JPH06261699A - 料理献立支援装置 - Google Patents

料理献立支援装置

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JPH06261699A
JPH06261699A JP5548293A JP5548293A JPH06261699A JP H06261699 A JPH06261699 A JP H06261699A JP 5548293 A JP5548293 A JP 5548293A JP 5548293 A JP5548293 A JP 5548293A JP H06261699 A JPH06261699 A JP H06261699A
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JP
Japan
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information
name
cooking
input
dish
Prior art date
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JP5548293A
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English (en)
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Osamu Nishiguchi
修 西口
Satoru Ono
悟 小野
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭内にある材料の賞味期限管理を行う。在
庫の材料の中からどの材料を早く消費する必要があるの
かを示し、無駄なく購入済みの材料を消費するための献
立決定をサポートする。 【構成】 料理の材料名、数量及び賞味期限を入力する
入力手段と、該入力手段により入力された情報を記憶す
る記憶手段と、該記憶手段に記憶されている情報を、賞
味期限の切れる順に表示する賞味期限表示手段を有する
料理献立支援装置である。 【効果】 家庭にある料理材料の量と賞味期限を登録し
ておき、指定した材料と家庭内にある在庫の材料を組み
合わせた料理を、賞味期限を意識させながら材料の購入
を案内することが可能であり、家庭にある在庫分の材料
をむだなく消費することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日常生活における料理
の献立決定において、家庭に在庫として、既に存在する
料理材料を有効に使いながら、献立の意志決定と購入す
る材料の決定を容易にする料理献立支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の料理献立装置としては、例えば、
特開昭56−137022号公報に開示されているよう
に、予め献立情報を記憶しておき、材料名を指定するこ
とによりその材料から作成可能な料理名と不足する材料
を表示する装置がある。
【0003】また、特開昭58−94051号公報に
は、料理の材料名及び料理の制約条件を指定して、該当
する料理名を出力することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術では、いずれも材料の賞味期限の管理機能がな
いため、家庭の主婦などが店頭へ買物に出かけた際、例
えば、自分で選んだ材料を使用して調理する料理に複数
の種類、選択できる場合、現在、家庭にある料理材料を
意識させながら、どの料理を作成すべきかの意志決定を
サポートできないという問題があった。そのため、少量
残った料理の材料がなかなか消費できず、いつのまにか
賞味期限が切れてしまって廃棄してしまうという問題が
あった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、家庭内にある材料
の賞味期限管理を行うことが可能な料理献立支援装置を
提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、無駄なく購入済みの
材料を消費するための献立決定をサポートすることが可
能な技術を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、在庫情報の中から賞
味期限が早く切れる材料を優先して、消費できるような
料理の献立案内を行うことが可能な技術を提供すること
にある。
【0008】本発明の他の目的は、冷蔵庫の在庫情報の
中から賞味期限が早く切れる材料を優先して消費するこ
とが可能な技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の(1)の手段は、料理の材料名、数量及び
賞味期限を入力する入力手段と、該入力手段により入力
された情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
れている情報を、賞味期限の順に表示する賞味期限表示
手段を有することを最も主要な特徴とする。
【0011】本発明の(2)の手段は、料理の材料名及
びその数量を入力する手段と、該入力された料理の材料
名、その数量、料理名、その料理を作るのに必要な材料
及び量を記憶する記憶手段と、前記入力された材料名を
キーとして前記記憶手段に記憶されている情報を検索す
る材料検索手段と、前記入力された材料から作成可能な
料理名を表示する第1の表示手段と、該表示された料理
名から前記記憶手段に記憶されている料理の材料名及び
それに必要な量を差し引く不足材料算出手段と、該不足
材料算出手段の出力に基づいてその料理を作成する上で
不足する材料名と不足量を表示する第2の表示手段を有
する料理献立支援装置であって、前記不足する材料名と
不足量を加えて、各材料の賞味期限を入力する入力手段
と、該入力情報を前記記憶手段に記憶する賞味期限記憶
手段と、該記憶された情報の賞味期限が切れる順を検索
する賞味期限検索手段を有することを特徴とする。
【0012】本発明の(3)の手段は、前記(2)の手
段の料理献立支援装置において、料理の特質情報を記憶
する記憶手段と、該料理の特質情報を、前記入力キーで
選択された料理の特質及び材料名に基づいて賞味期限が
切れる材料名を優先して抽出する前記賞味期限検索手段
を有することを特徴とする。
【0013】本発明の(4)の手段は、料理名とその料
理を作るのに必要な材料及び量を献立情報として記憶す
る献立情報記憶手段と、料理の材料、量及び賞味期限を
在庫情報として入力する在庫情報入力手段と、該在庫情
報入力手段により入力された情報を、在庫情報として記
憶する在庫情報記憶手段と、料理の材料を検索情報とし
て入力する検索情報入力手段と、前記在庫情報入力手段
により入力された在庫情報を表示する在庫情報表示手段
と、前記在庫情報入力手段により入力された在庫情報の
賞味期限が切れる材料を優先して、あるいは前記検索情
報に基づいて、あるいはそれらを組み合わせて、前記献
立情報記憶手段に記憶された献立情報を検索し、作成可
能な料理名の一覧を表示する可能料理名表示手段と、該
可能料理名表示手段で表示された料理名のうち一つを指
定する料理名指定手段と、該料理名指定手段で指定され
た料理名に基づいて前記献立情報記憶手段に記憶されて
いる料理の材料及び必要な量の情報を読みだし、その情
報から在庫情報記憶手段に記憶されている在庫情報の材
料及び量を差し引く不足材料算出手段と、該不足材料算
出手段の出力に基づいて不足材料名とその量を表示する
不足材料表示手段を有することを特徴とする。
【0014】本発明の(5)の手段は、前記(1)乃至
(4)の手段のうちいずれか1つの手段の料理献立支援
装置を具備した冷蔵庫であって、筐体の外部に表示装置
及び入力装置を有することを特徴とする。
【0015】
【作用】前記の手段によれば、在庫情報として、家庭内
にある料理材料、その数量、及び賞味期限を登録し、登
録した材料を検索キーとし、賞味期限が早く切れる在庫
の材料の検索キーを優先して献立情報を検索することに
より、賞味期限の早く切れる在庫の材料の検索キーを優
先して献立情報を検索することにより、賞味期限の切れ
る材料を使った料理名を表示できる。
【0016】また、食べたいと思う、あるいは購入しよ
うとしている材料など、在庫品とは別の材料を指定でき
る手段を設け、その材料と在庫の材料とを組み合わせて
献立情報を検索することにより、指定した料理の特質の
範囲内で賞味期限の早く切れる材料と安価な材料を組み
合わせた料理名を表示することができる。
【0017】また、料理毎の特質を指定できる機能を設
け、指定した料理の特質と在庫材料を組み合わせて献立
情報を検索することにより、指定した料理の特質範囲内
で賞味期限の切れる材料を使用した料理名を表示するこ
とができる。
【0018】また、表示した料理名で献立情報を検索
し、その料理を作るのに必要な材料及び量で求め、そこ
から在庫情報として登録された材料及び量を差し引いた
残りの材料を及び量を表示することにより、在庫材料を
使用した料理を案内することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0020】図1は、本発明の献立支援装置の一実施例
の構成を示す基本ブロック構成図である。本実施例の献
立支援装置は、図1に示すように、入力装置1、表示装
置2、外部記憶装置3、4、5及びデータ処理装置6で
構成される。
【0021】前記入力装置(入力手段)1は、コマンド
及びテキストを入力するための手段を示す。この入力装
置1は、例えば、キーボードによる入力、あるいは音声
による入力、さらに表示画面にメニューを設けておき、
このメニューを電子キーボードなどによって直接選択さ
せることもできる。また、商品に付けられた賞味期限の
日付をバーコード読み取り装置等を用いて機械的に入力
する手段でもよい。
【0022】表示装置(表示手段)2は、入力されたデ
ータや検索結果の表示を行う。入力装置1と表示装置2
は一体型でも構わない。外部記憶装置(以下、料理デー
タベースという)3には料理データベース、外部記憶装
置(以下、材料データベースという)4には材料データ
ベース、外部記憶装置(以下、在庫材料データベースと
いう)5には在庫材料データベースがそれぞれ格納され
る。
【0023】図2は、前記図1に示すデータ処理装置6
の詳細な構成を示すブロック構成図である。前記データ
処理装置6は、図2に示すように、コマンド選択手段
7、料理入力手段8、作成可能料理検索手段9、表示手
段10、不足材料算出手段11、時計手段12、購入材
料入力手段13及び在庫材料出力手段14で構成されて
いる。
【0024】前記コマンド選択手段7は、各コマンドに
より実行すべき手段を選択する。料理データベース3
は、作りたい料理名、和風、中華、洋風等のあらゆる料
理名とその料理に必要な材料名と、必要人数に合わせた
数量及びその料理の料理方法が登録されている。材料デ
ータベース4は、家庭で手に入れることができる料理用
の材料が登録されている。在庫材料データベース5は、
家庭において既に購入済みの材料を記録、登録する。
【0025】前記料理入力手段8は、独自の料理を料理
データベースに登録する手段であり、作成可能料理検索
手段9は、在庫材料から、また、購入しようとしている
材料から作ることのできる料理を検索する手段である。
【0026】前記表示手段10は、作成可能料理手段、
在庫材料出力手段及び不足材料算出手段により送られて
きたデータをある表示域に各々のフォーマットで出力す
る。フォーマット及び表示域に関しては特に定めていな
い。
【0027】前記不足材料算出手段11は、指定した料
理に必要な材料を在庫材料の他に購入しなければならな
い材料と数量を算出する手段であり、時計手段12は、
在庫材料を管理するための手段である。
【0028】前記購入材料入力手段13は、家庭で材料
を購入した際に材料名、数量、購入年月日及び有効期限
を材料データベースに登録するための購入材料入力手段
であり、在庫材料出力手段14は、在庫材料データベー
スから既に購入している材料一覧を表示するための材料
選出手段である。
【0029】図3は、前記材料データベース4の構成を
示すテーブル図であり、15はユニークに設定される材
料ID、16は材料名、17は材料の数量を示す単位、
18は材料の種類を示す単位である。
【0030】図4は、料理データベース3の構成を示す
テーブル図であり、19はユニークに設定される料理I
D、20はユニークに設定される料理名、21はその料
理の調理にかかる調理時間、22は料理ID19、料理
名20で表示された料理の1人前当たりの平均カロリー
値、23、24、25はその料理に占める各栄養素名と
量である。
【0031】また、26はその料理の種類及び風味、2
7はその料理を調理するときに必要な材料数、28は材
料レコードであり、その後に材料レコード28は材料が
あるだけ存在する。この材料レコード28は、材料ID
29と、材料データベースに登録されている材料IDに
対応し、材料の数量30によって形成されている。31
は表示された料理の調理方法を説明するレシピである。
また、この料理データベースは、登録されている料理以
外に新たに追加したい料理のために新規追加分用の記憶
領域を設けてある。
【0032】図5は、前記料理データベース3内のレシ
ピ31の一例を示す図である。
【0033】図6は、家庭において購入した材料を管理
する在庫材料データベース5の構成を示すテーブル図で
あり、32は材料IDである。この材料ID32は、材
料データベースに登録されている材料IDに対応する。
33は材料の残量、34は材料を購入した年月日、35
は材料の使用有効期限である。
【0034】図7は、前記作成可能料理検索手段9で指
定された材料を一時格納するために使用される材料ワー
クテーブルを示す図であり、この材料ワークテーブルに
は使用材料ID36が格納され、使用材料ID36は材
料データベースの料理IDと対応する。
【0035】図8は、本実施例の料理献立支援装置の処
理動作を示すフローチャートである。
【0036】本実施例の料理献立支援装置の処理動作
は、図8に示すように、コマンド入力手段によりコマン
ドを受付け、コマンド選択手段により入力されたコマン
ドを解析し、各々の処理を開始する(ステップ80
1)。
【0037】入力されるコマンドには、料理入力コマン
ド(ステップ802)、購入材料入力コマンド(ステッ
プ808)、在庫材料出力コマンド(ステップ81
4)、料理選択コマンド(ステップ817)、料理選択
コマンド(ステップ817)のサブコマンドとして作成
可能料理コマンド(ステップ819)、料理指定コマン
ド(ステップ821)があり、さらに、終了コマンド
(ステップ824)を指定すると処理を終了する。
【0038】料理データベース3には予め、料理情報が
格納されているが、新たに独自の料理を追加したい場
合、料理入力コマンドを選択する(ステップ802)。
まず、料理名を入力する(ステップ803)。その料理
に必要な材料名と(ステップ804)数量を入力し(ス
テップ805)、必要分繰り返す(ステップ806)。
料理データベースを参照し、入力する料理名が登録され
ているかどうかを確認する。もし、登録されていない場
合、料理データベースに予め確保してある新規記憶領域
に料理ID、料理名、材料数、材料ID、数量を記録
し、追加を行い、料理データベースの更新を行う(ステ
ップ807)。
【0039】材料を購入した場合、在庫材料データベー
スの在庫材料記憶領域に登録を行う。在庫材料記憶領域
に購入した材料を登録した場合、購入材料入力コマンド
を選択する(ステップ808)。まず、購入した材料名
を入力する(ステップ809)。次に数量を入力する
(ステップ810)。さらに、購入年月日を入力する
(ステップ811)。そして有効年月日を入力する(ス
テップ812)。在庫材料記憶領域に材料ID、数量、
購入年月日、有効年月日を記録し、在庫材料記憶領域に
追加する(ステップ813)。
【0040】既に、購入してある材料を表示したいとき
に在庫材料出力コマンドを選択する(ステップ81
4)。在庫材料記憶域に格納されているデータを検索
し、さらに有効年月日の古い順にソートし(ステップ8
15)、材料名、数量、購入年月日、有効年月日の順で
表示する(ステップ816)。ステップ815で行われ
るソートは、指定項目によりその順序を変更することが
できる。
【0041】料理を検索したい場合は料理選択コマンド
を選択する(ステップ817)。この料理コマンドを指
定すると、サブコマンドとして作成可能料理コマンド
(ステップ818)と料理指定コマンド(ステップ82
0)が表示される。料理指定コマンドは、在庫材料に関
係なく、料理データベースに登録されている料理を表示
する(ステップ821)。さらに、選択すると図5で示
すような料理方法について説明図が表示される(ステッ
プ822)。ステップ818の作成可能料理コマンドは
購入している材料、これから購入しようとしている材
料、また、使用したい材料を選択し、作成できる料理を
検索する(ステップ819)。前記コマンドで検索、表
示された料理の中から料理を選択すると、在庫材料の他
にこれから購入しなければならない材料名と数量を表示
する(ステップ823)。
【0042】図9は、作成可能料理検索手段のフローチ
ャートである。在庫材料で作成可能な料理を選択したい
場合、コマンド選択により(ステップ901)材料選択
を選択する(ステップ902)。現在、在庫材料記憶域
に登録されている材料を材料名、購入年月日、有効年月
日の順で全て表示する(ステップ903)。表示された
材料の中から優先的に材料を消費したい場合に(例え
ば、有効年月日があと少しで過ぎてしまう材料)その材
料を選択できる(ステップ904)。選択された材料の
IDは、使用材料ワークテーブルに材料IDを登録する
(ステップ905)。
【0043】この処理が必要な場合は、再度、繰り返す
(ステップ906)。また、在庫材料だけでなく、他の
材料(食べたいと感じている、あるいは安く売っている
材料)も合わせて使用した場合、材料追加を指定する
(ステップ907)。次に材料名を入力する(ステップ
908)。入力された材料名の材料ID使用材料ワーク
テーブルに登録される(ステップ909)。この処理が
必要な場合は再度、繰り返す(ステップ910)。
【0044】材料選択コマンド(ステップ902)及び
材料追加コマンド(ステップ907)は繰返し選択でき
る(ステップ911)。料理データベースより料理レコ
ードを1つ読み取り(ステップ912)、全データ読み
取り終了後、終了する(ステップ913)。読み取った
料理レコードの中の材料レコードの材料IDが使用材料
ワークテーブルに登録した材料IDと一致するか比較
し、全材料レコード全てを比較する(ステップ91
4)。もし、全材料レコードの材料IDが一致すれば
(ステップ915)、作成できる料理としてその料理レ
コードの料理名を表示する(ステップ916)。
【0045】図10は、不足材料算出手段のフローチャ
ートである。指定した料理に必要な材料及び数量を検索
し、在庫材料から不足する材料及び量を検索、算出する
手段である。
【0046】まず、料理名を入力する(ステップ100
1)。次に、料理データベースから入力された料理名と
一致する料理レコードを読み取る(ステップ100
2)。料理レコード中の材料レコードを読み取り(ステ
ップ1003)、全ての材料レコードを読み取った後、
終了する(ステップ1004)。読み取った材料レコー
ドの材料IDが在庫材料記憶域に登録してある材料ID
と一致するかどうか(ステップ1005)を比較する
(ステップ1006)。材料レコードの数量と材料ID
と一致する在庫材料域の数量を比較し(ステップ100
7)、在庫材料の数量が少なければ(ステップ100
8)、差分を計算し、足りない材料名と数量を表示する
(ステップ1009)。一致しなければ不足材料として
材料レコードより材料名と数量を表示する(ステップ1
010)。
【0047】図11は、前記実施例の料理献立支援装置
を搭載した本発明の他の実施例の冷蔵庫を説明するため
の模式構成図である。本実施例の冷蔵庫は、図11に示
すように、通常の冷蔵庫38に前記実施例の料理献立支
援装置を搭載し、その表示装置及び入力装置を外部に設
けたものである。表示装置及び入力装置の設ける位置は
冷蔵庫のどの部分でも外側から見える部分ならどこでも
構わない(図示せず)。また、入力装置はキーボード入
力や音声入力など、どの様な入力手段を使って構わな
い。
【0048】次に、冷蔵庫内部に収納する材料を置く位
置を予め決めておく。例えば、図11で示すように、棚
ごとに肉、魚、野菜を置く位置をそれぞれ決めておく。
さらに、肉、魚、野菜の種類を細分化して置く位置を決
めておいてもよい。
【0049】さらに、それぞれの材料を置く位置に検知
センサ39を設ける。図11においては、検知センサ3
9は各棚の底面に設けられているが、どの位置でも構わ
ない。また、検知センサ39は光検知、重量検知など、
どの様なものでも構わない。また、この検知センサ39
は材料が置かれたことを検知するだけでなく、材料の種
類、量も判定する。さらに、この検知センサと連動する
タイマを設ける。このタイマは、センサが作動した月
日、時間を記録する。また、それぞれの材料の有効賞味
期間を予め決めておき、冷蔵庫内の所定の位置に材料の
置かれた時間の記録とを比較し、有効賞味期間も算出す
ることができる。
【0050】図12は、冷蔵庫に搭載した本実施例の処
理動作を説明するためのフローチャートである。
【0051】まず、冷蔵庫38内に予め、設定された各
位置にそれぞれ決められた材料が置かれると(ステップ
1201)、検知センサ39とタイマが動作し(ステッ
プ1202)、その前記センサによって置かれた材料が
なにかを判断し、それと連動してタイマがその材料を所
定位置に置かれた時間を記録する(ステップ120
3)。次に、検知センサ39により判定された冷蔵庫3
8内にある材料を組み合わせて、作成可能料理を料理デ
ータベースにより検索する(ステップ1204)。次
に、在庫材料の種類、量、さらにタイマにより記録され
た月日及び時間を表示し、作成可能な料理名を表示する
(ステップ1205)。また、ステップ1205では作
成可能料理名とその料理方法を表示させることもでき
る。
【0052】以上の説明からわかるように、前記実施例
によれば、賞味期限が早く切れる在庫の材料を優先して
使用する献立情報を表示するので、家庭内にある材料の
賞味期限管理を行うことができる。
【0053】また、食べたいと思う、あるいは購入しよ
うとしている材料など、在庫品とは別の材料を指定でき
る手段を設け、その材料と在庫の材料とを組み合わせて
献立情報を検索することにより、指定した料理の特質の
範囲内で賞味期限の早く切れる材料と安価な材料を組み
合わせた料理名を表示するので、無駄なく購入済みの材
料を消費するための献立決定をサポートすることがこと
ができる。
【0054】また、料理毎の特質を指定できる手段を設
け、指定した料理の特質と在庫材料を組み合わせて献立
情報を検索することにより、指定した料理の特質範囲内
で賞味期限の切れる材料を使用した料理名を表示するの
で、賞味期限が早く切れる材料を優先した料理の献立が
できる。
【0055】また、表示した料理名で献立情報を検索
し、その料理を作るのに必要な材料及び量で求め、そこ
から在庫情報として登録された材料及び量を差し引いた
残りの材料を及び量を表示することにより、在庫材料を
有効に使用した料理を案内することができる。
【0056】また、冷蔵庫を開け閉めすることなく冷蔵
庫内の料理材料の賞味期限管理が可能となり、賞味期限
を切らすことなく材料を有効的に使うことができる。
【0057】また、本発明の料理献立支援装置をコンビ
ニエンスストアの食品棚等に適用することにより、弁
当、おにぎり、生鮮食料などの管理を従来の店員の人的
作業に頼ることなく、厳密な賞味期限の管理を行うこと
ができる。
【0058】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0059】例えば、本発明の料理献立支援装置を携帯
用電子手帳で実現すれば、家庭にある料理材料の量と賞
味期限を登録しておき、電子手帳を持参して買物に出か
けることにより、店頭で安売りしている材料を指定する
と、指定した材料と家庭内にある在庫の材料を組み合わ
せた料理を、賞味期限を意識させながら材料の購入を案
内することが可能であり、家庭にある在庫分の材料をむ
だなく消費することができる。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、家庭内にある材料の賞味期限管理を行うことができ
る。
【0061】また、無駄なく購入済みの材料を消費する
ための献立決定をサポートすることができる。
【0062】また、在庫情報の中から賞味期限が早く切
れる材料を優先して、消費できるような料理の献立案内
を行うことができる。
【0063】また、冷蔵庫の在庫情報の中から賞味期限
が早く切れる材料を優先して消費することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の献立支援装置の一実施例の構成を示
す基本ブロック構成図、
【図2】 図1に示すデータ処理装置の詳細構成を示す
ブロック構成図、
【図3】 本実施例の材料データベースの構成を示すテ
ーブル構成図、
【図4】 本実施例の料理データベースの構成を示すテ
ーブル構成図、
【図5】 本実施例の料理データベース内のレシピを示
す図、
【図6】 本実施例の在庫材料データベースの構成を示
すテーブル構成図、
【図7】 本実施例の作成可能料理検索処理中に使用さ
れる使用材料ワークテーブルの構成を示す図、
【図8】 本実施例の処理動作を説明するためのフロー
チャート、
【図9】 本実施例の作成可能料理検索処理動作を説明
するためのフローチャート、
【図10】 本実施例の不足材料算出処理動作を説明す
るためのフローチャート、
【図11】 本発明の他の実施例の冷蔵庫を説明するた
めの模式構成図、
【図12】 図11に示す冷蔵庫における処理動作を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…入力装置、2…表示装置、3…料理データベース、
4…材料データベース、5…在庫材料データベース、6
…データ処理装置、7…コマンド選択手段、8…料理入
力手段、9…作成可能料理検索手段、10…表示手段、
11…不足材料算出手段、12…時計手段、13…購入
材料入力手段、14…在庫材料出力手段、38…冷蔵
庫、39…検知センサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料理の材料名、数量及び賞味期限を入力
    する入力手段と、該入力手段により入力された情報を記
    憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている情報
    を、賞味期限の切れる順に表示する賞味期限表示手段を
    有することを特徴とする料理献立支援装置。
  2. 【請求項2】 料理の材料名及びその数量を入力する手
    段と、該入力された料理の材料名、その数量、料理名、
    その料理を作るのに必要な材料及び量を記憶する記憶手
    段と、前記入力された材料名をキーとして前記記憶手段
    に記憶されている情報を検索する材料検索手段と、前記
    入力された材料から作成可能な料理名を表示する第1の
    表示手段と、該表示された料理名から前記記憶手段に記
    憶されている料理の材料名及びそれに必要な量を差し引
    く不足材料算出手段と、該不足材料算出手段の出力に基
    づいてその料理を作成する上で不足する材料名と不足量
    を表示する第2の表示手段を有する料理献立支援装置で
    あって、前記不足する材料名と不足量を加えて、各材料
    の賞味期限を入力する入力手段と、該入力情報を前記記
    憶手段に記憶しておき、該記憶された情報の賞味期限が
    切れる順を検索する賞味期限検索手段を有することを特
    徴とする料理献立支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の料理献立支援装置にお
    いて、料理の特質情報を記憶する記憶手段と、該料理の
    特質情報を、前記入力キーで選択された料理の特質及び
    材料名に基づいて賞味期限が切れる材料名を優先して検
    索する前記賞味期限検索手段を有することを特徴とする
    料理献立支援装置。
  4. 【請求項4】 料理名とその料理を作るのに必要な材料
    及び量を献立情報として記憶する献立情報記憶手段と、
    料理の材料、量及び賞味期限を在庫情報として入力する
    在庫情報入力手段と、該在庫情報入力手段により入力さ
    れた情報を、在庫情報として記憶する在庫情報記憶手段
    と、料理の材料を検索情報として入力する検索情報入力
    手段と、前記在庫情報入力手段により入力された在庫情
    報を表示する在庫情報表示手段と、前記在庫情報入力手
    段により入力された在庫情報のうち、賞味期限が切れる
    材料を優先して、あるいは前記検索情報に基づいて、あ
    るいはそれらを組み合わせて、前記献立情報記憶手段に
    記憶された献立情報を検索し、作成可能な料理名の一覧
    を表示する可能料理名表示手段と、該可能料理名表示手
    段で表示された料理名のうち一つを指定する料理名指定
    手段と、該料理名指定手段で指定された料理名に基づい
    て前記献立情報記憶手段に記憶されている料理の材料及
    び必要な量の情報を読みだし、その情報から在庫情報記
    憶手段に記憶されている在庫情報の材料及び量を差し引
    く不足材料算出手段と、該不足材料算出手段の出力に基
    づいて不足材料名とその量を表示する不足材料表示手段
    を有することを特徴とする料理献立支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記
    載の料理献立支援装置を具備し、筐体の外部に表示装置
    及び入力装置を有することを特徴とする冷蔵庫。
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