JP2006125122A - 扉開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型でより操作力を軽くできる扉開閉機構を提供する。
【解決手段】 開口部を有した本体部6に取り付けられる扉2aを開口部の周囲に接離して開口部を開閉する扉開閉機構において、シャフト51により扉2aに軸支されるとともに操作部5aを把持して回動するハンドル5を設けるとともに、扉2aに回動自在に取り付けられる第2軸部32bと、シャフト51に対して操作部5aと同じ側でハンドル5に回動自在に連結される第1軸部32aと、第2軸部32bに対して第1軸部32aと反対側に配されて本体部6に設けたスライド外カム12に対向配置されるカムレバー31とを有するレバー部材30を備え、操作部5aを引くとカムレバー31がスライド外カム12を押圧して扉2aが開口部の周囲から所定間隔離隔される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、冷蔵庫等の扉を開閉させる扉開閉機構に関する。
開口部を有した本体部に取付けられた扉が開口部の周囲に接離して開口部を開閉する従来の扉開閉機構は特許文献1に開示されている。この扉開閉機構は本体部に扉が回動可能に設けられ、扉にはハンドルが軸支される。ハンドルは使用者が把持して操作する操作部を有し、ハンドルの回動軸に対して操作部と反対側の端部は開口部の周囲に対向して配置される。操作部を引いてハンドルを回動すると、てこの原理によって該端部が本体部を押圧する。これにより、小さい操作力で扉が開口部の周囲から所定間隔離隔され、更に操作部を引くことにより扉が回動して開成される。
特開2000−18803号公報(第2頁−第3頁、第3図)
しかしながら、上記従来の扉開閉機構によると、ハンドルの操作力を軽くするためには操作部を長くする必要がある。加えて、本体部を押圧する端部が操作部と反対側に配置される。このため、ハンドルが大型になり、回動半径が大きく操作性が低下する問題があった。また、ハンドルを設置するスペースが制限される場合には、操作部と回動軸とが接近して操作力を充分軽くすることができない問題があった。
本発明は、小型でより操作力を軽くできる扉開閉機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、開口部を有した本体部に取り付けられる扉を前記開口部の周囲に接離して前記開口部を開閉する扉開閉機構において、
前記扉に軸支されるとともに操作部を把持して回動するハンドルと、
前記扉に回動自在に取り付けられる支持部と、前記ハンドルの回動軸に対して前記操作部と同じ側で前記ハンドルに回動自在に連結される連結部と、前記支持部に対して前記連結部と反対側に配されて前記開口部の周囲に対向配置される当接部とを有するレバー部材と、
を備え、前記操作部を引くと前記当接部が前記本体部を押圧して前記扉が前記開口部の周囲から所定間隔離隔されることを特徴としている。
この構成によると、操作部を把持して引くと連結部を介してハンドルに連結されるレバー部材が支持部を回動中心として回動する。レバー部材の回動によって当接部が回動して開口部の周囲が押圧される。ハンドルの操作力はてこの原理により増幅して連結部に伝えられ、更にレバー部材で増幅して当接部に伝えられる。また、ハンドルの回動軸に対して操作部と連結部が同じ側に配置され、ハンドルとレバー部材が平面視または正面視において重なって配置される。尚、ハンドルとレバー部材は回動中心が異なるため支持部及び連結部の少なくとも一方は扉またはハンドルに遊嵌される。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記レバー部材は平行に配された第1、第2軸部により前記連結部及び前記支持部を形成するクランクシャフトを有し、前記当接部を第2軸部に垂設して、前記ハンドルの回動軸に垂直な異なる面内に前記操作部と前記当接部とを配置したことを特徴としている。この構成によると、レバー部材は第1軸部でハンドルに連結され、第2軸部で扉に支持される。レバー部材はハンドルの操作力が第1軸部に伝えられて第2軸部を回動軸として当接部が回動する。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記ハンドルに設けた長孔に第1軸部を遊嵌したことを特徴としている。この構成によると、ハンドルの回動に伴って第1軸部が長孔内を相対的に移動して係合し、クランクシャフトが回動する。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記ハンドルの回動軸と前記当接部とを前記連結部に対して反対側に配置したことを特徴としている。この構成によると、ハンドルの幅内にレバー部材を配置できるとともに、ハンドルの回動軸と連結部との距離を短くできる。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記扉は前記本体部に回動可能に保持され、前記扉の回動により前記開口部を開閉したことを特徴としている。この構成によると、ハンドルを引くと扉が回動して開成される。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記ハンドル及び前記レバー部材を前記扉の両側に対称に設けるとともに、前記扉と前記本体部との係合及び離脱を行う2つのカム機構を前記扉の両側に対称に設け、
前記扉の閉止状態で両側の前記カム機構が対称な第1係止位置をとり、前記扉の一方を開く際に前記扉が該一方の外側に向かってスライド移動して他方の前記カム機構が第2係止位置に移行することにより前記扉が回動自在にロックされ、
前記ハンドルの回動軸よりも前記操作部を前記扉の中央側に配置したことを特徴としている。
この構成によると、例えばハンドルが扉の左右端に設けられ、左側のハンドルを引くと扉が左側から前方に回動するとともに左方向にスライド移動し、左側のカム機構の係合が解除して右側のカム機構が第1係止位置から第2係止位置に移動する。右側のカム機構は第2係止位置で枢支軸を保持して扉が回動する。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記扉は前記本体部に対して前後にスライド可能に保持され、前記扉が前後にスライドして前記開口部を開閉したことを特徴としている。この構成によると、ハンドルを引くと扉が前方へスライド移動して開成される。
また本発明は、開口部を有した本体部に取り付けられる扉を前記開口部の周囲に接離して前記開口部を開閉する扉開閉機構において、前記扉に軸支されたハンドルと前記開口部の周囲に対向配置される当接部とを有して前記ハンドルの回動時の操作力を前記当接部に伝達する倍力機構を備え、前記ハンドルを回動した際に前記当接部が前記本体部を押圧して前記扉を前記開口部の周囲から所定間隔離隔させることを特徴としている。この構成によると、ハンドルを把持して引くと倍力機構により操作力が増幅されて当接部に伝えられ、当接部により開口部の周囲を押圧して扉が開かれる。
本発明によると、扉に回動自在に取り付けられる支持部と、ハンドルの回動軸に対して操作部と同じ側でハンドルに回動自在に連結される連結部と、支持部に対して連結部と反対側に配されて前記開口部の周囲に対向配置される当接部とを有するレバー部材を備えたので、ハンドルとレバー部材を重なるように配置して扉開閉機構を小型にできるとともに、レバー部材により操作部を引く操作力を増幅して軽い操作力で扉を開くことができる。
また本発明によると、レバー部材が第1、第2軸を有するクランクシャフトを有するので、小型で操作力の軽い扉開閉機構を容易に実現することができる。また、開口部の周囲に対向配置される当接部から離れて所望の位置にハンドルを配置することができる。
また本発明によると、ハンドルに設けた長孔に第1軸部を遊嵌したので、支持部を扉に回転自在に固定して当接部による押圧位置を一定にすることができる。
また本発明によると、ハンドルの回動軸と当接部とを連結部に対して反対側に配置したので、扉開閉機構をより小型化できるとともにより軽い操作力で扉を開くことができる。
また本発明によると、扉の両側にカム機構を有し、扉の一方を開く際に前記扉が該一方の外側に向かってスライド移動して、ハンドルの回動軸よりも操作部を扉の中央側に配置したので、操作部を引く際に扉を容易にスライド移動させることができ、扉開閉機構の操作性を向上することができる。
また本発明によると、ハンドルの操作力を当接部に伝達する倍力機構を設けたので、扉開閉機構を小型にできるとともに、軽い操作力で扉を開くことができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫示す正面図である。冷蔵庫1は上段に冷蔵室2が設けられ、下段に野菜室3と冷凍室4とが左右に並んで配置される。冷蔵室2は左右両開きの扉2aにより本体部6(図4参照)の前面を覆われ、詳細を後述するように左右に対称に設けられたハンドル5の操作によって左右どちらからでも開閉可能になっている。
図2、図3は冷蔵室2の本体部6(図4参照)側の下部に配されるヒンジアングル10の左半分を示す正面図及び上面図である。ヒンジアングル10は亜鉛メッキ鋼板等の金属により左右対称に形成され、本体部6にネジ止めされる。ヒンジアングル10にはステンレス等から成るヒンジピン11及びロック外カム12がカシメ止めによって左右対称に設けられている。
また、ヒンジアングル10の上面にはインサート成形によりヒンジカバー10aが設けられている。ヒンジピン11は扉2aの枢支軸となり、ヒンジピン11と同心の円弧状のリブ13がヒンジカバー10aと一体に形成されている。ロック外カム12はヒンジピン11から所定距離離れて配置され、スライド外カム22(図4参照)と摺動して扉2aを案内する。
図4は扉2aの下端の左側に設けられるスライドカム部材20とヒンジアングル10との係合関係を示す平面図である。スライドカム部材20は扉2aの左右端に対称に設けられる。スライドカム部材20の端部にはヒンジピン11を相対的に摺動案内する略L字型に連続した第1、第2溝カム24、25が凹設されている。
第2溝カムの周囲にはリブ13と摺動するボス23が突設されている。第1、第2溝カム24、25の右方には溝部21が凹設される。溝部21内にはロック外カム12に対向するスライド外カム22が突設される。これにより、スライドカム部材20及びヒンジアングル10は互いに係合して扉2aを案内するカム機構を構成する。尚、同図において、スライドカム部材20の上記各構成は下面に設けられるが、便宜上、実線で示している。
また、スライドカム部材20は扉2aの上面にも左右対称に設けられ、本体部6の上方にはスライドカム部材20に係合するヒンジピン11、ロック外カム12及びリブ13が設けられている。
扉2aの下面に配されるスライドカム部材20の溝部21内にはカムレバー31が配置されている。カムレバー31はロック外カム12に対向配置され、扉2aに支持されたクランクシャフト32(図5参照)の第2軸部32bを回動中心として回動する。
図5、図6、図7は扉2aの左下部を示す正面断面図、上面断面図及び側面断面図である。また、図8は図5のA−A断面図である。ハンドル5は扉2aに設けられたシャフト受け7に嵌合するシャフト51で軸支される。これにより、ハンドル5はシャフト51が回動軸となり、操作部5aを把持して前方に引くことにより回動する。シャフト51にはねじりバネ55が挿通される。ねじりバネ55は回動するハンドル5を元の位置に復帰させる。
ハンドル5はハンドル本体部52、ハンドル補強アングル53及びハンドル装飾板54から成っている。図9(a)〜(c)はハンドル本体部52を示す平面図、正面図及び側面図である。ハンドル本体部52は樹脂成形品から成り、シャフト51が挿通される挿通孔52aが一端に設けられる。挿通孔52aよりも扉2aの中央側が開放端となり、使用者が把持する操作部5aが形成される。
図10(a)、(b)はハンドル補強アングル53を示す平面図及び正面図である。ハンドル補強アングル53は金属板から成り、ハンドル本体部52の前面に取付けられる。ハンドル補強アングル53の一端にはシャフト51が挿通される挿通孔53aが形成される。挿通孔53aに対して操作部5aと同じ側には、クランクシャフト32の第1軸部32a(図12参照)が挿通される長孔53bが設けられる。
図11(a)〜(c)はハンドル装飾板54を示す平面図、正面図及び側面図である。ハンドル装飾板54は樹脂成形品から成り、裏面側に突設される係合爪54aが係合孔52b(図9参照)に係合してハンドル本体部52に取付けられる。
図12はクランクシャフト32を示す正面図である。クランクシャフト32は平行な第1、第2軸部32a、32bを有し、第2軸部32bの下端を折曲して屈曲部32cが形成されている。屈曲部32cにはカムレバー31が取り付けられる。第1軸部32aはハンドル補強アングル53の長孔53bに挿通して遊嵌され、ハンドル5とクランクシャフト32を連結する連結部を構成する。クランクシャフト32でハンドル5とカムレバー31とを連結することにより、本体部6の開口部の周囲に対向配置されるカムレバー31から上下に離れた所望の位置にハンドル5を配置して利便性を向上することができる。
扉2aにはハンドル5の下方にシャフトカバー56が設けられる。図13(a)〜(c)はシャフトカバー56を示す平面図、正面図及び側面図である。シャフトカバー56は樹脂成形品から成り、断面U字型の嵌合部56aによりクランクシャフト32の第2軸部32b(支持部)を回動自在に支持する。また、第1軸部32bが回動可能な平面視略扇形の空間部56bを有している。これにより、クランクシャフト32及びカムレバー31はハンドル5の回動によって第2軸部32bを回動中心として回動するレバー部材30を構成する。
ハンドル5の操作部5aを引くと、操作力が長孔53aを介して第1軸部32aに伝えられ、第1軸部32aが空間部56b内を前方に回動する。第1軸部32aの回動によりクランクシャフト32は第2軸部32bを回動中心として回動し、カムレバー31が後方に回動してロック外カム12を押圧する。これにより、図14に示すように、扉2aが開口部の周囲から所定間隔離隔される。
この時、操作部5aとシャフト51との距離に対して第1軸部32a(連結部)とシャフト51との距離が小さく、操作部5aの操作力が増幅される。また、第1軸部32aと第2軸部32bとの距離に対して第2軸部32bとカムレバー31のロック外カム12に当接する部分との距離が小さくなっている。これにより、操作力が更に増幅される。従って、ハンドル5及びレバー部材30によって倍力機構を構成し、軽い操作力でロック外カム12を押圧することができる。
また、シャフト51に対して操作部5aと第1軸部32aとは同じ側に配置されるため、ハンドル5とレバー部材30とが平面視重なって配置される。これにより、ハンドル5の左右方向の幅内にレバー部材30が設けられる。従って、ハンドル5の大きさが制限された場合でも、操作部5aとシャフト51との距離を長くとって小型で操作力の増幅率の大きい扉開閉機構を得ることができる。扉2a下端のスペースがある場合はハンドル5の幅からレバー部材30をはみ出して配置してもよい。
また、シャフト51とカムレバー31とを第1軸部32aに対して反対側に配置しているので、ハンドル5の左右方向の幅内にレバー部材30を設けつつ、シャフト51と第1軸部32aとの距離を短くすることができる。従って、操作力をより大きく増幅させることができる。
尚、第1軸部32aと第2軸部32bとの距離に対して第2軸部32bとカムレバー31のロック外カム12に当接する部分との距離を略等しく若しくは若干長く形成してもよい。このようにすると、レバー部材30による操作力の増幅効果は得られない。しかし、操作部5aとシャフト51との距離を長くとって小型で操作力の増幅率の大きい扉開閉機構を得ることができる。
また、ハンドル5とレバー部材30とは回動中心が異なるため、これらを連結する第1軸部32aは長孔53aに遊嵌されている。第1軸部32aをハンドル5に回動自在に固定して、第2軸部32bを扉2aに遊嵌してもよい。第2軸部32bを固定して第1軸部32aを遊嵌した場合は、カムレバー31の押圧位置を一定にして安定して押圧することができる。
図15〜図18は扉2aを開成する際のカム機構の動作を示す平面図である。図15において、扉2aの閉止状態では左右のカム機構はヒンジピン11が第1溝カム24の端部に配置された第1係止位置をとる。第1溝カム24は後方へいくほど扉2aの中央側に傾斜しているため、扉2aの両側を引くことによる脱落が防止される。
扉2aの左側のハンドル5の操作部5aを引くと、前述の図14に示すように、カムレバー31によって左側のロック外カム12が押圧され、扉2aが本体部6から離隔する。図16はこの時の状態を示している。左側のカム機構は、ヒンジピン11が第1カム溝24により相対的に案内され、ロック外カム12とスライド外カム22とが摺動する。右側のカム機構はヒンジピン11が第2カム溝25により相対的に案内される。これにより、扉2aは回動しながら左方向にスライド移動する。
更にハンドル5を引くと左側のロック外カム12からカムレバー31が離れる。図17はこの時の状態を示している。左側のカム機構は、上記と同様に、ヒンジピン11が第1カム溝24により相対的に案内され、ロック外カム12とスライド外カム22とが摺動する。右側のカム機構はヒンジピン11が第2カム溝25の端部に配置され、ボス23がリブ13と摺動を開始する。これにより、ヒンジピン11は相対的なスライド移動が規制されるロック状態となり、回動自在に支持される。
更にハンドル5を引くと、図18に示すように、左側のカム機構は係合を解除される。右側のカム機構は第2係止位置でボス23がリブ13に摺動し、スライド外カム22がロック外カム12を摺動案内する。そして、右側のカム機構が第2係止位置を維持して扉2aが開放される。
上記の左右両開きの扉2aは開成時に開く側の外側にスライド移動を伴う。ハンドル5の回動軸となるシャフト51に対して操作部5aが扉2aの中央側に配置されるため、操作部5aの操作力は開く側の外側に向かって働く。従って、容易に扉2aをスライド移動させてより操作性のよい扉開閉機構を得ることができる。
本実施形態において、冷蔵室2の底壁をレバー部材30により押圧しているが、冷蔵室2の側壁を押圧してもよい。また、左右両開きの回動式の扉2aにハンドル5及びレバー部材30を有する扉開閉機構を設けているが、扉2aを面内で90度回転してハンドル5を上下に配置した上下両開きの扉開閉機構(例えば、車のダッシュボードや皿洗い機の開閉扉等)であってもよい。また、貯蔵物を出し入れする開口部を上面に設けた冷凍庫等の扉開閉機構であってもよい。加えて、これらに用いられる扉開閉機構において、上下左右前後のいずれか一箇所を引いて扉が回動する片開きの扉開閉機構にしてもよい。
更に、前後にスライド移動する扉(例えば、冷蔵庫用のスライド式扉等)に本実施形態と同様の扉開閉機構を設けてもよい。この場合、例えばハンドル5の回動軸となるシャフト51を扉2aの左右方向の中央部に横設し、左右方向に所定の幅を有したハンドル5の操作部5aをシャフト51の下方に配置する。また、操作部5aに対向する扉2aの表面に凹部を設ける。
クランクシャフト32は第2軸部32bが左右方向に扉2aの側面まで延びて形成され、カムレバー31を扉2aの側部の本体部6に対向配置する。これにより、操作部5aの裏面の凹部に手指を挿入してハンドル5を引くと、カムレバー31が扉2a側方の本体部6を押圧して扉2aを本体部6から所定間隔離隔させることができる。尚、ハンドル5の操作部5aを、シャフト51の上方に配置してもよい。
本発明は、冷蔵庫、車のダッシュボード、皿洗い機等の扉を開閉する扉開閉機構に利用することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のヒンジアングルを示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のヒンジアングルを示す平面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のスライドカム部材を示す平面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉のハンドル部分を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉のハンドル部分を示す平面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉のハンドル部分を示す側面断面図 図5のA−A断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のハンドル本体部を示す図 本発明の実施形態の冷蔵庫のハンドル補強アングルを示す図 本発明の実施形態の冷蔵庫のハンドル装飾板を示す図 本発明の実施形態の冷蔵庫のクランクシャフトを示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のシャフトカバーを示す図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉開成時のハンドル部分を示す平面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉開成時のカム機構の動作を示す平面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉開成時のカム機構の動作を示す平面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉開成時のカム機構の動作を示す平面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉開成時のカム機構の動作を示す平面図
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
2a 扉
3 野菜室
4 冷凍室
5 ハンドル
5a 操作部
6 本体部
10 ヒンジアングル
11 ヒンジピン
12 ロック外カム
13 リブ
20 スライドカム部材
22 スライド外カム
23 ボス
24 第1溝カム
25 第2溝カム
30 レバー部材
31 カムレバー(当接部)
32 クランクシャフト
32a 第1軸部(連結部)
32b 第2軸部(支持部)
51 シャフト
52 ハンドル本体部
53 ハンドル補強アングル
53a 長孔
54 ハンドル装飾板
56 シャフトカバー

Claims (8)

  1. 開口部を有した本体部に取り付けられる扉を前記開口部の周囲に接離して前記開口部を開閉する扉開閉機構において、
    前記扉に軸支されるとともに操作部を把持して回動するハンドルと、
    前記扉に回動自在に取り付けられる支持部と、前記ハンドルの回動軸に対して前記操作部と同じ側で前記ハンドルに回動自在に連結される連結部と、前記支持部に対して前記連結部と反対側に配されて前記開口部の周囲に対向配置される当接部とを有するレバー部材と、
    を備え、前記操作部を引くと前記当接部が前記本体部を押圧して前記扉が前記開口部の周囲から所定間隔離隔されることを特徴とする扉開閉機構。
  2. 前記レバー部材は平行に配された第1、第2軸部により前記連結部及び前記支持部を形成するクランクシャフトを有し、前記当接部を第2軸部に垂設して、前記ハンドルの回動軸に垂直な異なる面内に前記操作部と前記当接部とを配置したことを特徴とする請求項1に記載の扉開閉機構。
  3. 前記ハンドルに設けた長孔に第1軸部を遊嵌したことを特徴とする請求項2に記載の扉開閉機構。
  4. 前記ハンドルの回動軸と前記当接部とを前記連結部に対して反対側に配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の扉開閉機構。
  5. 前記扉は前記本体部に回動可能に保持され、前記扉の回動により前記開口部を開閉したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の扉開閉機構。
  6. 前記ハンドル及び前記レバー部材を前記扉の両側に対称に設けるとともに、前記扉と前記本体部との係合及び離脱を行う2つのカム機構を前記扉の両側に対称に設け、
    前記扉の閉止状態で両側の前記カム機構が対称な第1係止位置をとり、前記扉の一方を開く際に前記扉が該一方の外側に向かってスライド移動して他方の前記カム機構が第2係止位置に移行することにより前記扉が回動自在にロックされ、
    前記ハンドルの回動軸よりも前記操作部を前記扉の中央側に配置したことを特徴とする請求項5に記載の扉開閉機構。
  7. 前記扉は前記本体部に対して前後にスライド可能に保持され、前記扉が前後にスライドして前記開口部を開閉したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の扉開閉機構。
  8. 開口部を有した本体部に取り付けられる扉を前記開口部の周囲に接離して前記開口部を開閉する扉開閉機構において、前記扉に軸支されたハンドルと前記開口部の周囲に対向配置される当接部とを有して前記ハンドルの回動時の操作力を前記当接部に伝達する倍力機構を備え、前記ハンドルを回動した際に前記当接部が前記本体部を押圧して前記扉を前記開口部の周囲から所定間隔離隔させることを特徴とする扉開閉機構。
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