JP3910485B2 - フィルム剥離装置およびフィルム剥離方法 - Google Patents

フィルム剥離装置およびフィルム剥離方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置およびフィルム剥離方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、画面サイズが5型(5インチサイズ)程度までの大きさの中小型液晶パネルを製造する場合、従来は、まず大型のガラス基板を2枚貼り合わせた後、これら大型のガラス基板を短冊状に分断し、分断後のガラス基板間に液晶の注入および封止を行った後、封止後のガラス基板を所定のパネルサイズにまでさらに分断して個々のパネルを形成し、最後に、このパネルのサイズに合わせた大きさの偏光板をガラス基板表面に貼り付ける、といった手順で製造していた。
【0003】
しかし、この製造手順では、パネル毎に偏光板の貼り付けを行うため時間がかかり、しかも多数の貼り付け装置が必要であるといった問題があった。
【0004】
そのため、短冊状または大型のガラス基板の状態のときに偏光板を接着剤などを用いて貼り付け、その後、必要なパネルサイズに分断するといった製造手順が可能であれば、偏光板の貼り付けに要する作業時間を大幅に短縮することができる。
【0005】
そこで、短冊状または大型のガラス基板に偏光板を貼り付けた後、必要なパネルサイズに分断する方法については、基材(ガラス基板)上の樹脂フィルム層(偏光板と接着剤とからなる層)に切断線を形成した後、スクレイパー等で樹脂フィルム層の所定の箇所を剥離して剥離溝を形成し、さらに、ガラス基板の剥離溝底面をなす箇所にスクライブラインを形成するといった方法が提案されている。また、この方法では、樹脂フィルム層を剥離する手段として用いられているスクレイパーを、基材に対して所定の角度で当接させた状態で走査させるという方法が採用されている。
【0006】
また、基材上の樹脂フィルム層を剥離する手段としては、特開2000−203759号公報に開示されている剥離装置があり、この剥離装置では、エアー等を吹き付けることにより非接触の状態で剥離を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、樹脂膜である偏光板は一般にガラス基板等の基材上に接着剤を介して貼り付けられているため、前述した従来の剥離方法においては、剥離部において樹脂フィルム層(偏光板と接着剤とからなる層)とスクレイパーとの間に大きな摩擦が生じることや、スクレイパー先端が鋭利である必要があるため、剥離時にスクレイパーが接着剤を削り取り、削り取られた接着剤が基材とスクレイパーとの間で引きずられることにより、剥離により露出した基材上に接着剤が残留し、製品の外観的価値の低下や後工程でのトラブルの原因になるといった問題があった。
【0008】
また、特開2000−203759号公報に開示されている剥離装置は、比較的貼り付け力の弱い樹脂フィルム層にしか適用できないといった問題があった。
【0009】
本発明はこのような問題を解決すべく創案されたものであり、ワークに対して所定の角度を有して基材に当接する剥離手段であるスクレイパーの先端より流体を噴射して、接着剤の残留を抑制しつつ樹脂フィルム層の剥離を行うことにより、偏光板の貼り付けに要する作業時間を大幅に短縮することができるとともに、パネル製造の歩留まりを高くすることができるフィルム剥離装置およびフィルム剥離方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のフィルム剥離装置は、基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置であって、前記剥離手段の先端部に、前記接着剤および樹脂膜に向けて流体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する流体噴射孔が設けられたものである。
【0011】
この発明によれば、大型のガラス基板に貼り付けられた偏光板の不要部分を確実に剥離することができる。
【0012】
また、前記流体が、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つのガスが混合されてなる混合ガスであってもよい。
【0013】
この場合には、基材の樹脂フィルム層剥離部に、剥離に用いた流体を残留させることなく、樹脂フィルム層の剥離を促進することができる。
【0014】
また、前記流体が、水および有機溶剤のうちのいずれか1つの液体であってもよい。
【0015】
この場合には、樹脂膜と基材とを接着している接着剤を溶解すること等により接着剤の接着能力を低下させることができる。
【0016】
また、前記剥離手段の進行方向に対して平行な面である剥離手段の両側面に、流体遮蔽板が設けられているものであってもよい。
【0017】
この場合には、噴射させた液体が、樹脂フィルム層の剥離部以外の箇所に接触することを防止できる。
【0018】
また、本発明のフィルム剥離装置は、前記剥離手段の先端部に、上から順に前記接着剤および樹脂膜に向けて液体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する液体噴射孔と、前記接着剤および樹脂膜の剥離部に向けて気体を噴射する気体噴射孔とが設けられているものであってもよい。この場合には、前記液体が噴射された後、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つ以上のガスが混合されてなる混合ガスが、基材の接着剤および樹脂膜剥離面に向けて噴射される。
【0019】
このように液体噴射後に気体を噴射することにより、基材表面に残留した液体を乾燥させたり、吹き飛ばしたりして除去することができる。
【0020】
また、前記剥離手段の先端部に、噴射させた液体を吸引する液体吸引ノズルをさらに具備しているといったものである。
【0021】
この場合には、噴射させた液体が、樹脂フィルム層の剥離部以外の箇所に接触することを防止できる。
【0022】
また、前記切断線が所定の間隔を保って互いに平行に2本形成されており、前記剥離手段が、これら2本の切断線の間隔である剥離溝幅に一致する幅を有するスクレイパーからなるものであってもよい。
【0023】
この場合には、樹脂フィルム層を確実に剥離することができる。
【0024】
また、前記切断線が所定の間隔を保って互いに平行に2本形成されており、前記剥離手段が、これら2本の切断線間に並列配置された複数のスクレイパーからなるものであってもよい。
【0025】
この場合には、2本の切断線の間隔の変更に容易に対応することができる。
【0026】
また、前記流体が、剥離手段の進行方向に対して平行に噴射されるものであってもよい。
【0027】
この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位をスクレイパーの進行方向に押し出すことができる。
【0028】
また、前記流体が、剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射されるものであってもよい。
【0029】
この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位を上方向に持ち上げることができる。
【0030】
本発明のフィルム剥離方法は、基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離するフィルム剥離方法であって、剥離手段による前記接着剤および樹脂膜の剥離時、前記接着剤および樹脂膜の剥離部分に向けて流体を噴射させることにより、接着剤および樹脂膜の剥離を促進するものである。
【0031】
この発明によれば、大型のガラス基板に貼り付けられた偏光板の不要部分を確実に剥離することができる。
【0032】
また、前記流体が、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つのガスが混合されてなる混合ガスであってもよい。
【0033】
この場合には、基材の樹脂フィルム層剥離部に、剥離に用いた流体を残留させることなく、樹脂フィルム層の剥離を促進することができる。
【0034】
また、前記流体が、水および有機溶剤のうちのいずれか1つの液体であってもよい。
【0035】
この場合には、樹脂膜と基材とを接着している接着剤を溶解すること等により接着剤の接着能力を低下させることができる。
【0036】
また、前記液体を噴射した後、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つ以上のガスが混合されてなる混合ガスを、基材の接着剤および樹脂膜剥離面に向けて噴射するものであってもよい。
【0037】
この場合には、基材表面に残留した液体を乾燥させることや吹き飛ばすことにより除去することができる。
【0038】
また、前記流体を、剥離手段の進行方向に対して平行に噴射するものであってもよい。
【0039】
この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位をスクレイパーの進行方向に押し出すことができる。
【0040】
また、前記流体を、剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射するものであってもよい。
【0041】
この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位を上方向に持ち上げることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のフィルム剥離装置およびフィルム剥離方法の実施の形態について説明する。
【0043】
[実施の形態1]
図1は、本発明のフィルム剥離装置の実施の形態1を示す説明図であり、同図(a)は、フィルム剥離装置を示す斜視図であり、同図(b)は、フィルム剥離装置を同図(a)に矢印Bで示す方向から見た状態を示す側面図である。なお、同図(b)においては、フィルム剥離装置の先端部および樹脂フィルム層を断面で示している。
【0044】
ワーク13は、基材1と樹脂フィルム層12とからなり、樹脂フィルム層12は、基材1上面に接着剤2を介して貼付された多層の樹脂膜3からなる。そして、樹脂フィルム層12には2本の切断線9,9が所定の間隔を保った状態で互いに平行に形成されている。
【0045】
フィルム剥離装置は、樹脂フィルム層12に形成された切断線9に沿って樹脂フィルム層12を剥離するスクレイパー4を備えており、このスクレイパー4の先端部には、樹脂フィルム層12の剥離部に向けて(即ち、矢印Dで示す方向に)流体を噴射させて樹脂フィルム層12の剥離を促進する流体噴射孔6を具備している。
【0046】
また、流体としては、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つ以上のガスが混合されてなる混合ガスが用いられる。
【0047】
このような構成のフィルム剥離装置を用いて樹脂フィルム層12の剥離を行うには、スクレイパー4を矢印Aで示す方向に沿って走査させる。このとき、流体噴射孔6から矢印Dで示す方向に流体を噴射しておく。
【0048】
その結果、剥離された樹脂フィルム層12は、スクレイパー4のすくい面Sに沿って基材1上方(矢印Cで示す方向)にすくい上げられるとともに、流体噴射孔6から噴射されたガスのガス圧によって矢印Cで示す方向に剥離力(すくい上げる力)を受けることにより、スムーズに剥離される。
【0049】
[実施の形態2]
次に、本発明のフィルム剥離装置およびフィルム剥離方法の実施の形態2について、図面を参照しつつ説明する。
【0050】
図2は、本発明のフィルム剥離装置の実施の形態2を示す斜視図である。
【0051】
本実施の形態2のフィルム剥離装置と、前述の実施の形態1のフィルム剥離装置との間で異なっている点は、流体噴射孔6から矢印Dで示す方向に噴射される流体として液体(図示せず)が用いられている点と、スクレイパー4の進行方向(矢印Aで示す方向)に対して平行な面であるスクレイパー4の両側面に、流体遮蔽板7を具備している点と、スクレイパー4の先端部に噴射させた液体を吸引する液体吸引ノズル8をさらに具備している点である。
【0052】
なお、流体噴射孔6から噴射される流体としては、水(好ましくは純水)および有機溶剤のうちのいずれか1つの液体等といった、樹脂膜3と基材1とを接着している接着剤2を溶解すること等により接着剤の接着能力を低下させる作用を有する液体が使用可能である。
【0053】
このような構成のフィルム剥離装置を用いて樹脂フィルム層12の剥離を行うには、スクレイパー4を矢印Aで示す方向に沿って走査させる。このとき、流体噴射孔6から液体を噴射しておくとともに、噴射させた液体を液体吸引ノズル8によって吸引しておく。
【0054】
その結果、剥離された樹脂フィルム層12は、スクレイパー4のすくい面に沿って基材1上方(矢印Cで示す方向)にすくい上げられるとともに、流体噴射孔6から噴射された液体の液圧によって矢印Cで示す方向に剥離力(すくい上げる力)を受けることにより、スムーズに剥離される。さらに、接着剤2の接着能力を低下させる作用を有する液体を用いることによって、剥離力がさらに増すとともに、剥離によって露出した箇所での接着剤2の残留等を防ぐことができる。
【0055】
また、本実施の形態2のフィルム剥離装置はスクレイパー4の両側面に流体遮蔽板7を具備しているため、噴射させた液体が、樹脂フィルム層12の剥離部以外の箇所に接触することを防止できる。従って、剥離部周辺箇所の接着剤に悪影響を与えることを防止できる。
【0056】
[実施の形態3]
次に、本発明のフィルム剥離装置およびフィルム剥離方法の実施の形態3について、図面を参照しつつ説明する。
【0057】
図3は、本発明のフィルム剥離装置の実施の形態3を示す側面図である。なお、同図においては、フィルム剥離装置の先端部および樹脂フィルム層を断面で示している。
【0058】
本実施の形態3のフィルム剥離装置と、前述の実施の形態2のフィルム剥離装置との間で異なっている点は、スクレイパー4の先端部に、樹脂フィルム層12の剥離部に向けて(即ち、矢印Eで示す方向に)気体を噴射させる気体噴射ノズル14をさらに具備している点である。
【0059】
この気体噴射ノズル14から噴射される気体としては、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つ以上のガスが混合されてなる混合ガスが用いられる。
【0060】
このような構成のフィルム剥離装置を用いて樹脂フィルム層12の剥離を行うには、スクレイパー4を矢印Aで示す方向に沿って走査させる。このとき、流体噴射孔6から液体を噴射するとともに、噴射させた液体を液体吸引ノズル8によって吸引しておいた後、さらに、気体噴射ノズル14から基材1の樹脂フィルム層剥離部に向けて(即ち、矢印Eで示す方向に)ガスを噴射する。
【0061】
その結果、剥離された樹脂フィルム層12は、スクレイパー4のすくい面に沿って基材1上方にすくい上げられるとともに、流体噴射孔6から噴射された液体の液圧によってさらなる剥離力を受けることにより、スムーズに剥離される。さらに、接着剤2の接着能力を低下させる作用を有する液体を用いることによって、剥離力がさらに増すとともに、剥離後の基材1上での接着剤2の残留等を防ぐことができる。また、気体噴射ノズル14からガスを噴射することによって、基材1表面に残留した液体を乾燥させることや吹き飛ばすことにより除去することができる。
【0062】
次に、前述の実施の形態1〜3に示したフィルム剥離装置のスクレイパーの使用例について説明する。
【0063】
図4は、本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーの一使用例を示す平面図である。
【0064】
このスクレイパー4は、樹脂フィルム層12に設けられた2本の切断線9,9の間隔である剥離溝幅に一致する幅(即ち、2本の切断線9,9間に丁度嵌まり込む幅)を有するものである。
【0065】
特に、流体噴射孔6から噴射する流体として液体を用いる場合には、このような剥離溝幅に一致する幅を有する単体のスクレイパー4を用いて樹脂フィルム層12を除去することが、剥離部周辺箇所の樹脂フィルム層12の接着剤に悪影響を与えることを防止できるため好ましい。
【0066】
なお、スクレイパー4の両側面に流体遮蔽板7(図2参照)を取り付ける場合には、一方の流体遮蔽板7の外側面から他方の流体遮蔽板7の外側面までの距離を剥離溝幅に一致させる必要がある。
【0067】
図5は、本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーの他の使用例を示す平面図である。
【0068】
ここでは、3本のスクレイパー4が、樹脂フィルム層12に設けられた2本の切断線9,9間に並列配置されている。なお、使用するスクレイパー4の本数はこれに限定されるものではなく、各スクレイパー4の幅や剥離溝幅に合わせて適宜変更可能である。
【0069】
このように、複数本のスクレイパー4を並列に配置し走査させて樹脂フィルム層12の除去を行った場合には、剥離溝幅の変更に対して容易に対応できる。
なお、両端のスクレイパー4それぞれの外側面に流体遮蔽板7,7を取り付ける場合には、一方の流体遮蔽板7の外側面から他方の流体遮蔽板7の外側面までの距離を剥離溝幅に一致させる必要がある。
【0070】
次に、前述の実施の形態1〜3に示したフィルム剥離装置を用いて樹脂フィルム層を剥離する方法、即ち、本発明のフィルム剥離方法について図面を参照しつつ説明する。
【0071】
図6は、本発明のフィルム剥離方法を示す工程断面説明図である。
【0072】
まず、図6(a)に示すように、大型のガラス基板(基材1)に大判の偏光板(樹脂膜3)を接着剤2を介して貼り付けることにより、基材1と樹脂フィルム層12とからなるワーク13を形成する。
【0073】
続いて、図6(b)に示すように、ワーク13の樹脂フィルム層12に所定幅の2本の切断線9,9を形成する。
【0074】
そして、樹脂フィルム層12のうち2本の切断線9,9に挟まれた箇所を本発明のフィルム剥離装置を用いて剥離し、図6(c)に示すように、剥離溝10を形成する。
【0075】
最後に、図6(d)に示すように、ガラスカッター等を用いて、基材1の所望の箇所、即ち、剥離溝10底面の中央部にスクライブ線11を形成する。そして、汎用のカッター、レーザー、ワイヤーカッターまたは回転カッター等を用いて、スクライブ線11に沿って大型のガラス基板(基材1)を切断し、所望のサイズのパネルを形成する。
【0076】
次に、前述の実施の形態1〜3に示したフィルム剥離装置のスクレイパー4に設けられた流体噴射孔6の形状例について、図7ないし図10を参照しつつ説明する。
【0077】
この流体噴射孔6は、剥離する樹脂膜3の弾性、硬さおよび材質、接着剤2の性質、流体の噴射速度、流量、性質および粘性、スクレイパー4の走査速度、ならびにワーク13への当接荷重等により最適な形状が違うため、用途に合わせて選択する必要がある。
【0078】
図7は、本発明のフィルム剥離装置のスクレイパー4に設けられた流体噴射孔6の形状例1を示す側面図である。なお、同図においては、スクレイパー4の先端部および樹脂フィルム層12を断面で示している。
【0079】
この流体噴射孔6は、矢印F1で示すように、接着剤2とスクレイパー4との接触部に向けてやや離れた斜め上方位置から流体を噴射する構造とするために、スクレイパー4の先端部のうち、接着剤2とスクレイパー4との接触部よりもやや上側に形成されている。
【0080】
図8は、本発明のフィルム剥離装置のスクレイパー4に設けられた流体噴射孔6の形状例2を示す側面図である。なお、同図においては、スクレイパー4の先端部および樹脂フィルム層12を断面で示している。
【0081】
この流体噴射孔6は、矢印F2で示すように、基材1と接着剤2との接触部の近傍に向けて流体を噴射可能な構造とするために、スクレイパー4の最先端部に形成されている。また、流体の噴射する角度も、スクレイパー4の底面に対して平行に噴射する構造としている。
【0082】
図9は、本発明のフィルム剥離装置のスクレイパー4に設けられた流体噴射孔6の形状例3を示す側面図である。なお、同図においては、スクレイパー4の先端部および樹脂フィルム層12を断面で示している。
【0083】
この流体噴射孔6は、矢印F3で示すように、流体によって樹脂フィルム層12の剥離された部位を上方向に持ち上げるために、スクレイパー4のすくい面Sに対して略垂直方向に流体を噴射するように、噴射口6aが上向きに形成されており、樹脂フィルム層12を押し上げるように流体を噴射する構造としている。
【0084】
図10は、本発明のフィルム剥離装置のスクレイパー4に設けられた流体噴射孔6の形状例4を示す側面図である。なお、同図においては、スクレイパー4の先端部および樹脂フィルム層12を断面で示している。
【0085】
この流体噴射孔6は、矢印F4で示すように、流体によって樹脂フィルム層12の剥離された部位をスクレイパー4の進行方向に押し出すために、スクレイパー4の進行方向に対して平行に形成されており、流体をスクレイパー4の進行方向に対して平行に噴射する構造となっている。
【0086】
【発明の効果】
本発明のフィルム剥離装置は、基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置であって、前記剥離手段の先端部に、前記接着剤および樹脂膜に向けて流体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する流体噴射孔が設けられたものであり、この発明によれば、大型のガラス基板に貼り付けられた偏光板の不要部分を確実に剥離することができる。
【0089】
また、前記剥離手段の進行方向に対して平行な面である剥離手段の両側面に、流体遮蔽板が設けられているものであってもよく、この場合には、噴射させた液体が、樹脂フィルム層の剥離部以外の箇所に接触することを防止できる。
【0090】
また、前記剥離手段の先端部に、上から順に前記接着剤および樹脂膜に向けて液体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する液体噴射孔と、前記接着剤および樹脂膜の剥離部に向けて気体を噴射する気体噴射孔とが設けられているものであってもよく、この場合には、基材表面に残留した液体を乾燥させることや吹き飛ばすことにより除去することができる。
【0091】
また、前記剥離手段の先端部に、噴射させた液体を吸引する液体吸引ノズルをさらに具備しているといったものであってもよく、この場合には、噴射させた液体が、樹脂フィルム層の剥離部以外の箇所に接触することを防止できる。
【0092】
また、前記切断線が所定の間隔を保って互いに平行に2本形成されており、前記剥離手段が、これら2本の切断線の間隔である剥離溝幅に一致する幅を有するスクレイパーからなるものであってもよく、この場合には、樹脂フィルム層を確実に剥離することができる。
【0093】
また、前記切断線が所定の間隔を保って互いに平行に2本形成されており、前記剥離手段が、これら2本の切断線間に並列配置された複数のスクレイパーからなるものであってもよく、この場合には、2本の切断線の間隔の変更に容易に対応することができる。
【0094】
また、前記流体が、剥離手段の進行方向に対して平行に噴射されるものであってもよく、この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位をスクレイパーの進行方向に押し出すことができる。
【0095】
また、前記流体が、剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射されるものであってもよく、この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位を上方向に持ち上げることができる。
【0096】
本発明のフィルム剥離方法は、基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を用いたフィルム剥離方法であって、前記剥離手段の先端部に液体噴射孔と気体噴射孔とが設けられており、前記剥離手段による前記接着剤および樹脂膜の剥離時、前記液体噴射孔から前記接着剤および樹脂膜の剥離部分に向けて体を噴射させることにより、接着剤および樹脂膜の剥離を促進した後、前記気体噴射孔から前記基材の剥離面に向けて気体を噴射するものであり、この発明によれば、大型のガラス基板に貼り付けられた偏光板の不要部分を確実に剥離することができる。
【0099】
また、前記液体を噴射した後、所定の圧力の高圧空気、高圧蒸気、高圧窒素ガスおよび高圧アルゴンガスのうちのいずれか1つのガス、またはこれらのガスのうち少なくとも2つ以上のガスが混合されてなる混合ガスを、基材の接着剤および樹脂膜剥離面に向けて噴射するものであってもよく、この場合には、基材表面に残留した液体を乾燥させることや吹き飛ばすことにより除去することができる。
【0100】
また、前記流体を、剥離手段の進行方向に対して平行に噴射するものであってもよく、この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位をスクレイパーの進行方向に押し出すことができる。
【0101】
また、前記流体を、剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射するものであってもよく、この場合には、流体によって樹脂フィルム層の剥離された部位を上方向に持ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム剥離装置の実施の形態1を示す説明図である。
【図2】本発明のフィルム剥離装置の実施の形態2を示す斜視図である。
【図3】本発明のフィルム剥離装置の実施の形態3を示す側面図である。
【図4】本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーの一使用例を示す平面図である。
【図5】本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーの他の使用例を示す平面図である。
【図6】本発明のフィルム剥離方法を示す工程断面説明図である。
【図7】本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーに設けられた流体噴射孔の形状例1を示す側面図である。
【図8】本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーに設けられた流体噴射孔の形状例2を示す側面図である。
【図9】本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーに設けられた流体噴射孔の形状例3を示す側面図である。
【図10】本発明のフィルム剥離装置のスクレイパーに設けられた流体噴射孔の形状例4を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基材
2 接着剤
3 樹脂膜
4 スクレイパー
5 液体
6 流体噴射孔
7 流体遮蔽板
8 体吸引ノズル
9 切断線
10 剥離溝
11 スクライブ線
12 樹脂フィルム層
13 ワーク
14 液体吸引ノズル

Claims (14)

  1. 基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置であって、
    前記剥離手段の先端部に、前記接着剤および樹脂膜に向けて液体または気体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する流体噴射孔が設けられ、前記剥離手段の進行方向に対して平行な面である前記剥離手段の両側面に、流体遮蔽板が設けられていることを特徴とするフィルム剥離装置。
  2. 基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置であって、
    前記剥離手段の先端部に、上から順に前記接着剤および樹脂膜に向けて液体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する液体噴射孔と、前記接着剤および樹脂膜の剥離部に向けて気体を噴射する気体噴射孔とが設けられていることを特徴とするフィルム剥離装置。
  3. 基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置であって、
    前記剥離手段の先端部に、上から順に前記接着剤および樹脂膜に向けて液体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する液体噴射孔と、噴射させた液体を吸引する液体吸引ノズルと、前記接着剤および樹脂膜の剥離部に向けて気体を噴射する気体噴射孔とが設けられていることを特徴とするフィルム剥離装置。
  4. 前記液体または気体が、前記剥離手段の進行方向に対して平行に噴射されることを特徴とする請求項に記載のフィルム剥離装置。
  5. 前記液体が、前記剥離手段の進行方向に対して平行に噴射されることを特徴とする請求項に記載のフィルム剥離装置。
  6. 前記液体または気体が、前記剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射されることを特徴とする請求項に記載のフィルム剥離装置。
  7. 前記液体が、前記剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射されることを特徴とする請求項に記載のフィルム剥離装置。
  8. 基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を備えてなるフィルム剥離装置であって、
    前記剥離手段の先端部に、前記接着剤および樹脂膜に向けて流体を噴射させて接着剤および樹脂膜の剥離を促進する流体噴射孔が設けられ、前記流体噴射孔から前記剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に流体が噴射されることを特徴とするフィルム剥離装置。
  9. 前記切断線が所定の間隔を保って互いに平行に2本形成されており、前記剥離手段が、これら2本の切断線の間隔である剥離溝幅に一致する幅を有するスクレイパーからなることを特徴とする請求項1または請求項に記載のフィルム剥離装置。
  10. 前記切断線が所定の間隔を保って互いに平行に2本形成されており、前記剥離手段が、これら2本の切断線間に並列配置された複数のスクレイパーからなることを特徴とする請求項1または請求項に記載のフィルム剥離装置。
  11. 基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を用いたフィルム剥離方法であって、
    前記剥離手段の先端部に液体噴射孔と気体噴射孔とが設けられており、
    前記剥離手段による前記接着剤および樹脂膜の剥離時、前記液体噴射孔から前記接着剤および樹脂膜の剥離部分に向けて液体を噴射させることにより、接着剤および樹脂膜の剥離を促進した後、前記気体噴射孔から前記基材の剥離面に向けて気体を噴射することを特徴とするフィルム剥離方法。
  12. 前記液体を、前記剥離手段の進行方向に対して平行に噴射することを特徴とする請求項11に記載のフィルム剥離方法。
  13. 前記液体を、前記剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に噴射することを特徴とする請求項11に記載のフィルム剥離方法。
  14. 基材上面に接着剤を介して樹脂膜が設けられたワークの前記接着剤および樹脂膜に切断線が形成され、この切断線に沿って前記接着剤および樹脂膜を剥離する剥離手段を用いたフィルム剥離方法であって、
    前記剥離手段の先端部に流体噴射孔が設けられており、
    前記剥離手段による前記接着剤および樹脂膜の剥離時、前記流体噴射孔から前記剥離手段のすくい面に対して略垂直方向に流体を噴射させることにより、接着剤および樹脂膜の剥離を促進することを特徴とするフィルム剥離方法
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