JP3927938B2 - 開放補助機構付き引手、およびサッシ窓 - Google Patents

開放補助機構付き引手、およびサッシ窓 Download PDF

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Description

本発明は、開放補助機構付き引手、およびサッシ窓に関する。
引違い窓や片引き窓等のサッシ窓において、障子を開放する際の引手の操作に連動して、障子の戸先框から縦枠に向かって突出したトリガーが縦枠を押し、障子の開放操作を補助する開放補助機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された開放補助機構では、引手に固定された棒状体が、戸先框内部のハウジング内に軸支された揺動体の長孔に挿通されており、引手操作により揺動体が回動するようになっている。そして、揺動体には、その回動に伴って上下動自在に磁石が連結され、この磁石と対向してトリガーにも磁石が取り付けられており、これらの磁石が吸着、または反発することでトリガーが突没するように構成されている。従って、障子の開放方向に引手をスライドさせることで、揺動体に連結された磁石が上下移動し、この磁石にトリガーの磁石が反発し、戸先框から突出したトリガーが縦枠を蹴り出すことによって、障子の開放操作が補助されるようになっている。
また、特許文献1の開放補助機構における他の実施形態では、引手に固定された棒状体が、戸先框内部のハウジング内に設けられた第1ラックに連結されており、この第1ラックがハウジング内に軸支されたピニオンに噛合されている。そして、ピニオンには、第2ラックが噛合されており、この第2ラックに固定されたトリガーがピニオンの回転により戸先框から突没するように構成されている。従って、他の実施形態においても、障子の開放方向に引手をスライドさせることで、第1ラック、ピニオン、および第2ラックを介して、戸先框から突出したトリガーが縦枠を蹴り出すことによって、障子の開放操作が補助されるようになっている。
特開平10−184185号公報(第3〜第4頁、図7〜図10)
しかしながら、前記特許文献1に記載の開放補助機構では、その構造が複雑であるとともに、構成部品が多くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、簡単な構造にでき、かつ部品点数の削減を図ることができる開放補助機構付き引手、およびサッシ窓を提供することにある。
本発明の開放補助機構付き引手は、引違い窓または片引き窓における障子の戸先框に設けられた固定部と、この固定部に対して前記障子の開閉方向にスライド自在に取り付けられた操作部と、前記固定部に軸支されるとともに、一端が前記操作部に回動自在に連結され、当該操作部のスライドに伴って回動する一対の回動部と、前記固定部および操作部の各々に両端が回動自在に連結されるとともに、前記一対の回動部の各々に中間位置が回動自在に連結された一対のリンク部とを備え、前記障子を閉じた状態において、前記戸先框が当接した前記引違い窓または片引き窓の縦枠から離れる方向に前記操作部をスライドさせることで、回動した前記一対の回動部の他端が前記縦枠に向かって突出するとともに、当該回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で当該縦枠に当接し、前記障子を前記縦枠から離れる方向に付勢することを特徴とする。
ここで、固定部は、戸先框と一体に形成されてもよく、また、戸先框と別体に形成され、ビス止め等により戸先框に固定される部材から構成されてもよい。
このような構成によれば、スライド操作される操作部、戸先框に設けた固定部、これらに回動自在に連結された回動部を備えただけの簡単な構造により、開放補助機構付き引手が構成され、部品点数の削減を図ることができる。
また、固定部を戸先框と一体に形成する、すなわち、戸先框の側面に回動部を軸支するとともに、操作部をスライド自在に設ければ、一層構造を簡単にすることができる。
さらに、固定部を戸先框と別体の部材で形成した場合には、開放補助機構付き引手をユニット化し、このユニット化された引手を障子に取り付けることで、障子の種類や大きさに関わらず、引手を共通化することができる。さらに、引手をユニット化することで、既存のサッシ窓に取り付けることも可能になり、既存の障子を交換することなくサッシ窓に障子の開放補助機能を付加することもできるようになる。
この際、本発明の開放補助機構付き引手では、前記回動部を一対備え、これら一対の回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で前記縦枠に当接する
このような構成によれば、一対の回動部の他端が上下に離隔した2箇所で縦枠に当接するので、障子を付勢する付勢力をより安定して作用させることができる。
すなわち、従来の開放補助機構のように1点で縦枠に当接して蹴り出す場合には、この当接点の高さ位置によっては障子に回転モーメントが作用してしまい、スムーズに障子を付勢することが困難となることがあり、当接点の位置を厳密に決定する必要がある。このため、障子の種類や大きさごとに最適な当接点に合わせて、引手の取付位置を算出する必要が生じ、このようにして取り付けた引手の高さ位置が障子ごとに異なってしまうと、外観意匠の統一感が損なわれるばかりでなく、障子の開閉操作に支障を来してしまうという不都合もある。
これに対して、本発明のように上下に離隔した2点で縦枠に当接して蹴り出す場合には、最適な当接点を跨ぐ位置に上下の当接位置を設けることで、上下の当接位置の間隔範囲内で引手の取付高さ位置を適宜設定可能になるので、引手の取付位置の自由度が高くなるとともに、障子の種類や大きさが異なる場合にも引手の高さ位置を統一させて、外観および操作性を良好にさせることができる。
さらに、本発明の開放補助機構付き引手では、前記一対のリンク部を含んで構成された平行維持手段によって前記操作部のスライド時における傾きが防止されていることが望ましい
のような構成によれば、平行維持手段によりスライド時における操作部の傾きが防止されるので、操作部を障子の開閉方向にスライドさせた力が逃げることなく、障子の開放補助力として回動部から縦枠に伝達され、開閉操作の操作性を良好にすることができる。さらに、リンク部で固定部、操作部、および回動部を連結して、平行リンク機構を構成することで、スライド時における操作部の傾きを防止することができるとともに、リンク部を固定部および操作部間に内蔵すれば、引手の外観意匠性を向上させることができる。
また、本発明の開放補助機構付き引手は、引違い窓または片引き窓における障子の戸先框に設けられた固定部と、この固定部に対して前記障子の開閉方向にスライド自在に取り付けられた操作部と、前記固定部に軸支されるとともに、一端が前記操作部に回動自在に連結され、当該操作部のスライドに伴って回動する一対の回動部とを備え、前記回動部の他端から前記固定部の軸支位置までの距離が、当該軸支位置から当該回動部の一端までの距離よりも短く設定され、前記回動部の一端は、前記操作部に設けられて前記開閉方向と交差する方向に長く形成された長孔に係止されるとともに、当該操作部のスライドに伴って前記長孔に沿って移動自在に支持され、前記障子を閉じた状態において、前記戸先框が当接した前記引違い窓または片引き窓の縦枠から離れる方向に前記操作部をスライドさせることで、回動した前記一対の回動部の他端が前記縦枠に向かって突出するとともに、当該回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で当該縦枠に当接し、前記障子を前記縦枠から離れる方向に付勢するものでもよい。
さらに、本発明の開放補助機構付き引手は、前記回動部の他端を前記固定部側に没入させる方向に付勢する付勢手段を備えることが好ましい。
一方、本発明のサッシ窓は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠の内側に開閉自在に支持された引違い形式または片引き形式の障子と、この障子の戸先框
に設けられた請求項1から請求項4のいずれかに記載の開放補助機構付き引手とを備えたサッシ窓であって、前記引手の固定部は、前記戸先框と別体に形成されて当該戸先框の側面に固定され、前記障子を閉じた状態において、前記戸先框が当接した縦枠から離れる方向に前記引手の操作部をスライドさせることで、前記引手の一対の回動部が回動して、当該回動部の他端が前記縦枠に向かって突出するとともに、当該回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で当該縦枠に当接し、前記障子が前記縦枠から離れる方向に付勢されることを特徴とする。
このような構成によれば、前述の開放補助機構付き引手と同様の効果を有するサッシ窓を構成することができる。すなわち、簡単な構造により部品点数の削減が図られた開放補助機構付き引手を備え、この引手により障子の開放操作が補助され、小さな操作力で障子を解放することができるサッシ窓が構成できる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、主要構成部品の断面を示すハッチングが省略されている。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るサッシ窓としての引違い窓1、および開放補助機構付き引手10について、図1ないし図6に基づいて説明する。
図1および図2は、それぞれ本実施形態の引違い窓1を示す室内側から見た正面図、および横断面図である。
なお、本発明のサッシ窓は、引違い窓1に限らず、片引き窓であってもよい。
図1、2において、引違い窓1は、それぞれアルミ押出形材製の上枠2、下枠3、および左右の縦枠4を四周枠組みした窓枠1Aと、この窓枠1Aの内側に開閉自在に支持された1組の障子5とを備えて構成されている。障子5は、それぞれアルミ押出形材製の上框6、下框7、左右の縦框8を四周框組みした内部に、ガラスパネル9を嵌め込んで形成されている。1組の障子5は、室内側の障子5Aと、室外側の障子5Bで構成されており、室内外の障子5A,5B各々の縦框8は、障子5を閉じた状態で縦枠4に当接する戸先框8Aと、窓枠1Aの左右方向略中央の召合せ部で互いに重なる召合框8Bとから構成されている。
室内側障子5Aの戸先框8Aには、縦枠4の側面に形成された突片4Aの室外側面に当接する気密材8Cが設けられており、室内側障子5Aを閉じた状態で、気密材8Cが縦枠4の突片4Aに密接されて、気密性が確保されるようになっている。
室外側障子5Bの戸先框8Aが当接する縦枠4の側面には、突片4Bが形成され、この突片4Bの室外側面に気密材4Cが設けられている。そして、室外側障子5Bを閉じた状態で、その戸先框8Aの室内側面に縦枠4の気密材4Cが密接されて、気密性が確保されるようになっている。
また、室内外の障子5A,5Bの召合框8Bには、クレセント8Dが設けられており、室内側の召合框8Bに設けられた回動フックを回動し、室外側の召合框8Bに設けられた受けフックに係合させることで、引違い窓1が施錠されるようになっている。
次に、室内外の障子5A,5Bの戸先框8Aに設けられた引手10について、図3〜図6も参照して説明する。図3、4は、それぞれ引手10を示す斜視図であり、図4は、引手10をスライド操作した状態を示す斜視図である。図5は、引手10を示す一部を省略した正面図、および底面図である。図6は、引手10を示す一部を省略した分解斜視図である。
引手10は、全体略角柱状で上下方向に長い長尺部材であり、室内外の障子5A,5Bを開閉する際に指を掛けて操作可能に戸先框8Aの室内側側面に取り付けられている。そして、引手10は、図1に示すように、召合框8Bに設けられたクレセント8Dよりも低く、室内外の障子5A,5Bを全開した際にクレセント8Dと干渉しない高さ位置に設けられている。なお、引手10は、クレセント8Dよりも高い位置でクレセント8Dと干渉しない位置に取り付けられていてもよい。
また、図2に示すように、室内外の引手10に対向する縦枠4の側面には、樹脂製の受け部材4Dが取り付けられており、後述する引手10の当接部132が受け部材4Dに当接するようになっている。
また、開放した室内側障子5Aは、下枠3の縦枠4側端部に設けた図示しないクレセントストッパに召合框8Bが当接することで、開放動作が規制されており、引手10が室内側障子5Aの召合框8Bにぶつからないようになっている。また、室外側障子5Bを開放した際には、室外側障子5Bの召合框8Bに取り付けたストッパ8E(図2)が縦枠4に当接する、あるいは室外側障子5Bの召合框8Bが下枠3端部に設けた図示しない障子ストッパに当接することで、引手10が室内側障子5Aの召合框8Bにぶつからないようになっている。さらに、室内外の障子5A,5Bを同時に開放した場合であっても、室内側障子5Aの上框6室内側面に、図1に示すようなストッパ6Aを取り付けておけば、このストッパ6Aが引手10よりも先に室外側障子5Bの召合框8Bに当接することで、引手10が召合框8Bにぶつからないようにすることができる。
また、引手10をクレセント8Dと略同一高さ位置に設けた場合であっても、ストッパ6Aの位置を調整することで、引手10がクレセント8Dと干渉しないようにすることが可能である。
引手10は、図3〜6に示すように、戸先框8Aにビス止め固定される固定部11と、この固定部11の室内側に設けられた操作部12と、固定部11に軸支されるとともに、一端が操作部12に連結された一対の回動部13と、固定部11および操作部12の各々に両端が回動自在に連結されるとともに、回動部13に中間部分が回動自在に連結された一対のリンク部14とを備えている。そして、引手10は、戸先框8Aとは別体にユニット化されて製作されており、各框6,7,8およびガラスパネル9を組み立てて障子5を形成した後に、戸先框8Aに取り付け可能になっている。
なお、障子5を組み立てる前の戸先框8Aに引手10を取り付け、その後障子5を組み立てるようにしてもよい。
引手10の固定部11は、金属製のベース部材111(図5、6)と、このベース部材111の周囲を覆う樹脂製の外装部材112と、固定部11の室内側を覆う金属製のカバー部材113(図4)とを備えて構成されている。そして固定部11は、ベース部材111に設けられたビス孔114を介して、戸先框8Aの室内側面にビス止め固定されている。
また、ベース部材111の長手方向略中央の縦枠4側には、回動部13を軸支するピン115(図5、6)を挿通する挿通孔116が設けられている。さらに、ベース部材111の長手方向両端部の縦枠4側には、一対のリンク部14の各一端に設けられたピン141を挿通し、このピン141をベース部材111の長手方向に案内する長孔117が設けられている。また、固定部11の外装部材112の長手方向両端部には、操作部12を障子5の開閉方向(図1、2中、左右方向)に案内する案内部118が形成されている。
引手10の操作部12は、固定部11の室内側略全体を覆う形状を有した樹脂製の外装部材121と、この外装部材121の内側に固定部11に対向して設けられた金属製の板材122(図6)とを備えて構成されている。外装部材121には、操作時に指を引っ掛けるための凹溝123が、長手方向に延びて形成されている。そして、操作部12は、その外装部材121の長手方向両端部が固定部11の外装部材112に形成された案内部118に係合し、案内されることで、固定部11に対して障子5の開放方向にスライド可能になっている。すなわち、固定部11の案内部118、および案内部118に係合する操作部12の外装部材121によって、操作部12の平行維持手段が構成されている。
また、板材122の長手方向両端部には、一対の回動部13の各一端に設けられたピン131を挿通し、このピン131を操作部12の長手方向に案内する長孔124(図5、6)が設けられている。さらに、板材122の長手方向略中央には、一対のリンク部14の各他端を軸支する挿通孔125が設けられている。
引手10の一対の回動部13は、それぞれ金属製の板材から長尺状に形成され、固定部11に軸支されるピン115の位置で互いに交差して配置されている。すなわち、一対の回動部13は、障子5の見込み方向に沿った回動軸であるピン115を中心に回動可能に構成されている。回動部13の一端には、操作部12の板材122に形成された長孔124に挿通されるピン131が操作部12側に突出して設けられている。そして、一対の回動部13の各他端側は、ピン115の位置を挟んで一端側と反対側に延出して形成されており、これらの他端には、樹脂製の当接部132が取り付けられている。この当接部132は、回動部13の固定部11側の面に突出して取り付けられ、この突出方向に沿った回転軸を中心に回転可能に設けられている。そして、当接部132と回動部13の軸支位置であるピン115との距離は、ピン115と回動部13の一端であるピン131との距離よりも短く形成されている。
また、当接部132に隣接した回動部13の他端側と、固定部11との間には、付勢手段としてのコイルばね15が接続されており、回動部13の他端は、コイルばね15によって縦枠4から離れる方向(図5中、右方向)、すなわち固定部11および操作部12の間に収納される(図3の状態となる)方向に付勢されている。
引手10の一対のリンク部14は、それぞれ金属製の板材から形成され、回動部13の軸支位置であるピン115と、回動部13の一端との略中間位置において、ピン142を介して回動部13に軸支されている。そして、リンク部14の一端にはピン141が固定され、このピン141が固定部11の長孔117に挿通されており、リンク部14の他端は操作部12の挿通孔125に軸支されている。これにより、リンク部14は、その両端が固定部11および操作部12に回動自在に連結されることとなる。以上のように連結された回動部13およびリンク部14によって、パンタグラフ状の平行リンク機構が構成され、この平行リンク機構により操作部12が固定部11に対して平行を維持した状態でスライド可能になっている。すなわち、互いに連結された回動部13およびリンク部14によって、操作部12の平行維持手段が構成されている。
以上のような引手10では、障子5が閉じた状態において、操作部12の凹溝123に指を掛けて障子5の開放方向(図4、5に矢印で示す右方向)に操作部12を引くことで、操作部12が固定部11に対してスライド移動するとともに、回動部13の他端が縦枠4側(図4、5中、左側)に向かって突出するようになっている。そして、一対の当接部132が上下に離隔した2箇所で縦枠4(受け部材4D)に当接し、この当接力により、障子5が開放方向に付勢されて縦枠4から離隔され、障子5の開放操作が補助されるようになっている。
すなわち、操作部12のスライド移動により、回動部13の一端が操作部12とともに障子5の開放方向に移動するとともに、長孔124に沿って長手方向中央側に移動し、ピン115を中心にして回動した回動部13の他端が縦枠4に向かって突出する。これと同時に、リンク部14は、その他端が操作部12とともに障子5の開放方向に移動し、ピン142を中心にして回動した一端が長孔117に沿って長手方向中央側に移動することで、操作部12が固定部11に対して傾くことが防止されている。
また、ピン115を支点とし、回動部13の一端を力点とし、当接部132を作用点とした梃子において、当接部132とピン115との距離が、ピン115と回動部13の一端との距離よりも短く形成されているため、操作部12を操作する力と比較して、当接部132が縦枠4を蹴り出す大きな蹴り出し力が得られるようになっている。
そして、操作部12のスライド操作を中止すると、回動部13の他端側に接続されたコイルばね15の付勢力により、回動部13が固定部11および操作部12の間に収納されるとともに、操作部12が固定部11の室内側を覆う初期位置に戻る。従って、引手10を縦枠4に向かって引いて障子5を閉じる際には、回動部13の当接部132が突出していないので、当接部132が縦枠4にぶつかることなく、障子5を閉じることができるようになっている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)戸先框8Aに固定する固定部11、スライド操作される操作部12、これらに回動自在に連結された回動部13を備えた簡単な構造により、開放補助機構付きの引手10を構成したので、従来の引手のように磁石やラック、ピニオン等の複雑な部品が不要となり、部品点数の削減を図ることができる。
(2)また、引手10の構造が簡単になることで、引手10を小型化することができ、室内側への引手10の突出寸法を小さくすることができる。そして、操作部12のスライド操作に連動して、回動部13の当接部132で縦枠4を蹴り出す構成としたので、ハンドル等の回動操作に連動させたものと比較して、操作部12の操作範囲を小さく設定することができ、障子5の引き残しを小さくすることができる。
(3)さらに、引手10を戸先框8Aと別体にユニット化したので、障子5の種類や大きさに関わらず、引手10を共通化することができる。さらに、引手10をユニット化することで、既存のサッシ窓に取り付けることも可能になり、既存の障子を交換することなくサッシ窓に障子の開放補助機能を付加することもできるようになる。
(4)また、一対の回動部13の各他端に設けた当接部132が上下に離隔した2箇所で縦枠4に当接するので、障子5を付勢する付勢力を安定して作用させることができる。さらに、上下の当接位置間の距離の範囲内で引手10の戸先框8Aへの取付位置を適宜設定することで、障子5の種類や大きさが異なる場合にも引手10の高さ位置を統一させることができ、外観の意匠性を向上させることができる。
(5)さらに、当接部132とピン115との距離を、ピン115と回動部13の一端との距離よりも短く形成したため、梃子の作用によって、操作部12を操作する力が小さくても、大きな蹴り出し力で当接部132により縦枠4を蹴り出すことができる。
(6)また、固定部11の案内部118、および案内部118に係合する操作部12の外装部材121によって、操作部12の平行維持手段を構成したことで、操作部12が傾くことなく障子5の開閉方向に案内され、障子5の開閉操作の操作性を良好にすることができる。
(7)さらに、リンク部14を固定部11、操作部12および回動部13に連結することによっても操作部12の平行維持手段を構成したので、操作部12をスライドさせた力が逃げることなく、障子5の開放補助力として回動部13を介して縦枠4に伝達され、障子5の開閉操作をさらにスムーズに実行することができる。
(8)また、互いに連結された回動部13およびリンク部14による平行維持手段によれば、回動部13およびリンク部14は非操作時において、操作部12により覆われて室内側から見えないようになっているので、引手10の外観意匠性を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る開放補助機構付き引手20について、図7ないし図10に基づいて説明する。
図7、8は、それぞれ引手20を示す斜視図であり、図8は、引手20をスライド操作した状態を示す斜視図である。図9は、引手20を示す一部を省略した正面図である。図10は、引手20を示す一部を省略した分解斜視図である。
本実施形態の引手20は、回動部の構成が前述の第1実施形態の引手10と相違し、それ以外の引手の構成、およびこの引手20が設けられるサッシ窓の構成は略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
図7〜10において、引手20は、前述の第1実施形態と同様に、上下方向に長い長尺部材であって、戸先框8Aの室内側側面にビス止め固定される固定部21と、この固定部21に対してスライド自在に設けられた操作部22と、固定部21に軸支されるとともに、一端が操作部22に連結された一対の回動部23とを備えている。
固定部21の長手方向両端部の縦枠4側には、回動部23を軸支するピン215(図9、10)が設けられている。そして、操作部22は、外装部材221と、金属製の板材222とを備え、板材222には、一対の回動部23の一端を連結するピン231が挿通され、このピン231を操作部22の長手方向に案内する長孔224(図9、10)が設けられている。
引手20の一対の回動部23は、それぞれ金属製の板材から略矩形状に形成され、挿通孔233が固定部21のピン215に軸支され、障子5の見込み方向に沿った回動軸であるピン215を中心として回動可能に配置されている。回動部23の一端には、挿通孔231Aが設けられており、操作部22の板材122に形成した長孔224を挿通したピン231が挿通孔231Aに連結されることで、回動部23の一端が操作部22に連結されている。そして、一対の回動部23における挿通孔233を挟んだ他端には、樹脂製の当接部232が取り付けられている。この当接部232と回動部23の軸支位置である挿通孔233との距離は、挿通孔233と回動部23の一端である挿通孔231Aとの距離よりも短くなっている。
また、回動部23と固定部21との間には、固定部21に形成された略扇状の溝219内に配置された付勢手段としてのコイルばね25が接続されており、回動部23は、コイルばね25によって固定部21および操作部22の間に収納される(図7の状態であり、図9に一点鎖線で示す状態となる)方向に付勢されている。
以上のような引手20では、障子5が閉じた状態において、操作部22を障子5の開放方向(図8、9に矢印で示す右方向)に引くことで、操作部22が固定部21に対してスライド移動するとともに、回動部23の他端が縦枠4側(図8、9中、左側)に向かって突出するようになっている。そして、一対の当接部232が上下に離隔した2箇所で縦枠4(受け部材4D)に当接し、この当接力により、障子5が開放方向に付勢されて縦枠4から離隔され、障子5の開放操作が補助されるようになっている。
この際、ピン215を支点とし、回動部23の一端を力点とし、当接部232を作用点とした梃子において、当接部232とピン215との距離が、ピン215と回動部23の一端との距離よりも短く形成されているため、操作部22を操作する力と比較して、当接部232が縦枠4を蹴り出す大きな蹴り出し力が得られるようになっている。
そして、操作部22のスライド操作を中止すると、回動部23に接続されたコイルばね25の付勢力により、回動部23が固定部21および操作部22の間に収納されるとともに、操作部22が固定部21の室内側を覆う初期位置に戻る。従って、引手20を縦枠4に向かって引いて障子5を閉じる際には、回動部23の当接部232が突出していないので、当接部232が縦枠4にぶつかることなく、障子5を閉じることができるようになっている。
このような本実施形態によれば、前述の(1)〜(5)の効果と略同様の効果を奏する他、以下の効果を得ることができる。
(9)コイルばね25を固定部21の溝219内に配置したので、操作部22をスライド操作した際にコイルばね25が露出せず、外観を良好にすることができるとともに、コイルばね25へのゴミや埃の付着を防止することができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、引手10,20を戸先框8Aと別体に製作し、障子5の組み立て後に戸先框8Aに取り付けることとしたが、これに限らず、引手を戸先框8Aと一体に製作してもよい。すなわち、戸先框8Aの室内側面に回動部13,23を軸支するとともに、操作部12,22をスライド自在に設けることで、引手を戸先框8Aと一体に形成することができる。このようにすれば、引手の構造を一層簡単にすることができる。
また、前記実施形態の引手10,20では、一対(2つ)の回動部13,23を設けたが、これに限らず、回動部3つ以上の複数個設けてもよい。
また、前記実施形態では、引手10,20の操作部12,22および回動部13,23が付勢手段であるコイルばね15,25で初期位置に戻る方向に付勢されていたが、コイルばね15,25を省略することも可能である。
また、前記第1実施形態の引手10では、一対の回動部13と、固定部11および操作部12とを、一対のリンク部14で連結し、パンタグラフ状の平行リンク機構を形成して、操作部12の平行維持手段を構成したが、このような構成以外のリンク機構によって平行維持手段を構成してもよい。また、第1実施形態の引手10では、リンク部14で構成される平行維持手段の他に、固定部11の案内部118、および案内部118に係合する操作部12の外装部材121によって構成される平行維持手段も設けられていたが、これらの平行維持手段は、いずれか一方のみを設けてもよく、また両方を省略することも可能である。
また、前記第2実施形態の引手20には、操作部22の傾きを防止するための平行維持手段が設けられていないが、第1実施形態と同様の平行維持手段を設けてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る引違い窓を示す室内側から見た正面図である。 前記引違い窓を示す横断面図である。 前記引違い窓に設けられた引手を示す斜視図である。 前記引手をスライド操作した状態を示す斜視図である。 前記引手の一部を省略した正面図、および底面図である。 前記引手の一部を省略した分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る引手を示す斜視図である。 前記引手をスライド操作した状態を示す斜視図である。 前記引手の一部を省略した正面図である。 前記引手の一部を省略した分解斜視図である。
符号の説明
1…サッシ窓である引違い窓、1A…窓枠、2…上枠、3…下枠、4…縦枠、5…障子、8A…戸先框、10,20…引手、11,21…固定部、12,22…操作部、13,23…回動部、14…リンク部。

Claims (5)

  1. 引違い窓または片引き窓における障子の戸先框に設けられた固定部と、この固定部に対して前記障子の開閉方向にスライド自在に取り付けられた操作部と、前記固定部に軸支されるとともに、一端が前記操作部に回動自在に連結され、当該操作部のスライドに伴って回動する一対の回動部と、前記固定部および操作部の各々に両端が回動自在に連結されるとともに、前記一対の回動部の各々に中間位置が回動自在に連結された一対のリンク部とを備え、
    前記障子を閉じた状態において、前記戸先框が当接した前記引違い窓または片引き窓の縦枠から離れる方向に前記操作部をスライドさせることで、回動した前記一対の回動部の他端が前記縦枠に向かって突出するとともに、当該回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で当該縦枠に当接し、前記障子を前記縦枠から離れる方向に付勢する開放補助機構付き引手。
  2. 前記一対のリンク部を含んで構成された平行維持手段によって前記操作部のスライド時における傾きが防止されている請求項1に記載の開放補助機構付き引手。
  3. 引違い窓または片引き窓における障子の戸先框に設けられた固定部と、この固定部に対して前記障子の開閉方向にスライド自在に取り付けられた操作部と、前記固定部に軸支されるとともに、一端が前記操作部に回動自在に連結され、当該操作部のスライドに伴って回動する一対の回動部とを備え、
    前記回動部の他端から前記固定部の軸支位置までの距離が、当該軸支位置から当該回動部の一端までの距離よりも短く設定され、
    前記回動部の一端は、前記操作部に設けられて前記開閉方向と交差する方向に長く形成された長孔に係止されるとともに、当該操作部のスライドに伴って前記長孔に沿って移動自在に支持され、
    前記障子を閉じた状態において、前記戸先框が当接した前記引違い窓または片引き窓の縦枠から離れる方向に前記操作部をスライドさせることで、回動した前記一対の回動部の他端が前記縦枠に向かって突出するとともに、当該回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で当該縦枠に当接し、前記障子を前記縦枠から離れる方向に付勢する開放補助機構付き引手。
  4. 前記回動部の他端を前記固定部側に没入させる方向に付勢する付勢手段を備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載の開放補助機構付き引手。
  5. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠の内側に開閉自在に支持された引違い形式または片引き形式の障子と、この障子の戸先框に設けられた請求項1から請求項4のいずれかに記載の開放補助機構付き引手とを備えたサッシ窓であって、
    前記引手の固定部は、前記戸先框と別体に形成されて当該戸先框の側面に固定され、
    前記障子を閉じた状態において、前記戸先框が当接した縦枠から離れる方向に前記引手の操作部をスライドさせることで、前記引手の一対の回動部が回動して、当該回動部の他端が前記縦枠に向かって突出するとともに、当該回動部の各他端が上下に離隔した2箇所で当該縦枠に当接し、前記障子が前記縦枠から離れる方向に付勢されるサッシ窓。
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