JP2002041668A - 要介護者支援方法 - Google Patents

要介護者支援方法

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JP2002041668A
JP2002041668A JP2000230138A JP2000230138A JP2002041668A JP 2002041668 A JP2002041668 A JP 2002041668A JP 2000230138 A JP2000230138 A JP 2000230138A JP 2000230138 A JP2000230138 A JP 2000230138A JP 2002041668 A JP2002041668 A JP 2002041668A
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JP2000230138A
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Akira Abeta
章 安部田
Eiji Sakata
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要介護者に対する健康管理を考慮した適切な
食事が提供され、要介護者の健康管理に対する適切な情
報提供と的確なアドバイスが行える様にする。その際、
要介護者本人は勿論、要介護者に関係する家族、担当管
理栄養士、あるいは介護ヘルパーを含む複数の人間が的
確かつ容易に必要な量の献立立案が行え、要介護者の健
康増進が図れるとともに、要介護者側が保管する食材を
無駄なく計画的に消費可能とする。 【解決手段】 献立立案者が要介護者に関して食材を購
入するに際して行われる選択動作を履歴情報として記録
し、食材または献立の選択傾向、健康に関する情報ある
いは食材保管状況に関する情報をデータベースとして備
え、それらの情報のうち1または複数を利用して献立立
案に関する情報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は要介護者の支援方
法であって、特にインターネットの様な通信回線を利用
して各種情報の受け渡しを行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、介護保険法に規定する要介護者に
対する公共サービスとして行われる献立立案は、医師の
食事制限に関する指示に基づいて栄養管理士が献立を一
方的に立案し、その献立にしたがって要介護者やその家
族あるいは介護ヘルパーが食材を購入して調理してい
た。したがって、個々の要介護者の嗜好や体調、更に各
家庭に保管する食材を考慮することなく、機械的に決定
されることが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、献立の立案
者である栄養管理士と食材の販売者は、自己が保持する
情報を一方的に相手方に送るのみであり、両者の間や両
者と要介護者ないしはその家族との間で情報を共有する
ことは勿論、互いに連携した情報交換をすることは極め
て難しいと考えられていた。
【0004】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであって、献立立案者が要介護者に関して食
材を購入するに際して行われる選択動作を履歴情報とし
て記録し、その選択履歴を、食材供給者側と献立立案者
側との間における情報交換を通じて的確に情報管理を可
能とすることにより、要介護者に対する健康管理を考慮
した適切な食事提供を可能とする要介護者支援方法を提
供することを目的とする。
【0005】また、要介護者に関する食材または献立の
選択傾向、および健康に関する情報を利用することによ
り、摂取されたあるいは摂取されなかった栄養が把握さ
れ、要介護者の健康管理に対する適切な情報提供と的確
なアドバイスが行える要介護者支援方法を提供すること
を目的とする。
【0006】更に、要介護者の健康あるいは食材保管状
況に関する情報をデータベースとして備え、それらの情
報のうち1または複数を利用して献立立案に関する情報
を提供可能としたので、要介護者本人は勿論、要介護者
に関係する家族、担当管理栄養士、あるいは介護ヘルパ
ーを含む複数の人間が的確かつ容易に必要な量の献立立
案が行え、要介護者の健康を増進が図れる要介護者支援
方法を提供することを目的とする。
【0007】更にまた、要介護者の健康状態を定期的に
測定し、その測定履歴をデータベースとして保存すると
ともに、医師が任意にそのデータ変化を確認できる様に
することにより、医師による健康に関する指示が迅速に
フィードバックされ、要介護者における食事を通じた健
康維持が可能となる要介護者支援方法を提供することを
目的とする。
【0008】更に、要介護者自身が保管する食材の現在
量に関する情報を保持可能とするとともに、献立の提示
時に保管食材を考慮した情報提供を行うことにより、要
介護者側が保管する食材を無駄なく計画的に消費するこ
とができる要介護者支援方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる要介護者
支援方法を実施する要介護者支援装置14は、WWWサ
ーバの様な所定のサーバシステムが使用され、図1およ
び図12にその全体的な構成を概略的に示す如く、要介
護者に関して備えた複数の端末装置16とインターネッ
トの様な通信回線12を介して接続され、要介護者を食
事および健康の両面から管理および支援することを可能
とするものである。
【0010】更に、食材とその食材に関する情報とを関
連付けて記憶する食材情報用記憶領域44と、要介護者
とその要介護者に関する情報とを関連付けて記憶する要
介護者情報用記憶領域48と、その要介護者情報用記憶
領域48に記憶された各要介護者に関してなされた各種
の選択履歴情報を記憶する選択情報用記憶領域50と、
食材情報用記憶領域44に含まれる食材を用いた料理に
関する情報を記憶した料理情報用記憶領域45と、その
料理情報用記憶領域45に含まれる料理から構成される
献立に関する情報を記憶した献立情報用記憶領域46と
を、ハードディスクの様な所定の記憶媒体上で、情報記
憶用のテーブルないしはファイルからなる記憶領域群と
して含むデータベースシステム40を備えている。
【0011】そして要介護者支援装置14の管理部42
では、端末装置16によるアクセスがあると以下の工程
を実施する様に構成している。すなわち、要介護者に供
給可能な食材を使用した献立リストを表示可能とする画
面情報を、前記した記憶領域群中に格納した情報を使用
して作成する工程と、端末装置16に対して前記献立リ
ストを表示する画面情報を送って献立の選択を求める工
程と、選択された献立で必要とする食材リストを含む画
面情報を前記端末装置16に送り確認を求める工程と、
確認された購入すべき1または複数の食材の選択情報を
受け取るとその選択情報を選択情報用記憶領域50に格
納する工程と、選択情報に基づいて対応する食材の発注
処理を行う工程である。
【0012】更に、上記した記憶領域群に健康に関する
情報を含むとともに、選択情報用領域50に格納された
食材および献立の少なくとも一方の選択履歴から、前記
要介護者における選択傾向を判断する。そして、端末装
置16に送る画面情報中に、判断された選択傾向および
前記健康に関する情報に対応した情報を含めることを特
徴とする。
【0013】なお、前記記憶領域群中に、各要介護者の
嗜好、医師の指示、要介護者の体調および要介護者の食
材の在庫に関する参照情報群を備え、作成される画面情
報中に、前記参照情報群を構成する1または複数の情報
を考慮した献立情報を含めることが好ましい。なお前記
した参照情報群は、要介護者自身を含めた該要介護者を
支援する複数の関係者から直接あるいは間接的に提供さ
れて記憶領域群の所定位置に格納されるとともに、それ
らの複数の関係者は、前記端末装置16を通じて個別に
上記した画面情報を受け取り可能としている。
【0014】一方、端末装置16は要介護者の健康状態
検出手段37と連携して構成される。更に、要介護者支
援装置14から送られる画面情報を表示可能とする表示
手段22と、健康状態検出手段37で測定された健康管
理情報を記憶可能とする記憶手段24と、要介護者支援
装置14に対してアクセスするための通信手段18とを
備えている。
【0015】また要介護者支援装置40に備えるデータ
ベースシステム40には、要介護者情報用記憶領域48
に格納された各要介護者の前記健康管理情報を格納可能
とする健康情報用記憶領域54を含み、通信手段18に
よる要介護者支援装置14に対するアクセス時に、前記
記憶手段24上の健康管理情報が健康情報用記憶領域5
4に手動あるいは自動的に送出される。そして端末装置
16に送られる画面情報中には、前記した健康管理情報
に対応した献立情報を含めることができる。
【0016】健康状態検出手段37には、体重測定器、
血圧測定器あるいは体脂肪測定器の様な要介護者の健康
状態に対応した測定器とを含み、その測定器で測定され
た健康管理情報は、自動的に記憶手段24に記憶される
ことが好ましい。
【0017】データベースシステム40は更に、要介護
者情報用記憶領域48に格納された各要介護者が保管す
る食材を特定する在庫情報を格納可能とする保管情報用
記憶領域52を含むとともに、端末装置16側から在庫
情報を受け取ると、対応する端末装置16側に送る画面
情報を、前記在庫情報に対応した内容に補正する様に構
成してもよい。
【0018】その場合、端末装置16を食材の保管手段
34と連携して構成されるものとし、更に、要介護者支
援装置14から送られる前記画面情報を表示可能とする
表示手段22と、保管手段34中に収納されている在庫
情報を記憶可能とする記憶手段24と、要介護者支援装
置14に対してアクセスするための通信手段18とを備
える。そして、通信手段18による要介護者支援装置1
4に対するアクセス時に、記憶手段24上の在庫情報が
送出される。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の如く、献立立案者が要介
護者に関して食材を購入するに際して行われる選択動作
を履歴情報として記録し、その選択履歴を、食材供給者
側と献立立案者側との間における情報交換を通じて的確
に情報管理を可能とすることにより、要介護者に対する
健康管理を考慮した適切な食事提供を可能とする。
【0020】また、要介護者に関する食材または献立の
選択傾向、および健康に関する情報を利用することによ
り、摂取されたあるいは摂取されなかった栄養が把握さ
れ、要介護者の健康管理に対する適切な情報提供と的確
なアドバイスが行える。
【0021】更に、要介護者の健康あるいは食材保管状
況に関する情報をデータベースとして備え、それらの情
報のうち1または複数を利用して献立立案に関する情報
を提供可能としたので、要介護者本人は勿論、要介護者
に関係する家族、担当管理栄養士、あるいは介護ヘルパ
ーを含む複数の人間が的確かつ容易に必要な量の献立立
案が行え、要介護者の健康増進が図れる。
【0022】更にまた、要介護者の健康状態を定期的に
測定し、その測定履歴をデータベースとして保存すると
ともに、医師が任意にそのデータ変化を確認できる様に
することにより、医師による健康に関する指示が迅速に
フィードバックされ、要介護者における食事を通じた健
康維持が可能となる。
【0023】更に、要介護者自身が保管する食材の現在
量に関する情報を保持可能とするとともに、献立の提示
時に保管食材を考慮した情報提供を行うことにより、食
材を無駄なく計画的に消費することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる要介護者支援
方法を実施した要介護者支援システム10を、通信回線
12としてインターネットを利用した実施例に基づいて
説明するが、一般公衆回線や専用回線など各種形式の通
信回線を用いた場合にあっても略同様に実施できること
は勿論である。
【0025】要介護者支援システム10は、図1および
図12にその全体的な構成を概略的に示す如く、食材の
販売あるいは流通管理会社の様な食材の提供にかかわる
会社、あるいは介護ステーション側に備えたサーバシス
テムとしての要介護者支援装置14を制御の中心とす
る。
【0026】そして、要介護者の居住する各家庭と、要
介護者に対する献立の立案および食材の注文を行う管理
栄養士あるいはケアマネジャが常駐するケアプランを設
定する業者と、要介護者に対する医療行為をする医者が
常駐する病院とにそれぞれ備えたデスクトップタイプあ
るいは要介護者の支援に関係するホームヘルパーの様な
各人が個別に保持する携帯電話機タイプのクライエント
システムである端末装置16から、インターネットを介
してWWWサーバで構成された前記要介護者支援装置1
4のホームページにアクセスすることにより、要介護者
本人は勿論、その要介護者の支援にかかわる複数の関係
者が、自己の端末装置16を使用して個別に、必要なデ
ータ処理が統合的に行える様に構成している。
【0027】なお、一般的な端末装置16の使用者とし
ては、要介護者、その家族、管理栄養士、ケアマネジ
ャ、介護ヘルパーおよび看護ヘルパーが想定される。ま
た後記する献立立案のために端末装置16を使用する関
係者としては、要介護者、その家族、管理栄養士および
ケアマネジャが想定されるが、特に食事制限の必要な要
介護者にあっては、管理栄養士が主たる関与者となる。
更に、健康状態や食材の摂取量のデータ入力に関して
は、要介護者、その家族、介護ヘルパーおよび介護ヘル
パーが想定されるが、特に食事制限の必要な要介護者の
場合にあっては、看護ヘルパーが主たる関与者となる
が、以上の関係者に限定されるものではない。すなわち
本発明にあっては、1人の要介護者に関係する複数の人
間の並行したデータアクセスを可能とすることにより、
要介護者に関する情報の保護を図りながら、効率のよい
的確な要介護者支援を可能とするものである。
【0028】
【端末装置】ここで端末装置16はサーバシステムに対
するクライエントシステムであって、モデムの様な通信
手段18と、ディスプレイ20の様な表示手段22と、
ハードディスクの様な記憶手段24と、キーボードの様
なデータの入力手段26と、プリンタの様な印字手段2
8とを周辺機器として備えた汎用のパソコン装置30に
対し、インターネットにおいて一般的に使用される各種
形式のファイルないしは画面情報を表示あるいは所定の
データ処理可能なブラウザを始めとし、各種のアプリケ
ーションプログラムからなる管理手段36をインストー
ルしたものを基本の構成とする。
【0029】そして、要介護者支援装置14から送られ
るHTMLやXML形式の様な所定ファイル形式の画面
情報をブラウザで解析することにより、項目の選択およ
びデータの入力画面をディスプレイ20上に表示すると
ともに、キーボードやマウスを使用して必要なデータ入
力を行い、更にブラウザおよび表示された画面情報中に
含まれるプログラムを使用して、端末装置16側から要
介護者支援装置14側に向けて必要なデータ伝送を可能
とする。
【0030】ここで要介護者の居住する各家庭に備える
端末装置14aには、以下で詳細に説明する、食材の保
管手段34と要介護者の健康状態検出手段37とを更に
備えることにより、要介護者支援システム10と連動し
た特別なデータ処理が行える様にしている。
【0031】保管手段34は、本実施例にあっては冷蔵
庫であって、その冷蔵庫と一体に上記したパソコン装置
30を内蔵するか、あるいは食材の在庫管理が行え、イ
ンターネットを介して在庫情報を交信できる機能を有す
る冷蔵庫が使用される。なお食材の保管手段34には、
冷凍冷蔵庫の様な冷却機能を有するものばかりでなく、
保温あるいは加湿機能を備えたもの、あるいは保管のみ
を目的とするものなども含まれる。
【0032】更に、例えば表示手段22として液晶表示
板を使用するとともに、保管庫の扉上の様な見やすくか
つ操作しやすい位置に配置する。また液晶表示板の上に
は入力手段26としてタッチパネルを密着配備し、液晶
表示板に表示された内容を指先のタッチで選択およびデ
ータ入力ができるようにしている。
【0033】なお上記した在庫情報は、入力手段26を
用いて手動で、あるいは要介護者支援装置14側から送
られる画面情報から必要な情報を抽出することにより作
成および修正ができる。その他、保管手段36の庫内に
食材の重量や個数を測定する手段を備え、管理手段36
と連携して食材の保管量を自動的に測定および補正可能
とすることも可能である。また、食材の包装紙上にバー
コードの様な識別記号を予め印刷しておき、バーコード
リーダの様な所定の読取手段で食材の保管量を半自動的
に入力できる様にしてもよい。
【0034】また管理手段36は、要介護者支援装置1
4側から送られる各種の情報を処理するのに加え、記憶
手段24に予め備えた独自の情報を処理し、表示手段2
2上で表示し、あるいはサーバ側に情報伝達することも
できる。
【0035】一方、要介護者の健康状態検出手段37
は、体重計や血圧計、あるいは体脂肪率計の様な家庭に
おいても使用可能な医療用の測定器具、あるいは医師や
看護婦の指導の下に使用されるより高度な医療用測定器
具であって、上記した記憶手段24上に定期的に測定し
たデータを保存するようにしている。なお記憶手段24
上へのデータの記録は、入力手段26により手動で行う
ことも可能であるが、健康状態検出手段37を電子式に
構成してパソコン装置30に有線あるいは無線状態で接
続するとともに、検出手段37から出力される健康管理
情報を記憶手段24上に自動的に記憶する様に構成する
ことが好ましい。
【0036】更に、ホームヘルパーの様な屋外で活動す
ることが多い人間に対しては、携帯電話機32を始めと
する各種の携帯用端末が端末装置16bとして使用さ
れ、外出先から任意に要介護者支援装置14へ無線状態
でアクセスできるようにしている。
【0037】
【要介護者支援装置】要介護者支援装置14は、サーバ
用のOSで制御される1または複数台の汎用のコンピュ
ータ装置上に、データ通信部38と、データベースシス
テム40と、管理部42とをアプリケーションプログラ
ムを使用して構築するとともに、管理部42の制御機能
を利用して各部を連携して動作させる様にしたものであ
る。
【0038】ここでデータ通信部38は、複数の端末装
置16が同時にアクセスした場合にあっても、同時に並
行してデータの受け渡しができる所定の通信容量を備え
た従来と略同様な構成を有する。
【0039】
【データベースシステム】データベースシステム40
は、例えばSQL形式に構成した所定のリレーショナル
タイプのデータベース用プログラムが使用され、同プロ
グラムが規定する形式に従って構成された複数の記憶領
域を例えば所定フォーマットのテーブル形式として備
え、各テーブル内のデータを互いに連携してデータ処理
可能とする従来と略同様な構成のものである。
【0040】本実施例にあっては、上記したデータベー
スシステム40に含まれるテーブル形式の記憶領域群と
して、食材情報用記憶領域44と、料理情報用記憶領域
45と、献立情報用記憶領域46と、要介護者情報用記
憶領域48と、選択情報用記憶領域50と、保管情報用
記憶領域52とを備えた例を示す。しかしながら、記憶
領域群の分類および構成の仕方は一例であって、複数の
記憶領域を1つにまとめ、あるいは1つの記憶領域を複
数に分割するなど、下記する情報が必要に応じて任意に
書き込みおよび取り出しが実質的にできるものであれ
ば、その記憶領域を規定するファイルおよびデータの形
式は限定されるものでなく、適用されるデータベースシ
ステムに適合した形式で実施されることは勿論である。
【0041】ここで食材情報用記憶領域44は、食材販
売業者が消費者に対して情報提供する食材を管理するた
めのものであって、消費者に対して供給可能な食材を含
め、できるだけ多くの種類の食材について食材名を列挙
する。更に各食材名に対応させて、単位価格、提供最小
容量、在庫の有無、品質保持期間、食材の等級、食材の
提供業者、提供可能期間、食材の外観写真、あるいは特
徴説明の様な食材の販売に関係した情報に加え、カロリ
ー、含有栄養素の様な健康管理に必要な情報を例えば表
形式で記憶および表示可能としたものである。
【0042】なお上記した「食材」は、ジャガイモ、に
んじん、牛肉切り身、さばの切り身の様な料理を作成す
るために必要な個別の「材料」を基本とする。しかしな
がら本実施例にあってはそれに加え、冷凍シュウマイや
冷凍エビフライの様な冷凍食品、お菓子、菓子パンの様
な「既成食品」、あるいは又、コロッケ、エビフライ、
お惣菜、弁当の様な「出来合いの食品」の様に、特別な
調理を必要とせず、そのまま提供できる代わりに、含ま
れる材料の分量割合を変更できない食品群も「食材」に
含めている。すなわち、それに含まれる栄養成分が固定
して消費者側で変更できないものをその形態の如何にか
かわらず「食材」に分類し、調理の過程を通じて栄養成
分の変更が可能なものを、次に説明する「料理」に分類
している。
【0043】次に料理情報用記憶領域45は、上記した
食材情報用記憶領域44に記憶される複数の食材を使用
して作成される、例えばハンバーグやトンカツの様な個
々の料理に関する情報を管理するものであって、料理名
とその料理に必要な食材あるいは調味料から構成される
料理レシピの形式として情報が記録される。加えて、主
食、主采、副采、あるいはサラダ、デザートの様な料理
の種別、料理同士の食べ合わせの良・不良の様な献立を
立てるための必要な情報あるいは、1人分の料理に含ま
れる総カロリー量、塩分や糖分の含有量、あるいは特定
の病気との関係の様な健康管理に必要な各種の情報が記
憶されている。
【0044】なお、上記した各料理を作成するのに必要
とする食材の量は、標準値に加えて、最小値と最大値と
を記録することが好ましい。かかる必要量に関する情報
が存在することにより、食材をより有効に消費できる。
例えば、食材の最小供給容量が大きい場合、その食材が
中途半端に余ったり、逆に不足することが予想される。
また食材の賞味期限が短いか、あるいはパック商品の様
に開封後は一度に使い切ったほうがよい食材も存在す
る。その様な場合、前記した必要量に関する情報を利用
し、最小値および最大値の範囲内で食材の使用量を増減
させることにより、食材をその使用可能範囲内で使い切
れるのである。この場合、利用される食材の量に応じ
て、上記一人分の料理に含まれる総カロリー量、各栄養
素の含有量などが調整されることは勿論である。
【0045】次に献立情報用記憶領域46は、前記した
料理情報用記憶領域45に含まれる料理の内、1回の食
事の献立を構成する料理の組み合わせ情報を基本に備え
る。例えばハンバーグ定食にあっては、ハンバーグ、ス
パゲッティ、キャベツの千切りの組み合わせ情報が一例
として指摘できる。加えて、献立の朝昼晩の区別をつけ
るための情報が付加情報として記録される。これらの献
立は、利用者が好みの献立を選択する際に、一般的な献
立として、利用者に提示して選択させるものとして利用
する。
【0046】上記した食材情報用記憶領域44、料理情
報用記憶領域45および献立情報用記憶領域46に格納
されるデータは、上記した食材管理部42を動作させる
ための基礎データとして、システムの運用に先立ってサ
ーバの管理者側により用意されることを基本とする。
【0047】しかし、実際に消費者が選択する献立は献
立情報用記憶領域46に格納される献立データに限定さ
れず、消費者が任意に料理の組み合わせを決定すること
も可能である。かかる追加された献立情報は、広く一般
に公開して利用することも可能であるが、各献立に対応
して食材消費者の識別番号を付与することにより、該当
の食材消費者が献立を立案時に、自動的に提示献立中に
新規作成の献立を含める様に構成することができる。ま
た、システムは、料理間の食べ合わせの善し悪しの情報
さえ満たせば、消費者の栄養摂取状況に合わせて、適宜
一部あるいは全部の料理の組み合わせを修正あるいは創
作し、消費者に提示することも可能である。
【0048】これに対し、以下で示す要介護者情報用記
憶領域48、選択情報用記憶領域50、保管情報用記憶
領域52および健康情報用記憶領域54の各記憶領域
は、システムの運用時に、顧客側からの情報提供に基づ
いて、手動あるいは自動的にデータの蓄積が行われる。
【0049】すなわち要介護者情報用記憶領域48は、
要介護者支援装置14を通じて支援する全ての要介護者
を管理するためのものである。そして、要介護者支援装
置14に対するアクセスに先立って書類で契約をする場
合は、その契約時点でオフラインによりオペレータが手
動あるいは文字読取手段を用いてデータ入力を行うが、
アクセスしてきた不特定多数の要介護者を顧客として受
け入れる場合は、オンラインで必要な情報の入力を求
め、自動的に要介護者情報用記憶領域48へのデータ入
力を可能とする。
【0050】ここで、要介護者情報用記憶領域48に入
力すべき情報としては、全ての要介護者を一意的に特定
する顧客番号と、顧客の氏名、住所、電話番号の様な商
品発送場所に関する事項と、支払い方法やクレジット番
号の様な課金に関する事項を基礎的項目として全顧客に
対してデータ入力を要求する。
【0051】更に、食材管理に加えて後記する健康管理
を希望する顧客に対しては、生年月日、男女の別、職
業、収入、嗜好品、趣味あるいは家族構成の様な付加的
顧客情報と、身長、体重、血圧あるいは体脂肪率の様な
基礎健康情報と、病歴あるいは医師による食事制限の内
容の様な付加的健康情報、あるいはその他の必要な各種
情報の入力を求め、要介護者情報用記憶領域48に記憶
する。
【0052】なおその他、要介護者自身の情報に加え
て、要介護者と食事を同じくする家族に関する情報を含
めることが好ましい。それらに関する情報として、例え
ば主たる操作者が主婦であり、家族構成が祖父、父、
母、長男、長女および次男の6人家族である場合、家族
の人数と、家族全員についての上記した情報が個別に格
納される。これにより、家庭全体の料理の量だけでな
く、家族一人一人に適した料理摂取量、例えば、祖父の
料理摂取量、父の料理摂取量を個別に提示することが可
能となり、個々人の栄養管理が可能となる。
【0053】一方、選択情報用記憶領域50は、要介護
者情報用記憶領域48に記憶された要介護者自身あるい
はそれに関係する人間が後記する各種の選択動作をする
ことにより選択情報が発生する毎に、顧客番号と、具体
的な選択内容と、選択した日時とを関連付けながらデー
タを記憶することにより、要介護者に関係する選択履歴
を一元的に保持および管理可能とするものである。なお
前記した選択内容としては、選択された食材に関する情
報、選択された料理に関する情報、選択された献立に関
する情報あるいは選択された献立プランの情報が主とし
て該当するが、これらの情報に限定されないことは勿論
である。
【0054】更に保管情報用記憶領域52は、上記した
端末装置16側で保存している在庫情報を要介護者支援
装置14側でも管理可能とするものであって、在庫情報
の全部または少なくとも食材名と保管量とを、顧客を単
位として記憶できる様にしている。
【0055】次に健康情報用記憶領域54は、身長、体
重、血圧、体脂肪率あるいは血糖値の様な、要介護者の
日常的な健康状態の変化を履歴的に記憶するためのもの
であって、上記した健康状態検出手段37を用い、要介
護者の家族が定期的にあるいはホームヘルパーの派遣時
に、要介護者が保有する保管手段34と連動した端末装
置16aあるいはホームヘルパーが所持する携帯型の端
末装置16bを使用して必要なデータの収集をすること
により、健康情報用記憶領域54に格納する。
【0056】なお、1つの家庭に複数の要介護者が存在
する場合は、要介護者単位の管理に加え、家庭全体での
在庫情報も区別して保存することができる。給食センタ
ーの様な大勢の要介護者が同時に食事をする場合にあっ
ては、ケアプランの設定業者で扱う食材全体の在庫情報
を保持することもできる。
【0057】また、前記した保管情報用記憶領域52を
利用して要介護者毎の仮想冷蔵庫を設定すれば、携帯電
話機32の様に保管手段34との連携したデータ処理が
不能な簡易型の端末装置16bを使用した場合にあって
も、要介護者支援装置14の管理部42にアクセスする
だけで、外出先から家庭内の保管手段34に現在保管さ
れている食材の量を更新あるいは確認可能となる。
【0058】
【要介護者支援装置の基本的な動作】本発明は、かかる
管理部42における食材および健康管理の方法に特徴を
有するものであって、上記したデータ通信部38を介
し、1人の要介護者について複数の関係者が端末装置1
6とデータベースシステム40との間で必要なデータの
受け渡しをするとともに、そのデータ受け渡し時に、管
理部42上において以下で示す必要なデータ処理が各要
介護者を単位として一元的にデータ処理される様にして
いる。
【0059】ここで図2は、管理部42における管理動
作の基本的な流れを示すフローチャートであって、プロ
グラムをスタートすると、ステップST1で所定の初期
設定がなされたあと、ステップST2に移って端末装置
16からのアクセスを待つ。
【0060】ステップST2の待ち期間中に端末装置1
6のアクセスが確認されると、ステップST3に移って
アクセス者の登録番号およびパスワードの入力を求め
る。この時、アクセス者が登録会員であるが要介護者本
人からのアクセスではないと判定された場合は、更に要
介護者の顧客番号の入力を求めることにより、データ処
理の対象とする要介護者を特定する。
【0061】この際、要介護者情報用記憶領域48に記
憶されている顧客番号とパスワードの一致が確認される
と登録会員であると判断してステップST4で顧客情報
を読み出すが、顧客番号が確認されない場合は新規の要
介護者と判断する。また同時に、端末装置16側に現在
保管されている食材の種類と量とを特定可能とする在庫
情報を受け取った場合にあっては、その在庫情報を顧客
番号に対応させて保管情報用記憶領域52に保存し、健
康管理情報を受け取った場合は健康情報用記憶領域54
に保存する。
【0062】なお、上記した各種番号の入力と在庫情報
および健康管理情報の要介護者支援装置14側への送出
は、端末装置16に対する操作者の意思に基づいて行わ
れることが一般的である。しかしながら、要介護者支援
装置14側の命令により、端末装置16側に予め格納さ
れた所定ファイルを自動的に読み出してデータ処理可能
とすることにより、操作者はより少ない労力でアクセス
が可能となる。
【0063】更に次のステップST5において、選択情
報用記憶領域50に保存された選択履歴に対し、所定の
エキスパートシステムあるいは判断プログラムを用いて
要介護者に関する選択傾向の判定動作がなされる。かか
る判定動作の詳細については、後で詳細に説明する。
【0064】ステップST5で所定の判断動作が行われ
ると、次のステップST6においてその判断情報に対応
した、各種内容の選択用画面情報を作成し、対応する端
末装置16に対してダウンロードすることにより選択を
求める。
【0065】かかる画面情報に対し、ステップST7に
おいて端末装置16側から選択情報が返送されると、ス
テップST8において返送された選択情報に対応した所
定のデータ処理を行う。
【0066】更に、ステップST9において選択すべき
内容が残っていることが判定された場合は、ステップS
T6に戻って次の画面情報のダウンロードを要求し、全
ての選択が確定するまで上記動作を繰り返す。逆にステ
ップST9で選択すべき内容が全て終了したことが判定
されると、ステップST10の食材購入工程に移り、選
択された食材の発注処理を行うと共に、ステップST1
1で選択情報の記憶処理が行われ、一連の食材購入操作
は終了する。
【0067】
【要介護者支援装置の詳細な動作内容】以下における説
明では、要介護者自身あるいはその家族が、自己の保有
する端末装置16aを用いて要介護者支援装置14にア
クセスし、食材の注文を始めとする各種情報の提供を受
けるのに加えて、図12に示す如く、ケアプランを設定
する業者に備えた端末装置16を使用して管理栄養士等
が要介護者に代わって献立の立案および食材の注文を
し、あるいはまた、病院に供えた端末装置16を使用
し、医師や看護婦が担当する要介護者に関する健康情報
の受け渡しを可能とする例を示す。しかしながら、1人
の要介護者にかかわる人間および端末装置16の数、あ
るいは各端末装置16で実施できる機能については、適
宜増減して実施できることは勿論である。
【0068】本実施例におけるメインメニューにあって
は、図6に例示する如く、旬の食材やお買い得品の様な
特定の食材を表示するための「お勧め情報」に加え、供
給可能な全ての食材を表示するための「カタログショッ
ピング」と、提供可能な食材を用いた献立を示す「献立
立案」と、選択済みの食材群を一覧表示する「ショッピ
ングカート」と、過去において購入した食材あるいは選
択した献立に関係する各種情報が提供される「選択履
歴」と、過去に選択した食材あるいは献立から判断でき
る「栄養分析」と、食材の管理状態を示す「仮想冷蔵
庫」と、健康状態の変化が判る「健康分析」を各々表示
するための各選択項目が表示される。
【0069】なお、食材が1つも選択されていない状態
では上記した「ショッピングカート」が、また初めての
アクセス時にあっては「選択履歴」や「栄養分析」等の
選択項目が各々表示されないか選択されないようにする
ことにより、表示の煩雑さと選択ミスが未然に防止され
る。同様に、アクセスした人間が、要介護者かケアマネ
ジャあるいは医師か、あるいはホームヘルパーであるか
をその登録番号から判断し、アクセス者が必要とする情
報の表示画面が自動的に選択される様に構成することも
できる。また選択できる項目それ自体を増減できること
も勿論である。
【0070】
【カタログショッピング】ここで例えば「カタログショ
ッピング」を選択すると、図3に示す商品カタログ選択
工程に入り、ステップST21で図7に例示する商品カ
タログ形式による食材を陳列した食材カタログの表示画
面を端末装置16側で表示させるため、該当する画面情
報が作成される。
【0071】この表示画面は、上記した食材情報用記憶
領域44中に記憶した食材のうち、販売可能な食材を選
択的に取り出して表示すものであり、この表示例では更
に、1つの食材について1列が割り当てられ、一覧可能
な表形式で表示されている。しかしながら、以下におけ
る各表示画面でも同様であるが、図示した例は一例であ
って、具体的な表示形式は限定されるものではない。
【0072】ここで1列分の表示欄には、食材の名称で
ある食材名に加えて、その食材のメーカ名、価格等の、
食材を選択する上で必要とする各種の商品情報が該当の
記憶領域から取り出され、同時またはサブウィンドウを
開いて表示する。
【0073】更に、購入を希望する数量の入力欄に加
え、購入すべき商品を特定するためのチェック欄が設け
られ、チェックを入れて選択した状態でステップST2
2において「確定」ボタンを押すと、その選択された1
または複数の商品は、ステップST23において全てシ
ョッピングカートに入れられるとともに、図8に例示す
るショッピングカートの表示画面用の画面情報が作成さ
れる。
【0074】かかる表示画面は、上記の様にして購入を
選択した商品群についての情報を食材情報用記憶領域4
4から選択的に取り出し、一覧可能な表形式で表示する
ものであって、選択した食材の合計金額が同時に算出表
示される。また選択した食材についての購入量の増減お
よび削除は、同一画面上で変更できるように構成してい
る。
【0075】しかしながら、ショッピングカートに入れ
られた食材それ自体に不足が発見された場合は、ステッ
プST24で「戻る」を指示するボタンを押すことによ
り、図7に示す食材カタログの表示画面に戻り、ショッ
ピングカートに入れる商品の補正が行える。逆に必要な
商品が全て網羅されていると判断された場合、ステップ
ST25で「購入手続」を指示するボタンを押すことに
より、図4に示す食材購入工程に入る。
【0076】ステップST31で新規の要介護者又はそ
の家族と判定された場合、更にステップST32の会員
登録工程に移り、住所氏名や代金の支払い条件の様な、
購入商品の配送および料金支払いに必要な基礎情報の入
力が求められ、その情報は要介護者情報用の記憶領域4
8に格納される。更に必要に応じて、顧客番号を印刷し
た顧客カードの郵送、あるいはEメールによって入会手
続が完了したことを知らせる。
【0077】ステップST31で既会員であることが判
定された場合およびステップST32の会員登録が終了
した場合には、ステップST33に移って図9に示す購
入条件確認の画面情報が作成されたあと、端末装置16
側にダウンロードされ、所定の表示がされる。この画面
表示は、食材の配送場所や日時あるいは料金の支払い条
件を表示して確認を求めるものである。
【0078】このステップST34で「キャンセル」ボ
タンを押すと、上記した商品の購入手続に関する内容は
全てクリアされたあとステップST35に移って終了す
る。逆に、ステップST34で「購入」ボタンを押す
と、上記の様にして選択した各食材の発注処理と課金処
理がステップステップST36およびST37でなされ
る。同時に、購入された食材を保管情報用記憶領域52
に追加することにより、保管量の補正が行われる。
【0079】なお発注処理としては、食材販売業者、あ
るいは食材業者に依頼された介護ヘルパー派遣業者が要
介護者の家庭に向けてホームヘルパーを派遣すると同時
に、注文された食材を直接あるいは別便で持ち込むとと
もに、その食材を使用して要介護者に対する料理を作成
する介護サービスの一環として行われることが一般的で
ある。
【0080】しかしながら、配送業者または配送センタ
に発送すべき食材と発送場所に関するデータをオンライ
ンで送り、食材の消費者に直接宅配しあるいはコンビニ
エンスストアの様な特定の店舗に送って店頭受け取りさ
せるなど、その発注方法は限定されるものでない。
【0081】また課金処理は、クレジットカードや銀行
引き落としの様な電子決済の場合、対応する会社にオン
ラインで課金情報を送る。オフラインで決済する場合
は、請求書の印刷処理をし、商品の引渡し時等に現金の
支払いを求める。その他、ICカード形式のデビッドカ
ードを使用したり、公的機関に支払いを依頼するなど、
任意に変更できる。
【0082】更に図2のステップST11において、顧
客番号と選択日時に対応させ、少なくとも選択した食材
名が選択情報用記憶領域50に選択履歴として記憶され
る。なお選択履歴として記憶される内容は、実際に購入
した食材名ばかりでなく、後記する選択した料理や献立
プラン、あるいは一度は選択したが後で取り消した内容
など、その記憶内容は限定されるものではない。具体的
な選択内容ばかりでなく、各表示画面上における各種ボ
タンの操作手順や表示画面それ自体の選択履歴など、選
択情報用記憶領域50に格納される履歴情報の種類も限
定されるものではない。
【0083】
【選択傾向の判定処理工程】本実施例にあっては更に、
例えば図6で示すメインメニュー中における「お勧め情
報」を選択した場合をはじめ各選択用の画面を作成する
際、上記した選択情報用記憶領域50に含まれる履歴情
報を統計処理し、あるいはエキスパートシステムを利用
してその選択傾向を解析した結果を表示内容に反映させ
る様に構成している。なお、端末装置16側から在庫情
報が送られて仮想冷蔵庫が設定されている場合にあって
は、賞味期限等を考慮にいれながら、顧客が保有してい
る食材を有効利用させることも行われる。
【0084】ところで新規顧客にあっては、食材の保管
情報も、その顧客個人の選択履歴に関する情報も備えて
いないため、例えば選択情報用記憶領域50から顧客全
体についての売れ筋の商品を抽出し、それらの内の上位
から所定番内の商品群を優先的に表示する様なデータ処
理が行われる。
【0085】一方、過去に一度でも同システムを利用し
て食材の購入をした場合にあっては、上記した一般的な
選択情報に加えてあるいは代えて、その顧客個人の選択
情報を解析することにより、その特別な個人に特化した
情報を提供可能とする。更に、新しい食材や料理、食材
消費者が試していない料理や食材、流行を反映した料理
や食材などを提示することもできる。
【0086】より具体的には、商品カタログの表示時に
過去に選択した食材表示をより上位にもってくること、
お勧め品として選択傾向の高い食材と関連した食材、あ
るいは逆に選択する傾向が低い食材を表示することもで
きる。
【0087】更に過去に選択した食材の栄養素を食材情
報用記憶領域44から調べ、栄養素の摂取傾向を健康情
報として知らせるとともに、不足している栄養素を含む
食材の購買を勧める表示をすることも可能である。この
場合、お勧め情報中に表示された食材にあっても個別に
購入を選択可能とし、選択された食材はショッピングカ
ートに入れられたあと、上記した処理動作が行われる。
【0088】また在庫情報が設定されている場合、カタ
ログショッピング時に保管中の食材を選択すると、該当
の食材を保管中である旨の警告ないしは注意表示をする
ことにより、余分な食材を重複して購入するのが未然に
防止できる。
【0089】更にまた、複数回に亘った類似内容の操作
をさせるのをさけ、クライエント側における操作パター
ンがある程度固定すると、選択すべき項目を最小限に抑
制するとともに、たとえ選択が必要としても、例えば該
当の選択項目の位置を見やすく且つ大きく表示すること
により、操作性の向上が図られることが好ましい。
【0090】
【献立立案工程】本発明は、図5の流れ図で示す如く、
食材情報に加えて献立情報を顧客に提供可能とした構成
に特徴を有す。すなわち、図6に示す選択メニュー中に
おける「献立立案」の項目を選択し、あるいは図3およ
び図7に示すカタログショッピング中に「確定」処理を
せずに「献立立案」を選択すると、図5に示す献立立案
工程に入る。
【0091】かかる工程に入ると先ず、ステップST4
1に移って、既に食材を選択しているか、あるいは在庫
情報が要介護者側の端末装置16a側から送られている
か、あるいは又、食事制限や健康管理情報などの特別な
健康上の要件が設定されているかといった、顧客情報が
存在するか否かが判定される。
【0092】ここでその様な顧客情報が存在しないこと
が判定されると、ステップST42に移って、例えばお
勧めの食材を含む料理の様な一般的な基準で選択された
料理が料理情報用記憶領域45から、献立が献立情報用
記憶領域46を利用して各々抽出される。逆に顧客情報
が存在する場合は、ステップST43に移り、顧客情報
を考慮した料理および献立の抽出が行われる。
【0093】例えば、食材の選択がされている場合は、
その食材を主として含む料理および献立が選択される。
在庫情報が存在する場合は、保管されている食材の種類
や量を考慮し、それらの食材を有効に消費する料理およ
び献立が選択される。また、選択情報用記憶領域50か
ら過去の食材、料理あるいは献立の選択傾向を調べ、過
去に選択することが多かった食材や献立を含む料理を選
択的に、あるいは逆に、過去に選択した食材では不足し
がちな栄養素を含む食材を使用した料理や献立が抽出さ
れる。更にまた、食事に制限が設けられているか、制限
がないにしても過去の食材摂取傾向から注意を要する場
合にあっては、それらの特別な食材を避けた料理や献
立、あるいは特別なレシピ(減塩したレシピ)の料理や
献立が抽出される。
【0094】そして次のステップST44において、ス
テップST42およびステップST43の一方または両
方で抽出された献立を考慮して図10(a)に示す献立
選択用の画面情報が、また抽出された料理を考慮して図
10(b)に示す料理選択用の画面情報を作成するとと
もに、その画面情報を端末装置16側にダウンロードさ
せ、両者を個別に、あるいは連続して1つの画面上に表
示させ、料理または献立の選択を求める。
【0095】図10に示す端末装置16側の画面上で1
または複数の料理または献立を選択した後、そのカタロ
グ表示ウインドウで「購入」ボタンが押される(ステッ
プST45)と、その選択情報が要介護者支援装置14
側に返送され、その料理に使用され且つ供給可能な食材
が、料理情報用記憶領域45、献立情報用記憶領域46
および食材情報用記憶領域44を利用して抽出されたあ
と、上記したショッピングカートに入れられる。そして
ステップST46に移ってショッピングカートの表示を
行い、ステップST47でそれらの食材が購入される場
合は、ステップST30において上記した場合と略同様
に図4の食材購入工程に入る。
【0096】また、図10に示す献立または料理カタロ
グ表示上で複数の料理または献立を選択するとともに、
その選択内容を確定することなくステップST45で
「献立プランの作成」を選択すると、ステップST48
〜50で示す献立プラン作成工程に入る。
【0097】かかる工程にあっては、何日分の献立プラ
ンを立てるか、あるいは朝昼晩を全て含めるのか否かの
選択が求められたあと、図11(a)に示す献立プラン
表示画面の作成およびダウンロードに移る(ステップS
T48)。
【0098】この画面上には指定した日数および回数分
の料理スロットが設けられ、その料理スロット内にステ
ップST44で選択された献立、あるいは選択された料
理を含む献立が、端末装置16側に保管されている食材
の賞味期限や食事のバランスを考慮して配置される。
【0099】なお各料理スロットは、主食、主采、副
采、サラダ/和え物、汁物、デザートの様に、予めそれ
ぞれの料理スロット毎に入力可能な料理の種類が設定さ
れており、1食分の献立を構成する各料理が、対応する
種類の料理スロット内に1つずつ投入表示される。
【0100】例えば、第1日目の夕食を例にとると、
「ごはん」が主食に、「鯖の塩焼き」が主采に、「肉じ
ゃが」が副采に、「トマトサラダ」がサラダに、「野菜
の味噌汁」が汁物に、「みつ豆」がデザートに対応する
が、料理スロットの種類分けはこれに限らず、その名
称、種類あるいは数を適宜変更して実施できることは勿
論である。
【0101】さらに図11(a)に示すように、顧客に
よって選択された料理の数が、料理スロットの枠数に比
して少ない場合にあっては、空白部分の料理スロット中
に、必要な料理を操作者の選択で、あるいは以下のよう
な方法で自動的に埋めて行く処理が行われる。
【0102】空きスロットへ料理を自動的に埋めていく
処理は、料理毎に以下のような方法で採点を行い、高得
点のものから順に料理スロットへ投入することによって
行う。
【0103】料理の採点方法は、あらかじめ決められた
評価項目に関して、例えば0〜1点満点で点数を付けて
いき、その平均点を算出することによって行う。評価項
目は、「料理」に関する項目とその構成要素である「食
材」に関する項目の2つに大別され、それぞれに採点を
行い、その平均点を料理の得点とする。
【0104】「料理」に関する項目としては、例えば顧
客が過去によく選択する料理には0.8点などの高い得
点が、あまり選択しない料理には0.3点などの低い得
点が与えられる。また、お勧め料理や季節の料理、顧客
の嗜好、糖尿病や高血圧症の様な特定の病気と関係など
も料理の評価項目として考えられる。
【0105】構成要素である「食材」に関する項目とし
ては、例えば顧客の在庫中にあるものは高い得点が与え
られる。また、お勧め商品、顧客の嗜好なども「食材」
の評価項目として考えられる。
【0106】さらに、これらの評価項目に重要度を設定
しておき、この重要度を調整することにより、評価項目
の採点結果を調整できるようにすることも可能である。
例えば料理の健康に対する影響を重視する場合には、糖
尿病や高血圧症の様な特定の病気との関係などの健康に
関連する項目の重要度を高く設定することにより、健康
によい影響を与える料理が献立へ投入される料理として
選択され易くすることができる。
【0107】例えば、顧客の嗜好と病気との関係の得点
がそれぞれ0.8点と0.4点の料理、0.2点と0.
8点の料理が有る場合、その2つの項目の平均点はそれ
ぞれ0.6点と0.5点となり、0.6>0.5である
ので前者の料理が選択される。ここで、「顧客の嗜好」
と「病気との関係」という項目の重要度がそれぞれ0.
2、0.8と設定すると、前者の料理の点数は、0.8
×0.2=0.16と0.4×0.8=0.32で平均
点が0.24に、後者の料理の点数は0.2×0.2=
0.04と0.8×0.8=0.64で、平均点が0.
34となり、0.24<0.34であるから、病気との
関係の点数が高い後者の料理が高得点となって選択され
ることになる。
【0108】以上のような採点方法により、「料理」の
得点の平均点と構成要素である「食材」の得点の平均点
をそれぞれ算出し、この2つの得点の平均点を算出する
ことによって、料理の得点を決定する。
【0109】このようにして料理毎に採点を行った結
果、高得点の料理から空きスロットへ投入していく。こ
の際に、主食、主菜,副菜などの料理の種類別のスロッ
トへ正しく投入されることは勿論である。さらに、1食
分の献立内で、すでに投入済みの他の料理との食べ合わ
せが悪くなる献立内へは投入しないようにし、食べ合わ
せがよくなるところへ投入する。
【0110】一方、顧客の1週間あるいは1日間に適当
と考えられる栄養摂取量を、健康情報や特定の病気の有
無などを考慮に入れて栄養素毎に計算しておく。そし
て、各々の栄養素に関する所要量を図11(b)の様に
全体を100%として表示するとともに、上記の様にし
て料理あるいは食材がスロットに投入されるごとに、1
00%中に占める割合が計算され、その選択量が棒グラ
フ状にその高低を変化させて図示される。
【0111】そこで、基本的にはそのグラフの高さを参
照し、各栄養素が全体として適正な量を維持するように
料理を選択して各料理スロットに投入する。このとき、
ある栄養素が適正な量より高い場合には、すでに投入済
みの料理のうちその栄養素が最もより多く含まれている
料理を削除、あるいは上記採点により高得点の料理から
順にその栄養素をより含んでいない料理と入れ換える処
理を行うことにより調整を行う。そして、各栄養素の量
と適正値の量の誤差が許容範囲内に収まるように調整さ
れる。
【0112】以上のような方法によって、供給可能かつ
顧客に適正な食材を含む料理から構成される献立を、栄
養素が適正になるように作成することができるようにな
るのである。
【0113】なお、選択される食材の調整は、上記した
料理および食材の評価項目の重要度を変更することによ
っても行われる。例えば食材の選択が、顧客の嗜好をよ
り反映したものにする場合にあっては、嗜好に関する優
先度を他よりも高く設定することにより達成される。
【0114】かかる献立プランを了承する場合は、図5
のステップST49で「購入」ボタンを押すとその献立
群で必要とする食材が抽出されたあと、ステップST4
6に移り、上記した場合と略同様にショッピングカート
内に食材が入れられ、食材の購入工程に入る。
【0115】なお、このショッピングカートの表示中に
あっては、自己の意思で選択した食材と、システムが献
立の立案を通じて自動補充した食材とが分離して表示さ
れ、最終的に購入を決定する食材の選択がより容易且つ
的確に行える様にしている。更に、献立プラン中に含ま
れるが既にクライエント側で保管されている食材、ある
いはその他の必要な食材が参考情報として表示されるこ
とが好ましい。
【0116】しかし、図5のステップST49で、提案
された献立プランに不都合がある場合は「編集」ボタン
を押すことによりステップST50の献立編集の画面に
移り、献立の入れ替え、削除あるいは変更が可能とな
る。
【0117】更に上記の様にして確定された献立プラン
にあっても、その選択された献立群が選択情報用記憶領
域50に記録され、それ以後における食材や献立の提案
時における判断材料として利用される。また、選択した
献立の料理法、あるいは購入した食材と購入はしていな
いが必要な食材のリストが端末装置16側に送られ、必
要に応じて印字手段28でプリントアウトされる。
【0118】
【食材管理と栄養分析】ところで、上記した単品の食材
購入者や、購入間隔が長い要介護者の場合にあっては、
その要介護者が消費する食材を把握することは難しい。
しかしながらこの様な場合にあっても、食材の購入傾向
から判断される食材管理や栄養バランスに関する分析と
して、選択された食材群から不足する栄養素やその栄養
素を含む食材を提示する程度の浅い分析ないしは簡易な
判断処理は可能である。
【0119】すなわち、本実施例の様なインターネット
を介した販売を始め、一般に行われている食材販売形態
において自然に蓄積される購入履歴を利用するだけで、
簡易な栄養分析が行える。しかもこの簡易な栄養分析
は、従来の販売システムにそのまま適用できるので、非
常に容易に実施ができる。また、栄養分析および管理と
いう機能を付加するために、食材消費者にデータ入力の
様な特別な労力を何ら強いる必要がない。
【0120】一方、常連の顧客であり、献立の立案を含
めた総合的な食材供給がなされている場合にあっては、
食材の摂取傾向がより正確に判るため、上記したお勧め
の食材や献立中に、不足している栄養素を考慮した提案
がより積極的に行われる。
【0121】また栄養分析に関しても、食材の購入履歴
から、例えば「牛肉の摂取量が多い」「ビタミンやカル
シュウムが不足」の様な問題点の指摘や、その問題点に
対する改善案の提示など、個々の顧客に対する栄養のバ
ランスを考慮した情報提供が行える。また献立の選択履
歴から、塩分や糖分、酢、脂肪の摂取量を計算してその
内容を栄養学的に分析することにより、中程度の食材管
理と栄養分析とを行うことが可能となる。
【0122】更に、要介護者の端末装置16a側から健
康管理情報や在庫情報の提供を求め、要介護者が独自に
購入した食材をも管理可能とすると、摂取した全ての栄
養素が把握できるとともに、その栄養素による実際の健
康への影響についても把握できるため、深い食材の管理
と栄養分析が行える。
【0123】そこで、メインメニュー中における「栄養
分析」を選択すると、上記した各段階に対応した分析結
果を示す画面情報が作成され、要介護者に関係する人間
が操作する端末装置16に送られることにより、食材そ
れ自体の管理に加えて、摂取した食材に起因する栄養管
理をも同時に行えるのである。
【0124】更にまた、メインメニューの「選択履歴」
を指定することにより、どの様な食材、料理あるいは献
立を過去に選択してきたかが判る。また「仮想冷蔵庫」
を指定することにより、現在実際に保管されている食材
の在庫量およびその賞味期限を、端末装置16側に保管
手段34を備えることなく知ることができる。更に「健
康分析」を指定することにより、健康状態の時間的な変
化あるいはそれらを統計的に処理した結果が、オンライ
ン上で確認できるのである。
【0125】その他、栄養分析の項目を選択時に表示さ
れる内容としては、上記の様な栄養の分析結果に限られ
ず、適宜変更して実施できることは勿論である。例え
ば、摂取傾向に問題が無い場合は「あなたの食生活は栄
養のバランスに関しては特に問題がありません。」とい
うような、全体としての判断結果を提示することもでき
るし、逆に問題がある場合には、その問題点を提示する
ことができる。特に問題点がない場合に関しては、メイ
ンメニューのお勧め情報の部分に目立つように表示し、
利用者に安心感を与えることが重要である。
【0126】次に、上記した栄養摂取状況の把握方法に
ついて更に具体的に説明する。上記した深い食材管理が
可能な食材消費者にあっては、まず第1段階として、各
々の食材消費者に対し、年齢や体格から決まる人間が1
日に摂取すべき栄養素の量を、カロリー、たんぱく質、
脂質、炭水化物、糖質、カルシウム、鉄分、ビタミンや
カロチンの様な各々の栄養素毎に予め決定しておく。こ
のとき、食事制限や健康状態などの条件が存在する要介
護者に対しては、これらの要素を加味して栄養素の必要
量が決定される。
【0127】更に第2段階として、1週間あるいは1日
程度の所定期間内における食材の選択履歴から、その期
間に実際に摂取した栄養素および調味料の量を更に1日
分に換算した摂取量を、各々の栄養素毎に算出する。
【0128】そして第3段階として、上記した第1段階
で決定した摂取すべき栄養素の量と、第2段階で実際に
摂取した栄養素の量を各々の栄養素毎に比較して過不足
を判定することにより、個別の栄養素についての摂取情
報が得られるのである。
【0129】一方、オンラインによって食材をすべて購
入するのではなく、一般の小売店でも食材を購入する場
合にあっては、上記した食材の選択履歴を調べるだけで
は全ての消費食材が把握できない。しかしながらこの様
な場合にあっても、その選択履歴に現れる摂取量が全体
の消費量の何%程度を反映しているかを仮想的に決定す
ることにより、それぞれの栄養素間における栄養摂取量
の相対的な過不足を判定することは可能である。
【0130】この様な場合にあっては、上記した第2段
階において算出される摂取量は選択履歴からのみ把握で
きる部分的なものであるから、この値が第1段階で決定
した1日に摂取すべき各栄養素の量に対して何%を占め
るか、それぞれの栄養素毎にその占有割合を算出する。
これにより、選択履歴から把握される栄養素の量が1日
に摂取すべき栄養素の量の何%を反映しているかを示す
占有割合が、各々の栄養素毎に算出される。
【0131】ところで消費者は一般に、その消費行動に
人為的な規制を加えられなければ、オンラインか小売店
かにかかわらず同一傾向の食材を選択する結果、購入さ
れる食材に含まれる栄養素の傾向は類似しているものと
推測される。一方、その様な場合にあっては各栄養素の
摂取割合の間にばらつきはあるものの、平均的な中心と
なる栄養素については、無意識のうちにも1日間で必要
量を摂取しているものと推測される。
【0132】そこで本実施例にあっては、前記したよう
に算出された栄養素毎の占有割合を例えば平均すること
により、選択履歴から把握した栄養素摂取量が全体の摂
取量の何%を反映しているかを仮想的に算出する。そし
て、この仮想的に算出された反映割合を利用し、選択履
歴から把握される栄養素摂取量を100%の量に換算す
ることにより、各々の栄養素毎に全体の摂取量の推定値
が算出されるので、この値を用いて上記した第3段階の
比較判定動作を行うことにより、栄養素毎の摂取情報が
得られるのである。
【0133】なお、上記した仮想的に算出された反映割
合は、上記した様に平均をとるほかに、たんぱく質や炭
化水素の様な代表的な栄養の占める割合を利用すること
ができる。また予め、登録された要介護者に対し、他の
小売店等でどの程度購入しているかに関する購入状況
や、外食の有無あるいは回数の様な通信回線を使用した
方法以外の方法で購入された食材の量を推定するための
アンケートを実施することにより、仮想的に算出される
反映割合はある程度正確に推測できる様になる。
【0134】
【端末装置の動作】以上の説明にあっては、特に要介護
者支援装置14側における制御内容を中心にしたが、以
下において端末装置16側における操作内容を中心とし
た説明を行う。
【0135】上記した浅い食材管理あるいは中程度の食
材管理しか要介護者支援システム10に求めない場合
は、要介護者宅に端末装置を備えないか、備えたとして
も通常のパソコン装置30あるいはインターネットへの
接続機能を備えた携帯電話機32の様な汎用的な機器を
選択するとともに、要介護者支援装置14側に送る顧客
情報も必要最小に制限する。
【0136】一方要介護者支援装置14側では、図6に
示すメインメニュー中における「選択履歴」を選択時
に、上記した仮想の冷蔵庫の内容や、選択した献立で使
用されているが注文されていない食材を表示可能とする
ことにより、マーケットへ立ち寄った際、携帯電話機3
2を使用してオンラインで不足する食材を確認すること
もできる。
【0137】また、例えば介護保険における食事対策を
必要としている要介護者の様に、深い食材管理を希望す
る場合は、管理手段36と連携して動作する端末装置1
6aを利用し、自己が保持する食材および健康に関する
情報の全てを要介護者支援装置14側で管理することが
好ましい。そこで顧客情報として、入力を求められてい
る項目の全てについて回答をする。
【0138】かかる状態にあって、例えばケアプランを
設定する業者では、医者の食事指定や健康管理情報を参
考にしながら、上記した要介護者支援装置14が備える
献立立案機能を利用して管理栄養士あるいはケアマネジ
ャが要介護者の献立を選択し、その献立に使用する食材
の注文を食材販売業者に対して行う。
【0139】注文を受けた食材販売業者は、必要な食材
を用意するとともに、介護ステーションを通じてホーム
ヘルパーを要介護者に派遣する。ホームヘルパーは、要
介護者宅に持ち込んだ食材を利用し、ケアプランを設定
する業者が策定した献立プランを参考にしながら該当の
食材を使用した料理を作成および提供する。
【0140】同時に、あるいは看護ヘルパーが看護のた
めに訪問した際に、健康状態検出手段37を用いて要介
護者の健康状態をチェックするとともに、そのデータを
要介護者支援装置40の健康情報用記憶領域54に格納
するか、もしくは直接医師に伝えられる。格納された場
合の健康管理情報は、病院の医師が保有する端末装置1
6を通じて要介護者支援装置14にアクセスすることに
よりオンライン状態で確認できる。更に確認した健康管
理情報を解析した医師は、食事指定あるいは食事摂取に
関するコメントを要介護者用記憶領域48に直接あるい
はケアマネジャあるいは栄養管理士を介して書き込むこ
とにより、それ以後になされる献立立案に反映されるの
である。
【0141】ところで、体重や血圧の様な健康管理情報
については、予め設定した時間間隔あるいはホームヘル
パーの訪問時に測定し、記憶手段24あるいはホームヘ
ルパーが保持する端末装置に格納しておく。一方、端末
装置16の使用開始時にあっては保管されている食材は
ないので、在庫情報の記憶手段24上への記録はない。
【0142】ここで、要介護者支援装置14を利用して
食材を購入した際、画面情報に含まれる購入食材に関す
る情報を抽出し、記憶手段24に自動的に格納される。
そして、注文した食材が到着した段階で、表示手段22
上に注文食材の一覧を表示する。注文食材が全て揃って
いると判断した場合、確認ボタンを押すと、要介護者支
援装置14側に食材到着確認情報が送られ、保管情報用
記憶領域52における追加分の食材の確定処理が行われ
る。逆に不足食材がある場合、該当の食材を特定すると
ともに再送ボタンを押すと,不足食材に関する情報が自
動的に要介護者支援装置14側に送られ、該当食材の再
送手続が採られる。
【0143】上記の様にして全注文食材の到着が確認さ
れると、その確認された食材群の全量が初期状態におけ
る在庫情報として記憶手段24に登録される。この在庫
情報は、表示手段22の画面上で一覧表示がされるの
で、食材を消費または廃棄する毎に、食材を特定した状
態で該当のボタンをオン操作することにより、保管され
ている食材量の補正が行われるとともに、保管食材の増
減履歴が在庫情報として保存される。
【0144】その際、保管されていた食材が実際に消費
されて減少したのか、廃棄して減少したのかが区別して
記憶され、実際に消費された食材が限定して上記した栄
養管理の対象となる。また提供されたのちの食事につい
ても、全て食べたのか一部残したかの様な食事の摂取情
報を取得することにより、要介護者が実際に摂取した食
材が把握される。かかる食事の摂取情報は、介護ヘルパ
ーが訪問して食事を作成して提供した際、あるいは要介
護者自身かその家族により、要介護者が実際に摂取した
量をチェックしてシステム上の所定記憶領域に入力する
ことによって得られる。
【0145】なお、上記した様に1つの食材毎にその保
存量を増減させるほかに、選択した1つの献立あるいは
1日分の献立群に含まれる食材群を単位として在庫情報
を補正することができる。また、在庫情報や健康管理情
報を上記した食材の購入あるいは食材情報の表示時の様
な意識的なアクセス時にまとめてデータ送出するほか
に、情報の変化がある毎に自動的にデータの受け渡しを
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要介護者支援システムの全体的な構成を概略的
に示す説明図である。
【図2】管理部における管理動作の概略を示す流れ図で
ある。
【図3】食材カタログによる選択工程の詳細を示す流れ
図である。
【図4】食材購入工程の一例を示す流れ図である。
【図5】献立立案工程の一例を示す流れ図である。
【図6】メインメニューの一例を示す説明図である。
【図7】食材カタログ表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図8】ショッピングカート表示画面の一例を示す説明
図である。
【図9】食材購入方法の詳細表示画面の一例を示す説明
図である。
【図10】献立カタログおよび料理カタログ表示画面の
一例を示す説明図である。
【図11】献立プラン表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図12】端末装置の使用者と要介護者支援装置の設置
者との位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 要介護者支援システム 12 通信回線 14 要介護者支援装置 16 端末装置 18 通信手段 20 ディスプレイ 22 表示手段 24 記憶手段 26 入力手段 28 印字手段 30 パソコン装置 32 携帯電話機 34 保管手段 36 管理手段 37 健康状態検出手段 38 データ通信部 40 データベースシステム 42 管理部 44 食材情報用記憶領域 45 料理情報用記憶領域 46 献立情報用記憶領域 48 要介護者情報用記憶領域 50 選択情報用記憶領域 52 保管情報用記憶領域 54 健康情報用記憶領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置(16)と通信回線(1
    2)を介して接続されて要介護者を支援する要介護者支
    援装置(14)にあって、 食材と該食材に関する情報とを関連付けて記憶する食材
    情報用記憶領域(44)と、 要介護者と該要介護者に関する情報とを関連付けて記憶
    する要介護者情報用記憶領域(48)と、 該要介護者情報用記憶領域(48)に記憶された各要介
    護者に関してなされた各種の選択履歴情報を記憶する選
    択情報用記憶領域(50)と、 前記食材情報用記憶領域(44)に含まれる食材を用い
    た料理に関する情報を記憶した料理情報用記憶領域(4
    5)と、 該料理情報用記憶領域(45)に含まれる料理から構成
    される献立に関する情報を記憶した献立情報用記憶領域
    (46)とを含む記憶領域群で構成されるデータベース
    システム(40)を備え、 前記端末装置(16)によるアクセスがあると、要介護
    者に供給可能な食材を使用した献立リストを表示可能と
    する画面情報を、前記記憶領域群に格納した情報を使用
    して作成する工程と、 前記端末装置(16)に対し、前記献立リストを表示す
    る画面情報を送って献立の選択を求める工程と、 選択された献立で必要とする食材リストを含む画面情報
    を前記端末装置(16)に送り確認を求める工程と、 確認された購入すべき1または複数の食材の選択情報を
    受け取ると、該選択情報を前記選択情報用記憶領域(5
    0)に格納する工程と、 前記選択情報に基づき対応する食材の発注処理を行う工
    程とを備えた要介護者支援方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶領域群には健康に関する情報を
    含むとともに、 前記選択情報用領域(50)に格納された食材および献
    立の少なくとも一方の選択履歴から、前記要介護者にお
    ける選択傾向を判断するとともに、 前記画面情報中に、前記判断された選択傾向および前記
    健康に関する情報に対応した情報を含めることを特徴と
    する請求項1記載の要介護者支援方法。
  3. 【請求項3】 前記記憶領域群中に、各要介護者の嗜
    好、医師の指示、要介護者の体調および要介護者の食材
    の在庫に関する参照情報群を備え、 作成される画面情報中に、前記参照情報群を構成する1
    または複数の情報を考慮した献立情報を含めることを特
    徴とする請求項1記載の要介護者支援方法。
  4. 【請求項4】 前記参照情報群は、要介護者自身を含め
    た該要介護者を支援する複数の関係者から提供されると
    ともに、 該複数の関係者は、前記端末装置(16)を通じて個別
    に前記画面情報を受け取り可能とする請求項3記載の要
    介護者支援方法。
  5. 【請求項5】 前記端末装置(16)は要介護者の健康
    状態検出手段(37)と連携して構成されるものであっ
    て、更に、前記要介護者支援装置(14)から送られる
    前記画面情報を表示可能とする表示手段(22)と、前
    記健康状態検出手段(37)で測定された健康管理情報
    を記憶可能とする記憶手段(24)と、前記要介護者支
    援装置(14)に対してアクセスするための通信手段
    (18)とを備え、 前記データベースシステム(40)は、前記要介護者情
    報用記憶領域(48)に格納された各要介護者の前記健
    康管理情報を格納可能とする健康情報用記憶領域(5
    4)を含み、 前記通信手段(18)による前記要介護者支援装置(1
    4)に対するアクセス時に、前記記憶手段(24)上の
    健康管理情報が前記健康情報用記憶領域(54)に送出
    されるとともに、 前記端末装置(16)に送られる画面情報中には、前記
    健康管理情報に対応した献立情報を含めることを特徴と
    する請求項1ないし4の何れかに記載の要介護者支援方
    法。
  6. 【請求項6】 前記健康状態検出手段(37)には、要
    介護者の健康状態に対応した測定器とを含み、 該測定器で測定された健康管理情報は、自動的に記憶手
    段(24)に記憶される請求項5記載の要介護者支援方
    法。
  7. 【請求項7】 前記データベースシステム(40)は、
    前記要介護者情報用記憶領域(48)に格納された各要
    介護者が保管する食材を特定する食材保管情報を格納可
    能とする保管情報用記憶領域(52)を含むとともに、 前記端末装置(16)側から食材保管情報を受け取る
    と、対応する端末装置側に送る画面情報を、前記食材管
    理情報に対応した内容に補正する請求項1記載の要介護
    者支援方法。
  8. 【請求項8】 前記端末装置(16)は、食材の保管手
    段(34)と連携して構成されるものであって、更に、 前記要介護者支援装置(14)から送られる前記画面情
    報を表示可能とする表示手段(22)と、 前記保管手段(34)中に収納されている食材保管情報
    を記憶可能とする記憶手段(24)と、 前記要介護者支援装置(14)に対してアクセスするた
    めの通信手段(18)とを備え、 前記通信手段(18)による前記要介護者支援装置(1
    4)に対するアクセス時に、前記記憶手段(24)上の
    食材保管情報が送出される請求項7記載の要介護者支援
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の要介護者支援
    方法を、コンピュータシステムを利用して実行させる命
    令を格納してなるコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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