧縮画像信号が、バッファ回路B1052からバッファ回路D1054に格納される。バッファ回路A1051からバッファ回路D1054は、それぞれリング状のメモリ回路で構成され、書きこみ、読み出しアドレスの制御は制御回路107により行われる。なお、バッファ回路A1051からバッファ回路D1054は、別々のメモリ回路で構成しても、同一のメモリ回路で構成してもよい。
【0034】
制御回路107は、バッファ回路A1051からバッファ回路D1054に格納されている圧縮画像信号を選択して、ハードディスク装置106に記録するよう制御する。
【0035】
図10は、図9の例で、アラーム信号が入力された場合の記録モードの一例を示したものである。同図(1)に示すように、図9のカメラA201からカメラD204からの圧縮画像信号が、バッファ回路A1051からバッファ回路D1054に順次格納されている(A1からA72、B1からB72、C1からC72、D1からD72)。
【0036】
記録される画像圧縮信号は、図10(2)に示すように、通常時は間引き記録を行っている(D9まで)。次に、アラーム信号Bが入力された時点で、プリアラーム動作に入る。このプリアラーム記録期間では、カメラB202からの圧縮画像信号のみが選択され連続して記録される(B17からB24)。次にメインアラーム記録期間に入り、カメラB202からの圧縮画像信号が選択され連続して記録される(B25からB40)。さらに、ポストアラーム記録期間においてもカメラB202からの圧縮画像信号が選択され連続して記録される(B41からB56)。ポストアラーム記録期間が終了すると、通常の記録動作に戻り、間引き記録が続行される(A57以降)。
【0037】
本例では、各カメラの圧縮画像信号が、それぞれバッファ回路に全て格納されているので、ポスト、メイン、プリアラームの各記録期間で、圧縮画像信号の連続記録が可能となる。
【0038】
また、図10では、カメラB202からの圧縮画像信号を重点的に記録する制御方法について示したが、制御回路107により、各記録期間の長さ、所望のカメラの圧縮画像信号への切り換え、記録間隔等、多様な制御が可能となる。また、インタフェース回路を介して、画像圧縮回路の画像圧縮率を変更すること等も可能である。
【0039】
以上に示したように、アラーム信号が入力された場合の記録動作を細かく制御でき、アラーム信号入力前、入力中、および入力後の画像記録をもれなく行うことが可能である。
【0040】
その他、以上ではカメラ4台の場合の例を記したが、特にこれを制限するものではなく、1台の場合でも、あるいはさらに多数のカメラ入力にも対応可能である。また、図9の例では、各カメラが1対1で画像記録装置100に接続される例を示したが、例えばLANのようなネットワークで各カメラが接続され、圧縮画像信号が、時分割多重されて伝送されてきたものが入力されてもよい。また、記録媒体はハードディスクに限ることなく、磁気テープ、光ディスク、半導体メモリなどへの置き換えも可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、アラーム信号が入力された場合の記録動作を種々設定可能で、アラーム信号入力時の画像記録をより確実に行うことが可能な画像記録装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の構成を示す図。
【図2】通常の記録動作処理例を示す図。
【図3】アラーム信号入力時の記録動作を示す図。
【図4】アラーム信号入力時の記録設定画面の例を示す図。
【図5】アラーム記録モードの一例を示す図。
【図6】アラーム信号が複数入力された場合のアラーム記録モードの一例を示す図。
【図7】アラーム記録モードの他の一例を示す図。
【図8】アラーム記録モードのさらに他の一例を示す図。
【図9】本発明に係る画像記録装置の他の構成例を示す図。。
【図10】図9に係るアラーム記録モードの一例を示す図。
【符号の説明】
100…画像記録装置、101…AD変換回路、102…同期処理回路、103…切り換え制御回路、104…画像圧縮回路、105…バッファ回路、106…ハードディスク装置、107…制御回路、108…操作入力回路、109…表示回路、201〜204…カメラA〜カメラD、301〜304…センサA〜センサD、400…操作入力部、401…通常記録期間、402…プリアラーム記録期間、403…メインアラーム記録期間、404…ポストアラーム記録期間、405…通常記録期間、500…画像モニタ、1051〜1054…バッファ回路A〜バッファ回路D、1101〜1104…インタフェース回路、2011、2021、2031、2041…AD変換回路、2012、2022、2032、2042…画像圧縮回路、2013、2023、2033、2043…インタフェース回路。
Claims (1)
- 複数系統の画像信号と、前記複数系統の画像信号のいずれかの系統の画像信号に関する状況の変化を示す複数系統のアラーム信号を入力し、前記入力された複数系統の画像信号をバッファ手段に格納し、前記バッファ手段に格納された画像信号を選択して切り換えて記録媒体に記録する画像記録装置において、
通常時において前記入力された複数系統の画像信号から前記バッファ手段に格納する画像信号を選択して切り換え、前記アラーム信号が入力されると、前記入力された複数系統の画像信号から前記バッファ手段に格納する前記アラーム信号に関連する所定の画像信号を選択して切り換え、かつ、通常記録期間において前記バッファ手段に格納された複数系統の画像信号から前記記録媒体に記録する画像信号を選択して切り換え、かつ、前記アラーム信号入力前のプリアラーム記録期間、前記アラーム信号入力中のメインアラーム記録期間、および前記アラーム信号入力後のポストアラーム記録期間において、前記アラーム信号に基づいて、前記バッファ手段に格納された複数系統の画像信号から、前記記録媒体に記録する前記アラーム信号に関連する所定の画像信号を選択して切り換える画像信号選択手段と、
前記アラーム信号に基づいて、前記バッファ手段に格納された画像信号を前記記録媒体に記録する記録間隔を、通常記録期間、プリアラーム記録期間、メインアラーム記録期間、およびポストアラーム記録期間のそれぞれについて、選択して切り換える記録間隔選択手段と、
前記アラーム信号に基づいて、前記バッファ手段に格納された画像信号を前記記録媒体に記録する記録時間を、通常記録期間、プリアラーム記録期間、メインアラーム記録期間、およびポストアラーム記録期間のそれぞれについて、選択して切り換える記録時間選択手段と、
を備え、
前記アラーム信号が、あるアラーム信号に対応するアラーム記録期間の間に次のアラーム信号が入力されるように順次複数入力された場合に、複数入力された前記アラーム信号のそれぞれに基づいて、複数入力された前記アラーム信号のそれぞれが入力されたタイミングに応じ、前記入力された複数系統の画像信号から、前記画像信号選択手段で順次選択された前記複数入力された前記アラーム信号のそれぞれに関連する画像信号を前記バッファ手段に格納し、前記バッファ手段に格納された複数系統の画像信号から、前記画像信号選択手段で順次選択された、前記複数入力された前記アラーム信号のそれぞれに関連する画像信号を、前記記録間隔選択手段で選択した記録間隔と、前記記録時間選択手段で選択した記録時間に従い、前記記録媒体に記録すること
を特徴とする画像記録装置。
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