JP3932260B2 - データ伝送システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル信号伝送技術さらには伝送線が3以上のレベルをとる信号伝送に適用して有効な技術に関し、例えば同時双方向データ伝送システムや多値レベルによる信号伝送システムに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、伝送線の両側から同時にデータを送信可能にするSBTLと呼ばれる同時双方向インタフェースが知られている。同時双方向インタフェースでは、双方向のデータ伝送を1本の伝送線により行なうため、伝送線上のレベルは、両方向から伝送される2つのデータの組合せに応じてロウレベルとハイレベルとそれらの中間レベルの計3つのレベルのいずれかの状態をとる。そのため、受信側の入力バッファ(コンパレータ)に2つの参照電位(論理判定レベル)を用意しておいて受信データを判別する方式が採られている。
【0003】
従来の同時双方向インタフェースは、図11に示すように、各チップに出力バッファOBFと入力バッファIBFと参照電位発生回路VRGとを備え、参照電位発生回路VRGで発生する参照電位を、自身の送信データTDATA-A,TDATA-Bに応じて図12(a),(b)に破線で示すように変化させることで受信データRDATA-B,RDATA-Aを判別する方式が一般的であった。
【0004】
しかしながら、この参照電位の切替え方式は、参照電位の切替えによって受信データのジッタ(変化タイミングのずれ)が大きくなるという問題点がある。これは、入力バッファを1つにして参照電位を切り替えると、同一の受信データであっても参照電位が高い時と低い時とでは判定のタイミング(受信データ波形が参照電位を横切る点)がずれてしまうためである。また、受信データが変化する時に参照レベルが変化した場合を考えると、参照レベルの変化の方向が受信データの変化の方向と一致する場合と逆の場合とでも判定のタイミングがずれる。
【0005】
一方、従来提案されている同時双方向インタフェースとして、参照レベルが異なる2つの入力バッファ(コンパレータ)を設け、この2つの入力バッファを共に動作させておいて自身の送信データに応じて後段のセレクタを切り替えることにより、送信データに応じた参照レベルで判定したデータを取り込むようにした技術が開示されている(特開平8−107346号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、半導体集積回路技術の進歩に伴なって使用する電源電圧が低電圧化され、伝送信号の振幅レベルが電源電圧に近いレベルをとるようになって来ている。そのため、参照電位が異なる2つの入力バッファで受信データを判別する方式であっても、所望の参照電位で判別するのが困難になるという課題があることが本発明者等によって明らかにされた。すなわち、MOSFETを能動素子とする半導体集積回路における参照電位で受信データを判別する回路は、例えば図2(A)に示すような入力差動トランジスタQ1,Q2がNチャネルMOSFETにより構成された差動増幅回路が一般的である。しかし、電源電圧が低電圧化されて入力信号の振幅レベルと電源電圧レベルが近づいて来ると回路のダイナミックレンジが狭くなる。そのため、図2(B)に示されているように受信データを判別するための参照電位Vref1,Vref2のうち低い方の電圧Vref2が、差動増幅回路の参照電圧設定可能範囲VANから外れてしまい、正しい判別が行なえなくなるおそれがある。
【0007】
また、従来の同時双方向伝送方式では、送信データと受信データが衝突する際に大きなディレイ変動が生じるという課題がある。これは、送信データと受信データが同時に同一の方向へ変化する場合と一方だけが変化する場合や同時に逆の方向に変化する場合とでは、伝送線上でのレベル変化の速度が異なり、前者の方が後者よりも速くなるためである。
【0008】
この発明の目的は、同時双方向インタフェースを有する半導体集積回路の電源電圧が低電圧化されても正確に受信データを判別することができるデータ伝送技術を提供することにある。
この発明の他の目的は、2つの半導体集積回路間の同時双方向データ送信の際に、受信データの判別のための参照電圧の切替えによる信号の遅延時間の変動がなく受信データのジッタを小さくすることが可能なデータ伝送技術を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、同時双方向インタフェースを構成する入力回路を、使用する参照電圧の数だけ用意しておいて各入力回路には固定された参照電圧をそれぞれ与えるとともに、レベルが高い参照電圧が与えられる入力回路にはNチャネルMOSFETを入力差動素子とする差動増幅回路を用い、レベルが低い参照電圧が与えられる入力回路にはPチャネルMOSFETを入力差動素子とする差動増幅回路を用い、自身の出力データに応じて2つの差動増幅回路の出力をセレクタで切り替えて受信データを得るようにしたものである。
【0010】
これにより、電源電圧が低電圧化されて伝送信号の振幅レベルと電源電圧レベルが近づいても受信データを判別するための参照電位が差動増幅回路の参照電圧設定可能範囲から外れなくなり、正確な受信データの判別が可能となる。また、参照電圧の切替えが不要であるため、参照電圧の切替えによる信号の遅延時間の変動がなく受信データのジッタを小さくすることができる。
【0011】
さらに、望ましくは、伝送信号を受ける入力回路として、入力データをラッチする機能を有する回路を内蔵した差動増幅回路を用いるか、送信データと受信データに応じてセレクタを切り替えるタイミングをずらすハザード防止回路を設けるようにする。これにより、送信データの出力タイミングとセレクタの切替えタイミングとの関係で、内部回路に伝達される受信データ信号にヒゲ状のパルスが生じて内部回路が誤動作するのを回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明を適用した同時双方向インタフェースを有する半導体集積回路およびそれを用いたデータ伝送システムの第1の実施例が示されている。
図1において、10A,10Bはそれぞれ1個の半導体チップ上に形成された半導体集積回路である。各チップにはそれぞれ双方向通信を行なうための伝送線20が接続される外部端子11A,11Bと、該外部端子11A,11Bに出力端子が接続された出力バッファ12A,12Bが設けられている。
【0013】
また、チップ10Aには、外部端子11Aに反転入力端子が接続された図2(A),図3(A)に示すような差動増幅回路からなる2個の入力バッファ13A1,13A2が設けられ、これらの入力バッファの後段にはそれぞれいずれかのバッファの出力を選択するセレクタ14Aが設けられている。同様に、チップ10Bには、外部端子11Bに反転入力端子が接続された図2(A),図3(A)に示す差動増幅回路からなる2個の入力バッファ13B1,13B2が設けられ、これらの入力バッファの後段にはそれぞれいずれかのバッファの出力を選択するセレクタ14Bが設けられている。
【0014】
また、上記出力バッファ12A,12Bの前段には出力されるべきデータをラッチ可能なフリップフロップからなる出力データラッチ回路15A,15Bが、また前記セレクタ14A,14Bの後段には入力バッファにより判別された入力データをラッチするフリップフロップからなる入力データラッチ回路16A,16Bが設けられている。
【0015】
上記セレクタ14A,14Bは、出力データラッチ回路15A,15Bに取り込まれた出力データを選択制御信号SELに応じて切り替えるように構成される。このようなセレクタ14A,14Bの具体的な回路例としては、例えば2個のPチャネルMOSFETと2個のNチャネルMOSFETが電源電圧端子間に直列に接続されてなる公知のいわゆるクロックド・インバータと同様の構成の回路を用い、クロック信号の代わりに前記選択制御信号SELを入力するようにした回路を用いることができる。
【0016】
さらに、本実施例では、チップ10Aには、入力バッファ13A1,13A2の非反転入力端子に印加される互いにレベルの異なる参照電圧Vref1,Vref2を発生する抵抗分割回路17Aが、チップ10Bには、入力バッファ13B1,13B2の非反転入力端子に印加される参照電圧Vref1,Vref2を発生する抵抗分割回路17Bが設けられている。前記抵抗分割回路17A,17B2で発生される参照電圧Vref1,Vref2は、それぞれ電源電圧VDDの3/4と1/4のようなレベルとされる。
【0017】
なお、この実施例では、参照電圧Vref1,Vref2を発生する抵抗分割回路がチップ内部に設けられている場合を示したが、参照電圧Vref1,Vref2を入力するための外部端子を各チップにそれぞれ設けてチップ外部から与えるようにしてもよい。あるいは、一方のチップ内に抵抗分割回路とこの抵抗分割回路で発生された電圧を出力するための外部端子を設け、他方のチップにはこの抵抗分割回路から出力された参照電圧Vref1,Vref2を入力するための外部端子を設け、前記一方のチップの抵抗分割回路から出力された参照電圧Vref1,Vref2を入力させるようにしてもよい。
【0018】
前記入力バッファ13A1,13B1を構成する差動増幅回路は図2(A)に示すような入力差動トランジスタQ1,Q2がNチャネルMOSFETにより構成された回路(以下、NMOSアンプと称する)であり、前記入力バッファ13A2,13B2を構成する差動増幅回路は図3(A)に示すような入力差動トランジスタQ1,Q2がPチャネルMOSFETにより構成された回路(以下、PMOSアンプと称する)である。ここで、NMOSアンプは、入力差動トランジスタQ1,Q2の共通ソースに接続されたアクティブ負荷トランジスタQ3,Q4がPチャネルMOSFETで構成され、入力差動トランジスタQ1,Q2のドレイン側に接続された定電流用トランジスタQ5がNチャネルMOSFETで構成されている。一方、PMOSアンプは、アクティブ負荷トランジスタQ3,Q4がNチャネルMOSFETで構成され、定電流用トランジスタQ5がPチャネルMOSFETで構成されている。
【0019】
上記のように、2つの入力バッファ13A1,13A2を構成する差動増幅回路を使い分けることにより、電源電圧VDDが低電圧化されて伝送される信号の振幅レベルが電源電圧VDDに近づいたとしても、確実に入力信号を判別することができるようになる。すなわち、NMOSアンプの場合には、電源電圧VDDのレベルと伝送信号の振幅レベルが近いと、図2(B)に示すように、低い方の参照電圧Vref2がNMOSアンプのVref設定可能範囲VANから外れてしまい、逆に、PMOSアンプの場合には、電源電圧VDDのレベルと伝送信号の振幅レベルが近いと、図3(B)に示すように、高い方の参照電圧Vref1がPMOSアンプのVref設定可能範囲VAPから外れてしまう。しかるに、本実施例のようにNMOSアンプとPMOSアンプとを使い分けることにより、高い方の参照電圧Vref1も低い方の参照電圧Vref2も、アンプのVref設定可能範囲内に入れることが可能となり、確実に入力信号を判別することができる。
【0020】
図4には、図1の実施例を適用したシステムにおいて、チップ10AからTDATA-Aが、またチップ10BからTDATA-Bが同時に送信された場合にチップ10Aで受信されるRDATA-Bのタイミングチャートが示されている。図4において、Tpdは送信TDATA-Bが変化してから観測点に到達するまでの遅延時間である。本実施例においては、参照電圧Vref1,Vref2はずっと一定に保持される。選択制御信号SELがロウレベルの期間はセレクタ14AによりPMOSアンプの出力(e)が選択され、選択制御信号SELがハイレベルの期間はNMOSアンプの出力(f)が選択されることにより、図4(g)のような波形の信号がセレクタ14Aから出力される。これがクロックCKに同期して入力データラッチ16Aに取り込まれ、内部回路に供給される。
【0021】
図5には、本発明の同時双方向インタフェースに好適な出力バッファの具体例が示されている。同時双方向伝送では、伝送線のレベルが3つの状態をとるので、正確な中間レベルの設定が必要であり、そのためには信号の反射を防止するための終端抵抗を受けるのが望ましい。この実施例においては、出力バッファの最終段のMOSFETのオン抵抗を終端抵抗として利用する回路形式を採用し、出力バッファにインピーダンス調整回路を付加することにより、伝送線のインピーダンスとの整合をとれるように構成されている。
【0022】
図5において、Qp0,Qn0が本来の最終出力段を構成する出力MOSFETであり、本実施例の出力バッファ12は、電源電圧VDDと外部端子11との間に前記出力MOSFET Qp0と並列に接続された5個のPチャネルMOSFET Qp1〜Qp5と、外部端子11と接地点GNDとの間に前記出力MOSFET Qn0と並列に接続された5個のNチャネルMOSFET Qn1〜Qn5と、前記出力MOSFET Qp1〜Qp5のゲート端子に接続されインピーダンス制御信号P1〜P5と出力制御回路OCCからの信号Aとを入力とするNANDゲートG1〜G5と、前記出力MOSFET Qn1〜Qn5のゲート端子に接続されインピーダンス制御信号P6〜P10と出力制御回路OCCからの信号/Aとを入力とするNORゲートG6〜G10とによりインピーダンス調整回路ITCが構成されている。
【0023】
このインピーダンス調整回路ITCは、インピーダンス制御信号P1〜P10によって、出力制御信号A,/Aが印加されるMOSFETの数を制御することにより、伝送線とのインピーダンスの整合を図ると共にPMOS側とNMOS側のコンダクタンスの比を調整して、所望の中間レベルを得るようにされている。また、本実施例の出力バッファ12においては、PMOSとNMOSを同時にオフさせて出力ハイインピーダンス状態を取り得るようにするため、出力すべきデータDinおよびイネーブル信号ENを入力とするNORゲートG11と、DinとENの反転信号/ENを入力とするNANDゲートG12と、イネーブル信号ENの反転信号を生成するインバータG13とからなる出力制御回路OCCが設けられている。
【0024】
これによって、イネーブル信号ENがハイレベルにされると、出力MOSFET Qp0〜Qp5およびQn0〜Qn5が全てオフされて出力端子がハイインピーダンス状態にされる。また、イネーブル信号ENがロウレベルにされると、ゲートG1〜G10のうちそのときインピーダンス制御信号P1〜P10がハイレベルにされているものに対応する出力MOSFETが出力データDinに応じてオンまたはオフ状態にされることにより、所望の論理レベルの信号が出力されることとなる。
【0025】
なお、インピーダンス制御信号P1〜P10は、図示しないコントロールレジスタに設定された制御データに応じて生成される。このレジスタには、電源投入時のイニシャライズ等により制御データの設定が行われるようにされる。レジスタの代わりにヒューズなどのトリミング可能な素子を含むトリミング回路によってインピーダンス制御信号P1〜P10を生成するように構成することも可能である。また、上記出力端子をハイインピーダンスにする機能はテストのために設けられた機能であり、必ずしも設ける必要はない。
【0026】
次に、本発明の第2の実施例を、図6および図7を用いて説明する。
図6の第2実施例は、入力バッファ13A1,13A2および13B1,13B2として、図7(A),(B)に示すようなラッチ内蔵型のNMOSアンプとPMOSアンプを用いるようにしたものである。また、この実施例では、入力バッファ13A1,13A2および13B1,13B2の参照電圧Vref1,Vref2をチップ外部から与えるための外部端子17A1,17A2と17B1,17B2が設けられているが、図1の第1実施例と同様にチップ内部に参照電圧Vref1,Vref2を発生する抵抗分割回路15A,15Bを設けるようにしても良い。
【0027】
図7(A),(B)に示すラッチ内蔵型のNMOSアンプとPMOSアンプは、入力差動トランジスタQ1,Q2とそれぞれドレインが共通接続された第2差動トランジスタQ11,Q12を有し、Q1,Q2とQ11,Q12とでそれぞれアクティブ負荷MOSFET Q3,Q4を共有するようにした二重差動型の構造をなしている。また、第2差動トランジスタQ11とQ12のゲート端子にはそれぞれ第1差動トランジスタQ2とQ1のドレイン電圧が印加され、第2差動トランジスタQ11,Q12の共通ソースには第2の定電流用MOSFET Q15が接続されている。
【0028】
そして、入力差動トランジスタQ1,Q2の共通ソースに接続された定電流用MOSFET Q5のゲート端子にはクロック信号CKまたは/CKが印加され、第2の定電流用MOSFET Q15のゲート端子には、逆相のクロック信号/CKまたはCKが印加され、トランジスタQ5とQ15は相補的にオン、オフされる。これにより、図7(A),(B)に示すラッチ内蔵型のNMOSアンプとPMOSアンプは、クロック信号CKまたは/CKにより本来の定電流用MOSFET Q5がオンされると差動増幅動作を行ない、その後クロック信号CKまたは/CKが反転すると直前に増幅した信号を保持するホールド状態に移行するような動作をする。
【0029】
上記のようなラッチ内蔵型のNMOSアンプとPMOSアンプを入力バッファ13A1,13A2および13B1,13B2として使用し伝送線20で接続されたチップからなるシステムにおいては、データの伝送ディレイを、図2(A),図3(A)に示すようなラッチを内蔵していないNMOSアンプとPMOSアンプを使用したシステムに比べて少なくすることができる。これは、ラッチを内蔵していないNMOSアンプとPMOSアンプを使用したシステムにおけるデータ伝送のディレイは、図6に破線の矢印で示すように、送信側の出力データラッチ15BのディレイTpd-FFと、出力バッファ12BのディレイTpd-outと、伝送線でのディレイTpd-LINEと、入力バッファ13A1,13A2でのディレイTpd-INと、入力データラッチ14Aがデータをラッチ可能になるまでのセットアップ時間Tsetupとの和に相当する。これに対し、第2実施例を適用したシステムでは、実線の矢印で示すように、入力バッファ13A1,13A2でのディレイTpd-INが見えなくなるので、その分だけデータ伝送ディレイが少なくなるためである。
【0030】
なお、図7のラッチ内蔵型の差動増幅回路の応用例として、次のような半導体集積回路が考えられる。すなわち、従来例を示す図11における入力バッファIBFを構成する差動増幅回路として図7の回路を使用するというものである。このような構成によれば、参照電圧Vref1,Vref2の切り替えによる受信データのジッタを低減するという効果は得られないものの、従来のラッチを内蔵していない差動増幅回路を入力バッファIBFとして使用したシステムに比べて伝送データのディレイを少なくすることができるという効果が得られる。
【0031】
また、このような実施例においては、出力バッファ12の前段に設けられる出力データレジスタ(図1の14に相当)のデータ取り込みを例えばクロックCKの立上がりタイミングで行ない、NMOSアンプとPMOSアンプのデータ取り込みをクロックCKの立下がりタイミングで行なうようにすることで、出力信号と入力信号が衝突すなわち同時に同一方向に変化したとしても、そのタイミングではNMOSアンプとPMOSアンプがデータの取り込みを行なわないようにしている。これにより、従来の回路で生じていたデータの衝突による受信データのディレイ変動という現象を回避することができる。
【0032】
次に、本発明の第3の実施例を、図8および図9を用いて説明する。
図8の第3実施例は、第1の実施例(図1)すなわち入力バッファ13A1,13A2および13B1,13B2として、図2(A)と図3(A)に示すようなラッチを内蔵していないNMOSアンプとPMOSアンプを用いたシステムの不具合を改良した実施例である。具体的には、ラッチを内蔵していないNMOSアンプとPMOSアンプを用いた第1の実施例においては、送信データTDATAの出力タイミングとセレクタ14の切替えタイミングとの関係やNMOSアンプとPMOSアンプの動作速度の関係で、セレクタ14の出力信号Q2にヒゲ状のパルスが生じて内部回路が誤動作する可能性が考えられる。そこで、この第3実施例では、図8に示されているように、送信データTDATAとセレクタ14の出力信号Q2とを入力とするイクスクルーシブORゲート18Aを有するハザード防止回路18を設けたものである。
【0033】
この実施例におけるハザード防止回路18は、前記イクスクルーシブORゲート18Aと、出力バッファ12の出力段を構成するMOSFET Tr1とTr2のゲート端子を駆動するインバータINV1,INV2の出力のいずれかを選択するセレクタ18Bと、インバータINV1,INV2の入力のいずれかを選択するセレクタ18Cと、セレクタ18Bまたは18Cの出力のいずれかを選択するセレクタ18Dとから構成されており、セレクタ18Bと18Cは送信データTDATAに応じて切替え制御が行なわれ、セレクタ18Dは前記イクスクルーシブORゲート18Aの出力によって切替え制御が行なわれるように構成されている。
【0034】
図9には、図8の実施例における各信号のタイミングが示されている。図8の実施例は、ハザード防止回路18によって、送信データTDATAとセレクタ14の出力信号Q2の論理レベルが異なる時はセレクタ14の切替え信号SELの変化タイミングを早くし、送信データTDATAとセレクタ14の出力信号Q2の論理レベルが同じ時はセレクタ14の切替え信号SELの変化タイミングを遅くするように働く。これにより、セレクタ14の出力信号Q2にヒゲ状のパルスが生じて内部回路が誤動作するのを回避することができる。
【0035】
なお、入力バッファ13A1,13A2および13B1,13B2として、図7(A),(B)に示すようなラッチ内蔵型のNMOSアンプとPMOSアンプを用いた第2の実施例(図6)においては、ラッチ回路16A,16Bによるセレクタ14A,14Bの出力信号のラッチタイミングを、上記ヒゲが発生するタイミングとずれるように設定することにより、本実施例のようなハザード防止回路18は不要である。
【0036】
次に、本発明の第4の実施例を、図10を用いて説明する。
図10の実施例は、半導体チップ10A−10B間において伝送線20を介して多値レベルでデータを伝送するようにしたものである。ただし、データの伝達方向は一方向(図ではAからB)である。図示しないが、逆方向のデータ送信のために半導体チップ10Bから10Aへデータを伝送するための送信回路がチップ10Bに、また受信回路がチップ10Aに設けられる。また、この実施例では、伝送線20の受信端側に終端抵抗Reが設けられる。
【0037】
この実施例における送信回路は、2ビットの送信データTDATA-A,TDATA-BをラッチするフリップフロップFF1,FF2と、該フリップフロップFF1,FF2にラッチされたデータを入力とするORゲートG21およびANDゲートG22と、出力ノードが外部端子11Aに接続されたCMOSインバータ19Aおよびプッシュプル出力段19Bとにより構成されている。このうちCMOSインバータ19Aを構成するMOSFET Tr3とTr4のゲート端子には前記フリップフロップFF1の出力信号が入力される。また、プッシュプル出力段19Bを構成するMOSFET Tr1とTr2のゲート端子には前記ORゲートG21とANDゲートG22の出力信号がそれぞれ入力される。
【0038】
一方、受信側のチップ10Bの受信回路は、受信データが入力される外部端子10Bに非反転入力端子が接続され、反転入力端子には各々レベルが異なる参照電圧Vref1,Vref2,Vref3(Vref1>Vref2>Vref3)が印加された3個の差動増幅回路からなる入力回路IBF1,IBF2,IBF3と、入力回路IBF1とIBF2の出力を入力とするORゲートG31と、IBF2の出力とIBF3の反転出力とを入力とするANDゲートG32と、このANDゲートG32の出力と前記入力回路IBF1の出力を入力とするORゲートG33とから構成されている。
【0039】
そして、この実施例においては、前記入力回路IBF1,IBF2,IBF3のうちIBF1は差動トランジスタがNチャネルMOSFETからなるNMOSセンスアンプが、またIBF3は差動トランジスタがPチャネルMOSFETからなるPMOSセンスアンプが用いられている。IBF3はNMOSセンスアンプ、PMOSセンスアンプのどちらでもよい。参照電圧Vref1,Vref2,Vref3は、それぞれ電源電圧VDDの6/7,4/7,2/7のようなレベルとされる。これによって、参照電圧Vref1とVref3が差動増幅回路のVref設定可能範囲からはずれて入力信号のレベルを判定できなくなるのを回避することができる。
【0040】
この実施例における入力回路IBF1,IBF2,IBF3は、図7(A),(B)に示すようなフリップフロップ内蔵型の差動アンプでも、図2(A)および図3(A)のようなフリップフロップを内蔵しない通常の差動アンプでも良い。参照電圧Vref1,Vref2,Vref3は図10に示されているように、チップ外部から与えても良いが、チップ内部に抵抗分割回路などからなる参照電圧発生回路を設けても良い。
【0041】
次に、本実施例におけるデータの伝送動作について説明する。
先ず、送信回路は、送信データTDATA-A,TDATA-Bに応じて出力トランジスタTr1〜Tr4を選択的にオンさせる。これにより、受信側のチップ10Bの外部端子11Bは、オンされたトランジスタのオン抵抗と伝送線20の終端抵抗Reの抵抗値との比に応じた電位に変化され、この電位が受信側のチップ10Bの差動増幅回路からなる3つの入力回路IBF1,IBF2,IBF3で参照電圧Vref1,Vref2,Vref3と比較されることで判別され、入力回路IBF1,IBF2,IBF3の出力の組合せに応じて論理ゲートG31〜G3が送信データTDATA-A,TDATA-Bと同一の受信データRDATA-A,RDATA-Bを復元しフリップフロップFF11,FF12によってラッチされ、内部回路へ供給される。
【0042】
次の表1に、送信データTDATA-A,TDATA-Bと、出力トランジスタTr1〜Tr4のオン/オフ状態と、伝送線20の電位と、受信側チップの入力回路IBF1,IBF2,IBF3の出力SA1,SA2,SA3と、受信データRDATA-A,RDATA-Bの関係を示す。
【0043】
【表1】
【0044】
表1より、2ビットの送信データTDATA-A,TDATA-Bが4値レベルの信号に変換されて伝送線により伝達され、再び2ビットの受信データRDATA-A,RDATA-Bに正しく復元されることが分かる。
【0045】
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である半導体集積回路間の双方向データ送信について説明したが、本発明は半導体集積回路を搭載したボードシステム間での双方向データ送信に利用することができる。
【0046】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、同時双方向インタフェースを有する半導体集積回路の電源電圧が低電圧化されても正確に受信データを判別することができる。また、2つの半導体集積回路間の同時双方向データ伝送の際に、受信データの判別のための参照電圧の切替えによる信号の遅延時間の変動がなく受信データのジッタを小さくすることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した同時双方向インタフェースを有する半導体集積回路およびそれを用いたシステムの第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】入力回路の一例としてのNMOS差動アンプを示す回路図およびそのアンプにおけるVref設定可能電圧と参照電圧Vrefとの関係を示す図である。
【図3】入力回路の一例としてのPMOS差動アンプを示す回路図およびそのアンプにおけるVref設定可能電圧と参照電圧Vrefとの関係を示す図である。
【図4】第1の実施例における送信データとアンプの出力および受信データとの関係を示すタイミングチャートである。
【図5】同時双方向インタフェースに好適な出力バッファの具体例を示す回路構成図である。
【図6】本発明を適用した同時双方向インタフェースを有する半導体集積回路およびそれを用いたシステムの第2の実施例を示すブロック図である。
【図7】第2の実施例における入力回路の一例としてのPMOS差動アンプおよびNMOS差動アンプを示す回路図である。
【図8】本発明の同時双方向インタフェースの第3の実施例を示す回路構成図である。
【図9】第3の実施例における送信データとアンプの出力および制御信号との関係を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の同時双方向インタフェースの第4の実施例を示す回路構成図である。
【図11】従来の同時双方向インタフェースの構成例を示す回路構成図である。
【図12】従来の同時双方向インタフェースにおける送信データと観測点(伝送線)の信号と受信データの関係を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10A,10B 半導体チップ(半導体集積回路)
11A,11B 外部端子
12A,12B 出力バッファ
13A,13B 入力バッファ
14A,14B セレクタ
15A,15B 出力データラッチ回路
16A,16B 出力データラッチ回路
17A,17B 抵抗分割回路
18 ハザード防止回路
Claims (4)
- 入出力兼用の外部端子と該外部端子に接続されたデータ信号出力回路およびデータ信号入力回路を各々備えた第1の半導体集積回路と第2の半導体集積回路とが、前記外部端子に接続された伝送線を介して互いにデータ伝送可能に構成されてなるシステムであって、
前記データ信号入力回路は、データ入力端子に入力された信号と参照電圧とを比較して入力信号を判別する2以上の差動増幅回路からなり、
前記差動増幅回路のうち最も高い参照電圧が印加された回路は入力差動トランジスタがNチャネル型電界効果トランジスタにより構成された第1タイプの差動増幅回路からなり、前記差動増幅回路のうち最も低い参照電圧が印加された回路は入力差動トランジスタがPチャネル型電界効果トランジスタにより構成された第2タイプの差動増幅回路からなり、これらの差動増幅回路により前記伝送線の3以上のレベルを識別することより受信データを判別するように構成され、
前記差動増幅回路の後段にはセレクタ回路が設けられ、該セレクタ回路は当該半導体集積回路内の前記データ信号出力回路から出力されるべきデータ信号に応じて前記2以上の差動増幅回路のうちいずれか一つの差動増幅回路の出力を選択して内部回路へ伝達するように構成され、
前記データ信号出力回路から出力されるべきデータ信号と前記セレクタ回路の出力信号とに基づいて前記セレクタ回路の切替え制御信号のタイミングを調整可能なハザード防止回路を備えてなることを特徴とする双方向データ伝送システム。 - 前記差動増幅回路はラッチ機能を有する回路であることを特徴とする請求項1に記載の双方向データ伝送システム。
- 前記参照電圧を発生する回路が前記第1の半導体集積回路と第2の半導体集積回路のそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の双方向データ伝送システム。
- 前記データ信号出力回路には前記伝送線のインピーダンスとの整合をとるためのインピーダンス調整回路が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の双方向データ伝送システム。
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