JP3947131B2 - チャイルドシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の座席にウエビングによって固定されるチャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
乳児または幼児を車両に乗車させる際には、チャイルドシートを座席に取り付け、これに着席させることが義務付けられている。このようなチャイルドシートには、子供の体重等を基準にして分類されたいくつかの種類があり、このうち乳児用のチャイルドシートは特にベビーシートと呼ばれており、この一例が下記特許文献1に開示されている。
【0003】
ベビーシートは、側面視で略L字状となるように接続された座部と背もたれ部とを備え、乳児が車両の後方へ向いて着席するように座席に取り付けられる。このとき、ベビーシートは、座席に設けられた3点式シートベルト装置のウエビングのうち、タングからスルーアンカまでの間のショルダ側ウエビングによって背もたれ部が裏面側から支持されると共に、タングからアンカプレートまでの間のラップ側ウエビングにより座部が上方から押さえ込まれることで、座席に固定される。
【0004】
ところで、ベビーシートの幅方向両端部には、側方からの衝撃から乳児を保護するための壁状の側壁部が設けられている。したがって、上述のラップ側ウエビングは側壁部の上方を通り、側壁部上端部を座席に押さえ込むことで座部を座席に固定する。ただし、このウエビングはベビーシートを座席に固定するのみで、乳児をベビーシートに拘束するのはベビーシートに別途設けられたベルトである。
【0005】
しかしながら、このような従来のベビーシートは、ラップ側ウエビングが側壁部の上方を通る構成であるため、ラップ側ウエビングは乳児の上方を通る。このため、乳児を乗降させる度にウエビングによりベビーシートを座席へ固定したり、この固定を解除したりしなければならず、作業が面倒であった。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−8675号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮して、乗員を乗降させる際の作業が簡単なチャイルドシートを得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のチャイルドシートは、幅方向両端部にそれぞれ立設された一対の側壁部を備え、車両の座席に載置されると共にシートベルト装置のウエビングによって前記座席に固定されるシート本体部を有し、前記固定状態のシート本体部に乗員が着席するチャイルドシートにおいて、前記側壁部に設けられ、前記シート本体の前方側から前記ウエビングが通過して折り返されるスリット状の通過部を有する保持部材と、前記保持部材よりも前記シート本体の前方側で前記ウエビングが通過可能に前記側壁部の上端部を切り欠くことで、その底部と前記シート本体部の表面とが略面一に形成され、前記保持部材の前記通過部を通過した部分よりも前記ウエビングの先端側が通過する切欠部と、を備えることを特徴としている。
【0019】
請求項1に記載の本発明に係るチャイルドシートによれば、シート本体部がシートベルト装置のウエビングによって車両の座席に固定され、この固定されたシート本体部に乗員が着席する。なお、ここで「着席する」とは、座る(腰掛ける)場合だけではなく、仰向けに寝たりする場合も含まれる。また、シート本体部は、一対の側壁部を備えており、例えば、側方からの衝撃を受けた場合には、これらの側壁部によって乗員が保護される。
さらに、本チャイルドシートでは、側壁部に保持部材が設けられる。車両のシートベルト装置を構成するウエビングは前方(本チャイルドシートを基準とした前方)から保持部材に形成されたスリット状の通過部を通過して折り返される。さらに、この保持部材よりも前方側では側壁部に切欠部が形成されており、保持部材の通過部を通過した部分よりもウエビングの先端側が切欠部の上端の開口から切欠部に入り込み、切欠部の底部側でシート本体部の表面上を通過する。
【0020】
ここで、切欠部の底部はシート本体部の表面と略面一であるため、切欠部を通過したウエビングはシート本体部の表面に沿う(すなわち、ウエビングがシート本体部の表面上を這う)。これにより、固定状態のチャイルドシートに乗員が着席すると、ウエビングは乗員とシート本体部との間に挟まれる。すなわち、シート本体部がウエビングにより固定された状態では、ウエビングは乗員の下方を通過する。
このため、乗員をチャイルドシートに乗せる際、あるいは、乗員をチャイルドシートから降ろす際にも、シート本体部上を通過しているウエビングが障害となることがない。したがって、乗員を乗降させる度に、シート本体部をウエビングによって固定したり、この固定を解除したりする必要がなく、乗員を乗降させる作業が簡単である。
また、上述の如く、切欠部の開口部から切欠部にウエビングを入り込ませるだけで、チャイルドシートを座席に固定できるため、チャイルドシートを座席に固定する作業も簡単である。
【0021】
さらに、ウエビングは切欠部に入り込んでいるので、チャイルドシートが座席に対して前後方向に移動しようとしても、切欠部の内壁部(切欠部の開口部及び底部以外の部分)がウエビングに干渉する。したがって、シート本体部の座席に対する前後方向の移動が制限される。このため、チャイルドシートの座席に対する固定が確実である。
しかも、保持部材の通過部をウエビングが通過していることで、本チャイルドシートが不用意に変位しようとすると、スリット状に形成された通過部の内周部にウエビングが干渉する。これにより、保持部材の変位、ひいては本チャイルドシートの不用意な変位が制限される。これによっても車両急減速時や急減速状態後の車両停止時等において本チャイルドシートが不用意に移動することを防止できる。
また、切欠部はウエビングを通過させることができるように側壁部の一部を切り欠いただけなので、切欠部を形成することも簡単である。
【0022】
請求項2に記載の本発明に係るチャイルドシートは、請求項1に記載の本発明において、前記切欠部よりも上方に前記保持部材を設けた、ことを特徴としている。
【0023】
請求項2に記載の本発明に係るチャイルドシートでは、保持部材が切欠部よりも上方に設けられている。ところで、車両急減速時等において車両の座席に搭載されたチャイルドシートは、略車幅方向を軸方向とする軸周りに、略車両前方側へ回動変位しようとする。
【0024】
ここで、上記のように、本発明に係るチャイルドシートでは、切欠部よりも上方側で保持部材の通過部をウエビングが通過することで、上記の回動変位の回動軸心から大きく離間した位置で保持部材の変位、ひいては本チャイルドシートの変位が規制されることになる。このため、回動軸心位置に近い位置で回動変位を規制する構成に比べて効果的に本チャイルドシートの回動変位を規制できる。
【0025】
請求項3に記載の本発明に係るチャイルドシートは、請求項1又は請求項2に記載の本発明において、前記切欠部を通過した部分よりも先端側で折り返された前記ウエビングが再度前記切欠部を通過する、ことを特徴としている。
【0026】
請求項3に記載の本発明に係るチャイルドシートでは、保持部材の通過部を通過した後に切欠部を通過したウエビングは切欠部での通過部分よりも先端側で折り返され、再び切欠部を通過する。すなわち、本発明に係るチャイルドシートでは、ウエビングがチャイルドシートの後方に掛け回されることなく、座席上に搭載される。このため、ウエビングの引出量を少なくできると共に、大きくウエビングを引き出してチャイルドシートの後方にウエビングを掛け回すという作業が不要になるため、座席上でのチャイルドシートの固定作業が容易になる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るチャイルドシートとしてのベビーシート10が斜視図で示されている。また、図2には、ベビーシート10を構成する座部22が側面図で示され、さらに、図3には、座部22が正面図で示されている。
【0028】
ベビーシート10は、背もたれ部20とシート本体部としての座部22とで構成されている。これらの背もたれ部20と座部22とは、側面視で(車両の左方から見て)略L字状となっている。
【0029】
背もたれ部20の略中央部には、図示しない一対のベルト挿通孔が設けられており、肩ベルト24の両端部が取り付けられている。この肩ベルト24は、中間部分がタング26を通って折り返され略V字状ループになっており、乳児12の頭部が通過可能になっている。なお、ベルト挿通孔は背もたれ部20の長手方向に沿って複数設けられており、乳児12の身体の大きさに応じて肩ベルト24の両端部の位置を調節できるようになっている。また、座部22の略中央部には、バックル28が立設されている。上記タング26は、このバックル28に挿入されることで、バックル28に保持されるようになっている。
【0030】
これらの背もたれ部20及び座部22の両側端部には、それぞれ側壁部30が設けられ、着席した乳児12の両側方にそれぞれ立設するようになっている。また側壁部30は、背もたれ部20側に設けられた支持部30Aと、座部22側に設けられた支持部30Bとで構成されている。
【0031】
支持部30Bには、それぞれ切欠部32が形成されている。この切欠部32は、支持部30Bのうち、座部22の基端側寄り(背もたれ部20と座部22との結合部分寄り)の位置の上端部側が、側面視で略矩形状に切り欠かれることで形成されており、このため、上方へ向けて開口している。このように、切欠部32は、開口部34、開口部34の反対側の底部36、及び、対向する一対の内壁部38で構成されている。また、切欠部32の開口幅寸法は、シートベルト装置14のウエビング18の幅方向寸法より長くなっており、ウエビング18が通過可能になっている。さらに、底部36は、座部22の座面部42と略面一になっている。
【0032】
また、内壁部38のうち、座部22の基端側の方には突起部40が設けられている。この突起部40は、切欠部32の開口部34側に設けられ、ベビーシート10の先端側へ向けて(図1に示すベビーシート10の固定状態では車両の後方へ向けて)突出している。この切欠部32及び突起部40の内周面は滑らかになっている(図2参照)。
【0033】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0034】
上記構成のベビーシート10は、車両の座席16に固定される際に、先ず、座部22の先端側が車両の後方へ向くように車両の座席16の座面上に載置される。
【0035】
次いで、シートベルト装置14のタング44がバックル46に挿入される。これにより、ウエビング18が巻取装置(図示省略)から引き出されると共に、タング44がバックル46に保持される。このとき、ウエビング18のうちタング44から見て巻取装置側のショルダ側ウエビング18Aを、背もたれ部20の裏面側(車両前方へ向いた側)に周り込ませる。これにより、背もたれ部20が裏面側からショルダ側ウエビング18Aにより支持される。また、ウエビング18のうちタング44から見てアンカプレート(図示省略)側のラップ側ウエビング18Bを、座部36の上方に通す。このウエビング18には巻取装置により張力が付与されているため、座部36は座席16に押さえ付けられる。これにより、ベビーシート10が座席16に固定される。
【0036】
次に、この固定状態のベビーシート10に、乳児12を着席させる。この際には、先ず、バックル28を跨ぐようにして乳児12をベビーシート10に着席させる。この後、肩ベルト24の略V字ループに乳児12の頭を通してタング26をバックル28に挿入する。これにより、タング26がバックル28に保持され、乳児12が肩ベルト24によりベビーシート10に拘束される。
【0037】
ここで、ベビーシート10では、支持部30Bに切欠部32が設けられる。この切欠部32は、上方へ向けて開口した開口部34を有する。また、この切欠部32における底部36は、座面部42と略面一とされる。このため、ベビーシート10を座席16に固定する際に、ラップ側ウエビング18Bを開口部34から切欠部32に入り込ませることで、ラップ側ウエビング18Bが座面部42上を這う(図3参照)。
【0038】
このため、上記固定状態のベビーシート10に乳児12を乗せる際に、ラップ側ウエビング18Bが障害になることがなく、乳児12をベビーシート10に乗せると、乳児12はラップ側ウエビング18Bの上に乗る(ウエビング18は乳児12の下方を通過する)。
【0039】
したがって、乳児12を肩ベルト24によりベビーシート10に拘束する(タング26をバックル28に挿入する)だけで、乳児12をベビーシート10に着席させる作業が完了する(乳児12を拘束した後に、改めてウエビング18でベビーシート10を固定しなくても良い)。このため、乳児12をベビーシート10に乗せる作業が簡単である。
【0040】
また、乳児12をベビーシート10から降ろす際にも、ラップ側ウエビング18Bが障害になることがなく、肩ベルト24を外す(タング26をバックル28から離脱させる)だけで乳児12をベビーシート10から降ろすことが可能になる(乳児12をベビーシート10から降ろす前に、ウエビング18によるベビーシート10の固定を解除しなくても良い)。したがって、乳児12をベビーシート10から降ろす作業が簡単である。
【0041】
しかも、ラップ側ウエビング18Bを開口部34から切欠部32に入り込ませるだけで、ベビーシート10を座席16に固定できるので、ベビーシート10を座席16に固定する作業も簡単である。さらに、切欠部32は、支持部30Bの一部を切り欠いただけなので、切欠部32を製造することも簡単である。
【0042】
また、ラップ側ウエビング18Bが座面部42上を這うので、ラップ側ウエビング18Bが座部22を座席16に押し付ける際のラップ側ウエビング18Bと座部22との接触面積が大きく、ベビーシート10の座席16に対する固定が確実である。
【0043】
さらに、ベビーシート10が移動しようとすると、切欠部32の内壁部38がラップ側ウエビング18Bに干渉して、ベビーシート10の前後方向への移動を制限する。また、突起部40もラップ側ウエビング18Bに干渉して、ベビーシート10の上下方向の移動を制限する。このため、ベビーシート10の座席16に対する固定がさらに確実である。
【0044】
なお、本実施の形態では、突起部40を内壁部38のうち、座部22の基端側の方に設けたが、突起部40は内壁部38のうち、座部22の先端側の方に設けても良い。さらに、突起部40を内壁部38の両方に、2つの突起部が互いに対向するように設けても良い。
【0045】
なお、上記実施の形態では、本発明をベビーシート10に適用したが、本発明は特にこのような乳児用のシートに適用範囲が限定されるものではなく、幼児用のシート等に適用してもよい。
【0047】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態を説明するうえで、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその説明を省略する。
【0048】
図4乃至図6に示されるように、本実施の形態に係るチャイルドシートとしてのベビーシート80は、保持部材としてのクリップ82を備えている。クリップ82は、側壁部30のうち背もたれ部20側の支持部30Aの外側面で、切欠部32の形成位置よりも上方で且つ本ベビーシート80の後方側に固定されている。
【0049】
クリップ82には概ね上下方向に沿って長手方向とされた略スリット状の通過部84が形成されている。通過部84の長手方向寸法は、ウエビング18の幅寸法よりも僅かに大きく、また、通過部84の幅寸法はウエビング18の厚さ寸法よりも大きい。また、通過部84はその上端側で切り欠かれており、通過部84にウエビング18を通過させる際や、通過部84からウエビング18を抜き取る際には、通過部84の切欠部分を通過する。
【0050】
このようにクリップ82が設けられた本ベビーシート80は前記第1の実施の形態に係るベビーシート10とは異なり、ウエビング18のショルダ側ウエビング18Aは、先ず、本ベビーシート80の前方側(略車両後方側)からクリップ82の通過部84を通過している。通過部84を通過したショルダ側ウエビング18Aは、通過部84にて折り返され、通過したクリップ82が取り付けられた支持部30Aの外側から切欠部32を通過している。
【0051】
さらに、座面部42上及び他方の切欠部32をショルダ側ウエビング18Aとして通過したウエビング18は、タング44にて折り返され、ラップ側ウエビング18Bが再び切欠部32を通過する。
【0052】
以上のようにウエビング18を掛け回す本ベビーシート80は、背もたれ部20の背面側にショルダ側ウエビング18Aを掛け回す前記第1の実施の形態に係るベビーシート10とは異なり、ウエビング18の引き出し量が少なく、座席16への固定作業が容易になる。
【0053】
また、本ベビーシート80は、ショルダ側ウエビング18Aがクリップ82の通過部84を通過して折り返された後に切欠部32を通過している。ここで、ベビーシート80の不用意な変位に伴いクリップ82が変位しようとすると、ショルダ側ウエビング18Aの通過部84を通過した部分によって通過部84の内周部が干渉される。このショルダ側ウエビング18Aのクリップ82に対する干渉により、クリップ82の変位が制限され、ひいては、本ベビーシート80の不用意な変位が制限される。このため、座席16上における本ベビーシート80は固定状態を安定的に維持できる。
【0054】
一方、車両急減速状態では、慣性によってベビーシート80が座席16上で略車両前方側に回動する如く沈み込もうとする。ここで、本ベビーシート80では、上記のように、クリップ82の取付位置が切欠部32よりも上方であり、その位置は沈み込みに際しての回動の軸心よりも充分に離間する。このため、通過部82を通過して折り返されたショルダ側ウエビング18Aによって上記のベビーシート80の沈み込みが効果的に防止される。これによっても、座席16上における本ベビーシート80は固定状態を安定的に維持できる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係るチャイルドシートは、乗員を乗降させる際の作業が簡単であるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るベビーシートの全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るベビーシートを構成する座部を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るベビーシートを構成する座部を示す正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るベビーシートの全体構成を示す斜視図である。
【図5】ウエビングが通過した保持部材を設けた側から見た本発明の第2の実施の形態に係るベビーシートの側面図である。
【図6】図5とは反対側から見た本発明の第2の実施の形態に係るベビーシートの側面図である。
【符号の説明】
10 ベビーシート(チャイルドシート)
30 側壁部
32 切欠部
36 底部
40 突起部
80 ベビーシート(チャイルドシート)
82 クリップ(保持部材)
84 通過部
Claims (3)
- 幅方向両端部にそれぞれ立設された一対の側壁部を備え、車両の座席に載置されると共にシートベルト装置のウエビングによって前記座席に固定されるシート本体部を有し、前記固定状態のシート本体部に乗員が着席するチャイルドシートにおいて、
前記側壁部に設けられ、前記シート本体の前方側から前記ウエビングが通過して折り返されるスリット状の通過部を有する保持部材と、
前記保持部材よりも前記シート本体の前方側で前記ウエビングが通過可能に前記側壁部の上端部を切り欠くことで、その底部と前記シート本体部の表面とが略面一に形成され、前記保持部材の前記通過部を通過した部分よりも前記ウエビングの先端側が通過する切欠部と、
を備えることを特徴とするチャイルドシート。 - 前記切欠部よりも上方に前記保持部材を設けた、
ことを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート。 - 前記切欠部を通過した部分よりも先端側で折り返された前記ウエビングが再度前記切欠部を通過する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャイルドシート。
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