JP2003182418A - チャイルドシート - Google Patents

チャイルドシート

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JP2003182418A
JP2003182418A JP2001381873A JP2001381873A JP2003182418A JP 2003182418 A JP2003182418 A JP 2003182418A JP 2001381873 A JP2001381873 A JP 2001381873A JP 2001381873 A JP2001381873 A JP 2001381873A JP 2003182418 A JP2003182418 A JP 2003182418A
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JP
Japan
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seat
child
webbing
backrest
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001381873A
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English (en)
Inventor
Osamu Nakagawa
治 中川
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供の座り心地も良好なチャイルドシートを
提供する。 【解決手段】 チャイルドシート本体6は、幼児が腰掛
ける座部12と、該座部12の後部から立設された背当
部14と、該座部12の下面及び該背当部14の後面に
沿ってこれらを左右に貫通したシートベルト4の挿通口
16を有している。子供用ウェビング10R,10L
は、ウェビング挿通孔16を通って背当部14の後面に
引き出され、締付ウェビング11に連なっている。該締
付ウェビング11は、座部12の下面及び該背当部14
の後面に沿って引き回されている。座部12の下面及び
背当部14の後面と、該座部12の上面及び背当部14
の前面との間にシートベルト4の挿通口16が介在して
いることから、子供用ウェビング10が摺動してもその
振動が該座部12の上面や背当部14の前面に伝わりに
くい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に設置さ
れ、子供が座るチャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチャイルドシートの一例について
第6図及び第7図を参照して説明する。第6図はこのチ
ャイルドシートの前方からの斜視図、第7図はこのチャ
イルドシートの後方からの斜視図である。
【0003】チャイルドシート100の座部112の前
縁中央にストラップ114の基端が固定され、このスト
ラップ114の先端にバックル116が取り付けられて
いる。このチャイルドシート100に座った子供の右半
身にかけられる右ウェビング118と、左半身にかけら
れる左ウェビング120にそれぞれトング122,12
4が装着され、このトング122,124がバックル1
16に挿入されて係止されている。
【0004】ウェビング118,120は、それらの先
端が座部112の後部に固定されている。ウェビング1
18,120の後端側は、チャイルドシート100の背
当部125のウェビング挿通孔126,128からチャ
イルドシート100の背当部125の後側に引き出さ
れ、該背当部の後面に沿って下方に引き回され、該背当
部125の後側において締付ウェビング130の基端部
に連結されている。
【0005】締付ウェビング130の先端130aは、
座部112の下側を通ってチャイルドシート100の前
面の引出口132からチャイルドシート100外に引き
出されている。チャイルドシート100の座部112の
下側には、この締付ウェビング130をロックするため
のウェブアジャスタ134が設けられている。
【0006】このチャイルドシート100の後面の左右
には上下方向に延在する凸条よりなるリブ140が設け
られている。各リブ140には自動車のシートベルトた
る肩ベルト142及び腰ベルト144を通すためのベル
ト挿通口146が設けられている。このベルト挿通口1
46に挿通された肩ベルト142及び腰ベルト144よ
りなるシートベルトはタング148に挿通されており、
このタング148はバックル149にラッチ可能となっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第6,7図の通り、従
来のチャイルドシートにあっては、子供用ウェビング1
18,120,130は背当部125の背面に沿って引
き回され、シートベルト142,144は該ウェビング
118,120,130よりも後方を該ウェビング11
8,120,130とクロスするように引き回されてい
る。このようなウェビング及びシートベルトの引き回し
構造にあっては、シートベルト142,144と子供用
ウェビング118,120,130が背当部125の背
面で、互いに接触することになり、子供にとって座り心
地が良くない。
【0008】また、上記従来のチャイルドシートにあっ
ては、ウェビングをウェビング挿通孔126,128に
通すとき或いはシートベルトを挿通口146に挿通する
ときにシートベルト又はウェビングが邪魔になり、作業
しにくい。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決し、子
供の座り心地も良好なチャイルドシートを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のチャイルドシー
トは、座部及び背当部を有したチャイルドシート本体
と、該背当部に設けられた自動車シートベルトの挿通口
と、該背当部と座部との間に架設された子供用ウェビン
グとを備え、該子供用ウェビングは、該背当部を貫通し
該背当部に沿って引き回されているチャイルドシートに
おいて、該背当部に沿って引き回された該子供用ウェビ
ングと該背当部との間を該シートベルトが引き回される
ように前記挿通口が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0011】かかるチャイルドシートにあっては、ウェ
ビングがシートベルトよりも背当部から離隔しているた
め、ウェビングの摺動時の振動が背当部に伝わりにく
く、子供にとって座り心地がよいものとなる。
【0012】本発明では、背当部の後面に沿って該背当
部を左右に貫通するように前記挿通口が設けられている
ことが好ましい。かかる構成とした場合には、背当部を
左右に貫通する挿通口にシートベルトが挿通されてお
り、シートベルトとウェビングとが直接的には交叉せ
ず、シートベルト及びウェビングのいずれの引き回し作
業も容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図、第2図
はこのチャイルドシートの側面図、第3図は第1図のII
I−III線に沿う断面図であり、第4図及び第5図は、そ
れぞれ第3図のIV−IV線及びV−V線に沿う断面図であ
る。なお、以下の説明において、チャイルドシートの前
後方向とはチャイルドシートに座った子供にとっての前
後方向であり、左右方向とはチャイルドシートに座った
子供にとっての左右方向をいう。
【0014】このチャイルドシート1は、自動車の座席
2(第2図)に設置され、この座席2のシートベルト4
によって該座席2に固定されるものであり、図示の通
り、チャイルドシート本体6と、このチャイルドシート
本体6を支える基台8と、このチャイルドシート本体6
に着席した子供(幼児)の体を拘束する子供用ウェビン
グ10(10R,10L)及び締付ウェビング11とを
備えている。本実施の形態では、このチャイルドシート
1は、該チャイルドシート本体6が基台8に対し前後に
リクライニング可能となっている。
【0015】本実施の形態では、該シートベルト4は座
席2の座部の上面に沿って該座席2の左右に引き回され
る腰ベルト4aと、座席2の背当部の前面を斜め上下方
向に横切るように引き回される肩ベルト4bとからな
る。このシートベルト4はタング4cに挿通されてお
り、このタング4cが座席2の下部に取り付けられたバ
ックル4dにラッチ可能となっている。なお、該肩ベル
ト4bの先端にはリトラクタ(図示略)が接続されてお
り、このシートベルト4には該リトラクタによって巻取
り方向に張力が加えられている。
【0016】該チャイルドシート本体6は、子供が腰掛
ける座部12と、該座部12の後部から立設された背当
部14とを有する。このチャイルドシート本体6を左右
に貫通するようにシートベルト挿通口16が設けられて
いる。このシートベルト挿通口16は、座部12から背
当部14にかけて延設されている。
【0017】このチャイルドシート本体6の左側縁及び
右側縁に沿って、且つ該チャイルドシート本体6の下面
から背面にかけて連続して、凸条よりなるリブ18が延
設されている。各リブ18は、座部12の下面を前後方
向に延在し、背当部14の背面を上下方向に延在してい
る。各リブ18のうち、座部12の下部付近に位置する
部分には、該リブ18の延在方向に延在するスリット1
8a,18bが設けられている。この実施の形態では、
座部12の前部側にスリット18aが設けられ、後部側
にスリット18bが設けられている。
【0018】子供用ウェビング10Rは子供の右半身に
掛けられるものであり、子供用ウェビング10Lは子供
の左半身に掛けられるものである。各子供用ウェビング
10R,10Lは、前記第6,7図のウェビング11
8,120と同様に、前端が座部12の左右縁部に固定
され、後端側は背当部14のウェビング挿通孔20から
該背当部14の後方に引き出されている。各子供用ウェ
ビング10R,10Lは、背当部14に沿って下方に延
在し、接続金具11jを介して締付ウェビング11に連
結されている。この締付ウェビング11は、背当部14
の背面から座部12の下面に引き回され、ウェブアジャ
スタ(図示略)を通って座部12の前端面の前方に引き
出されている。
【0019】前記基台8は、チャイルドシート本体6を
リクライニング可能に保持している。該基台8には、こ
のチャイルドシート本体6の左右のリブ18,18をそ
れぞれ該リクライニング方向に摺動可能に保持した1対
のガイドレール22,22が設けられている。
【0020】各ガイドレール22内には、該リブ18の
側面に設けられたスリット18a,18b内に係合した
ガイドピン22aが設けられている。このガイドピン2
2aは、チャイルドシート本体6のリクライニングに伴
って該スリット18a内を相対移動する。該ガイドピン
22aは、チャイルドシート本体6がガイドレール22
から離反しないよう保持すると共に、チャイルドシート
本体6のリクライニング範囲を規制している。
【0021】該基台8の左右の側面には、それぞれ前記
シートベルト挿通口16内に引き通されたシートベルト
4の腰ベルト4aを掛けるための腰ベルト案内部材24
が設けられている。
【0022】このように構成されたチャイルドシート1
を座席2に設置するには、まず、第2図のようにこのチ
ャイルドシート1を該座席2の座面上に載置し、チャイ
ルドシート本体6の挿通口16にシートベルト4を挿通
した後、このシートベルト4のタング4cをバックル4
dにラッチする。なお、該シートベルト4の腰ベルト4
aを腰ベルト案内部材24に挿通する。
【0023】このチャイルドシート1にあっては、子供
用ウェビング10が引き回されたチャイルドシート本体
6の座部12の下面及び背当部14の後面と、該座部1
2の上面及び背当部14の前面との間にシートベルト4
の挿通口16が介在していることから、該子供用ウェビ
ング10が座部12の下面や背当部14の後面を摺動し
ても、その振動が該座部12の上面や背当部14の前面
に伝わりにくく、このチャイルドシート本体2に着席し
た子供にとって非常に座り心地がよいものとなってい
る。
【0024】また、このチャイルドシート1にあって
は、シートベルト4の引き回しに際し、該シートベルト
4がチャイルドシート本体2の座部12及び背当部14
を左右に貫通した挿通口16内に挿通されるため、該座
部12の下面及び該背当部14の後面に沿って引き回さ
れる子供用ウェビング10とは直接的には交叉しない。
これにより、該シートベルト4及び子供用ウェビング1
0のいずれを引き回す場合にも互いに全く邪魔になら
ず、これらの引き回し作業を極めて容易に行うことがで
きる。
【0025】なお、この実施の形態では、シートベルト
4の腰ベルト4aを腰ベルト案内部材24に掛け通して
おり、この腰ベルト案内部材24を基台8に設けている
ので、チャイルドシート本体6をシートベルト4に拘束
を受けることなく自在にリクライニングさせることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によると、子
供の座り心地が極めて良好なチャイルドシートが提供さ
れる。本発明のチャイルドシートは、子供用ウェビング
やシートベルトを容易に引き回すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るチャイルドシートの
後方からの斜視図である。
【図2】図1のチャイルドシートの側面図である。
【図3】第1図のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】第3図のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】第3図のV−V線に沿う断面図である。
【図6】従来のチャイルドシートの斜視図である。
【図7】従来のチャイルドシートの後方からの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 チャイルドシート 2 座席 4 シートベルト 4a 腰ベルト 6 チャイルドシート本体 8 基台 10 子供用ウェビング 12 座部 14 背当部 16 シートベルト挿通口 18 リブ 22 ガイドレール 24 腰ベルト案内部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部及び背当部を有したチャイルドシー
    ト本体と、 該背当部に設けられた自動車シートベルトの挿通口と、 該背当部と座部との間に架設された子供用ウェビングと
    を備え、該子供用ウェビングは、該背当部を貫通し該背
    当部に沿って引き回されているチャイルドシートにおい
    て、 該背当部に沿って引き回された該子供用ウェビングと該
    背当部との間を該シートベルトが引き回されるように前
    記挿通口が設けられていることを特徴とするチャイルド
    シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記背当部の後面に
    沿って該背当部を左右に貫通するように前記挿通口が設
    けられていることを特徴とするチャイルドシート。
JP2001381873A 2001-12-14 2001-12-14 チャイルドシート Pending JP2003182418A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056880A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Bridgestone Cycle Co 子供乗せ装置及び二輪車
JP2015107736A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 ブリヂストンサイクル株式会社 腰ベルト固定構造、子供乗せ装置および二輪車
JP2016502480A (ja) * 2012-12-06 2016-01-28 ホルムベルグス セーフティ システム ホールディング アクチボラゲット ストラップアジャスター装置

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