JP3926408B2 - スクリーン押圧具及びスクリーン印刷版の作製方法 - Google Patents

スクリーン押圧具及びスクリーン印刷版の作製方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスクリーン押圧具及びそれを用いたスクリーン印刷版の作製方法に関する。より詳細には、写真製版により枠体に張られた感光性スクリーンに画像を形成してスクリーン印刷版を作製する際に使用される感光性スクリーンの押圧具及びそれを用いたスクリーン印刷版の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクリーン印刷は孔版に属する印刷法であり、スクリーン目を通してインキを押し出して印刷が行われる。この方法では、局面体や剛体などのような従来の印刷法では困難なものにも画像を形成することができる;インキ層の厚い画像を形成することができる;使用できるインキの範囲が広い等の特長を有している。そのため、スクリーン印刷は、紙類への印刷以外にも、プラスチック、セラミック、ガラス、布、基盤素材などへの画像形成に利用されており、そのような例としては、プリント配線、目盛板などが挙げられる。
【0003】
スクリーン印刷で用いられる版(スクリーン印刷版)の形成には、スクリーンが張られた枠体が使用され、その概略を図4に示す。図4において、(A)は平面概略図、(B)は底面概略図、(C)は(A)のII−II線端面概略図である。図に示されるように、一般に、木製又は金属製(例えば、アルミニウム)のスクリーン枠体21に、絹布、ナイロンスクリーン、ポリエステルスクリーン、金属スクリーン(例えば、ステンレススクリーン等)などからなるスクリーン22を張り、このスクリーン22に重クロム酸コロイド感光液又は感光性樹脂溶液を塗布して感光性スクリーンとし、次いで原板を密着、焼付け、現像(感光又は未感光部分の溶出)を行ってスクリーン印刷版が形成される。
【0004】
上記のように、スクリーン印刷版は、感光性スクリーンの張られたスクリーン枠体のスクリーン面を、原板に密着させ、焼付けした後、現像することにより形成される。この工程は、通常、光源を内蔵した焼付機を用い、光源の上方に設けられた透光板上に原板を置き、この原板に感光性スクリーンを重ねあわせ、それらを弾性を有するシート体で覆い、シート体で覆われた空間を真空吸引し、感光性スクリーン及び原板を透光板に密着させた後、焼付けが行われる。
【0005】
上記の工程の概要を図5及び図6に基づいて説明する。なお、図5はスクリーン印刷版の作製に使用される焼付機の外観の概略図である。また、図6は焼付け工程の概略を示すもので、焼付機の中央部における上部端面の概略図であり、(A)は焼付機の透光板上に原板をおいた後、スクリーン枠体に張られた感光性スクリーンをそのスクリーン面が原板に接するように配置した状態の概略図であり、(B)は真空吸引して感光性スクリーン及び原板を透光板に密着させた状態の概略図である。
【0006】
図5及び図6に示されるように、焼付機は、箱状の本体40からなり、本体40の内部には露光用光源及び真空吸引装置(何れも図示せず)が収納されている。本体40の上面には露光用光源に対向して、ガラス板などの透明材料からなる透光板41が設けられ、更に本体40の上面の四周にはゴムなどの弾性体からなる土手枠42が周設されている。当該土手枠42に当接するように枠体43が設けられ、枠体43の後縁部(図の右側)は蝶番などにより本体40に蝶着されており、枠体43は前方(図の左側)が開閉自在になっている。また、枠体43には柔軟性を有する材料(例えば、ゴムシートなど)からなるシート体44が全面にわたり覆設されており、更に枠体43の前縁部には取っ手45が設けられており、また後縁部には枠体43を貫通する吸引孔46が設けられている。
【0007】
かかる焼付機を用いて、スクリーン印刷版を作製する工程の概要を説明すると、まず、枠体43の取っ手45を持ち上げて枠体43の前方を開き、透光板41の上に原板47をおき、更にその上に、感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49のスクリーン面を原板47に密着させて置く(図6の(A)の状態)。即ち、透光板41、土手枠42、枠体43及びシート体44により形成された空間内に、原板47及び感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49が収納された状態になっている。
【0008】
次いで、慣用の真空ポンプなどを用いて、上記の空間内の空気を吸引孔46から吸引、除去する。この吸引により、柔軟性を有するシート体44は延伸して透光板41に密着し、それと共に感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49を押圧して、当該感光性スクリーン48と原板47を透光板41に密着させる(図6の(B)の状態)。吸引状態を維持したまま、焼付機内の露光用光源を点灯する。光源からの光は透光板41を透過し、原板47の内容を感光性スクリーン48に焼付ける。焼付け終了後、真空状態を解除して、図6の(A)の状態に戻し、枠体43の前方を開き、感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49を取りだし、スクリーンを現像することにより、スクリーン印刷版が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
スクリーン印刷版は上記の方法により作製されているが、この方法には種々の問題がある。まず、吸引後、シート体44でスクリーン枠体49を押圧したとき、一般に押圧が均一でないため、スクリーン枠体49に歪みが生じ、その結果、感光性スクリーン48にも歪みが生じるので、原板47の内容を正確に焼付けることができず、焼付け不良を起こす問題があり、特に最近では高精度の焼付けが要求されるので、問題が大きい。この問題を解消するために、スクリーン枠体49の枠の中にスクリーン枠体49の枠よりやや高いスポンジ(及びプラスチック板)からなるスクリーン押圧具を入れ、シート体44で当該スポンジを押圧することにより感光性スクリーン48を透光板41に密着させる、すなわち、シート体44とスクリーン枠体49が直接的に接触しないようにする方法も検討されている。しかし、この方法ではスポンジなどからゴミや屑が発生し易く、ゴミや屑による焼きむらや焼付け不良を起こすという問題がある。
【0010】
また、シート体44でスクリーン枠体49を押圧するので、スクリーン枠体49が変形・損傷し易いという問題もあり、更にロボット等による自動化を図る際にはスポンジ押圧具のような柔軟な材料は取り扱いにくいという問題がある。
更に、従来の方法では、原板47と感光性スクリーン48の密着性を高めるため、高真空状態にすることが行われているが、真空度を高めると摩擦による静電気が発生し、ゴミや埃を吸着し易く、それによる焼付け不良が生じていた。また、真空度を高めると、シート体44がスクリーン枠体49を強く押圧し、スクリーン枠体49にかかる荷重が大きくなるので、スクリーン枠体49の歪みも大きくなり、焼付け不良などを起し易くなる問題がある。
本発明は上記の従来技術の問題点を解消するためになされたもので、本発明の目的は、焼付け精度の向上を図ることができるスクリーン押圧具及びそれを用いたスクリーン印刷版の形成方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明の要旨は、
▲1▼写真製版によりスクリーン印刷版を作製する際に使用されるスクリーンの押圧具であり、感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の枠体内に収納され得る本体と当該本体に固定された天板とからなることを特徴とするスクリーンの押圧具;
▲2▼押圧具が中空密閉体である上記▲1▼記載のスクリーンの押圧具;
▲3▼金属板で形成されている上記▲1▼又は▲2▼記載のスクリーンの押圧具;
▲4▼透光板上に原板をおき、感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体をそのスクリーン面が原板と接するように重ねあわせ、次いでシートで覆い、減圧して透光板に原板及び感光性スクリーンを密着させ、透光板側から光照射を行って感光性スクリーンを露光させた後、当該スクリーンを現像することからなるスクリーン印刷版の作製方法において、上記の感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体をスクリーン面が原板と接するように重ねあわせた後、上記▲1▼〜▲3▼の何れかに記載の押圧具の本体をスクリーン枠体の枠体内に収納することを特徴とするスクリーン印刷版の作製方法;
▲5▼フレネルレンズを透過した光を透光板側から照射する上記▲4▼記載のスクリーン印刷用スクリーンの像の形成方法;
である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるスクリーンの押圧具は、本体と当該本体に固定された天板とからなり、本体は感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の枠体内に収納され得る程度の形状及び大きさを有し、本体の高さはスクリーン枠体の高さよりやや高くなるように設定される。天板の厚さには特に制限はないが、その外寸はスクリーン枠体の外寸よりやや大きくなるように設計されている。
【0013】
また、本発明の押圧具は中空密閉体であることが好ましく、本体及び天板をそれぞれ個別に中空密閉体としてもよく又は本体及び天板が連続した中空密閉体であってもよい。押圧具を中空密閉体とすることにより、前述の減圧雰囲気下において、押圧具の内部が相対的に高圧となり、押圧具が膨らむので、少ない減圧度でも感光性スクリーンを強く押圧することができる。
本発明の押圧具の材質は特に限定されないが、通常、金属材料(例えば、ステンレス、鋼板など)から形成され、慣用の金属加工技術により作製することができる。
【0014】
以下、本発明の押圧具を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の押圧具の一例を示すもので、(A)は正面概略図、(B)は平面概略図、(C)は底面概略図、(D)は(B)のI−I線断面概略図である。 図1に示されるように、本発明の押圧具1は、上方が開口された箱型の本体2とそれに固定された中空の天板3とからなり、押圧具1は中空の密閉体になっている。本体2及び天板3はステンレス板から形成されている。本体2の形状は、感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の枠内にほぼ収納され得る程度であり、また本体2の高さは感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の枠の高さよりやや高くなるように設計されている。また、天板2の厚さには特に制限はないが、その外寸は感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の外寸よりやや大きくなるように設計されている。
【0015】
図2は本発明の押圧具の他の例を示す図である。図2の(A)に示される押圧具1Aは、図1の押圧具1と同様に本体2Aと天板3Aとからなる中空密閉体であるが、本体2A及び天板3Aの角に丸味がつけられている。従って、天板3Aと接触するシート体、又は本体2Aと接触する感光性スクリーンの損傷を少なくすることができる。
また、図2(B)に示される押圧具1Bは、図1の押圧具1と同様に本体2Bと天板3Bとからなる中空密閉体であるが、天板3Bがやや厚く形成されており、耐圧性が高められている。
更に、図2(C)に示される押圧具1Cは、共に中空密閉体である本体2Cと天板3Cが個別に作製されており、これら本体2C及び天板3Cを接合することにより形成されている。この例によれば、押圧具の作製が容易になる。なお、上記の本体2C及び天板3Cは共に中空密閉体であるが、中空密閉体でなくてもよく、更に何れか一方のみを中空密閉体としてもよい。
【0016】
次に、上記の本発明の押圧具の使用方法を説明する。本発明の押圧具の使用方法は、従来のスポンジ製の押圧具に代えて本発明の押圧具を使用すればよく、焼付機などは従来のものをそのまま使用することができる。但し、焼付機としては、光源と透光板の間に、フレネルレンズが組み込まれているものを使用するのが好ましい。フレネルレンズは、光源からの光を平行光に変換して透光板に入射させる働きをし、これにより焼付け精度の著しい向上が図れる。
【0017】
より具体的には、本発明の押圧具1を使用したスクリーン印刷版の作製工程の概略を図3に示す。図3は焼付機の中央部の上部端面の概略図で、(A)は焼付機の透光板上に原板をおいた後、スクリーン枠体に張られた感光性スクリーンをそのスクリーン面が原板に接するように配置し、更に本発明の押圧具1をスクリーン枠体内に収納した状態の概略図であり、(B)は真空吸引して感光性スクリーン及び原板を透光板に密着させた状態の概略図である。なお、図1、5及び6と実質的に同一の部材については、同一の番号を付してある。
【0018】
詳細には、まず、枠体43の取っ手45を持ち上げて枠体43の前方を開き、透光板41の上に原板47をおき、更にその上に、感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49のスクリーン面を原板47に密着させて置く。次いで、本発明の押圧具1の本体2の部分をスクリーン枠体49に収納する(図3の(A)の状態)。即ち、透光板41、土手枠42、枠体43及びシート体44により形成された空間内に、原板47、感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49及び押圧具1が収納された状態になっている。
【0019】
次いで、慣用の真空ポンプなどを用いて、上記の空間内の空気を吸引孔46から吸引、除去する。この吸引により、柔軟性を有するシート体44は延伸して透光板41に密着し、それと共にシート体44は押圧具1の天板3を押圧し、その結果、押圧具1の本体2の底部が感光性スクリーン48と原板47を透光板41に密着させる(図3の(B)の状態)。この際、押圧具1は中空の密閉体となっており、吸引により雰囲気が減圧状態になると、押圧具1の内部が相対的に高圧となって押圧具1は膨らむので、減圧の程度が少なくとも感光性スクリーン48と原板47を透光板41に密着させることができる利点を有する。また、シート体44とスクリーン枠体49とは接触することがないので、スクリーン枠体49の変形・損傷を防止することができる。
【0020】
上記の吸引状態を維持したまま、焼付機内の露光用光源を点灯する。光源からの光は、2枚の保護ガラス50で挾まれたフレネルレンズ51を通過し、平行光に変換された後、透光板41に入射し、透光板41を透過し、原板47の内容を感光性スクリーン48に焼付ける。焼付け終了後、真空状態を解除して、図3の(A)の状態に戻し、枠体43の前方を開き、感光性スクリーン48の張られたスクリーン枠体49を取りだし、現像することにより、スクリーン印刷版が得られる。
【0021】
上記の例では、押圧具1は金属で作製されており、ゴミや屑が発生が少ないので、ゴミや屑に起因する焼きむらや焼付け不良を防止することができる。また、押圧具1は金属で作製されており、従来のスポンジなどの柔軟性材料に比べて取扱いが容易であるので、スクリーン印刷版の作製工程を自動化する際には好適である。
【0022】
なお、本発明は上記の例に限定されるものではなく、適宜変更して実施することができる。例えば、押圧具1の本体2をスクリーン枠体49に収納する際に、本体2の底部と感光性スクリーン48との間に薄板を介在させるのが好ましく、この薄板を介在させることにより、感光性スクリーン48をより一層均一に押圧することができる。
【0023】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
実施例1
図3に示されるようなフレネルレンズを組み込んだ焼付機を用いると共に本発明の押圧具1を用い、35種の原板についてスクリーン印刷版の作製を行い、原板とスクリーン印刷版の像の縦方向及び横方向の長さの差(誤差)を測定し、その平均値を求めた。また、比較例として、本発明の押圧具1の代りに、従来のスポンジ状押圧具(ウレタンゴム製)を用いて同様な試験を行った。その結果を表1に示す。表1に示されるように、本発明の押圧具を使用した場合には、比較例に比べて焼付け精度(仕上がり精度)が向上することが明らかとなった。
【0024】
なお、試験条件の詳細は以下のとおりである。
1.テスト機種:フレネルレンズ組み込み焼付機
2.使用光源:超高圧水銀灯5kw水冷式
3.紫外線強度:4.3mw/cm2
4.配光分布:92%
5.真空圧力:900mmAq
6.シート体:ゴムシート(厚さ3mm)
7.原板材料:ガラス乾板
8.スクリーン枠体外寸:750×750mm
9.スクリーン材料:ステンレスメッシュ#400
10.露光時間:90秒
【0025】
Figure 0003926408
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明の押圧具を用いれば、感光性スクリーンと原板との密着度を高めると共に感光性スクリーンに対して均一に荷重をかけることができ、スクリーン印刷版の仕上がり精度の向上を図ることができる。また、シート体とスクリーン枠体とが接触することがないので、スクリーン枠体の変形・損傷を防止することができる。特に、本発明の押圧具が中空密閉体であるときには、減圧雰囲気下で押圧具が膨らみ、少ない減圧度でも感光性スクリーンと原板との密着度を高めることができる。また、押圧具が金属性のときには、ゴミや屑に起因するトラブルの発生が抑制されるので、仕上がり精度や仕上がり効率の向上を図ることができ、また取扱いが容易であるの自動化に好適である。
本発明のスクリーン印刷版の製造方法は、上記の押圧具を用いたスクリーン印刷版の製造方法であり、高い仕上がり精度を有するスクリーン印刷版を効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押圧具の一例を示す概略図であり、(A)は正面概略図、(B)は平面概略図、(C)は底面概略図、(D)は(B)のI−I線断面概略図である。
【図2】本発明の押圧具の他の例を示す断面概略図である。
【図3】本発明の押圧具を使用したスクリーン印刷版の作製工程の概略を示す図であり、(A)は焼付機の透光板上に原板をおいた後、スクリーン枠体に張られた感光性スクリーンをそのスクリーン面が原板に接するように配置し、更に本発明の押圧具を枠体内に収納した状態の概略図であり、(B)は真空吸引して感光性スクリーン及び原板を透光板に密着させた状態の概略図である。
【図4】感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の概略を示す図であり、(A)は平面概略図、(B)は底面概略図、(C)は(A)のII−II線端面概略図である。
【図5】スクリーン印刷版の作製に使用される焼付機の外観の概略を示す図である。
【図6】従来のスクリーン印刷版の作製工程の概略を示す図であり、(A)は焼付機の透光板上に原板をおいた後、スクリーン枠体に張られた感光性スクリーンをそのスクリーン面が原板に接するように配置した状態の概略図であり、(B)は真空吸引して感光性スクリーン及び原板を透光板に密着させた状態の概略図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 押圧具
2,2A,2B,2C 本体
3,3A,3B,3C 天板
40 焼付機の本体
41 透光板
42 土手枠
43 枠体
46 吸引孔
47 原板
48 感光性スクリーン
49 スクリーン枠体
51 フレネルレンズ

Claims (3)

  1. 透光板上に原板をおき、感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体をそのスクリーン面が原板と接するように重ねあわせ、次いでシートで覆い、減圧して透光板に原板及び感光性スクリーンを密着させ、透光板側から光照射を行って感光性スクリーンを露光させた後、当該スクリーンを現像することからなるスクリーン印刷版の作製方法に使用されるスクリーンの押圧具であり、感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体の枠体内に収納され得る本体と当該本体に固定された天板とからなり、金属材料からなる中空密閉体であって、当該天板の外寸はスクリーン枠体の外寸より大きくなるように設計されていることを特徴とするスクリーンの押圧具。
  2. 透光板上に原板をおき、感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体をそのスクリーン面が原板と接するように重ねあわせ、次いでシートで覆い、減圧して透光板に原板及び感光性スクリーンを密着させ、透光板側から光照射を行って感光性スクリーンを露光させた後、当該スクリーンを現像することからなるスクリーン印刷版の作製方法において、上記の感光性スクリーンが張られたスクリーン枠体をスクリーン面が原板と接するように重ねあわせた後、請求項1に記載の押圧具の本体をスクリーン枠体の枠体内に収納することを特徴とするスクリーン印刷版の作製方法。
  3. フレネルレンズを透過した光を透光板側から照射する請求項2記載のスクリーン印刷版の作製方法。
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