JP3935204B2 - 媒体放出装置 - Google Patents

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Description

本発明は流動性媒体および/またはその他の媒体のための放出装置に関する。例えば、本発明は、放出操作前またはその操作中に、ガス状、液状、ペースト状および/または粉末状である、流動性媒体および/またはその他の媒体のための放出装置に関する。放出は媒体単味の成分の放出、または複数の別個の放出経路による複数の別個の成分の同時放出でも差し支えなく、放出の初期および/または放出終期を相互に食い違うようにさせてもよい。
本発明による放出装置には、弾性エレメント、一体作動ばね等の作動部材を少なくとも一つ設ける。この作動部材は、装置の操作(例えば放出操作)をする際に、引っ張りと開放が行なわれ、および/または別の機能を行わせる。このような機能としては、コントロール作動、戻し作動、接合機能、滑り誘導等の操作が挙げられる。場合に応じて、この放出装置または作動部材はプラスチツク材料または非金属材料で作られる。これは例えばポリエチレン、ポリプロピレンまたはその他の熱可塑性樹脂等の共重合体でよい。これらの部材は成形品として製作する。
本放出装置は、掴んで自由に持ち運び、片手で操作する放出装置であり、操作経路の主要部分で、特に少なくとも流入口の一部を閉じた後に、媒体を放出するか噴霧化させる。放出装置の起動および休止状態の時のばねの最低引っ張り力は出来れば2〜5N以上、および10または8N以下とし、放出開始時または流入口の閉止時の張力は10または15N以上、および30または25N以下とし、更に放出操作終了時の最大張力はそれぞれ40または50N以上、および100または80N以下とする。本放出装置の構造は極めて小さく、例えば媒体に接する面については、その最大幅は30,20,または約10mm,その最大長は50または40mmである。たとえば、この長さは圧力域の内底と放出装置用の作動ハンドルの外端との間の空間長に当る。この場合、本放出装置の内端が、びんの首部を通して小型ボトルに挿入される。本放出装置は極めて小さな放出容量の操作に好適のものであり、即ち1,1/2,または3/10センチリツトルもしくはミリリツトルの操作容量に好適のものである。放出操作の手動作業力はそれぞれ200または100N以下でよい。
本発明の目的は、構造を小さくできる媒体用放出装置を提供することにある。
本発明の好適な実施例において、作動ばねは、その長さ方向に相互に都合良く配設された複数の作動部分を有し、それらは、それぞれの長さに応じて異なる剛性とクツシヨン性を有することが出来る。何れの場合にも、その作動部分は、弾性的に変動し得るばね部分、弾性を示さぬ中間部分、非弾性端部および/または弾性端部で構成することが出来る。弾性を示さぬ各中間部分は,接近または接触して並置された複数のばね部分によっては影響を受けないが、断面の変動または作動ばねの補強構造によって影響される。各ばね部分はその全長にわたって各長さ単位つまり各ばね部分に対しその一端または両端にまで実質的に同一のばね効果を有することが出来る。各ばねは、好都合にも全断面を占め、互いに切る方向つまりバネの長手方向に、大きく変動する(伸長する)複数の伸長部を有する。例えば,ばねに対して横断方向または半径方向もしくはこれに直角の方向よりも複数倍大き伸長するを有する。
各作動部分は、完全に閉じた(中実)形状または幾重にもあるいは均一に開口した中空ジヤケツト形状とし、隣接のばね部分またはばね巻部分がばねの長さ方向にピツチの形やベローの形にして、直接相互連する如く出来る。連部分はばねの長さ方向に相互に移動することが出来、つまり可動であるか、または相互に一体となって移動することが出来る。これは長さ方向に隣接する複数の短コーン(90°の角または鋭角をなす円錐台)の形態に似ている。
ばねが作動時に捻じり作用を受け、捻じり戻り力が実現される場合が特に好ましい状態である。この状態であると、軸方向の戻り力が補強され、比較的低寸法のばね条件によって高いばね力または比較的リニアーなばね特性が得られる。各作動部分は、内周および/または外周で、シングル,ダブルまたはマルチプルの多条ねじ、たとえば螺旋(とくに急角度螺旋のねじの形状を呈することが出来る。内側と外側の螺旋(つるまき線)部分が略一致する形を示す場合、この部分の作動部分の壁厚は周方向または軸方向の伸長部について略一様である。それぞれの外側または内側の螺旋は二つ以上又は全部の作動部分(同一径または断続的もしくは非断続的な同一ピツチを有する作動部分)を通過することが出来、極めて製作が容易となっている。
つるまき線のピツチ角(リード角)は10°〜60°,特に20°〜45°の範囲とし、この結果上記値に最低または最高5°,30°,40°および50°を加えると好都合である。ばねが変形して、略同一径の隣接巻部分が互いに触れるとき、僅少の内側材質の変形または曲げの現象が発現する。つまり、いくつかの螺旋の交互に離れた状態の巻線部分を有する多条の構造に、そのような現象が発現する。螺旋ピツチを大きくすることにより、弾性捻じり負荷も増大し、例えば最低70℃になるまでの熱的な負荷および高い機械的な負荷をかけた場合でも、ばね張力が保持される。
各補強作動部分は、一つまたは二つの隣接ばね部分以外の横断面部分を半径方向に持たせるだけで構成することが出来る。例えば長さ方向および/または半径方向で比較的大きな全横断面部分がこれに該当する。この補強部分は軸方向および/または半径方向に弾性を持たせることが出来る。たとえば、この弾性は断面絞りによる
各作動部分の内周および/または外周は、対向面上で滑り誘導を行うのに適している。それは、単に線接触または縁部接触で行うか、または更に大きめの軸方向の伸長部を介して行うことができる。対向面上で滑り誘導を行うのに適している。更に各周(内周、外周)は媒体誘導案内に好適とされ、これにより対向面と共に螺旋通路の構成が可能である。この螺旋通路はその横断面部分の周りでほぼ閉じられた状態にある。従って内周および外周での流れ方向は対向する方向に都合良く向けられる。この結果、通過流の反転は作動部材の端部または壁貫通部分で影響を受ける。ばねの移動により、それぞれの螺旋経路または螺旋溝は、ばねの移動端までほぼ完全に閉じられることがあっても、好都合にも螺旋経路または作動部材のキヤビテイは常時開いたままになるように寸法が決めてある。
各作動部材には、その軸方向、半径方向および/または非回転方向の位置決めまたは作動ばねの位置決めに対し、かみあい接触部材、突合せ部材、心出し部材、位置固定部材またはそれらに類似する部材を形成することがある。ばねの長さ方向について、作動部分または補強作動部分は実質的に少なくとも一つまたは全部のばね部分より短いか、または一つ以上の直接隣接するばね部分より短い。外側および/または内側の幅について各ばね部分は順次、ばねの移動またはバネ効果の要求に応じて長くなったり、短くなる場合がある。更にプランジヤー等の部材については、作動バネを実質的にゼロクリアランスのもとに軸方向および/または半径方向にスナツプコネクター等を使って締結部分として規定する場合、何れの隣接ばね部分も全体的に相互に独立して動かしてもよい。接合部分の場合、有効ばね長の短縮またはバネ特性の急な変化は接合位置の達成に準じて実現化させる。例えば吸込弁を閉じるまで比較的作動力を低め、その後これを高めるようにする。一方、戻り操作の場合接合部分の両側にある二つのスプリング部分の両方がスタート時点から十分効果を発揮するように出来る。
本発明による装置の構成は、例えばピストン内で圧力により作動させる出口弁を設けたピストン式のポンプまたはプランジヤー式のポンプに好適である。更にピストンに対し軸方向の作動を伝えるために、ピストンと別個に弁閉止体を設けることも好適と言える。弁ハウジングは隣接するばね部分または関連する弁スプリングと一体化したり、または関連する作動ばねの作動部分の二つ以上又は全部と一体化したりするのが好都合となっている。ポンプが自吸式の場合、このポンプは、圧力を保持する吸込弁や、ポンプストローク操作時に圧力を閉じ込める圧力室を備えている。この吸入弁は接合制約弁および/または仕切弁としての構造を有する。その軸方向に移動できる弁ハウジングは別途記載した作動部材の複数の作動部分の各々と一体構造とすることが出来る。
放出装置のポンプ室は、自吸式に再充填したり帰り行程で再充填する代わりに、スタート時点から放出装置の媒体の全量を完全に補給する方式とすることが出来る。各作動部分またはその内周および/または外周はそれぞれ媒体保持部分の外側に一部または全部を取付け、例えばポンプ室の外側に取付け、如何なる場合でも媒体とポンプ室とが接触しないようにする。
放出装置や、作動スプリングまたは個別の作動部分等の部材が、極めて簡単に製作して組立てることが出来るようにする。特に複数の部材が実質的に回転対称の構造であるとともに、直接相互作用による噛みあい操作の場合に複数の部材によって相互に長さ方向の移動操作で取付ける際に、自動調心が行われるようにする。更に縦(長手方向)の力を使って相互かみあいが達せられる。この結果特に組立て体の予備組立て操作が無くて済まされる。例えば作動スプリングとピストンとを相互に縦方向(長手方向)に自重を利用して互い違いにポンプハウジング内に押し下げる。この場合ピストンと作動ばねとの間の位置決め固定操作により、軸方向の力を利用して自動かみあいが達成される。この時点でピストンにより、ハウジングの分離面が閉じられるか、またはこのために別途ハウジングカバーを取付けることができる。このカバーを利用して前記軸方向の取付け力を加えることが出来る。ハウジング内に自動調心操作をスナップ式に組み込めるこの種カバーを、ポンプハウジングの内側および/または外側端部に取り付けると良い。内端は外端部からそれぞれ向きの逸れている端部を指し、外端は手動放出作動または媒体取り出し部近くに位置している。内端を対応の外端に連結するとき、連結方向は、通常出口経路またはポン室の主要部分内の放出流れ方向に該当する。つまりこの流れ方向は移動ピストンのポンプ操作の動きと逆である。
上記および別の特徴は請求項および明細書本文並びに図面から明らかとなる。それぞれの特徴は単独にまたは本発明の実施態様の細部の組合せの形でまたは他の分野で代表的構成として実施される。
本発明の実施例は図面に示されており、更に以下に詳しく説明することとする。
図1は軸心方向における一部断面図で、本発明による放出装置を示す。
図2は図1に示した本発明の放出装置の一部を拡大して示す修正図である。
図3は軸心方向から見た別の実施例の断面図である。
図4はハウジングの別の実施態様を示す断面図である。
図5は軸心方向における一部断面図で、放出装置の別の実施例を示す。
放出装置1には基体2を設ける。この基体2は一点鎖線で示した媒体貯蔵槽に堅固に取付ける。基体2は媒体の充填用または流入用のものである。ハウジング形状の基体2は伸長したスリーブ形状のハウジング部分3とカバー4とから成る。このカバー4はパツド形状のハウジング部分3の外側端を締切り、かつ、放出作動器5を通過させている。放出作動器5の外端部にはヘツド6を取付け、その最外面は圧力ハンドル7を構成している。このハンドル7には半径方向に向く媒体取り出し口8を設ける。この取り出し口8はアトマイザーノズル形状を為し、自由空間内に放出させるようになっている。ヘツド6は軸心方向においてピストン装置9の外端部に取付けるようになっている。ヘツド6は内端または外端で基体2に対してピストン装置9と共にシフト操作出来る。
伸長する形状の作動部材つまり作動バネ10が全体をジヤケツトでカバーされるように部材3または4内の凹部に配設さる。該作動部材つまり作動バネ10は部材3の略全内側長にわたってそのスタート時点で伸長するようになっている。随時に配設ペアーとして配設された部材2ないし10を相互に軸心方向に対し平行に、つまり同一の軸心方向に位置させ、この結果放出装置1の中心軸心11を決めることもできる。内側端でピストン装置9にはパッド状ピストン12が形成されている。ピストン12は環状底壁を経てタペツト13の最外端に移動されるようになっている。このタペツト13はカバー4を経て外側に導かれ、ヘツド6を搬送するように支持する。各部材3,4,9,10は一体状とすることが出来る。従って放出装置1はヘツド6なしで組立て出来る。また必要に応じサクシヨン(吸入)チユーブまたは充填チユーブ無しで機能的に4つの部分のみから組立てて、媒体をタペツト13を介しハウジング2のポンプ室14から外側に放出することが出来る。
ピストン12は二つの環状シーリングリツプを有し、それらを使ってハウジング3のジヤケツトの内周上にシールされて走行する。これらのリツプは反対側に向いて相互に軸心方向に離隔している。即ち接合制限スタート位置からポンプストローク端位置まで離隔している。このポンプストローク端位置ではピストン12自身は接触状態には無い。ピストン12はその外面を使ってポンプ室14を形成し、そのキャビテイを使って容積(容量)可変のポンプ室14の長手方向の部分を形成している。どのポンプストローク位置にせよ、部材9,12,および13はそれぞれ部材2,3,4について、摩擦接触を用いて捻じり式に固定を行うことが出来る。
ピストン12の内側および/または外側のピストンリツプに対してこれと外方にオフセツトして、取出弁15が、タペツト13に一体的に隣接したピストン12の底壁部分に、ピストン装置9内で設けられる。この取出弁15は、弁座から離れるように弁ハウジング16を戻り力に抗してポンプ室14内の制限圧以上で開放するようになっている。この弁座は環状内側シヨルダーにより構成され、部材9,12,13と一体構造を成し、弁ハウジング16の閉止位置に対して接合端部を形成している。その閉止挙動は放出装置1の外側端に向く方向か、または弁15内の媒体流れ方向に平行な方向に行なわれる。
ハウジング3内の部材2および3の内側端と外側端との離隔のように、吸い込み弁17は、互に離隔した二つの協動弁部分、即ち補助的に移動可能な弁ハウジング18とそのハウジング18に固定した弁座19とを有する。放出装置1または基体2の内側端は20で示し、外側端は21で示す。後者は完全に放出装置を取り付けたときのヘツド6の外面で形成されている。前述の部材またはこのような部材の1つの長手方向の部分には内側および外側の端部が含まれ、これにより内側端20は媒体溜め(貯蔵容器)内に位置し、部材3,4,9,10の外側端は媒体溜め(貯蔵容器)の外側に位置している。吸い込み弁17は、閉状態で取り入れ室22を気密式にポンプ室14から分ける。このポンプ室14は弁17の開の状態で直接二つの隣室の端を連結することにより室12に接続する。取り入れ室22は実質的にハウジング3で専用に構成され、取り入れ経路23は取り入れ開口部24を介して該室に連通させる。経路23の媒体受け口と開口部24または弁17との間には、これ以上弁を取り付けない。
取り入れ経路23は実質的に可撓性のホース状吸い上げ管で構成し、この管は内側端20から突起させ、媒体入口が貯蔵容器(媒体溜め)の底部に位置するようにする。この場合、吸い上げ管25は部材3または4とは別の部材で構成し、部材3の支持管26中に位置決め固定して取付けるが、該部材と一体構成としても良い。支持管26はコネクターを介し内周部で吸い上げ管25の外側端を受入れ、開口部24を外側端で構成している。この開口部24は弁17については軸心方向の外側にずれ、ピストン12については停止位置で軸心方向の内側に逸れる。支持管26と同様に、開口部24は実質的に完全に作動部材10内に位置する。この支持管26は内側端部20を構成する基体の底壁27の内面だけから一体的に突起した状態にある。
作動ばね10は、軸方向に隣接した多数の作動部分28〜34で構成され、これにより直接並置された部分は、それぞれ、異なる長さ、内幅および/または外幅を有するとともに、半径方向と軸心方向のそれぞれの部分が異なる曲げ剛性または寸法固定性を示す。この場合、符号28,29,30で示す部分が軸方向に弾性もしくは伸長性を有するばね部分として構成され、一方、31〜34で示す各部分は実質的にそれぞれ引張と圧縮に伴う寸法の変動は見られない。31,32,34で示す部分は作動ばね10の中間部分に当り、これに対し33で示す部分は作動ばね10の外側部分を構成している。
作動ばね10の内側端35は端部30で構成され、基体2について直接保持され、この符号35で示す部分は常時同一の軸心方向の位置にあり、および/または摩擦もしくは正接触により捻じり式に固定されている。作動ばね10はその全長にわたって実質的に中空であり、即ち略連続した内側断面を有し、外側端のキヤビテイは部分33により気密式に締め切られている。
また作動ばね10のジャケツトは実質的にその全長にわたって媒体に不浸透性を示し、このため端部35のみが作動ばね10の内部から受入れ室22に至る媒体に対し一時的開口部を形成するに過ぎない。作動ばね10の内周部36および外周部37が、符号28〜34で示す各部分で円筒形状からずれ、円筒形状でない形状となる。しかし、部分31〜34の外周は、一部または完全に円筒形状とな得る。受入れ室36は一定構造の部分28〜32および34として、つまり螺旋(つるまき線)39の形の二巻のV型ねじ山として構成され、従って作動ばね10の製造後に内側の工具は容易に取り除かれる。外周37については符号28〜30で示す部分のみに二巻のV型ねじ山が形成されるが、二巻のV型ねじ山の螺旋40は符号31〜34で示す部分には形成されない。ねじ山の螺旋40は各部分28,29,30のジャケツト38においてほぼ一定の壁厚を有するように雌ねじに対応して位置している。半径方向縁部41は、つるまき線39等の最も内側に位置しており、その外周の支持管26内で滑るように移動することが出来る。同様に外側の螺旋40の最も外側に位置する半径方向縁42も、それぞれハウジング3または室22および/またはピストン12の内周を滑るように移動出来る。部分29および31〜33は何れも完全にピストン12内に位置し、部分28の外側端はピストン12内に伸長し、部分34は、部分28の主な長さ方向部分と同様に、室22に対し膨脹状態で室14内に完全に収納され、30で示す部分は弁17の閉の場合完全に室22内にあり、一方、弁17が開の場合、30で示す部分は一部が室14の中に突出する。
部材10は正接触操作で専ら部材9,12,13に関して長さ方向に形成され、つまりスナツプコネクター49とピストン12の内周の端面接合部を介しかみあう部分31,32内で形成される。この結果これら部材は対向軸心方向および/または回転方向に実質的にクリアランスなしの摩擦接触または正接触により位置決め固定される。31,32で示す部分は両側隣接の部材28,29の外周からリング状カラーとして突出する。部材31の外周はピストンスカートの内周のスナツプ開口部内に弾性的にラツチインさせ、2つのピストンリツプ間に離隔して位置するスナツプ材を構成する。部分32は軸心方向の内側にずれ、ピストン12の内側ショルダーと接触を保ち、外側に向かう動きを積極的に抑える。部分31,32間には半径方向に僅かに短縮されピストンスカートの内周と接触した中心部を設ける。位置決め固定された部分31,32について、他の部分28,29,30,33,34の全ては軸心方向および/または半径方向に、作動ストローク,戻りストロークまたは室14の圧力変動の結果として、移動が可能である。
締結部材43または部分31,32とその各外面または底壁との間でピストン12はその内側に室14から離れた実質的に小さな絞り断面を介して、室44を形成している。この室44の中に部分29,33の他、弁ハウジング16が取付けられ、媒体が弁15を通じて室14から取り出される。この絞り断面を通じ、または周廻りに配設された通路45を介し、室44が室14と連通し、通路45は部分31,32の外周をバイパスし、ピストン12の内周の軸心方向の溝によって形成される。
軸心方向にかつ非回転式に支持する接合として、また内側端25の半径方向の自動調心誘導役として、リブ46等の突起物を好都合に分配配設した支持縁部を取り付ける。これらはハウジング3と一体構造をなし、底部37の内面からまたは室ジャケツトから突出させ、内側端部35から流出する媒体が偏向しつつ対向側の室22と部分28〜34の外周との間を流過出来るようにする。支持管26の外周は、部分28,34,30の内周で、螺旋通路47を形成する。そのピツチおよび通路断面は作動ストローク条件によって変動する。従って室22の受入れ口、およびできれば部分30,28,29の外側螺旋40により、室14の受入れ口またはピストン12の受入れ口で外側螺旋通路48を構成させる。各螺旋通路47,48は二巻きによるものとし、さらに螺旋通路48は関連する部分28,29,30の長さ変動に応じて、そのピツチおよびその断面または容積が変動する。少なくとも約ゼロに近い条件を必要とする場合、ストロークの終点で、軸心方向に並置した螺旋逃げ面を隣接させる。各ばね28,29,30の変形率はその螺旋40の全長について略一定している。
室14,22と作動ばね10の内部が媒体で満たされると、ピストン装置9の内方に向けたストローク作動により、まず単純に圧縮ばね28,30の短縮と捻じり応力が生じ、弁ハウジング18の両側と弁座19とが隣接し合い、一方僅かながら回転を起こす。弁座19は環状リブで構成され、このリブに対し弁ハウジング18の対向面はストロークの当初の一部移動に応じて回転接触し、これにより弁通過圧を締め切る如く働く。ばね30の短縮はこれにより終結し、さらにストローク操作を続けると、ばね28のみが有効に機能し、その内側端部はそれぞれ端部35または部分34を使って捻じり式にロツクされる。しかし、弁ハウジング18は、室22の外周と内周とをシール状のかみあわせとすることにより、一種の仕切り弁として使うことが出来る。このため接触制限を受けることはない。従って、ばね30はピストン12の全ストローク長にわたって捻じりまたは長さの変動を受けることになる。
弁17の閉操作に続き、室14の圧力は増大し、作動ばね10のキャビテイは低減する。従ってキヤビテイから開口部24を経て媒体が放出され、媒体は通路23を通って媒体溜め(貯蔵容器)に返送される。一方、室内の圧力は部分33に差動ピストンとして作用する。この部分は外側面に弁ハウジング16を備えることとなる。この圧力が限度値を上回るようになると、今までの一定長の圧縮ばね29は短縮と捻じれ変形を示し、このため弁15は開いて、媒体はそれぞれヘツド6または出口ノズル8の中にタペツト13を全体にわたって含めた出口通路を介して取り出される。但し室外で基体2上のそれぞれピストン装置9またはヘツド6の突合せ接合により、ポンプストローク操作は終結し、弁15は弁座29の戻り回転により即座に閉状態となる。つるまき線路48およびその収縮作動により、放出中の媒体は室14,44内で回転流れを生じ、この流れは排出操作で加速される。それぞれ28,29,30で示す部分の外端部は摩擦または正接触により、特にそれぞれ基体2またはピストンについて逆方向に捻じれ状態を呈することがある。
弁17が依然初期状態で閉の場合、ばね28の操作でハンドル7を開放すると、ピストン12は最初の戻りストロークを示し、ここで室14が排出状態となり。一方、作動ばね10のキヤビテイは拡大傾向のため、通路23を介して既に吸引状態にある。引き続き、弁17は、ばね30が働いて、開状態となり、媒体は急激に吸引状態となり、キヤビテイから室22、室14へと移動し、最終的にピストン12は始動位置に戻る。弁17の通過に際しては開口部24が外方に変移する。この吸引操作時点では媒体は順次キヤビテイ内さらに室22,14内で回転流れを生ずるが、その流れ状態は停滞傾向を示す。部分28は部分30より寸法が長くピストン12についてのみ戻りばねとして働くが、一方部分30の方は弁17用の弁ばねとしてだけでなく、ピストン12用の戻りバネとしても役立つ。ヘツド6を軸心方向にピストン装置9に堅固に連結する。
カバー4は軸方向に締まり嵌めしたコネクター49を使ってハウジング3に連結し、このハウジング3の外端部のスリーブ形状縁部は何れもカバー4の内周および外周の両側に締め付ける、カバー4と締結部材50とは一体取付け装置の構造とし、基体2または装置1と貯蔵溜め(容器)を一体化させている。この締結部材50は外周部分で室14の部分中基体3を空間的に取り巻いているキャツプの一つであり、このキャツプは基体3の外端とは内部的に偏っている。媒体溜めのネツク上の雄ねじに噛みあう雌ねじを備えている。カバー4はさらに付加役割としてスリーブ形状のシール51と一体構造をなし、このシールは空隙を備えた外周部分で基体3を取り巻き、その外周は媒体溜め(貯蔵容器)のネツク部の内周にシール状のかみあいを行う役割をつとめている。カバー4はさらに突起面52と一体構造であり、この装置1の最大外側幅またはヘツド6およびカバーそれぞれに対し低減幅を示し、この突起面にはスナツプコネクター49を弁15の起動位置に取付け、更に部分29の一部はヘツド6を半径方向に誘導する役割を外周に負わせ、このヘツドはそれぞれの位置で内周部分を使って立上り突起面52を掴むようにしている。ポンプ操作ストローク端部位置で、ヘツド6は都合良く部材50の外面と接合接触しており、この部材から突起面52が突き出ており、これにより突起面はヘツド6の内面にすべて収納されている。
図2によれば、部材50a,51a,52aは外側縁部でハウジング3と一体構造をなしている。カバー4aは、全体が部材50a,51a,52a内に収納され、スナツプコネクター49aを介して保持されている。この場合カバー4aは環状デイスク形状のフランジの導入室を利用してハウジング3のスナツプ部材の内周と噛みあっている。ヘツド6は突起面52aの内周で外周を使って半径方向の誘導を行い、ポンプストローク端位置で外周にてスナツプコネクター49aを取り巻く。このヘツドは部材50aの前壁と接触状態にある。
媒体放出による貯蔵容器の漏れ出しを防ぐためにガス抜き孔を設ける。好ましくは、外側端部から放出装置1または基体2をガスが通り抜けてポンプ室のジャケツトの外周にそって貯蔵容器のネツク部に導かれ、この個所から貯槽内に送られる。換気経路53がタペツト13およびピストンリツプに対し狭められたピストン本体の外周に沿って設けられ、ピストン本体の底壁とタペツト13とは直接一体化している。この周面および底壁の外面についてはカバー4の内周を空隙面を備えた通路として設定しておく。タペツト13の外周とピストン底壁との間に、換気弁54を取付け、これは作動器5の起動時点では接合操作で圧力ロスの無きよう閉じておき、作動開始に合わせ直ぐ開操作する。弁54は弁15とほぼ同一軸心部分に位置し、移動式弁部材とタペツト13とは一体構造とする。チヤンネル53を直接カバー4のスリーブ部分の内周部分にセツトし、このカバーとハウジング3の内周とをかみあわせ、上記スリーブ部分の内前端部を保持し、ついでカバー4の両スリーブ間にハウジング3のジヤケツトを通過させ、ハウジング3のジヤケツトと瓶ネツク部のシール51との間にポートを設ける。同様に図2に準じて換気チヤンネル53aと弁54aを設ける。起動位置では後部スリーブ形状の軸方向に外側に向けたピストン12のシーリングリツプを直接カバースリーブの内端に近接して取付け、そのものと合体して環状スペースを形成し、このスペースは室14については完全に圧力ロスを避けて締め切るとともに、換気通路を構成する。
図1と図2によれば、部材10の内側端部35から出発して部材30,34,28,32,29および33を順次取付けていき、これらを直接一体並置し、部材30,28,29の長さを操作中に変動させ、部材34,32,31,33はそうしない。これと比較した場合、図3によれば、部材32は設けず、部材31bと隣接する心出し部分だけを取り付ける。更に、部分30bは伸長可能に構成する必要は無く、単に半径方向の補償移動が出来さえすれば良い。この場合にはスリーブ形状の自由に内側に突きでるピストン12bの内側ピストンリツプで弁17bの弁座19bを形成する。このためにはピストン12bまたはこのリツプをかなり内奥にまで十分伸長させると部分28b,34bは何れもピストン12b内に常時位置を占める。滑動面として丸みを着けた部分34bの外周は起動時点でピストンリツプの漏斗状の円錐周19bとの対向面とは僅か食い違っている。ピストン12bを内方に移動させると、弁ハウジングの閉止面18bは面19bと相接触し、弁17bは閉となる。この場合ポンプ室14bはピストン12b内にのみ止まり、部分18b,34bは実質的に固定のカウンターピストンを形成し、このピストンと、ピストン12bとが合体して、ポンプ室14bの容積はポンプのストロークとともに低減する。この場合、接合部46bはピストン12bに対して伸長状態にあり、その起動位置では外側端部は直接内側ピストン端に近接状態にある。この場合ばねまたは部分30bは実質的に幅より短かい値を示す。このことは環状デイスク形状の部材31〜34についても成り立つ。部材28は最高値としてその幅より2〜3倍の長さを示し、部分28〜30の内側と外側の幅の大きさは変わらない。
図4によれば、別途にカバー5は取り付けず、その代わりにクロージヤー4cがピストン12cの外ピストンリツプを使って構成される。このリツプはリング縁を備えた突起面52cの内周上を滑動し、同時に弁54cの弁ハウジングを形成する。ネツク52cの内周には長さ方向の溝を設けて弁座を形成させるか、または換気経路53の組込部分を形成させる。この溝は仕切り弁タイプの弁ハウジングを使ってピストンストロークの起動に合わせ直接形成させる。この場合外側ピストンリツプの幅は内ピストンリツプの滑り縁の幅長より大きい。一方図1〜3に示す二つのピストンリツプの幅は同一である。この場合ヘツド6cは軸ロツク55を利用して全長一体基体2cについてロツクする。特にゼロクリアランスに近い場合は起動時点でロツクを解除する。このロツク55はヘツド6cを備えたピストン装置9cの起動位置を規定する接合部として役立てる。ロツキング部材は部分2cおよび6cまたは9cの軸方向組立てに際し、自動的にインタースナツプ式に操作する。この部材はヘツドジヤケツトの内周にリング肩を突出させ、突起面52cの外端および外周にカウンター肩を突起させて形成させる。
図5によれば、カバー4dを部材2dまたは3dの内端に捻じり込みしてロツクする。カバー4dはその外面を使って弁座19d,入口24d,支持管26d,底部27dを形成し、その内面を使って接合部46d,室22d,または通路48dを形成する。部分30dの内端部はジャケツト38d中に軸方向一時開口部を含み、これを介して媒体を部材10dのキャビテイから室22dに注ぎ込むことが出来、端面35dまで伸長させまたは捻じりに対しロツク操作として役立てることが出来る。ハウジング3dはその外端で一体リング状デイスク形状の前壁56を構成し、これを介しタペツト13dを通しまたその内面に対しピストン12dを起動位置で隣接させることができる。ハウジング3dにはさらにその外周においてリングデイスク形状の突起締結用フランジ50dを一体収納する。このフランジはカツトしたコーン形状を示す。この締結部材50dは波形リングを使って容器ネツクの外面をクランプする。このフランジ50dは弾性的に平坦化されており、その内面または外縁部はシール51dを形成している。
基体の構造、特に図5に示すカバーの配列は、図1から図4までの実施態様にも設けることができる。装置1dは極めて容易に組み立てられる。特に上下転倒して見た場合、ピストン装置9d,部材10dおよび結論的にはカバー4dを相互にハウジング3dに引下げ出来ることから、ハウジングおよびその他の部材について調心し、カバー4dを挿入、組込をすることが出来る。カバー4dはスナツプコネクター49dを介してハウジング3dの内周と噛みあわせる。室14dからスナツプコネクター49dまでの幅長は同一であり、部材10d,12d間のスナツプ連結については他にカバー4d,部材34d,面19d,スプリング28dとの連結比較を行った。
図1から5にわたって相互に対応する部材,部分については同一の参照数字を用いた。但し、実施例によっては、部材や部品間に統一が取れぬ場合があるので、その場合は、参照文字を付けた。
図3に示す実施例において、部分28bまたは30bの外周とピストン12bの内周に近付けて誘導することが出来る。なお部材10bのキヤビテイと室22b間の一時開口部は少なくともそのジャケツトおよび/または部分31または32内の横断開口部によって形成されることもあり得る。もし一時開口部が部分28bまたは30bに位置する場合、その外周が一時開口部で多少の偏差を生むことがある。この場合、内周部でピストンに突起カムまたは螺旋カラーを設け得るものであり、この突起物により部分28の外周に直接螺旋溝が影響を与え、スナツプコネクター43に対応するコネクターが生ずるであろう。入力弁がさらに部材10内に弁座を生じることもあり得る。この場合キヤビテイにより受入れ室が形成され、さらに各部材28〜30の螺旋構成に代えて環状溝または別途異型の軸成形物が得られ、いずれのものも円周部分を詰らせ軸方向に並置される。

Claims (7)

  1. 流動性媒体を受け入れる役目をする基体(2,2b.2c,2d)と、その媒体を貯蔵部から媒体取り出し口(8)まで送るポンプ(1)を備え、このポンプが相対可動の少くとも2つの部材を有し、かつ、ポンプの、これら少くとも2つの部材を付勢するバネ(10)が設けられた放出装置であって、バネ(10)が、ねじりバネとして構成されており、
    バネ(10)が、少くとも1つのバネ部分(28,29,30)と、少くとも1つの中間部分(31,32,33,34)を有し、その少くとも1つの中間部分(31ないし34)の少くとも1つの横断面が少くとも1つのバネ部分(28,29,30)の少くとも1つの横断面からバネ部分の厚さ方向にずれており、
    長手方向の軸心(11)と平行に、バネ部分(28ないし30)の巻線部分が、バネ部分の半径方向よりも、断面で複数倍伸長する伸長部を有し、
    少なくとも1つの中間部分が放出装置の弁体を構成することを特徴とする放出装置。
  2. 請求項1に記載の放出装置において、少くとも2つの隣接する巻線部分が少くとも2条のらせん形状に形成され、および/または、巻線部分が、急ならせん形状で、10°以上のリード角になっていることを特徴とする放出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放出装置において、少くとも1つの中間部分(31ないし34)は、寸法的に変動しにくいように堅くなっており;中間部分は、少くとも1つのバネ部分(28,29,30)の連通部から外向きに突き出ており;中間部分は、環状に形成されており;中間部分は、長手方向の軸心(11)に平行な方向の動きが突き合せによって止められるようになっており;中間部分は、スナップコネクター(40)によって取りつけられ;中間部分は、接触式のショルダー又はスナップ式のショルダーを構成し;中間部分は、放出装置の弁部分(18)、突き合わせ部分、又は、案内部分を有し;中間部分は、複数の隣接するバネ部分(28,30)に対して可動であり;又は、中間部分は、部材(3,12b)の対向面(19,19b)と協働して固定する面を構成している放出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の放出装置において、少くとも1つのバネ部分(28ないし30)が、互に可動で長手方向に順に配置されている複数の部分領域を有し、これらの部分領域が互に直接連結されており、少くとも1つのバネ部分(28,29,30)が周囲を閉じたジャケットで形成されるか、または、ねじりバネで形成され、しかも、少くとも1つの中間部分(31ないし34)が中空になっていることを特徴とする放出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の放出装置において、バネ(10)の少くとも1部分が、その外周および/または内周に、少くとも1つのらせん(39,40)を有し、1つのバネ部分(28ないし30)が、その両端間に、その全長にわたってほぼ一定の壁厚を有し、かつ、そのバネ(10)が、全体的にプラスチックで一体に形成されていることを特徴とする放出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の放出装置において、バネ(10)が、内周又は外周で、媒体を案内するために設けられているか、又は、バネ(10)が滑り案内されるように設けられていることを特徴とする放出装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の放出装置において、放出装置の基体(2,2b,2c、2d)が、不動で相互にかみあう2つの別々の部分(3,4又は3d,4d)のみからなり;それらの2つの別々の部分の少くとも1つが、寸法的に変化しにくいように堅くなっており;放出装置(1,1d)を媒体貯蔵部に取りつけるための固定部材(50,50d)を有し;媒体貯蔵部をシール状に閉じるシール(51,51d)を有し;ポンプのピストン(12,12d)のための支持部、少くとも1つの弁座(19,19d)を設け;媒体貯蔵部のための換気経路(53)を設け;取り入れ経路(25,25d)のための支持部(26,26d)を設け;操作タペット(13,13d)を案内するための孔を形成し;操作ヘッド(60)のための位置決め固定部(55)が、一端で、スナップコネクター(49,49d)によって取りつけられたカバー(4,4d)で閉じられており;支持面(46d)が、作動部材(10d)の一端に形成されており;取り入れ弁(17d)の弁座(19d)が設けられており;又は、媒体用の取り入れ開口(24d)が基体(1d)の、操作端から遠い端部(20d)に配置されている放出装置。
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