JP2002307398A - マイクロ構造物の製造方法 - Google Patents

マイクロ構造物の製造方法

Info

Publication number
JP2002307398A
JP2002307398A JP2001119850A JP2001119850A JP2002307398A JP 2002307398 A JP2002307398 A JP 2002307398A JP 2001119850 A JP2001119850 A JP 2001119850A JP 2001119850 A JP2001119850 A JP 2001119850A JP 2002307398 A JP2002307398 A JP 2002307398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
metal film
manufacturing
pattern
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001119850A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Okamoto
和久 岡本
Koichi Yabuuchi
広一 藪内
Yoshito Uehara
義人 上原
Hirobumi Tanaka
博文 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2001119850A priority Critical patent/JP2002307398A/ja
Publication of JP2002307398A publication Critical patent/JP2002307398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工精度、量産性、製造コストに優れたマイ
クロ構造物の製造方法を提供する。 【解決手段】 10μm単位で描かれた開口パターンを
有するフォトマスク11を用意し、平面度のよいガラス
基板10の上にフォトレジスト12を塗布し、その上に
フォトマスク11を置いた状態で、UV(紫外線)ラン
プ13を用いて露光する。次にフォトマスク11を取り
外し、フォトレジスト12の感光部分を現像した後、ガ
ラス基板10の露出部分およびフォトレジスト12の未
露光部分の表面に、無電解めっき等を用いて、Ni等の
金属薄膜15を形成する。次に金属薄膜15の上にNi
電解めっきを施して、金属薄膜15を成長させる。次に
金属薄膜15の表面を研磨した後、ガラス基板10から
剥離し、レジスト残渣を除去し、さらに所望の形状に加
工すると、金属型20が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミリメートル単位
より微細な寸法を有するマイクロ構造物の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のマイクロ構造物の製造に
使用する金型の一例を示す斜視図である。高密度で微細
な凹凸形状を持つ金属型1の上に立体的なピンを構築し
て加工する場合、切削加工についてはNC(数値制御)
加工やレーザ加工、フォトリソグラフィ加工等が適用で
きるが、ピン2等の別部材を接合する加工は困難であ
る。
【0003】たとえば、直径10μmの金属製ピン2を
ピッチ10μmで多数配置して溶接する場合、溶接ヘッ
ド3の先端が個々のピン2に接触しなければならない
が、直径数μmの溶接ヘッド3は製作や操作が困難であ
る。
【0004】こうした溶接ヘッド3が実現できたとして
も、今度は、微細なピン2の取扱いや位置決めが困難で
あり、溶接熱によるピン2の損傷も懸念される。
【0005】また、これらの対策を施したとしても、溶
接作業の困難さによって製造コストの上昇が懸念され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加工
精度、量産性、製造コストに優れたマイクロ構造物の製
造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、立体形状を有
する原版を用いて高分子材料を成形し、該立体形状を転
写する工程を含むことを特徴とするマイクロ構造物の製
造方法である。
【0008】本発明に従えば、立体形状を有する原版を
用いて高分子材料を成形し、該立体形状を転写すること
によって、同一形状の成形品を大量に生産できる。その
ため従来と比べて量産性および製造コストの点で有利に
なる。
【0009】また、原版を用いた転写法は、ミクロン単
位の加工精度を低コストで実現できる。また、高分子材
料は耐衝撃性に優れるため、落下や衝撃による破損を防
止できる。
【0010】こうした高分子材料として、a)PET(ポ
リエチレンテレフタレート)、ポリイミド、LCP(液
晶ポリマー)等の熱可塑性樹脂、b)エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂等の熱硬化性樹脂、等が使用できる。
【0011】また本発明は、基板上にフォトレジストを
塗布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光し
た後、現像する工程と、基板のレジスト面に金属膜を形
成する工程と、金属膜を剥離した後、該金属膜にレーザ
加工を施して前記原版を形成する工程とを含むことを特
徴とする。
【0012】本発明に従えば、成形用原版を作製する方
法として、フォトリソグラフィ法を用いて基板上にレジ
ストパターンを形成し、下地処理として、無電解めっ
き、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜を
形成し、その後電解めっきを施した後、基板上から剥離
した金属膜にレーザ加工を施している。
【0013】フォトリソグラフィ法は高精度のレジスト
パターンを実現でき、このレジストパターンを型として
用いて金属膜を形成することによって、高精度の金属膜
が得られる。レーザ加工も高精度の追加工が可能であ
る。その結果、ミクロン単位の加工精度を有する成形用
原版を作製できる。
【0014】また本発明は、基板上にフォトレジストを
塗布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光し
た後、現像する工程と、基板のレジスト面に金属膜を形
成する工程と、金属膜を剥離した後、該金属膜を用いて
高分子材料を成形する工程と、該成形物にレーザ加工を
施して前記原版を形成する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0015】本発明に従えば、成形用原版を作製する方
法として、フォトリソグラフィ法を用いて基板上にレジ
ストパターンを形成し、下地処理として、無電解めっ
き、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜を
形成し、その後電解めっきを施した後、基板上から剥離
した金属膜を用いて高分子材料を成形した後、この成形
物にレーザ加工を施している。
【0016】フォトリソグラフィ法は高精度のレジスト
パターンを実現でき、このレジストパターンを型として
用いて金属膜を形成することによって、高精度の金属膜
が得られる。この金属膜を型として成形した成形物も金
属製型と比べて精度に遜色がない。レーザ加工も高精度
の追加工が可能である。その結果、ミクロン単位の加工
精度を有する成形用原版を作製できる。
【0017】また本発明は、高分子基板の表面に金属膜
を形成する工程と、該金属膜の上にフォトレジストを塗
布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光した
後、現像する工程と、露出した部分について、金属膜お
よび高分子基板を所定深さまで除去する工程と、高分子
基板上に残存するレジストおよび金属膜を除去した後、
該高分子基板にレーザ加工を施して前記原版を形成する
工程とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、成形用原版を作製する方
法として、高分子基板の表面をケミカル粗化またはドラ
イエッチングなどの下地表面処理を行った後、無電解め
っき、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜
を形成した後、金属膜上にレジストを塗布しフォトリソ
グラフィ法を用いて基板上にレジストパターンを形成
し、ケミカルエッチング、レーザ加工等を用いて露出し
た部分について金属膜および高分子基板を所定深さまで
除去する。残存するレジストおよび金属膜を除去した
後、高分子基板にレーザ加工を施している。
【0019】フォトリソグラフィ法は高精度のレジスト
パターンを実現でき、このレジストパターンを用いて溝
を形成することによって、高精度の立体形状が得られ
る。レーザ加工も高精度の追加工が可能である。その結
果、ミクロン単位の加工精度を有する成形用原版を作製
できる。
【0020】また本発明は、高分子基板の表面に金属膜
を形成する工程と、該金属膜の上にフォトレジストを塗
布し、パターンを有するフォトマスクを用いて露光した
後、現像する工程と、露出した部分について、金属膜お
よび高分子基板を所定深さまで除去する工程と、高分子
基板上に残存するレジストおよび金属膜を除去した後、
該高分子基板を用いて高分子材料を成形する工程と、該
成形物にレーザ加工を施して前記原版を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、成形用原版を作製する方
法として、高分子基板の表面をケミカル粗化またはドラ
イエッチングなどの下地表面処理を行った後、無電解め
っき、スパッタリング、蒸着等の成膜法を用いて金属膜
を形成した後、金属膜上にレジストを塗布しフォトリソ
グラフィ法を用いて基板上にレジストパターンを形成
し、ケミカルエッチング、レーザ加工等を用いて露出し
た部分について金属膜および高分子基板を所定深さまで
除去する。残存するレジストおよび金属膜を除去した
後、今度はこの高分子基板を用いて高分子材料を成形し
た後、この成形物にレーザ加工を施している。
【0022】フォトリソグラフィ法は高精度のレジスト
パターンを実現でき、このレジストパターンを用いて溝
を形成することによって、高精度の立体形状が得られ
る。この高分子基板を型として成形した成形物も精度に
遜色がない。レーザ加工も高精度の追加工が可能であ
る。その結果、ミクロン単位の加工精度を有する成形用
原版を作製できる。
【0023】また本発明は、マイクロ構造物は、プリン
ト配線基板、コプレナー型電気検査用プローブ、マイク
ロストリップ型電気検査用プローブ、ろ過用フィルタま
たはマイクロ流路に設けられたことを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、高精度の微細加工が可能
になるため、コプレナー型電気検査用プローブ、マイク
ロストリップ型電気検査用プローブ、ろ過用フィルタま
たはマイクロ流路を低コストで実現できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、金属成形型の製造方法の
一例を示す説明図である。まず図1(a)に示すよう
に、10μm単位で描かれた開口パターンを有するフォ
トマスク11を用意し、次に図1(b)に示すように、
平面度のよいガラス基板10の上にフォトレジスト12
を塗布し、その上にフォトマスク11を置いた状態で、
UV(紫外線)ランプ13を用いて露光する。このとき
後工程の内容、たとえば孔の有無等に応じてネガマスク
またはポジマスクを選択する。
【0026】次にフォトマスク11を取り外し、図1
(c)に示すように、フォトレジスト12の感光部分を
現像した後、図1(d)に示すように、ガラス基板10
の露出部分およびフォトレジスト12の未露光部分の表
面に、無電解めっき、スパッタ、真空蒸着等を用いて、
Ni等の金属薄膜15aを形成する。次に図1(e)に
示すように、金属薄膜15aの上にNi電解めっきを施
して、たとえば300μm程度の厚さになるまで金属薄
膜15bを成長させる。
【0027】次に金属薄膜15bの表面を研磨した後、
ガラス基板10から剥離し、パターン面に残ったレジス
ト残渣をドライプロセスやケミカルプロセス等で除去
し、さらに所望の形状に加工すると、図1(f)に示す
ような金属型20が得られる。
【0028】図2は、樹脂成形型の製造方法の一例を示
す説明図である。まず図2(a)に示すように、平面度
のよい合成樹脂基板21を用意する。合成樹脂基板21
として、たとえば良好なリジッドを有するエポキシ樹脂
が使用でき、たとえば厚さ5mmの三井化学製エポック
ス(登録商標)のメッキグレード板を使用する。
【0029】次に図2(b)に示すように、合成樹脂基
板21の表面をケミカル処理によって粗面化し、次に図
2(c)に示すように、無電解めっき、スパッタ、真空
蒸着等を用いて、Ni薄膜22を形成する。次に図2
(d)に示すように、Ni薄膜22の上にフォトレジス
ト23を塗布し、次に図2(e)に示すように、10μ
m単位で描かれた開口パターンを有するフォトマスク2
4をフォトレジスト23の上に置いた状態で、UV(紫
外線)ランプ25を用いて露光する。このとき後工程の
内容、たとえば孔の有無等に応じてネガマスクまたはポ
ジマスクを選択する。
【0030】次にフォトマスク24を取り外し、図2
(f)に示すように、フォトレジスト23の感光部分を
現像した後、図2(g)に示すように、Ni薄膜22の
露出部分にケミカルエッチング等のエッチングまたはU
V−YAGレーザ等を用いたレーザ加工を施して、Ni
薄膜22および合成樹脂基板21を所定の深さに至るま
で除去する。
【0031】次に、残ったNi薄膜22およびフォトレ
ジスト23を除去すると、図2(h)に示すような樹脂
型30が得られる。
【0032】図3は、本発明の第1および第2実施形態
を示す説明図である。まず図3(a)に示すように、図
1(f)に示したものと同じように製造された金属型2
0を用意する。金属型20の表面には配線パターンに対
応する溝16bが形成されている。次に図3(b)に示
すように、金属型20にUV−YAGレーザ等を用いて
レーザ加工を施して、直径20μm、深さ110μmの
孔16aを形成すると、金属型20の表面に所望の立体
形状が得られる。
【0033】次に図3(c)に示すように、金属型20
を用いてトランスファー成形または射出成形等によって
三井化学製エポックス(登録商標)などの高分子材料を
成形すると、図3(d)に示すように、立体形状が転写
された凸型成形基板17が得られる。たとえばトランス
ファー成形条件として圧力35kgf/cm2以上、型
温度180℃に設定した場合、直径20μm、高さ10
0μmのピンを有する凸型成形基板17が得られる。
【0034】次に第2実施形態として、金属型20から
樹脂型を複製する方法について説明する。これは、金属
型20がオリジナルであったり、何らかの理由で破損し
たり、短期間に大量生産する場合に、複製成形型を得る
方法である。
【0035】まず図3(a)の金属型20を用いて、図
3(e)に示すように、トランスファー成形または射出
成形等によって三井化学製エポックス(登録商標)など
の高分子材料を成形し、金属型20から剥離すると、図
3(f)に示すように、転写された樹脂型18が得られ
る。次に図3(g)に示すように、樹脂型18にUV−
YAGレーザ等を用いてレーザ加工を施して、直径10
μm、深さ100μmの孔16aを形成すると、樹脂型
18の表面に所望の立体形状が得られる。
【0036】以上で得られた凸型成形基板17や樹脂型
18を型として、エポキシ樹脂などを成形すると、スル
ーホールと配線パターン形成用溝を備えたプリント配線
基板が容易に製造できる。すなわち凸型成形基板17や
樹脂型18を型としてエポキシ樹脂をトランスファー成
形し、成形により得られるエポキシ樹脂基板の厚さを図
3における孔16aの深さより小さくすると、エポキシ
樹脂基板には孔16aに対応したスルーホールが形成さ
れ、同時に16bに対応した配線パターン用溝が形成さ
れる。このエポキシ樹脂基板の表面に無電解めっきと電
解めっきで、配線パターン用溝が埋まるまで導電層を形
成しその後表面を研磨して、配線パターン形成用溝部以
外の導電層を除去することにより、配線パターンが得ら
れる。表面に導電層を形成する際にスルーホール部にも
導電層を形成すれば表裏の一部を電気接続したプリント
配線基板が得られる。
【0037】次に図3(h)に示すように、樹脂型18
を用いてプレス成形、トランスファー成形または射出成
形等によって三井化学製エポックス(登録商標)などの
高分子材料を成形すると、図3(i)に示すように、立
体形状が転写された凸型成形基板19が得られる。たと
えばトランスファー成形を行った場合、直径10μm、
高さ75μmのピンを有する凸型成形基板19が得られ
る。
【0038】図4は、本発明の第3および第4実施形態
を示す説明図である。まず図4(a)に示すように、図
2(h)に示した樹脂型30を用意する。次に図4
(b)に示すように、樹脂型30にUV−YAGレーザ
等を用いてレーザ加工を施して、直径10μm、深さ1
00μmの孔26を形成すると、樹脂型30の表面に所
望の立体形状が得られる。
【0039】次に図4(c)に示すように、樹脂型30
を用いてプレス成形、トランスファー成形または射出成
形等によって三井化学製エポックス(登録商標)などの
高分子材料を成形すると、図4(d)に示すように、立
体形状が転写された凸型成形基板27が得られる。たと
えばトランスファー成形を行った場合、直径10μm、
高さ75μmのピンを有する凸型成形基板27が得られ
る。
【0040】次に第4実施形態として、樹脂型30から
別の樹脂型を複製する方法について説明する。これは、
樹脂型30がオリジナルであったり、何らかの理由で破
損したり、短期間に大量生産する場合に、複製成形型を
得る方法である。
【0041】まず図4(a)の樹脂型30を用いて、図
4(e)に示すように、プレス成形、トランスファー成
形または射出成形等によって三井化学製エポックス(登
録商標)などの高分子材料を成形し、樹脂型30から剥
離すると、図4(f)に示すように、転写された樹脂型
28が得られる。次に図4(g)に示すように、樹脂型
28にUV−YAGレーザ等を用いてレーザ加工を施し
て、直径10μm、深さ100μmの孔26を形成する
と、樹脂型28の表面に所望の立体形状が得られる。
【0042】次に図4(h)に示すように、樹脂型28
を用いてプレス成形、トランスファー成形または射出成
形等によって三井化学製エポックス(登録商標)などの
高分子材料を成形すると、図4(i)に示すように、立
体形状が転写された凸型成形基板29が得られる。たと
えばトランスファー成形を行った場合、直径10μm、
高さ75μmのピンを有する凸型成形基板29が得られ
る。
【0043】図5は本発明に係るコプレナー型電気検査
用プローブの一例を示し、図5(a)は斜視図、図5
(b)〜図5(f)はその製造方法を示す工程図であ
る。コプレナー型電気検査用プローブは、電気絶縁性の
基板51の表面に複数の導体パターン52が埋め込まれ
た構造を成し、中央の導体パターン52は信号線、両側
の導体パターン52は接地線として機能する。導体パタ
ーン52の厚さは約10μmである。中央の導体パター
ン52は、信号取り出し部分(B側端面)から検査対象
物の測定部分と接触する部分(A側端面)に向かって細
くなるテーパー形状を成し、A側端面の幅は約10μ
m、B側端面の幅は約50μmである。
【0044】まず図5(b)に示すように、図1の製法
を用いて導体パターン52に対応した立体形状を有する
金属型50を用意する。次に図5(c)に示すように、
トランスファー成形によって三井化学製エポックス(登
録商標)などの高分子材料を成形すると、立体形状が基
板51の表面に転写される。次に図5(d)に示すよう
に、成形された基板51を金属型50から取り出した
後、基板51の表面に無電解めっきまたはスパッタで銅
等の金属薄膜を形成し、次に図5(e)に示すように、
立体形状の凹部が埋まるまで電解銅メッキを全面に施
す。次に図5(f)に示すように、基板51の表面が露
出するまで研磨すると、導体パターン52が分離して、
プローブが完成する。
【0045】こうした製法では、電解銅メッキを制御す
ることによって10μm以上の厚さを有する導体パター
ン52も容易に形成できる。そのため、導体断面形状の
アスペクト比(縦寸法:横寸法)が1以上の導体パター
ン52を形成可能になり、伝送特性インピーダンスの低
減化、許容電流の向上を図ることができる。また、伝送
特性インピーダンスを50Ωに固定した場合、線幅10
μm以下のプローブも容易に製造できる。
【0046】さらに、基板51を厚くすることで、プロ
ーブ自体の剛性を高めることができ、従来のように反り
やうねり等の変形を抑制できる。
【0047】また、この製法を用いることで、片面の高
密度回路基板、高密度パッケージ、高密度コイル等も製
造することができる。
【0048】図6は本発明に係るろ過用フィルタの一例
を示し、図6(a)は斜視図、図6(b)は製造途中の
斜視図、図6(c)〜図6(i)はその製造方法を示す
工程図である。ろ過用フィルタは、基板59の厚さ方向
に直径20μmの貫通孔がピッチ50μmで形成された
構造を成し、貫通孔より大きな異物を阻止する機能を有
する。
【0049】まず図6(c)に示すように、貫通孔パタ
ーンに対応した立体形状を有する成形型55を用意す
る。成形型55は、図3(b)の金属型20、図3
(f)の樹脂型18、図4(b)の樹脂型30、図4
(f)の樹脂型28のいずれでも構わないが、ここでは
図3(f)の樹脂型18を適用した例を説明する。
【0050】成形型55は、三井化学製エポックス(登
録商標)などの高分子材料で、3cm角、厚さ5mmの
基板に、UV−YAGレーザまたはエキシマレーザ等を
用いてレーザ加工を行い、直径20μm、深さ100μ
m以上の孔がピッチ50μmで形成されたものである。
【0051】次に図6(d)に示すように、トランスフ
ァー成形によって高分子材料を成形すると、図6(e)
に示す凸型基板56が得られる。次に図6(f)に示す
ように、凸型基板56をプレス成形機に置いて、高分子
材料を厚さ2mm程度にプレス成形すると、図6(g)
に示す凹型基板57が得られる。この段階の凹型基板5
7を図6(b)に示す。
【0052】次に図6(h)に示すように、凹型基板5
7の表面側を吸引治具58に真空吸着させて固定した
後、NC旋盤や研磨機を用いて裏面側を切削して、厚さ
1.9mm程度に加工し、貫通孔を形成すると、図6
(i)に示すように、基板59から成る差込型のろ過用
フィルタが得られる。
【0053】凸型基板56や凹型基板57を構成する高
分子材料として、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂が使用で
き、たとえば三井化学製エポックス(登録商標)や三井
化学製アーレン(登録商標)が使用できる。
【0054】こうした製法では、凹型基板57を厚く形
成できるため、フィルタ自体の剛性を高めることがで
き、従来のように反りやうねり等の変形を抑制できる。
【0055】図7は本発明に係るマイクロ流路の一例を
示し、図7(a)は全体斜視図、図7(b)は部分拡大
図、図7(c)〜図7(h)はその製造方法を示す工程
図である。マイクロ流路は、溝加工によって微細な流路
が形成されたベース基板60と、流路を覆うようにベー
ス基板60に接合されたカバー基板61などで構成され
る。
【0056】ベース基板60には、微細流路として、順
次、入力孔62、バッファ室63、連通路64、バッフ
ァ室66、出力孔67が形成される。連通路64には、
流路抵抗を付与するための多数の杭65が設けられる。
カバー基板61は、これらの流路を液密的に封止する。
【0057】連通路64の寸法は、たとえば幅500μ
m×深さ100μm程度である。杭65の寸法は、たと
えば直径20μm×高さ100μm程度である。マイク
ロ流路の流路形状は、図示したものに限られず、用途に
応じて適宜変更される。
【0058】まず図6(c)に示すように、貫通孔パタ
ーンに対応した立体形状を有する成形型55を用意す
る。成形型55は、図3(b)の金属型20、図3
(f)の樹脂型18、図4(b)の樹脂型30、図4
(f)の樹脂型28のいずれでも構わないが、ここでは
図3(f)の樹脂型18を適用した例を説明する。
【0059】次に図6(d)に示すように、フォトリソ
グラフィまたはレーザ加工を用いて成形型55に直径2
0μmの孔を形成した後、次に図6(e)に示すよう
に、トランスファー成形または射出成形等によって三井
化学製エポックス(登録商標)などの高分子材料を成形
してベース基板60を形成し、ベース基板60に流路立
体形状に対応した流路を転写する。
【0060】次に図6(f)に示すように、成形された
ベース基板60を成形型55から取り出して、図6
(g)に示すように、カバー基板61としてPET(ポ
リエチレンテレフタレート)、PI(ポリイミド)等の
熱可塑性樹脂から成るシートを用いて、ベース基板60
の流路面の上に置いて、プレス圧着や熱溶着などで両者
を接合し、図6(h)に示すように、流路を封止する。
【0061】次に直径100μmのマイクロドリルを用
いて、ベース基板60の側面に入力孔62および出力孔
67を形成すると、図6(a)に示すようなマイクロ流
路が得られる。
【0062】こうした製法では、マイクロ流路を樹脂で
製作できるため、流路抵抗となる杭65を容易に形成で
きる。また、従来のガラス基板にドライプロセスを適用
する方法と比べて、落下や衝撃に対する耐久性が向上す
る。
【0063】また、ベース基板60を構成する高分子材
料として、屈折率がガラスと類似した材料、たとえば三
井化学製アベル(登録商標)等の熱可塑性樹脂を使用す
ることによって、マイクロ流路の途中で分析用レーザ光
を照射するオンライン分析が可能になる。
【0064】図8は本発明に係るマイクロストリップ型
電気検査用プローブの一例を示し、図8(a)は表側の
斜視図、図8(b)は裏側の斜視図、図8(c)〜図8
(n)はその製造方法を示す工程図である。マイクロス
トリップ型電気検査用プローブは、エポキシ樹脂等の電
気絶縁性の高分子材料71と、高分子材料71の表面側
に形成された導体パターン72aと、高分子材料71の
裏面側に形成されたパッド部75aおよび導体パターン
75gと、表側の導体パターン72aと裏側のパッド部
75aとを電気的に接続するスルー導体72cなどで構
成される。
【0065】導体パターン72aの底面および両側面は
高分子材料71の中に埋め込まれている。導体パターン
72aの表面は露出し、高分子材料71の表面とほぼ同
一平面を成して、いわゆるコプレナータイプの導波路を
構成する。
【0066】パッド部75aは、同軸ケーブル等の信号
ケーブルと電気接続する役割を有する。導体パターン7
5gは、パッド部75aの周囲を所定距離隔てて取り囲
んで、シールド用のグランドパターンとして機能する。
【0067】たとえば、導体パターン72aを伝送特性
インピーダンスZo=50Ωのマイクロストリップとし
て形成する場合、導体パターン72aの底面および両側
面が高分子材料71に埋め込まれていることを考慮し、
エポキシ樹脂の誘電率3.6を用いて、被検査基板と接
触する端部における導体幅を10μmに設定すると、導
体パターン72aと裏側の導体パターン75gとの間隔
は6.5μmと算出される。
【0068】一方、信号ラインと同軸ケーブルとの電気
接続を確実にするため、高分子材料71を貫通するスル
ー導体72cを形成し、裏面側にパッド部75aを形成
し、パッド部75aの直径を100μmに設定してい
る。
【0069】まず図8(c)に示すように、導体パター
ン72aを形成するための凸部73aおよびスルー導体
72cを形成するための凸部73cを備えた原版73を
用意して、成形用金型に取り付ける。凸部73aの高さ
は、導体パターン72aの厚みに相当し、たとえば10
μm程度に設定される。凸部73cの高さは、スルー導
体72cの長さに相当し、たとえば16.5μm程度に
設定される。
【0070】次に図8(d)に示すように、金型温度を
180℃に保持した状態で、たとえば三井化学製エポッ
クス(登録商標)などの高分子材料71を注入してトラ
ンスファー成形を行う。次に図8(e)に示すように、
硬化した高分子材料71を金型から取り出すと、材料表
面に凸部73a,73cがそれぞれ転写されて、凸部7
3aの形状に対応した凹部71aおよび凸部73cの形
状に対応した凹部71cが形成される。成形品の寸法
は、たとえば30mm角×厚み0.3mm程度である。
【0071】次に図8(f)に示すように、成形品の表
面全体に、たとえばCuやNi等の無電解メッキおよび
電解メッキを施して、導電層72を形成する。導電層7
2の厚みは、たとえば30μm程度である。
【0072】次に図8(g)に示すように、凹部71
a,71cの外側に存在する導電層72を切削加工や研
磨加工等で除去して、凹部71a,71cの内側に存在
する導電層72だけを残して、導体パターン72aおよ
びスルー導体72cを形成する。このとき導体パターン
72aの厚みは10μm程度であり、スルー導体72c
の長さは16.5μm程度である。
【0073】次に図8(h)に示すように、成形品の表
側を熱溶解ワックスで治具74に固定した後、図8
(i)に示すように、成形品の裏面を切削加工や研磨加
工等で除去して、スルー導体72cが裏側に露出した段
階で除去加工を止める。
【0074】次に図8(j)に示すように、成形品の裏
面全体に、たとえばCuやNi等の無電解メッキおよび
電解メッキを施して、導電層75を形成する。導電層7
5の厚みは、たとえば30μm程度である。次に図8
(k)に示すように、導電層75の表面を研磨して平滑
化する。
【0075】次に図8(l)に示すように、導電層75
の表面に、パッド部75aおよび導体パターン75gの
形状に対応したリング抜きパターンのフォトレジスト7
6を印刷する。次に図8(m)に示すように、導電層7
5の露出部分をエッチングで除去して、パッド部75a
と導体パターン75gとの間に50μm程度の絶縁ギャ
ップを形成する。
【0076】次に図8(n)に示すように、フォトレジ
スト76を除去した後、TiやNi−P等の電解メッキ
を薄く施して、導体表面の耐摩耗性を向上させる。次に
所定パターンのソルダーレジストを両面に形成すると、
電気検査用プローブが完成する。
【0077】こうした製法では、導体パターンの幅10
μm、厚み10μm、基板全体の厚さ0.3mm程度の
マイクロストリップ型電気検査用プローブが得られる。
【0078】また、導体断面形状のアスペクト比(縦寸
法:横寸法)が1以上の導体パターン52を形成可能に
なり、伝送特性インピーダンスの低減化、許容電流の向
上を図ることができる。また、伝送特性インピーダンス
を50Ωに固定した場合、線幅10μm以下のプローブ
も容易に製造できる。
【0079】さらに、基板51を厚くすることで、プロ
ーブ自体の剛性を高めることができ、従来のように反り
やうねり等の変形を抑制できる。
【0080】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、立
体形状を有する原版を用いて高分子材料を成形し、該立
体形状を転写することによって、同一形状の成形品を大
量に生産できる。そのため従来と比べて量産性および製
造コストの点で有利になる。
【0081】また、原版を用いた転写法は、ミクロン単
位の加工精度を低コストで実現できる。また、高分子材
料は耐衝撃性に優れるため、落下や衝撃による破損を防
止できる。
【0082】また、高精度の微細加工が可能になるた
め、プリント配線基板、コプレナー型電気検査用プロー
ブ、マイクロストリップ型電気検査用プローブ、ろ過用
フィルタまたはマイクロ流路を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属成形型の製造方法の一例を示す説明図であ
る。
【図2】樹脂成形型の製造方法の一例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の第1および第2実施形態を示す説明図
である。
【図4】本発明の第3および第4実施形態を示す説明図
である。
【図5】本発明に係るコプレナー型電気検査用プローブ
の一例を示し、図5(a)は斜視図、図5(b)〜図5
(f)はその製造方法を示す工程図である。
【図6】本発明に係るろ過用フィルタの一例を示し、図
6(a)は斜視図、図6(b)は製造途中の斜視図、図
6(c)〜図6(i)はその製造方法を示す工程図であ
る。
【図7】本発明に係るマイクロ流路の一例を示し、図7
(a)は全体斜視図、図7(b)は部分拡大図、図7
(c)〜図7(h)はその製造方法を示す工程図であ
る。
【図8】本発明に係るマイクロストリップ型電気検査用
プローブの一例を示し、図8(a)は表側の斜視図、図
8(b)は裏側の斜視図、図8(c)〜図8(n)はそ
の製造方法を示す工程図である。
【図9】従来のマイクロ構造物の製造のための金型の製
作方法の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ガラス基板 11 フォトマスク 12 フォトレジスト 13 UV(紫外線)ランプ 15 金属薄膜 16 孔 17 凸型成形基板 18 樹脂型 19 凸型成形基板 20 金属型 21 合成樹脂基板 22 Ni薄膜 23 フォトレジスト 24 フォトマスク 25 UV(紫外線)ランプ 26 孔 27 凸型成形基板 29 凸型成形基板 30 樹脂型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 義人 千葉県袖ケ浦市長浦580−32 三井化学株 式会社内 (72)発明者 田中 博文 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井化学株式会社内 Fターム(参考) 2G011 AA10 AA16 AB06 AC14 AC32 AD01 AE00 AF07 2H097 CA12 GA00 LA20 4M104 AA10 BB04 BB05 CC01 DD24 DD34 DD37 DD52 DD53 DD75 FF13 GG20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体形状を有する原版を用いて高分子材
    料を成形し、該立体形状を転写する工程を含むことを特
    徴とするマイクロ構造物の製造方法。
  2. 【請求項2】 基板上にフォトレジストを塗布し、パタ
    ーンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像す
    る工程と、 基板のレジスト面に金属膜を形成する工程と、 金属膜を剥離した後、該金属膜にレーザ加工を施して前
    記原版を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項
    1記載のマイクロ構造物の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上にフォトレジストを塗布し、パタ
    ーンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像す
    る工程と、 基板のレジスト面に金属膜を形成する工程と、 金属膜を剥離した後、該金属膜を用いて高分子材料を成
    形する工程と、 該成形物にレーザ加工を施して前記原版を形成する工程
    とを含むことを特徴とする請求項1記載のマイクロ構造
    物の製造方法。
  4. 【請求項4】 高分子基板の表面に金属膜を形成する工
    程と、 該金属膜の上にフォトレジストを塗布し、パターンを有
    するフォトマスクを用いて露光した後、現像する工程
    と、 露出した部分について、金属膜および高分子基板を所定
    深さまで除去する工程と、 高分子基板上に残存するレジストおよび金属膜を除去し
    た後、該高分子基板にレーザ加工を施して前記原版を形
    成する工程とを含むことを特徴とする請求項1記載のマ
    イクロ構造物の製造方法。
  5. 【請求項5】 高分子基板の表面に金属膜を形成する工
    程と、 該金属膜の上にフォトレジストを塗布し、パターンを有
    するフォトマスクを用いて露光した後、現像する工程
    と、 露出した部分について、金属膜および高分子基板を所定
    深さまで除去する工程と、 高分子基板上に残存するレジストおよび金属膜を除去し
    た後、該高分子基板を用いて高分子材料を成形する工程
    と、 該成形物にレーザ加工を施して前記原版を形成する工程
    とを含むことを特徴とする請求項1記載のマイクロ構造
    物の製造方法。
  6. 【請求項6】 マイクロ構造物は、プリント配線基板、
    コプレナー型電気検査用プローブ、マイクロストリップ
    型電気検査用プローブ、ろ過用フィルタまたはマイクロ
    流路に設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載のマイクロ構造物の製造方法。
JP2001119850A 2001-04-18 2001-04-18 マイクロ構造物の製造方法 Pending JP2002307398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119850A JP2002307398A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 マイクロ構造物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119850A JP2002307398A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 マイクロ構造物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002307398A true JP2002307398A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18969997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001119850A Pending JP2002307398A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 マイクロ構造物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002307398A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003101889A1 (fr) * 2002-06-03 2003-12-11 Disco Corporation Procede de production d'un microcomposant
KR100475537B1 (ko) * 2002-12-27 2005-03-10 매그나칩 반도체 유한회사 금속배선 형성용 원판 및 그를 이용한 금속배선 형성 방법
KR100631186B1 (ko) 2005-06-29 2006-10-04 전자부품연구원 미세홀 가공을 위한 초음파 가공용 공구의 제조방법
JP2008517218A (ja) * 2004-09-01 2008-05-22 ハリス コーポレイション 液晶ポリマー中に埋め込まれたマイクロ流体チェックバルブ
US7691307B2 (en) 2002-05-13 2010-04-06 The Regents Of The University Of California Adhesive microstructure and method of forming same
US7709087B2 (en) 2005-11-18 2010-05-04 The Regents Of The University Of California Compliant base to increase contact for micro- or nano-fibers
US7799423B2 (en) 2004-11-19 2010-09-21 The Regents Of The University Of California Nanostructured friction enhancement using fabricated microstructure
US7828982B2 (en) 1999-12-20 2010-11-09 The Regents Of The University Of California Adhesive microstructure and method of forming same
JP2010537843A (ja) * 2007-09-06 2010-12-09 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 微細構造物品を作製するための工具
US7914912B2 (en) 2004-11-10 2011-03-29 The Regents Of The University Of California Actively switchable nano-structured adhesive
WO2011065621A1 (ko) * 2009-11-30 2011-06-03 서울대학교산학협력단 진공접착을 위한 미세섬모 구조물, 이의 사용방법 및 제조방법
US8309201B2 (en) 2006-08-23 2012-11-13 The Regents Of The University Of California Symmetric, spatular attachments for enhanced adhesion of micro- and nano-fibers
US8610290B2 (en) 2005-02-28 2013-12-17 Lewis & Clark College Fabricated adhesive microstructures for making an electrical connection
US8741380B2 (en) 2003-12-26 2014-06-03 Hitachi, Ltd. Fine metal structure, process for producing the same, fine metal mold and device
CN110300496A (zh) * 2019-07-23 2019-10-01 蔡雪飞 一种多孔金属膜的制作方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7828982B2 (en) 1999-12-20 2010-11-09 The Regents Of The University Of California Adhesive microstructure and method of forming same
US7691307B2 (en) 2002-05-13 2010-04-06 The Regents Of The University Of California Adhesive microstructure and method of forming same
WO2003101889A1 (fr) * 2002-06-03 2003-12-11 Disco Corporation Procede de production d'un microcomposant
KR100475537B1 (ko) * 2002-12-27 2005-03-10 매그나칩 반도체 유한회사 금속배선 형성용 원판 및 그를 이용한 금속배선 형성 방법
US8741380B2 (en) 2003-12-26 2014-06-03 Hitachi, Ltd. Fine metal structure, process for producing the same, fine metal mold and device
JP2008517218A (ja) * 2004-09-01 2008-05-22 ハリス コーポレイション 液晶ポリマー中に埋め込まれたマイクロ流体チェックバルブ
US7914912B2 (en) 2004-11-10 2011-03-29 The Regents Of The University Of California Actively switchable nano-structured adhesive
US7799423B2 (en) 2004-11-19 2010-09-21 The Regents Of The University Of California Nanostructured friction enhancement using fabricated microstructure
US8610290B2 (en) 2005-02-28 2013-12-17 Lewis & Clark College Fabricated adhesive microstructures for making an electrical connection
KR100631186B1 (ko) 2005-06-29 2006-10-04 전자부품연구원 미세홀 가공을 위한 초음파 가공용 공구의 제조방법
US7709087B2 (en) 2005-11-18 2010-05-04 The Regents Of The University Of California Compliant base to increase contact for micro- or nano-fibers
US8309201B2 (en) 2006-08-23 2012-11-13 The Regents Of The University Of California Symmetric, spatular attachments for enhanced adhesion of micro- and nano-fibers
JP2010537843A (ja) * 2007-09-06 2010-12-09 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 微細構造物品を作製するための工具
WO2011065621A1 (ko) * 2009-11-30 2011-06-03 서울대학교산학협력단 진공접착을 위한 미세섬모 구조물, 이의 사용방법 및 제조방법
CN110300496A (zh) * 2019-07-23 2019-10-01 蔡雪飞 一种多孔金属膜的制作方法
CN110300496B (zh) * 2019-07-23 2021-07-06 深圳市睿晖新材料有限公司 一种多孔金属膜的制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002307398A (ja) マイクロ構造物の製造方法
CN110519944B (zh) 复合铜厚基板制作方法
US7087501B2 (en) Manufacture of probe unit having lead probes extending beyond edge of substrate
JPS5986289A (ja) モ−ルド回路基板およびその製造方法
US5164336A (en) Method of connecting tab tape to semiconductor chip, and bump sheet and bumped tape used in the method
JP2008047905A (ja) 印刷回路基板の製造方法
JPH08264749A (ja) 凹部を含んだ基体上に導電通路を形成する方法
TWI436708B (zh) Wiring board manufacturing method
CN101310375B (zh) 探针板以及制造该探针板的方法
JP4887511B2 (ja) 微細構造体及びその製造方法
CN111885857B (zh) 印刷电路板的制作方法及印刷电路板
JP2001347529A (ja) 配線基板製造用スタンパ及びスタンパの製造方法
CN110996514B (zh) 一种腔结构的制作方法
JP2006023661A (ja) フィルム光導波路及びその製造方法並びにフィルム光導波路用基材
JP4552299B2 (ja) 微細パターンの製造方法、それを用いたプリント配線板及びその製造方法
JP4308589B2 (ja) プリント配線基板の製造方法
JP2002350467A (ja) 電気検査用プローブの製造方法
KR100782403B1 (ko) 회로기판 제조방법
WO2023024212A1 (zh) 一种埋阻电路板及加工方法
JPH03269977A (ja) 電気的接続部材の製造方法
JP3947500B2 (ja) パッケージの製造方法及びパッケージ用金型
CN110859027B (zh) 印刷电路板及其制造方法
JP4666588B2 (ja) 導体パターン形成方法および導体パターン
JP2003084157A (ja) 光導波路回路の製造方法
CN117062322A (zh) 具有厚铜细线路的电路板及其制作方法