JP3946039B2 - ベルトコンベヤ用蛇行防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルトの片寄りや蛇行を自動的に修正するために用いられる自動調芯式のベルトコンベヤ用蛇行防止装置に関する。
詳しくは、リターン側ベルトに対し、それに接するリターンローラーを、該リターン側ベルトの進行方向と交差させて旋回自在に支持したベルトコンベヤ用蛇行防止装置、或いは両端に配置されたテールローラーに亘って無端環状のベルトを掛け渡したベルトコンベヤ用蛇行防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のベルトコンベヤ用蛇行防止装置として、例えば実開平61−163212号公報に開示される如く、ベルトの幅に対応した長さの水平なリターンローラーが、その軸方向中心位置に配置した中心軸を中心として水平方向へ旋回自在に支持され、このリターンローラーの両側端に一対のガイドローラーを連設し、リターン側ベルトが幅方向へ片寄ってその幅方向端部が、どちらか一方のガイドローラーを押すと、リターンローラーが中心軸を中心にして旋回運動することにより、その上に載ったリターン側ベルトを、片寄った方向と逆方向へ戻して自動的に復帰移動させるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来のベルトコンベヤ用蛇行防止装置では、リターンローラーの上にリターン側ベルトが載っているだけで、これら両者間に発生する摩擦抵抗が微小なため、ガイドローラーに連動してリターンローラーが旋回運動しても、これに対しリターン側ベルトがスリップして容易に乗り越えてしまい、それにより、リターン側ベルトを片寄り方向と逆方向へ確実に戻すことができず、ベルトの片寄りを自動的に修正する能力は非常に少なかった。
その結果、片寄ったリターン側ベルトは、その幅方向端部がガイドローラーに突き当たったまま片寄りし続けるため、折れ曲がったり座屈すると共に、リターンローラーと対向する表面は擦れ続けるため、該ベルトの耐久性を著しく低下させ、切断の原因となるだけでなく、その寿命を短くするという問題がある。
【0004】
本発明のうち請求項1記載の発明は、ベルトの片寄りを極めて簡単な構造で確実に自動修正することを目的としたものである。
請求項記載の発明は、請求項に記載の発明の目的に加えて、僅かなベルトの片寄りに対応して軽く旋回運動することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、テールローラーのどちらか一方又は両方を、それらの旋回不能な支軸に対してその軸方向中心位置からベルトの進行方向と交差させて旋回自在に支持し、そのベルト進行方向上流側又は下流側には、該ベルトの幅方向移動に追従して移動する一対の旋回誘導手段を、上記テールローラーの軸方向両端から突出する回転不能な内筒部に夫々一体的に連設したことを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に、前記旋回誘導手段が、ベルトの幅方向移動に追従して移動する追従移動部と、これに連設したリンク機構とからなる構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の発明は、ベルトの幅方向移動に追従して旋回誘導手段が幅方向へ移動すると、該旋回誘導手段を介してテールローラーが、片寄った側のベルト張力が大きくなるように軸方向中心位置を中心として旋回運動し、その後のテールローラーの回転によってベルトは、ベルト張力が小さくなる片寄った方向と逆方向へ戻され、これに伴ってテールローラーも逆方向へ徐々に旋回し、それに圧接したベルトは片寄った方向と逆方向へ確実に戻され、それが正しい中央位置に戻った時点で、旋回運動が停止されて安定した状態が確保されるものである。
請求項の発明は、請求項記載の構成に対して、ベルトの幅方向移動に追従して一方の追従移動部が幅方向へ移動すると、それに連設したリンク機構を介してリターンローラー及び押圧ローラーか又はテールローラーがスムーズに旋回運動する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、図1〜図4に示す如く、左右一対のフレームF,Fの前後両端に配置された駆動プーリーに相当するテールローラーP1と、従動プーリーに相当するテールローラーP2に亘って、無端環状のベルトBを掛け渡した搬送距離が短いタイプのベルトコンベヤであり、この駆動プーリーP1に連係する駆動源(図示せず)の作動によってベルトBを正転方向のみへ駆動させると共に、そのリターン側ベルトB1と対向する一カ所のみに、それに接する回転自在なリターンローラー1を備えたベルトコンベヤ用蛇行防止装置Aが配設された場合を示すものである。
【0008】
図示例の場合には、リターン側ベルトB1の進行方向下流側部分と対向する一カ所のみにベルトコンベヤ用蛇行防止装置Aを配設したが、リターン側ベルトB1の進行方向上流側部分か又は進行方向中間部分と対向する位置にベルトコンベヤ用蛇行防止装置Aを配設しても良く、更に図示せぬが駆動プーリーP1の作動によってベルトBを正逆両方向へ駆動させても良い。
【0009】
上記リターン側ベルトB1を挟んでリターンローラー1と反対側には、押圧ローラー2が平行に配置され、この押圧ローラー2を上記リターンローラー1と同様にリターン側ベルトB1の進行方向へ回転自在に支持する。
この押圧ローラー2は、図示せる如くリターンローラー1を挟んでリターン側ベルトB1の進行方向上流側及び下流側に二列並設するか、或いは図示せぬがリターン側ベルトB1を挟んでリターン側ベルトB1の進行方向下流側か又は上流側のどちらかに一列のみ平行に配置する。
【0010】
これらリターンローラー1及び押圧ローラー2は、図2及び図3に示す如く、リターン側ベルトB1の幅寸法より長く形成され、夫々の外周面に亘って該リターン側ベルトB1を、その表裏両面B2,B3が夫々圧接するように巻回させると共に、それらの軸方向中心位置に配置した中心軸3で平行状態のまま旋回自在に軸支する。
【0011】
本実施例の場合には、リターンローラー1と押圧ローラー2,2の回転中心位置をリターン側ベルトB1の進行方向上流側及び下流側へ適宜間隔を空けて離すことにより、リターンローラー1と押圧ローラー2,2のとの間には、リターン側ベルトB1の厚さ寸法より大きな空間部S…を区画形成している。
【0012】
更に、上記リターンローラー1及び押圧ローラー2,2を、リターン側ベルトB1の幅方向へ複数に分割し、これら分割ローラー1a,2a,2aを夫々の支軸1b,2b,2bに対し、例えば玉軸受1cを介して個別に回転自在に支持する。
図示例では、図2及び図3に示す如く、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の軸方向中心位置から夫々二分割すると共に、少なくとも押圧ローラー2,2の分割ローラー2a,2aの軸方向両端部分を夫々テーパー状に形成して、リターン側ベルトB1との摩擦抵抗が減少するようにしている。
【0013】
また、上記リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の分割ローラー1a,2a,2aは、夫々の支軸1b,2b,2bを介して平面矩形な受け台4の内部に軸方向へ移動不能に軸支され、この受け台4に連設された中心軸3を、前記フレームF,Fに亘って横架された支持アーム5に対し、水平方向へ旋回自在に支持している。
【0014】
なお、上記受け台4の前後両面の上下中間位置には、図1に示す如く、リターン側ベルトB1を通過させるための開口部4a,4aが開設されている。
【0015】
次に、斯かるベルトコンベヤ用蛇行防止装置Aの作動について説明する。
先ず、駆動プーリーP1の作動によってベルトBが駆動すると、図1に示す如く、リターン側ベルトB1は、その表裏両面B2,B3を平行なリターンローラー1及び押圧ローラー2,2に夫々圧接しながら通過し、従動プーリーP2を経てキャリア側へ送られる。
【0016】
それにより、このリターン側ベルトB1の表裏両面B2,B3がリターンローラー1及び押圧ローラー2,2を通過する際に、これら両者間には、所定量の摩擦抵抗が確実に発生する。
ベルトBが片寄らない正常な作動状態では、図3に示す如く、リターン側ベルトB1の幅方向中央位置が、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の軸方向中央位置を通って、左右フレームF,Fとの間を片寄ることなく送られる。
【0017】
この状態で、例えばキャリア側ベルトB4の上に荷物を幅方向片側に片寄って載せるなどの理由により、該キャリア側ベルトB4の左右平衡バランスが崩れると、その左右幅方向どちらか一方へ位置ズレを起こして片寄り始め、これに伴って駆動プーリーP1を経たリターン側ベルトB1全体も同方向へ片寄り始める。
【0018】
このリターン側ベルトB1の片寄り方向が、例えば図4(a)に実線で示す矢印C1に示す如く、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の一端側1′,2′,2′へ向けて平面右方向である場合には、その片寄った側の右側端部B1′と、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の一端側1′,2′,2′との間に発生する摩擦抵抗のみが、逆の左側端部B1″と他端側1″,2″,2″との間に発生する摩擦抵抗に比べ更に増大する。
【0019】
それにより、この増大した側の摩擦抵抗を逃がすために図4(a)に示す如く、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2は中心軸3を中心として、その一端側1′,2′,2′がリターン側ベルトB1の進行方向下流側へ前進移動するように旋回運動する。
【0020】
この旋回運動したリターンローラー1及び押圧ローラー2,2に対して、上述した如くターン側ベルトB1が夫々圧接しているため、該ターン側ベルトB1は幅方向へスリップすることなく、図4(a)に一点鎖線で示す矢印C2の斜め方向、即ち旋回したリターンローラー1及び押圧ローラー2,2の軸線方向と直交する方向へ確実に戻される。
【0021】
その後のベルトBの送りによって、ターン側ベルトB1は、図4(a)に二点鎖線で示す矢印C3の方向、即ち片寄った方向と逆方向(平面左方向)へ徐々に戻され、そのまま従動プーリーP2を経てキャリア側へ送られ、徐々に復帰移動していくと共に、このリターン側ベルトB1の戻りで一旦増大した摩擦抵抗も徐々に減少し、それに伴いリターンローラー1及び押圧ローラー2,2が中心軸3を中心として逆方向へ旋回運動する。
【0022】
その後、該リターン側ベルトB1の幅方向中央位置がリターンローラー1及び押圧ローラー2,2の軸方向中央位置に通過する図3の正常な作動状態に戻る頃には、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2に対するリターン側ベルトB1の左右幅方向の摩擦抵抗が等しくなって、それ以降は安定した状態が確保される。
その結果、ベルトBの片寄りを極めて簡単な構造で確実に自動修正できる。
【0023】
また、これと逆にリターン側ベルトB1の片寄り方向が、図4(b)に実線で示す矢印C4に示す如く、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の他端側1″,2″,2″へ向けて平面左方向である場合も、上述した作動と同様にベルトBの片寄りを極めて簡単な構造で確実に自動修正できる。
【0024】
即ち、片寄った側の左側端部B1″と、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の他端側1″,2″,2″との間に発生する摩擦抵抗のみが更に増大して、この摩擦抵抗を逃がすために図4(b)に示す如く、リターンローラー1及び押圧ローラー2は中心軸3を中心として、その他端側1″,2″,2″がリターン側ベルトB1の進行方向下流側へ前進移動するように旋回運動する。
【0025】
この旋回運動したリターンローラー1及び押圧ローラー2,2に圧接したリターン側ベルトB1は、図4(b)に一点鎖線で示す矢印C5の斜め方向へ片寄った方向と逆方向へ確実に戻され、それに伴って、図4(b)に二点鎖線で示す矢印C6の方向、即ち片寄った方向と逆方向(平面右方向)へ徐々に戻され、それが正しい中央位置に戻った時点で、幅方向の摩擦抵抗が等しくなって安定した状態が確保される。
その結果、ベルトBの片寄りを極めて簡単な構造で確実に自動修正できる。
【0026】
更に、本実施例の場合には、前記リターンローラー1と押圧ローラー2,2のとの間に、リターン側ベルトB1の厚さ寸法より大きな空間部S…を区画形成したから、リターン側ベルトB1に異物が付着したままの状態で、リターンローラー1と押圧ローラー2,2との間に侵入しても、空間部S…を通って詰まることなく通過可能である。
その結果、異物の噛み込みによるベルトBの移送停止を完全に防止できる。
【0027】
更にまた、前記中心軸3を中心としたリターンローラー1及び押圧ローラー2,2の旋回運動に伴って、その一端側1′,2′,2′と他端側1″,2″,2″の回転量に誤差が発生しても、これに対応して分割ローラー1a,2a,2aを個別に回転させることにより、上記回転誤差が吸収されて、リターン側ベルトB1の一側端部B1′及び他側端部B1″との間にスリップが発生しない。
【0028】
詳しく説明すれば、例えば図4(a)に示す如く、中心軸3を中心としてリターンローラー1及び押圧ローラー2,2の一端側1′,2′,2′がリターン側ベルトB1の進行方向下流側へ前進移動するように旋回運動した場合には、これに伴って下流側へ前進移動するリターン側ベルトB1の一側端部B1′と当接する一端側1′,2′,2′は回転速度が速くなり、これと逆に他側端部B1″と当接する他端側1″,2″,2″は回転速度が遅くなって、これらの回転量に誤差が発生する。
これら回転量に誤差が発生する一端側1′,2′,2′と他端側1″,2″,2″を一体的に回転支持すると、リターン側ベルトB1の一側端部B1′及び他側端部B1″との間にスリップさせなければ、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2が旋回運動できなくなり、スムーズな旋回運動は期待できない。
【0029】
そこで、図示例では、図2〜4に示す如く、前記リターンローラー1及び押圧ローラー2,2を、その軸方向中心位置から二分割して、これら分割ローラー1a,1a,2a…を夫々の支軸1b,2b,2bに対して個別に回転自在に支持したから、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2をスムーズに旋回運動できる。
【0030】
そして、図5と図6と図7と図8に示すものは、夫々が本発明の変形例である。
図5に示すものは、前記リターンローラー1及び押圧ローラー2,2を、リターン側ベルトB1の幅方向へ多数に分割し、これら分割ローラー1a…,2a…,2a…を夫々の支軸1b,2b,2bに対して個別に回転自在に支持した構成が、前記図2〜4に示したものとは異なるものである。
その結果、図5に示すものは、図2〜4に示したものに比べ、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の一端側1′,2′,2′と他端側1″,2″,2″と中央部との間に発生した僅かな回転量の誤差をも吸収して、更にスムーズにリターンローラー1及び押圧ローラー2,2を旋回運動できるという利点がある。
【0031】
図6に示すものは、前記リターンローラー1及び押圧ローラー2,2を、リターン側ベルトB1の幅方向へ複数に分割し、これら分割ローラー1a…,2a…,2a…を夫々の支軸1b,2b,2bの軸方向へ所定間隔毎に離しながら相互に対向させて回転自在に支持した構成が、前記図2〜4に示したものとは異なるものである。
その結果、図6に示すものは、図2〜4に示したものに比べ、ベルトB及びリターン側ベルトB1の表裏両面B2,B3に例えば土砂などの異物が付着し易い悪条件下で使用しても、異物を分割ローラー1a…,2a…,2a…の隙間から逃がして、異物の噛み込みにより旋回運動がコントロール不能になるのを防止できるという利点がある。
【0032】
図7に示すものは、搬送距離が長いタイプのベルトコンベヤであり、駆動プーリーP1に連係する駆動源(図示せず)の作動によってベルトBを正逆両方向へ駆動させると共に、そのリターン側ベルトB1と対向する複数カ所にベルトコンベヤ用蛇行防止装置Aを配設した構成が、前記図1〜図4に示したものとは異なり、それ以外の構成は図1〜図4に示したものと同じものである。
【0033】
図示例の場合には、リターン側ベルトB1の進行方向上流側部分及び下流側部分と対向する二カ所にベルトコンベヤ用偏倚修正装置Aを夫々配設したが、搬送距離に応じて三カ所以上にベルトコンベヤ用偏倚修正装置Aを夫々配設しても良い。
【0034】
従って、図7に示すものは、前記図1〜図4に示したものに比べ、正転のみの駆動や又は正逆両方向への駆動に関係なく、複数カ所でリターン側ベルトB1の片寄りが自動修正されるから、搬送距離が長いタイプのベルトコンベヤでもベルトBの蛇行を確実に防止できるという利点がある。
【0035】
なお、図示例では、前記図1〜図4に示したものと同様に、ベルトBに適当な引っ張り力を与えるためのテンションローラーTは、リターン側ベルトB1との摩擦抵抗が大き過ぎてその偏りを修正し難いため、このテンションローラーTとは別に、リターンローラー1を配設している。
【0036】
図8に示すものは、前記リターンローラー1の一端側1′及び他端側1″が、二列か或いは一列の押圧ローラー2の一端側2′及び他端側2″に対して、夫々上下方向へ接近又は離れるように、該リターンローラー1の支軸1bの軸方向中心位置を揺動自在に支持した構成が、前記図2〜4に示したものとは異なるものである。
【0037】
その結果、図8に示すものは、図2〜4に示したものに比べ、ベルトBのセット時における調整不良により該ベルトBの左右幅方向端部Ba,Bbに張力差が発生した場合や、無端環状の帯状ベルトBの製造段階における帯状材の端部の接続不良により左右幅方向端部Ba,Bbの周方向長さに寸法差が発生した場合などの原因によって、セットしたベルトBの左右張力が一致せずに左右平衡バランスが崩れても、リターンローラー1の軸方向中心位置から自動的に上下方向へ揺動して、その一端側1′及び他端側1″と押圧ローラー2の一端側2′及び他端側2″との左右平衡バランスが均等化され、更なる調整作業がいらないという利点がある。
特にベルトBを正逆両方向へ駆動させる際に有効である。
【0038】
一方、図9〜図10に示すものと、図11に示すものと、図12〜図13に示すものと、図14〜図16に示すものは、夫々が本発明の他の実施例である。
図9〜図10に示すものは、前記リターンローラー1及び押圧ローラー2のベルト進行方向上流側に、リターン側ベルトB1の幅方向端部Ba,Bbの幅方向移動に追従して移動する一対の旋回誘導手段6,6を、リターンローラー1及び押圧ローラー2に夫々一体的に連設して、ベルトB1の幅方向移動に伴いリターンローラー1及び押圧ローラー2が中心軸3を中心として旋回する構成が、前記図1〜8に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図1〜8に示した実施例と同じものである。
【0039】
それにより、リターン側ベルトB1が片寄らない正常な作動状態では、図10(a)に示す如く、リターン側ベルトB1の幅方向中央位置が、リターンローラー1及び押圧ローラー2,2の軸方向中央位置を通って、旋回誘導手段6,6の間を片寄ることなく送られる。
【0040】
キャリア側ベルトB4の左右平衡バランスが崩れて、図10(b)に示す如く、リターン側ベルトB1がリターンローラー1及び押圧ローラー2の一端側1′,2′へ片寄った場合には、その片寄った側の摩擦抵抗のみが更に増大して、この摩擦抵抗を逃がすためにリターンローラー1及び押圧ローラー2には、中心軸3を中心とした旋回力が作用し始め、これと同時に、該リターン側ベルトB1の幅方向移動に追従して一方の旋回誘導手段6が幅方向へ移動すると、該旋回誘導手段6を介してリターンローラー1及び押圧ローラー2には、中心軸3を中心とした旋回力が作用し、これら二つの旋回力が相俟ってスムーズに旋回運動する。
それにより、リターン側ベルトB1は片寄った方向と逆方向へ素早く戻される。
その結果、図9〜図10に示すものは、僅かなベルトの片寄りを初期段階で確実に検出して自動修正できるという利点がある。
【0041】
図示例の場合には、一対の旋回誘導手段6,6が、ベルトBの幅方向移動に追従して移動する例えば遊転自在なガイドローラーなどの追従移動部6a,6aと、これに連設したリンク機構6b,6bとからなり、これら追従移動部6a,6aがリンク機構6b,6bを介して、リターンローラー1及び押圧ローラー2が支持された受け台4に夫々連係している。
【0042】
それにより、リターン側ベルトB1の幅方向移動に追従して一方の追従移動部6aが幅方向へ移動すると、それに連設したリンク機構6bを介してリターンローラー1及び押圧ローラー2が中心軸3を中心としてスムーズに旋回運動する。その結果、リンク機構6bに代えてアームにより連係したものに比べ、リターンローラー1及び押圧ローラー2が支持された受け台4を、同じサイズで約数分の一の力で旋回させることができて、僅かなベルトの片寄りに対応して軽く旋回運動できる。
【0043】
図11に示すものは、前記旋回誘導手段6,6の追従移動部6a,6aとして、ベルトBの幅方向端部Ba,Bbに沿って連続状又は適宜間隔毎に付設されたベルト側磁力体6a1,6a1と、これに対向して配置されたローラー側磁力体6a2,6a2とからなり、これらのどちらか一方を磁石で構成すると共に他方を磁性体で構成するか或いは両方を磁石で構成することにより、該ベルトBの片寄りに伴い幅方向へ移動したベルト側磁力体6a1,6a1に追従してローラー側磁力体6a2,6a2を、該ベルトBの幅方向端面Bc,Bcと非接触で夫々移動させた構成が、前記図9〜図10に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図9〜図10に示した実施例と同じものである。
【0044】
図示例では、ベルトBの幅方向端部Ba,Bbに沿って磁性体からなるベルト側磁力体6a1,6a1を付設し、これに対して遊転自在なローラーの外周面に環状の磁石を周設したローラー側磁力体6a2,6a2が、ベルトBと接触して夫々配置されるか、或いは僅かな隙間を介して非接触状態で夫々配置されている。
【0045】
その結果、図11に示すものは、旋回誘導手段6,6の追従移動部6a,6aがベルトBの幅方向端面Bc,Bcに接触しないので、ベルトの幅方向端面と接触するガイドローラーを使用するものに比べ、ベルトBの幅方向端面Bc,Bcの耳解れを完全に防止できると共に、ベルトの幅方向端部Ba,Bbの折れ曲がりや座屈を完全に防止できて、ベルトの耐久性が著しく向上するという利点がある。
【0046】
更に図9と図10〜図11に示した実施例の場合には、押圧ローラー2がリターンローラー1を挟んでリターン側ベルトB1の進行方向下流側のみに一列並設されると共に、これらリターンローラー1及び押圧ローラー2を、リターン側ベルトB1の幅方向へ多数に分割し、これら分割ローラー1a…,2a…を夫々の支軸1b,2bに対して個別に回転自在に支持したが、リターンローラー1を挟んでリターン側ベルトB1の進行方向上流側及び下流側に押圧ローラー2を二列並設したり、リターンローラー1及び押圧ローラー2を図2〜4に示した如く2分割するか、又は図6に示した如く所定間隔毎に離しながら相互に対向させて配設しても良い。
【0047】
図12〜図13に示すものは、前記ベルトBを正逆両方向へ駆動させるタイプのベルトコンベヤであり、追従移動部6a,6aをリターン側ベルトB1の進行方向上流側及び下流側に夫々一対ずつ計4個配置し、これら追従移動部6a…をベルトBの駆動方向が切り換えられるのに伴って、ベルト進行方向上流側に配置された追従移動部6a,6aのみを該ベルトB1の幅方向端部Ba,Bbに接近させる又は当接させる同時に、ベルト進行方向下流側に配置された追従移動部6a,6aを該ベルトB1の幅方向端部Ba,Bbから離す構成が、前記図1〜8に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図1〜8に示した実施例と同じものである。
【0048】
図示例の場合には、例えば遊転自在なガイドローラーや磁石及び磁性体からなる追従移動部6a…と、リターン側ベルトB1の裏面B3に常時接触するように配置された従動ローラー6d…とを、L形状の揺動アーム6e…で連係し、これら揺動アーム6e…を前記受け台4に連係するアーム6c…の先端に回動自在に軸支させ、ベルト駆動方向の切り換えに伴い従動ローラー6d…を介して揺動アーム6e…がベルト進行方向下流側へ揺動することにより、これと連動して追従移動部6aが自動的にリターン側ベルトB1の左右幅方向へ往復動するようになっている。
【0049】
その結果、図11に示すものは、ベルト駆動方向の切り換えに伴って何ら調整作業が必要なくて使用勝手が良いという利点がある。
また図11と図12〜図13に示した実施例の場合には、追従移動部6a,6aと、リターンローラー1及び押圧ローラー2を支持した受け台4とが、アーム6c,6cを介して夫々連係された場合を図示したが、アーム6c,6cに代えて図9〜図10に示した如くリンク機構6b,6bで連係しても良い。
【0050】
図14〜図16に示すものは、前記押圧ローラー2を配置せずに、テールローラーP1′,P2′のどちらか一方又は両方を、それらの軸方向中心位置を中心としてベルトBの進行方向と交差させて旋回自在に支持し、そのベルト進行方向上流側又は下流側には、該ベルトBの幅方向移動に追従して移動する一対の旋回誘導手段6′,6′が夫々一体的に連設されたベルトコンベヤ用蛇行防止装置A′を備えた構成が、前記図9〜図10に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図9〜図10に示した実施例と同じものである。
【0051】
図示例では、ベルトBを正逆両方向へ駆動させるタイプのベルトコンベヤであり、例えばモータープーリーなどで構成された駆動プーリーに相当するテールローラーP1′が、その軸方向中心位置に配置した中心軸3′を介して旋回自在に支持され、その軸方向両端から突出する回転不能な支軸P1a′に対し、例えば遊転自在なガイドローラーや磁石及び磁性体からなる追従移動部6a′…がリンク機構6b′…を介して夫々連係されている。
従動プーリーに相当するテールローラーP2′は、その支軸P2a′に対して軸方向中心位置から旋回移動可能な自動調芯式ベアリングで構成され、その軸方向両端から突出する回転不能な内筒部P2b′に対し、例えば遊転自在なガイドローラーや磁石及び磁性体からなる追従移動部6a′…がリンク機構6b′…を介して夫々連係されている。
【0052】
それにより、ベルトBが片寄らない正常な作動状態で駆動プーリーに相当するテールローラーP1′は、図15(a)に示す如く、ベルトBの幅方向中央位置が該テールローラーP1′の軸方向中央位置を通って、旋回誘導手段6′,6′の追従移動部6a′,6a′の間を片寄ることなく送られる。
【0053】
ベルトBの左右平衡バランスが崩れて、図15(b)に示す如く、ベルトBが駆動プーリーに相当するテールローラーP1′の一端側P1b′へ片寄った場合には、その幅方向移動に追従して一方の旋回誘導手段6′の追従移動部6aが幅方向へ移動すると、該旋回誘導手段6′のリンク機構6b′を介してテールローラーP1′は、その片寄った一端側P1a′のベルト張力が他端側P1c′より大きくなるように中心軸3′を中心として旋回運動する。
その後のテールローラーP1′の回転によって、ベルトBはその張力が小さくなるように片寄った方向と逆方向、即ち他端側P1c′に向けて戻され、これに伴ってテールローラーP1′も逆方向へ徐々に旋回し、それが正しい中央位置に戻った時点で、旋回運動が停止されて安定した状態が確保される。
【0054】
また従動プーリーに相当するテールローラーP2′も同様にベルトBが片寄らない正常な作動状態では、図16(a)に示す如く、ベルトBの幅方向中央位置が該テールローラーP2′の軸方向中央位置を通って、旋回誘導手段6′,6′の追従移動部6a′,6a′の間を片寄ることなく送られる。
【0055】
ベルトBの左右平衡バランスが崩れて、図16(b)に示す如く、ベルトBが従動プーリーに相当するテールローラーP2′の一端側P2c′へ片寄った場合には、その幅方向移動に追従して一方の追従移動部6aが幅方向へ移動すると、リンク機構6b′を介してテールローラーP2′は、その片寄った一端側P2c′のベルト張力が大きくなるように軸方向中心位置から旋回運動する。
その後のテールローラーP2′の回転によって、ベルトBはその張力が小さくなるように片寄った方向と逆方向、即ち他端側P2d′に向けて戻され、これに伴ってテールローラーP2′も逆方向へ徐々に旋回し、それが正しい中央位置に戻った時点で、旋回運動が停止されて安定した状態が確保される。
【0056】
その結果、図14〜図16に示すものは、ベルトの片寄りを極めて簡単な構造で確実に自動修正できる。
従って、図9〜図13に示したリターン側ベルトB1を挟んでリターンローラー1と反対側に押圧ローラー2を旋回自在に配置したものに比べ、押圧ローラー2を旋回自在に配置する必要がなくなって、その分だけ構造を簡素化できることができるという利点がある。
【0057】
更に図示例では、追従移動部6a′…がアームでなくリンク機構6b′…を介して連係され、更にテールローラーP1′,P2′の外周面がその軸方向中央部が両端部より大径してベルトBとの摩擦抵抗を減らすことにより、ベルトBとの接触面積が広いために大きな張力がかかっても、テールローラーP1′,P2′をスムーズに旋回運動できることができるという利点がある。
【0058】
尚、前示実施例では、両端に配置された駆動プーリーに相当するテールローラーP1と従動プーリーに相当するテールローラーP2とに亘ってベルトBが掛け渡された形式のベルトコンベヤの場合を示したが、これに限定されず、例えば両端に配置された二つのテールローラーとは別個にリターン側ベルトB1に接する駆動プーリーを設けるなどの図示しない形式のベルトコンベヤであっても良い。
この場合でも前示実施例と同様な作用効果が得られる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項記載の発明は、ベルトの幅方向移動に追従して旋回誘導手段が幅方向へ移動すると、該旋回誘導手段を介してテールローラーが、片寄った側のベルト張力が大きくなるように軸方向中心位置を中心として旋回運動し、その後のテールローラーの回転によってベルトは、ベルト張力が小さくなる片寄った方向と逆方向へ戻され、これに伴ってテールローラーも逆方向へ徐々に旋回し、それに圧接したベルトは片寄った方向と逆方向へ確実に戻され、それが正しい中央位置に戻った時点で、旋回運動が停止されて安定した状態が確保されるので、ベルトの片寄りを極めて簡単な構造で確実に自動修正できる。
従って、リターン側ベルトに対し、偏倚修正用のリターンローラーを該リターン側ベルトの進行方向と交差させて旋回自在に支持する必要がなくなって、その分だけ構造を簡素化できる。
【0064】
請求項の発明は、請求項の発明の効果に加えて、ベルトの幅方向移動に追従して一方の追従移動部が幅方向へ移動すると、それに連設したリンク機構を介してリターンローラー及び押圧ローラーか又はテールローラーがスムーズに旋回運動するので、僅かなベルトの片寄りに対応して軽く旋回運動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の縦断正面図であり、その中間部分を省略している。
【図2】 図1の(2)−(2)線に沿えるベルトが片寄らない正常な作動状態の拡大縦断側面図である。
【図3】 要部を部分的に拡大して示す図2の横断平面図である。
【図4】 (a)(b)は作動状態を示す部分的な横断平面図である。
【図5】 本発明の変形例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の部分的な横断平面図である。
【図6】 本発明の変形例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の部分的な横断平面図である。
【図7】 本発明の変形例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の縦断正面図であり、その中間部分を省略している。
【図8】 本発明の変形例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の部分的なベルトが片寄らない正常な作動状態の拡大縦断側面図である。
【図9】 本発明の他の実施例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の部分的な斜視図である。
【図10】 (a)はベルトが片寄らない正常な作動状態の部分的な横断平面図であり、(b)は片寄り時の作動状態を示す部分的な横断平面図である。
【図11】 本発明の他の実施例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の部分的な斜視図である。
【図12】 本発明の他の実施例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の縦断正面図であり、その中間部分を省略している。
【図13】 作動状態を示す部分的な横断平面図である。
【図14】 本発明の他の実施例を示すベルトコンベヤ用蛇行防止装置の縦断正面図であり、その中間部分を省略している。
【図15】 (a)はベルトが片寄らない正常な作動状態の部分的な横断平面図であり、(b)は片寄り時の作動状態を示す部分的な横断平面図である。
【図16】 (a)はベルトが片寄らない正常な作動状態の部分的な横断平面図であり、(b)は片寄り時の作動状態を示す部分的な横断平面図である。
【符号の説明】
A ベルトコンベヤ用蛇行防止装置 B ベルト
B1 リターン側ベルト B2,B3 表裏両面
P1′,P2′ テールローラー S 空間部
1 リターンローラー 1a 分割ローラー
2 押圧ローラー 2a 分割ローラー
3 中心軸 6,6′ 旋回誘導手段
6a 追従移動部 6b リンク機構

Claims (2)

  1. 両端に配置されたテールローラー(P1′,P2′)に亘って無端環状のベルト(B)を掛け渡したベルトコンベヤ用蛇行防止装置において、
    前記テールローラー(P1′,P2′)のどちらか一方又は両方を、それらの旋回不能な支軸(P2a′)に対してその軸方向中心位置からベルト(B)の進行方向と交差させて旋回自在に支持し、そのベルト進行方向上流側又は下流側には、該ベルト(B)の幅方向移動に追従して移動する一対の旋回誘導手段(6′)を、上記テールローラーの軸方向両端から突出する回転不能な内筒部(P2b′)に夫々一体的に連設したことを特徴とするベルトコンベヤ用蛇行防止装置。
  2. 前記旋回誘導手段(6)が、ベルト(B)の幅方向移動に追従して移動する追従移動部(6a)と、これに連設したリンク機構(6b)とからなる請求項記載のベルトコンベヤ用蛇行防止装置。
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