JP2005138106A - 粒状の排泄物処理材及び製造方法 - Google Patents

粒状の排泄物処理材及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 動物が排泄した尿の吸収性及び保水性が良く、排泄物に接して塊状化でき、衛生的に優れ、また焼却でき、廃物を有効に利用できる動物の排泄物処理材を提供する。
【解決手段】 トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中のニ以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
【選択図】なし

Description

本発明は,粒状の排泄物処理材、即ち、人及び動物用の粒状の排泄物処理材及びその製造方法に関し、特に、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれら二以上を利用する、携帯用の人用の粒状の排泄物処理材及び飼育用動物用の排泄用の、例えば猫砂等の粒状の動物用排泄物処理材並びにその製造方法に関する。
また、本発明は、お茶の乾燥物を付着又は含有する粒状の排泄物処理材、即ち、人及び動物用の粒状の排泄物処理材及びその製造方法に関し、特に、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれら二以上を含む混合物を含む造粒物により形成された粒状の排泄物処理材及びその製法に関する。
本発明は、お茶の乾燥物を付着又は含有するトイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれら二以上を含む造粒物の芯部、及び前記芯部を覆い、お茶の乾燥物を付着若しくは含有し又はお茶の乾燥物を付着若しくは含有しない繊維質材料の廃棄物を含む被覆層部を有する排泄物処理材に関し、特に、お茶の乾燥物を付着又は含有する有機質の廃棄物、例えば、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、チタン紙廃材、製紙スラッジ、パルプスラッジ、又は木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくはその他の木質系廃棄物又は不織布屑、又はこれら中の二以上の有機質の廃棄物を利用した芯部を有し、該芯部を囲み、お茶の乾燥物を付着若しくは含有し又はお茶の乾燥物を付着若しくは含有しない繊維質材料の廃棄物、例えば、お茶の乾燥物を付着若しくは含有し又はお茶の乾燥物を付着若しくは含有しない繊維質の廃棄物が、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材、古紙パルプ廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材、紙粉、チタン紙廃材、パンチ屑、衛生用品廃棄物の分級産物のフラッフパルプ、吸水性繊維廃材、吸水性樹脂廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、又はこれらの中の二以上を含有して形成されている被覆層部を有する粒状の排泄物処理材及びその製法に関する。
家畜、愛玩動物等の動物の排泄物処理材、特に屋内での動物の排泄物処理材としては、砂、ベントナイト、ゼオライト、製紙用パルプ、パルプスラッジ、おから、木粉シリカゲルなどを小塊状に成形して使用されている。また人の場合にも、携帯性があり、袋等の容器に入れて持ち運ぶことができるところから、人用の粒状の排泄物処理材が提案されている。
この種の愛玩動物の排泄物処理材は、例えば室内で使用されるところから、清潔で、衛生的であることが望まれ、使用後、清潔さ及び衛生上の点から、廃棄処理され易いものが望まれる。
そこで、消臭効果は低いが、吸水性能に優れ、可燃物であるところから、製紙用パルプ及び紙粉の小塊状成形物が使用されている。しかし、製紙用パルプ及び紙粉は、価格が高いために、排泄物処理材としての価格が高くなり問題とされている。
特開平10−66466号公報 特開2000−192396号公報
一方、缶コーヒー、インスタントコーヒー等のコーヒー飲料の需要の増加に伴い、これらのコーヒー飲料を抽出した抽出残渣、例えばコーヒー粕は、膨大な量に上り、その処理に多大の費用を要しており、その処理が、コーヒー飲料産業の最大の課題となっている。特に、焙煎コーヒー豆の抽出残渣は、多量の脂肪を含有し、腐植し難いために、肥料として不向きであり、専ら焼却されており、問題とされている。
また、使用後の事務用紙のシュレッダー等により破断された紙屑及び事務用紙の穿孔の際に生じるパンチ屑は膨大な量に上っているが、これらの紙屑もその侭費用を掛けて焼却されている。
また、紙おむつ産業では、紙おむつの需要の増加に伴い、紙おむつ製造過程で生じる廃棄物の紙粉は、膨大な量に上り、また未使用の高吸水性樹脂を含有しているために、扱い難く、殆ど使用されずに、その侭、費用を掛けて焼却することにより廃棄されており、問題とされている。
さらに、ヒバの製材工程でヒバ材の木粉等の木屑が多量に発生するが、ヒバ油に防虫、防腐機能があり、腐りにくいために、ヒバ材の木屑は廃棄が難しく、殆ど使用されずにその侭費用を掛けて焼却処理されており問題とされている。また、建築現場における家屋の解体材、新築廃材、林業における剪定枝廃材又は製材工場において発生する鉋屑等の廃木材などの木質系廃棄物が大量に発生するが、多くは燃料とされ、又は焼却されており、問題とされている。
本発明は、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻、紙粉及び/又はヒバ材の木屑の廃棄処理の問題点と、従来の粒状の動物用排泄物処理材の価格、焼却可能性及び衛生的性質並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣の廃物処理に係る問題点を解決することを目的としている。
本発明者は、お茶の濃縮液の可溶性固形成分が、大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌の増殖を抑制する効果を有することを発見して、本発明に至った。
本発明は、人又は動物が排泄した尿等の排泄物の吸収性及び保水性が良く、排泄物に接して塊状化でき、衛生的に優れ、また焼却でき、廃物を有効に利用できる人又は動物用の粒状の排泄物処理材を提供することを目的としている。
即ち、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、また、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、さらに、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらにまた、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にある。
これらの他に、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらに、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらにまた、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にある。
また以上の他に、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらに、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに吸水性樹脂及び合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらにまた、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にある。
そしてまた以上の他に、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらに本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にあり、さらにまた、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材にある。
そしてさらに以上の他に、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にあり、さらに本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物粉砕物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、該被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にあり、さらにまた本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、水、又はお茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液、又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧し、次いで繊維質の廃棄物粉砕物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、該被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にある。
そしてまた以上の他に、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、茶殻の粉砕物若しくはコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物又は茶殻の粉砕物及びコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、茶殻の粉砕物若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣の粉砕物又は茶殻の粉砕物及びコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、コーヒー抽出液の濃縮液若しくはお茶の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液及びお茶の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にあり、さらに本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、吸水性樹脂と、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にあり、さらにまた、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法にある。
本発明において、人又は動物用の粒状の排泄物処理材は、お茶の乾燥物、即ちお茶の溶解物質を含有して、造粒された粒状物で形成することができる。また、本発明において、人又は動物用の粒状の排泄物処理材は、お茶の乾燥物を含有する造粒された粒状の芯部と、前記芯部を、お茶の乾燥物を含有し又は含有しない被覆材料で被覆して形成されている被覆層部とを備えた粒状物で形成することができる。
本発明において、人又は動物用の粒状の排泄物処理材及び粒状の排泄物処理材の被覆層部に含有させるお茶の乾燥物は、茶葉、茶殻、茶殻残留廃液を浸出して得られた抽出液のお茶を蒸発乾涸させて得られた乾燥物であり、前記抽出液のお茶の濃縮液を蒸発乾涸して得られた乾燥物であるお茶の濃縮液の乾燥物を包含する。本発明において、お茶の乾燥物は、細菌の増殖の抑制効果及び脱臭効果を有する。本発明におけるお茶の乾燥物、好ましくは、お茶の濃縮液の乾燥物の抗菌力は、該乾燥物に比較的高濃度で含有されるタンニン、カテキン、亜鉛及びサポニンによるものである。また、お茶の乾燥物に含まれる亜鉛及びサポニンは、消炎作用を有するので、乾燥物に接触する足部等の炎症を緩和する作用を有する。
本発明において、粒状の排泄物処理材が芯部及び被覆層部を有する粒状物である場合、芯部は、お茶の乾燥物を含有して吸水及び保水機能を有しており、お茶の乾燥物を含有させた有機質の廃棄物又はお茶の乾燥物を含有させた有機質の廃棄物及び吸水性樹脂の混合物を造粒して形成することができる。この場合、有機質の廃棄物として、プラスチックフィルム、ペットボトル等のプラスチック材料廃棄物を使用する場合には、該廃棄物より少ない量の吸水性樹脂を配合した混合物で形成することができる。被覆層部は、吸水機能及び濡れて粘着又は接着機能を発揮する性質を有するものであり、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含んで形成することができる。例えば、お茶の乾燥物を含み、紙粉及び吸水性樹脂で形成することができる。被覆層部を有しない造粒された粒状物の場合は、粒状物は、吸水及び保水機能を有すると共に、濡れて粘着又は接着機能を発揮する性質を有するものであり、有機質廃棄物及び吸水性樹脂を含んで形成することができる。吸水速度を大きくする目的で、粒状物及び芯部に界面活性剤を含有させることができる。
本発明において、粒状の排泄物処理材を形成する有機質の廃棄物としては、例えば、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用排泄物処理材の廃材又は動物用シーツ廃材等の衛生用品の廃棄物、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材又は野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑及び端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞及び雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、又は木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材若しくは新築廃材等の木質系廃棄物又は不織布屑、又はこれらの廃材及び廃棄物等の中から二以上を含む混合物の有機質の廃材がある。これらの有機質の廃棄物は、5mm以下の粒度、好ましくは、3mm以下の粒度、さらに好ましくは、2mm以下の粒度に粉砕されて、粒状の排泄物処理材の造粒に使用される。
本発明において、廃棄物は、製品の製造時に発生する規格外の不良品若しくは裁断屑、該不良品の再生処理時に発生する廃品及び使用済みの廃品の再生処理時に発生する廃品であって、前記製品の製造工程、並びに不良品及び廃品の再生工程において利用されないものである。例えば、紙食器廃棄物は、製造時に発生する紙食器の不良品、例えばラミネート紙食器の不良品廃棄物の他に、食事に供された使用済みの使い捨て紙食器類の廃棄物をも包含する。
前記有機質の廃棄物の中、例えば、乳パッド廃棄物、失禁パッド廃棄物、紙おむつ廃棄物や生理用ナプキン廃棄物等の吸収体を含む廃棄物の有機質の廃棄物は、ポリエチレン、ポリプロピレン、レーヨン及び合成ゴム材などのプラスチック材料を、フィルムなどの形態で含有するが、この他に、吸水性を有する材料のフラッフパルプや紙粉を含み、さらに、吸水性樹脂をも含んでいるので、吸水性を有する芯部の形成材料として使用することができる。この場合、これらの廃棄物は、5mm以下の粒度、好ましくは、3mm以下の粒度、さらに好ましくは2mm以下の粒度に粉砕されて使用されるが、このような粒度に粉砕すると、前記廃棄物に含有されているプラスチックフィルムは、フィルム間に水分を保持し易くなって保水機能を発揮できるので、保水材として使用可能である。また、廃棄物に残留するフラッフパルプ及び吸水性樹脂は、吸水性材料として使用可能である。
また、乳パッド廃棄物、失禁パッド廃棄物、紙おむつ廃棄物又は生理用ナプキン廃棄物等の吸収体を有する衛生用品の廃棄物は、20mm以下の粒度に破砕して分級することにより、フラッフパルプ及び高吸水性樹脂に富む部分と、プラスチック類に富む部分とに分別することができ、フラッフパルプ及び高吸水性樹脂に富む部分を分級回収して、衛生用品等に再利用されている。本発明は、このフラッフパルプ及び高吸水性樹脂に富む部分の回収の際に発生するプラスチック類に富む部分を、5mm以下の粒度に粉砕して芯材の原料として使用するものである。しかし、この回収の際に発生するプラスチック類に富む部分と、回収されるフラッフパルプ及び高吸水性樹脂に富む部分を夫々5mm以下の粒度に粉砕して、適宜の割合で配合することにより、芯材又は粒状物の原料として使用することもできる。プラスチックフィルムに富む部分は、その主たる成分のプラスチックフィルムが、重なったフィルム間に水分を保持することができるので、保水性を有し、保水材料として使用可能である。また、プラスチック類に富む材料は、フラッフパルプ及び高吸水性樹脂をも含んでいるので、プラスチック類に富む材料について、吸水性を付与することができるので、5mm以下、好ましくは3mm以下の粒度に粉砕することにより、保水性を有し、かつ吸水性を有する材料として使用可能である。この場合、プラスチック材料が配合されて共存することとなるので、粒状の排泄物処理材の燃焼熱を高めて、粒状の排泄物処理材が、使用後においても可燃性とすることができる。
本発明の人又は動物用の粒状の排泄物処理材においては、有機質の廃棄物を含む芯部の吸水機能及び保水機能を高めるために、粉状の吸水性樹脂を有機質の廃棄物に配合することができる。本発明において、造粒時に有機質の廃棄物に配合される吸水性樹脂は、粒状物又は粒状芯部の造粒時において、潤滑材としても機能する吸水性樹脂であり、例えば、α澱粉やポリアクリル酸ナトリウム等の吸水性能が低い吸水性樹脂を使用することができる。この場合、吸水性樹脂は、有機質の廃棄物を含む被造粒材料を造粒機で造粒するときの潤滑材として機能する量で使用される。この場合、吸水性樹脂の量は、形成される粒状芯部の20重量%以下とするのが好ましく、特に10重量%以下であるのが好ましい。
被覆層部には、被覆層部が速やかに水を吸収でき、かつ粒子相互が尿に濡れて粘着又は接着できるように、吸水及び接着機能を有する吸水性樹脂が選ばれる。芯部を形成する場合、残留廃液を含有する茶殻等の出し殻、残留廃液を含有する焙煎コーヒー豆の抽出残渣又はこれらの混合物を繊維質の廃棄物として使用することができる。この場合、お茶又はコーヒー抽出液の溶解物質(可溶性固形物)を僅かながらでも追加させて、芯部における細菌の増殖の抑制に寄与させることができ、さらに安価な粒状の排泄物処理材を得ることができる。
芯部の上に形成される被覆層部は、吸水及び接着機能を有するように、各種吸水性樹脂を配合して形成することができる。この場合、被覆層部は、例えば、吸水及び接着機能を有する吸水性樹脂、吸水量が比較的大きい高吸水性樹脂及び増粘剤として機能する吸水性樹脂を、実験的に求められた適当な比率で配合して形成することができる。
本発明において、吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃棄物、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
本発明において、粒状の排泄物処理材に含有されるお茶は、一種以上の茶葉を温水又は熱水により抽出した茶葉からの抽出液、茶殻から温水又は熱水により抽出した茶殻からの抽出液若しくは茶殻に残留するお茶廃液又はこれらの混合液を意味する。また,本発明において、茶殻とは、茶葉からお茶を抽出したお茶の出し殻を意味し、各種抽出法により得られる茶殻を意味する。本発明において、排泄物処理材に含有されるお茶の乾燥物は、お茶又はお茶の濃縮液を排泄物処理材に含浸又は付着させて、蒸発して殆ど乾涸状態とすることにより形成される。本発明において、排泄物処理材に含有されるお茶の乾燥物は、排泄物処理材において、細菌の増殖抑制及び脱臭を行う。排泄物処理材の粒状物、芯部及び被覆層部にお茶の乾燥物を形成するために、排泄物処理材の粒状物、芯部及び被覆層部に含有されるお茶は、茶葉又は茶殻から浸出又は抽出されたお茶であってもよいが、お茶を濃縮したものであってもよい。
本発明において、お茶の濃縮液は、茶葉又は茶殻から浸出又は抽出されたお茶、このお茶を濃縮したもの及び濃縮されたお茶を希釈したものを包含する。本発明において、排泄物処理材の粒状物、芯部及び被覆層部に含有されるお茶の乾燥物の量は、お茶の濃縮液を複数回に亙って付着又は含浸させることができる。しかし、お茶の乾燥物の量を増すために、お茶の濃縮液の溶解物質濃度を高めることが好ましい。したがつて、お茶の濃縮液について、溶解物質濃度は、お茶の濃縮液の100ミリリットルあたり、1グラム未満であってもよいが、1グラム以上であるのが好ましい。しかし、お茶の濃縮液の100ミリリットルあたり、お茶の乾燥物、即ちお茶の溶解物質の量が2グラム以上含有するものがより好ましい。本発明において、お茶の濃縮液は、例えば、前記一種以上の茶葉又は茶殻を熱湯で煮出すなどして抽出されたお茶を、その液量が、少なくとも5/6以下、好ましくは3/4以下、さらに好ましくは、1/2以下になるように濃縮して製造することができる。本発明において、お茶の濃縮液は、一種以上の茶葉の抽出液の濃縮液、又は茶殻の抽出液の濃縮液、又は茶殻の残留廃液の濃縮液、又はこれら二以上の濃縮液の混合液を意味する。
本発明において、お茶の濃縮液含有溶液は、お茶の濃縮液に他の成分を混合した溶液であり、例えば、お茶の濃縮液を常温以上の温度の水により希釈したもの、お茶の濃縮液に、お茶の濃縮液より少ない量でコーヒー抽出液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液若しくは茶殻の抽出液若しくは茶殻の抽出液の濃縮液又はそれらの混合物を混合したものを包含する。
本発明において、茶葉は、緑茶、紅茶、烏龍茶(ウーロン茶)又はその他の茶の茶芽即ち茶葉を意味し、茶殻は、パック入り又は缶入り等の緑茶、紅茶及び烏龍茶等のお茶の製造時に排出される茶殻を意味する。
お茶の乾燥物は、お茶の濃縮液の乾燥物をも包含するものである。本発明において、粒状排泄物処理材100グラムあたりのお茶の乾燥物の量は、0.1グラム以上、特に、0.1乃至5グラム含有されるのが好ましいが、好ましくは0.3グラム以上、特に、0.3乃至3グラム含有されるのが好ましい。
また本発明において、お茶の乾燥物とは、茶葉の抽出液の乾燥物、茶殻の抽出残渣から抽出された抽出液の乾燥物若しくは茶殻に含有される残留廃液の乾燥物又はこれら乾燥物の二種以上の乾燥物の混合物を意味し、さらに、茶葉の抽出液の濃縮液の乾燥物、茶殻の抽出残渣から抽出された抽出液の濃縮液の乾燥物若しくは茶殻に含有される残留廃液の濃縮液の乾燥物又はこれら二種以上の濃縮液の乾燥物の混合物を意味する。
本発明において、粒状の排泄物処理材に付着又は保有されるお茶の乾燥物の量、即ち、お茶の溶解物質(可溶性固形分)の量を多くすることにより、粒状の排泄物処理材に付着する大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ属、連鎖球菌及びレジオネラ属の菌の増殖を長時間に亙って抑制することができる。
本発明において、お茶を製造する茶葉は、緑茶、紅茶及び烏龍茶等の茶の種類及び産地により区別されず、お茶全般を意味する。
本発明において、粒状の排泄物処理材は、湿式造粒により製造され、お茶の乾燥物を粒状の排泄物処理材に含有させるために、お茶の濃縮液が、造粒前の有機質の廃棄物を含む被造粒材料に添加混合される。本発明において、造粒前の有機質の廃棄物を含む被造粒材料には、お茶の濃縮液が添加混合される。これは、造粒時に、被造粒材料は、一定範囲内に水分含有率を調製されて造粒されるが、一定範囲内に水分含有率でお茶の溶解物質濃度を高めて、粒状の排泄物処理材に目的の細菌の増殖抑制機能を与えるためである。
本発明においては、お茶溶解物質可溶固形成分濃度が高められたお茶の濃縮液が、有機質の廃棄物を含む被造粒材料に混合される。
本発明において、お茶の濃縮液は、茶葉若しくは茶殻又は茶葉及び茶殻を、熱水で煮立てて得られたお茶を加熱し、さらに煮立てるなど、加熱により又は減圧により又は加熱減圧により濃縮して製造することができ、また、茶葉若しくは茶殻又は茶葉及び茶殻を、常温以上の水、例えば温水で抽出して得られたお茶を蒸発することにより、濃縮して製造することもできる。しかし、茶葉若しくは茶殻又は茶葉及び茶殻を、熱水で抽出すると、可溶性成分の溶解量が多くなるので好ましい。お茶の濃縮液は、一種以上の茶葉若しくは茶殻の抽出液の濃縮液又は茶殻残留廃液の濃縮液、又は前記一種以上の茶葉及び茶殻の混合抽出液の濃縮液又は前記二以上の濃縮液の混合液を包含する。茶殻の抽出液の濃縮液は、パック入り又は缶入りの緑茶、紅茶、烏龍茶又はその他のお茶の製造時に抽出粕として排出される茶殻を、温水又は熱水で浸出し、さらに加熱濃縮して製造することができる。パック入り又は缶入りの烏龍茶(ウーロン茶)、緑茶及び紅茶製造時に抽出粕として排出される茶殻は、一般に、茶殻残留廃液を含んで排出されるが、本発明において、お茶の濃縮液は、茶殻残留廃液の濃縮液を包含する。茶殻について、熱水等による再度の抽出を終えた茶殻は、脱水後、動物の排泄物処理材の原材料として利用することができ、廃棄することが避けられる。
本発明において、粒状の排泄物処理材に含有されるお茶の濃縮液に、コーヒー抽出液の濃縮液を混合することができる。本発明において、お茶の濃縮液に配合されるコーヒー抽出液の濃縮液は、コーヒー抽出液の濃縮液、コーヒー豆の抽出残渣の抽出液の濃縮液又は該抽出残渣の残留廃液の濃縮液又は前記二以上の濃縮液の混合液を包含する。
このようなコーヒー抽出液の濃縮液は、焙煎されたコーヒー豆、即ち焙煎コーヒー豆若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は焙煎コーヒー豆及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣を、熱水で煮立てて得られたコーヒー抽出液を加熱し、さらに煮立てるなど、加熱により又は減圧により又は加熱減圧により濃縮して製造することもでき、また、焙煎コーヒー豆又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は焙煎コーヒー豆及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣を、常温以上の水、例えば温水で抽出して得られたコーヒー抽出液を蒸発することにより、濃縮して製造することもできる。しかし、このコーヒー抽出液の濃縮液は、焙煎コーヒー豆等を熱水で抽出すると、可溶性成分の溶解量が多くなるので好ましい。したがって、焙煎コーヒー豆の抽出残渣の抽出液の濃縮液は、パック入り又は缶入りのコーヒー又はその他のコーヒーの製造時に抽出粕として排出されるコーヒー豆の抽出残渣を、温水又は熱水で浸出し、さらに加熱により濃縮下に又は減圧下に又は加熱減圧下に濃縮して製造することができる。しかし、温水で浸出し、さらに煮立てるなど、加熱により濃縮又は減圧蒸発により濃縮又は加熱減圧により濃縮して製造することもできる。
本発明においては、粒状の排泄物処理材の粒状物及び被覆層部は、お茶と焙煎されたコーヒー豆の抽出液を混合した混合液の乾燥物を含有するので、お茶の乾燥物の作用に、コーヒー抽出液の乾燥物の作用が加わって、細菌類の増殖をより抑制することができる。
また、本発明は、粒状の排泄物処理材にお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を使用するために、茶葉及び焙煎コーヒー豆はもとより、茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣をも浸出処理することになるので、この浸出処理により、茶殻からは茶殻に残留するお茶廃液が除去され、また、焙煎コーヒー豆の抽出残渣からは残留するコーヒー抽出液が除去されて、茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣に含まれて有害とされるタンニン、サポニンや亜鉛等の成分を著しく減少させて、茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣を廃棄可能にするものである。
本発明において、粒状の排泄物処理材は、造粒工程において、有機質の廃棄物若しくは有機質の廃棄物及び吸水性樹脂の混合物に、お茶の濃縮液又はお茶の濃縮液含有溶液を、直接、噴霧等により付着又は含浸させて、造粒装置に送りそこで造粒し、次いで、造粒物を乾燥装置に送りそこで乾燥することにより製造される。ここで、排泄物処理材に、一定量のお茶の乾燥物を付着させるために、お茶の濃縮液又はお茶及びコーヒー抽出液の濃縮液が使用される。本発明において、お茶の濃縮液中の溶解物質の濃度は、例えば、1重量%以上、好ましくは3重量パーセント以上に増加させることができる。本発明において、粒状の排泄物処理材に、お茶の溶解物質(溶解性固形分)を多く含浸させるには、お茶の濃縮液の噴霧可能の濃度、例えば、3重量%以上に希釈されたお茶の濃縮液を噴霧等により、被造粒材料に、混合することができる。
本発明において、粒状の排泄物処理材に含有させるお茶の乾燥物は、お茶の乾燥物であり、細菌の増殖の抑制効果及び脱臭効果を有する。排泄物処理材に含浸させるこのような乾燥物の量は、お茶の濃縮液における乾燥物の濃度及び被造粒材料に含浸させるお茶の濃縮液の量(噴霧量)を、調整して、細菌の増殖に対する抑制効果を発揮させ、また脱臭効果を発揮させることができる。粒状の排泄物処理材に噴霧等により塗布されるお茶の濃縮液及びコーヒー豆の抽出残渣の抽出液は、同種又は異種の何れであつてもよい。
本発明において、粒状の排泄物処理材に含浸されるお茶の濃縮液又はお茶及びコーヒー抽出液の濃縮液は、噴霧器のノズルの詰まりを防止するために、混入する茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣及びお茶若しくはコーヒー抽出液の濃縮時の析出物質等の固形物は、濾過により分離されるのが好ましい。本発明において、お茶の濃縮液若しくはお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液は、印刷インキ組成物と配合して印刷インキに形成することができ、又はこの印刷インキに適当な着色材を配合して、印刷用カラーインキに形成することができる。印刷用カラーインキの場合には、吸水性の紙部材面に全般に亙って所望の模様及び文字を印刷でき、例えば、装飾模様、並びに商業宣伝用の模様及び文字を吸水性の紙部材に印刷することができる。
本発明において、粒状の排泄物処理材に含浸させる、お茶の乾燥物の量は、排泄物処理材100gあたり、0.1g以上であり、好ましくは0.2g以上であり、さらに好ましくは、0.3g以上である。排泄物処理材にお茶の乾燥物の目的量を含有させるために、その含有させるお茶の乾燥物の量に応じて、お茶の濃縮液の溶解物質の濃度及び造粒材料又は被覆材料に噴霧器等により噴霧又は供給されるお茶の濃縮液の量を調整して、造粒材料又は被覆材料に、お茶の濃縮液を噴霧等により供給するのが好ましい。本発明において、粒状の排泄物処理材に含浸させるお茶及びコーヒー抽出液の乾燥物の量は、合計量で、排泄物処理材100gあたり、0.1g以上であり、好ましくは0.2g以上であり、さらに好ましくは、0.3g以上である。この場合、お茶の乾燥物の量に対しコーヒー抽出液の乾燥物の量を多くしてもまた少なくしてもよいが、お茶とコーヒー抽出液とでは、溶解物質の成分が相違するので、目的に応じて配合割合を調整するのが好ましい。この場合も、その含有させるお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物の量に応じて、お茶の濃縮液の溶解物質の濃度及びコーヒー抽出液の濃縮液の溶解物質の濃度及び噴霧器等により噴霧又は供給されるお茶の濃縮液の量を適宜調整して、お茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を、造粒材料又は被覆材料に噴霧等により供給するのが好ましい。また、排泄物処理材において、排泄物処理材に含浸されるお茶の乾燥物又はお茶及びコーヒー抽出液の乾燥物は、排泄物処理材において、細菌の増殖の抑制効果を発揮し、また脱臭効果を発揮するので、排泄物処理材におけるお茶の乾燥物の量又はお茶及びコーヒー抽出液の乾燥物の量を、細菌の増殖の抑制効果が発揮でき、また脱臭効果が発揮できるように、前記濃縮液の濃度及びその供給量を適宜調整することにより、調整するのが好ましい。
茶葉及び茶殻中の乾燥物は、比較的抽出され易いので、熱水により、比較的短時間で抽出することができる。しかし、抽出時間は、95℃の熱水中で、5乃至60分であり、この間に、95℃以上の熱水中で煮沸、又は煮立てると、例えば10分乃至20分で、乾燥物の高い濃度で抽出することができる。例えば、お茶は、茶葉又は茶殻の1重量部に対し、10重量部の95℃の熱水で抽出を開始し、濾過して抽出残渣を除いた後に、その液量が、最初の液量の3/4、好ましくは1/2になるまで煮立てて得ることができる。このようにして調製されたお茶の濃縮液は、例えば、お茶の産地や抽出条件、茶葉の大きさ及び形状並びに抽出条件により変わるが、例えば、屈折計によるBrix6.0パーセントの緑茶の濃縮液は、乾燥物含有率が4.2重量%であり、噴霧に使用することができる。また、例えば、屈折計によるBrix5.8パーセントの紅茶の濃縮液は、乾燥物含有率が4.3重量%であり、噴霧に使用することができる。
コーヒー抽出液は、例えば、焙煎コーヒー豆又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣の1重量部に対し、10重量部の95℃の熱水で抽出を開始し、濾過して抽出残渣を除いた後に、液量が、最初の液量の3/4以下、好ましくは1/2以下になるまで煮立てて得ることができる。このように調製されたコーヒー抽出液は、例えば、コーヒー豆の産地や焙煎条件、コーヒー粒の大きさ及び形状並びに抽出条件により変わるが、例えば、屈折計によるBrix25パーセントのコーヒー抽出液の濃縮液は、乾燥物含有率が21.2重量%であり、このような濃いコーヒー抽出液の濃縮液は、かなり粘稠であり、噴霧するのに適していないために、例えば、Brix5パーセント、即ち乾燥物含有率が4.1重量%まで希釈して噴霧に供される。
また、本発明において、排泄物処理材は粒状であるために、有機質の廃棄物、例えば、衛生用品等の廃材は、5mm以下の粒度、又は4mm乃至2mmの粒度に粉砕されて、造粒されて、粒状物又は粒状芯部に形成される。例えば、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、弁座シート廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材及び動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用吸水体廃材及び野菜輸送用吸水体廃材等は、解繊機等の粉砕機により、5mm以下の粒度、好ましくは3mm以下の粒度、さらに好ましくは、2mm以下の粒度に粉砕される。これらの廃材は、吸収体を有しており、プラスチック廃材、紙粉及び吸水性樹脂を含んでおり、粉砕されて、プラスチック廃材粉砕物、紙粉及び吸水性樹脂を含む被造粒材料が形成される。
粉砕された有機質の廃棄物の粉砕物は、混合装置に送られて、少量のα澱粉等の接着剤が混合され、又はさらに少量の吸水性樹脂が混合され、またさらに、プラスチック廃材が混合されて有機質の廃棄物を含有する被造粒材料が形成される。この被造粒材料を、公転するローラによるディスクペレッター方式等の造粒装置で造粒する場合には、造粒用材料は、お茶の濃縮液を噴霧等により混合して、水分含有率を6乃至25重量%とされるが、水分含有率を8乃至13重量%とするのが好ましい。これに対して、スクリュウ押し出し方式の造粒装置で造粒する場合には、造粒用材料は、お茶の濃縮液が噴霧されて、水分含有率を30乃至45重量%とされるが、水分含有率を35乃至40重量%とするのが好ましい。
本発明の粒状の排泄物処理材においては、有機質の廃棄物を含む芯部の吸水能及び保水機能を高めるために、芯部には、粉状の吸水性樹脂を配合することができる。本発明において、吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃棄物、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、粒状芯部の造粒時の潤滑材として機能するものであり、有機質の廃棄物に加えられる。この場合、吸水性樹脂は、有機質の廃棄物を含む被造粒材料を造粒機で造粒するときの潤滑材として機能できるものであれば足り、形成される粒状芯部の20重量%以下とするのが好ましく、特に10重量%以下であるのが好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃棄物、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、吸水倍率が200g/g未満と吸水性能の乏しい、高吸水性樹脂として不良品の樹脂を使用することができる。このような吸水性能の低いポリアクリル酸樹脂の不良品は、粒度が50μm以下と微細であるか、又はブロック状のものである。このような不良品の吸水性樹脂は、例えば、おむつ廃棄物から分級して得ることができるが、また、ポリアクリル酸樹脂の規格外の製品として入手することができる。
本発明において配合される高吸水性樹脂は、自重の数十倍から二百倍程度の水を吸収しても、形を保持できる樹脂であり、例えば、ビニルエステルとエチレン系不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合体鹸化物、澱粉とアクリル酸のグラフト重合体、ポリアクリル酸の架橋物、ビニルアルコールとアクリル酸の共重合体、ポリアクリロニトリルの部分加水分解物、カルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリエチレングリコールの架橋物、キトサンの塩又はプルランのゲルなどがあり、これらは、単独で又はこれら2種以上を混合して配合物質として使用される。
また、本発明において、被覆材料層に使用される繊維質の廃棄物は、比較的高い吸水性を有するものであり、例えば、繊維質の廃棄物としては、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材若しくは古紙パルプ廃材、又は木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくはその他木質系廃棄物、又は紙粉、チタン紙廃材、パンチ屑、衛生用品廃棄物の分級産物のフラッフパルプ、吸水性繊維廃材、吸水性樹脂廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、又はこれら二以上を含む混合物がある。しかし、紙おむつ廃棄物、生理用ナプキン廃棄物、乳パッド廃棄物の、並びに失禁パッド廃棄物などの衛生用品廃棄物の分級産物のフラッフパルプ部分などは、パルプ、紙粉及び吸水性樹脂を含有しており、その侭篩い分けして又は粉砕して繊維質の廃棄物として使用することができる。これらの繊維質の廃棄物は、0.5mm以下の粒度、好ましくは、0.35mm以下の粒度、さらに好ましくは、0.1mm以下の粒度に粉砕されて使用される。これらの繊維質材料の廃棄物は粉砕されて使用される。
特に、紙おむつ廃棄物の粉砕物、生理用ナプキン廃棄物の粉砕物、乳パッド廃棄物の粉砕物、並びに失禁パッド廃棄物の粉砕物は、その侭、前記粒状の排泄物処理材の芯部に使用できるが、吸水性樹脂又は吸水性繊維を配合して使用することができる。
また、本発明の粒状の排泄物処理材において、芯部の被造粒材料に有機質の廃棄物として使用されると共に、被覆層部の被覆材料に繊維質の廃棄物として使用される材料として、例えば紙粉がある。本発明において、紙粉は、5mm以下の粒度のパルプ又は紙であり、特に、パルプ又は紙の生産工程又はパルプ又は紙を使用する製品の生産工程から廃棄される5mm以下の粒度のパルプ又は紙、又はパルプ及び紙を含む廃材を意味する。本発明において使用される紙粉には、粉状の紙又は吸水性樹脂を含む粉状の紙がある。例えば、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉、集塵ロスの紙粉及び集塵ロスを含む紙粉、並びに紙おむつ、生理用ナプキン、失禁パッド、乳パッド又は汗パッド等のパッド類及び衛生材料製造時に発生する高吸水性樹脂を含む紙粉がある。
本発明において、尿に触れて排泄物処理材粒子相互を接着させて、容易に塊を形成して、尿に触れた部分を容易に取り出し易くさせるようにしたり、使用時の排泄物処理材の粉化を避けるために、被覆材料層に、接着機能を有する物質を配合するのが好ましい。このような接着機能を有する物質には、水溶性又は水分散性の配合物質として、紙粉、製紙用パルプ、製紙スラッジ、パルプスラッジ、ポリビニルアルコール(PVA)、小麦粉、澱粉、コーンスターチ、カルボキシメチルセルロース(CMC)、プルラン又はゼラチンなどがあり、これらは、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を混合して混合物の形で使用される。また、アルコール溶解性の配合物質としては、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)又はポリビニルピロリドン或(PVP)などがあり、この場合も同様に、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を混合して混合物の形で使用される。
本発明において、粒状の排泄物処理材及び粒状の排泄物処理材の芯部は、お茶若しくはお茶の濃縮液を含浸された被造粒材料を造粒装置により造粒して形成される。造粒装置としては、従来周知の、押出し造粒装置を使用することができる。しかし、この他に、パン型、ドラム型及び流動層型の各種造粒装置を使用することができる。これらの造粒装置において、成形された造粒物の表面へ、さらにお茶若しくはお茶の濃縮液を噴霧等により付着させることができる。
前記芯部は、造粒後その外側に、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂、及び接着能を有する物質を含有して被覆層部が形成される。本発明においては、被覆層部を形成して粒状の排泄物処理材とすることができるが、さらに、お茶の濃縮液、又はコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液の混合溶液を、被覆材料層に含浸せ、その後乾燥することにより容易に剥落しないようにするのが好ましい。本発明において、被覆層部に含有させるお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液の混合溶液におけるお茶の濃縮液とコーヒー抽出液の濃縮液の混合溶液の混合割合は、お茶の濃縮液をコーヒー抽出液の濃縮液に比して多くしてもよく、またその逆に小さくしてもよいく、その比率は、粒状の排泄物処理材に付与する、目的の細菌の増殖の抑制、脱臭及び消炎作用に応じて適宜選択することができる。
本発明において、廃棄物の茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣は、インスタントのお茶、缶入りのお茶、インスタントコーヒー、缶コーヒーなどの飲料の製造過程で生じ、何れも吸着性に富むので、造粒部に消臭機能を持たせることができる。また、茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣を使用して芯部を形成するときは、これらの廃棄物に同じく廃棄物の紙粉を配合するのが好ましい。このような紙粉は、おむつ廃棄物から得られ、高吸水性樹脂を含有するのが好ましい。したがって、おむつの廃棄物の紙粉を使用するときは、高吸水性樹脂の使用量を少なくすることができる。
作用
本発明において、粒状の排泄物処理材は、有機質の廃棄物及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されているので、お茶の乾燥物又はお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物の作用により、汗等により湿っても、吸水性に優れ、且つ細菌の増殖が抑えられ、長時間に亙って、衛生的な状態を保つことができ、さらに脱臭及び消炎効果を有するので、排泄物処理材として優れている。
さらに、本発明の粒状の排泄物処理材は、このように、缶入り又はパック入りのコーヒー飲料製造産業において多量に発生するコーヒー豆の抽出残渣及びコーヒー豆の抽出残渣の残留廃液を原料として、粒状の排泄物処理材に活用して、廃棄し易く、処理し易い形状にでき、焼却処理も容易となり、廃棄物処理の上で優れている。
また、本発明においては、有機質の廃棄物を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥するので、乾燥して得られる粒状の排泄物処理材は、自然の生成物により粒状の排泄物処理材とするものであり,使用時に手などに触れても安全である。
以下、本発明の実施の態様の例を説明するが、本発明は、以下の説明及び例示によって何等制限されるものではない。
図1は、本発明の一実施例の粒状の排泄物処理材を製造する工程を示す概略の平面図であり、図2は、本発明の他の一実施例の粒状の排泄物処理材を製造する工程を示す概略の流れ工程図である。図1及び図2において対応する箇所には同一の符号が付されている。
図1において、ラミネート紙屑供給用の計量ホッパー1は、ベルトコンベヤ2の搬送路上に位置して、ベルトコンベヤ2に、ラミネート紙屑を供給可能に設けられている。
また、主としてプラスチック廃棄物を含む紙おむつ分級残渣供給用の計量ホッパー3は、ベルトコンベヤ4の搬送路上に位置して、ベルトコンベヤ4に紙おむつ分級残渣を供給可能に設けられている。本例において、ラミネート紙屑供給用のベルトコンベヤ2の搬出口5及び紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4の搬送出口6は、夫々、第一混合用ベルトコンベヤ装置7の導入口に位置して設けられている。ベルトコンベヤ2及びベルトコンベヤ4で第一混合用ベルトコンベヤ装置7に供給されたラミネート紙屑及び紙おむつ分級残渣は、第一混合用ベルトコンベヤ装置7の排出口8から混合用ホッパー9に収容される。
混合用ホッパー9に収容されたラミネート紙屑及び紙おむつ分級残渣は、混合用ホッパー9の供給口10から第二混合用ベルトコンベヤ装置11に供給され、第二混合用ベルトコンベヤ装置11から造粒装置12の混合装置13に供給される。混合装置13には、お茶の濃縮液供給管14が接続しており、混合装置13において、ラミネート紙屑と紙おむつ分級残渣の混合物に、お茶の濃縮液供給管12からお茶の濃縮液が供給される。お茶の濃縮液が供給されたラミネート紙屑と紙おむつ分級残渣の混合物は、押出し造粒装置12に導入されて、ダイス15から、径が4mm長さが10mmの柱状の造粒物として押し出される。造粒装置12のダイス15の下方には、押し出された造粒物を、円形篩16に送るための造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置17が設けられている。本例において、円形篩16の目の開きは、粒子径の4mmより小さく、約3.5mmである。篩上粒子は、篩上出口18から出て、該篩上出口18に接続する篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ装置19に供給される。
篩上粒子搬送用ベルトコンベヤ装置19は、振動型整粒機20に接続している。振動型整粒機20は、互いに付着する造粒物を、振動させることにより,付着し合った粒を一粒の粒子に解すものであり、使用時の粉化を極力少なくするために設けられている。篩上粒子は、搬送用ベルトコンベヤ装置19により、振動型整粒機20に供給され、個々の粒子に解される。
一方、円形篩16の篩下粒子は、篩下出口21に設けられている篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置22により、造粒装置12への第二混合用ベルトコンベヤ装置11に戻される。
振動型整粒機20に送られた造粒物は、粒状で芯部となるものであり、振動型整粒機20の振動により一粒宛解されて送り出される。本例においては、振動型整粒機20の出口側には、目の開きが4mm以下の篩23が設けられ、篩23の篩下出口の下方には、混合物搬送用のベルトコンベヤ装置11に接続する篩下搬送用ベルトコンベヤ装置24が設けられており、篩23の篩下粒子は、篩下搬送用ベルトコンベヤ装置24により、造粒装置12に接続する第二混合用ベルトコンベヤ装置11に戻される。
振動型整粒機20において、4mm以上の粒度の粒子は、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物により被覆するために、篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26から搬出される。該篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26の出口は第一の造粒物被覆装置27の供給装置28に接続しており、供給装置28には、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給ホッパー29に接続しており、該混合物は、供給路30により、振動篩を有する被覆装置27に供給される。
振動型整粒機20において解された4mm以上の粒度の粒子は、篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26から搬出され、該篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26に接続する第一の造粒物被覆装置27の供篩装置28に供給される。芯部となる粒子は、供給装置28から第一の造粒物被覆装置27に搬送されて、供給路30により、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物が散布されて、該混合物により表面が被覆される。
本例において使用される第一、第二及び第三の造粒物被覆装置27、31及び32は、共に振動型被覆装置であり、本例においては、これら三基の造粒物被覆装置27、31及び32は直列に接続して設けられている。即ち、第一の造粒物被覆装置27の排出路33は第二の造粒物被覆装置31に接続し、第二の造粒物被覆装置31の排出路34は第三の造粒物被覆装置32に接続している。第一、第二及び第三の造粒物被覆装置27、31及び32において、振動型整粒機20において解された4mm以上の粒度の粒子は、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物が散布されて、芯部り上に被覆層部が形成される。
本例において、第三の造粒物被覆装置32には、お茶の濃縮液の噴霧装置35が設けられており、被覆層部が形成された被覆粒子の被覆層部に、噴霧装置35からは、お茶の濃縮液が噴霧され、お茶の濃縮液が含浸される。
第三の造粒物被覆装置32において、被覆層部にコーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された被覆粒子は、第三の造粒物被覆装置32の排出路36から、その下方に設けられている被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ37によつて、該被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ37が接続する乾燥機38に送られる。
被覆された造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入され、乾燥されて、乾燥物出口39に設けられている乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、製品タンク41に送られる。乾燥造粒物の製品は、製品タンク41の下方の出口下方に設けられた製品搬出用のベルトコンベヤ42により袋詰め領域43に取り出され、袋詰めされて出荷される。
本例の装置は以上のように構成されているので、所定量のラミネート紙屑粉を計量ホッパー1に入れ、また所定量の紙おむつ分級残渣を計量ホッパー3に入れる。
そこで、ラミネート紙屑粉供給用のベルトコンベヤ2、紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4を作動させて、混合用ホッパー9に、夫々、所定量のラミネート紙屑粉及び紙おむつ分級残渣を供給する。これら所定量のラミネート紙屑粉及び紙おむつ分級残渣の混合用ホッパー9で混合された混合物は、混合物搬送用のベルトコンベヤ11に供給され、予備混合装置11に送られる。予備混合装置13には、ラミネート紙屑粉と紙おむつ分級残渣の他にコーヒー抽出液の濃縮液が供給管14から供給されており、予備混合装置13でラミネート紙屑粉、紙おむつ分級残渣及びお茶の濃縮液が一様に混合される。この混合物は、水分含有率が約30乃至45重量%であり、本例においては、約40重量%に調整されて造粒装置12に供給される。
本例において、造粒装置12は、押出し型造粒機であり、スクリュウの回転により押されて、ダイス15の穴に相当する断面を有し、チョッパーにより切断されて所定の長さの粒子、例えば、平均径が約4mm、平均長さが10mmの造粒物粒子が得られる。
造粒装置12のダイス15から押し出される造粒物粒子は、造粒物搬送用のベルトコンベヤ17により、円形篩16に送られて、篩分けされ、篩下の4mm以下の粒度の造粒物は、篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ21によつて、混合物搬送用のベルトコンベヤ11に戻される。4mm以上の粒度の篩上粒子は、篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ19によって、振動型整粒機20に送られ、一粒づつに解される。一粒ずつに解されて、4mm以上の粒子は、篩23の篩上搬送用のベルトコンベヤ26によって、第一の造粒物被覆装置27に送られ、そこで被覆材料が造粒物に対し所定の比率で被覆される。被覆材料は、被覆材料調整装置29で、紙粉及び吸水性樹脂が所定の配合比に調製され、供給コンベヤ装置30により第一の造粒物被覆装置27に送られる。
他方、振動型整粒機20で解されて4mm未満の粒子は、篩23の篩下出口から篩下搬送用ベルトコンベヤ24を介して混合物搬送用のベルトコンベヤ11に戻され、再度造粒処理される。
第一の造粒物被覆装置27で被覆材料が被覆された造粒物粒子は、被覆材料と共に、第一の造粒物被覆装置27の排出路33から、第二の造粒物被覆装置31に送られ、さらに被覆される。第二の造粒物被覆装置31でさらに被覆処理された造粒物粒子は、第二の造粒物被覆装置27の排出路34から、第三の造粒物被覆装置32に送られて、被覆材料により被覆される。
第三の造粒物被覆装置32で被覆された造粒物粒子は、第三の造粒物被覆装置32の排出路36から乾燥機38に送られて乾燥される。乾燥機の温度は100℃以上の温度に保たれる。乾燥された造粒物は、乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、製品タンク41に送られ、出荷用の製品とされる。
図2に示す実施例は、加圧梱包された紙おむつ廃棄物を原料として使用して粒状の排泄物処理材を製造する事例である。
図2の実施例において、加圧梱包された紙おむつ廃棄物把の計量ホッパー44は、紙おむつ廃棄物把を解す解砕装置45に接続するベルトコンベヤ46の搬送路上に位置して設けられており、解砕装置45に、紙おむつ廃棄物把を供給可能に設けられている。
また、解砕装置45の解砕物排出口47には、解砕された紙おむつ廃棄物解砕物を空気流により粉砕装置49に搬送するために、本例においては、空送用配管48が接続して設けられている。空送用配管48は,粉砕装置49に接続しており、解砕された紙おむつ廃棄物は空送用配管48により粉砕装置49に送られて、例えば、猫砂の場合には、5mm以下の粒度、4mm以下の粒度又は3mm以下の粒度に粉砕される。粉砕装置49の粉砕物出口には、造粒装置12に接続する空送用配管50が接続されており、粉砕装置49で粉砕された紙おむつ廃棄物粉砕物は、造粒装置12の予備混合装置13に空送用配管50により送られる。
本例において、予備混合装置13には、お茶の濃縮液の噴霧装置14が設けられている。本例において、噴霧されるお茶の濃縮液の可溶性固形分濃度は、5重量%であった。予備混合装置13において、粉砕装置49で粉砕された紙おむつ廃棄物粉砕物には、お茶の濃縮液の噴霧装置14から、お茶の濃縮液 (緑茶の場合、乾燥物の濃度は4.2重量%であり、紅茶の場合、乾燥物の濃度は4.3重量%であった。)が、紙おむつ廃棄物粉の水分含有率が13乃至17重量%ととなるように噴霧される。お茶の濃縮液が噴霧された紙おむつ廃棄物粉砕物は、造粒装置12に接続するスクリューコンベヤ51により予備混合装置13から造粒装置12に送られる。本例において、造粒装置は、ディスクペレッタ型造粒装置が使用された。紙おむつ廃棄物粉砕物は、ディスクペレッタ型造粒装置12で直径4mm、長さ10mmの円柱状粒子が形成される。本例において、紙おむつ廃棄物粉砕物は、造粒装置12に接続するスクリューコンベヤ51により、予備混合装置13からディスクペレッタ型造粒装置12に送られる。本例において、スクリューコンベヤ51には、高吸水性樹脂が、高吸水性樹脂供給用の計量装置52から供給管53を介して供給されるように、高吸水性樹脂供給用の計量供給装置52に接続する供給管53が接続している。
造粒装置12には、造粒装置12から押し出された造粒物が円形振動篩16に送ることができるように、造粒物搬送路17が設けられている。本例において、円形振動篩16の目の開きは4mm以下であり、篩の振動により、互いに付着する造粒物粒子が解される。円形振動篩16上には、お茶の濃縮液の噴霧装置54が設けられている。円形振動篩16の篩上粒子は、円形振動篩16上を振動下に移動する間に,お茶の濃縮液(緑茶の場合、乾燥物の濃度は4.2重量%であり、紅茶の場合、乾燥物の濃度は4.3重量%であった。)が粒子面上に噴霧される。篩上でお茶の濃縮液が噴霧された造粒物粒子は、篩上出口に接続する篩上粒子搬送路19に排出される。
篩上粒子路19は、造粒物被覆用振動篩27に接続しており、円形振動篩16の篩上粒子は、造粒物被覆用振動篩27上に供給される。該振動篩27は、被覆用であり、本例においては、紙粉60重量%及び高吸水性樹脂40重量%の混合物の被覆用材料が、被覆材料定量供給槽29の供給コンベヤ装置30から、振動篩27の篩上で振動する造粒物に散布されて、造粒物に付着し造粒物を被覆する。
本例において使用される第一、第二、第三及び第四の造粒物被覆装置27、311及び312は、共に振動篩型被覆装置であり、本例においては、これら三基の造粒物被覆装置27、311、312及び32が直列に接続して設けられている。第一の造粒物被覆装置27の振動篩排出路33は第二造粒物被覆装置311に上に延びており、第一の造粒物被覆装置27における被覆された造粒物粒子及び被覆材料が搬送されて、振動篩上で振動する粒子に撒布される。第二の造粒物被覆装置311の排出路341は、第三の造粒物被覆装置312の上に延びており、それにより、第二の造粒物被覆装置311における被覆された造粒物粒子及び被覆材料が搬送されて、第三の造粒物被覆装置312の振動篩上で振動する粒子に撒布される。第三の造粒物被覆装置312の排出路342は、第四の造粒物被覆装置32の上に延びており、それにより、第三の造粒物被覆装置312における被覆された造粒物粒子及び被覆材料が搬送されて、第四の造粒物被覆装置32の振動篩上で振動する粒子に撒布される。本例において、第四の造粒物被覆装置32には、お茶の濃縮液の噴霧装置35が設けられており、被覆された造粒物粒子にお茶の濃縮液が噴霧される。お茶の濃縮液の噴霧量は、被覆造粒物粒子100g当たり概略5gであった。第四の造粒物被覆装置32の排出路36は、乾燥機38への搬入コンベヤ装置37に接続しており、第四の造粒物被覆装置32において、お茶の濃縮液が噴霧された被覆造粒物粒子は、搬入コンベヤ装置37により乾燥機38に導入されて乾燥される。
お茶の濃縮液が噴霧された被覆造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入され、乾燥されて、乾燥物出口39に設けられている乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、円形振動篩55に送られ、乾燥時に発生する被覆層部の剥離により形成された微粉が分離される。円形振動篩から排出された篩上粒子は製品搬出用のベルトコンベヤ42により搬出される。
本例の装置は以上のように構成されているので、所定量の加圧梱包された紙おむつ廃棄物把を、紙おむつ廃棄物把の供給用の計量ホッパー44に入れる。
そこで、紙おむつ廃棄物把供給用のベルトコンベヤ46を作動させて、解砕機45に加圧梱包された紙おむつ廃棄物把を供給して、紙おむつ廃棄物把を解砕する。解砕された紙おむつ廃棄物は,空送用配管48により、粉砕装置49に送られて粉砕される。本例は、4mm径の猫砂の例であるが、粉砕粒度は、5mm以下の粒度、4mm以下の粒度又は3mm以下の粒度に粉砕される。粉砕粒度は細かい方が、表面が滑らかとなり、転動し易くなって、均一な被覆が容易となり、使用する被覆材料の量が少なくて済む。粉砕装置49で粉砕された紙おむつ廃棄物粉砕物は、造粒装置12の予備混合装置13に空送用配管50により送られ、濃度が4.2重量%のお茶の濃縮液が混合されて、水分含有率で13乃至17重量%の被造粒材料が形成される。
本例において、予備混合装置13で形成された被造粒材料は、スクリューコンベヤ51により、造粒装置12に送られる。本例において、スクリューコンベヤ51により、造粒装置12に送る過程で、吸水性樹脂供給用の計量供給装置52から、紙おむつ廃棄物粉砕物中の吸水性樹脂含有量が3乃至5重量%となるように、吸水性樹脂が添加混合される。本例において、紙おむつ廃棄物粉砕物は、ディスクペレッタ型造粒装置12で平均直径4mm、平均長さ10mmの円柱状粒子が形成される。53を介して供給されるように、高吸水性樹脂供給用の計量供給装置52に接続する供給管53が接続している。
造粒装置12から押し出された造粒物は、円形振動篩16に送られ、円形振動篩16の振動により、互いに付着する造粒物粒子が解される。円形振動篩16においては、続く被覆工程において被覆材料の良好な付着が得られるように、噴霧装置54から、お茶の濃縮液(緑茶の場合、乾燥物の濃度は4.2重量%であり、紅茶の場合、乾燥物の濃度は4.3重量%であった。)が粒子面上に噴霧される。噴霧されるお茶の濃縮液の量は、被覆される造粒物粒子100gに対して1gとなるように噴霧される。
お茶の濃縮液が噴霧された造粒物は、造粒物被覆用振動篩27に送られ、紙粉60重量%及び高吸水性樹脂40重量%の混合物の被覆用材料が、該造粒物に散布されて、造粒物に被覆材料層が形成される。
被覆材料層が形成された造粒物は、第一、第二、第三及び第四の造粒物被覆装置27、311及び312を経て、被造粒材料で被覆されて、所定の被覆材料層が形成される。被覆材料層が形成された造粒物粒子は、第四の造粒物被覆装置32に送られて、お茶の濃縮液(緑茶の場合、乾燥物の濃度は4.2重量%であり、紅茶の場合、乾燥物の濃度は4.3重量%であった。)が、噴霧装置35から噴霧される。本例において、お茶の濃縮液の噴霧量は、被覆造粒物粒子100g当たり概略3gであった。お茶の濃縮液が噴霧された被覆造粒物粒子は、搬入コンベヤ装置37により乾燥機38に導入されて乾燥される。
お茶の濃縮液が噴霧された被覆造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入されて乾燥されるが、乾燥時に発生する被覆層部の剥離により形成された微粉の量が少なく、製品歩留まりが向上した。
例1 緑茶の濃縮液の調製
緑茶の茶葉2kgに水25リットルを加えて加熱し、95℃の沸騰状態で茶葉を10分間煮立て、乾燥物の濃度がBrix4.8%の緑茶の濃縮液が19リットル調製された。なお、市販の緑茶飲料の乾燥物の濃度は、Brix0.2%である。
例2 緑茶の濃縮液の調製
緑茶の茶葉2kgに水21リットルを加えて加熱し、95℃の沸騰状態で茶葉を10分間煮立て、乾燥物の濃度がBrix4.0%の緑茶の濃縮液が15リットル調製された。
例3 緑茶の濃縮液の調製
緑茶の茶葉2kgに水21リットルを加えて加熱し、95℃の沸騰状態で茶葉を10分間煮立て、乾燥物の濃度がBrix4.3%の緑茶の濃縮液が15リットル調製された。
例4 緑茶の濃縮液の調製
前記例1乃至例3で調製された緑茶の濃縮液を混合して、乾燥物の濃度がBrix4.4%の緑茶の濃縮液が50リットル調製された。
例5 緑茶の濃縮液の調製
例4で調製された緑茶の濃縮液を、95℃の温度下で、さらに一時間煮詰めて、乾燥物の濃度がBrix5.2%の緑茶の濃縮液を調製した。
この緑茶の濃縮液について、成分分析を行った。その分析結果を次の表1に示す。表1において示す値は、緑茶100g中の含有量である。
表1
分析試験項目 分析結果
タンパク質 0.3g
脂質 0.1g
灰分 0.5g
無水カフェイン 0.27g
燐 17.4mg
鉄 0.39mg
カルシウム 4.5mg
カリウム 209mg
ナイアシン 0.80mg
タンニン(タンニン酸として) 1.37g
カテキン 50mg
ケルセチン 2.0mg
亜鉛 245μg
本例の緑茶の濃縮液については、サポニンが存在することが確認された。
例6 紅茶の濃縮液の調製
紅茶の茶葉3kgに水30リットルを加えて加熱し、95℃の沸騰状態で茶葉を15分間煮立て、乾燥物の濃度がBrix4.0%の紅茶の濃縮液を調製した。
例7 紅茶の濃縮液の調製
紅茶の茶葉2kgに水21リットルを加えて加熱し、95℃の沸騰状態で茶葉を15分間煮立て、紅茶の濃縮液を調製した。
例8 紅茶の濃縮液の調製
紅茶の茶葉3kgに水30リットルを加えて加熱し、95℃の沸騰状態で茶葉を10分間煮立て、紅茶の濃縮液を調製した。
例9 紅茶の濃縮液の調製
前記例5乃至例7で調製された紅茶の濃縮液を混合して、乾燥物の濃度がBrix4.4%の紅茶が50リットル調製された。
例10 紅茶の濃縮液の調製
例9で調製された紅茶の濃縮液を、95℃の温度下で、さらに一時間煮詰めて、乾燥物の濃度がBrix5.8の紅茶の濃縮液を調製した。
また、本例において選られた紅茶の濃縮液について、成分分析を行った。その分析結果を次の表2に示す。表2において示す値は、紅茶100g中の含有量である。
分析試験項目 分析結果
タンパク質 0.4g
脂質 0.2g
灰分 0.5g
無水カフェイン 0.27g
燐 19.0mg
鉄 0.12mg
カルシウム 3.5mg
カリウム 201mg
ナイアシン 0.69mg
タンニン(タンニン酸として) 1.29g
カテキン 15mg
ケルセチン 4.4mg
亜鉛 535μg
本例の紅茶の濃縮液については、サポニンが存在することが確認された。
例11
湿式不織布屑50重量部、レーヨン紙屑20重量部及び紙おむつ屑25重量部を混合し、ドラム式解砕機(株式会社ホウライ製)にで解砕し、この解砕物を粉砕機で3mm以下の粒度に粉砕した。この粉砕物にアルファ澱粉5重量部を加え、混合しながら、乾燥物の濃度が4.2重量%の緑茶の濃縮液を噴霧しながら混合し、水分含有率が13乃至17重量%の造粒用混合物を得た。
この造粒用混合物を、ダイス口径4mmのディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)により押し出し造粒した。造粒物は、上段網目サイズ8mm、下段網目サイズ3.5mmの振動篩(株式会社ダルトン製)で篩い分けして、平均して、径4mm、長さ5乃至10mmの粒状の排泄物処理材用の粒子を得た。この粒状の排泄物処理材は、大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ属、連鎖球菌及びレジオネラ属に対して増殖防止効果があった。
また、得られた粒状の排泄物処理材を、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)に、7cmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様トイレとして使用し、使用の上で何ら支障がなかった。本例の粒状の動物用排泄物処理材は、排泄物の周囲に容易に付着して排泄された部分の取出しが容易であった。しかも、本例の粒状の排泄物処理材は細菌の繁殖を抑制して、屋内にアンモニア臭等の不快な臭いを発生するのを避けることができた。
例12
ラミネート紙屑50重量部及び高吸水性樹脂及びフラツフパルプを分級により除いた紙おむつ分級残渣50重量部を混合し、ドラム式解砕機(株式会社ホウライ製)にて解砕し、この解砕物を粉砕機で3mm以下の粒度に粉砕した。この粉砕物を攪拌しながら、乾燥物の濃度が4.3重量%の紅茶の濃縮液を噴霧しながら混合し、水分含有率が13乃至17重量%の造粒用混合物を得た。
この造粒用混合物を、ダイス口径4mmのディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)により押し出し造粒した。造粒物は、上段網目サイズ8mm、下段網目サイズ3.5mmの振動篩(株式会社ダルトン製)で篩い分けして、平均して、径4mm、長さ5乃至10mmの造粒物粒子を得た。この造粒物粒子を円形振動篩に供給して、造粒物粒子表面に、乾燥物の濃度が4.3重量%の紅茶の濃縮液を噴霧した。紅茶の濃縮液が噴霧された造粒物粒子に、被覆材料を撒布して被着させた。この被覆材料を被着させた造粒物粒子に、造粒物粒子表面に、乾燥物の濃度が濃度4.3重量%の紅茶の濃縮液を噴霧した。紅茶の濃縮液を噴霧した造粒物粒子を熱風乾燥機で乾燥した。
本例において、被覆材料は、紙おむつ製造時のフラッフパルプ屑を、粉砕機(株式会社ホウライ製)で0.35mm以下の粒度に粉砕した紙粉60重量部に、高吸水性樹脂(ハイモ株式会社製HS1100)40重量部を混合して製造した。被覆材料の量は、粒状の動物用排泄物処理材の17重量%であった。
この粒状の動物用排泄物処理材は、大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌及びレジオネラ属に対して増殖防止効果があった。
また、得られた粒状の動物用排泄物処理材を、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)に、3cmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様トイレとして使用し、使用の上で何ら支障がなかった。本例の粒状の動物用排泄物処理材は、排泄物の周囲に容易に付着して排泄された部分の取出しが容易であった。しかも、本例の粒状の動物用排泄物処理材は細菌の繁殖を抑制して、屋内に不快な発生するのを避けることができた。
例13
ペットボトル破砕屑45重量部及びラミネート紙屑50重量部を混合し、ドラム式解砕機(株式会社ホウライ製)で解砕し、この解砕物を粉砕機で3mm以下の粒度に粉砕した。この粉砕物に高吸水性樹脂5重量部を加え、混合しながら、乾燥物の濃度が4.2重量%の緑茶の濃縮液を噴霧しながら混合し、水分含有率が13乃至17重量%の造粒用混合物を得た。
この造粒用混合物を、ダイス口径4mmのディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)により押し出し造粒した。造粒物は、上段網目サイズ8mm、下段網目サイズ3.5mmの振動篩(株式会社ダルトン製)で篩い分けして、平均して、径4mm、長さ5乃至10mmの造粒物粒子を得た。この造粒物粒子を円形振動篩に供給して、造粒物粒子表面に、乾燥物の濃度が4.2重量%の緑茶の濃縮液を噴霧した。緑茶の濃縮液が噴霧された造粒物粒子に、被覆材料を撒布して被着させた。この被覆材料を被着させた造粒物粒子に、造粒物粒子表面に、乾燥物の濃度が4.2重量%の緑茶の濃縮液を噴霧した。緑茶の濃縮液を噴霧した造粒物粒子を熱風乾燥機で乾燥した。
本例において、被覆材料は、紙おむつ製造時のフラッフパルプ屑を、粉砕機(株式会社ホウライ製)で0.35mm以下の粒度に粉砕した紙粉60重量部に、高吸水性樹脂(ハイモ株式会社製HS1100)40重量部を混合して製造した。被覆材料の量は、粒状の動物用排泄物処理材の17重量%であった。
この粒状の動物用排泄物処理材は、大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ属、連鎖球菌及びレジオネラ属に対して増殖防止効果があった。
また、得られた粒状の動物用排泄物処理材を、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)に、3cmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様トイレとして使用し、使用の上で何ら支障がなかった。本例の粒状の動物用排泄物処理材は、排泄物の周囲に容易に付着して排泄された部分の取出しが容易であった。しかも、本例の粒状の動物用排泄物処理材は細菌の繁殖を抑制して、屋内に不快な臭いが発生するのを避けることができた。
例14 コーヒー抽出液の濃縮液の調製
市販のコロンビア産の濃縮液を5倍希釈して、コーヒー抽出液の濃縮液として使用した。本例で使用されたコーヒー抽出液の濃縮液の溶解物質濃度は、Brix25%であり、溶解物質の濃度は21.2重量%であった。この濃縮液について、成分分析を行った。その分析結果を、次の表3に示す。表中の成分の値は、コーヒー抽出液の濃縮液の量100gに対する値である。を5倍希釈して、コーヒー抽出液の濃縮液として使用した。
表3
分析試験項目 分析試験結果
タンパク質 2.9g
脂質 −
灰分 2.2g
無水カフェイン 1.0g
燐 96.9mg
鉄 0.64mg
カルシウム 30.2mg
カリウム 1.24g
ナイアシン 13.1mg
タンニン(タンニン酸として) 2.89g
カテキン 検出せず
ケルセチン 検出せず
亜鉛 122μg
本例のコーヒー抽出液の濃縮液については、サポニンが存在することが確認された。
以上の実施例においては、粒状の排泄物処理材の被覆層部にお茶の乾燥物を含有させるために、お茶の濃縮液の噴霧装置35からは、お茶の濃縮液のみが噴霧されているが、粒状の排泄物処理材の被覆層部にコーヒー抽出液の乾燥物を含有させるときには、噴霧装置35からは、コーヒー抽出液の濃縮液を噴霧することができる。また、粒状の排泄物処理材の被覆層部に、お茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有させるときには、噴霧装置35からは、お茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液の混合溶液を噴霧することができる。また、噴霧装置35を二基設けて、一方をお茶の濃縮液の噴霧用とし、他方をコーヒー抽出液の濃縮液の噴霧用とすることもできる。
本発明は、有機質の廃棄物及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物又は0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥物又は0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物(0.1重量%以上のお茶の乾燥物及び/又はコーヒー抽出液の乾燥物という)を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物及び/又はコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成して粒状の排泄物処理材とするので、粒状の排泄物処理材に含有されているお茶の濃縮液の溶解物質(乾燥物)が、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ属、連鎖球菌及びレジオネラ属の細菌に対して、その増殖を抑制し、コーヒー抽出液の乾燥物が緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ属の細菌に対して、その増殖を抑制することとなり、廃材の抗菌性という短所を、粒状の排泄物処理材の抗菌作用という長所に転じて有効に利用して、悪臭の発生を抑えて、衛生的に優れ、使用し易い日用品とするものであり、廃物利用の点で優れたものである。しかも、本発明は、従来、大量に発生し、その処理が問題とされていた紙粉、茶殻、衛生用品の廃棄物及び木質系廃棄物を、お茶の乾燥物と混合して、悪臭の発生を抑えて、衛生的にも優れたものとし、しかも、粒状に形成して、全体が比較的粒の揃った可燃物で構成されているので、取り扱い及び使用後の廃棄処理が容易である。
本発明においては、粒状の排泄物処理材は、造粒物の被覆層部にお茶の濃縮液及び/又はコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させることにより、容易に製造でき、しかも、お茶の濃縮液の噴霧により、使用時の粉塵が発生することが少ない粒状の排泄物処理材とできるので、従来の粒状の排泄物処理材、特に動物用排泄物処理材に比して、細菌などの繁殖を防止でき、悪性の発生も少なく、消炎作用を有する、衛生的な粒状の排泄物処理材を提供することができる。
本発明の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の平面図である。 本発明の他の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の流れ工程図である。
符号の説明
1 ラミネート紙屑供給用の計量ホッパー
2 ベルトコンベヤ
3 紙おむつ分級残渣供給用の計量ホッパー
4 ベルトコンベヤ
5 ラミネート紙屑供給用のベルトコンベヤ2の搬出口
6 紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4の搬送出口
7 第一混合用ベルトコンベヤ装置
8 第一混合用ベルトコンベヤ装置7の排出口
9 混合用ホッパー
10 混合用ホッパー9の供給口
11 第二混合用ベルトコンベヤ装置
12 造粒装置
13 造粒装置12の混合装置
14 お茶の濃縮液供給管
15 造粒装置12のダイス
16 円形篩
17 造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置
18 篩上出口
19 篩上搬送用のベルトコンベヤ装置
20 振動型整粒機
21 篩下出口
22 篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置
23 目の開きが4mm以下の篩
24 篩下搬送用ベルトコンベヤ装置
25 篩上出口
26 篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置
27 第一の造粒物被覆装置
28 第一の造粒物被覆装置27の供給装置
29 0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給ホッパー
30 供給路
31 第二の造粒物被覆装置
32 第三の造粒物被覆装置
33 第一の造粒物被覆装置27の排出路
34 第二の造粒物被覆装置31の排出路
35 お茶の濃縮液の噴霧装置
36 第三の造粒物被覆装置32の排出路
37 該被服造粒物搬送用のベルトコンベヤ
38 該被服造粒物搬送用のベルトコンベヤ37が接続する乾燥機
39 乾燥物出口
40 乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ
41 製品タンク
42 製品版出用のベルトコンベヤ
43 袋詰め領域
44 加圧梱包された紙おむつ廃棄物把の計量ホッパー
45 紙おむつ廃棄物把を解す解砕装置
46 紙おむつ廃棄物把を解す解砕装置に接続するベルトコンベヤ
47 解砕装置45の解砕物排出口
48 空送用配管
49 粉砕装置
50 造粒装置12に接続する空送用配管
51 造粒装置12に接続するスクリューコンベヤ
52 高級水性樹脂供給用の計量装置
53 供給管
54 お茶の濃縮液の噴霧装置
55 円形振動篩
311 第二の造粒物被覆装置
312 第三の造粒物被覆装置
341 第二の造粒物被覆装置311の排出路
342 第三の造粒物被覆装置

Claims (32)

  1. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  2. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  3. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  4. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  5. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  6. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  7. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  8. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  9. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  10. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  11. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに吸水性樹脂及び合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  12. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  13. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  14. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  15. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに吸水性樹脂及び0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  16. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上並びに茶殻若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣又は茶殻及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のお茶の乾燥物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のお茶の乾燥物及びコーヒー抽出液の乾燥物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の排泄物処理材。
  17. 芯部において、吸水性樹脂は、有機質の廃棄物の量よりも少ない量で含有されていることを特徴とする請求項3、4、7、8、11、12、又は16に記載の粒状の排泄物処理材。
  18. 被覆部において、吸水性樹脂は、繊維質の廃棄物の量よりも少ない量で含有されていることを特徴とする請求項5乃至16に記載の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材。
  19. 繊維質の廃棄物が、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材、古紙パルプ廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材、紙粉、チタン紙廃材、パンチ屑、衛生用品廃棄物の分級産物のフラッフパルプ、吸水性繊維廃材、吸水性樹脂廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、又はこれらの中の二以上であることを特徴とする請求項5乃至16のいずれか一項に記載の粒状の排泄物処理材。
  20. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  21. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  22. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物粉砕物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、該被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  23. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、水、又はお茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液、又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧し、次いで繊維質の廃棄物粉砕物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、該被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  24. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、茶殻の粉砕物若しくはコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物又は茶殻の粉砕物及びコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  25. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、茶殻の粉砕物若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣の粉砕物又は茶殻の粉砕物及びコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、コーヒー抽出液の濃縮液若しくはお茶の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液及びお茶の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  26. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、吸水性樹脂と、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  27. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上を粉砕し、この粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、お茶の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、お茶の濃縮液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液又はお茶の濃縮液及びコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
  28. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆のコーヒー液抽出残渣、チタン紙廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材若しくは不織布屑又はこれらの中の二以上の粉砕物の粒度が5mm以下の粒度であることを特徴とする請求項20乃至27の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
  29. 繊維質の廃棄物の粉砕物の粒度が0.5mm以下の粒度であることを特徴とする請求項22、23、25,26又は27に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
  30. 吸水性樹脂は、有機質の廃棄物に、有機質の廃棄物の量よりも少ない量で混合されて粒状に形成されることを特徴とする請求項24乃至27の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
  31. 吸水性樹脂は、繊維質の廃棄物の量よりも少ない量で混合されて被覆材料層を形成することを特徴とする請求項22、23、25,26又は27に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
  32. 繊維質の廃棄物が、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材、古紙パルプ廃材、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材、紙粉、チタン紙廃材、パンチ屑、衛生用品廃棄物の分級産物のフラッフパルプ、吸水性繊維廃材、吸水性樹脂廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、又はこれらの中の二以上であることを特徴とする請求項22、23、25,26又は27に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
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