JP3252134B2 - カーブベルトコンベヤ - Google Patents

カーブベルトコンベヤ

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JP3252134B2
JP3252134B2 JP2000008410A JP2000008410A JP3252134B2 JP 3252134 B2 JP3252134 B2 JP 3252134B2 JP 2000008410 A JP2000008410 A JP 2000008410A JP 2000008410 A JP2000008410 A JP 2000008410A JP 3252134 B2 JP3252134 B2 JP 3252134B2
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curve
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Okura Yusoki KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搬送物を円弧状
に搬送するカーブベルトコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカーブベルトコンベヤと
しては、例えば、特開平11−59837号公報に記載
のカーブベルトコンベヤが知られている。
【0003】この特開平11−59837号公報に記載
のカーブベルトコンベヤは、円弧状で無端形状のカーブ
ベルトの外周に沿ってベルト保持機構等を設けることな
く、カーブベルトの円弧中心側への移動を防止するもの
で、カーブベルトを走行させる一つの駆動ローラをカー
ブベルトの外周部の往路面と復路面との間に備え、この
駆動ローラの回転中心軸線がカーブベルトの円弧中心と
このカーブベルトの外周部中央とを結んだ基準中央線と
一致している。
【0004】そして、この駆動ローラの上方には、往路
側ピンチローラがカーブベルトの往路面の上面である表
面に接触し、この往路側ピンチローラにてカーブベルト
の往路面が駆動ローラの上側に押し付けられ、これら往
路側ピンチローラと駆動ローラとでカーブベルトの外周
部の往路面が挟持されている。
【0005】また、この駆動ローラの下方には、復路側
ピンチローラがカーブベルトの復路面の下面である表面
に接触し、この復路側ピンチローラにてカーブベルトの
復路面が駆動ローラの下側に押し付けられ、これら復路
側ピンチローラと駆動ローラとでカーブベルトの外周部
の復路面が挟持されている。
【0006】そして、これら往路側ピンチローラおよび
復路側ピンチローラのそれぞれの回転中心軸線が、カー
ブベルトの基準中央線に対して所定方向に向って傾斜し
ており、その結果、これら往路側ピンチローラおよび復
路側ピンチローラにてカーブベルトが外周側に向って付
勢される。
【0007】すなわち、往路側ピンチローラが、カーブ
ベルトの往路面の表面をこのカーブベルトの外周側に向
けて引っ張るとともに、復路側ピンチローラが、カーブ
ベルトの復路面の表面をこのカーブベルトの外周側に向
けて引っ張ることにより、これら往路側ピンチローラお
よび復路側ピンチローラにてカーブベルトが外周側に向
って付勢される。その一方、カーブベルトの内周側に
は、このカーブベルトの内周側縁部を保持するガイドロ
ーラが配設されている。
【0008】そして、このガイドローラと、往路側ピン
チローラおよび復路側ピンチローラとにて、カーブベル
トの円弧中心側への移動を防止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平11−59837号公報に記載のカーブベル
トコンベヤでは、往路側ピンチローラが、カーブベルト
の往路面の表面をこのカーブベルトの外周側に向けて引
っ張るとともに、復路側ピンチローラが、カーブベルト
の復路面の表面をこのカーブベルトの外周側に向けて引
っ張るので、このカーブベルトの引張力が、往路面およ
び復路面のそれぞれの表面のみに大きく作用し、その結
果、表面の磨耗が激しく、カーブベルトの表面を傷める
おそれがある問題を有している。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、カーブベルトの円弧中心側への移動を防止でき、
かつ、カーブベルトの表面の損傷を小さくできるカーブ
ベルトコンベヤを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカーブベ
ルトコンベヤは、搬送始端側から搬送終端側に向けて被
搬送物を搬送する円弧状で無端形状のカーブベルトと、
このカーブベルトの走行方向の中央より搬送終端側の往
路面を挟持した状態で回転可能に配設され、回転により
前記カーブベルトを走行させるとともにこのカーブベル
トの往路面の表面および裏面をこのカーブベルトの外周
側に向けて引っ張る往路側ローラ部と、前記カーブベル
トの走行方向の中央より搬送始端側の復路面を挟持した
状態で回転可能に配設され、回転により前記カーブベル
トを走行させるとともにこのカーブベルトの復路面の表
面および裏面をこのカーブベルトの外周側に向けて引っ
張る復路側ローラ部とを具備し、前記往路側ローラ部
は、カーブベルトの往路面の裏面に接触する往路側駆動
ローラと前記カーブベルトの往路面の表面に接触し前記
往路側駆動ローラとで前記カーブベルトの往路面を挟持
するとともに前記往路側駆動ローラに前記カーブベルト
の往路面を押し付ける往路側ピンチローラとを有し、前
記復路側ローラ部は、カーブベルトの復路面の裏面に接
触する復路側駆動ローラと前記カーブベルトの復路面の
表面に接触し前記復路側駆動ローラとで前記カーブベル
トの復路面を挟持するとともに前記復路側駆動ローラに
前記カーブベルトの復路面を押し付ける復路側ピンチロ
ーラとを有し、前記往路側駆動ローラおよび前記復路側
駆動ローラは、同一高さ位置に回転可能に配設されてい
るしたものである。
【0012】そして、この構成では、往路側ローラ部お
よび復路側ローラ部が、カーブベルトを走行させるとと
もに、このカーブベルトの往路面および復路面のそれぞ
れの表裏面をこのカーブベルトの外周側に向けて引っ張
るので、カーブベルトの円弧中心側への移動を防止しつ
つ、このカーブベルトの引張力を表裏面に分散すること
により、カーブベルトの表面の損傷を小さくする。
【0013】請求項2記載のカーブベルトコンベヤは、
請求項1記載のカーブベルトコンベヤにおいて、往路側
駆動ローラおよび復路側駆動ローラは、それぞれの外周
上側から同じ向きの駆動力がカーブベルトの往路面に伝
達され、それぞれの外周下側から同じ向きの駆動力がカ
ーブベルトの復路面に伝達されるように配設されている
ものである。
【0014】請求項3記載のカーブベルトコンベヤは、
請求項1または2記載のカーブベルトコンベヤにおい
て、往路側駆動ローラおよび復路側駆動ローラは、カー
ブベルトの円弧中心と前記カーブベルトの外周部中央と
を結んだ径方向に沿った基準中央線に平行な回転中心軸
線を中心として回転可能に配設されているものである。
【0015】請求項4記載のカーブベルトコンベヤは、
請求項1ないし3のいずれかに記載のカーブベルトコン
ベヤにおいて、往路側駆動ローラおよび復路側駆動ロー
ラは、一つのユニット支持部材にて支持されているもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカーブベルトコン
ベヤの一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0017】図1ないし図3において、1はフレーム
で、このフレーム1は複数の脚部材2にて高さ位置調節
可能に保持されている。なお、各脚部材2が水平状の連
結部材2aにて連結されている。
【0018】また、このフレーム1の円周外側には平面
視略円弧状の外側フレーム部3が形成され、円周内側に
は内側フレーム部4が外側フレーム部3と離間対向して
形成されている。これら外側フレーム部3および内側フ
レーム部4の両端部間には等径状の一対のエンドローラ
5a,5bが回転可能に取り付けられ、各エンドローラ5a,
5bが平面視90°の角度をもって配置されている。
【0019】さらに、この各エンドローラ5a,5b間に円
弧状で無端形状のカーブベルト7が回転可能に架け渡さ
れ、外側フレーム部3にはこのカーブベルト7に駆動力
を与える駆動ユニット8が取り付けられている。
【0020】各エンドローラ5a,5bは、互いに独立して
回転する等径で円筒状の多数の小ローラ部材11を有し、
各小ローラ部材11は、外側フレーム部3および内側フレ
ーム部4間に水平状に橋架された支軸12にこの支軸12の
軸方向に沿って互いに隣接して回転可能に嵌装されてい
る。なお、両エンドローラ5a,5bの外径の延長線上に
は、カーブベルト7の円弧中心Oが位置する。
【0021】カーブベルト7は、展開状態で略円錐状の
ドーナツ形状をなす可撓性のシート部材にて形成され、
各エンドローラ5a,5b間に架け渡されて円弧状の無端形
状となっている。
【0022】この各エンドローラ5a,5b間に架け渡され
たカーブベルト7の往路面15は、図4に示すように複
数、例えば3本のキャリヤローラ18および図示しない保
持板部材にて保持され、水平面に沿って走行する。各キ
ャリヤローラ18は、カーブベルト7の円弧中心Oを中心
とした放射状に配設され、図示しない支軸にて水平状に
軸支され、例えば両エンドローラ5a,5b間に22.5°
の角度毎に配置されている。
【0023】一方、カーブベルトの復路面16は、図2お
よび図4に示すように、周方向の両端を除いた中心側が
内側フレーム部4側から外側フレーム部3側に向って下
方向に徐々に傾斜した傾斜状になって走行する。
【0024】駆動ユニット8は、図5に示すように、板
状のユニット支持部材21を有し、このユニット支持部材
21にて動力源としてのモータ22が外側フレーム部3の外
面側に位置して支持され、このモータ22からの動力を伝
動機構23が伝達し、この伝動機構23にて伝達された動力
を往路側ローラ部24および復路側ローラ部25が受けて作
動する。
【0025】この往路側ローラ部24は、カーブベルト7
の走行方向Aの中央より搬送終端側の往路面15を挟持し
た状態で回転可能に配設され、回転によりカーブベルト
7を走行させるとともに、このカーブベルト7の往路面
15の表面および裏面をこのカーブベルト7の外周側に向
けて引っ張る。
【0026】そして、この往路側ローラ部24は、カーブ
ベルト7の外周縁近傍位置に互いに上下に対向して配設
された対をなす例えば一対の往路側駆動ローラ31および
往路側ピンチローラ32を備えている。
【0027】この往路側駆動ローラ31は、等径の円筒形
状に形成されたもので、ユニット支持部材21にて水平状
に支持された回転支軸34に嵌合され、この回転支軸34の
軸方向の基端側には伝動機構23の往路側従動プーリ35が
回転支軸34と一体的に回転するように固定して取り付け
られている。
【0028】また、往路側ピンチローラ32は、カーブベ
ルト7の外周側つまりユニット支持部材21側に向って縮
径した円錐台形状でかつ円筒形状に形成されたもので、
先端側に向って上方向に傾斜した支軸36に図示しないベ
アリングを介して嵌装されている。さらに、この支軸36
の基端部が往路側回動アーム37の先端部に連結され、こ
の往路側回動アーム37はユニット支持部材21にて長手方
向の中央の支軸部37aを中心として回動可能に水平状に
支持され、この往路側回動アーム37とユニット支持部材
21との間には板状の円形部材40が配設されている。
【0029】そして、この往路側回動アーム37の基端部
が、ばね保持部39で保持したばね38にて上方に向って付
勢され、その結果、往路側駆動ローラ31がカーブベルト
7の往路面15の裏面に接触しかつ往路側ピンチローラ32
がカーブベルト7の往路面15の表面に接触し、この往路
側ピンチローラ32にてカーブベルト7の往路面15が往路
側駆動ローラ31に押し付けられ、これら2つの往路側駆
動ローラ31と往路側ピンチローラ32とにてカーブベルト
7の走行方向Aの中央より搬送終端側の往路面15が常時
所定の押圧力をもって挟持される。
【0030】一方、復路側ローラ部25は、カーブベルト
7の走行方向Aの中央より搬送始端側の復路面16を挟持
した状態で回転可能に配設され、回転によりカーブベル
ト7を走行させるとともに、このカーブベルト7の復路
面16の表面および裏面をこのカーブベルト7の外周側に
向けて引っ張る。
【0031】そして、この復路側ローラ部25は、カーブ
ベルト7の外周縁近傍位置に互いに上下に対向して配設
された対をなす例えば一対の復路側駆動ローラ41および
復路側ピンチローラ42を備えている。
【0032】この復路側駆動ローラ41は、等径の円筒形
状に形成されたもので、ユニット支持部材21にて水平状
に支持された回転支軸44に嵌合され、この回転支軸44の
軸方向の基端側には伝動機構23の復路側従動プーリ45が
回転支軸44と一体的に回転するように固定して取り付け
られている。
【0033】また、復路側ピンチローラ42は、カーブベ
ルト7の外周側つまりユニット支持部材21側に向って縮
径した円錐台形状でかつ円筒形状に形成されたもので、
先端側に向って下方向に傾斜した支軸46に図示しないベ
アリングを介して嵌装されている。さらに、この支軸46
の基端部が復路側回動アーム47の先端部に連結され、こ
の復路側回動アーム47はユニット支持部材21にて長手方
向の中央の支軸部47aを中心として回動可能に傾斜状に
支持され、この復路側回動アーム47とユニット支持部材
21との間には板状の円形部材40が配設されている。
【0034】そして、この復路側回動アーム47の基端部
が、ばね保持部49で保持したばね48にて下方に向って付
勢され、その結果、復路側駆動ローラ41がカーブベルト
7の復路面16の裏面に接触しかつ復路側ピンチローラ42
がカーブベルト7の復路面16の表面に接触し、この復路
側ピンチローラ42にてカーブベルト7の復路面16の外周
部が復路側駆動ローラ41に押し付けられ、これら2つの
復路側駆動ローラ41と復路側ピンチローラ42とにてカー
ブベルト7の走行方向Aの中央より搬送始端側の復路面
16が常時所定の押圧力をもって挟持される。
【0035】なお、この復路側駆動ローラ41の回転支軸
44の軸方向の寸法は、往路側駆動ローラ31の回転支軸34
の軸方向の寸法より少し長く、この復路側駆動ローラ41
は、図4に示すように、往路側駆動ローラ31よりカーブ
ベルト7の円弧中心O側に位置している。また、復路側
ピンチローラ42の支軸46の軸方向の寸法も、往路側ピン
チローラ32の支軸36の軸方向の寸法より少し長く、この
復路側ピンチローラ42は、往路側ピンチローラ32よりカ
ーブベルト7の円弧中心O側に配設され、カーブベルト
7の外周縁よりこのカーブベルト7の内側に位置する。
さらに、往路側駆動ローラ31と復路側駆動ローラ41と
は、互いに同一高さ位置に水平かつ平行に配設されてい
る。
【0036】また、伝動機構23は、モータ22からの動力
を往路側駆動ローラ31および復路側駆動ローラ41に伝達
するもので、モータ22の図示しない出力軸側に連結され
た原動プーリ50を有し、この原動プーリ50、往路側従動
プーリ35および復路側従動プーリ45にはタイミングベル
ト等の無端体51が架け渡されている。
【0037】そして、この伝動機構23にてモータ22から
の動力が往路側駆動ローラ31および復路側駆動ローラ41
に伝達されると、往路側駆動ローラ31が、カーブベルト
7の円弧中心Oとカーブベルト7の外周部中央Pとを結
んだ径方向に沿った基準中央線OPに平行な回転中心軸
線X1 を中心として回転駆動するとともに、復路側駆動
ローラ41が、カーブベルト7の基準中央線OPと平行な
回転中心軸線X2 を中心として回転駆動する。
【0038】また、往路側ピンチローラ32が、カーブベ
ルト7の走行に基づいて、往路側駆動ローラ31の回転中
心軸線X1 と平面視で一致する回転中心軸線Y1 を中心
として追従回転するとともに、復路側ピンチローラ42
が、復路側駆動ローラ41の回転中心軸線X2 と平面視で
一致する回転中心軸線Y2 を中心として追従回転する。
【0039】一方、フレーム1の内側フレーム部4は、
図4に示すように、外側フレーム部3側に向って開口し
た開口部55を有し、この開口部55にはカーブベルト7の
内側縁部が挿入されている。また、この開口部55の上方
にはカーブベルト7の内周に対応して湾曲した横長の矩
形板状の係止部56を有し、この係止部56にて、カーブベ
ルト7が内側につまり円弧中心Oに向って移動した異常
時に、カーブベルト7の盛り上がった往路面15が係止さ
れる。
【0040】次に、上記一実施の形態の作用を図面を参
照して説明する。
【0041】駆動ユニット8のモータ22に電力が供給さ
れ、モータ22が作動し、このモータ22からの動力が伝動
機構23にて往路側駆動ローラ31および復路側駆動ローラ
41に伝達されると、往路側ローラ部24の一対の往路側駆
動ローラ31および往路側ピンチローラ32が回転するとと
もに、復路側ローラ部25の一対の復路側駆動ローラ41お
よび復路側ピンチローラ42が回転する。
【0042】すると、カーブベルト7が走行方向Aに向
って走行し、このカーブベルト7の走行により、このカ
ーブベルト7の往路面15の表面上に搬送始端から搬入さ
れた被搬送物が、円弧状の移動軌跡を描いて搬送され、
搬送終端から図示しない他のコンベヤ等に搬出される。
【0043】ここで、このカーブベルト7の走行時にお
いては、このカーブベルト7には、カーブベルト7を走
行方向Aに向けて走行させる力に加えて、図6に示すよ
うに、カーブベルト7を円弧中心Oに向けてずらそうと
する力Fo が作用する。
【0044】しかし、往路側ローラ部24および復路側ロ
ーラ部25が、カーブベルト7の往路面15および復路面16
のそれぞれの表裏面に、このカーブベルト7を外周側に
引っ張る力Fを及ぼすので、カーブベルト7の円弧中心
O側への移動が防止され、カーブベルト7の安定した走
行状態が維持される。
【0045】すなわち、往路側駆動ローラ31からカーブ
ベルト7の往路面15の裏面にこのカーブベルト7を外周
側に引っ張る力が働くとともに、往路側ピンチローラ32
からカーブベルト7の往路面15の表面にこのカーブベル
ト7を外周側に引っ張る力が働き、一方、復路側駆動ロ
ーラ41からカーブベルト7の復路面16の裏面にこのカー
ブベルト7を外周側に引っ張る力が働くとともに、復路
側ピンチローラ42からカーブベルト7の復路面16の表面
にこのカーブベルト7を外周側に引っ張る力が働き、そ
の結果、カーブベルト7の安定した走行状態が維持され
るのである。
【0046】ここで、図7ないし図9を参照して、カー
ブベルト7に作用する力をより具体的に説明する。
【0047】なお、往路側ローラ部24について説明する
が、復路側ローラ部25についても同様である。また、図
7および図8では、往路側駆動ローラ31および往路側ピ
ンチローラ32をともに等径の円筒形状のものとして説明
するが、円錐台形状のものであっても略同様である。
【0048】まず、図7に基づいて、往路側ローラ部24
の往路側駆動ローラ31が、カーブベルト7を外側に引っ
張る力は、μ1 P1 sinα となることを説明する。な
お、μ1 は往路側駆動ローラ31とカーブベルト7の往路
面15の裏面との摩擦係数、P1は往路側ピンチローラ32
の押圧力、αは往路側駆動ローラ31(往路側ピンチロー
ラ32)のカーブベルト7の走行方向Aに直交する方向
(カーブベルト7の径方向)に対する傾斜角である。
【0049】往路側駆動ローラ31が回転駆動している状
態で、カーブベルト7の往路面15の裏面には、f1 =μ
1 P1 の力が作用する。この力f1 のカーブベルト7の
走行方向Aおよび径方向の分力は、f1 cosαおよびf1
sinαとなる。したがって、往路側駆動ローラ31が、カ
ーブベルト7を外側に引っ張る力は、μ1 P1 sinαと
なる。
【0050】次いで、図8に基づいて、往路側ローラ部
24の往路側ピンチローラ32が、カーブベルト7を外側に
引っ張る力は、μ2 P1 sinα cosα となることを説明
する。なお、μ2 は往路側ピンチローラ32とカーブベル
ト7の往路面15の表面との摩擦係数である。
【0051】往路側駆動ローラ31の回転駆動によりカー
ブベルト7が走行している状態で、まず、往路側ピンチ
ローラ32に働く力を考えると、この往路側ピンチローラ
32はカーブベルト7から力を受け、この往路側ピンチロ
ーラ32にはf2 =μ2 P1 の力が作用する。
【0052】この力f2 の往路側ピンチローラ32の回転
中心軸線Y1 の軸方向およびこの回転中心軸線Y1 に直
角方向の分力は、f2 sinαおよびf2 cosαとなる。
【0053】ここで、カーブベルト7に働く力を考える
と、このカーブベルト7は、往路側ピンチローラ32から
力R=f2 sinα を受けることとなり、この力Rのカー
ブベルト7の径方向の分力は、Rcosα=μ2 P1 sinα
cosα である。したがって、往路側ピンチローラ32が、
カーブベルト7を外側に引っ張る力は、μ2 P1 sinαc
osαとなる。
【0054】また、図9に示すように、往路側ピンチロ
ーラ32をカーブベルト7の外周側に向って縮径した円錐
台形状つまりテーパ形状の構成とした場合、カーブベル
ト7には、外周側への引張力Wが付加される。
【0055】すなわち、円錐台形状の往路側ピンチロー
ラ32の場合、軸方向の位置によって周長が異なるので、
往路側ピンチローラ32と接触した部分におけるカーブベ
ルト7の移動距離も径方向の位置によって異なる。この
ため、往路側ピンチローラ32が回転した場合、仮にカー
ブベルト7がフリーの状態にあるときには、このカーブ
ベルト7は往路側ピンチローラ32のテーパ中心O1 を中
心として回転する。
【0056】したがって、カーブベルト7が各エンドロ
ーラ5a,5b間に架け渡された状態にある場合には、図9
に示すように、カーブベルト7には、外周側への引張力
Wが付加される。
【0057】このようにして、上記一実施の形態によれ
ば、カーブベルト7の走行方向Aの中央より搬送終端側
の往路面15をその表裏面から挟持した状態で回転可能な
往路側ローラ部24の往路側駆動ローラ31および往路側ピ
ンチローラ32と、カーブベルト7の走行方向Aの中央よ
り搬送始端側の復路面16をその表裏面から挟持した状態
で回転可能な復路側ローラ部25の復路側駆動ローラ41お
よび復路側ピンチローラ42とが、所定方向への回転によ
り、カーブベルト7を走行させるとともに、このカーブ
ベルト7の往路面15および復路面16のそれぞれの表裏面
をこのカーブベルト7の外周側に向けて引っ張るので、
カーブベルト7の円弧中心O側への移動を防止でき、か
つ、このカーブベルト7の外周側への引張力を表裏面に
分散することにより、従来に比べて、カーブベルト7の
表面の磨耗を抑えることができ、カーブベルト7の表面
の損傷を小さくできる。
【0058】また、カーブベルト7を外周側へ引っ張る
力を、カーブベルト7の表裏面に分散することにより、
往路側ピンチローラ32、復路側ピンチローラ42のそれぞ
れの摩擦熱の発生を抑制でき、よって、カーブベルト7
の熱による変形を小さくでき、カーブベルト7の安定し
た走行状態を確実に維持できる。
【0059】さらに、往路側ピンチローラ32が、カーブ
ベルト7の往路面15を往路側駆動ローラ31とともに挟持
し、往路側駆動ローラ31にカーブベルト7の往路面15の
外周部を押し付けた状態で、往路側駆動ローラ31のカー
ブベルト7の基準中央線OPに平行な回転中心軸線X1
と平面視で一致する回転中心軸線Y1 を中心として回転
する。また、復路側ピンチローラ42が、カーブベルト7
の復路面16を復路側駆動ローラ41とともに挟持し、復路
側駆動ローラ41にカーブベルト7の復路面16を押し付け
た状態で、復路側駆動ローラ41のカーブベルト7の基準
中央線OPに平行な回転中心軸線X2 と平面視で一致す
る回転中心軸線Y2 を中心として回転する。
【0060】その結果、往路側駆動ローラ31および往路
側ピンチローラ32と、復路側駆動ローラ41および復路側
ピンチローラ42とが、それぞれカーブベルト7を介して
線状に圧接するため、接触面積が増大し、カーブベルト
7に駆動力を効率良く伝達でき、かつ、往路側駆動ロー
ラ31、往路側ピンチローラ32、復路側駆動ローラ41およ
び復路側ピンチローラ42のそれぞれの回転方向とカーブ
ベルト7の走行方向Aとのずれ角度が小さいので、これ
ら往路側駆動ローラ31、往路側ピンチローラ32、復路側
駆動ローラ41および復路側ピンチローラ42によるカーブ
ベルト7の損傷を小さく抑えることができ、カーブベル
ト7の経年変化を緩和できる。
【0061】また、往路側ピンチローラ32および復路側
ピンチローラ42をカーブベルト7の外周側に向って縮径
した円錐台形状にそれぞれ形成したので、等径の円筒形
状の構成等と比べて、これら往路側ピンチローラ32およ
び復路側ピンチローラ42がカーブベルト7に及ぼす外周
側への引張力を増大でき、カーブベルト7の円弧中心O
側への移動を確実に防止できる。
【0062】さらに、一対の往路側駆動ローラ31および
往路側ピンチローラ32と、一対の復路側駆動ローラ41お
よび復路側ピンチローラ42とを、ともにカーブベルト7
の周方向の中央より走行方向下流側にずらして配置した
ため、往路側駆動ローラ31とエンドローラ5bとの離間距
離を短くでき、かつ、復路側駆動ローラ41とエンドロー
ラ5aとの離間距離を短くできる。
【0063】よって、例えば、カーブベルト7の往路面
15においては、比較的重い被搬送物の搬送時に、往路側
駆動ローラ31より上流側の部分には引張り力が働く一方
で、往路側駆動ローラ31より下流側の部分には圧縮力で
ある押し力が働くものの、往路側駆動ローラ31とエンド
ローラ5bとの離間距離が短いので、これら往路側駆動ロ
ーラ31およびエンドローラ5b間でのカーブベルト7の盛
り上がり現象を抑制できる。
【0064】また、往路側ピンチローラ32および復路側
ピンチローラ42が、カーブベルト7の外周縁近傍に配設
されてカーブベルト7の外周縁よりこのカーブベルト7
の内側に位置するので、往路側ピンチローラ32および復
路側ピンチローラ42のそれぞれの外面全体が回転により
接触し、カーブベルト7の外周側を往路側駆動ローラ31
および復路側駆動ローラに確実に押し付けることがで
き、カーブベルト7に駆動力を確実に伝達できる。
【0065】すなわち、カーブベルト7の復路面16は、
周方向の両端を除いた中心側が内側フレーム部4側から
外側フレーム部3側に向って下方向に徐々に傾斜してい
るため、この復路面16の外周縁の中心側部分は、平面状
の往路面15の外周縁よりカーブベルト7の円弧中心O側
に位置しているが、復路側ピンチローラ42の支軸46の軸
方向の寸法を往路側ピンチローラ32の支軸36の軸方向の
寸法より少し長くし、この復路側ピンチローラ42を往路
側ピンチローラ32よりカーブベルト7の円弧中心O側に
カーブベルト7の外周縁よりこのカーブベルト7の内側
に位置させることにより、一対の往路側ピンチローラ32
および復路側ピンチローラ42をカーブベルト7の外周縁
よりこのカーブベルト7の内側に位置させ、カーブベル
ト7の外周側を往路側駆動ローラ31および復路側駆動ロ
ーラに確実に押し付け、カーブベルト7への動力の伝達
を確実にしている。
【0066】また、往路側駆動ローラ31と復路側駆動ロ
ーラ41とが同一高さ位置に配設されているので、これら
往路側駆動ローラ31および復路側駆動ローラ41のそれぞ
れの外周上側から同じ向きの駆動力をカーブベルト7の
往路面15に伝達でき、それぞれの外周下側から同じ向き
の駆動力をカーブベルト7の復路面16に伝達できる。
【0067】なお、上記一実施の形態においては、往路
側ピンチローラ32および復路側ピンチローラ42は、カー
ブベルト7の外周側に向って縮径した円錐台形状つまり
テーパ形状でかつ円筒形状に形成した構成について説明
したが、例えば、図10および図11に示すように、等
径の円筒形状等に形成した構成でもよい。
【0068】この図10および図11に示す往路側ピン
チローラ32a は、等径の円筒形状等に形成され、水平状
の支軸36a に図示しないベアリングを介して嵌装され、
この支軸36a の基端部が往路側回動アーム37に連結され
ている。また、復路側ピンチローラ42a は、等径の円筒
形状等に形成され、水平状の支軸46a に図示しないベア
リングを介して嵌装され、この支軸46a の基端部が復路
側回動アーム47に連結されている。復路側ピンチローラ
42a の支軸46a の軸方向の寸法は、往路側ピンチローラ
32a の支軸36a の軸方向の寸法と同一または少し長く、
この復路側ピンチローラ42a は、往路側ピンチローラ32
a よりカーブベルト7の円弧中心O側に配設され、カー
ブベルト7の外周縁よりこのカーブベルト7の内側に位
置する。
【0069】なお、この復路側ピンチローラ42a の支軸
46a は、図12に示すように、復路面16の傾斜に対応し
て、先端側に向って上方向に傾斜した構成でもよい。
【0070】また、往路側ピンチローラ32および復路側
ピンチローラ42は、例えば、図13に示すように、カー
ブベルト7の外周側に向って拡径した円錐台形状に形成
した構成とすることもできる。
【0071】この図13に示す往路側ピンチローラ32b
は、カーブベルト7の外周側に向って拡径した円錐台形
状でかつ円筒形状等に形成され、先端側に向って下方向
に傾斜した支軸36b に図示しないベアリングを介して嵌
装されている。また、復路側ピンチローラ42b は、カー
ブベルト7の外周側に向って拡径した円錐台形状でかつ
円筒形状等に形成され、先端側に向って上方向に傾斜し
た支軸46b に図示しないベアリングを介して嵌装されて
いる。復路側ピンチローラ42b の支軸46b の軸方向の寸
法は、往路側ピンチローラ32b の支軸36b の軸方向の寸
法と同一または少し長く、この復路側ピンチローラ42b
は、往路側ピンチローラ32b よりカーブベルト7の円弧
中心O側に配設され、カーブベルト7の外周縁よりこの
カーブベルト7の内側に位置する。
【0072】そして、往路側ピンチローラ32b および復
路側ピンチローラ42b をカーブベルト7の外周側に向っ
て拡径した円錐台形状にそれぞれ形成したので、カーブ
ベルト7の周速度の変化に対応するため、等径の円筒形
状等の構成と比べて、カーブベルト7の損傷をより一層
防止できる。
【0073】また、往路側ローラ部24は、例えば、一対
の往路側駆動ローラ31および往路側ピンチローラ32を備
えた構成について説明したが、複数対の往路側駆動ロー
ラおよび往路側ピンチローラを備えた構成でもよい。同
様に、復路側ローラ部25は、例えば、一対の復路側駆動
ローラ41および復路側ピンチローラ42を備えた構成につ
いて説明したが、複数対の復路側駆動ローラおよび復路
側ピンチローラを備えた構成でもよい。
【0074】さらに、復路側ローラ部25は、復路側駆動
ローラ41の回転支軸44の軸方向の寸法を往路側駆動ロー
ラ31の回転支軸34の軸方向の寸法と同一にした構成でも
よく、また、復路側ピンチローラ42の支軸46の軸方向の
寸法を往路側ピンチローラ32の支軸36の軸方向の寸法と
同一にした構成でもよく、さらに、復路側駆動ローラ41
の回転支軸44および復路側ピンチローラ42の支軸46のそ
れぞれの長さを調節可能な構成としてもよい。
【0075】また、上記いずれの実施の形態において
も、駆動ユニット8のモータ22は、ユニット支持部材21
にて外側フレーム部3の外面側に位置させて支持した構
成について説明したが、例えば、装置全体のコンパクト
化を図るために、モータ22を外側フレーム部3の内面側
に位置させて支持した構成とすることもできる。
【0076】
【発明の効果】本発明のカーブベルトコンベヤによれ
ば、往路側ローラ部および復路側ローラ部が、カーブベ
ルトを走行させるとともに、このカーブベルトの往路面
および復路面のそれぞれの表裏面をこのカーブベルトの
外周側に向けて引っ張るので、カーブベルトの円弧中心
側への移動を防止でき、かつ、このカーブベルトの引張
力を表裏面に分散することにより、カーブベルトの表面
の損傷を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーブベルトコンベヤの一実施の形態
を示す平面図である。
【図2】同上カーブベルトコンベヤを示す図1における
(II)−(II)視側面図である。
【図3】同上カーブベルトコンベヤの正面図である。
【図4】同上カーブベルトコンベヤの断面図である。
【図5】同上カーブベルトコンベヤの駆動ユニットを示
す斜視図である。
【図6】同上駆動ユニットの対をなす往路側ローラを示
す平面図である。
【図7】同上対をなす往路側ローラの往路側駆動ローラ
がカーブベルトに及ぼす力の説明図である。
【図8】同上対をなす往路側ローラの往路側ピンチロー
ラがカーブベルトに及ぼす力の説明図である。
【図9】同上テーパ形状の往路側ピンチローラがカーブ
ベルトに及ぼす力の説明図である。
【図10】同上駆動ユニットの往路側および復路側ピン
チローラの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】同上往路側および復路側ピンチローラを示す
側面図である。
【図12】同上往路側および復路側ピンチローラのさら
に他の実施の形態を示す側面図である。
【図13】同上往路側および復路側ピンチローラのさら
に他の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
7 カーブベルト 15 往路面 16 復路面 21 ユニット支持部材 24 往路側ローラ部 25 復路側ローラ部 31 往路側駆動ローラ 32,32a ,32b 往路側ピンチローラ 41 復路側駆動ローラ 42,42a ,42b 復路側ピンチローラ A 走行方向 O 円弧中心 P 外周部中央 OP 基準中央線 X1 往路側駆動ローラの回転中心軸線 X2 復路側駆動ローラの回転中心軸線 Y1 往路側ピンチローラの回転中心軸線 Y2 復路側ピンチローラの回転中心軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/00 - 15/28 B65G 15/60 - 15/64 B65G 21/16 B65G 23/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送始端側から搬送終端側に向けて被搬
    送物を搬送する円弧状で無端形状のカーブベルトと、 このカーブベルトの走行方向の中央より搬送終端側の往
    路面を挟持した状態で回転可能に配設され、回転により
    前記カーブベルトを走行させるとともにこのカーブベル
    トの往路面の表面および裏面をこのカーブベルトの外周
    側に向けて引っ張る往路側ローラ部と、 前記カーブベルトの走行方向の中央より搬送始端側の復
    路面を挟持した状態で回転可能に配設され、回転により
    前記カーブベルトを走行させるとともにこのカーブベル
    トの復路面の表面および裏面をこのカーブベルトの外周
    側に向けて引っ張る復路側ローラ部とを具備し、 前記往路側ローラ部は、カーブベルトの往路面の裏面に
    接触する往路側駆動ローラと前記カーブベルトの往路面
    の表面に接触し前記往路側駆動ローラとで前記カーブベ
    ルトの往路面を挟持するとともに前記往路側駆動ローラ
    に前記カーブベルトの往路面を押し付ける往路側ピンチ
    ローラとを有し、 前記復路側ローラ部は、カーブベルトの復路面の裏面に
    接触する復路側駆動ローラと前記カーブベルトの復路面
    の表面に接触し前記復路側駆動ローラとで前記カーブベ
    ルトの復路面を挟持するとともに前記復路側駆動ローラ
    に前記カーブベルトの復路面を押し付ける復路側ピンチ
    ローラとを有し、 前記往路側駆動ローラおよび前記復路側駆動ローラは、
    同一高さ位置に回転可能に配設されていることを特徴と
    するカーブベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 往路側駆動ローラおよび復路側駆動ロー
    ラは、それぞれの外周上側から同じ向きの駆動力がカー
    ブベルトの往路面に伝達され、それぞれの外周下側から
    同じ向きの駆動力がカーブベルトの復路面に伝達される
    ように配設されていることを特徴とする請求項1記載の
    カーブベルトコンベヤ。
  3. 【請求項3】 往路側駆動ローラおよび復路側駆動ロー
    ラは、カーブベルトの円弧中心と前記カーブベルトの外
    周部中央とを結んだ径方向に沿った基準中央線に平行な
    回転中心軸線を中心として回転可能に配設されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のカーブベルトコ
    ンベヤ。
  4. 【請求項4】 往路側駆動ローラおよび復路側駆動ロー
    ラは、一つのユニット支持部材にて支持されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカー
    ブベルトコンベヤ。
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