JP2005087216A - 粒状の動物用排泄物処理材及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動物が排泄した尿の吸収性及び保水性が良く、排泄物に接して塊状化でき、衛生的に優れ、また焼却でき、廃物を有効に利用できる動物の排泄物処理材を提供する。
【解決手段】 有機質の廃棄物及び0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材であり、また、有機質の廃棄物を粉砕し、この粉砕物を、コーヒー抽出液の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法にあり、コーヒー抽出液の濃縮液の可溶性固形成分を使用することにより、従来、大量に発生し、その処理が問題とされていた紙粉、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻及びヒバ材の木粉といった可燃性廃棄物を、悪臭の発生を抑え、保水機能を有する粒状の動物用排泄物処理材として活用することができ、しかも、全体が可燃物で構成されているので、廃棄処理が容易である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機質の廃棄物を含む造粒物にコーヒー抽出液の乾燥固形物を塗布又は含浸させ粒状に形成された動物用排泄物処理材、特に、有機質の廃棄物、例えば、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材又野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑及び端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞及び雑誌屑、木材屑及び鉋屑並びに不織布屑等の繊維材料を含む廃材を利用した動物用排泄物処理材及びその製法に関する。
家畜、愛玩動物等の動物の排泄物処理材、特に屋内で排泄物処理材としては、砂、ベントナイト、ゼオライト、製紙用パルプ、パルプスラッジ、おから、木粉シリカゲルなどを小塊状に成形して使用されている。
この種の愛玩動物の排泄物処理材は、例えば室内で使用されるところから、清潔で、衛生的であることが望まれ、使用後、清潔さ及び衛生上の点から、廃棄処理され易いものが望まれる。
そこで、消臭効果は低いが、吸水性能に優れ、可燃物であるところから、製紙用パルプ及び紙粉の小塊状成形物が使用されている。しかし、製紙用パルプ及び紙粉は、価格が高いために、排泄物処理材としての価格が高くなり問題とされている。
一方、缶コーヒー、インスタントコーヒー等のコーヒー飲料の需要の増加に伴い、これらのコーヒー飲料を抽出した抽出残渣、例えばコーヒー粕は、膨大な量に上り、その処理に多大の費用を要しており、その処理が、コーヒー飲料産業の最大の課題となっている。特に、焙煎コーヒー豆の抽出残渣は、多量の脂肪を含有し、腐植し難いために、肥料として不向きであり、専ら焼却されており、問題とされている。
また、使用後の事務用紙のシュレッダー等により破断された紙屑及び事務用紙の穿孔の際に生じるパンチ屑は膨大な量に上っているが、これらの紙屑もその侭費用を掛けて焼却されている。
また、紙おむつ産業では、紙おむつの需要の増加に伴い、紙おむつ製造過程で生じる廃材の紙粉は、膨大な量に上り、また未使用の高吸水性樹脂を含有しているために、扱い難く、殆ど使用されずに、その侭、費用を掛けて焼却することにより廃棄されており、問題とされている。
さらに、ヒバの製材工程でヒバ材の木粉等の木屑が多量に発生するが、ヒバ油に防虫、防腐機能があり、腐りにくいために、ヒバ材の木屑は廃棄が難しく、殆ど使用されずにその侭費用を掛けて焼却処理されており問題とされている。
特開平10−66466号公報 特開2000−192396号公報
本発明は、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻、紙粉及び/又はビバ材の木屑の廃棄処理の問題点と、従来の動物排泄物処理材の価格、焼却可能性及び衛生的性質並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣の廃物処理に係る問題点を解決することを目的としている。
本発明者は、コーヒー抽出液の濃縮液の可溶性固形成分が、緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌の増殖を抑制するこうかを有することを発見して、本発明に至った。
本発明は、動物が排泄した尿の吸収性及び保水性が良く、排泄物に接して塊状化でき、衛生的に優れ、また焼却でき、廃物を有効に利用できる動物の排泄物処理材を提供することを目的としている。
即ち、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は培煎コーヒー豆の抽出残渣及び荼殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は培煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にある。
そして、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にある。
そして本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、また、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殼又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び荼殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、さらに本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にある。
そして本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、また、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒伏の動物用排泄物処理材にあり、さらに本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は培煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にある。
そして本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殼、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒伏に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、また、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、さらに、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にある。
そして、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パット廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にあり、また本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材にある。
そして本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものを粉砕し、この粉砕物と、焙煎コーヒー豆の抽出残渣の粉砕物若しくは茶殻の粉砕物又はコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物及び茶殻の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、コーヒー抽出液の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法にあり、また、本発明は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものを粉砕し、この粉砕物と、焙煎コーヒー豆の抽出残渣の粉砕物若しくは茶殻の粉砕物又はコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物及び茶殻の粒度の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、コーヒー抽出液の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、コーヒー抽出液の濃縮液若しくはお茶の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液及びお茶の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法にある。
本発明は、コーヒー抽出液の濃縮液の可溶性固形物が、緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌に対して、その増殖を抑制する性質を有することを利用するものであり、コーヒー抽出液の濃縮液を使用することにより、従来、大量に発生し、その処理が問題とされていた紙粉、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻及びヒバ材の木粉といった可燃性廃棄物を、悪臭の発生を抑え、保水機能を有する粒状の動物用排泄物処理材として活用するものであり、しかも、全体が可燃物で構成されているので、廃棄処理が容易である。
本発明においては、粒状の動物用排泄物処理材は、造粒物にコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させることにより、容易に製造でき、しかも、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧により、使用時の粉塵が発生することが少ない粒状の動物用排泄物処理材とできるので、従来の粒状の動物用排泄物処理材に比して、細菌などの繁殖を防止でき、衛生的な動物用排泄物処理材を提供することができる。
本発明において、粒状の動物用排泄物処理材は、造粒された粒状の芯部と該芯部を囲む被覆材料層の被覆部とを備えている。芯部は、吸水及び保水機能を有しており、有機質の廃棄物又は有機質の廃棄物及び吸水性樹脂の混合物又は有機質の廃棄物、プラスチックフィルム、ペットボトル(ポリエチレンテレフタレート樹脂製ビン)等のプラスチック材料製品の廃棄物及び吸水性樹脂の混合物で形成される。被覆部は、吸水機能及び濡れて粘着機能を発揮する性質を有するものであり、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含んで形成されるコーヒー抽出液の乾燥物を含んで紙粉及び吸水性樹脂で形成されている。
本発明において、有機質の廃棄物は、例えば、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、不織布廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材、野菜輸送用ラミネート紙廃材、紙食器廃材、木粉、用紙のパンチ屑、茶殻、コーヒー豆の抽出残渣、紙粉、合成繊維廃材又はこれら廃材の二種以上の混合物を意味する。これらの有機質の廃棄物は、粉砕されて使用される。本発明において、紙食器廃材は、製造時に発生するラミネート紙廃材の他に、食事に供された使用済みの使い捨て紙食器類の廃材をも包含する。
前記有機質の廃棄物の中、例えば、乳パッド廃材、失禁パッド廃材、紙おむつ廃材や生理用ナプキン廃材等の吸収体を含む廃材の有機質の廃棄物は、ポリエチレン、ポリプロピレン、レーヨン及び合成ゴム材をフィルムなどの形態で含有するが、吸水性を有する材料のフラッフパルプや紙粉を含み、また、吸水性樹脂を含んでいるので吸水性を有する芯部の形成材料である。例えば、乳パッド廃材、失禁パッド廃材、紙おむつ廃材や生理用ナプキン廃材の場合は、例えば5mm以下の粒度、好ましくは、3mm以下の粒度に粉砕この場合、回収廃材は、5mm以下の粒度、好ましくは、3mm以下に粉砕することにより、プラスチックフィルムは、フィルム間に水分を保持して保水性を有するので、保水材として使用可能であり、また、回収されずに残留するフラッフパルプ及び吸水性樹脂と共に吸水性材料として使用可能である。もとより、乳パッド廃材、失禁パッド廃材、紙おむつ廃材や生理用ナプキン廃材などは、其の侭5mm以下の粒度、好ましくは、3mm以下に粉砕することにより、吸水性材料として、その侭使用することができる。また、このように粉砕した紙おむつ廃材や生理用ナプキン廃材の粉砕物は、分級機により、高純度のフラッフパルプ及び高吸水性樹脂を含む部分と、主としてプラスチック類を含むフラッフパルプ及び高吸水性樹脂に分級されるが、これらの分級産物を適宜の割合に、配合して芯材として使用することができる。このようなプラスチック類を含む材料は、5mm以下の、好ましくは3mm以下の粒度に粉砕することにより、保水性を有し、燃焼熱を高めることができ、使用後においても可燃性を有する。
例えば、乳パッド廃材、失禁パッド廃材、紙おむつ廃材や生理用ナプキン廃材は、例えば5mm以下の粒度、好ましくは、3mm以下の粒度に粉砕して、粒状排泄物処理材の芯部に、その侭使用することができる。また、このように粉砕した紙おむつ廃材や生理用ナプキン廃材等の吸収体の粉砕物は、分級機により、プラスチック類を含む紙粉及び高吸水性樹脂を含む紙粉に分級でき、これらの分級産物を適宜の割合に配合して、粒状排泄物処理材の芯部の材料として使用することができる。
本発明の動物の排泄物処理材においては、有機質の廃棄物を含む芯部の吸水能及び保水機能を高めるために、粉状の吸水性樹脂を配合することができる。本発明において、吸水性樹脂は、粒状芯部の造粒時の潤滑材として機能するものであり、有機質の廃棄物に加えられる。この場合、吸水性樹脂は、有機質の廃棄物を含む被造粒材料を造粒機で造粒するときの潤滑材として機能できるものであれば足り、形成される粒状芯部の20重量%以下とするのが好ましく、特に10重量%以下であるのが好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃材、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
本発明において、コーヒー抽出液は、焙煎コーヒー豆を温水又は熱水により抽出した焙煎コーヒー豆からの抽出液、焙煎コーヒー豆の抽出残渣から温水又は熱水により抽出したコーヒー抽出液若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣に含有されている残留廃液又はこれらの混合液を意味する。また,本発明において、焙煎コーヒー豆の抽出残渣とは、焙煎コーヒー豆からコーヒー抽出液を抽出したコーヒー豆の出し殻、即ち、コーヒー粕を意味し、各種抽出法により得られるコーヒー粕を意味する。本発明において、コーヒー抽出液の乾燥物は、コーヒー抽出液の濃縮液の乾燥物をも包含するものであり、動物用排泄物処理材100グラムあたりのコーヒー抽出液の乾燥物の量は、0.1グラム以上、特に、0.1乃至10グラム含有されるのが好ましいが、さらに好ましくは0.3グラム以上、特に、0.3乃至3グラム含有されるのが好ましい。また本発明において、コーヒー抽出液の乾燥物とは、焙煎コーヒー抽出液の乾燥物、焙煎コーヒー豆の抽出残渣から抽出された抽出液の乾燥物若しくは焙煎コーヒー豆の抽出残渣に含有される残留廃液の乾燥物又はこれら乾燥物の二種以上の乾燥物の混合物を意味する。
本発明において、動物用排泄物処理材に付着又は保有されるコーヒー抽出液の乾燥物の量、即ち、コーヒー抽出液の可溶性固形分又は溶解性固形物の量を多くすることにより、動物用排泄物処理材に付着する緑膿菌、レジオネラ菌及び連鎖球菌の増殖を長時間に亙って抑制することができる。本発明においては、さらに、焙煎されたコーヒー豆の抽出残渣及び又は茶殻等の出し殻を有機質の廃棄物として使用することにより、細菌の増殖を抑制するさらに安価な動物用排泄物処理材を得ることができる。また、本発明は、動物用排泄物処理材にコーヒー抽出液を使用するために、廃棄される焙煎コーヒー豆の抽出残渣を浸出処理するので、焙煎コーヒー豆の抽出残渣に含有される残留廃液が浸出除去されて、廃棄される焙煎コーヒー豆の抽出残渣から、該抽出残渣に含まれて有害とされるタンニン、サポニンや亜鉛等の成分を抽出除去して、廃棄可能にするものである。
本発明において、コーヒー抽出液を製造する焙煎コーヒー豆は、産地により区別されず、焙煎コーヒー豆全般を意味する。
本発明において、動物用排泄物処理材は、湿式造粒により製造され、コーヒー抽出液の乾燥物を動物用排泄物処理材に含有させるために、コーヒー抽出液の濃縮液が、造粒前の有機質の廃棄物を含む被造粒材料に添加混合される。本発明において、造粒前の有機質の廃棄物を含む被造粒材料には、コーヒー抽出液の濃縮液が添加混合される。これは、造粒時に、被造粒材料は、一定範囲内に水分含有率を調製されて造粒されるが、コーヒー抽出液中の可溶固形成分濃度が低いと、動物用排泄物処理材に目的のコーヒー抽出液の乾燥物量を含有させることができないこととなるために、本発明においては、可溶固形成分濃度が高められたコーヒー抽出液の濃縮液が、有機質の廃棄物を含む被造粒材料に混合された。本発明においては、造粒時に使用されるコーヒー抽出液の濃縮液は、焙煎コーヒー豆から抽出されたコーヒー抽出液について、該コーヒー抽出液の液量を、少なくとも5/6以下、好ましくは4/5以下、さらに好ましくは、3/4以下に蒸発濃縮することにより調製される。
本発明において、コーヒー抽出液の濃縮液に、お茶の濃縮液を混合することができる。本発明において、お茶は、一種以上の茶葉及び/又は茶殻を温水又は熱水により抽出した抽出液及び/又は茶殻浸出残留廃液を意味し、お茶の濃縮液は、前記一種以上のお茶を、該液の液量の少なくとも5/6以下、好ましくは4/5以下、さらに好ましくは、3/4以下に濃縮した濃縮液を意味する。本発明において、コーヒー抽出液の濃縮液含有溶液は、コーヒー抽出液の濃縮液に他の成分を混合した溶液であり、例えば、コーヒー抽出液を常温以上の温度の水により希釈されたもの、コーヒー抽出液の濃縮液に、コーヒー抽出液の濃縮液より少ない含有量でお茶若しくはお茶の濃縮液若しくは茶殻の抽出液若しくは茶殻の抽出液の濃縮液又はそれらの混合物を混合したものを包含する。
お茶の濃縮液は、一種以上の茶葉及び/又は茶殻の抽出液及び/又は茶殻浸出残留廃液を濃縮した濃縮液、又はこれら二以上の濃縮液の混合液を意味する。
本発明において、茶葉は、緑茶、紅茶、烏龍茶(ウーロン茶)又はその他の茶の茶芽即ち茶葉を意味し、茶殻は、パック入り又は缶入り等の緑茶、紅茶及び烏龍茶等のお茶の製造時に排出される抽出残渣、即ち抽出粕を意味する。
本発明において、コーヒー抽出液の濃縮液は、焙煎されたコーヒー豆又は焙煎されたコーヒー豆の抽出残渣を、熱水で煮立てて得られたコーヒー抽出液を加熱蒸発することにより又は減圧蒸発することにより濃縮して製造することができる。焙煎コーヒー豆の抽出残渣の抽出液の濃縮液は、パック入り又は缶入りのコーヒー又はその池のコーヒーの製造時に抽出粕として排出されるコーヒー豆の抽出残渣を、温水又は熱水で浸出し、さらに加熱により濃縮又は減圧により濃縮して製造することができる。しかし、温水で浸出し、さらに煮立てるなど、加熱により濃縮又は減圧蒸発により濃縮して製造することもできる。しかし、熱水で抽出すると、可溶性成分の溶解量が多くなるので好ましい。したがって、コーヒー抽出液の濃縮液は、コーヒー抽出液の濃縮液、コーヒー豆の抽出残渣の抽出液の濃縮液又は該抽出残渣の残留廃液の濃縮液又は前記二以上の濃縮液の混合液を包含する。
本発明において、お茶の濃縮液は、茶葉若しくは茶殻又は茶葉及び茶殻を、熱水で煮立てて得られたお茶を加熱し、さらに煮立てるなど、加熱により又は減圧により濃縮して製造することもできる。しかし、熱水で抽出すると、可溶性成分の溶解量が多くなるので好ましい。お茶の濃縮液は、一種以上の茶葉若しくは茶殻の抽出液の濃縮液又は茶殻残留廃液の濃縮液、又は前記一種以上の茶葉及び茶殻の混合抽出液の濃縮液又は前記二以上の濃縮液の混合液を包含する。茶殻の抽出液の濃縮液は、パック入り又は缶入りの緑茶、紅茶、烏龍茶又はその他のお茶の製造時に抽出粕として排出される茶殻を、温水又は熱水で浸出し、さらに加熱濃縮して製造することができる。パック入り又は缶入りの烏龍茶(ウーロン茶)、緑茶及び紅茶製造時に抽出粕として排出される茶殻は、一般に、茶殻残留廃液を含んで排出されるが、本発明において、お茶の濃縮液は、茶殻残留廃液の濃縮液を包含する。茶殻は、茶殻残留廃液を含んでいてもよく、脱水又は乾燥されていても良い。茶殼についての抽出を終えた茶殻は、脱水後、動物の排泄物処理材として利用することができる。
本発明において、動物用排泄物処理材は、造粒工程において、有機質の廃棄物若しくは有機質の廃棄物及びそれより少ない量の吸水性樹脂の混合物に、コーヒー抽出液の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液含有溶液を、直接、噴霧等により付着又は含浸させて、造粒装置に送りそこで造粒し、次いで、造粒物を乾燥装置に送りそこで乾燥することにより製造される。ここで、乾燥されて動物用排泄物処理材に付着するコーヒー抽出液の濃縮液に含有される溶解性固形分は、コーヒー抽出液又はコーヒー豆の抽出残渣の抽出液に溶存するものであり、加熱又は減圧により濃縮することにより濃縮液中の溶解性固形物濃度は、例えば21重量パーセント程度まで増加させることができる。本発明において、動物用排泄物処理材に、溶解性固形分を多く含浸させるには、噴霧可能の濃度、例えば4.1重量%に希釈されたコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧等により混合することができる。
本発明において、動物用排泄物処理材に付着させるコーヒー抽出液の乾燥物は、溶解性固形物であり、細菌の増殖の抑制効果及び脱臭効果を有する。動物用排泄物処理材に含浸させるこのような溶解性固形物の量は、コーヒー抽出液の濃縮液における溶解性固形物の夫々の濃度及び被造粒材抖に含浸させる量(噴霧量)を、調整して、細菌の増殖に対する抑制効果を発揮させ、また脱臭効果を発揮させることができる。動物用排泄物処理材に噴霧等により塗布されるコーヒー抽出液のコーヒー豆及びコーヒー豆の抽出残渣は、同種又は異種の何れであってもよい。
本発明において、動物用排泄物処理材に含浸される焙煎コーヒー抽出液は、噴霧器のノズルの詰まりを防止するために、焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び濃縮時の析出物質等の固形物は、濾過により分離されるのが好ましい。本発明において、コーヒー抽出液若しくはコーヒー抽出液の濃縮液は、印刷インキ組成物と配合して印刷インキに形成することができ、又はこの印刷インキに適当な着色材を配合して、印刷用カラーインキに形成することができる。印刷用カラーインキの場合には、吸水性の紙部材面に全般に亙って所望の模様及び文字を印刷でき、例えば、装飾模様、並びに商業宣伝用の模様及び文字を吸水性の紙部材に印刷することができる。
本発明において、動物用排泄物処理材に含浸させる、コーヒー豆の抽出残渣お茶の溶解性固形物の量は、動物用排泄物処理材100gあたり、0.1g以上であり、好ましくは2g以上であり、さらに好ましくは、3g以上である。コーヒー抽出液の濃縮液は、その濃度に応じて噴霧器により噴霧される量を調整して、動物用排泄物処理材に含有されるコーヒー抽出液の溶解性固形物の量を調整することができる。動物用排泄物処理材に含浸させるこのようなコーヒー抽出液の溶解性固形物の量は、細菌の増殖の抑制効果が発揮でき、また脱臭効果が発揮できるように、適宜調整することができる。
焙煎コーヒー豆及び焙煎コーヒー豆の抽出残渣中の溶解性固形物は、比較的抽出され易いので、熱水により、比較的短時間で抽出することができる。しかし、抽出時間は、95℃の熱水中で、5乃至60分であり、この間に、95℃以上の熱水中で煮沸、又は煮立てると、例えば10分乃至20分で、溶解性固形物の高い濃度で抽出することができる。例えば、コーヒー抽出液は、焙煎コーヒー豆又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣の1重量部に対し、10重量部の95℃の熱水で抽出を開始し、濾過して抽出残渣を除いた後に、液量が、最初の液量の5/6、好ましくは3/4になるまで煮立てて得ることができる。このように製造されたコーヒー抽出液は、例えば、コーヒー豆の産地や焙煎条件、コーヒー粒の大きさ及び形状並びに抽出条件により変わるが、例えば、屈折計によるBrix25パーセントのコーヒー抽出液の濃縮液は、溶解性固形物含有率が21重量%であり、このような濃いコーヒー抽出液の濃縮液は、かなり粘稠であり、噴霧するのに適していないために、例えば、Brix5パーセント、即ち溶解性固形物含有率が4.1重量%まで希釈しで噴霧に供される。
また、本発明において、動物用排泄物処理材は、粒状であるために、造粒される。このような粒状の動物用排泄物処理材とするために、衛生用品等の廃材は、2乃至4mmの粒度に粉砕される。例えば、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、弁座シート廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材及び動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用吸水体廃材及び野菜輸送用吸水体廃材等は、解繊機等の粉砕機により、5mm以下の粒度又は3mm以下の粒度に粉砕される。
粉砕された有機質の廃棄物粉砕物は、混合装置に送られて、少量の澱粉等の接着剤が混合され、又はさらに少量の吸水性樹脂が混合され、またさらに、プラスチック廃材が混合されて有機質の廃棄物を含有する被造粒材料が形成される。この被造粒材抖に、コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧されて水分含有率が20重量%程度の造粒用材料が形成される。
本発明の粒状の動物用排泄物処理材においては、有機質の廃棄物を含む芯部の吸水能及び保水機能を高めるために、芯部には、粉状の吸水性樹脂を配合することができる。本発明において、吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃材、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、粒状芯部の造粒時の潤滑材として機能するものであり、有機質の廃棄物に加えられる。この場合、吸水性樹脂は、有機質の廃棄物を含む被造粒材料を造粒機で造粒するときの潤滑材として機能できるものであれば足り、形成される粒状芯部の20重量%以下とするのが好ましく、特に10重量%以下であるのが好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃材、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
本発明において、吸水性樹脂は、吸水倍率が200g/g未満と吸水性能の乏しい、高吸水性樹脂として不良品の樹脂を使用することができる。このような吸水性能の低いポリアクリル酸樹脂の不良品は、粒度が50μm以下と微細であるか、又はブロック状のものである。このような不良品の吸水性樹脂は、例えば、おむつ廃材から分級して得ることができるが、また、ポリアクリル酸樹脂の規格外の製品として入手することができる。
本発明において配合される高吸水性樹脂は、自重の数十倍から二百倍程度の水を吸収しても、形を保持できる樹脂であり、例えば、ビニルエステルとエチレン系不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合体鹸化物、澱粉とアクリル酸のグラフト重合体、ポリアクリル酸の架橋物、ビニルアルコールとアクリル酸の共重合体、ポリアクリロニトリルの部分加水分解物、カルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリエチレングリコールの架橋物、キトサンの塩又はプルランのゲルなどがあり、これらは、単独で又はこれら2種以上を混合して配合物質として使用される。
また、本発明において、被覆材料層に使用される繊維質の廃棄物は、比較的高い吸水性を有するものであり、例えば、繊維質の廃棄物としては、機械パルプ、化学パルプ、セミケミカルパルプ、綿状パルプ等の木材パルプの粉砕物、古紙パルプの粉砕物、木粉、紙粉、チタン紙及びパンチ屑などの屑紙の粉砕物がある。しかし、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材の、並びに失禁パッド廃材などの衛生用品廃材の分級産物のフラツフパルプ部分などがある。特に、紙おむつ廃材の粉砕物、生理用ナプキン廃材の粉砕物、乳パッド廃材の粉砕物、並びに失禁パッド廃材の粉砕物は、その侭、前記粒状排泄物処理材の芯部に使用できるが、吸水性樹脂又は吸水性繊維を配合して使用することができる。
また、本発明の粒状の動物用排泄物処理材において、被覆材料層に使用される繊維質の廃棄物としては、例えば紙粉がある。紙粉は、粉状の紙又は吸水性樹脂を含む粉状の紙である。例えば、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉、及び集塵ロスの紙粉、並びに紙おむつ、生理用ナプキン、ショルダーパッド、バストパッド、ヒップパッド、失禁パッド、乳パッド又は汗パッド等のパッド類及び衛生材料製造時に発生する高吸水性樹脂を含む紙粉がある。
本発明において、尿に触れて動物用排泄物処理材粒子相互を接着させて、容易に塊を形成して、尿に触れた部分を容易に取り出し易くさせるようにしたり、使用時の排泄物処理材の粉化を避けるために、被覆材料層に、接着機能を有する物質を配合するのが好ましい。このような接着機能を有する物質には、水溶性又は水分散性の配合物質として、紙粉、製紙用パルプ、製紙スラッジ、パルプスラッジ、ポリビニルアルコール(PVA)、小麦粉、澱吩、コーンスターチ、カルボキシメチルセルロース(CMC)、プルラン又はゼラチンなどがあり、これらは、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を混合して混合物の形で使用される。また、アルコール溶解性の配合物質としては、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)又はポリビニルピロリドン或(PVP)などがあり、この場合も同様に、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を混合して混合物の形で使用される。
本発明において、芯部は、造粒装置により造粒される。造粒装置としては、従来周知の、押出し造粒装置を使用することができる。しかし、この他に、パン型、ドラム型及び流動層型の各種造粒装置を使用することができる。これらの造粒装置において、成形された造粒物の表面への白色粉末の付着は、造粒物が形成されたところで、造粒物表面に、例えば白色粉末を直接付着させたり、又は白色粉末を溶液又は懸濁液に変えて、噴霧等により付着させることができる。
前記芯部の外側には、造粒後、更に繊維質の廃棄物、吸水性樹脂、及び接着能を有する物質を含有して被覆材料層が形成される。本発明においては、さらに、コーヒー抽出液の濃縮液、又はコーヒー抽出液の濃縮液若しくはお茶の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液及びお茶の濃縮液を、被覆材料層に含浸せ、その後乾燥することにより容易に剥落しないようにするのが好ましい。
本発明において、廃棄物の焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻は、インスタントコーヒー、缶コーヒー、インスタントのお茶、缶入りのお茶などの飲料の製造過程で生じ、何れも吸着性に富むので、造粒部に消臭機能を持たせることができる。また、廃棄物の紙粉は、おむつ廃材から得られ、高吸水性樹脂を含有する。したがって、おむつの廃材の紙粉を使用するときは、高吸水性樹脂の使用量を少なくすることができる。
本発明において、粒状の動物用排泄物処理材は、有機質の廃棄物及び0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されているので、コーヒー抽出液の乾燥固形物又はコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物の作用により、汗等により湿っても、吸水性に優れ、且つ細菌の増殖が抑えられ、長時間に亙って、衛生的な状態を保つことができる。
本発明の粒状の動物用排泄物処理材は、このように、缶入り又はパック入りのコーヒー飲料製造産業において多量に発生するコーヒー豆の抽出残渣及びコーヒー豆の抽出残渣の残留廃液を吸収体の原料として活用して、吸収体の衛生状態を、汗等により湿っても、細菌の増殖を抑えて、長時間に亙って良好な状態に保つことができる。
また、本発明においては、有機質の廃棄物を粉砕し、この粉砕物を、コーヒー抽出液の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒状物に、コーヒー抽出液の濃縮液若しくはお茶の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液及びお茶の濃縮液を含浸させ、これを乾燥するので、コーヒー抽出液の濃縮液を含浸された粒状の動物用排泄物処理材しても,使用時の衛生状態が顕著に良好な孔のない動物用排泄物処理材を高い歩留まりで製造することができる。
以下、本発明の実施の態様の例を説明するが、本発明は、以下の説明及び例示によって何等制限されるものではない。
図1は、本発明の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の平面図であり、図2は、本発明の他の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の流れ工程図である。図1及び図2において対応する箇所には同一の符号が付されている。
図1において、ラミネート紙屑供給用の計量ホッパー1は、ベルトコンベヤ2の搬送路上に位置して、ベルトコンベヤ2に、ラミネート紙屑を供給可能に設けられている。
また、主としてプラスチック廃材を含む紙おむつ分級残渣供給用の計量ホッパー3は、ベルトコンベヤ4の搬送路上に位置して、ベルトコンベヤ4に紙おむつ分級残渣を供給可能に設けられている。本例において、ラミネート紙屑供給用のベルトコンベヤ2の搬出口5及び紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4の搬送出口6は、夫々、第一混合用ベルトコンベヤ装置7の導入口に位置して設けられている。ベルトコンベヤ2及びベルトコンベヤ4で第一混合用ベルトコンベヤ装置7に供給されたラミネート紙屑及び紙おむつ分級残渣は、第一混合用ベルトコンベヤ装置7の排出口8から混合用ホッパー9に収容される。
混合用ホッパー9に収容されたラミネート紙屑及び紙おむつ分級残渣は、混合用ホッパー9の供給口10から第二混合用ベルトコンベヤ装置11に供給され、第二混合用ベルトコンベヤ装置11から造粒装置12の混合装置13に供給される。混合装置13には、コーヒー抽出液の濃縮液供給管14が接続しており、混合装置13において、ラミネート紙屑と紙おむつ分級残渣の混合物に、コーヒー抽出液の濃縮液供給管12からコーヒー抽出液の濃縮液が供給される。コーヒー抽出液の濃縮液が供給されたラミネート紙屑と紙おむつ分級残渣の混合物は、押出し造粒装置12に導入されて、ダイス15から、径が4mm長さが10mmの柱状の造粒物として押し出される。造粒装置12のダイス15の下方には、押し出された造粒物を、円形篩16に送るための造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置17が設けられている。本例において、円形篩16の目の開きは、粒子径の4mmより小さく、約3.5mmである。篩上粒子は、篩上出口18から出て、該篩上出口18に接続する篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ装置19に供給される。
篩上粒子搬送用ベルトコンベヤ装置19は、振動型整粒機20に接続している。振動型整粒機20は、互いに付着する造粒物を、振動させることにより,付着し合った粒を一粒の粒子に解すものであり、使用時の粉化を極力少なくするために設けられている。篩上粒子は、搬送用ベルトコンベヤ装置19により、振動型整粒機20に供給され、個々の粒子に解される。
一方、円形篩16の篩下粒子は、篩下出口21に設けられている篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置22により、造粒装置12への第二混合用ベルトコンベヤ装置11に戻される。
振動型整粒機20に送られた造粒物は、粒状で芯部となるものであり、振動型整粒機20の振動により一粒宛解されて送り出される。本例においては、振動型整粒機20の出口側には、目の開きが4mm以下の篩23が設けられ、篩23の篩下出口の下方には、混合物搬送用のベルトコンベヤ装置11に接続する篩下搬送用ベルトコンベヤ装置24が設けられており、篩23の篩下粒子は、篩下搬送用ベルトコンベヤ装置24により、造粒装置12に接続する第二混合用ベルトコンベヤ装置11に戻される。
振動型整粒機20において、4mm以上の粒度の粒子は、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物により被覆するために、篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26から搬出される。該篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26の出口は第一の造粒物被覆装置27の供給装置28に接続しており、供給装置28には、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給ホッパー29に接続しており、該混合物は、供給路30により、振動篩を有する被覆装置27に供給される。
振動型整粒機20において解された4mm以上の粒度の粒子は、篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26から搬出され、該篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26に接続する第一の造粒物被覆装置27の供篩装置28に供給される。芯部となる粒子は、供給装置28から第一の造粒物被覆装置27に搬送されて、供給路30により、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物が散布されて、該混合物により表面が被覆される。
本例において使用される第一、第二及び第三の造粒物被覆装置27、31及び32は、共に振動型被覆装置であり、本例においては、これら三基の造粒物被覆装置27、31及び32は直列に接続して設けられている。即ち、第一の造粒物被覆装置27の排出路33は第二の造粒物被覆装置31に接続し、第二の造粒物被覆装置31の排出路34は第三の造粒物被覆装置32に接続している。第一、第二及び第三の造粒物被覆装置27、31及び32において、振動型整粒機20において解された4mm以上の粒度の粒子は、0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物が散布されて、芯部り上に被覆層部が形成される。
本例において、第三の造粒物被覆装置32には、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧装置35が設けられており、被覆層部が形成された被覆粒子の被覆層部に、噴霧装置35からは、コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧され、コーヒー抽出液の濃縮液が含浸される。
第三の造粒物被覆装置32において、被覆層部にコーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された被覆粒子は、第三の造粒物被覆装置32の排出路36から、その下方に設けられている被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ37によつて、該被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ37が接続する乾燥機38に送られる。
被覆された造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入され、乾燥されて、乾燥物出口39に設けられている乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、製品タンク41に送られる。乾燥造粒物の製品は、製品タンク41の下方の出口下方に設けられた製品搬出用のベルトコンベヤ42により袋詰め領域43に取り出され、袋詰めされて出荷される。
本例の装置は以上のように構成されているので、所定量のラミネート紙屑粉を計量ホッパー1に入れ、また所定量の紙おむつ分級残渣を計量ホッパー3に入れる。
そこで、ラミネート紙屑粉供給用のベルトコンベヤ2、紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4を作動させて、混合用ホッパー9に、夫々、所定量のラミネート紙屑粉及び紙おむつ分級残渣を供給する。これら所定量のラミネート紙屑粉及び紙おむつ分級残渣の混合用ホッパー9で混合された混合物は、混合物搬送用のベルトコンベヤ11に供給され、予備混合装置11に送られる。予備混合装置13には、ラミネート紙屑粉と紙おむつ分級残渣の他にコーヒー抽出液の濃縮液が供給管14から供給されており、予備混合装置13でラミネート紙屑粉、紙おむつ分級残渣及びコーヒー抽出液の濃縮液が一様に混合される。この混合物は、水分含有率が約30乃至45重量%であり、本例においては、約40重量%に調整されて造粒装置12に供給される。
本例において、造粒装置12は、押出し型造粒機であり、スクリュウの回転により押されて、ダイス15の穴に相当する断面を有し、チョッパーにより切断されて所定の長さの粒子、例えば、平均径が約4mm、平均長さが10mmの造粒物粒子が得られる。
造粒装置12のダイス15から押し出される造粒物粒子は、造粒物搬送用のベルトコンベヤ17により、円形篩16に送られて、篩分けされ、篩下の4mm以下の粒度の造粒物は、篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ21によつて、混合物搬送用のベルトコンベヤ11に戻される。4mm以上の粒度の篩上粒子は、篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ19によって、振動型整粒機20に送られ、一粒づつに解される。一粒づつに解されて、4mm以上の粒子は、篩23の篩上搬送用のベルトコンベヤ26によって、第一の造粒物被覆装置27に送られ、そこで被覆材料が造粒物に対し所定の比率で被覆される。被覆材料は、被覆材料調整装置29で、紙粉及び吸水性樹脂が所定の配合比に調製され、供給コンベヤ装置30により第一の造粒物被覆装置27に送られる。
他方、振動型整粒機20で解されて4mm未満の粒子は、篩23の篩下出口から篩下搬送用ベルトコンベヤ24を介して混合物搬送用のベルトコンベヤ11に戻され、再度造粒処理される。
第一の造粒物被覆装置27で被覆材料が被覆された造粒物粒子は、被覆材料と共に、第一の造粒物被覆装置27の排出路33から、第二の造粒物被覆装置31に送られ、さらに被覆される。第二の造粒物被覆装置31でさらに被覆処理された造粒物粒子は、第二の造粒物被覆装置27の排出路34から、第三の造粒物被覆装置32に送られて、被覆材料により被覆される。
第三の造粒物被覆装置32で被覆された造粒物粒子は、第三の造粒物被覆装置32の排出路36から乾燥機38に送られて乾燥される。乾燥磯の温度は100℃以上の温度に保たれる。乾燥された造粒物は、乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、製品タンク41に送られ、出荷用の製品とされる。
図2に示す実施例は、加圧梱包された紙おむつ廃材を原料として使用して粒状の動物用排泄物処理材を製造する事例である。
図2の実施例において、加圧梱包された紙おむつ廃材把の計量ホッパー44は、紙おむつ廃材把を解す解砕装置45に接続するベルトコンベヤ46の搬送路上に位置して設けられており、解砕装置45に、紙おむつ廃材把を供給可能に設けられている。
また、解砕装置45の解砕物排出口47には、解砕された紙おむつ廃材解砕物を空気流により粉砕装置49に搬送するために、本例においては、空送用配管48が接続して設けられている。空送用配管48は,粉砕装置49に接続しており、解砕された紙おむつ廃材は空送用配管48により粉砕装置49に送られて、例えば、猫砂の場合には、5mm以下の粒度、4mm以下の粒度又は3mm以下の粒度に粉砕される。粉砕装置49の粉砕物出口には、造粒装置12に接続する空送用配管50が接続されており、粉砕装置49で粉砕された紙おむつ廃材粉砕物は、造粒装置12の予備混合装置13に空送用配管50により送られる。
本例において、予備混合装置13には、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧装置14が設けられている。本例において、噴霧されるコーヒー抽出液の濃縮液の可溶性固形分濃度は、5重量%であった。予備混合装置13において、粉砕装置49で粉砕された紙おむつ廃材粉砕物には、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧装置14から、5重量%濃度のコーヒー抽出液の濃縮液が、紙おむつ廃材粉の水分含有率が13乃至17重量%ととなるように噴霧される。コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された紙おむつ廃材粉砕物は、造粒装置12に接続するスクリューコンベヤ51により予備混合装置13から造粒装置12に送られる。本例において、造粒装置は、ディスクペレッタ型造粒装置が使用された。紙おむつ廃材粉砕物は、ディスクペレッタ型造粒装置12で直径4mm、長さ10mmの円柱状粒子が形成される。本例において、紙おむつ廃材粉砕物は、造粒装置12に接続するスクリューコンベヤ51により、予備混合装置13からディスクペレッタ型造粒装置12に送られる。本例において、スクリューコンベヤ51には、高吸水性樹脂が、高吸水性樹脂供給用の計量装置52から供給管53を介して供給されるように、高吸水性樹脂供給用の計量供給装置52に接続する供給管53が接続している。
造粒装置12には、造粒装置12から押し出された造粒物が円形振動篩16に送ることができるように、造粒物搬送路17が設けられている。本例において、円形振動篩16の目の開きは4mm以下であり、篩の振動により、互いに付着する造粒物粒子が解される。円形振動篩16上には、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧装置54が設けられている。円形振動篩16の篩上粒子は、円形振動篩16上を振動下に移動する間に,濃度5%のコーヒー抽出液の濃縮液が粒子面上に噴霧される。篩上でコーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された造粒物粒子は、篩上出口に接続する篩上粒子搬送路19に排出される。
篩上粒子路19は、造粒物被覆用振動篩27に接続しており、円形振動篩16の篩上粒子は、造粒物被覆用振動篩27上に供給される。該振動篩27は、被覆用であり、本例においては、紙粉60重量%及び高吸水性樹脂40重量%の混合物の被覆用材料が、被覆材料定量供給槽29の供給コンベヤ装置30から、振動篩27の篩上で振動する造粒物に散布されて、造粒物に付着し造粒物を被覆する。
本例において使用される第二、第二、第三及び第四の造粒物被覆装置27、311及び312は、共に振動篩型被覆装置であり、本例においては、これら三基の造粒物被覆装置27、311、312及び32が直列に接続して設けられている。第一の造粒物被覆装置27の振動篩排出路33は第二造粒物被覆装置311に上に延びており、第一の造粒物被覆装置27における被覆された造粒物粒子及び被覆材料が搬送されて、振動篩上で振動する粒子に撒布される。第二の造粒物被覆装置311の排出路341は、第三の造粒物被覆装置312の上に延びており、それにより、第二の造粒物被覆装置311における被覆された造粒物粒子及び被覆材料が搬送されて、第三の造粒物被覆装置312の振動篩上で振動する粒子に撒布される。第三の造粒物被覆装置312の排出路342は、第四の造粒物被覆装置32の上に延びており、それにより、第三の造粒物被覆装置312における被覆された造粒物粒子及び被覆材料が搬送されて、第四の造粒物被覆装置32の振動篩上で振動する粒子に撒布される。本例において、第四の造粒物被覆装置32には、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧装置35が設けられており、被覆された造粒物粒子にコーヒー抽出液の濃縮液が噴霧される。コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧量は、被覆造粒物粒子100g当たり概略5gであった。第四の造粒物被覆装置32の排出路36は、乾燥機38への搬入コンベヤ装置37に接続しており、第四の造粒物被覆装置32において、コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された被覆造粒物粒子は、搬入コンベヤ装置37により乾燥機38に導入されて乾燥される。
コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された被覆造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入され、乾燥されて、乾燥物出口39に設けられている乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、円形振動篩55に送られ、乾燥時に発生する被覆層部の剥離により形成された微粉が分離される。円形振動篩から排出された篩上粒子は製品搬出用のベルトコンベヤ42により搬出される。
本例の装置は以上のように構成されているので、所定量の加圧梱包された紙おむつ廃材把を、紙おむつ廃材把の供給用の計量ホッパー44に入れる。
そこで、紙おむつ廃材把供給用のベルトコンベヤ46を作動させて、解砕機45に加圧梱包された紙おむつ廃材把を供給して、紙おむつ廃材把を解砕する。解砕された紙おむつ廃材は,空送用配管48により、粉砕装置49に送られて粉砕される。本例は、4mm径の猫砂の例であるが、粉砕粒度は、5mm以下の粒度、4mm以下の粒度又は3mm以下の粒度に粉砕される。粉砕粒度は細かい方が、表面が滑らかとなり、転動し易くなって、均一な被覆が容易となり、使用する被覆材料の量が少なくて済む。粉砕装置49で粉砕された紙おむつ廃材粉砕物は、造粒装置12の予備混合装置13に空送用配管50により送られ、濃度が5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液が混合されて、水分含有率で13乃至17重量%の被造粒材料が形成される。
本例において、予備混合装置13で形成された被造粒材料は、スクリューコンベヤ51により、造粒装置12に送られる。本例において、スクリューコンベヤ51により、造粒装置12に送る過程で、吸水性樹脂供給用の計量供給装置52から、紙おむつ廃材粉砕物中の吸水性樹脂含有量が3乃至5重量%となるように、吸水性樹脂が添加混合される。本例において、紙おむつ廃材粉砕物は、ディスクペレッタ型造粒装置12で平均直径4mm、平均長さ10mmの円柱状粒子が形成される。53を介して供給されるように、高吸水性樹脂供給用の計量供給装置52に接続する供給管53が接続している。
造粒装置12から押し出された造粒物は、円形振動篩16に送られ、円形振動篩16の振動により、互いに付着する造粒物粒子が解される。円形振動篩16においては、続く被覆工程において被覆材料の良好な付着が得られるように、噴霧装置54から濃度5%のコーヒー抽出液の濃縮液が粒子面上に噴霧される。噴霧されるコーヒー抽出液の濃縮液の量は、被覆される造粒物粒子100gに対して5gとなるように噴霧される。
コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された造粒物は、造粒物被覆用振動篩27に送られ、紙粉60重量%及び高吸水性樹脂40重量%の混合物の被覆用材料が、該造粒物に散布されて、造粒物に被覆材料層が形成される。
被覆材料層が形成された造粒物は、第一、第二、第三及び第四の造粒物被覆装置27、311及び312を経て、被造粒材料で被覆されて、所定の被覆材料層が形成される。被覆材料層が形成された造粒物粒子は、第四の造粒物被覆装置32に送られて、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液が噴霧装置35からコーヒー抽出液の濃縮液が噴霧される。本例において、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧量は、被覆造粒物粒子100g当たり概略5gであった。、コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された被覆造粒物粒子は、搬入コンベヤ装置37により乾燥機38に導入されて乾燥される。
コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された被覆造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入されて乾燥されるが、乾燥時に発生する被覆層部の剥離により形成された微粉の量が少なく、製品歩留まりが向上した。
例1コーヒー抽出液の濃縮液の調製
市販のコロンビア産のBrix濃度25%のコーヒー抽出液の濃縮液(可溶性固形物濃度21.2重量%)を5倍希釈して、コーヒー抽出液の濃縮液として使用した。
例2
湿式不織布屑50重量部、レーヨン紙屑20重量部及び紙おむつ屑25重量部を混合し、ドラム式解砕機(株式会社ホウライ製)にで解砕し、この解砕物を粉砕機で3mm以下の粒度に粉砕した。この粉砕物にアルファ澱粉5重量部を加え、混合しながら、5重量%の濃度のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧しながら混合し、水分含有率が13乃至17重量%の造粒用混合物を得た。
この造粒用混合物を、ダイス口径4mmのディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)により押し出し造粒した。造粒物は、上段網目サイズ8mm、下段網目サイズ3.5mmの振動篩(株式会社ダルトン製)で篩い分けして、平均して、径4mm、長さ5乃至10mmの粒状の動物用排泄物処理材用の粒子を得た。この粒状の動物用排泄物処理材は、緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌に対して増殖防止効果があった。
また、得られた粒状の動物用排泄物処理材を、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)に、7cmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様トイレとして使用し、使用の上で何ら支障がなかった。本例の粒状の動物用排泄物処理材は、排泄物の周囲に容易に付着して排泄された部分の取出しが容易であった。しかも、本例の粒状の動物用排泄物処理材は細菌の繁殖を抑制して、屋内にアンモニア臭等の不快な臭いを発生するのを避けることができた
例3
ラミネート紙屑50重量部及び高吸水性樹脂及びフラツフパルプを分級により除いた紙おむつ分級残渣50重量部を混合し、ドラム式解砕機(株式会社ホウライ製)にで解砕し、この解砕物を粉砕機で3mm以下の粒度に粉砕した。この粉砕物を攪拌しながら、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧しながら混合し、水分含有率が13乃至17重量%の造粒用混合物を得た。
この造粒用混合物を、ダイス口径4mmのディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)により押し出し造粒した。造粒物は、上段網目サイズ8mm、下段網目サイズ3.5mmの振動篩(株式会社ダルトン製)で篩い分けして、平均して、径4mm、長さ5乃至10mmの造粒物粒子を得た。この造粒物粒子を円形振動篩に供給して、造粒物粒子表面に、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧した。コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された造粒物粒子に、被覆材料を撒布して被着させた。この被覆材料を被着させ造粒物粒子に、造粒物粒子表面に、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧した。コーヒー抽出液の濃縮液を噴霧した造粒物粒子を熱風乾燥機で乾燥した。
本例において、被覆材料は、紙おむつ製造時のフラッフパルプ屑を、粉砕機(株式会社ホウライ製)で0.35mm以下の粒度に粉砕した紙粉60重量部に、高吸水性樹脂(ハイモ株式会社製HS1100)40重量部を混合して製造した。被覆材料の量は、粒状の動物用排泄物処理材の17重量%であった。
この粒状の動物用排泄物処理材は、緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌に対して増殖防止効果があった。
また、得られた粒状の動物用排泄物処理材を、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)に、3cmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様トイレとして使用し、使用の上で何ら支障がなかった。本例の粒状の動物用排泄物処理材は、排泄物の周囲に容易に付着して排泄された部分の取出しが容易であった。しかも、本例の粒状の動物用排泄物処理材は細菌の繁殖を抑制して、屋内に不快な発生するのを避けることができた
例4
ペットボトル破砕屑45重量部及びラミネート紙屑50重量部を混合し、ドラム式解砕機(株式会社ホウライ製)で解砕し、この解砕物を粉砕機で3mm以下の粒度に粉砕した。この粉砕物に高吸水性樹脂5重量部を加え、混合しながら、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧しながら混合し、水分含有率が13乃至17重量%の造粒用混合物を得た。
この造粒用混合物を、ダイス口径4mmのディスクペレッター(不二パウダル株式会社製)により押し出し造粒した。造粒物は、上段網目サイズ8mm、下段網目サイズ3.5mmの振動篩(株式会社ダルトン製)で篩い分けして、平均して、径4mm、長さ5乃至10mmの造粒物粒子を得た。この造粒物粒子を円形振動篩に供給して、造粒物粒子表面に、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧した。コーヒー抽出液の濃縮液が噴霧された造粒物粒子に、被覆材料を撒布して被着させた。この被覆材料を被着させた造粒物粒子に、造粒物粒子表面に、濃度5重量%のコーヒー抽出液の濃縮液を噴霧した。コーヒー抽出液の濃縮液を噴霧した造粒物粒子を熱風乾燥機で乾燥した。
本例において、被覆材料は、紙おむつ製造時のフラッフパルプ屑を、粉砕機(株式会社ホウライ製)で0.35mm以下の粒度に粉砕した紙粉60重量部に、高吸水性樹脂(ハイモ株式会社製HS1100)40重量部を混合して製造した。被覆材料の量は、粒状の動物用排泄物処理材の17重量%であった。
この粒状の動物用排泄物処理材は、緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌に対して増殖防止効果があった。
また、得られた粒状の動物用排泄物処理材を、市販の猫用便器(長さ430mm、幅310mm及び高さ135mm)に、3cmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様トイレとして使用し、使用の上で何ら支障がなかった。本例の粒状の動物用排泄物処理材は、排泄物の周囲に容易に付着して排泄された部分の取出しが容易であった。しかも、本例の粒状の動物用排泄物処理材は細菌の繁殖を抑制して、屋内に不快な発生するのを避けることができた。
本発明は、コーヒー抽出液の濃縮液の可溶性固形物が、緑膿菌、連鎖球菌及びレジオネラ菌に対して、その増殖を抑制する性質を有することを利用するものであり、コーヒー抽出液の濃縮液を使用することにより、従来、大量に発生し、その処理が問題とされていた紙粉、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、茶殻及びヒバ材の木粉といった可燃性廃棄物を、悪臭の発生を抑え、保水機能を有する粒状の動物用排泄物処理材として活用するものであり、しかも、全体が可燃物で構成されているので、廃棄処理が容易である。
本発明においては、粒状の動物用排泄物処理材は、造粒物にコーヒー抽出液の濃縮液を含浸させることにより、容易に製造でき、しかも、コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧により、使用時の粉塵が発生することが少ない粒状の動物用排泄物処理材とできるので、従来の粒状の動物用排泄物処理材に比して、細菌などの繁殖を防止でき、衛生的な動物用排泄物処理材を提供することができる。
本発明の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の平面図である。 本発明の他の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の流れ工程図である。
符号の説明
1 ラミネート紙屑供給用の計量ホッパー
2 ベルトコンベヤ
3 紙おむつ分級残渣供給用の計量ホッパー
4 ベルトコンベヤ
5 ラミネート紙屑供給用のベルトコンベヤ2の搬出口
6 紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4の搬送出口
7 第一混合用ベルトコンベヤ装置
8 第一混合用ベルトコンベヤ装置7の排出口
9 混合用ホッパー
10 混合用ホッパー9の供給口
11 第二混合用ベルトコンベヤ装置
12 造粒装置
13 造粒装置12の混合装置
14 コーヒー抽出液の濃縮液供給管
15 造粒装置12のダイス
16 円形篩
17 造粒物搬送用のベルトコンベヤ装置
18 篩上出口
19 篩上搬送用のベルトコンベヤ装置
20 振動型整粒機
21 篩下出口
22 篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置
23 目の開きが4mm以下の篩
24 篩下搬送用ベルトコンベヤ装置
25 篩上出口
26 篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置
27 第一の造粒物被覆装置
28 第一の造粒物被覆装置27の供給装置
29 0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給ホッパー
30 供給路
31 第二の造粒物被覆装置
32 第三の造粒物被覆装置
33 第一の造粒物被覆装置27の排出路
34 第二の造粒物被覆装置31の排出路
35 コーヒー排出液の濃縮液の噴霧装置
36 第三の造粒物被覆装置32の排出路
37 該被服造粒物搬送用のベルトコンベヤ
38 該被服造粒物搬送用のベルトコンベヤ37が接続する乾燥機
39 乾燥物出口
40 乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ
41 製品タンク
42 製品版出用のベルトコンベヤ
43 袋詰め領域
44 加圧梱包された紙おむつ廃材把の計量ホッパー
45 紙おむつ廃材把を解す解砕装置
46 紙おむつ廃材把を解す解砕装置に接続するベルトコンベヤ
47 解砕装置45の解砕物排出口
48 空送用配管
49 粉砕装置
50 造粒装置12に接続する空送用配管
51 造粒装置12に接続するスクリューコンベヤ
52 高級水性樹脂供給用の計量装置
53 供給管
54 コーヒー抽出液の濃縮液の噴霧装置
55 円形振動篩
311 第二の造粒物被覆装置
312 第三の造粒物被覆装置
341 第二の造粒物被覆装置311の排出路
342 第三の造粒物被覆装置

Claims (20)

  1. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒伏に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  2. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  3. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の油出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殼、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  4. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  5. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殼又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  6. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキ廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒犬に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  7. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殼、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  8. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂及びコーヒー抽出液の乾燥固形物0.1重量%以上含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒伏の動物用排泄物処理材。
  9. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  10. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物を含有して粒伏に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  11. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  12. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むもの、並びに焙煎コーヒー豆の抽出残渣若しくは茶殻又は焙煎コーヒー豆の抽出残渣及び茶殻、並びに吸水性樹脂、並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の混合乾燥固形物を含有して粒状に形成されている芯部と、繊維質の廃棄物、吸水性樹脂並びに合計量で0.1重量%以上のコーヒー抽出液の乾燥固形物及びお茶の乾燥固形物を含有して前記芯部を被覆する被覆層部とを有して粒状に形成されていることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
  13. 芯部において、吸水性樹脂は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を合むものの量よりも少ない量で含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
  14. 被覆部において、吸水性樹脂は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものの量よりも少ない量で含有されていることを特徴とする請求項2乃至6に記載の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
  15. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものを粉砕し、この粉砕物と、焙煎コーヒー豆の抽出残渣の粉砕物若しくは茶殻の粉砕物又はコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物及び茶殻の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、コーヒー抽出液の濃縮液の存在下に粒状に成形し、これを乾燥することを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
  16. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものを粉砕し、この粉砕物と、焙煎コーヒー豆の抽出残渣の粉砕物若しくは茶殻の粉砕物又はコーヒー豆の抽出残渣の粉砕物及び茶殻の粒度の粉砕物と、吸水性樹脂とを混合し、この混合物を、コーヒー抽出液の濃縮液の存在下に粒状に成形し、成形された粒伏物の面上に、繊維質の廃棄物及び吸水性樹脂を含む被覆材料を付着させて被覆材料層を形成し、前記被覆材料層上に、コーヒー抽出液の濃縮液若しくはお茶の濃縮液又はコーヒー抽出液の濃縮液及びお茶の濃縮液を含浸させ、これを乾燥することを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
  17. トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものの粉砕物の粒度が5mm以下の粒度であることを特徴とする請求項15又は16に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
  18. 繊維質の廃棄物の粉砕物の粒度が0.5mm以下の粒度であることを特徴とする請求項,16に記載の粒伏の動物用排泄物処理材の製造方法。
  19. 吸水性樹脂は、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものに、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材又は便座シート廃材等の動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材若しくは野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞屑、雑誌屑、木材屑、鉋屑若しくは不織布屑又はこれら二以上の廃材を含むものの量よりも少ない量で混合されて粒状に形成されることを特徴とする請求項15又は16に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
  20. 吸水性樹脂は、繊維質の廃棄物の量よりも少ない量で混合されて被覆材料層形成することを特徴とする請求項16に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
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