JP3929692B2 - プッシュスイッチ付回転型エンコーダ、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器などに使用されるプッシュスイッチ付回転型エンコーダ、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプッシュスイッチ付回転型エンコーダを図8に基づいて説明すると、先ず、回転型エンコーダEは、合成樹脂の成型品からなる筒状の絶縁基体31と、この絶縁基体31の底壁31aにおいて、同一円周上に配置され、互いに切り離された状態で埋設された金属板からなる複数個の導電パターン32と、合成樹脂の成型品からなり、取付板33によって絶縁基体31に回転可能に取り付けられた回転軸34と、導電パターン32に摺動可能に回転軸34に取り付けられた接触片35とで構成されている。
【0003】
そして、回転エンコーダEは、回転軸34に摘み36が取り付けられ、この摘み36を回転すると回転軸34が回転し、すると、接触片35が導電パターン32上を摺動して、パルス信号を発生するようになっている。
【0004】
また、プッシュスイッチPは、固定接点、可動接点(図示せず)を収納した筺体37と、この筺体37に上下動可能に取り付けられた押し釦38とで構成された単品の製品で形成されている。
そして、このプッシュスイッチPは、絶縁基体31の後部に設けられた取付部31bに収納されて、絶縁基体31に取り付けられると共に、押し釦38が絶縁基体31の孔31c内に位置した状態となっている。
【0005】
また、プッシュスイッチPを操作する操作部39が回転軸34の孔34aに挿入されて、操作部39が回転軸34と同軸的に取り付けられると共に、操作部39の鍔部39aが押し釦38と対向した状態で配置され、操作部39の中央の孔39bには、操作釦40が取り付けられている。
【0006】
そして、このプッシュスイッチPは、操作釦40を押圧すると、操作部39を介して押し釦38が押されて、プッシュスイッチPの接点の切換が行われ、また、操作釦40の押圧を解除すると、プッシュスイッチP側のバネ力によって、押し釦38,操作部39、及び操作釦40は、元の状態に復帰するようになっている。
【0007】
また、従来のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法は、回転型エンコーダE用の導電パターン32を埋設した絶縁基体31を製造すると共に、別工程で、単品のプッシュスイッチPを製造し、絶縁基体31と単品のプッシュスイッチPを組み合わせることにより、プッシュスイッチ付回転型エンコーダが製造されるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプッシュスイッチ付回転型エンコーダは、単品のプッシュスイッチPを使用するものあるため、コスト高になるという問題がある。
また、単品のプッシュスイッチPが回転型エンコーダEの絶縁基体31の取付部31bで結合されるため、縦方向に長くなり、大型になるという問題がある。また、従来のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法は、絶縁基体31と単品のプッシュスイッチPとを組み合わせるものであるため、プッシュスイッチPを別工程で製造する工程と、プッシュスイッチPを絶縁基体31に組合せる工程が必要で、その生産性が悪く、コスト高になるという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は生産性が良く、安価で、小型のプッシュスイッチ付回転型エンコーダ、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、導電性の金属板からなり、コモン用の1個の導電パターンと、矩形波出力用の2個の導電パターンが同一円周上に互いに切り離された状態で絶縁基体の底壁の表面から露出して配設されて前記絶縁基体の底壁に埋設された複数個の導電パターンと、この導電パターンに設けられ、前記絶縁基体の前記底壁の表面で環状に露出した接点部と、この接点部に摺動可能な接触片と、この接触片を回転させると共に、プッシュスイッチを操作する操作部材とを備え、前記絶縁基体の前記底壁の表面から露出して、前記絶縁基体に埋設された導電性の金属板からなる前記プッシュスイッチ用の複数の固定接点を設け、前記絶縁基体上に載置された可動接点が前記操作部材の操作によって、前記固定接点間をON、OFFするプッシュスイッチ付回転型エンコーダであって、前記固定接点は、前記導電パターンの前記接点部よりも中心側に位置させ、前記導電パターンが前記固定接点の外周側にリング状に配置されており、前記導電パターンと前記固定接点の互いに隣り合う周縁部において、前記導電パターン、又は/及び前記固定接点に凹部を設け、前記導電パターンと前記固定接点は、前記凹部と共に、前記操作部材の軸線方向に段差を持って、前記底壁に埋設された構成とした。
【0011】
また、第2の解決手段として、前記底壁は、前記導電パターンの接点部が露出される表面と前記固定接点が露出される表面とで段差を有するように形成されている構成とした。
また、第3の解決手段として、前記導電パターンと前記固定接点が互いに隣り合う箇所には、前記絶縁基体の前記底壁から突出する凸条部を設けた構成とした。
【0012】
また、第4の解決手段として、前記固定接点は、前記底壁に設けられた窪み部内に配置されて、前記導電パターンと段差を持たせ、前記可動接点が前記窪み部内で保持されるようにした構成とした。
また、第5の解決手段として、回転動作と軸線方向の移動が可能な一つの前記操作部材を備え、前記操作部材の回転動作で前記エンコーダを操作すると共に、前記操作部材の軸線方向の移動で前記プッシュスイッチを操作するようにした構成とした。
【0013】
また、第6の解決手段として、コモン用の1個の導電パターンと、矩形波出力用の2個の導電パターンを有するエンコーダ用のリング状の導電パターンが形成された導電性の金属板からなる第1フープ材と、プッシュスイッチ用の固定接点が形成された導電性の金属板からなる第2フープ材とを有し、前記導電パターンと前記固定接点の互いに隣り合う周縁部において、前記導電パターン、又は/及び前記固定接点に凹部を設け、前記導電パターンの中心部に前記固定接点を位置した状態で、前記第1,第2フープ材を対向して配置した後、前記導電パターンと前記固定接点の一部を前記絶縁基体の底壁の表面から露出させて、前記導電パターンと前記固定接点とを同時に、前記凹部と共に、前記底壁に段差を持って埋設した製造方法とした。
【0014】
また、第7の解決手段として、前記固定接点は、前記底壁に設けられた窪み部内に埋設されて、前記導電パターンと段差を持たせた製造方法とした。
【0015】
また、第8の解決手段として、前記導電パターンと前記固定接点は、一つのフープ部材に形成され、この一つのフープ部材を切断、或いは折り曲げすることにより前記第1,第2フープ材が形成され、この第1,第2フープ材を対向させるようにした製造方法とした。
【0016】
また、第9の解決手段として、一部を表面から露出した状態で前記導電パターンと前記固定接点を埋設して第1基体部を形成する第1成型工程と、前記導電パターンと前記固定接点を露出した前記第1基体部の表面と反対側の背面に、第2基体部を形成する第2成型工程とで、前記絶縁基体が形成された製造方法とした。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダ、及びその製造方法の図面を説明すると、図1は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダに係る要部の拡大断面図、図2は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダに係る絶縁基体の拡大断面図である。
【0018】
また、図3は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、フープ部材の平面図、図4は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第1、第2フープ材を対向させた状態を示す平面図、図5は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第1、第2フープ材に絶縁基体を成型した状態を示す平面図、図6は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第1成型工程により形成された第1基体部の拡大断面図、図7は本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第2成型工程により形成された第1、第2基体部の拡大断面図である。
【0019】
次に、本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの構成を図1〜図7に基づいて説明すると、合成樹脂の成型品からなる絶縁基体1は、平板状の底壁1aと、底壁1aの周囲から直立して設けられ、中央部に円形の凹状の収納部1bを有する円筒状の側壁1cと、側壁1cの外側に設けられた係止用の突起1dと、底壁1aの中央部に設けられ、底壁1aが段差を持った二つの表面を有するように形成された円形状の窪み部1eと、この窪み部1eの周囲から上方に突出するように底壁1aに設けられた円筒状の凸条部1fとを有する。
【0020】
そして、この絶縁基体1には、特に図2,図3に示すように、導電性の金属板からなるエンコーダ用の複数個の導電パターン2、3が同一円周上にリング状に配置され、互いに切り離された状態で、埋設されて取り付けられている。
そして、コモン用の1個の導電パターン2は、扇状の接点部2aと、接点部2aの中央から突出して設けられた端子部2bとを有し、また、矩形波出力用の2個の導電パターン3は、扇状の部分に複数個の貫通孔3aを設けて、貫通孔3a間に形成された接点部3bと、接点部3bから突出して設けられた端子部3cとを有する。
そして、この導電パターン2、3は、絶縁基体1の底壁1aに埋設されて、接点部2a、3bが底壁1aの高い位置の表面に露出した状態となると共に、端子部2b、3cが絶縁基体1から突出して、下方に折り曲げられている。
【0021】
プッシュスイッチ用の複数の固定接点4、5は、それぞれ導電性の金属板で形成され、特に図2,図4に示すように、固定接点4は、C型の接点部4aと、この接点部4aから突出する端子部4bとを有し、また、固定接点5は、C型の接点部4aの中央部に位置する接点部5aと、この接点部5aから突出する端子部5bとを有する。
【0022】
そして、この固定接点4,5は、絶縁基体1の底壁1aに埋設されて、接点部4a、5aが底壁1aの低い位置の表面である窪み部1eの底面から露出した状態となると共に、端子部4b、5bが絶縁基体1から突出して、下方に折り曲げられている。
また、固定接点4,5が埋設された際、接点部4a、5aは、導電パターン2,3の接点部2a、3bよりも中心部側に位置したものとなっている。
【0023】
このように絶縁基体1に埋設された導電パターン2,3と固定接点4,5とは、図2に示すように、上下方向(軸線方向)に段差Dを持って配置されると共に、導電パターン2,3と固定接点4,5が互いに隣り合う箇所、即ち、導電パターン2,3と固定接点4の接点部4aの隣り合う箇所には、凸条部1fが設けられおり、これによって、導電パターン2,3と固定接点4との間の電気的な絶縁性を図ると共に、両者間の沿面距離を大きくしている。
【0024】
また、図4に示すように、導電パターン2,3と固定接点4の互いに隣り合う周縁部、即ち、導電パターン2,3の内周縁部には、複数の凹部2c、3dが設けられ、この凹部2c、3dが導電パターン2,3と共に、底壁1aに埋設された状態となっている。
そして、この凹部2c、3dを設けることにより、段差Dを持たせた状態で導電パターン2,3と固定接点4とを絶縁基体1に成型する時、この段差D部分における合成樹脂の湯の流れを良くして、段差D部分の成型を確実にしている。
【0025】
なお、この凹部2c、3cは、導電パターン2,3に設けたもので説明したが、固定接点の外周縁部に設けても良く、また、凹部は、導電パターン2,3と固定接点4の双方に設けても良い。
【0026】
合成樹脂の成型品からなる回転体6は、中央に非円形状の孔を設けた筒状の軸部6aと、この軸部6aの端部から径方向に延びる鍔部6bと、鍔部6bの上面に設けられた凹凸部6cとを有し、この鍔部6bの下面には、円周方向に120度の間隔で突出部を有するバネ性ある金属板からなる接触片7が固定されている。
【0027】
そして、回転体6の鍔部6bと接触片7は、収納部1b内に収納されて、回転体6は回転可能に取り付けられ、また、回転体6が回転した時、接触片7の突出部は、導電パターン2,3の接点部2a、3b、及び絶縁基体1の底壁1aの上に摺動して、2相のパルス信号を発生すると共に、この接触片7と導電パターン2,3とによって、回転型のエンコーダEが構成されている。
【0028】
バネ性ある金属板からなるドーム状の可動接点8は、絶縁基体1の窪み部1e内で底壁1a上に載置されており、この可動接点9は、その周辺部が固定接点4の接点部4aに常時接触すると共に、中央部が固定接点5の接点部5aと対向した状態で、窪み部1e内で保持されている。
【0029】
そして、可動接点8の中央部が押圧された時、可動接点8が固定接点5の接点部5aに接触して、固定接点4,5間がON状態になり、また、可動接点8の押圧を解除すると、可動接点8がバネ性によって元の状態に自己復帰して、固定接点4,5間がOFF状態になると共に、この可動接点8と固定接点4,5とによって、プッシュスイッチPが形成されている。
また、窪み部1eに収納された可動接点8は、筒状の凸条部1fによって、導電パターン2,3と区画された状態となっている。
【0030】
合成樹脂の成型品からなる可動体9は、外周面が非円形状に形成されると共に、中央部に凹部9aを有し、そして、この可動体9は、軸部6aとスプライン結合された状態で、軸部6a内にはめ合わされると共に、下端部が可動接点8の上方に位置し、可動体9の上下動(軸線方向の移動)によって、可動接点8を押圧してプッシュスイッチPを操作するようになっている。
また、可動体9が回転した時、回転体6が回転されて、エンコーダEを操作するようになっている。
【0031】
ダイキャスト等の成型品からなる軸受け部材10は、筒状部10aと、筒状部10aの上端部に設けられ、孔10bを有する上端部10cと、筒状部10aの下端部から径方向に延びる板状部10dとを有する。
そして、この軸受け部材10は、筒状部10a内に軸部6aを挿入した状態で、板状部10dが側壁1cの上端に載置されている。
【0032】
金属板からなる箱形の取付部材11は、複数の孔11aを有する側板11bと、中央部に孔11cを有する上面板11dと、側板11bから下方に延びる複数の取付片11eと、側板11bから下方に延びる複数の取付脚11fとを有する。
そして、この取付部材11は、孔11cに筒状部10aを挿通し、側板11bの孔11aに突起1dを掛け止めした状態で、取付片11eの先端部を絶縁基体1側に折り曲げして、軸受け部材10と絶縁基体1とを一体化している。
【0033】
クリックバネ12はバネ性ある金属板からなり、このクリックバネ12は、収納部1b内で、軸受け部材10等に回転不能に取り付けられて、凸部12aが凹凸部6cと当接し、回転体6が回転した時、凸部12aが凹凸部6cと係脱して、回転体6の回転にクリック感を持たせている。
【0034】
操作部材13は、操作部13aと、軸部13bと、軸部13bに設けられた溝部13cを有し、この操作部材13は、軸部13bを軸受け部材10の孔10bに挿通し、溝部13cに抜け止め用のOリング14を嵌入して、軸受け部材10に取り付けられると共に、軸部13bの先端部が可動体9の凹部9aに係合した状態となっている。
【0035】
次に、このような構成を有するプッシュスイッチ付回転型エンコーダの動作を説明すると、先ず、操作部材13を回転すると、軸部13bに係合した可動体9が回転すると共に、この可動体9にスプライン結合された回転体6が回転する。そして、回転体6が回転すると接触片7も回転し、すると、接触片7が導電パターン2,3の接点部2a、3bに摺動して、所望のパルス信号を発生して、回転型のエンコーダEが操作される。
また、この回転体6の回転に伴って、凸部12aが凹凸部6cと係脱して、回転体6の回転にクリック感が得られる。
【0036】
次に、操作部材13を押圧して、軸線方向に移動させると、可動体9が軸線方向に移動されて、可動接点8を押圧する。
すると、回動接点8が固定接点5の接点部5aに接触して、固定接点4,5間がON状態になり、また、操作部材13の押圧を解除すると、操作部材13は可動接点8のバネ性で元の状態に押し戻されると共に、可動接点8がバネ性によって元の状態に自己復帰して、固定接点4,5間がOFF状態になり、このようにしてプッシュスイッチPが操作される。
【0037】
なお、上記実施例では、回転型のエンコーダEとプッシュスイッチPを一つの操作部材13で操作するようにしたもので説明したが、回転型のエンコーダEを操作する回転体6の軸部6aと、この軸部6aと相対的に回転可能で、且つ、同軸的に配置され、プッシュスイッチPを操作する軸部材とで前記操作部材を構成し、軸部6aと軸部材によって、それぞれを操作するようにしても良い。
【0038】
次に、本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法を図3〜図7に基づいて説明すると、先ず、導電性の金属板からなる幅広の一つのフープ部材Fは、図3に示すように、パイロット孔15を基準として順送りされると共に、金型(図示せず)によって打ち抜きされて、長手方向に二つに区分された一方の第1フープ材F1には、エンコーダ用の導電パターン2,3を形成すると共に、他方の第2フープ材F2には、プッシュスイッチ用の固定接点4,5を形成する。
【0039】
そして、図3に示すように、第1,第2フープ材F1,F2は、パイロット孔15を設けた桟部16により結合されて、導電パターン2,3と固定接点4,5とが幅方向に並設された状態で、順次形成されるようになっていると共に、第1フープ材F1に設けられ、中心部が連結された導電パターン2,3は、端子部2b、3cと連結部17によって桟部16に結合され、更に、第2フープ材F2に設けられ、互いに連結された固定接点4,5は、端子部4b、5bによって桟部16に結合されている。
【0040】
次に、このように構成されたフープ部材Fは、図3に示すように、第1フープ材F1では線S1において切断されて、導電パターン2,3が中央部で互いに分離され、また、第2フープ材F2では線S2において切断されて、固定接点4,5が互いに分離されると共に、線S3において切断されて、第1,第2フープ材F1,F2が切り離される。
また、この際、後述の工程で固定接点4,5が導電パターン2,3と高さ方向において接触しないように、固定接点4,5の接点部4aと桟部16の間の端子部4b、及び接点部5aと桟部16の間の端子部5bは、下方に突き出し加工され、更に、接点部4aの3カ所の突起、接点部5aの中央の突起が上方に突き出し加工される。
また、これ等の切断作業は、同時に行われているが、別々の工程で行っても良い。
【0041】
次に、切り離された第1,第2フープ材F1、F2は、図4に示すように、第1,第2フープ材F1,F2のパイロット孔15を合わせて、固定接点4,5が導電パターン2,3の中心部に位置した状態で、第2フープ材F2上に第1フープ材F1を配置する。
この時、突き出し加工された端子部4b、5b上に第1フープ材F1が載置されると共に、固定接点4,5と導電パターン2,3との間には、段差Dが形成されるようになっている。
そして、このような状態に配置された第1,第2フープ材F1,F2は、形成金型(図示せず)で保持される。
なお、ここでは、第1,第2フープ材F1,F2が切り離されたもので説明したが、桟部16を折り曲げて、両者を上下に配置しても良い。
【0042】
次に、合成樹脂の湯を成型金型に注入すると、図5に示すように、導電パターン2,3,及び固定接点4,5をインサートした絶縁基体1が形成されるが、この絶縁基体1は、第1、第2成型工程の2工程で形成されるようになっている。
そして、この第1成型工程では、図6に示すように、底壁1aの一部と側壁1c等が形成されると共に、一部を表面から露出した状態で導電パターン2,3と固定接点4,5を底壁1aに埋設して、第1基体部K1が形成される。
【0043】
また、この第1成型工程において、導電パターン2,3と固定接点4は複数の箇所、また、固定接点5は中心部の1カ所で、上下から金型で押さえらた状態で成型されるため、孔1gが形成されたものとなっている。
更に、この第1成型工程では、導電パターン2,3と固定接点4の互いに隣り合う周縁部が、ほぼフープ材16の板厚と同じ段差Dを持って配置されている。
所で、同じ面に0.5mm以下に近接して配置した場合には、板厚間のスペースが狭く、樹脂が流れにくく、樹脂が充填されない、所謂ショートの問題が発生するが、本実施例においては、板厚と同じ段差Dを持って配置されており、高さ方向で対向していないので、樹脂を確実に充填することが可能となり、よって、両者の間の距離を0.5mm程度、即ち、フープ材16の板厚の4倍程度以下(板厚は0.12mm程度)の小型としても、両者を確実に絶縁することができる。
なお、本実施例では0.2mmである。
また、更に、導電パターン2,3と固定接点4の互いに隣り合う周縁部、即ち、導電パターン2,3の内周縁部には、複数の凹部2c、3dが設けられているため、更に合成樹脂の湯の流れを良くして、段差D部分の成型を確実にしている。
【0044】
次に、第2成型工程において、図7に示すように、孔1gを埋めて、底壁1aを最終的な形状にするように、第1基体部K1の背面に第2基体部K2が形成され、その結果、所望形状の絶縁基体1が製造されるものである。
また、絶縁基体1の製造に当たって、第1,第2成型工程の2工程にすることによって、合成樹脂の湯圧による導電パターン2,3,及び固定接点4,5の反りを少なくしたり、孔1gを塞いで、接点部の硫化、半田付け時のフラックス上がりを防いだり、或いは分離することによって、複雑な形成金型の製作を容易にする等ができるものである。
また、本実施例においては、導電パターン2,3と固定接点4の互いに隣り合う周縁部の段差Dを、ほぼフープ材16の板厚と同じとしているが、それ以下としても良く、また、平面方向にオーバーラップさせても良く、その場合には更に小型化できる。
また、本実施例では凸条部1fを設けているが、必ずしも必要ではない。
【0045】
【発明の効果】
本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダにおいて、絶縁基体1に埋設されたプッシュスイッチ用の固定接点4,5を設けると共に、絶縁基体1には、エンコーダ用の導電パターン2,3を埋設したため、従来に比して、部品点数が少なく、安価なプッシュスイッチ付回転型エンコーダを提供できる。
【0046】
また、本発明は、従来の筺体を絶縁基体1が兼ねると共に、プッシュスイッチ用の固定接点4,5が導電パターン2,3の中心側に埋設されているため、縦方向に小さくできて、小型のプッシュスイッチ付回転型エンコーダを提供できる。
【0047】
また、絶縁基体1に埋設された導電パターン2,3と固定接点4,5とは、上下方向(軸線方向)に段差Dを持って配置されるため、径方向に小さくできて、小型のものが得られる。
【0048】
また、導電パターン2,3と固定接点4の互いに隣り合う周縁部において、導電パターン2,3、又は/及び固定接点4に凹部2c、3dを設け、絶縁基体1には、凹部2c、3dと共に、導電パターン2,3と固定接点4を埋設したため、合成樹脂の湯の流れを良くして、段差D部分の成型を確実にできる。
【0049】
また、導電パターン2,3と固定接点4が互いに隣り合う箇所には、絶縁基体1の底壁1aから突出する凸条部1fを設けたため、導電パターン2,3と固定接点4との間の確実な電気的な絶縁性を図ることができると共に、両者間の沿面距離を大きくできて、性能の良いものが得られる。
【0050】
また、固定接点4,5は、底壁1aに設けられた窪み部1e内に配置されて、導電パターン2,3と段差Dを持たせ、可動接点8が窪み部1e内で保持されるようにしたため、可動接点8の保持が簡単で、確実なものが得られる。
【0051】
また、回転動作と軸線方向の移動が可能な一つの操作部材13を備え、操作部材13の回転動作でエンコーダEを操作すると共に、操作部材13の軸線方向の移動でプッシュスイッチPを操作するようにしたため、一つの操作部材13で、エンコーダEとプッシュスイッチPを操作できて、操作性の良好なものが得られる。
【0052】
また、エンコーダ用のリング状の導電パターン2,3が形成された導電性の金属板からなる第1フープ材F1と、プッシュスイッチ用の固定接点4,5が形成された導電性の金属板からなる第2フープ材F2とを有し、導電パターン2,3の中心部に固定接点4,5を位置した状態で、第1,第2フープ材F1,F2を対向して配置した後、導電パターン2,3と固定接点4,5の一部を絶縁基体1の底壁1aの表面から露出させて、導電パターン2,3と固定接点4,5とを同時に絶縁基体1に埋設した製造方法としたため、互いに形状の異なる導電パターン2,3と固定接点4,5を並設して加工した後、第1,第2フープ材F1,F2を対向、配置することができて、従って、同じ製造ライン中において両者の加工ができて、その製造の容易なものが得られる。
【0053】
また、導電パターン2,3と固定接点4が底壁1aに段差Dを持って埋設された製造方法としたため、第1,第2フープ材F1,F2間に間隔を持たせた状態で絶縁基体1を形成すれば良く、その製造が簡単であると共に、小型の絶縁基体1が得られる。
【0054】
また、固定接点4,5は、底壁1aに設けられた窪み部1e内に埋設されて、導電パターン2,3と段差Dを持たせた製造方法としたため、簡単で、確実な可動接点8の保持ができる製造を提供できる。
【0055】
また、導電パターン2,3と固定接点4,5は、一つのフープ部材Fに形成され、この一つのフープ部材Fを切断、或いは折り曲げすることにより第1,第2フープ材F1,F2が形成され、この第1,第2フープ材F1,F2を対向させるようにした製造方法としたため、同一材料から互いに形状の異なる導電パターン2,3と固定接点4,5を並設して加工した後、第1,第2フープ材F1,F2を対向、配置することができて、従って、同じ製造ライン中において両者の加工ができて、その製造の容易なものが得られる。
【0056】
また、一部を表面から露出した状態で導電パターン2,3と固定接点4,5を埋設して第1基体部K1を形成する第1成型工程と、導電パターン2,3と固定接点4,5を露出した第1基体部K1の表面と反対側の背面に、第2基体部K2を形成する第2成型工程とで、絶縁基体1が形成された製造方法としたため、第1,第2成型工程の2工程にすることによって、合成樹脂の湯圧による導電パターン2,3,及び固定接点4,5の反りを少なくしたり、孔1gを塞いで、接点部の硫化を防いだり、或いは分離することによって、複雑な形成金型の製作を容易にする等ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダに係る要部の拡大断面図。
【図2】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダに係る絶縁基体の拡大断面図。
【図3】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、フープ部材の平面図。
【図4】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第1、第2フープ材を対向させた状態を示す平面図。
【図5】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第1、第2フープ材に絶縁基体を成型した状態を示す平面図。
【図6】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第1成型工程により形成された第1基体部の拡大断面図。
【図7】本発明のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法に係り、第2成型工程により形成された第1、第2基体部の拡大断面図。
【図8】従来のプッシュスイッチ付回転型エンコーダに係る要部の断面図。
【符号の説明】
1 絶縁基体
1a 底壁
1b 収納部
1c 側壁
1d 突起
1e 窪み部
1f 凸条部
1g 孔
K1 第1基板部
K2 第2基板部
2 導電パターン
2a 接点部
2b 端子部
2c 凹部
3 導電パターン
3a 貫通孔
3b 接点部
3c 端子部
3d 凹部
4 固定接点
4a 接点部
4b 端子部
5 固定接点
5a 接点部
5b 端子部
6 回転体
6a 軸部
6b 鍔部
6c 凹凸部
7 接触片
8 可動接点
9 可動体
9a 凹部
10 軸受け部
10a 筒状部
10b 孔
10c 上端部
10d 板状部
11 取付部材
11a 孔
11b 側板
11c 孔
11d 上面板
11e 取付片
11f 取付脚
12 クリックバネ
12a 凸部
13 操作部材
13a 操作部
13b 軸部
13c 溝部
14 Oリング
D 段差
E エンコーダ
P プッシュスイッチ
F フープ部材
F1 第1フープ材
F2 第2フープ材
15 パイロット孔
16 桟部
17 連結部
S1 線
S2 線
S3 線
Claims (9)
- 導電性の金属板からなり、コモン用の1個の導電パターンと、矩形波出力用の2個の導電パターンが同一円周上に互いに切り離された状態で絶縁基体の底壁の表面から露出して配設されて前記絶縁基体の底壁に埋設された複数個の導電パターンと、この導電パターンに設けられ、前記絶縁基体の前記底壁の表面で環状に露出した接点部と、この接点部に摺動可能な接触片と、この接触片を回転させると共に、プッシュスイッチを操作する操作部材とを備え、前記絶縁基体の前記底壁の表面から露出して、前記絶縁基体に埋設された導電性の金属板からなる前記プッシュスイッチ用の複数の固定接点を設け、前記絶縁基体上に載置された可動接点が前記操作部材の操作によって、前記固定接点間をON、OFFするプッシュスイッチ付回転型エンコーダであって、前記固定接点は、前記導電パターンの前記接点部よりも中心側に位置させ、前記導電パターンが前記固定接点の外周側にリング状に配置されており、前記導電パターンと前記固定接点の互いに隣り合う周縁部において、前記導電パターン、又は/及び前記固定接点に凹部を設け、前記導電パターンと前記固定接点は、前記凹部と共に、前記操作部材の軸線方向に段差を持って、前記底壁に埋設されたことを特徴とするプッシュスイッチ付回転型エンコーダ。
- 前記底壁は、前記導電パターンの接点部が露出される表面と前記固定接点が露出される表面とで段差を有するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダ。
- 前記導電パターンと前記固定接点が互いに隣り合う箇所には、前記絶縁基体の前記底壁から突出する凸条部を設けたことを特徴とする請求項1、又は2記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダ。
- 前記固定接点は、前記底壁に設けられた窪み部内に配置されて、前記導電パターンと段差を持たせ、前記可動接点が前記窪み部内で保持されるようにしたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダ。
- 回転動作と軸線方向の移動が可能な一つの前記操作部材を備え、前記操作部材の回転動作で前記エンコーダを操作すると共に、前記操作部材の軸線方向の移動で前記プッシュスイッチを操作するようにしたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダ。
- コモン用の1個の導電パターンと、矩形波出力用の2個の導電パターンを有するエンコーダ用のリング状の導電パターンが形成された導電性の金属板からなる第1フープ材と、プッシュスイッチ用の固定接点が形成された導電性の金属板からなる第2フープ材とを有し、前記導電パターンと前記固定接点の互いに隣り合う周縁部において、前記導電パターン、又は/及び前記固定接点に凹部を設け、前記導電パターンの中心部に前記固定接点を位置した状態で、前記第1,第2フープ材を対向して配置した後、前記導電パターンと前記固定接点の一部を前記絶縁基体の底壁の表面から露出させて、前記導電パターンと前記固定接点とを同時に、前記凹部と共に、前記底壁に段差を持って埋設したことを特徴とするプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法。
- 前記固定接点は、前記底壁に設けられた窪み部内に埋設されて、前記導電パターンと段差を持たせたことを特徴とする請求項6記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法。
- 前記導電パターンと前記固定接点は、一つのフープ部材に形成され、この一つのフープ部材を切断、或いは折り曲げすることにより前記第1,第2フープ材が形成され、この第1,第2フープ材を対向させるようにしたことを特徴とする請求項6,又は7記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法。
- 一部を表面から露出した状態で前記導電パターンと前記固定接点を埋設して第1基体部を形成する第1成型工程と、前記導電パターンと前記固定接点を露出した前記第1基体部の表面と反対側の背面に、第2基体部を形成する第2成型工程とで、前記絶縁基体が形成されたことを特徴とする請求項6から8の何れかに記載のプッシュスイッチ付回転型エンコーダの製造方法。
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