JP3933706B2 - 杼口と緯止め装置の中に緯糸を挿入する際の光学式監視のための方法 - Google Patents
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Description
緯糸用のガイドチャネルに直交して、直列にガイドチャネルに直交して配設された多くの感光素子に、互いに平行な光線ビームを向ける方法が既知である(米国特許第3853408号)。感光素子に対する光線の緯糸による遮断が検出され、また緯糸の存在が検知されるように評価装置を用いて処理される。
本発明の課題は、冒頭に述べた種類の方法を改良することである。
上記課題は、緯糸の挿入時にガイドチャネル内の緯糸の位置を決定することによって解決される。
本発明に基づく方法によって、緯糸の存在を検知することが可能であるのみならず、むしろ緯糸のガイドチャネル内の緯糸の位置を検知することが可能である。
本発明の形態では、2本以上の緯糸の同時挿入の際にすべての緯糸の位置、したがってすべての緯糸の存在を検出するように意図されている。
本発明のさらなる形態では、挿入中に緯糸の位置が前後に2回以上検出されるように意図されている。これによって、実際に緯糸が挿入されたか、あるいは例えば単に1本の糸くずまたは糸の断片がガイドチャネルを通して動いたかどうかを判別することのみならず、ガイドチャネル内の緯糸の位置の変化も判別することが可能である。さらに、2本以上の緯糸が同時に挿入される場合、緯糸挿入を点検することも有効である。緯糸ガイドチャネル内への緯糸挿入の間に緯糸は相対的に動くので、検出プロセスの内の一方のプロセスの間に2本以上の緯糸が互いに並んで位置しているか、すなわち2本以上の緯糸が存在しているかどうかを確認することができる。
緯糸挿入手段の調整を容易にするために、本発明のさらなる形態では、挿入中の緯糸の位置および/または緯糸位置変化が表示されるように意図されている。これによって、操作員は、例えば空気織機の場合主噴射ノズルおよび補助噴射ノズルの機能を、ガイドチャネルの所定の領域で緯糸が挿入されるように調整することが可能である。
緯止め装置の場合、上記課題は、挿入時に緯糸がガイドチャネル内に有する位置を決定するための手段を評価装置が含むことによって解決される。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面に示した実施例の引き続く説明から明らかとなる。
図1は、本発明に基づく緯止め装置を有する織機の部分概略図である。
図2は、図1のラインII−IIに沿って見た拡大断面図である。
図3は、図2のラインIII−IIIに沿って見た断面図。
図4は、図3のラインIV−IVに沿って見た断面図。
図5は、緯止め装置と緯糸とを有するガイドチャネルの開口である。
図6は、緯止め装置によって受信された緯糸なしの信号図である。
図7は、緯止め装置によって受信された緯糸を有する信号図である。
図8は、1本の緯止め装置と2本の緯糸とを有するガイドチャネルの開口である。
図9は、2本の緯糸の緯止め装置によって受信された信号図である。
図10は、部分変更した緯止め装置の実施形態の図2に類似した断面図である。
図11から図13は、緯糸なし、2本の緯糸付き、および1本の緯糸付きの状態で、図10の緯止め装置によって受信された信号図である。
図14は、本発明に基づく緯止め装置のさらなる実施形態の図2に類似した断面図である。
図1には、織機の筬2が配設された筬框1が示されている。挿入側3には2つの主噴射ノズル4、5がある。さらに、筬框1の上の筬2に沿って複数の補助噴射ノズル6が配設されている。挿入側と対向する側7には、筬の延長部には緯止め装置8が配設されている。緯止め装置8の後には筬2の延長部にいわゆる補助筬9が従い、それに沿って同様に補助噴射ノズル6が配設されている。
主噴射ノズル4、5によって吹き込まれる緯糸11、32は、ガイドチャネル10の範囲で挿入側3から対向側7へ案内される。図2にも見られるガイドチャネル10は、筬2のディスク12のU字形の開口と、緯止め装置8の切欠き13と、補助筬9のディスク14のU字形の開口とによって形成され、ディスク14は筬2のディスク12に対応している。筬2のディスク12および補助筬9のディスク14のU字形の開口と、緯止め装置8の切欠き13は、1つの線の中に前後して位置している。緯糸11、32は、主噴射ノズル4または5によって、また補助噴射ノズル6によって、既知の方法でガイドチャネル10を通して挿入側3から対向側7に吹き込まれる。補助筬9の後の延長部では、いわゆるストレッチノズル15が筬框1の上に通常さらに配設され、挿入後に、挿入した緯糸11、32を伸ばした状態に保持する。
図2から図4による緯止め装置8は、光線のビーム17を発生する光源16を含み、この光線は緯止め装置8のハウジング19内に配設されたプリズム18に向けられる。光線は曲面のミラー20、21を介して下から上へ緯止め装置8の切欠き13に導かれ、この結果光線は切欠き13によって形成されたガイドチャネル10の部分でほぼ下から上へ、またほぼ互いに平行に延在する。ミラー20、21はプリズム18の曲面の側面から構成することができ、この側面に反射材料が取り付けられる。ハウジング19は好ましくはプラスチックで製造され、この結果プリズム18を鋳込むことができる。プリズム18の屈折、およびミラー20の曲面は、ガイドチャネル10の奥行き(図2の矢印方向A)にわたって延在するほぼ平行な光線22の領域が発生するように選択される。
さらに緯止め装置8は、ほぼ互いに平行な光線22を受光するための多くの感光素子23を含む。感光素子23はガイドチャネル10の上部境界の領域に配設され、またガイドチャネル10に直交してその奥行き方向(方向A)に延在する一列にほぼ位置し、この結果光線22が素子23に衝突する。感光素子23は、ハウジング9の中に格納された増幅器24に接続される。感光素子23は、例えば光電センサに衝突する光線22の光度に比例する電圧を供給する光電センサから構成される。
光源16は、ハウジング19の中に格納されたランプまたは発光ダイオード(LED)から構成される。ハウジング19は開口部25を有し、この結果光源16から来る光線17はプリズム18に達する。光源16は、電気ライン46によって、増幅器24の信号を受信かつ処理する織機の制御ユニット26に接続される。
両方のミラー20、21に適切な曲面を選択することによって、光線22がほぼ互いに平行になるだけでなく、ガイドチャネルをその幅にわたってほぼ同一の光度で充填する、光線22の領域を達成することができる。このため、反射の際にミラーが周縁光線をより強く合焦するように、ミラー20、21を設計することができる。
図示した実施例では、感光素子23は一列に前後して奥行き方向(矢印方向A)に配設され、この結果感光素子は光線22の領域全体をとらえることができる。感光素子は互いに並んでホルダ27の中に取り付けられる。素子23は電子構成素子と共にホルダ27の中に鋳込まれ、このホルダの中には同時に電気接点28が設けられ、電気接点は素子23に電気的に接続され、また電気ライン35によって増幅器24に通じている。増幅器24から制御ユニット26に電気ライン34が通じている。ホルダ27は例えば接着剤によってハウジング19に固定される。
緯止め装置8は、感光素子23によって受信された信号のグラフを作成するために評価装置29と協働し、この結果このグラフから緯糸の位置、すなわち緯止め装置8の領域のガイドチャネルの奥行き方向(方向A)における緯糸の位置を決定することができる。評価装置29は例えば制御ユニット26の構成部材である。電気ライン34は評価装置29に通じている。評価装置29には表示装置55が接続され、この中に1本または複数の緯糸の位置がグラフで示され、この結果操作員は1本または複数の緯糸の位置を調整作業の実施中に点検することができる。
緯止め装置8の領域におけるガイドチャネル10の緯糸の位置に応じてグラフを決定するための感光素子23の信号処理は、図5から図9を参考にして詳細に説明する。グラフは、ガイドチャネルの奥行きPにわたって(増幅された)信号Sを示している。緯糸がないと、ほぼ直線に一致する図6のグラフ30が得られるが、これはほとんど同一の光度を有するすべての光線が受光されるからである。受信された信号は直線として示されているが、実際には、その長さがそれぞれの素子23の幅にそれぞれ一致する並列した短い線から構成される。例えば20個の感光素子23が互いに並んで配設された場合、対応した長さの20の信号路が得られ、これらの信号路は共同してほぼ直線を形成する。ガイドチャネル10の奥行き方向(方向A)における感光素子23の幅は相対的に小さい。この幅は、通常加工される緯糸の直径よりも小さい。
緯止め装置8の領域に緯糸11または32が存在した場合、光線22の領域の一部分が遮断され、この結果緯糸11、32によって覆われた感光素子ははるかに弱い光線を受光する。対応するグラフ30Aが図7に示されている。緯糸11または32によって光線22が中断される素子23の領域では、光線22は感光素子23にもはや直接的には達せず、この結果出力される信号はなお非常に小さいことが理解される。このグラフ30Aの評価は、他の領域におけるよりも受信信号がはるかに弱い区間31が検出されるような方法で行うことができる。素子23の1つによって放出される各信号は、緯糸が存在しない場合のこの素子23からの信号と比較される。この信号が、緯糸が存在しない場合の信号よりも小さい場合、緯糸が存在する。素子23のどれがより小さな信号を出力するかを評価することによって、ガイドチャネル10の奥行きに関して緯糸が占める緯糸11、32の位置を決定することができる。より弱い信号が受信されない場合、このことは、緯止め装置8の領域に緯糸11、32が存在しないことを意味する。
緯止め装置8と評価装置29とによって、緯止め装置8の領域における緯糸11または32の位置を複数回連続して決定することができる。これによって、緯糸挿入中の緯糸11、32の位置の時間的な変化を検知することが可能である。例えば同様に評価装置29によって実施される統計的評価から、緯糸11または32の中心位置を決定することができ、また緯糸11または32が前記中心位置に対してその位置を変える場合のばらつきを決定することができる。この場合、例えば主噴射ノズル4、5および補助噴射ノズル6への圧縮空気給送の制御、および/または補助噴射ノズル6の配設は、ばらつきが可能な限り小さくなるように、実験的に調整することができる。この場合、各パラメータを変更し、また緯糸の挿入を全体として最適化するために、ばらつきに対するこの変化の影響を点検することができる。
本発明に基づく緯止め装置8は、1本または複数の緯糸が杼口に同時に挿入される織機についても適切である。例えば、2本の緯糸11、32がこれらの緯糸に割り当てられた主噴射ノズル4、5によってガイドチャネル10の中にそれぞれ挿入され、また補助噴射ノズル6を用いてさらにガイドチャネル10を通して吹き込むように意図されている。例えば図8に示したように、次に2本の緯糸11、32がガイドチャネル10の緯止め装置8の領域に存在する。これから、2つの区間31、33を含む図9のグラフ30Bが得られ、この区間では受信信号は他の領域におけるよりもはるかに弱い。受信信号のグラフ30Bの評価は、2本の緯糸11、32の存在を表示する互いに区別可能な2つの区間31、33が存在するかどうかを確認するような方法で行うことができる。
2本の緯糸11、32が緯止め装置8の領域で重なり合って、すなわち方向Aに垂直な方向Bで重なり合って存在することがあり得るので、本発明に基づく緯止め装置8によって1本の緯糸の存在のみしか検知できないかもしれない。しかし、緯糸11、32は不規則に動くので、すなわち方向Aにも方向Bにも動くので、緯糸11、32が互いに並んで位置する、したがってグラフ内の2つの互いに区別可能な区間31、33が生じる時点が常に存在する。これ故、緯糸の位置は複数回連続して点検され、この結果、すなわちグラフ30Bの互いに異なった2つの区間31、33が1回または複数回確認された場合に、2本の緯糸11、32がガイドチャネル内に存在することを明確に検知することができる。
3本以上の緯糸が同時に挿入される場合、同一の作動方法も使用できる。この場合、3本の緯糸の場合に、3つの異なった区間がグラフ内に存在するかどうかが点検される。4本の緯糸の場合、4つの種々の区間がグラフ内に存在するかどうかが点検される、等々。さらに、複数の緯糸の位置の時間的な変化、例えば平均値からのばらつきを同時に決定することも可能である。
光線22はほぼ互いに平行に延在するので、緯糸11、32が光線を遮断した場合、感光素子23によって受信される信号が非常に明確に区別される長所が得られる。さらに、ほぼ平行な光線22によって、ガイドチャネル10の高さ(図2の方向B)の緯糸11、32の位置が、感光素子23によって受信される信号に対しわずかな影響しか及ぼさないという長所も提供される。
図10による実施形態では、緯止め装置8の感光素子23は、図2から図4の実施形態に従ってガイドチャネル10の上方に配設される。しかし、光源16の光線17はミラー36と37のを介して方向転換され、また下から上ヘガイドチャネル10を通して送られる。ミラー36と37はハウジング19の切欠き38の中に配設される。評価装置29はハウジング19の増幅器24の領域に配設され、また電気ライン39を介して制御ユニット26に結合される。緯止め装置8の機能方法は図2から図4の実施形態の機能方法に一致する。
図10による実施例では、光線22の領域はガイドチャネル10の奥行きにわたって異なった光度を有し、この結果緯糸がガイドチャネル10内に存在しない場合、図11に応じたグラフ40が得られる。図5に応じた緯糸11または32が存在する場合、図12に基づくグラフ40Aが得られる。緯糸11または32の位置は、図12のグラフ40Aと図11のグラフ40とを比較することによって決定することができる。2本の緯糸11、32が存在する場合、図13のグラフ40Bが得られる。この場合も、図13のグラフ40Bと図11のグラフ40とを比較することによって緯糸11、32の位置を決定することができる。この緯止め装置8によって、同様に、種々の時点の緯糸11、32の位置を連続して決定することができ、この結果中心位置に関するばらつきまたは2本の緯糸11、32の存在を検知することができる。
図示していない異なった形態では、感光素子23はガイドチャネル10の下方に配設され、一方、1つの光源から来る光線22は、その光線が上からガイドチャネル10を通して下部にある感光素子23に走るように案内される。
感光素子23の信号を直接、すなわち増幅器24の中間段階なしに評価装置29に導くことも可能である。
図14による実施例では、合焦され、集束された光線47を出力するランプ41を光源として含む緯止め装置8が示されている。ランプ41はホルダ42を備え、この結果ランプおよび集束された光線47は、往復走行する光線を発生するために往復運動することができる。ホルダ42は、電気ライン48を介して制御ユニット26によって制御される2つのマグネット43、44と協働する。ホルダ42はハウジング45の中に揺動自在に軸受けされ、このハウジング内に同様に電磁石43、44が格納される。電磁石43、44を用いてホルダ42を傾けることによって、ランプ41の光線47は往復運動する。光線は、その光線がその光線22としてガイドチャネル10をその奥行き方向に通り抜けるようにミラー36、37によって方向転換され、光線22は、ガイドチャネル10の奥行きに関してほぼ互いに平行に配向され、すなわちホルダ42およびランプ41の各位置において光線22はガイドチャネル10を通して発生され、この光線は、ホルダ42およびランプ41の他の位置においてガイドチャネル10を通り抜ける他の各光線22に対しほぼ平行である。この場合この光線22は、外側光線22Aと22Bによって規定される領域の間を動く。相対的に高い走査周波数の調整によって、結果としてほぼ平行な光線22のほぼ連続的な領域を感光素子23によって受信することができる効果が得られる。
ホルダ42の傾斜速度は、ミラー36、37の設計を考慮して、光線22がガイドチャネル10をその奥行きに関してほぼ同一の光度で走査するように制御することができる。例えば、ランプ41の光線47がミラー36、37の他の位置に向けられた場合よりもより強く光線を集中するミラー36、37の位置に、前記ランプ41の光線が向けられた場合にホルダ42の速度を上げることができる。図示した実施例では、ガイドチャネル10の縁部近傍のミラー36、37がガイドチャネル10の中心におけるよりも光線をより強く集中するので、ホルダがマグネット43、44により近くにある場合、ホルダ42の速度は、マグネット43、44の間の中心にホルダがある場合よりも相対的に高くなる。この場合、ホルダ42が電磁石43、44のすぐ近くにある場合、ミラー36、37に光線47が向けられるのを防止することもできるが、これは、ホルダ42の速度がこの瞬間にゼロとなるからである。
ガイドチャネル10の奥行き(方向A)は、筬2のディスク12に対して垂直に、また光線22に対してほぼ垂直に延在するガイドチャネル10の横方向と理解される。これによって、緯糸11、32の幅位置または奥行き位置が決定され、すなわちガイドチャネル10の横方向における緯糸11、32の位置が決定される。
本発明の図示していない実施形態によれば、1本または複数の緯糸の位置は、ほぼ平行な光線が交差する2つの緯止め装置によって決定される。次に、1本または複数の緯糸の位置は2つの方向で決定され、この結果ガイドチャネル10における1本または複数の緯糸の絶対位置を幾何学的に決定することができる。
グラフ30A、30B、40A、40Bから、1本または複数の緯糸11、32の位置に追加して、さらに区間31、33の幅を決定することによって前記緯糸11、32の厚さを決定することができる。これによって、緯止め装置8を用いて1本または複数の緯糸11、32に関する厚さの差を確認することも可能である。
本発明は、主噴射ノズル4、5および補助噴射ノズル6の圧縮空気によって、緯糸11、32をガイドチャネル10を通して吹き込むことに限定されない。本発明は、他の方法でガイドチャネル10を通して緯糸を送る場合に同様に利用可能である。例えば、これは、主噴射ノズル4、5に応じて筬の挿入側3に取り付けられた主ノズルの水によって、または発射体によってあるいは類似の方法で行うことができる。
同様にディスク12、14は図面に示した形態を有する必要がない。例えば米国特許第3853408号による形態を備えることができる。
図示していない実施形態では、緯止め装置8は補助筬9とストレッチノズル15との間に配設される。同様に、このように配設された緯止め装置8を、筬2と補助筬9との間に存在する緯止め装置8に追加して設けることが可能である。
緯止め装置8を筬框1の上に取り付けず、織機の図示していないフレームの上に固定配設することも簡単に可能である。この場合、緯止め装置8が筬框1のほぼ最も後方の位置に配設されるように緯止め装置8を配設することが当然不可欠であり、すなわち筬が商品の縁から大きく離れ、また緯糸11、32がガイドチャネル10の中に挿入される場合、ガイドチャネル10および緯止め装置8はほぼ互いに面が一致する。
緯止め装置8は、ガイドチャネル10を通してほぼ平行に配向される光線22を発生するために、プリズム18および/またはミラー20、21の他に、追加して1つまたは複数のレンズを含むことができる。
もっぱら添付した請求の範囲によって規定される保護範囲から離れることなく、記述してきた緯止め装置の方法および/または実施例の異なった形態が、当業者の能力の枠内において存在することは当然である。
Claims (10)
- ガイドチャネル(10)の中に挿入する際に、ガイドチャネル(10)に対して直交に多くの受光素子(23)に向けられたほぼ互いに平行な光線(22)によって、緯糸(11、32)を光学式に監視するための方法に関し、この場合緯糸(11、32)による光線の遮断が検出される方法において、該受光素子(23)が感光素子であり、緯糸(11、32)を挿入する際にガイドチャネル(10)の1つ以上の緯糸の存在及びその進行方向に対して直交する緯糸の位置を検出するために、いくつかの素子の光線の遮断により変化した信号が分析されることを特徴とする方法。
- 2本以上の緯糸(11、32)を同時に挿入する際に、すべての緯糸の位置、したがってすべての緯糸の存在が検出されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 挿入中に緯糸(11、32)の位置が2回以上連続して検出されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- 2本以上の緯糸(11、32)を同時に挿入する際に、感光素子(23)の信号について、その都度受信される信号が、緯糸が存在しない場合に出力される前記素子の信号よりも弱い2つ以上の区間(31、33)が存在するかどうかが点検されることを特徴とする、請求項2または3に記載の方法。
- 挿入中の緯糸(11、23)の位置および/または緯糸の位置変化が表示されるか、および/または記録されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- 多くの受光素子(23)の上に、ほぼ互いに平行にガイドチャネル(10)を通して直交して向けられた光線(22)を発生するための手段と、緯糸による該光線の遮断を検出するための手段と、を有する織機用の緯止め装置において、該受光素子(23)が評価装置(29)に接続された感光素子であり、該評価装置(29)が、緯糸(11、32)の挿入の際に、該光線の遮断によって引きおこされるいくつかの感光素子の信号に基づいて、ガイドチャネル(10)内の1つ以上の緯糸の存在及びその進行方向に対して直交する緯糸の位置を検出するための手段を含む、ことを特徴とする緯止め装置。
- 評価装置(29)が緯糸(11、32)の位置変化を検出する手段を含むことを特徴とする、請求項6に記載の緯止め装置。
- 評価装置(29)に、ガイドチャネル(10)内の緯糸(11、32)の位置を示す表示装置(55)および/または緯糸の位置を記録する記録装置が接続されることを特徴とする、請求項6または7に記載の緯止め装置。
- ほぼ平行な光線(22)を発生するための手段が方向転換素子(18、20、21;36、37)を含み、該方向転換素子が、ガイドチャネルに対して光度がほぼ等しくなるように、光線(22)をガイドチャネル(10)に直交して配分することを特徴とする、請求項ら6から8のいずれかに記載の緯止め装置。
- 合焦された光線を発生するための手段(41)と、ガイドチャネル(10)を横方向に走査する光線(47)の往復運動を発生するための手段(42、43、44)とが設けられることを特徴とする、請求項6から8のいずれかに記載の緯止め装置。
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