JP3938300B2 - 注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクイズ変形自在な外部容体内に、萎み変形自在な内部容体を剥離可能に積層した積層剥離合成樹脂製ブロー成形容器において、内容物の注出使用を容易にした、合成樹脂製の注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開昭57−44063号公報および実平開7−22951号公報には、内部容体、および内部容体を収納した外部容体からなる、スクイズタイプの注出容器についての記載がある。
【0003】
実開昭57−44063号公報に記載の注出容器は、容器本体の底部に通気孔を設けることにより、容器本体のスクイズにより、内容物を注出した後、外部容体と内部容体との間に外部の空気が導入され、内部容体は変形したままの形状を保持し、かつ容器本体はその復元力により、元の形状に復帰するようにしたものである。
【0004】
実平開7−22951号公報は、外部容体と内部容体とを結合固定して、内部容体からの内容物の通過は許すが、外気の内容物への進入は阻止する第一の逆止弁と、外部容体と内部容体との間への外気の通過は許すが、外部容体と内部容体との間に進入した外気の排出は阻止する第二の逆止弁を設けて構成されている。
【0005】
また、容器本体の全高さ範囲にわたって外部容体と内部容体とを接着固定する縦帯状の接着帯を一対設けることにより、内部容体の萎み変形を、高さ方向の縮小を生じることがない一定の形態に規制し、流動通路を確保し、注出操作をスムーズにする方法も一般的に用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような接着帯に流動通路を確保するための機能を発揮させるためには、たとえば胴部の中心軸に対し軸対称の位置に少なくとも2本の接着帯を配置する方法が簡単で、効果的であるが、接着帯の幅寸法によって、幅を広くしすぎると内部容体の萎み変形が充分に達成できず、逆に狭くしすぎると早い段階で萎み変形により内容物の流動通路が塞がり、その結果として、スムーズな注出操作ができず、使い残しの内容物の量が多くなるという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、注出操作を最後までスムーズにでき、内容物の残量を少なくすることができる、注出性に優れたスクイズタイプの注出容器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の手段の内、請求項1記載の発明の手段は、剥離可能に積層された、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する外部容体を形成する外殻層と、内容物をその内部に収容し、内圧の減少により、内方に萎み変形自在に、減容変形する内部容体を形成する内層と、から構成されるブロー成形された壜体状の容器本体と、開口部を有し、容器本体の口部に嵌着される注出キャップ体とを有すること、
キャップ本体に、開口部からの内部容体内への内容物の逆流および、外部空気の流入を防ぐ機能を有した第1逆止機能部を設け、外部容体に、外殻層と内層との層間に外部空気を導入するための外気導入部を開設し、外気導入部を、スクイズ時に層間の空気を密封する機能を有する第2逆止機能部に連結する構成とすること、
外気導入部を避けて、外殻層と内層とを、全高さ範囲に亘って接着固定した、縦帯状の少なくとも2本の接着帯を形成すること、
接着帯間の内層部分である内層非接着部の自在変形による、平断面の完全な閉塞を不能に接着帯の幅を設定し、内容物の減少により内層非接着部の自在変形が限界となり、この内層非接着部と接着帯の側端部において張力が作用する状態で、人手による通常のスクイズ操作により発生する、この張力による外殻層の変形を可能に、外殻層の剛性を設定すること、
にある。
【0009】
請求項1の上記構成により、容器本体をスクイズして、内容物を注出した後、スクイズを止め、押し圧を解除すると、外部容体が弾性回復力により元の形に復元し始め、内部容体は萎み変形したままであるので、外気導入部から、外殻層と内層の間の層間に、外部空気が導入され、外部容体が元の形状に復元される。
【0010】
前記、外部容体が元の形状に復元した状態から、再度スクイズすると、第2逆止機能部により層間の空気が密封されているので、この空気が加圧されて、内部容体に圧力が加えられ、内容物が注出される。
【0011】
また、第1逆止機能部により、内部容体内への外気の流入がないので、内部容体内に空気溜りができる恐れがなく、このため注出容器をどのような姿勢で使用しても、簡単にすばやく内容物を注出することができ、また空気による内容物の分解、酸化劣化等の問題も防ぐことができる。
【0012】
請求項1の構成では、内層非接着部の自在変形による平断面の完全な閉塞がないように接着帯の幅を設定しており、スクイズによる内容物の注出を繰り返し、内容物の残量が少なくなった状態においても、内容物の外部への流動通路を保持することが可能となる。なお、ここで自在変形とは、内層非接着部と接着帯の側端部において張力が作用しない状態での変形である。
【0013】
一方、スクイズによる内容物の注出を繰り返し内層非接着部の自在変形が進行すると、内層非接着部の周方向に沿った長さの制限のため、自在変形が、接着帯の側端部で拘束を受け、内層非接着部と側端部において張力が作用する。
【0014】
外殻層の剛性が高い場合には、上記張力を緩和するための外殻層の変形がし難く、この張力に抗して内層非接着部を変形させる必要があり、人手による通常のスクイズ操作では、さらなる内容物の注出は困難となる。
【0015】
内層非接着部に作用する張力は、内層と一体結合している接着帯近傍の外殻層が変位し難いために発生するが、請求項1の構成にあるように、接着帯の側端部に張力が発生した状態で、人手による通常のスクイズ操作で発生するこの張力による、外殻層の変形を可能に外殻層の剛性を設定しておくことにより、この張力によって接着帯近傍における外殻層が、胴部の内側方向に向かって凹むように変形し、内層非接着部に作用する張力がその分小さくなる。
【0016】
このようにして張力が小さくなれば、人手による通常のスクイズ操作によりさらなる内容物の注出が可能となる。
【0017】
この際、外殻層の変形は、隣接する接着帯の側端部の間の距離を短くするような変形様式となり、スクイズ操作後、外気導入部から外気を導入した状態でも、スクイズ操作による変形は完全には回復せず、接着帯近傍の部分が胴部内側方向に変形したような形状となる。
【0018】
上記のように、請求項1の構成は流動通路を確保するために、接着帯の幅を広く設定すると、内容物を相当量残した状態で、内部容体の変形がし難くなるが、その分、外殻層を変形可能とすることにより、内容物の注出を最後までスムーズに達成するものである。
【0019】
なお、外殻層の剛性は、材料の選択、外殻層の特に胴部の肉厚により設定することができる。
【0020】
また、接着帯の幅を広くし過ぎると、外殻層の剛性をその分小さくする必要があり、容器の変形が大きくなるが、この接着帯の幅および外殻層の剛性は、内容物の粘度、スクイズ操作性、外観、容器の自立性、手による掴持性等を考慮して選択することができる。
【0021】
請求項2記載の発明の手段は、少なくとも内層非接着部の自在変形の限界状態で、人手による通常のスクイズ操作により内容物を外部に抽出するための流動通路の確保が可能な範囲になるように、接着帯の幅の下限を設定することにある。
【0022】
内層非接着部の自在変形により、内容物の流動通路は徐々に狭幅化し、内層非接着部の長さに余裕があり自在変形が可能な状態であっても、内容物の粘度が高い場合には早い段階で、人手による通常のスクイズ操作での、すなわち通常の押圧力での内容物の注出が不能となるが、請求項2の構成は、少なくとも内層非接着部の自在変形が進行し自在変形の限界状態になった状態においても、流動通路の狭幅化により、注出が不能とならないように接着帯の幅の下限を設定するものであり、容器の形状等が同一であれば、この下限は主として内容物の粘度によって決めることができる。
【0023】
請求項3記載の発明の手段は、請求項1または2の発明において、外殻層の変形が、人手による通常のスクイズ操作による内容物の注出限界状態において、容器の自立性の保持が可能な範囲になるように、接着帯の幅の上限を設定することにある。
【0024】
流動通路を充分確保するために、接着帯の幅を広く設定すると、残留した内容物が略無くなる状態まで注出するためには、剛性を低くして外殻層を大きく変形させる必要があるが、請求項3の構成は、注出限界まで内容物を抽出した状態においても、容器の自立性が保持できるように、接着帯の幅の上限を設定するものである。
【0025】
請求項4記載の発明の手段は、請求項1、2または3の発明において、胴部の平断面を、互いに直交し、それぞれが左右対称軸である長軸と短軸を有する形状とし、胴部平断面の長軸方向近傍の位置に、この胴部の中心軸に関して略軸対称に一対の接着帯を配置すること、にある。
【0026】
請求項4の上記構成のように接着帯を配置することにより内層非接着部の変形を長軸および短軸に対して略縦横対称的に変形を進行させることができ、注出操作を容易に実施することができる。
【0027】
請求項5記載の発明の手段は、請求項4の発明において、接着帯の幅を(1/4)(L−2D1)以上の幅に設定すること、にある。(ただし、D1;胴部平断面の長径、L;胴部平断面の周長)
【0028】
接着帯の幅を(1/4)(L−2D1)に等しくすることにより、内層非接着部の長さが胴部平断面の長径と接着帯の幅との和に等しくなり、これは、内層非接着部の自在変形により胴部の平断面をちょうど完全に閉塞する長さであり、接着帯幅をこれ未満にすると、内層非接着部の長さが長くなりすぎ、内容物がかなり残存した状態で、流動通路が閉塞されてしまい、その後の注出が不能となる。
【0029】
請求項6記載の発明の手段は、請求項1、2または3記載の発明において、胴部の平断面の形状を円形状とし、胴部中心軸に関して略等角度の位置に3本の接着帯を配置すること、にある。
【0030】
請求項6の上記構成は、平断面形状を円形状に、また等間隔に3本の接着帯配置するものであり、もともと容器の平断面形状が等方的であり、また外殻層の変形についても略等方的になるので、手による掴持あるいはスクイズ操作においてその方向性を意識することなく操作を実施することができ、また自立性もより確実に保持することができる。
【0031】
請求項7記載の発明の手段は、請求項6の発明において、接着帯の幅を(1/6)D(π−3)以上の幅に設定すること、にある。(ただし、D;胴部平断面の直径、π;円周率)
【0032】
接着帯の幅を(1/6)D(π−3)に等しくすることにより、内層非接着部の長さが胴部平断面の直径と接着帯の幅との和に等しくなり、これは、内部非接着部の自在変形により胴部の平断面をちょうど完全に閉塞する長さであり、接着帯幅をこれ未満すると、内層非接着部の長さが長くなりすぎ、内容物がかなり残存した状態で、流動通路が閉塞されてしまい、その後の注出が不能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1ないし図6は、本発明による注出容器の第1実施例を示すもので、この注出容器は、容器本体1と、注出キャップ体20とから構成され、注出容器本体1は、低密度ポリエチレン樹脂からなる外殻層5と、低密度ポリエチレン樹脂との相溶性がないエチレンビニルアルコール共重合体であるエバール樹脂(クラレ社製)からなる内層6とから構成され、低密度ポリエチレン樹脂およびエバール樹脂に対して充分な接着性を発揮する接着性樹脂により、外殻層5と内層6を接着する縦帯状の2本の接着帯9が、全高さ範囲に亘り形成されている。
なお、外殻層5および内層6に使用する樹脂は、低密度ポリエチレン、エバール樹脂に限定されるものではなく、目的に応じて、相互に相溶性のない樹脂を選択して使用することができる。
【0034】
容器本体1は、底部4と、この底部4に連設した、その平断面が楕円状の胴部2と、この胴部2の上端に起立連接した円筒状の口部3よりなる壜体状である。
【0035】
容器本体1の高さは、160mmであり、胴部2の断面形状は楕円状で、その長径D1は70mm、短径は50mm(いずれも内径で示す。)であり、胴部2における外殻層5の平均厚さは1.0mmである。
【0036】
容器本体1を構成する外殻層5と内層6は、接着帯9で接着固定されている部分を除いて、剥離可能に積層しており、外殻層5は充分な機械的強度とスクイズ変形性と、そして復元自在な可撓性とを有する外部容体12を形成し、内層6は充分に萎み変形を発揮できる薄肉の内部容体13を、外部容体12の内側に形成している。
【0037】
図2は、胴部2の平断面図を示すが、外殻層5と内層6とを接着固定した接着帯9を、胴部2の楕円状平断面の長軸10方向の位置に、胴部2の中心軸に関して軸対称に一対、容器本体1の全高さ範囲にわたり形成しており、本実施例では胴部の周長Lは190mmであり、接着帯9の幅Laは20mmに設定し、内層非接着部6a,6bの周方向の長さLnaは75mmである。なお、(1/4)(L−2D1)により算出した接着帯9の幅は12.5mmである。
【0038】
この容器本体1のブロー成形は、図4および図5に示すように、低密度ポリエチレン樹脂からなる外筒17と、この外筒17の内側に位置するエバール樹脂からなる内筒16と、外筒17と内筒16の間に、中心軸に対して軸対称の位置に一対の細帯状の接着性樹脂からなる接着層18とを、共押し出しして、パリソン15を成形し、このパリソン15をブロー成形割り金型で成形する。
【0039】
円筒状である、口部3の外周面には螺条が刻設されており、また外気導入部8の一形態である、外気導入孔8aを胴部2の中心軸に関して、接着帯9から90°の位置に軸対称に一対開設している。(図3参照)
【0040】
注出キャップ体20は、中央部に開口部23を設けた頂壁を有し、内周面に容器本体1の口部3と螺合するための螺条を刻設した、有頂円筒体のキャップ本体21と、このキャップ本体21の頂壁上面に、開口部23の開口縁部に起立連接した注出筒27とを有し、この注出筒27の先端の注出口22から内容物が外部に注出される構成であり、注出口22をカバーキャップ29で蓋をしている。
【0041】
注出キャップ体20は、螺合により容器本体1の口部3に組付けられ、キャップ本体21の頂壁の下面に垂下設したシール筒片28と、内周面下端に付設したシール部24が、それぞれ容器本体1の口部3の内周面上端と外周面下端に密着してシールされる。
【0042】
注出キャップ体20は、キャップ本体21の開口部23に第1逆止弁25aを有する第1逆止機能部25を設置し、常時は開口部23を閉鎖して、外部の空気の侵入を止める逆止機能と、容器本体1をスクイズして内容物7を注出する際には、内部容体13の内圧により開き、開口部23を開放する機能を有する。
【0043】
また、注出キャップ体20には、キャップ本体21の筒壁に、口部3に設けた外気導入孔8aの位置に合せた2箇所に、第2逆止弁26aを有する第2逆止機能部26が付設されており、外部容体12と内部容体13の間の空気の圧力が外気より低い場合には、開いて、外気導入孔8aを通して外殻層5と内層6の層間6iに空気を導入する機能と、逆に外部容体12と内部容体13の間の空気の圧力が外気圧と等しくなると、閉じて、空気を外部に逃がさない逆止機能とを有する。
【0044】
次に、上記実施例による注出容器の使用状態について説明する。
前記のように構成された注出容器においては、容器本体1をスクイズすると、第2逆止弁26aが閉じ、内部容体13に収容されている内容物7の圧力が上昇して、第1逆止弁25aを開き、注出キャップ体20の先端の注出口22より外部に内容物が注出され、内部容体13は、内容物7が減少した分だけ減容変形する。
【0045】
その後、容器本体1のスクイズを止め、押し圧を解除すると、外部容体12は弾性回復力により、元の形に復元し始め、外部容体12と内部容体13の間の空気が減圧され、その結果、内部容体13の内圧が外気圧に戻り、第1逆止弁25aが閉じ、内容物7の注出が止まり、内部容体13は萎んだ形状を保持しつつ、第2逆止弁26aが開いて、外気導入孔8aを通して、外殻層5と内層6との層間6iに外部の空気が導入され、外部容体12は元の形状に復元して、外部容体12と内部容体13の間の空気の圧力が外部と等しくなると、第2逆止弁26aは閉じる。この際、外殻層5と内層6との剥離が進行する。
【0046】
再度、容器本体1をスクイズした場合は、第2逆止弁26aは閉じたままなので、スクイズによる圧力が、外部容体12と内部容体13との間の空気を介して内部容体13に伝達され、内部容体13の内圧が上昇して、第1逆止弁25aが開いて、内容物7が注出口22より注出され、その分、内部容体13がさらに減容変形し、容器本体1のスクイズを止め、押し圧を解除すると、前記と同様であり、上述の如く注出作業を繰り返すことにより、内容物7の注出を繰り返す。
【0047】
図6は、本実施例の注出容器の胴部2の平断面図で、外殻層5(外部容体12)および内層6(内部容体13)の変形の推移を示した説明図であり、内容物7の注出に従っての内層非接着部6a、6bの自在変形の理想的な進行状況を平断面で見ると、まず、接着帯9で左右に2分された内層非接着部6a、6bの中央部6a1、6b1が扁平状に自在変形する。(図6(a)参照)
【0048】
さらに、自在変形が進行すると、両内層非接着部6a、6bの中央部6a1、6b1近傍が、略長軸10上において接触する。
【0049】
さらに、自在変形が進行すると、内層非接着部6a、6bはその長さLnaの寸法的な限界により、自在変形可能な部分がほとんどなくなり、それぞれ2箇所の側端部9a1と9a2および9b1と9b2で拘束されるようになり、内層非接着部6a、6bと接着帯9の側端部9a1、9a2、9b1、9b2において張力が作用する状態となり、以降自在変形が不能となる。(図6(b)参照)
【0050】
接着帯9の幅を、(1/4)(L−2D1)で算出した値よりも充分大きく設定しているので、この段階で胴部2のどの高さにおいても平断面の完全な閉塞はなく、さらに、例えばマヨネーズの粘度程度であれば、流動通路7aは充分確保された状態である。
【0051】
しかしながら、充分な流動通路7aが確保された状態であっても、上記のように張力が作用した状態で、外殻層5の剛性が大きく、変形がし難い場合には、さらに注出をするため、手で通常の操作によりスクイズしても、内部容体13を萎み変形させ,内容物7を注出することはし難い。
【0052】
ここで、本第1実施例のごとく外殻層5を低密度ポリエチレン樹脂で形成し、平均肉厚を1.0mmにして、剛性を比較的低くすることにより、内層非接着部6a,6bと側端部9a1、9a2,9b1、9b2に作用する張力により、接着帯9近傍における外殻層5が胴部2の内側方向に向かって凹むように変形し、その結果長径10が短くなり、内層非接着部9a、9bに自在変形する余地ができ、さらに内容物7が略無くなるまで、容易に注出を進行させることができる。(図6(c)参照)
【0053】
また、スクイズ後、押圧状態を解除しても、外殻層5は完全には元の形状には回復せず、上記した変形を残したままの形状であるが、その変形の程度は、容器の自立性、また手による通常のスクイズ操作性についても問題のない範囲であった。
【0054】
なお、本実施例は楕円の長軸10方向に、軸対称に一対の接着帯9を形成した例であるが、この一対の接着帯9の位置は、長軸10方向から若干ずらして配置することが有効な場合もあり、また厳密に軸対称である必要は無く、さらには楕円形状の他に長円形状、扁平ひし形等の形状も使用することができる。
【0055】
図7ないし図9は、本発明の注出容器の第2実施例を示す。
この本発明の第2実施例の注出容器は、後述する、胴部2の断面形状が円形状であること、接着帯9を3本形成したこと、この3本の接着帯9に対応して口部3の3箇所に外気導入孔8aを開設し、キャップ本体21の筒壁の3箇所に第2逆止弁26aを有する第2逆止機能部26を付設した以外の構成は、第1実施例と同様の構成である。
【0056】
容器本体1の高さは160mm、胴部2の平断面形状は円形状で、その径D(内径)は55mmであり、外殻層5、内層6、接着帯9はそれぞれ第1実施例と同様の樹脂から形成され、胴部2における外殻層の平均肉厚は1.0mmである。
【0057】
図8には、胴部2の略中央高さ位置で切断して示した、容器本体1の平断面図を示すが、外殻層5と内層6とを接着固定した接着帯9を、胴部2の中心軸に関して同じ角度(120°)になるように3本、容器本体1の全高さ範囲にわたり形成し、接着帯9の幅Laは5mmに設定してあり、内層非接着部6c,6d,6eの長さLnaは略53mmである。なお、(1/6)D(π−3)により算出した接着帯の幅Laは約1.3mmである。
【0058】
口部3の外周面には螺条が刻設されており、また外気導入部8の一形態である外気導入孔8aを、胴部2の中心軸に関して、接着帯9から60°の位置になるよう、すなわち接着帯9の間の中間に位置する3箇所に開設している。(図7参照)。
【0059】
また、注出キャップ体20には、キャップ本体21の筒壁に、口部3に設けた外気導入孔8aの位置に合せた3箇所に、第1実施例で示した構造の第2逆止機能部26が付設されており、それ以外の構成は第1実施例と同様である。(図は省略。)
【0060】
この容器本体1のブロー成形も、パリソン15の中心軸に対して等しい中心角度(120°)に位置するように、3本の帯状の接着性樹脂からなる接着層18を、共押し出しする以外は、第1実施例(図4,5参照)と同様に実施する。
【0061】
図9は、第1実施例の図6と同様、図8に示した胴部2の平断面図で、第2実施例の注出容器における、外殻層5(外部容体12)及び内層6(内部容体13)の変形の推移を示した説明図であり、内容物7の注出に従った内層非接着部6c、6d、6eの自在変形の理想的な進行状況を平断面で見ると、まず、3本の接着帯9で3分された内層非接着部6c、6d、6eの中央部6c1、6d1、6e1が扁平状に変形する。(図9(a)参照)
【0062】
さらに、中央部6c1、6d1、6e1が胴部2の中心に向かって自在変形が進行する。
【0063】
さらに、自在変形が進行すると、内層非接着部6c、6d、6eはそれぞれ、内層非接着部の長さLnaの寸法的な限界により、自在変形可能な部分がほとんどなくなり、2箇所の側端部9c1と9c2、9d1と9d2、9e1と9e2で拘束されるようになり、内層非接着部6c、6d、6eと接着帯の側端部9c1、9c2、9d1、9d2、9e1、9e2において張力が作用する状態となり、以降自在変形が不能となる。(図9(b)参照)
【0064】
接着帯9の幅を(1/6)D(π−3)で算出した値よりも充分大きく設定しているので、この段階で胴部2のどの高さにおいても平断面の完全な閉塞はなく、さらに、たとえばマヨネーズの粘度程度であれば流動通路7aは充分確保された状態である。
【0065】
ここで、第1実施例と同様に外殻層5を低密度ポリエチレン樹脂で形成し、平均肉厚を1.0mmにして、剛性を比較的低くすることにより、内層非接着部6c,6d,6eと接着帯9の側端部9c1、9c2、9d1、9d2、9e1、9e2において作用する張力により、接着帯9近傍における外殻層5が胴部2の内側方向に向かって凹むように変形し、その結果、内層非接着部9c、9d、9eに自在変形する余地ができ、さらに内容物7が略無くなるまで、容易に注出を進行させることができる。(図9(c)参照)
【0066】
また、平断面を円形状に、接着帯9を等角度に3本配置することにより、変形後においても、図9(c)に示されるように、その外部容体12の形状は略等方的であり、容器の自立性、スクイズ時の手による掴持性の面から取り扱い易い容器となっている。
【0067】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成としたので、以下に示す効果を奏する。
請求項1の発明においては、流動通路を確保するために、接着帯の幅を広めに設定すると、内容物をかなり残した状態で、内部容体の変形がし難くなるが、その分、外殻層の変形を可能とすることにより、内容物が略なくなるまで容易な注出操作性を有した注出容器を提供することができる。
【0068】
請求項2の発明においては、流動通路の狭幅化により、注出が不能とならないように接着帯の幅の下限を設定するものであり、粘度の高い内容物に関しても良好な注出性を保持することができる。
【0069】
請求項3の発明においては、外殻層の変形後においても容器の自立性を損なうことがない。
【0070】
請求項4の発明においては、胴部の平断面を、互いに直交し、それぞれが左右対称軸である長軸と短軸を有する形状とし、胴部平断面の長軸方向近傍の位置に、この胴部の中心軸に関して略軸対称に一対の接着帯を配置することにより内層非接着部の変形を略長軸および短軸に対して縦横対称的に変形を進行させることができ、注出操作を容易に実施することができる。
【0071】
請求項5記載の発明においては、請求項4において接着帯の幅を(1/4)(L−2D1)以上の幅に設定することにより、内容物がかなり残存した状態での流動通路の閉塞を防止することができる。
【0072】
請求項6記載の発明においては、胴部平断面の形状を円形状とし、胴部中心軸に関して略等角度の位置に3本の接着帯を配置することにより、容器自体また、外殻層の変形についても略等方的になるので、手による掴持あるいはスクイズ操作においてその方向性を意識することなく操作を実施することができ、また自立性もより確実に保持することができる。
【0073】
請求項7記載の発明においては、請求項6において接着帯の幅を(1/6)D(π−3)以上の幅に設定することにより、内容物がかなり残存した状態での流動通路の閉塞を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出容器の第1実施例を示す、半縦断側面図。
【図2】図1に示した第1実施例の、A−A線に沿っての平断面図。
【図3】図1に示した第1実施例の要部拡大半縦断側面図。
【図4】本発明の容器本体にブロー成形される、パリソンの一実施例を示す正面図。
【図5】図4に示したパリソンの実施例の、B−B線に沿っての平断面図。
【図6】本発明の注出容器の第1実施例において、図2に示した平断面図で、外殻層および内層の変形の推移を示した説明図。
【図7】本発明の注出容器の第2実施例の容器本体を示す、平面図。
【図8】本発明の注出容器の第2実施例の容器本体の胴部の略中央高さ位置で切断して示す、平断面図。
【図9】本発明の注出容器の第2実施例において、図8に示した平断面図で、外殻層および内層の変形の推移を示した説明図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体
2 : 胴部
3 ; 口部
4 ; 底部
5 ; 外殻層
6 ; 内層
6a ; 内層非接着部
6a1; 中央部
6b ; 内層非接着部
6b1; 中央部
6c ; 内層非接着部
6c1; 中央部
6d ; 内層非接着部
6d1; 中央部
6e ; 内層非接着部
6e1; 中央部
6i ; 層間
7 ; 内容物
7a ; 流動通路
8 ; 外気導入部
8a ; 外気導入孔
9 ; 接着帯
9a1; 側端部
9a2; 側端部
9b1; 側端部
9b2; 側端部
9c1; 側端部
9c2; 側端部
9d1; 側端部
9d2; 側端部
9e1; 側端部
9e2; 側端部
10 ; 長軸
11 ; 短軸
12 ; 外部容体
13 ; 内部容体
15 ; パリソン
16 ; 内筒
17 ; 外筒
18 ; 接着層
20 ; 注出キャップ体
21 ; キャップ本体
22 ; 注出口
23 ; 開口部
24 ; シール部
25 ; 第1逆止機能部
25a; 第1逆止弁
26 ; 第2逆止機能部
26a; 第2逆止弁
27 ; 注出筒
28 ; シール筒片
29 ; カバーキャップ
D1 ; 長径
La ; 接着帯の幅
Lna; 内層非接着部の長さ

Claims (7)

  1. 剥離可能に積層された、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する外部容体(12)を形成する外殻層(5)と、内容物(7)を内部に収容し、内圧の減少により、内方に萎み変形自在に、減容変形する内部容体(13)を形成する内層(6)と、から構成されるブロー成形された壜体状の容器本体(1)と、開口部(23)を有し、前記容器本体(1)の口部(3)に嵌着される注出キャップ体(20)とからなり、前記キャップ本体(20)に、前記開口部(23)から内部容体(13)内への内容物(7)の逆流および外部空気の流入を防ぐ機能を有する第1逆止機能部(25)を設け、前記外部容体(12)に、前記外殻層(5)と内層(6)との層間(6i)に外部空気を導入するための外気導入部(8)を開設し、該外気導入部(8)を、スクイズ時に層間(6i)の空気を密封する機能を有する第2逆止機能部(26)に連結する構成とし、前記外気導入部(8)を避けて、前記外殻層(5)と内層(6)とを、全高さ範囲に亘って接着固定する、縦帯状の少なくとも2本の接着帯(9)を形成し、該接着帯(9)間の内層(6)部分である内層非接着部の自在変形による、平断面の完全な閉塞を不能に前記接着帯(9)の幅を設定し、内容物(7)の減少により前記内層非接着部の自在変形が限界となり、該内層非接着部と接着帯(9)の側端部において張力が作用する状態で、人手による通常のスクイズ操作により発生する前記張力による外殻層(5)の変形を可能に、外殻層(5)の剛性を設定した、注出容器。
  2. 少なくとも内層非接着部の自在変形の限界状態で、人手による通常のスクイズ操作により内容物(7)を外部に注出するための流動通路(7a)の確保が可能な範囲になるように、接着帯(9)の幅の下限を設定した、請求項1記載の注出容器。
  3. 外殻層(5)の変形が、人手による通常のスクイズ操作による内容物(7)の注出限界状態において、容器の自立性の保持が可能な範囲になるように、接着帯(9)の幅の上限を設定した、請求項1または2記載の注出容器。
  4. 胴部(2)の平断面を、互いに直交し、それぞれが左右対称軸である長軸(10)と短軸(11)を有する形状とし、前記胴部(2)平断面の長軸(10)方向近傍の位置に、該胴部(2)の中心軸に関して略軸対称に一対の接着帯を配置する請求項1、2または3記載の注出容器。
  5. 接着帯(9)の幅を(1/4)(L−2D1)以上の幅に設定する、請求項4記載の注出容器。(ただし、D1;胴部(2)平断面の長径、L;胴部(2)平断面の周長)
  6. 胴部(2)の平断面の形状を円形状とし、胴部(2)の中心軸に関して略等角度の位置に3本の接着帯(9)を配置する、請求項1、2または3記載の注出容器。
  7. 接着帯(9)の幅を(1/6)D(π−3)以上の幅に設定する、請求項6記載の注出容器。(ただし、D;胴部(2)平断面の直径、π;円周率)
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