JP3921053B2 - オーダーターミナル及びオーダリングシステム - Google Patents

オーダーターミナル及びオーダリングシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファミリーレストラン等の飲食店で使用されるオーダーターミナル、及びこのオーダーターミナルを含むオーダリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファミリーレストラン等の飲食店においては、紙やプラスチック製の印刷物であって各種メニューが複数ページに渡って一覧表示されたメニューファイルが用いられている。このメニューファイルは例えば店員から客へと手渡され、客は手渡されたメニューファイルを見ながら注文を口頭で告げるようにしている。また、店員は、客が口頭で告げた注文に係るメニューや数量をオーダーターミナルに手入力して調理場等に送信するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては、日々の食事の管理による健康志向への関心が高まっている。特に、ダイエット中の人にとっては食事量の加減等によるカロリー摂取量の調整が必須であることから、このような日々の食事の管理は非常に重要なものとなっている。
【0004】
しかしながら、ファミリーレストラン等の飲食店においては、メニューファイルに各メニューの総カロリーが併記されているのみであり、提供される調理品は画一的なものとなっている。したがって、客がカロリー摂取量を調整しようとする場合には、提供される調理品を食べ残すしかなかった。
【0005】
本発明の目的は、注文するメニューについてのカロリー摂取量を容易に調整することができるオーダーターミナル及びオーダリングシステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のオーダーターミナルは、注文に係る情報の入力を許容し、その入力された注文情報を送信制御手段に対して送信するオーダーターミナルにおいて、所定事項を表示する表示装置と、少なくともメニューに係る画像データとカロリーデータと価格データとを含むメニューデータを多数記憶するメニューデータ記憶部と、このメニューデータ記憶部に記憶された前記メニューデータを前記表示装置に表示するメニューデータ表示手段と、このメニューデータ表示手段により前記表示装置に表示された前記メニューデータのうち、前記カロリーデータの数値について設定を前記メニューの食材別に実行可能であるカロリー値設定手段と、を備える。
【0007】
したがって、表示装置に表示されたメニューデータのうち、カロリーデータの数値が表示装置に表示された状態でメニューの食材別に設定自在とされることにより、注文するメニューについてのカロリー摂取量を容易に調整することが可能であり、また、客の要望に細かく対応することが可能になる。
【0010】
請求項記載の発明は、請求項1記載のオーダーターミナルにおいて、前記メニューデータ表示手段は、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値に応じて前記画像データの大きさを拡大又は縮小して前記表示装置に表示する。
【0011】
したがって、カロリーデータの数値が画像データに反映されることにより、カロリー摂取量を直感的に認識することが可能になる。
【0012】
請求項記載の発明は、請求項1または2記載のオーダーターミナルにおいて、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値に応じて前記価格データを変更する価格変更手段を備える。
【0013】
したがって、カロリーデータの数値が価格データに反映されることにより、客にとって利用しやすい仕組みを提供することが可能になる。
【0014】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルにおいて、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値を外部に出力可能とするカロリーデータ出力手段を備える。
【0015】
したがって、メニューについてのカロリー摂取量を調整した結果を履歴として取得することが可能になるので、客のカロリーコントロールに役立てることが可能になる。
【0016】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルにおいて、前記価格データの数値について設定自在とする価格値設定手段と、この価格値設定手段により設定された前記価格データの数値に応じて前記カロリーデータを変更するカロリー変更手段と、を備える。
【0017】
したがって、価格データの数値がカロリーデータに反映されることにより、客にとって利用しやすい仕組みを提供することが可能になる。
【0018】
請求項記載の発明のオーダリングシステムは、請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルと、このオーダーターミナルから注文情報を受信する送信制御手段と、この送信制御手段に接続されたプリンタと、を備える。
【0019】
したがって、請求項1ないしのいずれか一記載の発明と同様の作用を奏するオーダリングシステムが得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図13に基づいて説明する。本実施の形態は、例えば、ファミリーレストラン等の飲食店において使用される飲食店システムに適用されており、システム全体は図1に示すように構成されている。この飲食店システム1は、店内に備えられるオーダリングシステム2と店外に備えられる上位機であるホストコンピュータ3とに分けられ、オーダリングシステム2とホストコンピュータ3とはISDN等の通信回線4を介して接続されている。このホストコンピュータ3は、オーダリングシステム2とのデータの集配信、売上分析、メンテナンス業務等に利用されている。
【0021】
オーダリングシステム2は、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末5を主体に構成されていて、このPOS端末5に送信制御手段として機能する無線通信ユニット6と、カスタマチェックプリンタ7と、キッチンプリンタ8とを接続し、さらに、無線通信ユニット6へ客の注文を無線送信するために店員が個々に携帯するオーダーターミナル10を備えることにより構成されている。カスタマチェックプリンタ7は、注文メニューを客に確認させるためや精算時にテーブルNo.を店員に知らせるための客用伝票を印字発行するものである。キッチンプリンタ8は、注文メニューを厨房の調理人に指示するための調理指示伝票を印字発行するものである。なお、カスタマチェックプリンタ7とキッチンプリンタ8との台数はいずれも任意である。
【0022】
加えて、オーダリングシステム2のオーダーターミナル10は、ファミリーレストラン等の飲食店において従来から使用されている各種メニューが複数ページに渡って一覧表示されたメニューファイルに代わる機能も有している。
【0023】
このような飲食店システム1を使用する飲食店では、基本的には、オーダーターミナル10から客の注文に応じた注文メニューと数量とのデータ(注文情報)が入力され、その入力されたデータが無線通信ユニット6に対して無線送信される。無線通信ユニット6に送信されたデータは、POS端末5において記憶されるとともに、カスタマチェックプリンタ7とキッチンプリンタ8とに選択的に送信される。カスタマチェックプリンタ7とキッチンプリンタ8とでは、送信されたデータに従い伝票が発行される。キッチンプリンタ8で発行された伝票により、注文された料理が調理人に伝達される。また、カスタマチェックプリンタ7で発行された伝票により、出来上がった料理が伝票に記載されたテーブルNo.に従って配膳されるとともに、注文内容が客によって確認される。さらに、食事の終了後に客は、このカスタマチェックプリンタ7で発行された伝票をPOS端末5に持参して精算処理を受ける。
【0024】
次に、オーダーターミナル10について詳細に説明する。ここで、図2はオーダーターミナル10を概略的に示す斜視図である。オーダーターミナル10には、中心位置10bにおいて軸支されており開閉自在な冊子形状であって薄型扁平形状の筐体である装置本体10aの内側両面にタッチパネル11を備えた表示装置12が設けられている。この表示装置12には、例えば薄型のLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)や、さらに薄型の電子ペーパーディスプレイ等が適用されている。また、表示装置12の近傍であってオーダーターミナル10の装置本体10aの端縁部には、オーダーターミナル10の電源(図示せず)のON/OFFを切り換える電源スイッチ14が設けられている。
【0025】
このようなオーダーターミナル10に内蔵される各部の電気的接続について図3を参照して説明する。図3に示すように、オーダーターミナル10にはMicrocomputer(以下、マイコンという。)16が備えられており、このマイコン16が各部を駆動制御する。マイコン16は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)17にバスライン18を介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)19と各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)20とが接続されて構成されている。加えて、バスライン18には、マイコン16を動作させる制御プログラム等を格納したHDD(Hard Disk Drive)21や、表示データ等を高速展開するVRAM(Video Random Access Memory)22が接続されている。
【0026】
HDD21には、制御プログラムの他に、表示装置12にメニュー画面A(図8参照)を表示するために用いられる各種データを記憶するメニューデータベース23が格納されている。ここで、図4はメニューデータベース23の構成を模式的に示す説明図である。図4に示すように、メニューデータベース23には、メニュー名データ、メニューのカロリーデータ、メニューの価格データ、メニューの外観を示すメニュー画像データ等により構成されたメニューデータがメニュー毎に付されたメニューNo.に関連付けられて記憶されている。
【0027】
また、HDD21には、表示装置12にカロリー/量コントロール画面B(図9参照)を表示するために用いられる各種データを記憶するメニューコントロールデータベース24が格納されている。ここで、図5はメニューコントロールデータベース24の構成を模式的に示す説明図である。メニューコントロールデータベース24はメニューデータ記憶部として機能するものであって、図5(a)に示すメニューコントロールテーブル24aと、図5(b)に示すメニューコントロール基準テーブル24bとで構成されている。
【0028】
メニューコントロールテーブル24aには、メニュー名、メニューの食材データ、各食材の標準カロリーデータ、各食材の標準量データ、各食材の標準価格データ、食材画像データNo.等が、メニュー毎に付されたメニューNo.に関連付けられて記憶されている。なお、食材画像データNo.は、図6に示す食材画像データベース25において各食材の外観を示す食材画像データに関連付けされている。この食材画像データベース25もHDD21に格納されている。ここで、詳細については後述するが、食材画像データベース25の食材画像データは、例えばビットマップ形式であって、画像の拡大・縮小が可能になっている。
【0029】
一方、メニューコントロール基準テーブル24bには、各食材毎について、50g当たりのカロリー及び50g当たりの金額が記憶されている。ここで、カロリー及び金額が50gを基準に算出されているのは、詳細は後述するが、カロリー/量コントロール画面Bにより調整できる量が50g単位だからである。
【0030】
HDD21には制御プログラムが格納されているので、電源スイッチ14のON操作によるオーダーターミナル10の起動時、HDD21に格納された制御プログラムがメニューデータベース23、メニューコントロールデータベース24、食材画像データベース25等とともにRAM20に書き込まれ、これによってマイコン16による各部の駆動制御が可能な状態となる。マイコン16によって駆動制御される各部を図3を参照して次に説明する。
【0031】
表示装置12は、表示コントローラ27を介してバスライン18に接続され、マイコン16からの表示データが表示コントローラ27に入力されると、表示コントローラ27に駆動されて表示データに基づく画像を表示する。
【0032】
タッチパネル11は、タッチパネルコントローラ26を介してバスライン18に接続され、タッチパネルコントローラ26の動作によって操作者によりタッチされたタッチパネル11上のXY座標の位置に応じた信号をマイコン16に入力する。これにより、表示装置12に表示されるボタン等とタッチパネル11の座標との位置関係の同期をとることによって、タッチパネル11と表示装置12との組合せは、キーボードと同様の機能を奏することになる。
【0033】
また、マイコン16には、POS端末5に接続された無線通信ユニット6とのデータの送受信を司る無線通信I/F28がバスライン18を介して接続されている。
【0034】
次に、オーダーターミナル10に内蔵されたHDD21に格納された制御プログラムがマイコン16に実行させる機能について説明する。ここで、図7はオーダー登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図7に示すように、オーダー登録処理は、オーダーターミナル10の表示装置12に表示されているメニュー画面Aに表示されたメニューが選択されるまで待機する(ステップS1)。
【0035】
ここで、図8はオーダーターミナル10の表示装置12に表示されているメニュー画面Aの一例を示す平面図である。図8に示すように、表示装置12に表示されているメニュー画面Aには、メニューNo.に基づいて、メニュー名、メニューのカロリー、メニューの価格、メニューの外観を示すメニュー画像がメニュー毎に表示されている。このような表示データは、メニューデータベース23に基づいて作成される。また、メニュー画面Aには、ページのスクロールまたはダウンを指定するためのページ捲りキーK1が設けられており、このページ捲りキーK1の操作により、所望のページを表示装置12に表示することが可能な構成となっている。
【0036】
ここで、表示装置12に表示されているメニュー画面Aのハンバーグ定食ボタン(ハンバーグ定食に係るメニュー名、メニューのカロリー、メニューの価格、メニューの外観を示すメニュー画像が表示されたボタン)b1が選択された場合について説明する。表示装置12に表示されているメニュー画面Aのハンバーグ定食ボタンb1が選択された場合(ステップS1のY)、オーダーターミナル10の表示装置12には、カロリー/量コントロール画面Bが表示される(ステップS2)。
【0037】
ここで、図9はオーダーターミナル10の表示装置12に表示されているカロリー/量コントロール画面Bの一例を示す平面図である。図9に示すように、表示装置12に表示されているカロリー/量コントロール画面Bには、ハンバーグ定食の総カロリーと価格とが表示されているとともに、ハンバーグ定食に係る食材別のカロリーと量とが表示されている。より詳細には、図9のカロリー/量コントロール画面Bには、メニュー選択したハンバーグ定食の4種類の食材(ハンバーグ、ポテト、ニンジン、ライス)のカロリー/量が表示されている。このような表示データは、メニューコントロールデータベース24(メニューコントロールテーブル24a、メニューコントロール基準テーブル24b)に基づいて作成される。ここに、メニューデータ表示手段の機能が実行される。
【0038】
このカロリー/量コントロール画面Bでは、メニュー選択したハンバーグ定食のカロリー/量を、各食材毎に設けられた選択ボタンb2、あるいはハンバーグ定食の総カロリーや価格に設けられた選択ボタンb2を操作することにより変更することが可能になっている。例えば、総カロリーを500kcalに制限したい客にとっては、ハンバーグ定食の総カロリーは875kcalであるためにこのままではオーダーすることができない。そこで、このような客は、食材別にカロリーを調整することにより総カロリーを500kcal以内とし、オーダー可能にすることができる。
【0039】
ここで、図10はカロリー/量コントロール画面Bによる調整例を示す平面図である。図10に示す例では、ハンバーグ定食のハンバーグは標準では600kcal、300gであるが、選択ボタンb2の操作により、ハンバーグを100gまで下げてある。また、客はニンジン嫌いであるものとして、選択ボタンb2の操作により、ニンジンを0gにし、オーダーから外したものである。なお、選択ボタンb2は、50g刻みで食材の量を加減調整できるようになっている。これにより、食材別にカロリーが調整され、総カロリーが450kcalになったものである。このような量の変更に伴うカロリーの算出は、メニューコントロール基準テーブル24bの値に基づいて実行される。ここに、カロリー値設定手段が実現されている。したがって、カロリーデータの数値が価格データに反映されることにより、客にとって利用しやすい仕組みを提供することが可能になる。
【0040】
また、図10に示すように、総カロリーが875kcalから450kcalに変更になったことに伴い、価格についても950円から500円に変更になっている。このような量の変更に伴う価格の算出は、メニューコントロール基準テーブル24bの値に基づいて実行される。ここに、価格変更手段が実現されている。したがって、メニューの食材別にカロリーデータの数値が設定自在とされることにより、客の要望に細かく対応することが可能になる。
【0041】
なお、図10に示す例の別の操作としては、特に図示しないが、選択ボタンb2の操作により、価格を950円から500円に操作することにより、食材別のカロリーの調整を自動的に行うようにすることも可能である。価格の変更に伴うカロリーの調整手法としては、例えば、1つの食材についてのみカロリー調整するようにしても良いし、全ての食材についてカロリー調整するようにしても良いし、メインの食材についてカロリー調整するようにしても良い。ここに、価格値設定手段及びカロリー変更手段が実現されている。したがって、価格データの数値がカロリーデータに反映されることにより、客にとって利用しやすい仕組みを提供することが可能になる。
【0042】
また、カロリー/量コントロール画面Bには、ページのスクロールまたはダウンを指定するためのページ捲りキーK2が設けられており、このページ捲りキーK2の操作により、所望のページを表示装置12に表示することが可能な構成となっている。さらに、カロリー/量コントロール画面Bには、カロリー/量コントロール画面Bによる調整の確定を宣言するための確認キーK3と、カロリー/量コントロール画面Bによる調整の取消を宣言するための取消キーK4とが設けられている。
【0043】
つまり、カロリー/量コントロール画面Bの選択ボタンb2が操作された場合には(ステップS3のY)、上述したようにその選択ボタンb2の操作に応じてカロリー/量を変更するとともに価格を変更するカロリー/量調整処理が実行される(ステップS4)。
【0044】
また、取消キーK4が操作された場合には(ステップS5のY)、ステップS2に戻って初期状態のカロリー/量コントロール画面Bを表示することにより、既にカロリー/量コントロール画面Bによってなされた調整結果を取り消す。
【0045】
以上のステップS3〜ステップS5の処理は、確認キーK3が操作されるまで(ステップS6のY)、繰り返される。
【0046】
そして、確認キーK3が操作されてカロリー及び量が決定された場合(ステップS6のY)、オーダーターミナル10の表示装置12には、オーダー確認画面Cが表示される(ステップS7)。
【0047】
ここで、図11はオーダーターミナル10の表示装置12に表示されているオーダー確認画面Cの一例を示す平面図である。図11に示すように、表示装置12に表示されているオーダー確認画面Cには、図8に示したメニュー画面Aのハンバーグ定食ボタンb1と同様のメニューボタンb3が表示されるとともに、ハンバーグ定食の4種類の食材(ハンバーグ、ポテト、ニンジン、ライス)の調整後のカロリー/量が表示されている。加えて、これらの調整後のカロリー/量に基づく価格も、手数料を含めて算出されて表示されている。また、カロリー/量の確定を宣言するための確認キーK5も設けられている。
【0048】
そして、このようなオーダー確認画面Cのメニューボタンb3が操作された場合には(ステップS8のY)、図12に示すようなオーダー比較画面Dがオーダーターミナル10の表示装置12に表示される(ステップS9)。このオーダー比較画面Dは、選択されたメニューのカロリー/量の変更前とカロリー/量の変更後とを比較するためのものであって、図12中左側の表示装置12にメニューのカロリー/量変更前のメニュー構成等が表示され、図12中右側の表示装置12にメニューのカロリー/量変更後のメニュー構成等が表示される。より詳細には、図12中左側の表示装置12に表示されるメニュー構成等はカロリー/量コントロール画面Bで変更される前の標準のカロリー/量に基づくものであって、図12中右側の表示装置12に表示されるメニュー構成等はカロリー/量コントロール画面Bで変更されたカロリー/量に基づくものである。図12に示した例では、ハンバーグが300gから100gに変更されているのでその画像も約1/3に縮小されるとともに、ニンジンをオーダーから外しているので変更後の画面にはニンジンが表示されていない。
【0049】
そして、このオーダー比較画面Dには、オーダー確認画面Cを再度表示する旨を宣言するための戻りキーK6が設けられており、この戻りキーK6が操作された場合には(ステップS10のY)、ステップS7に戻り、表示装置12にオーダー確認画面Cが表示される。
【0050】
以上のステップS7〜ステップS10の処理は、確認キーK5が操作されるまで(ステップS11のY)、繰り返される。
【0051】
確認キーK5が操作されてオーダーメニューが最終的に確定した場合には(ステップS11のY)、その注文情報がオーダーターミナル10から無線通信ユニット6に対して無線送信され、POS端末5、カスタマチェックプリンタ7、キッチンプリンタ8における処理に供される。
【0052】
また、このようにメニューのカロリー/量を変更した注文情報がPOS端末5へと送信されることにより、精算後にPOS端末5において発行される図13に示すようなレシートRには、変更後のメニューの総カロリーと価格とに併記して標準のメニューの総カロリーと価格とが印字されている。したがって、メニューについてのカロリー摂取量を調整した結果を履歴として取得することが可能になるので、客のカロリーコントロールに役立てることが可能になる。ここに、カロリーデータ出力手段が実現されている。なお、カロリーデータの出力先としては、このようなレシートRに限るものではなく、例えば磁気カードやICカード等に記憶媒体に出力して記憶させるようにしても良い。
【0053】
ここに、オーダーターミナル10の表示装置12に表示されたメニューデータのうち、カロリーデータの数値が表示装置12に表示した状態で設定自在とされることにより、注文するメニューについてのカロリー摂取量を容易に調整することが可能になる。
【0054】
なお、本実施の形態においては、選択したメニューの食材の量を変更してカロリーを調整するようにしたが、これに限るものではなく、選択したメニューの食材のカロリーを直接変更するようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のオーダーターミナルによれば、注文に係る情報の入力を許容し、その入力された注文情報を送信制御手段に対して送信するオーダーターミナルにおいて、所定事項を表示する表示装置と、少なくともメニューに係る画像データとカロリーデータと価格データとを含むメニューデータを多数記憶するメニューデータ記憶部と、このメニューデータ記憶部に記憶された前記メニューデータを前記表示装置に表示するメニューデータ表示手段と、このメニューデータ表示手段により前記表示装置に表示された前記メニューデータのうち、前記カロリーデータの数値について設定を前記メニューの食材別に実行可能であるカロリー値設定手段と、を備えることにより、表示装置に表示されたメニューデータのうち、カロリーデータの数値を表示装置に表示した状態でメニューの食材別に設定することができるので、注文するメニューについてのカロリー摂取量を容易に調整することができ、また、客の要望に細かく対応することが可能になる。
【0057】
請求項記載の発明によれば、請求項1記載のオーダーターミナルにおいて、前記メニューデータ表示手段は、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値に応じて前記画像データの大きさを拡大又は縮小して前記表示装置に表示することにより、カロリーデータの数値を画像データに反映させることができるので、カロリー摂取量を直感的に認識することができる。
【0058】
請求項記載の発明によれば、請求項1または2のいずれか一記載のオーダーターミナルにおいて、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値に応じて前記価格データを変更する価格変更手段を備えることにより、カロリーデータの数値を価格データに反映することができるので、客にとって利用しやすい仕組みを提供することができる。
【0059】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルにおいて、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値を外部に出力可能とするカロリーデータ出力手段を備えることにより、メニューについてのカロリー摂取量を調整した結果を履歴として取得することができるので、客のカロリーコントロールに役立てることができる。
【0060】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルにおいて、前記価格データの数値について設定自在とする価格値設定手段と、この価格値設定手段により設定された前記価格データの数値に応じて前記カロリーデータを変更するカロリー変更手段と、を備えることにより、価格データの数値をカロリーデータに反映することができるので、客にとって利用しやすい仕組みを提供することができる。
【0061】
請求項記載の発明のオーダリングシステムによれば、請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルと、このオーダーターミナルから注文情報を受信する送信制御手段と、この送信制御手段に接続されたプリンタと、を備えることにより、請求項1ないしのいずれか一記載の発明と同様の作用・効果を奏するオーダリングシステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の飲食店システムのシステム構成を例示的に示す模式図である。
【図2】オーダーターミナルを概略的に示す斜視図である。
【図3】オーダーターミナルに内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】メニューデータベースの構成を模式的に示す説明図である。
【図5】メニューコントロールデータベースの構成を模式的に示す説明図である。
【図6】食材画像データベースの構成を模式的に示す説明図である。
【図7】オーダー登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図8】オーダーターミナルの表示装置に表示されているメニュー画面の一例を示す平面図である。
【図9】オーダーターミナルの表示装置に表示されているカロリー/量コントロール画面の一例を示す平面図である。
【図10】カロリー/量コントロール画面による調整例を示す平面図である。
【図11】オーダーターミナルの表示装置に表示されているオーダー確認画面の一例を示す平面図である。
【図12】オーダーターミナルの表示装置に表示されているオーダー比較画面の一例を示す平面図である。
【図13】精算後にPOS端末において発行されるレシートの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
2 オーダリングシステム
6 送信制御手段
7,8 プリンタ
10 オーダーターミナル
12 表示装置
24 メニューデータ記憶部

Claims (6)

  1. 注文に係る情報の入力を許容し、その入力された注文情報を送信制御手段に対して送信するオーダーターミナルにおいて、
    所定事項を表示する表示装置と、
    少なくともメニューに係る画像データとカロリーデータと価格データとを含むメニューデータを多数記憶するメニューデータ記憶部と、
    このメニューデータ記憶部に記憶された前記メニューデータを前記表示装置に表示するメニューデータ表示手段と、
    このメニューデータ表示手段により前記表示装置に表示された前記メニューデータのうち、前記カロリーデータの数値について設定を前記メニューの食材別に実行可能であるカロリー値設定手段と、
    を備えることを特徴とするオーダーターミナル。
  2. 前記メニューデータ表示手段は、前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値に応じて前記画像データの大きさを拡大又は縮小して前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1記載のオーダーターミナル。
  3. 前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値に応じて前記価格データを変更する価格変更手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載のオーダーターミナル。
  4. 前記カロリー値設定手段により設定された前記カロリーデータの数値を外部に出力可能とするカロリーデータ出力手段を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナル。
  5. 前記価格データの数値について設定自在とする価格値設定手段と、
    この価格値設定手段により設定された前記価格データの数値に応じて前記カロリーデータを変更するカロリー変更手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナル。
  6. 請求項1ないしのいずれか一記載のオーダーターミナルと、
    このオーダーターミナルから注文情報を受信する送信制御手段と、
    この送信制御手段に接続されたプリンタと、
    を備えることを特徴とするオーダリングシステム。
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