JP3947500B2 - パッケージの製造方法及びパッケージ用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical System)およびマイクロマシン技術などのような微細加工技術を利用してパッケージを製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、先行技術のパッケージ1の断面図である。パッケージ本体2の凹所3には、MEMSストラクチャであるチップ状の半導体素子4が取付けられる。半導体素子は、たとえば電荷結合素子CCD、またはC−MOS(相補形金属酸化膜トランジスタ)などである。パッケージ本体2の図14における上面および外側面には、微細な配線パターン5が形成される。半導体素子4の端子6と配線パターン5とは、ボンディングワイヤ7によって電気的に接続される。このような図14に示される先行技術では、ワイヤボンダによって配線が行われるので、構成が、明らかに大形化するという問題がある。
【0003】
図15は、他の先行技術のパッケージ11の製造工程を示す断面図である。パッケージ本体12の凹所13の底14および側面15には、配線パターン16a,16bが形成される。接続端子6を有する半導体素子4は、凹所13に収納され、端子6は、底14の配線パターン16aに接続され、内側面15に形成された配線パターン16bによって、外部と接続される。この底14および内側面15に形成された配線パターン16a,16bは、底14および内側面15の全面に金属メッキが施された後、余分な金属を、レーザ光の照射によって除去して形成される。
【0004】
図15に示される先行技術では、凹所13の底14および内側面15に形成された配線パターン16を形成するために、レーザ光17を用いるので、明らかに製造工程が繁雑であり、高密度微細なパッケージの大量生産は、不可能である。また凹所13が深くなると、チップマウント面となる底14の面積が事実上レーザ光17の入面面積となり、面積が小さいと、凹部13の奥までレーザ光が届かず、レーザ光17の前記内側面15に向けて照射することが困難な場合が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、パッケージ本体の凹所または孔の内側面に、微細に配線パターンを、容易な製造工程で形成することができるようにしたパッケージの製造方法、パッケージ用金型およびパッケージを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、半導体素子が搭載され、凹所または孔の内側面に配線パターンを形成するパッケージの製造方法において、
金型を準備し、この金型は、
両遊端部が相互に近接変位可能なU字状支持体と、
支持体の少なくとも一方の遊端部に、外側方に臨んで設けられ、前記配線パターンに対応する凸部を有するスタンパと、
スペーサであって、このスペーサは、支持体の両遊端部間に介在されて、両遊端部間を塞ぐとともに、両遊端部の相互の近接変位を阻止する介在状態と、前記両遊端部間から離脱されて前記両遊端部の相互の近接変位を可能にする離脱状態となるスペーサとを含み、
前記金型を用いて、前記凸部に対応する溝を有するパッケージ本体を、成形し、
前記溝に、導電材料のメッキを施し、
幅5〜30μm、深さ5〜30μmの配線パターンを形成することを特徴とするパッケージの製造方法である。
【0007】
本発明に従えば、U字状支持体の両遊端部の外側面に、配線パターンに対応した凸部を有するスタンパが固定され、トランスファ成形または射出成形などの成形時、金型キャビティから合成樹脂の成形材料が外部に排出されてしまわないように、また支持体の遊端部が相互に近接方向に変位することがないように、これらの両端部間には、離脱可能にスペーサが介在される。こうしてスペーサの介在状態で、パッケージ本体を合成樹脂によって成形する。パッケージ本体の凹所または孔の内側面に、幅5〜30μm、好ましくはたとえば5〜10μm、深さ5〜30μm、好ましくはたとえば10〜20μmの配線パターンを形成することができる。この成形後、スタンパの前記凸部に対応して形成された溝に、導電材料、たとえば銅などの金属メッキを施す。金属メッキを施す際、TH(すなわちスルーホール)用やビア用といった電解メッキ液を用いると、パッケージ本体の凹所または溝の内側面に形成された微細な前記溝には、導電材料が付着して堆積しやすく、凹所または孔の前記内側面における前記溝に連なる残余の表面には、導電材料のメッキによる堆積量がわずかであって、薄いという現象がある。したがって溝以外の不要な薄い金属メッキ層を、エッチングなどの手法によって、容易に除去することができる。このことによって、本発明のパッケージの製造が容易になる。
【0008】
こうして成形機用の金型において、その表面に、幅および深さがそれぞれ5μm以上の凹凸があるパターンを持つ成形用の型を用いてパッケージの側面に配線を溝という形で成形転写させることにより、これらを成形後に銅メッキや研磨、エッチングを施して、パッケージの内側面に微細な配線パターンを持つ微細配線パッケージに仕上げることができる。
【0009】
内側面成形のためのパターン面を持つスタンパを有する金型を用いることにより、パッケージ外観となる成形品の外面でなく、内側面に配線パターンを形成することが可能である。これにより、レーザによる加工や、セラミックのような積層張り合わせといった余計な工程は、必要なくなり、側面に微細配線を溝という形で持つ成形品を一度で得ることが可能となる。金型を用いて得られたパッケージ用成形品であるパッケージ本体が、その後の工程で銅メッキ、研磨を施すことによりたとえば10μm以下5μm以上の線幅や直径10μm以上30μm以下の配線を持つCCD、C−MOSパッケージだけでなく、MEMS用パッケージの製作も可能にしている。たとえば、圧力センサのパッケージは、構造上複雑なデザインであるが、本件方法なら、1回の成形で、微細配線を溝という形で持つ成形品を得ることが可能である。本発明は樹脂型の工法を用いれば、材質を金属ではなく合成樹脂を選別して金型を作ることが可能となるので、直線平行面だけでなく、あらゆる形状の微細成形品およびそれに追従する溝形状を持つ配線を製作することが可能となる。
【0010】
前記樹脂型の工法は、立体形状を有する原版を用いて高分子材料を成形し、該立体形状を転写する工程を含む製造方法であり、たとえば基板上にフォトレジストを塗布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像する工程と、基板のレジスト面に金属膜を形成する工程と、金属膜を剥離した後、該金属膜を用いて高分子材料を成形する工程と、該成形物にレーザ加工を施して前記原版を形成する工程とを含む。成形用原版を作製する方法として、フォトリソグラフィ法を用いて基板上にレジストパターンを形成し、下地処理として、無電解めっき、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜を形成し、その後電解めっきを施した後、基板上から剥離した金属膜を用いて高分子材料を成形した後、この成形物にレーザ加工を施している。
【0011】
フォトリソグラフィ法は高精度のレジストパターンを実現でき、このレジストパターンを型として用いて金属膜を形成することによって、高精度の金属膜が得られる。この金属膜を型として成形した成形物も金属製型と比べて精度に遜色がない。レーザ加工も高精度の追加工が可能である。その結果、ミクロン単位の加工精度を有する成形用原版を作製できる。
【0012】
前記樹脂型の他の工法は、高分子基板の表面に金属膜を形成する工程と、該金属膜の上にフォトレジストを塗布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像する工程と、露出した部分について、金属膜および高分子基板を所定深さまで除去する工程と、高分子基板上に残存するレジストおよび金属膜を除去した後、該高分子基板にレーザ加工を施して前記原版を形成する工程とを含む。成形用原版を作製する方法として、高分子基板の表面をケミカル粗化またはドライエッチングなどの下地表面処理を行った後、無電解めっき、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜を形成した後、金属膜上にレジストを塗布しフォトリソグラフィ法を用いて基板上にレジストパターンを形成し、ケミカルエッチング、レーザ加工等を用いて露出した部分について金属膜および高分子基板を所定深さまで除去する。残存するレジストおよび金属膜を除去した後、高分子基板にレーザ加工を施している。
【0013】
フォトリソグラフィ法は高精度のレジストパターンを実現でき、このレジストパターンを用いて溝を形成することによって、高精度の立体形状が得られる。レーザ加工も高精度の追加工が可能である。その結果、ミクロン単位の加工精度を有する成形用原版を作製できる。
【0014】
前記樹脂型のさらに他の工法は、高分子基板の表面に金属膜を形成する工程と、該金属膜の上にフォトレジストを塗布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像する工程と、露出した部分について、金属膜および高分子基板を所定深さまで除去する工程と、高分子基板上に残存するレジストおよび金属膜を除去した後、該高分子基板を用いて高分子材料を成形する工程と、該成形物にレーザ加工を施して前記原版を形成する工程とを含む。成形用原版を作製する方法として、高分子基板の表面をケミカル粗化またはドライエッチングなどの下地表面処理を行った後、無電解めっき、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜を形成した後、金属膜上にレジストを塗布しフォトリソグラフィ法を用いて基板上にレジストパターンを形成し、ケミカルエッチング、レーザ加工等を用いて露出した部分について金属膜および高分子基板を所定深さまで除去する。残存するレジストおよび金属膜を除去した後、今度はこの高分子基板を用いて高分子材料を成形した後、この成形物にレーザ加工を施している。
【0015】
また本発明は、スタンパは、
フォトリソグラフィ法によって、基板上に前記凸部に対応する透孔を有するフォトレジスト層を形成し、
フォトレジスト層と、前記透孔から露出した基板との上に、金属メッキを施して、金属メッキ層を形成し、
この形成された金属メッキ層を、基板から剥離して製造することを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、支持体の遊端部に設けられるスタンパで、フォトリソグラフィ法を用いて微細な凸部を形成することができ、しかもそのアスペクト比を、大きくすることが容易である。こうして本発明によれば、金型を構成するスタンパの凸部は、たとえば5μm以上の高さを有し、したがってパッケージ本体の内側面に、スタンパの凸部を成形転写することができる。こうして内側面の溝に、金属メッキによって配線パターンを容易に形成し、微細配線を有するパッケージを仕上げることができる。スタンパの材料は、金属であってもよいが、熱可塑性または熱硬化性の合成樹脂が用いられてもよい。スタンパの全体の形状は、平面であってもよいが、球面または湾曲したそのほかの曲面などであってもよい。
【0017】
また本発明は、両遊端部が相互に近接変位可能なU字状支持体と、
支持体の少なくとも一方の遊端部に、外側方に臨んで設けられ、配線パターンに対応する凸部を有するスタンパと、
スペーサであって、このスペーサは、支持体の両遊端部間に介在されて、両遊端部間を塞ぐとともに、両遊端部の相互の近接変位を阻止する介在状態と、前記両遊端部間から離脱されて前記両遊端部の相互の近接変位を可能にする離脱状態となるスペーサとを含み、
前記凸部は、形成される配線パターンの幅5〜30μm、深さ5〜30μmに対応して形成されることを特徴とするパッケージ用金型である。
【0018】
また本発明は、操作部材をさらに含み、
この操作部材は、
前記介在状態で支持体の連結部付近を保持する少なくとも一対の隆起部と、
この隆起部間に配置され、前記離脱状態で支持体の前記連結部付近に介在され、隆起部よりも薄い中間部とを有することを特徴とする。
【0019】
また本発明は、支持体は、
前記遊端部を有する一対の支持部材が、前記連結部で連なり、
支持部材の長尺方向に沿うスペーサの長さL6は、支持部材の遊端部と前記連結部との長尺方向の間で、金型キャビティを形成する金型部材から外方に突出した長さL10よりも短く構成されることを特徴とする。
【0020】
また本発明は、スタンパの凸部の幅は、5〜30μmであり、高さは5〜30μmであることを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、パッケージ用金型におけるU字状支持体の連結部付近に操作部材を配置し、この操作部材は、支持体の長尺方向にたとえば垂直に交差して延びる。操作部材には、前記交差方向に少なくとも一対の隆起部が形成され、この隆起部間に、薄い中間部が形成される。したがって、成形時、一方の隆起部を、支持体の連結部付近に介在することによって、前述のスペーサとともに支持体の遊端部が相互の近接方向に変位しないように、保持する。この成形完了後、前記中間部を支持体の連結部付近に介在することによって、支持体の両遊端部を相互の近接方向に変位することが容易となる。
【0022】
操作部材は、前述のように少なくとも一対の隆起部が設けられているので、この操作部材が、支持体から、その操作部材の長尺方向に離脱するおそれをなくすことができる。したがって操作部材の紛失を防ぐことができる。
【0023】
金型を離型する際に金型の根元にたとえば隆起部と中間部との凹凸50μm以上の段差を持つ操作部材が挿入され、成形後、これを動かして、離型のためのクリアランスを確保する。これにより、内側面の成形をした後、金型を離型するためのたとえば50μm以上の凹凸を持ったスペーサを金型の延長先、すなわち前記遊端部間に挟み、これを動かすことによって、金型の離型のクリアランスを確保できる。
【0024】
スペーサの長さL6を前述のように適切に選択することによって、成形時に支持体の前記遊端部間に介在されたスペーサを、成形完了後に支持体から取外すことが可能になる。スペーサを支持体から取外すことによって、支持体の両遊端部の相互の近接方向の変位の操作が容易になり、スペーサを金型から取り外すことができる。
【0025】
スペーサは、支持体の両遊端部から、その支持体の長尺方向に変位して遊端部から離脱するように構成され、すなわち支持体から取外し可能であってもよいが、支持体から分離しないように構成されてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態のパッケージ用金型21の斜視図である。この金型21は基本的に、U字状支持体22と、このU字状支持体22の遊端部23,24に配置されて設けられる一対のスタンパ25,26と、これらの遊端部23,24間に離脱自在に設けられるスペーサ27と、支持体22の連結部28付近に設けられる操作部材29とを含む。金型21は、トランスファ成形または射出成形などのために用いられる。
【0029】
図2は、図1に示されるパッケージ用金型21を用いて成形されたパッケージ31の一部切欠き斜視図である。パッケージ本体32に形成された凹所33の内側面34に、配線パターン35が形成される。凹所33の底は、チップマウント面として働く取付面36であり、この取付面36に、半導体素子37が取付けられる。この半導体素子37は、たとえば電荷結合素子CCD、相補形金属酸化膜トランジスタC−MOSであってもよく、また歪ゲージなどの半導体センサであってもよく、このような半導体チップが、パッケージ31に収納される。取付面36には、内側面34に形成された配線パターン35が連なる接続端子を含む配線パターン38が形成される。配線パターン38は、半導体素子37のバンプなどの接続端子39に接続される。
【0030】
図3は、本発明の実施の他の形態のパッケージ31aを示す一部切欠き斜視図である。このパッケージ31aは、前述の図2に示されるパッケージ31に類似し、対応する部分には同一の数字に添え字aを付して示す。図3の実施の形態では、配線パターン35aを渦巻状の平面コイルデザインとし、コイルの半径方向外方端部を配線パターン38に接続して外部の回路との無線通信を行うためのアンテナとしての働きを果たす渦巻状配線パターンを含む。このような実施の形態も、本発明の精神に含まれる。
【0031】
図4は、図2および図3に示されるパッケージ本体32,32aを成形するための金型装置41の断面図である。金型装置41は、パッケージ用金型21と、この金型21が着脱可能に装着される金型部材42と、金型21を部分的に囲んで金型キャビティ43を形成する金型部材44,45とを含む。また、この図4では、成形品の外側の壁や頂上部分には配線が記載されていないが、金型部材44,45,42の成形面に凸部を加工し、成形した際、電気的接続の取り出し用配線溝を同時に形成することも可能であり、さらに図10〜図13のようにスルーホール68,74を形成してもよい。
【0032】
図5は、パッケージ用金型21のU字状支持体22を示す正面図である。支持体22は、一対の細長い板状の支持部材46,47と、その支持部材46,47の基端部を連結する前述の連結部28とを有する。支持部材46,47の前記遊端部23,24には、スタンパ25,26が固定される。支持体22は、たとえばステンレス鋼などから成り、遊端部23,24が矢符48のように相互の近接方向に変位することができ、自然状態では、図5に示されるように支持部材46,47がほぼ平行に延びる。このような遊端部23,24の相互の近接方向48の変位は、支持部材46,47に力F1を作用することによって、達成される。
【0033】
スタンパ25,26は、配線パターン35,35aを形成するための溝に対応した凸部を有する。配線パターン35,35aは、たとえば幅10μm、深さ10μm〜20μmであってもよい。
【0034】
再び図1を参照して、スペーサ27は、支持部材46,47の遊端部23,24間に介在されることができる介在片51と、この介在片51に連なる保持部52と、保持部52から介在片51の外側方に延びるつまみ部53とを有する。つまみ部53は、操作者がたとえば親指と人差し指との間でつまんで操作することができる。
【0035】
操作部材29は、複数(たとえば3)の隆起部54と、これらの隆起部54間に形成される中間部55とを有する。隆起部54は、少なくとも一対設けられ、支持部材46,47の長手方向(図1の上下方向)に垂直な長尺方向に間隔をあけて配置される。中間部55は、これらの隆起部54相互間に配置される。中間部55は、隆起部54よりも薄く形成される。操作部材29の長尺方向に対して隆起部54はその両外側方に中間部55から隆起して形成され、隆起部54の両外側面は、平行である。
【0036】
図6は、スペーサ27の介在片51が支持体22の遊端部23,24間に配置された状態を示す断面図である。この状態では、金型部材42に形成された装着孔57の内面に、支持部材46,47が挿通して当接しており、スタンパ25,26の図6における下端面が、金型部材42の上面に当接して配置される。
【0037】
図7は、金型装置41を用いてトランスファ成形を行う状態を示す断面図である。スペーサ27の介在片51が、前述のように支持体22の遊端部23,24間に配置され、これによって金型キャビティ43が密閉状態とされるとともに、遊端部23,24の相互の近接変位が阻止され、スペーサ27の介在状態が保たれる。金型キャビティ43には、たとえば、熱硬化性合成樹脂である成形材料が充填される。金型部材45には、金型キャビティ43に臨むスタンパ58が固定されてもよい。スタンパ58には、パッケージ本体32,32aの底である取付面36に形成されるべき配線パターンのための凸部が形成される。スタンパ58には、ピン形状を持ったスタンパを使い、図10に示されるような、キャビティ内に形成される配線パターン38aと接続するTH(スルーホール)用孔68を形成してもよい。
【0038】
成形前に金型21の間隔W1は、たとえば300μmのクリアランスが発生する。このまま成形するとクリアランスに合成樹脂が流れ込んでくるので、クリアランスの部分にたとえばW2=300μm厚のNi製の成形時固定枠治具であるスペーサ27を挟む。この状態で、金型温度を150℃程に上昇、温度を維持し、成形材料として三井化学製商品名エポックス(登録商標)などの成形材料を用いて、成形する。なお、成形材料が金型に入る位置は、便宜上記載しているが、実際はアプリケーション用に金型を設計する際に都度決定される。
【0039】
この成形時、操作部材29の隆起部54は、支持体22の連結部58付近で支持部材46,47の基端部間に介在された状態とされる。これによって支持部材46,47をほぼ平行に正確に保持することができる。
【0040】
パッケージ用金型21の寸法を述べると、支持体22の支持部材46,47の長尺方向の長さL1は、たとえば4〜5cmであってもよく、支持部材46,47の遊端部23,24の長尺方向に垂直な幅L2は、スペーサ27の介在片51の幅L4に等しく(L2=L4)、支持部材46,47の長尺方向に沿うスタンパ25,26の長さL3は、スペーサ27の介在片51の長さL5に等しく(L3=L5)、成形時における自然状態の遊端部23,24間の間隔W1は、スペーサ27の介在片51の厚みW2に等しい(W1=W2)。スペーサ27は、介在片51だけでなく、保持部52およびつまみ部53の厚みはいずれも同一である。
【0041】
操作部材29に関して、その操作部材29の長尺方向に沿う隆起部54の長さL8は、前記幅L2に等しく(L2=L8)、中間部55の長さL9は、前述の幅L2以上であり(L9≧L2)、隆起部54の両外側面間の幅W3は、前述の間隔W1に等しく(W1=W3)、中間部55の幅W4は、前述の間隔W1未満である(W1>W4)。操作部材29の長尺方向に垂直であって、支持部材46,47の長尺方向の高さL7は、たとえば2〜3cmであってもよい。
【0042】
成形後、図7の状態からスペーサ27を取外すことができるようにするために、スペーサ27の長さL6は、支持部材46,47の遊端部と連結部28との長尺方向(図7の上下方向)の間で、金型部材42から図7の下方である外方に突出した長さL10よりも短く構成される(L10>L6>L7)。前記突出長さL10は、連結部28の長さをD2とし、金型部材42の厚みをD3とするとき、L10≧L1−(D2+D3+L3+L7)で表される。
【0043】
前述の図7の成形時、支持体22の前記間隔W1の方向の厚みD1は、支持部材46,47の長尺方向に一様であり、支持部材46,47の厚みをD5とし、スタンパ25,26の厚みをD6とするとき、スペーサ27を支持部材46,47間から離脱して遊端部23,24を相互に近接変位してスタンパ25,26とともに装着孔57から金型キャビティ43の外方(図7の下方)に取出すことを可能にするためには、D1≧2(D5+D6)+W1に選ばれる。
【0044】
図8は、金型21の成形完了後の操作を説明するための断面図である。スペーサ27を支持体22の遊端部23,24間から離脱して外部に取出し、操作部材29の中間部55を、支持部材46,47間に配置する。次に、支持部材46,47間に相互の近接方向に力F1を、金型部材42の外方で作用し、これによって遊端部23,24を矢符48のように近接変位する。この近接変位した状態を保ちながら、支持体52を矢符62に示されるように、金型部材42の装着孔57から取出す。さらに金型部材44,45を取出すことによって、パッケージ本体32が得られる。スタンパ25,26によって、パッケージ本体31の凹所33の内側面34には、配線パターン35が形成されるべき溝63が形成される。さらにスタンパ58に対応して配線パターンが形成されるべき溝64が、パッケージ本体32の底に形成されてもよい。凹所33の底である取付面36には、レーザ光を照射して取付面36に形成されるべき配線パターン38に対応する溝65をさらに形成してもよい。
【0045】
こうして成形終了後に成形時固定枠治具であるスペーサ27を金型から外し、凹凸が付いた操作部材29を動かし、たとえば50μm以上の段差のある中間部55まで動かす。この時点で支持部材46,47と中間部55との間に、50μmのクリアランスを得る。そして成形品側面から支持部材46,47の部分を力F1で押すことで、離型する。成形されたパッケージ本体32を金型から外し、次の成形のため、金属の操作部材29を元の位置に戻し、成形時固定枠治具であるスペーサ27を挟む。
【0046】
得られた成形品であるパッケージ本体32は銅メッキのための下地処理を施し、スルーホール用銅メッキ液にてたとえば10〜20μm厚のメッキ層を得る。その後、たとえば、塩化第2鉄等で銅メッキ表面を浸し、溝以外の銅をエッチング後、電解銅メッキで溝の中だけを銅メッキする。実装が想定される接続面は、研磨液を使う研磨機によって研磨し、配線部と絶縁部を最大間隔Rmax<3μm以下になるよう研磨する。これによって、凹所の内側面に微細配線パターンを持つパッケージが完成する。こうして銅メッキとエッチング研磨という簡単な工法を用いてたとえば10μm以下の線幅やたとえば径10μm以上30μm以下のスルーホールという微細な配線パターンを持つアプリケーションを完成させることができる。
【0047】
これらの溝63,64,65には、たとえばTH用(スルーホール)やビア用の電解メッキ液を用いて金属メッキを施し、銅などのメッキ金属を埋込む。その後、選択的なエッチングまたは研磨などの手法で、溝63,64,65内にのみ、金属を埋込み、配線パターン35,38などを形成することができる。こうしてパッケージ本体32に配線パターン35などを形成することによって、パッケージ31が完成する。
【0048】
図9は、スタンパ25,26の製造方法を示す断面図である。まず図9(1)において、フォトマスク112を準備し、図9(2)において平面度および平行度のよいガラス基板110の上にフォトレジスト111を塗布した後、微細な隆起部51のパターンが描写されたフォトマスク112をガラス基板110の上方に配置して、UV(紫外線)ランプ113を用いて露光する。そうすると、フォトレジスト111の紫外線照射部分111aが硬化して、パターンが焼き付けられる。
【0049】
次にフォトレジスト111を現像すると、図9(3)に示すように、紫外線照射部分111aが除去され、パターンに対応した部分が残る。次に図9(4)において、現像された表面にスパッタまたは無電解メッキ等によってNiメッキ膜114を形成し、図9(5)のように厚くし、その後、次に図9(6)に示すように、Niメッキ膜114をガラス基板110から剥離し、残存したフォトレジスト111を除去することで、パターンに応じた凸凹形状を有するNiメッキ膜114が得られ、このNiメッキ膜114を金型取付用に外観加工を施すと、スタンパ25,26が得られる。
【0050】
図10は、本発明の実施の他の形態の断面図である。この図10は、前述の図7に対応する。図11は、図10に示される金型装置41によって成形されたパッケージ本体32の断面図である。注目すべきは、この実施の形態では、スタンパ58には、パッケージ本体32にスルーホール68を形成するための金型となるピン72の図10における上方の基端部が立設して固定される。ピン72の図10の下方の遊端部は、スタンパ25,26に形成された配線パターンのための凸部の図10における上端部に連なる。そのほかの構成は、前述の実施の形態と同様である。溝63,64,65内に、前述のようにメッキ金属を埋込む際、スルーホール68にもメッキ金属が充填される。こうして取付面36の配線パターン38に、スルーホール68のメッキ金属から成る導体を介して、外部と電気的な接続を行うことができる。
【0051】
スルーホール68を形成するためのピン72を製造するにあたっては、たとえばエッチャーフレックス(三井化学(株)製商品名)などのスパッタが施されたポリイミドフィルムなどの合成樹脂製の基板であるフィルムの一表面に、ピン72に対応してエキシマレーザ源からエキシマレーザ光を照射し、有底の細長い複数の溝を形成し、次に、その溝が刻設されたフィルムの前記一表面に、Niのメッキ処理を施し、フィルムからメッキ層を剥離し、フィルムの前記溝を充填したNi金属は、その平坦部と、溝に対応する棒状部とから成り、レーザ源からのFS(Femto Second)レーザ光を、棒状部の両側部で平坦部に照射して切断し、細長いピンを、メッキ層から切り出し、メッキ層から切り出されたピンの基端部を、外方に拡がった係止部と成るように塑性変形加工し、スタンパ58に穿孔した取付孔にピンを挿入し、ピンの基端部を、取付孔内で係止し、金属メッキを施すことによってメッキ金属で固定し、こうしてスタンパ58にピンが立設された金型の一部が構成される。
【0052】
図12は本発明の実施のさらに他の形態のパッケージ31aの一部を切欠いて簡略化して示す斜視図であり、図13は図12に示される実施の形態におけるパッケージ31aの断面図である。配線パッケージ35aは、たとえば渦巻状平面コイルであって、外部の回路との無線通信を行うためのアンテナまたはインダクタンス素子として用いることができる。パッケージ31の凹所33を形成する側壁には、スルーホール74が形成され、このスルーホール74の導体は、前述のようにメッキ金属であり、外部に臨む接続端子112に連なる。これらの配線パターン35a,38a、スルーホール74および端子112は、メッキによって同時に形成することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、半導体素子、たとえば電荷結合素子CCD、双方形金属酸化膜トランジスタC−MOS、さらにMEMSストラクチャなどの微細な半導体素子を搭載するためのパッケージが、容易な製造工程で、大量生産することが可能になる。こうして本発明では、図10に関連して述べた先行技術におけるワイヤボンダの手法が不要になり、また図11に関連して前述したレーザ光による配線パターンの選択的な除去工程が不要となり、生産性が大きく向上される。製造されるパッケージは小形化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のパッケージ用金型21の斜視図である。
【図2】図1に示されるパッケージ用金型21を用いて成形されたパッケージ31の一部切欠き斜視図である。
【図3】本発明の実施の他の形態のパッケージ31aを示す一部切欠き斜視図である。
【図4】図2および図3に示されるパッケージ本体32,32aを成形するための金型装置41の断面図である。
【図5】パッケージ用金型21のU字状支持体22を示す正面図である。
【図6】スペーサ27の介在片51が支持体22の遊端部23,24間に配置された状態を示す断面図である。
【図7】金型装置41を用いてトランスファ成形を行う状態を示す断面図である。
【図8】金型21の成形完了後の操作を説明するための断面図である。
【図9】スタンパ25,26の製造方法を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の他の形態の断面図である。
【図11】図10に示される金型装置41によって成形されたパッケージ本体32の断面図である。
【図12】本発明の実施のさらに他の形態のパッケージ31aの一部を切欠いて簡略化して示す斜視図である。
【図13】図12に示される実施の形態におけるパッケージ31aの断面図である。
【図14】先行技術のパッケージ1の断面図である。
【図15】他の先行技術のパッケージ11の製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
21 パッケージ用金型
22 U字状支持体
23,24 遊端部
25,26 スタンパ
27 スペーサ
28 連結部
29 操作部材
31 パッケージ
32 パッケージ本体
33 凹所
34 内側面
35 配線パターン
41 金型装置
42 金型部材
43 金型キャビティ
46,47 支持部材
51 介在片
52 保持部
53 つまみ部
54 隆起部
55 中間部

Claims (6)

  1. 半導体素子が搭載され、凹所または孔の内側面に配線パターンを形成するパッケージの製造方法において、
    金型を準備し、この金型は、
    両遊端部が相互に近接変位可能なU字状支持体と、
    支持体の少なくとも一方の遊端部に、外側方に臨んで設けられ、前記配線パターンに対応する凸部を有するスタンパと、
    スペーサであって、このスペーサは、支持体の両遊端部間に介在されて、両遊端部間を塞ぐとともに、両遊端部の相互の近接変位を阻止する介在状態と、前記両遊端部間から離脱されて前記両遊端部の相互の近接変位を可能にする離脱状態となるスペーサとを含み、
    前記金型を用いて、前記凸部に対応する溝を有するパッケージ本体を、成形し、
    前記溝に、導電材料のメッキを施し、
    幅5〜30μm、深さ5〜30μmの配線パターンを形成することを特徴とするパッケージの製造方法。
  2. スタンパは、
    フォトリソグラフィ法によって、基板上に前記凸部に対応する透孔を有するフォトレジスト層を形成し、
    フォトレジスト層と、前記透孔から露出した基板との上に、金属メッキを施して、金属メッキ層を形成し、
    この形成された金属メッキ層を、基板から剥離して製造することを特徴とする請求項1記載のパッケージの製造方法。
  3. 両遊端部が相互に近接変位可能なU字状支持体と、
    支持体の少なくとも一方の遊端部に、外側方に臨んで設けられ、配線パターンに対応する凸部を有するスタンパと、
    スペーサであって、このスペーサは、支持体の両遊端部間に介在されて、両遊端部間を塞ぐとともに、両遊端部の相互の近接変位を阻止する介在状態と、前記両遊端部間から離脱されて前記両遊端部の相互の近接変位を可能にする離脱状態となるスペーサとを含み、
    前記凸部は、形成される配線パターンの幅5〜30μm、深さ5〜30μmに対応して形成されることを特徴とするパッケージ用金型。
  4. 操作部材をさらに含み、
    この操作部材は、
    前記介在状態で支持体の連結部付近を保持する少なくとも一対の隆起部と、
    この隆起部間に配置され、前記離脱状態で支持体の前記連結部付近に介在され、隆起部よりも薄い中間部とを有することを特徴とする請求項3記載のパッケージ用金型。
  5. 支持体は、
    前記遊端部を有する一対の支持部材が、前記連結部で連なり、
    支持部材の長尺方向に沿うスペーサの長さL6は、支持部材の遊端部と前記連結部との長尺方向の間で、金型キャビティを形成する金型部材から外方に突出した長さL10よりも短く構成されることを特徴とする請求項4記載のパッケージ用金型。
  6. スタンパの凸部の幅は、5〜30μmであり、高さは5〜30μmであることを特徴とする請求項3〜5のうちの1つに記載のパッケージ用金型。
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