JP3921488B2 - 粒状の排泄物処理材及び製造方法 - Google Patents
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Description
紙おむつ等の衛生材料には、綿状パルプに吸収された尿を速やかに吸収して、綿状パルプを乾いたものにし、再び外に出さないために、高吸水性樹脂が使用されている。紙おむつの製造時に発生する大量の紙おむつは、粉砕されて分級されて、主としてパルプを含む分級産物と主としてプラスチック材料を含む分級産物に分けられて回収され、主としてパルプを含む分級産物は、フラッフパルプとして再生され使用されるが、主としてプラスチック材料を含む分級産物は、その殆どが焼却処理されている。また、使用後の紙おむつ廃材は、何れも大量に発生するが、汚物を含んでおり、回収するには多くの手間及び費用が掛かるために、廃棄物として、焼却処理されている。
本発明は、湿式処理により吸水した吸水性樹脂の問題点を解消することを目的としている。
本発明は、含水吸水性樹脂を、其の侭、被造粒材料に加えて造粒しての際の水として使用して、被造粒材料を造粒することにより製造した粒状の排泄物処理材及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明において、有機質材料廃棄物粉砕物は、一種又は二種以上の有機質材料廃棄物を5ミリメートル以下の粒度に粉砕したものである。ここにおいて使用される有機質材料廃棄物は、有機質材料の廃材であり、このような有機質材料廃棄物としては、例えば、動物用排泄物処理材の廃材若しくは動物用排泄物処理材の廃材のパルプに富む分級産物、寝具用シーツ廃材若しくは寝具用シーツ廃材のパルプに富む分級産物、マスク廃材若しくはマスク廃材のパルプに富む分級産物、アイマスク廃材若しくはアイマスク廃材のパルプに富む分級産物、座席用ヘッドカバー廃材若しくは座席用ヘッドカバー廃材のパルプに富む分級産物、枕カバー廃材若しくは枕カバー廃材のパルプに富む分級産物、紙おむつ廃材若しくは紙おむつ廃材のパルプに富む分級産物、生理用ナプキン廃材若しくは生理用ナプキン廃材のパルプに富む分級産物、動物用紙おむつ廃材若しくは動物用紙おむつ廃材のパルプに富む分級産物、動物用生理用ナプキン廃材若しくは動物用生理用ナプキン廃材のパルプに富む分級産物、乳パッド廃材若しくは乳パッド廃材のパルプに富む分級産物、汗パッド廃材若しくは汗パッド廃材のパルプに富む分級産物、失禁パッド廃材若しくは失禁パッド廃材のパルプに富む分級産物又は動物用シーツ廃材若しくは動物用シーツ廃材のパルプに富む分級産物、ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、製紙スラッジ、パルプスラッジ、不織布屑、合成樹脂繊維廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材、紙粉、チタン紙廃材、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻、野菜屑、使用済み切符若しくはパンチ屑、又はこれら二以上を含む混合物があり、これらは何れも、例えば、5ミリメートル以下の粒度の粉状物に粉砕して使用される。
本発明において粒状の排泄物処理材は、0.1ミリメートル以下の粒度の有機質材料廃棄物粉砕物の乾燥物等の微細な粉塵の発生を極力避けるために、例えば1ミリメートル以上の粒径の造粒物に造粒されるのが好ましいが、3ミリメートル以上の粒径の粒子に造粒すると、例えば、トイレ用の箱から室内に散り難くなり、仮令散ったとしても、粒子を拾い集めるのが容易であり、室内の衛生を保つ上で好ましい。しかし、これらの場合、1ミリメートル以下の粒子の存在や、3ミリメートル以下の粒子の存在を完全に排斥するものではない。本発明において、造粒物及び被覆粒状物は、球状、柱状、粒状、顆粒状若しくはその他の形状又はこれらの混合物に形成することができる。
本発明において使用される排泄物検査用指示薬としては、例えば、従来の人又は動物用の尿検査用指示薬、例えば、人の尿検査用指示薬、即ち尿pH指示薬、尿蛋白指示薬、尿糖指示薬、尿ヘモグロビン指示薬及びその他の人の尿検査用指示薬が使用することができる。
尿pH指示薬の場合は、使用される着色物質及び5ミリメートル以下の粒度の粉状プラスチック材料乾燥物及び有機質材料廃棄物粉砕物はpHに影響を与えないものとされ、例えば、プラスチック材料粉や紙粉等が使用される。
これらの造粒装置において、成形された造粒物の表面への白色粉末の付着は、造粒物が形成されたところで、造粒物表面に、例えば白色粉末を直接付着させたり、又は白色粉末を溶液又は懸濁液に変えて、噴霧等により付着させることができる。
有機質材料廃棄物の粉砕物粒子が、造粒に先立って予め着色される場合には、5ミリメートル以下の粒度の粉状プラスチック材料乾燥物と混合して、単一色又は混合色とすることができる。しかし、本発明において、5ミリメートル以下の粒度の粉状プラスチック材料乾燥物の着色粒子の色調と5ミリメートル以下の粒度の有機質材料廃棄物粉砕物乾燥物の色調とを一致させると、斑模様を少なくできるので好ましい。
図1は、本発明の一実施例の粒状の排泄物処理材を製造する工程を示す概略の平面図である。
一方、円形篩16の篩下粒子は、篩下出口22に設けられている篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置23に移され、該ベルトコンベヤ装置23の搬出端24から、造粒装置12への第二混合用ベルトコンベヤ装置11に戻される。
前記振動型整粒機21において解された4mm以上の粒度の粒子は、篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置29から搬出され、該篩上搬送用のベルトコンベヤ装置29に接続する第一造粒物被覆装置31の供篩装置32に供給される。芯部となる粒子は、供給装置32から第一造粒物被覆装置31に搬送されて、被覆材料供給路34により、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物である被覆材料が散布されて、該被覆材料により表面が被覆される。
本例において、第三造粒物被覆装置36には、水の噴霧装置361が設けられており、被覆層部が形成された被覆粒子の被覆層部に、噴霧装置361から、水道水等の水が噴霧される。
被覆材料で被覆された被覆造粒物は、乾燥機42、例えば熱風乾燥機に導入され、乾燥される。乾燥機42の乾燥物出口43の下方には、乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置44が設けられている。この乾燥被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置44の搬出端は、乾燥被覆造粒物収容タンク45の入り口部46に設けられており、乾燥機42で乾燥された乾燥被覆造粒物は、乾燥機42の乾燥物出口43から、乾燥被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置44に移り、この搬送用のベルトコンベヤ装置44により、乾燥被覆造粒物収容タンク45の入り口部46に送られる。本例において、乾燥被覆造粒物収容タンク45は、廃塵除去装置(図示されていない)を排気部47に備えている。乾燥被覆造粒物は、乾燥被覆造粒物収容タンク45の出口(図示されていない)下方に設けられた乾燥被覆造粒物搬出用のシュート48により乾燥被覆造粒物搬出用ベルトコンベヤ装置49に取り出され、目開き例えば10mmの上段篩及び目開き4mmの下段篩を備える整粒用の円形振動篩装置50に送られて、比較的粗い粒子と比較的細かい粒子が分離除去されて、整粒される。整粒された被覆造粒物は粒状の排泄物処理材の製品である。円形振動篩装置50の中段出口(図示されていない)に接続する製品搬出用ベルトコンベヤ装置51は、自動包装装置52に接続しており、整粒された製品は、自動包装装置52に送られて、そこで自動包装される。自動包装装置52には、出荷用ベルトコンベヤ装置53が接続しており、包装された製品は、出荷用ベルトコンベヤ装置53から出荷される。
そこで、回収プラスチック材料粉砕物供給用のベルトコンベヤ装置2及び紙おむつ廃材粉砕物供給用のベルトコンベヤ装置4を作動させて、混合用ホッパー9に、夫々、所定量の回収プラスチック材料粉砕物及び紙おむつ廃材粉砕物を供給する。これら所定量の回収プラスチック材料粉砕物及び紙おむつ廃材粉砕物は、混合用ホッパー9で混合されて、その混合物は、混合物搬送用のベルトコンベヤ装置11に供給され、予備混合装置13に送られる。本例において、予備混合装置13において、回収プラスチック材料粉砕物及び紙おむつ廃材粉砕物の混合物には液状含水高吸水性樹脂の供給装置131の供給ノズル132から、液状含水高吸水性樹脂が供給されて、一様な又は略一様な含水状態に混合され、回収プラスチック材料粉砕物及び紙おむつ廃材粉砕物の混合物に、含水高吸水性樹脂が、混合された造粒用の被造粒材料が形成される。造粒用の被造粒材料は、使用される造粒装置がディスクペレッター型の造粒装置である場合には、水分含有率は概略30重量%以下に調製され、使用される造粒装置がミートチョッパー等のスクリュー押出し型造装置である場合には、水分含有率は概略30重量%以上に調製される。
造粒装置12のダイス14から押し出される造粒物粒子は、造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置16により、円形篩15に送られて、篩分けされ、篩下の4mm以下の粒度の造粒物は、篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置23によって、混合物搬送用のベルトコンベヤ装置11に戻される。4mm以上の粒度の篩上粒子は、篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ装置19によって、振動型整粒機21に送られ、一粒づつに解される。一粒づつに解されて、4mm以上の粒子は、振動型整粒機21の出口側篩25の篩上搬送用のベルトコンベヤ装置29によって、第一の造粒物被覆装置31に送られ、そこで、紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の被覆材料が造粒物に対し所定の比率で被覆される。被覆材料は、被覆材料供給ホッパー33で、被覆材料の紙粉及び吸水性樹脂の混合物は、所定の配合比に調製され、被覆材料供給路34により第一造粒物被覆装置31に送られる。
他方、振動型整粒機21で解されて4mm未満の粒度の粒子は、振動型整粒機21の出口側篩25の篩下出口から篩下搬送用ベルトコンベヤ装置27を介して混合物搬送用のベルトコンベヤ装置11に戻され、再度造粒処理される。
第三造粒物被覆装置36で被覆材料で被覆された三次被覆造粒物粒子は、第三造粒物被覆装置36の排出路40から乾燥機42に送られて、熱風により乾燥される。熱風乾燥機の温度は100℃以上の温度に保たれる。乾燥された造粒物は、乾燥被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置44により、乾燥被覆造粒物収容タンク45に送られ、乾燥被覆造粒物は、乾燥被覆造粒物収容タンク45に収容される。乾燥被覆造粒物には、被覆工程及び乾燥工程で粒子同士が接着したり、又は粒子の一部が剥離して、一部不揃いの粒子となるので、乾燥被覆造粒物収容タンク45から出荷される乾燥被覆造粒物は、乾燥被覆造粒物搬出用のシュート48から乾燥被覆造粒物搬出用のベルトコンベヤ装置49を経て、目開きが例えば10mmの上段篩及び目開きが例えば4mmの下段篩を備える円形振動篩装置50に送られて整粒されて、粒状の排泄物処理材の製品とされる。円形振動篩装置50で整粒された粒状の排泄物処理材の製品は、製品搬出用ベルトコンベヤ装置51から自動包装装置52に送られて、自動包装される。自動包装装置52で包装された製品は、出荷用ベルトコンベヤ装置53から出荷される。
本例において、界面活性剤は、第三の造粒物被覆装置36において、水の噴霧装置39から被覆層部に噴霧することにより被覆層部に混合させることができる。
紙おむつ廃材の分級処理により回収された回収プラスチック材料を粉砕機(株式会社ホーライ製)で、目開きが4mmのスクリーン目を通して粉砕して、回収プラスチック材料粉砕物を製造し、また、レーヨン系不織布廃材を粉砕機(株式会社ホーライ製)で、目開きが4mmのスクリーン目を通して粉砕して、レーヨン不織布廃材粉砕物を製造した。このようにして製造された回収プラスチック材料粉砕物30重量部、及びレーヨン系不織布廃材粉砕物10重量部を混合し、その混合物を、スクリューフィーダーにより、ディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)に送る。他方、紙おむつ廃材の湿式分級処理により回収された液状の含水高吸水性樹脂13重量部(高吸水性樹脂0.020重量部含有)を、スクリューフィーダーで搬送中のパルプ系不織布廃材及びレーヨン系不織布廃材粉砕物の混合物に加えて、スクリューフィーダー内で、攪拌混合して、パルプ系不織布廃材、レーヨン系不織布廃材粉砕物及び液状含水高吸水性樹脂の混合物を形成した。この混合物の水分含有率は24.5重量%であった。前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物は、前記ディスクペレッターで4mm孔径の厚さ25mmのダイスから押出され、チョッパーで裁断されて、造粒され、直径が4mm長さ10mmの柱状の造粒物を形成する。造粒装置で得られた造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥された。乾燥後、乾燥粒子は、熱いうちに70倍の水に溶解して調製された界面活性剤溶液が噴霧された。界面活性剤が付着した乾燥粒子は、上段に8mm開口の篩、下段に3.8mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分を廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
前記例1において造粒装置で得られた造粒物を芯部として、その表面に水が噴霧され、ベルトコンベヤ装置により第一円形コーティング機に送られ、水が噴霧された芯部表面に被覆材料を散布することによりコーティングした。第一円形コーティング機で被覆材料がコーティングされた芯部粒子は、第二円形コーティング機上でさらに振動により転動して被覆材料が表面に付着され、さらに第三コーティング機上で、芯部粒子を転動させながら、被覆材料の量が、芯部80重量部に対して20重量部となるように造粒物粒子に付着させた。このようにコーティングされた被覆造粒物は、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、これらを分離した被覆造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10重量%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、被覆材料は、(1) 粒度30μm以下の高吸水性樹脂HS−1100ハイモサブ(商品名:ハイモ株式会社製)40重量部、(2) 高吸水性樹脂AP900S(商品名:三菱化学株式会社製)35重量部、(3) T−α澱粉(商品名:松谷化学工業株式会社製)20重量部及び(4) アクリルアミド:ダイヤフロックK−201G(商品名:ダイヤフロック株式会社製)5重量部の混合物が使用された。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
また、この猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分が塊状に固まり廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
例1及び例2においては、液状の含水高吸水性樹脂を使用して造粒するので、造粒物における高吸水性樹脂の使用量が、従来の粒状の排泄物処理材では1590乃至2650gであるのに対し、本例では20gと顕著に少ない量となった。
ラミネート紙廃材30重量部及びダンボール廃材10重量部を粉砕機(株式会社ホーライ製)で、目開きが4mmのスクリーン目を通して粉砕し、ラミネート紙廃材粉砕物3に対しダンボール廃材粉砕物1の重量割合の混合物40重量部を混合機に入れる。この混合機に、紙おむつ廃材の湿式分級処理により回収された液状の含水高吸水性樹脂18重量部(高吸水性樹脂0.028重量部含有)と含水率65重量%の焙煎コーヒー豆抽出残渣20重量部を入れて、良く混合攪拌し、ラミネート紙廃材粉砕物、ダンボール廃材粉砕物、焙煎コーヒー豆抽出残渣及び液状含水高吸水性樹脂の混合物を作製した。この作製された混合物の水分含有率は約40重量%であった。前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物は、ベルトコンベヤ装置により、ミートチョッパー型造粒装置(株式会社平賀製作所製)に送り造粒する。この造粒は、前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物を、前記ミートチョッパーの4mm孔径の厚さ25mmのダイスから押出しチョッパーで裁断することにより行われて、これにより直径が4mm長さ10mmの柱状の造粒物を形成する。造粒装置で得られた造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥された。乾燥後、乾燥粒子は、熱いうちに70倍の水に溶解して調整された界面活性剤溶液が噴霧された。界面活性剤が付着した乾燥粒子は、上段に8mm開口の篩、下段に3.8mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分を廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
前記例3において造粒装置で得られた造粒物を芯部として、その表面に水が噴霧され、ベルトコンベヤ装置により第一円形コーティング機に送られ、水が噴霧された芯部表面に被覆材料を散布することによりコーティングした。第一円形コーティング機で被覆材料が、コーティングされた芯部粒子は、第二円形コーティング機上でさらに振動により転動して被覆材料が表面に付着され、さらに第三コーティング機上で、芯部粒子を転動させながら、被覆材料の量が、芯部80重量部に対して20重量部となるように造粒物粒子に付着させた。このようにコーティングされた被覆造粒物は、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、これらを分離した被覆造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10重量%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、被覆材料は、(1) 粒度30μm以下の高吸水性樹脂HS−1100ハイモサブ(商品名:ハイモ株式会社製)50重量部、(2) T−α澱粉(商品名:松谷化学工業株式会社製)35重量部、(3) アクリルアミド:ダイヤフロックK−201G(商品名:ダイヤフロック株式会社製)10重量部及び(4) 消臭抗菌剤のクリーンスカイ(商品名:株式会社興人製)5重量部の混合物が使用された。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分が塊状に固まり廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
例3及び例4においては、液状の含水高吸水性樹脂を使用して造粒するので、造粒物における高吸水性樹脂の使用量が、従来の粒状の排泄物処理材では2340乃至3900gであるのに対し、本例では28gと顕著に少ない量となった。
紙おむつ廃材の分級処理により回収された回収プラスチック材料20重量部、ラミネート紙廃材20重量部及び印刷工場から排出される紙粉10重量部を、粉砕機(株式会社ホーライ製)で、目開きが3mmのスクリーン目を通して粉砕した。回収プラスチック材料、ラミネート紙廃材及び印刷工場から排出される紙粉の重量比が1:1:0.5の粉砕混合物を、混合機に入れる。この混合機に、紙おむつ廃材の湿式分級処理により回収された液状の含水高吸水性樹脂6重量部(高吸水性樹脂0.009重量部含有)及び含水率65重量%の抽出後のお茶残渣20重量部を入れて、良く混合攪拌し、回収プラスチック材料、ラミネート紙廃材及び印刷工場から排出される紙粉、抽出後のお茶残渣及び液状含水高吸水性樹脂の混合物を作製した。この作製された混合物の水分含有率は約25重量%であった。前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物は、ベルトコンベヤ装置により、ミートチョッパー型造粒装置(株式会社平賀製作所製)に送り造粒する。この造粒は、前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物を、前記ミートチョッパーの4mm孔径の厚さ25mmのダイスから押出しチョッパーで裁断することにより行われ、これにより直径が4mm長さ10mmの柱状の造粒物が形成される。造粒装置で得られた造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥された。乾燥後、乾燥粒子は、熱いうちに70倍の水に溶解して調整された界面活性剤溶液が噴霧された。界面活性剤が付着した乾燥粒子は、上段に8mm開口の篩、下段に3.8mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分を廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
例5で得られた造粒物を芯部として、その表面に水が噴霧され、ベルトコンベヤ装置により第一円形コーティング機に送られ、水が噴霧された芯部表面に被覆材料を散布することによりコーティングした。第一円形コーティング機で被覆材料がコーティングされた芯部粒子は、第二円形コーティング機上でさらに振動により転動して被覆材料が表面に付着され、さらに第三コーティング機上で、芯部粒子を転動させながら、被覆材料の量が、芯部80重量部に対して20重量部となるように造粒物粒子に付着させた。このようにコーティングされた被覆造粒物は、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、これらを分離した被覆造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10重量%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、被覆材料は、(1) 粒度30μm以下の高吸水性樹脂HS−1100ハイモサブ(商品名:ハイモ株式会社製)50重量部、(2) 高吸水性樹脂HPSアクアパル(商品名:三菱化学株式会社製)20重量部、(3) T−α澱粉(商品名:松谷化学工業株式会社製)20重量部及び(4) アペデックス(商品名:松谷化学工業株式会社製)5重量部(5) 消臭抗菌剤のクリーンスカイ(商品名:株式会社興人製)5重量部の混合物が使用された。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分が塊状に固まり廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
例5及び例6においては、液状の含水高吸水性樹脂を使用して造粒するので、造粒物における高吸水性樹脂の使用量が、従来の粒状の排泄物処理材では2280乃至3900gであるのに対し、本例では9gと顕著に少ない量となった。
紙おむつ廃材の分級処理により回収された回収プラスチック材料50重量部を、粉砕機(株式会社ホーライ製)で、目開きが3mmのスクリーン目を通して粉砕し、粉砕された回収プラスチック材料の粉砕物を混合機に入れる。この混合機に、目開きが4mmのスクリーン目を通して粉砕された含水率80重量%の廃棄物のもやし20重量部、紙おむつ廃材の湿式分級処理により回収された液状の含水高吸水性樹脂20重量部(高吸水性樹脂0.030重量部含有)及びアクリルアミド1重量部を入れて、良く混合攪拌し、回収プラスチック材料、廃棄物のもやし、アクリルアミド及び液状含水高吸水性樹脂の混合物を作製した。この作製された液状含水高吸水性樹脂を含む混合物の水分含有率は約40重量%であった。前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物は、ベルトコンベヤ装置により、ミートチョッパー型造粒装置(株式会社平賀製作所製)に送り造粒する。この造粒は、前記液状の含水高吸水性樹脂が混合された混合物を、前記ミートチョッパーの4mm孔径の厚さ25mmのダイスから押出しチョッパーで裁断することにより行われ、これにより直径が4mm長さ10mmの柱状の造粒物が形成される。造粒装置で得られた造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥された。乾燥後、乾燥粒子は、熱いうちに70倍希釈の界面活性剤溶液が噴霧された。界面活性剤が噴霧された乾燥粒子は、上段に8mm開口の篩、下段に3.8mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分を廃棄することは簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
例7で得られた造粒物を芯部として、その表面に水が噴霧され、ベルトコンベヤ装置により第一円形コーティング機に送られ、水が噴霧された芯部表面に被覆材料を散布することによりコーティングした。第一円形コーティング機で被覆材料がコーティングされた芯部粒子は、第二円形コーティング機上でさらに振動により転動して被覆材料が表面に付着され、さらに第三コーティング機上で、芯部粒子を転動させながら、被覆材料の量が、芯部80重量部に対して20重量部となるように造粒物粒子に付着させた。このようにコーティングされた被覆造粒物は、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形振動篩装置で、比較的大きい粒子及び細かい粒子を篩分けて分離し、これらを分離した被覆造粒物は、80℃以上の温度の熱風乾燥機で水分が10重量%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを製造し、このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、被覆材料は、(1) 粒度30μm以下の高吸水性樹脂HS−1100ハイモサブ(商品名:ハイモ株式会社製)50重量部、(2) 高吸水性樹脂HPSアクアパル(商品名:三菱化学株式会社製)20重量部、(3) T−α澱粉(商品名:松谷化学工業株式会社製)20重量部及び(4) アペデックス(商品名:松谷化学工業株式会社製)5重量部(5) 消臭抗菌剤のクリーンスカイ(商品名:株式会社興人製)5重量部の混合物が使用された。
室内において、本例で作製された猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50mを加えたが、非常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を市販の猫用トイレ(W430×D310×H135)に深さ7cmになるように敷き猫でテストしたが、猫は慣れるにつれて、問題なく排尿及び排便をするようになった。使用後は、尿で濡れた部分が塊状に固まり廃棄するのも簡単であり、部屋には尿の臭いが殆ど感じられなかった。
例7及び例8においては、液状の含水高吸水性樹脂を使用して造粒するので、造粒物における高吸水性樹脂の使用量が、従来の粒状の排泄物処理材では2700乃至4500gであるのに対し、本例では30gと顕著に少ない量となった。例7及び例8においては、アクリルアミドを1kg使用するので、造粒物は確りとした形状のものとなつた。しかし、被覆後においては、例2、4及び6と変わることはなかった。
2、4 ベルトコンベヤ装置
3 紙おむつ廃材粉砕物供給用の計量ホッパー
5 回収プラスチック材料粉砕物供給用のベルトコンベヤ装置2の搬送出口
6 紙おむつ廃材粉砕物供給用のベルトコンベヤ装置4の搬送出口
7 第一混合用ベルトコンベヤ装置
8 第一混合用ベルトコンベヤ装置7の搬送出口
9 混合用ホッパー
10 混合用ホッパー9の供給口
11 第二混合用ベルトコンベヤ装置
12 スクリュー押出し式造粒装置
13 造粒装置12の混合装置
131
液状含水高吸水性樹脂供給装置
132
液状含水高吸水性樹脂供給装置の供給ノズル
14 造粒装置12のダイス
15 円形篩
16 造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置
17 造粒物供給口
18 篩上出口
19 篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ装置
20 篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ装置19の搬出端
21 振動型整粒機
22 篩下出口
23 篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置
24 篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置の搬出端
25 目の開きが4mm以下の篩
26 搬出端
27 篩下搬送用ベルトコンベヤ装置
28 篩上出口
29 篩上搬送用のベルトコンベヤ装置
30 篩上搬送用のベルトコンベヤ装置29の出口
31 振動型の第一の造粒物被覆装置
32 第一の造粒物被覆装置31の供給装置
33 0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の被覆材料供給ホッパー
34 紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給路
35 第二の造粒物被覆装置
36 第三の造粒物被覆装置
361
水の噴霧装置
37 第一の造粒物被覆装置31の排出路
38 第二の造粒物被覆装置35の排出路
39 第三の造粒物被覆装置36の排出路
40 第三の造粒物被覆装置36の排出路39の出口
41 被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置
42 被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置37が接続する乾燥機
43 乾燥物出
44 乾燥被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置
45 乾燥被覆造粒物収容タンク
46 乾燥被覆造粒物収容タンク45の入り口部
47 排気部
48 乾燥被覆造粒物搬出用シュート
49 乾燥被覆造粒物搬出用ベルトコンベヤ装置
50 円形振動篩装置
51 製品搬出用のベルトコンベヤ装置
52 自動包装装置
Claims (14)
- 5ミリメートル以下の粒度の粉状のプラスチック材料に自重の50倍以上の水を含有して、ゲル状の含水吸水性樹脂を混合し、この混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物を乾燥して、水分含有率が12重量%以下の粒状物とすることを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 5ミリメートル以下の粒度の粉状プラスチック材料及び有機質材料廃棄物粉砕物を含有する混合物に、自重の50倍以上の水を含有して、ゲル状の含水吸水性樹脂を混合し、この混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物を乾燥して、水分含有率が12重量%以下の粒状物とすることを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 5ミリメートル以下の粒度の粉状のプラスチック材料又は5ミリメートル以下の粒度の粉状のプラスチック材料及び有機質材料廃棄物粉砕物の混合物並びに添加物質を含有する混合物に、自重の50倍以上の水を含有して、ゲル状の含水吸水性樹脂を混合し、この混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物を乾燥して、水分含有率が12重量%以下の粒状物とすることを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 5ミリメートル以下の粒度の粉状のプラスチック材料に自重の50倍以上の水を含有して、ゲル状の含水吸水性樹脂を混合し、この混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物の表面の少なくとも一部を、被覆材料及び吸水性樹脂を含有する被覆用混合物により被覆して被覆粒状物とし、この被覆粒状物を乾燥して、水分含有率が12重量%以下の乾燥被覆粒状物とすることを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 5ミリメートル以下の粒度の粉状プラスチック材料及び有機質材料廃棄物粉砕物を含有する混合物に、自重の50倍以上の水を含有して、ゲル状の含水吸水性樹脂を混合し、この混合物を造粒し、この造粒物の表面の少なくとも一部を、被覆材料及び吸水性樹脂を含有する被覆用混合物により被覆して被覆粒状物とし、この被覆粒状物を乾燥して、水分含有率が12重量%以下の乾燥被覆粒状物とすることを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 5ミリメートル以下の粒度の粉状のプラスチック材料又は5ミリメートル以下の粒度の粉状のプラスチック材料及び有機質材料廃棄物粉砕物の混合物並びに添加物質を含有する混合物に、自重の50倍以上の水を含有して、ゲル状の含水吸水性樹脂を混合し、この混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物の表面の少なくとも一部を、被覆材料及び吸水性樹脂を含有する被覆用混合物により被覆して被覆粒状物とし、この被覆粒状物を乾燥して、水分含有率が12重量%以下の乾燥被覆粒状物とすることを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 被覆用混合物がさらに添加物質を含有する混合物であることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 混合される含水吸水性樹脂が、自重の300倍以上の水を含有して、膨潤するものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 混合される含水吸水性樹脂が、自重の500倍以上の水を含有して、膨潤するものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物に使用される粉状プラスチック材料を形成するプラスチック材料は、プラスチック材料、廃プラスチック材料、動物用排泄物処理材の廃材のプラスチック材料に富む分級産物、紙おむつ廃材のプラスチック材料に富む分級産物、生理用ナプキン廃材のプラスチック材料に富む分級産物、動物用紙おむつ廃材のプラスチック材料に富む分級産物、生理用ナプキン廃材のプラスチック材料に富む分級産物、動物用生理用ナプキン廃材のプラスチック材料に富む分級産物、乳パッド廃材のプラスチック材料に富む分級産物、汗パッド廃材のプラスチック材料に富む分級産物、失禁パッド廃材のプラスチック材料に富む分級産物、動物用シーツ廃材のプラスチック材料に富む分級産物、寝具用シーツ廃材のプラスチック材料に富む分級産物、マスク廃材のプラスチック材料に富む分級産物、アイマスク廃材のプラスチック材料に富む分級産物、座席用ヘッドカバー廃材のプラスチック材料に富む分級産物、枕カバー廃材のプラスチック材料に富む分級産物若しくは合成樹脂繊維廃材、又はこれら二以上を含む混合物であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物に使用される有機質材料廃棄物粉砕物は、薄葉紙廃材、衛生用紙廃材、動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、新聞紙屑、雑誌屑、バフ粉、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材、古紙パルプの粉砕物、紙粉、フラッフパルプ、吸水性繊維廃材、不織布、不織布廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、製紙スラッジ、パルプスラッジ、不織布屑、合成樹脂繊維廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材、紙粉、チタン紙廃材、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻、野菜屑、使用済み切符若しくはパンチ屑、又はこれら二以上を含む混合物であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 被覆材料が、粉状プラスチック材料は、薄葉紙、薄葉紙廃材、衛生用紙、衛生用紙廃材、トイレットペーパー用紙、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー用紙、ティッシュペーパー廃材、化粧紙用紙、化粧紙廃材、ちり紙用紙、ちり紙廃材、紙綿、紙綿廃材、紙タオル、紙タオル廃材、便座シート廃材、新聞用紙、新聞紙屑、雑誌屑、バフ粉、機械パルプ、機械パルプ廃材、化学パルプ、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ、綿状パルプ廃材、木材パルプ、木材パルプ廃材、古紙パルプの粉砕物、紙粉、フラッフパルプ、吸水性繊維廃材、不織布、不織布廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉又はこれら二以上の粉砕物の混合物であり、0.5ミリメートル以下の粒度を有するものであることを特徴とする請求項4乃至7の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 添加物質が、脱臭作用を有する物質、殺菌作用を有する物質、界面活性剤若しくは着色物質又はこれらの二以上の物質を包含することを特徴とする請求項7に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 殺菌作用を有する物質が、殺菌剤、防黴剤若しくは防腐剤又はこれら二以上の薬剤を含有することを特徴とする請求項13に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
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