JPH09137643A - ドア等を開ける初期の力を軽くする把手 - Google Patents

ドア等を開ける初期の力を軽くする把手

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JPH09137643A
JPH09137643A JP32781795A JP32781795A JPH09137643A JP H09137643 A JPH09137643 A JP H09137643A JP 32781795 A JP32781795 A JP 32781795A JP 32781795 A JP32781795 A JP 32781795A JP H09137643 A JPH09137643 A JP H09137643A
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JP
Japan
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handle
door
force
opening
lever
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JP32781795A
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English (en)
Inventor
Hiromi Urasaki
裕己 浦崎
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 ドア等を開けるときの初期に,必要とする
力を軽減し,特に大きな力を与えなくても楽に開けられ
るものとする。 【構 成】 ドア等を開ける初期の段階に,把手に与え
る力を一体のレバー等の増力等の効果があるものを介在
させることで,それを支える側に伝え,そこに強力な反
力を得てドア等を押し,いわば,こじ開けるということ
でドア等を開ける力が軽減できる把手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,ドアや引出し等,枠
の中に収まっているもを開ける,又は引き出すときの初
期に要する力を軽減するものである。
【0002】
【従来の技術】重いドア等の開閉にはモーター等の動力
を使うものはある。しかし,力をそこまでは必要としな
いが,初期の動きを与えるのに少しの助力が欲しいとい
うものもある。玄関等のドアにもそうしたところがある
が,家庭用冷蔵庫のドア等もその一つである。しかし,
これまでの冷蔵庫等にはそうしたものの装着が無かっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドア等に変位を与える
ためのエネルギーは,静から動に移るときに最大であ
る。磁力で枠とドア等の密着性を保っている家庭用冷蔵
庫,電子レンジ等ではそれが特に大きいが,磁力が及ぶ
のはそれほどの距離で無く,特に大きな力を必要とする
のは,ドア等を数mm〜10mm程度開くまでの瞬時と
いってよい。こうしたことで,従来の冷蔵庫のドア等の
開け方は,その初期には特に引く力を強くすることによ
り,開く人が直接的にその力を負担していた。しかし,
冷蔵庫の大型化に伴うドア面積の拡大等は,そのときに
必要とする力を大きくする傾向にあるので,その力の負
担を軽減したいということである。
【0004】
【発明を解決するための手段】これは主要部を,ドア等
の動く側に設けたレバーやカム等と一体で動く把手
(1)と,ドア等を支える側にあって,把手に反力を与
える場となる押し受け(2)とで構成するもので,押し
受けは本体ないし枠等に組み込むこともできるものであ
る。
【0005】
【作 用】その作用は,ドア等を開ける初期に,把手
(1)に与える力が,直接に開けたり引いたりするので
は無く,一旦,押し受け(2)に伝えることによる反力
で,支える側から押し開けるときに見られる。このた
め,ドア等を開けるための力が,実際にドア等を開く力
として働く過程で,レバーやカム或いは楔等を介在さ
せ,そこに梃子の理が働く等での力の増や,その向きを
を変えることができるものとし,いわば,こじ開けると
いうことで,ドア等を開くための初期の力を軽減するも
のである。
【0006】
【実施例】
実施例 1
【図1】は,ベルクランク型の把手(1)をドア(3)
の側面に,また,その力を受ける押し受けを,冷蔵庫の
本体(4)側面に設けたもので,ドアを開く側の斜め上
方から見たものである。ドアの側面に接着されたベース
(3−1)に設けられた軸(3−2)に支えられた把手
の先端(1−1)は,本体前部の側面に接着された押し
受けの反力の場となるといえる面(2−1)に力を与え
得る位置にある。ここで,ドアを開ける力を,把手の入
力部(1−2)に矢印の方向に与えると,把手の先端が
押し受けの平らな面を押す。このとき,把手の入力側と
もいえる(1−2)〜(3−2)が,加力側ともいえる
(1−1)〜(3−2)より長ければ,梃子の理にした
がい力の増を見たその反力が,把手を支える軸を経てド
アを開ける方向にも働きドアを押し開く。そして,把手
がストッパー(3−3)に当たりその回転が止まると
き,ドアを開ける力の軽減は無くなり,ドアは把手に与
えたそのままの力で開かれる。ここで,(1−2)〜
(3−2)>(1−1)〜(3−2)ならば,ドアを開
ける方向に受ける反力は,入力部にドアをで開けるため
に与えた力より大きく,把手の入力側が加力側に比べ長
くなる程軽くなる。また,把手の先端部分は摩擦抵抗を
小さくするため,ローラーとしてもよい。
【0007】
【図2】は実施例1で,把手に開く力を与えたことで
の,その位置の変化を示したものである。入力部(1−
2)が(1−2’)にくるとき,把手全体がそれを支え
る(3−2)を軸として回るため,(1−1)と(3−
2)がそれぞれ(1−1’),(3−2’)に移動し,
ドアが開くことになる。
【0008】実施例 2
【図3】は開ける力の軽減を,T型のクランク状の把手
を左右に回すことで得るものを,ドアを開く側の斜め上
方から見たものである。把手は(3−2)で,ドアの上
面に軸支され,アングル状の押し受けが,本体の上面に
設けられている。ドアを開けるとき,把手の入力部を
右,又は左に押すと,把手が(3−2)を軸に回ること
で,把手の先端である(1−1)又は(1−11)が押
し受けを押し,その反力が軸を経てドアを開ける力とな
る。この場合ドアは,軽減された力で一旦本体から離
し,それから普通に開けるのである。これは,基本的に
はレバーの作用だけで力の軽減するものであるが,把手
の先端の形状をカムにすると,その作用も与え得る。
【0009】実施例 3
【図4】は,把手を逆L型とし,開ける力の軽減を把手
を左右に振ることで得るものを,ドアを開く側の斜め上
方から見たものである。把手はドアの上面でブラケット
(3−4)に軸支され,その球状の先端は,支持された
の軸の中心からは離れた位置にある。それは,本体上部
にある割り円筒の内面を使うともいえる押し受けに接し
ており,ドアが閉じられているときはその最上部,した
がって1番奥にある。ここで,把手の入力部に横方向の
力を与えると,どちらの向きであっても,球状の先端は
円筒の内面を円弧を描いて下がり,その軸に垂直なカム
の作用での力が,把手を支えるブラケットを経てドアを
開く方向の力として伝わる。このとき開ける力は把手が
長いことで軽減され,先端が円筒の内面を下がり動かな
くなった以降は,ドアは軽減されない通常の力で開けら
れる。
【0010】実施例 4
【図5】は,横にスライドできる棒状の把手を,引き出
しの手前の上部に設けたものを,斜め上方から見たとこ
ろの1部カットした図である。把手は両端が引出し
(5)の前部にあるガイド(5−1)及び(5−11)
で案内されスライドができる。引出しが閉じられている
とき,把手の先端は引出し上部の棚板(4−1)に組み
込まれた円弧状の面をもつ押し受けの最奥にあるが,開
けるとき,把手を左右のどちらかにスライドさせると,
押し受けの曲面上を移動するため,その反力がガイドを
経て引出しを押し出すこととなる。こうして棚板との距
離を作り,引く力が軽くなったところから,普通に引く
ことで引出しは楽に開けられるのである。
【0011】実施例 5
【図6】は,リンクの1部とした棒状の把手を,引出し
に取り付けたものを斜め上方から見たところを1部カッ
トした図である。把手の平坦な突起(1−3)と(1−
33)は,引出し上面の(5−2)及び(5−22)で
それぞれ軸支されているレバー(6)と(7)にピン
(6−1)と(7−1)とで止められている。また,平
らな板状の押し受けは,引出しの上部の棚板に組み込ま
れている。ここで、把手を手前に引くと,レバーの先端
(6−2)が押し受けの面を押すため,この反力が(5
−2)を経て引出しを,押し出す方向に働く。そして,
レバーが延びきったときには引く力の軽減は無く,引出
しは通常の力で引きだすものとなる。
【0012】
【発明の効果】ドア等を開けるとき初期にこの把手で
は,単に引くという動作では得られない強力な開ける力
が得られるため,ドア等の初動に要する力が軽減され,
したがって,ドア等を楽に開けることができるものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は,実施例1の構成を,
【図2】はその作動を示したものである。
【図3】は,実施例2の構成を示したものである。
【図4】は,実施例3の構成を示したものである。
【図5】は,実施例4の構成を示したものである。
【図6】は,実施例5の構成を示したものである。
【符号の説明】
1 把手 1−1,1−11 把手の先端 1−2 把手の入力部 1−3,1−33 突起 2 押し受け 2−1 押し受けの面 3−1 ベース 3−2 軸 3−3 ストッパー 3−4 ブラケット 5−1,5−11 ガイド 5−2,5−22 軸 6,7 レバー 6−1,7−1 ピン 6−2 レバーの先端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア等を開ける初期に,そのための力を
    レバーやカム等を経由させ,ドア等を支える側に伝える
    ときの反力を,ドア等を開ける力とすることで軽減する
    把手。
JP32781795A 1995-11-10 1995-11-10 ドア等を開ける初期の力を軽くする把手 Pending JPH09137643A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32781795A JPH09137643A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 ドア等を開ける初期の力を軽くする把手

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JP32781795A JPH09137643A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 ドア等を開ける初期の力を軽くする把手

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Publication Number Publication Date
JPH09137643A true JPH09137643A (ja) 1997-05-27

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ID=18203317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32781795A Pending JPH09137643A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 ドア等を開ける初期の力を軽くする把手

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JP (1) JPH09137643A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100888723B1 (ko) * 2007-09-18 2009-03-24 (주) 아이레보 금강씨에스 방화문의 보조 개방력 제공구조
US7543409B2 (en) 2003-09-24 2009-06-09 Ykk Ap Inc. Door pull and sash window having the door pull
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JP2023021512A (ja) * 2021-08-02 2023-02-14 株式会社キョウデンプレシジョン 筐体の扉機構

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