JP3938816B2 - 野菜移植機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、苗トレイから1株分の玉ネギ、葉ネギ、白ネギなど草丈の長い野菜苗を取出して圃場に植付けるようにした野菜移植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来このような、玉ネギなどのような草丈の長い野菜苗を、苗取出爪によって取出し、苗植付爪に受継いで圃場に植付ける移植構造にあっては、苗取出爪で苗トレイから1株分の苗を取出すときに、爪に苗の茎葉が絡んで引掛かったり茎葉が折れ曲がるなどして、苗植付爪への受継不良となる不都合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0004】
苗載台(21)の苗トレイ(22)より苗取出爪(23)によって苗(N)を取出して植付けるようにした野菜移植機において、苗トレイ(22)の苗取出位置近傍の苗(N)の茎葉(H)部を、苗取出爪(23)より離反させる苗規制部材を設け、該規制部材は、苗規制前パイプ(82)と苗規制後パイプ(83)により構成し、該苗載台(21)の左右側枠フレーム(84)の下端左右側板(85)に、規制用取付板(87)の下端側をボルト(86)を介して固定し、該規制用取付板(87)の上端に、上下方向に平行な2つの長孔(88)(89)を前後位置に設け、前側の長孔(88)寸法を後側の長孔(89)寸法の2倍程度の長形状に形成し、該前後の長孔(88)(89)に、各ボルト(90)(91)を介し、前後の規制アーム(92)(93)を上下位置調節自在に固定すると共に、該左右の規制用取付板(87)に固定した左右規制アーム(92)(93)間に、外周面を滑面とする樹脂材などで形成する苗規制前後パイプ(82)(83)を回転自在に横架し、苗取出位置の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を前記苗規制前パイプ(82)により、苗取出爪(23)から遠ざける方向に案内する一方、苗取出しをする1段目より上方の、2段目の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を、苗規制後パイプ(83)で1段目の苗(N)の茎葉(H)から遠ざける方向に案内するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は移植機の全体側面図、図2は同全体平面図、図3は同全体背面図、図4は移植部の平面説明図である。図中(1)はエンジン(2)を搭載する移動機体、(3)は前後スライドフレーム(4)(5)に機体(1)を左右スライド自在に支持する固定フレーム、(6)はスライドアーム(7)を介して機体(1)をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、(8)はミッションケース(9)からの駆動横軸(10)に左右伝動ケース(11)を介し上下揺動自在に支持する左右の後車輪、(12)は前記固定フレーム(3)の前端側にアクスルフレーム(13)を介し上下揺動自在に支持する左右の前車輪、(14)は固定フレーム(3)後端側のスイング軸(15)を介し前後車輪(12)(8)を上下揺動させる油圧式スイングシリンダである。(16)は機体(1)の後方にシャーシフレーム(17)を介し装設する苗供給装置、(18)は左右の後車輪(8)間に装設してミッションケース(9)に植付伝動ケース(19)を介して連結させる苗植付装置、(20a)(20b)は畝面(M)を鎮圧する左右1対の大径及び小径の鎮圧ローラである覆土輪であり、前記苗供給装置(16)の左右往復移動する苗載台(21)上の苗トレイ(22)より1株分のポット苗(N)を箸形苗取出爪(23)でもって取出し、この取出されたポット苗(N)を前記苗植付装置(18)のマルチカッタ(24)と連動して上下動するホッパ開孔形苗植付爪(25)に放出供給して、操向ハンドル(26)操作による機体(1)の走行中畝面(M)に一定間隔毎のポット苗(N)の植付け(移植)を行うように構成すると共に、機体(1)の左右スライド調節によって植付条位置の変更などを行うように構成している。
【0006】
また、(27)は前記スイングシリンダ(14)を動作させて機体(1)を昇降操作する昇降レバー、(28)は植付クラッチの入切を行う植付クラッチレバー、(29)は走行速度を変速する主変速レバー、(30)は機体(1)を左右方向に位置調節するスライド調節レバー、(31)は左右後車輪(8)の駆動を停止させて機体(1)を旋回操作する左右サイドクラッチレバーである。
【0007】
図4、図5、図7に示す如く、前記苗取出爪(23)及び苗植付爪(25)は、1つの苗載台(21)の苗トレイ(22)に対し一定の間隔を有して左右に各2つ並設させ、同位相駆動して1つの苗トレイ(22)から2条分の苗取りを行うと共に、同時2条の植付けを行うもので、前記シャーシフレーム(17)側に固定する左右ブラケット(32)(32)にロータリケース(33)・クランクアーム(34)・取出アーム(35)をそれぞれ介し2つの苗取出爪(23)(23)を左右対称に配設させる状態に支持させ、ミッションケース(9)を連動連結する植付クラッチケース(36)の出力軸(37)と、左右ロータリケース(33)(33)の入力軸(38)をチェン(39)を介しそれぞれ連結させ、植付クラッチケース(36)の植付クラッチの入時に左右2つの苗取出爪(23)(23)を同位相で駆動して、1つの苗トレイ(22)より2条分のポット苗(N)の同時取出しを行って、取出し後植付爪(25)との受継ぎ位置まで下向きに移動させるように構成している。
【0008】
また、前記苗植付爪(25)は、ミッションケース(9)に入力軸(19a)を連動連結する単一の伝動ケース(19)の出力軸(40)両端にロータリケース(41)・クランクアーム(42)・植付アーム(43)をそれぞれ介して左右の苗植付爪(25)を左右対称に取付けて、植付爪(25)を楕円形状の植付け軌跡で上下運動させると共に、開閉自在に分割された半円錐形状の2つの爪体(25a)(25b)によって植付爪(25)を形成し、ロータリケース(41)の1回転中において植付爪(25)が上昇したとき、前記取出爪(23)から苗(N)を受取り、植付爪(25)が下降したとき各爪体(25a)(25b)を前後に開動させて畝面(M)に開孔を形成させ、各爪体(25a)(25b)内部の苗(N)を畝面(M)の開孔に落下させるように構成している。
【0009】
さらに前記苗載台(21)は、シャーシフレーム(17)に固設する左右サイドフレーム(44)間のガイドレール(45)と横送り駆動軸(46)に左右往復動自在に支持させると共に、苗載台(21)に縦送り駆動軸(47)を介し支持する駆動スプロケット(48)と、遊転軸(49)を介し支持する遊転スプロケット(50)間に張架する縦送りチェン(51)の所定間隔毎の縦送りピン(52)を苗トレイ(22)のポット底部間に掛合させて、苗載台(21)が左右移動終端に到達したとき縦送り軸(53)の縦送りカム(53a)を介して苗トレイ(22)を1ピッチ分縦送りするように構成している。
【0010】
なお、(54)は苗取出爪(23)と苗植付爪(25)間に配設して、苗取出爪(25)より放出された苗(N)を苗植付爪(25)内に落下案内する中継ガイドである。
【0011】
図5、図6にも示す如く、前記苗載台(21)の下方に覆土輪(20a)(20b)を配備させると共に、苗載台(21)と覆土輪(20a)(20b)間の空間域に泥受板(55)を配備させるもので、苗載台(21)の左右最大移動幅以上で、覆土輪(20a)(20b)全体を覆う横巾に泥受板(55)を形成して、左右のシャーシフレーム(17)上に湾曲面に沿って泥受板(55)底面を固設させると共に、泥受板(55)上側の泥受面(55a)を本機水平ラインに対し一定角度(θ)左(或いは右)方向に傾斜させて、灌水後の苗(N)を苗載台(21)に載せて作業を行ったときに、苗載台(21)からこの下方の覆土輪(20a)(20b)に泥水などが滴り落ちたり湿った根鉢養土が落下する場合でも、泥受板(55)上にこれら泥水や養土を受止めて、覆土輪(20a)(20b)がこれら泥水や養土によって回転不能となる不都合を防止するように構成している。また泥受板(55)上に落下した泥水や養土は一定角度(θ)の傾斜によって、良好な水抜きが行われると共に、水抜き後の泥土や養土の排除も容易に行われて、掃除での能率向上化を図ることができる。
【0012】
図9、図10に示す如く、前記入力軸(19a)をフローティング支点とする植付伝動ケース(19)に植付フレーム(56)の前端を連結させると共に、覆土輪(20a)(20b)を後端に取付けるゲージフレーム(57)の前端を支軸(58)を介し揺動自在に植付フレーム(56)に連結させ、レバーガイド(59)を介して位置調節自在に植深レバー(60)を植付フレーム(56)後端に取付け、ピンの差し換えにより連結長さを3段に切換自在な門形の連結金具(61)を介して前記レバー(60)をゲージフレーム(57)に連結させ、レバー(60)操作により植付爪(25)に対する覆土輪(20a)(20b)の支持高さを変更し、植付爪(25)の苗移植深さを変化させるように構成している。
【0013】
また、ガードフレーム(56)にレバーガイド(59)を固定させるブラケット(62)にレバー上下支点(63)を設け、該支点(63)のブラケット(64)にレバー左右支点(65)を介して植深レバー(60)を取付け、該レバー(60)を上下及び左右に揺動自在に支持させると共に、前記レバー上下支点(63)のアーム(66)にピン(67)を介して連結金具(61)を連結させるもので、フローティング支点軸である入力軸(19a)を中心に植付部及び覆土輪(20a)(20b)が一体的に上下に揺動し、前記覆土輪(20a)(20b)が畝面(M)に接地し乍ら移動するように構成している。さらに前記ブラケット(62)をU形リンク(68)・揺動アーム(69)を介して固定アーム(70)の揺動軸(71)に連結させ、揺動軸(71)に作用させる鎮圧設定バネ(72)力の調節でもって、畝面(M)に接する覆土輪(20a)(20b)の鎮圧力を適宜調整するように構成している。
【0014】
前記ゲージフレーム(57)は中央1つのフレーム(57a)と、左右両側の2つのフレーム(57b)(57c)とを備え、中央フレーム(57a)に固設するブラケット(73)に、アーム(74)を介して横連結パイプ(75)の略中央を固定させると共に、該パイプ(75)の左右両端にアーム(76)を介して左右フレーム(57b)(57c)を連結させ、各フレーム(57a)(57b)(57c)の前端を植付フレーム(56)側に各支軸(58)を介し揺動自在に支持させている。そして、前記中央フレーム(57a)のブラケット(73)に固設するローラ取付フレーム(77)の後端両側に左右の小径覆土輪(20b)(20b)を対称状に回転自在に支持する。それと共に、左右フレーム(57b)(57c)の後端外側に大径覆土輪(20a)(20a)を対称状に回転自在に支持させるもので、各覆土輪(20a)(20b)は一端を大径他端を小径の頭を切った円錐形を有し、畝面(M)に覆土輪(20a)(20b)の外周傾斜面を接地させる如く、大径及び小径覆土輪(20a)(20b)の各1つを1組としてフレーム(57b)(77)・(57c)(77)にV形に支持させ、1箇所の植深レバー(60)で良好な植深調節を可能とすると共に、左右最外側の大径覆土輪(20a)(20a)でピッチング機能良好に植付部を支持し、中央の小径覆土輪(20b)(20b)で均一な覆土を助長するように構成している。
【0015】
また中央で隣接させる小径覆土輪(20b)(20b)間の前方に板状の夾雑物埋設具(78)を配設するもので、前記植付フレーム(56)の略中間部の固定板(79)にボルト(80)及び長孔(81)を介して埋設具(78)上部の取付板(78a)を上下位置調節自在に取付け、前記埋設具(78)の前端底面部を滑らかな円弧面(79b)に形成すると共に、中央から後端の底面部を覆土輪(20a)(20b)の最下位置より下方に突出させるように構成している。
【0016】
そして稲作田での農作として、玉ネギなどの移植を行って玉ネギ栽培を行う場合などで、圃場に散在する稲株が小径覆土輪(20b)(20b)間で引掛かって田面の土を押して植付苗を倒す状態となるときにも、前記埋設具(78)で稲株など夾雑物を土内に押し込んで、引掛かりなどのない良好な移植を可能とさせるように構成している。
【0017】
ところで図7、図8に示す如く、前記苗載台(21)の苗取出位置近傍に苗(N)の茎葉(H)を位置規制する苗規制部材である苗規制前後パイプ(82)(83)を設けるもので、苗載台(21)の左右側枠フレーム(84)の下端左右側板(85)にボルト(86)を介し規制用取付板(87)の下端側を固定させ、該取付板(87)上端に上下方向に平行な2つの長孔(88)(89)を前後に設け、前側の長孔(88)寸法を後側の長孔(89)寸法の2倍程度の長形状に形成している。そして前後の長孔(88)(89)に各ボルト(90)(91)を介し前後の規制アーム(92)(93)を上下位置調節自在に固定させると共に、左右側板(85)の取付板(87)に固定させるこれら左右規制アーム(92)(93)間に、外周面を滑面とする樹脂材などで形成する苗規制前後パイプ(82)(83)を回転自在に横架させて、苗取出位置の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を前記前パイプ(82)でもって苗取出爪(23)から遠ざける方向に案内する一方、苗取出しをする1段目より上方の2段目の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を後パイプ(83)で1段目の苗(N)の茎葉(H)から遠ざける方向に案内して、前パイプ(82)では1段目の取出しをする苗(N)の茎葉(H)が取出爪(23)に絡み付くのを、該後パイプ(83)では2段目の苗(N)の茎葉(H)が1段目の苗(N)の茎葉(H)に絡み付くのをそれぞれ規制するように構成している。
【0018】
而して、苗トレイ(22)より1段目の苗取出し時には、苗(N)の茎葉(H)が苗取出爪(23)方向に倒れ込み状態となって、爪(23)の突入時に邪魔とさせたり茎葉(H)を折り曲げる不都合や、苗トレイ(22)から苗(N)の引抜き時に爪(23)に茎葉(H)を引掛けて、苗植付爪(25)への苗受継ぎ不良となるなどの不都合を前パイプ(82)で防止すると共に、苗取出爪(23)の苗トレイ(22)より苗(N)を取出してから苗植付爪(25)位置までの移動時には、2段目の苗(N)の茎葉(H)に取出し苗(N)の茎葉(H)が絡む不都合を後パイプ(83)で規制し、またこの移動時前パイプ(82)が抵抗となるのを該パイプ(82)の回転と外周の滑面とで最小に抑えて、苗取出爪(23)から苗(N)の脱落などのない苗植付爪(25)に対する良好な苗(N)の受継ぎを行うものである。
【0019】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、苗載台(21)の苗トレイ(22)より苗取出爪(23)によって苗(N)を取出して植付けるようにした野菜移植機において、苗トレイ(22)の苗取出位置近傍の苗(N)の茎葉(H)部を、苗取出爪(23)より離反させる苗規制部材を設け、該規制部材は、苗規制前パイプ(82)と苗規制後パイプ(83)により構成し、該苗載台(21)の左右側枠フレーム(84)の下端左右側板(85)に、規制用取付板(87)の下端側をボルト(86)を介して固定し、該規制用取付板(87)の上端に、上下方向に平行な2つの長孔(88)(89)を前後位置に設け、前側の長孔(88)寸法を後側の長孔(89)寸法の2倍程度の長形状に形成し、該前後の長孔(88)(89)に、各ボルト(90)(91)を介し、前後の規制アーム(92)(93)を上下位置調節自在に固定すると共に、該左右の規制用取付板(87)に固定した左右規制アーム(92)(93)間に、外周面を滑面とする樹脂材などで形成する苗規制前後パイプ(82)(83)を回転自在に横架し、苗取出位置の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を前記苗規制前パイプ(82)により、苗取出爪(23)から遠ざける方向に案内する一方、苗取出しをする1段目より上方の、2段目の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を、苗規制後パイプ(83)で1段目の苗(N)の茎葉(H)から遠ざける方向に案内するものであるから、苗トレイ(22)から苗取出爪(23)によって苗(N)を取出し時には、この苗(N)の茎葉(H)を規制部材(82)(83)によって苗取出爪から遠ざけて、爪(23)に絡み付く不都合を防止して、苗植付爪(25)への苗(N)の良好な受継ぎを可能とさせて、欠株などの発生のない高精度な移植を行うことができるものである。
即ち、苗トレイ(22)より1段目の苗取出し時には、苗(N)の茎葉(H)が苗取出爪(23)方向に倒れ込み状態となって、爪(23)の突入時に邪魔とさせたり茎葉(H)を折り曲げる不都合や、苗トレイ(22)から苗(N)の引抜き時に爪(23)に茎葉(H)を引掛けて、苗植付爪(25)への苗受継ぎ不良となるなどの不都合を苗規制前パイプ(82)で防止する。
それと共に、苗取出爪(23)の苗トレイ(22)より苗(N)を取出してから苗植付爪(25)位置までの移動時には、2段目の苗(N)の茎葉(H)に取出し苗(N)の茎葉(H)が絡む不都合を苗規制後パイプ(83)で規制し、またこの移動時苗規制前パイプ(82)が抵抗となるのを該苗規制前パイプ(82)の回転と外周の滑面とで最小に抑えて、苗取出爪(23)から苗(N)の脱落などのない苗植付爪(25)に対する良好な苗(N)の受継ぎを行うものである。
【0020】
また、苗規制前パイプ(82)と苗規制後パイプ(83)を苗載台上方沿いに複数設けたものであるから、苗取りの行われる1段目の苗(N)と、これより上方の2段目以上の苗(N)の茎葉(H)をそれぞれ苗規制前パイプ(82)と苗規制後パイプ(83)で規制させて、苗取りの行われる苗(N)の茎葉(H)に2段目以上の苗(N)の茎葉(H)が絡んで、苗取出爪(23)から苗(N)が抜けるなどの不都合を防止して、苗の取出精度を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移植機の全体側面図である。
【図2】 移植機の全体平面図である。
【図3】 移植機の全体背面図である。
【図4】 移植部の平面説明図である。
【図5】 移植部の側面説明図である。
【図6】 泥受部の平面説明図である。
【図7】 苗取出爪部の側面説明図である。
【図8】 苗規制部の側面説明図である。
【図9】 苗植付爪部の側面説明図である。
【図10】 覆土輪部の側面説明図である。
【図11】 覆土輪部の背面説明図である。
【符号の説明】
(21)苗載台
(22)苗トレイ
(23)苗取出爪
(82)苗規制前パイプ(規制部材)
(83)苗規制後パイプ(規制部材)
(N)苗
(H)茎葉
Claims (1)
- 苗載台(21)の苗トレイ(22)より苗取出爪(23)によって苗(N)を取出して植付けるようにした野菜移植機において、苗トレイ(22)の苗取出位置近傍の苗(N)の茎葉(H)部を、苗取出爪(23)より離反させる苗規制部材を設け、該規制部材は、苗規制前パイプ(82)と苗規制後パイプ(83)により構成し、該苗載台(21)の左右側枠フレーム(84)の下端左右側板(85)に、規制用取付板(87)の下端側をボルト(86)を介して固定し、該規制用取付板(87)の上端に、上下方向に平行な2つの長孔(88)(89)を前後位置に設け、前側の長孔(88)寸法を後側の長孔(89)寸法の2倍程度の長形状に形成し、該前後の長孔(88)(89)に、各ボルト(90)(91)を介し、前後の規制アーム(92)(93)を上下位置調節自在に固定すると共に、該左右の規制用取付板(87)に固定した左右規制アーム(92)(93)間に、外周面を滑面とする樹脂材などで形成する苗規制前後パイプ(82)(83)を回転自在に横架し、苗取出位置の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を前記苗規制前パイプ(82)により、苗取出爪(23)から遠ざける方向に案内する一方、苗取出しをする1段目より上方の、2段目の苗トレイ(22)の苗(N)の茎葉(H)を、苗規制後パイプ(83)で1段目の苗(N)の茎葉(H)から遠ざける方向に案内することを特徴とする野菜移植機。
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- 1998-09-17 JP JP28336398A patent/JP3938816B2/ja not_active Expired - Fee Related
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