JP3908910B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は用紙を1枚ずつ給送する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、給紙台上に積載された用紙束の最上位のシートを、エアーにより吸着して分離し、これを給送する装置としては、ベルトに設けられた多数の穴を通じてエアーを吸引し、最上位のシートを吸着したままベルトを周回駆動させ、シートを給送する給紙装置が知られている。これに適用される給紙装置として、内部に負圧を形成する真空チャンバを給紙棚の上方に設け、真空チャンバの外周に複数の穴を持つ穿孔テープを周回させた例が特開平7−33272号公報に開示されている。この公報に記載された給紙装置について、図23及び24を参照して説明する。
【0003】
図23は従来の給紙装置200の一部を断面で示す側面図、図24はこの給紙装置200の一部を説明する模式図である。可動プレート201上にぺーパスタックS0がぺーパスタックS0の先端縁部が固定当接部材213に当接するように積載されている。このぺーパスタックS0のトップペーパシートS1の位置はセンサ212により検出される。複数のエンドレス穿孔テープ205がベンドロール203,204に巻き掛けられており、この穿孔テープ205により囲まれた空間内にケーシング214により区画された真空チャンバ202が配置されている。また、この穿孔テープ205の下側走行部205aの下部の空間内に向けてエアを吹き付けるノズル206が設けられており、更にぺーパスタックS0の先端部に向けてエアを吹き付けるための側面開口部211が可動プレート201から立設する側面プレート(図示せず)に設けられている。ノズル206のシート流れ方向の下流側には駆動ロール208とニップロール207が設けられ、トップペーパシートS1の先端縁部を確実に駆動ロール208とニップロール207との間のニップ部へ案内するための金属案内部材209,210が設けられている。
【0004】
次に、上記のように構成された従来の給紙装置200の動作について説明する。先ず、ぺーパスタックS0を可動プレート201上に積載する。続いて可動プレート201が好適な位置、即ち、ぺーパスタックS0のトップペーパシートS1がエンドレス穿孔テープ205の下側走行部205aから、例えば10mmの所定距離になるように、配置される。次に、真空チャンバ202が図示しない真空供給源と連通状態となり、同時にノズル206及び側面開口部211にエアが供給され、ぺーパスタックS0が分離される。そうすると、エンドレス穿孔テープ205の開口部を介してエアが吸入(図示矢印T方向)され、トップペーパシートS1がエンドレス穿孔テープ205の下側走行部205aに吸着される。このとき、ノズル206よりトップペーパシートS1と次のペーパシートS2との間にエアが送入され、両者が分離される。
【0005】
続いて、ベンドロール203,204が図示矢印U方向に回転を開始し、トップペーパシートS1は駆動ロール208方向へ搬送され、次のペーパシートS2は固定当接部材213に当接して移動が阻止される。このようにして分離されたトップペーパシートS1は駆動ロール208とニップロール207とのニップ部へ送られ、両者により挟持して搬送される。上記動作を繰り返すことにより、給紙動作が継続して行われる。センサ212による制御信号により、給紙動作中のぺーパスタックS0のトップペーパシートS1は常に一定位置に保たれるように、給紙動作の継続中、可動プレート201が適宜上昇する。
【0006】
しかし、この従来の給紙装置200においては、ベルト(エンドレス穿孔テープ205)に穴があいているために、ベルトに引張り力を加えた際に穴周辺に応力集中が発生して破断しやすい。このため、ベルトの信頼性が低いため、ベルトの周速を速くできず、処理スピードを向上させることができないという欠点があった。また、ベルトの製作には穿孔加工が必要であるため、加工コストが高いという問題点もあった。更に、長期間繰り返し使用することによる紙粉及びホコリ等によって、ベルトの穴が目詰まりしてしまうために、空送り等の給紙不具合が発生するという問題点があった。また、この従来の給紙装置200を垂直方向に複数段重ねて配列した場合、1台のエア供給源によって複数の給紙装置200にエアを供給しなければならず、従ってエア供給源は大型且つ大容量となってしまう。また、エア供給源と給紙装置200を結ぶホース等のエア通路を設けなければならず、また、このエア通路には分岐及びエア切替を制御するバルブが必要で、更に構造が煩雑となる。従って、装置をコンパクトに構成することができず、装置コストも高くなってしまう。また、複数の給紙装置200のうち、使用する給紙装置200の数が異なると、吸引及び吐出共にエアの圧力が異なってしまう。即ち、使用する給紙装置200の数が少ないほど、給紙装置1段あたりのエア量が増加するため、エア圧力が高くなる。このため、使用する給紙装置の数を変更するたびに、何らかの方法で給紙装置200のエアの圧力を調整する必要があるという問題点もあった。
【0007】
更に、穿孔テープ205に複数のシートが同時に吸着された場合、ノズルからのエア吹き付けのみによってシートの分離手段としているので、これを分離することができないという問題点があった。
【0008】
これに対し、複数枚同時に吸着された場合に分離できなくなる事態を防ぐため、ベルトに当接する摩擦パッドを設けた給紙装置が、特開平9−323836号公報に開示されている。以下、この第2の従来例の給紙装置について説明する。
【0009】
図25は、第2の従来例の給紙装置100を給紙方向上流側から見た側面図、図26は図25におけるX−X線による断面図、図27は図25におけるY−Y線による断面図である。
【0010】
図25乃至図27に示すように、給紙装置100には、シート束S0を積載するための給紙棚101が水平に配置されている。この給紙棚101の上方には、円筒状のローター102が設けられている。このローター102は中空の吸引パイプ103に、回転自在に嵌合されている。ローター102には、内周面から外周面に向かって貫通した多数の吸引孔102aが放射状に形成されている。また、吸引パイプ103には、ローター102との嵌合部において、給紙棚101に対向する位置に連通孔103aが形成されている。ローター102が回転し、吸引孔102aが給紙棚101と対向する位置に達すると、吸引孔102aと連通孔103aとが連通するようになっている。吸引パイプ103内部はエア通路であり、電磁開閉バルブ108を通じて吸引元管109に接続されている。
【0011】
ローター102はプーリ104を挟んで両側に1対配置され、プーリ104とともに回転するように構成されている。ローター102の給紙方向下流側には駆動プーリ105が設けられ、この駆動プーリ105とプーリ104との間にベルト106が掛けられている。駆動プーリ105は図示しないモータの回転駆動軸107に固定され、この回転駆動軸107の駆動により、その回転がベルト106を介して駆動をプーリ104及びローター102に伝達する。また、給紙棚101の給紙方向下流側にはエア圧送管110が設けられている。このエア圧送管110の上方に連通してエア立上げ管111が形成され、このエア立上げ管111の先端には、シート束S0の上層部に対してエアを吹付ける捌きエア吹付け口113が形成されている。また、エア圧送管110の給紙方向下流側側面に連通してエア立ち上げ管115が設けられ、その先端には、吸引したシートS1の先端にエアを吹き付けるノズル116が形成されている。更に、エア圧送管110の給紙棚101側の側面にはゲート板112が、ベルト106の両側に1対固定されている。
【0012】
図27に示すように、ベルト106の下方には、ベルト106よりも摩擦係数が小さい材料よりなり、ベルト106の下面106aに押圧状態で当接する摩擦パッド114が設けられている。この摩擦パッド114は取付ピース117に固定され、この取付ピース117は支持枠118に固定されている。図27に示すように、この支持枠118は、図示しないフレームに固定されたピン119を中心として回動可能であり、下方にはロッド120が支持枠118の面に立設されるようにして固定されている。このロッド120にスプリング121の一端が掛けられ、このスプリング121の他端は図示しないフレームに固定されたブラケット122に掛けられている。このスプリング121によって摩擦パッド114はベルト106に圧接しており、ブラケット122の固定位置を調整することにより、摩擦パッド114のベルト106への押圧力が調整される。
【0013】
次に、上記第2の従来例の給紙装置100の動作について説明する。シート束S0を給紙棚101に積載し、電磁開閉バルブ108を開くと、吸引パイプ103が吸引元管109と連通して吸引パイプ103の内部に負圧が形成される。この状態で駆動プーリ105を駆動回転させると、ベルト106を介してローター102が回転する。このとき、吸引孔102aと連通孔103aとが合致連通した位置で、ローター102外周から吸引パイプ103内部へ向かってエアが流れることにより、積載されたシート束S0のうち最上位のシートS1がローター102に吸着される。この時、捌きエア吹付け口113からシート束S0端面にエアを吹付けてシート束S0の上層部を捌くことにより、ローター102には最上位のシートS1のみが吸着される。吸着されたシートS1は、ローター102の回転及びベルト106により矢印R方向へ搬送される。このとき、2枚以上同時に吸着された場合は、ノズル116からのエア吹き付けにより分離され、次位のシートS2はゲート板112に当接してシート束S0に戻され、最上位のシートS1のみが給送される。また、ゲート板112を越えて2枚以上搬送された場合には、ベルト106と摩擦パッド114とで挟持し、ベルト106と摩擦パッド114との摩擦係数の差を利用して最上位のシートS1と次位のシートS2が分離される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記第2の従来例の給紙装置では、摩擦パッドがシートの幅方向に対して1ヶ所のみであるので、シートを確実に分離させるために、ベルトに対して比較的強い押圧力を必要とするため、薄手のシート又はコート紙を給送した場合、シートに傷がついてしまうという問題点があった。また、幅の小さなシートを吸引した場合、シートが存在しない部分の吸引孔が開放状態となるのでシート吸着力が弱くなる。従って、搬送力が弱くなるため、摩擦パッド114により搬送を阻止され、空送りが発生することがあるという問題点もあった。
【0015】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ベルトの加工コストが低く、高速動作が可能で、信頼性が高いと共に、長期間使用しても紙粉又はホコリ等による目詰まりがなく、薄手のシート又はコート紙に対しても傷つけることなく、また、幅の狭いシートに対しても安定して給紙することができる給紙装置を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、給紙ユニットを垂直方向に複数段配列した場合でも、コンパクトでコストが安い装置を構成でき、使用する給紙ユニットの数を変更した場合でもエアの圧力が変化しない給紙装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る給紙装置は、シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する無孔の複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁における無端ベルトの近傍に設けられた複数のエア吸引口と、を有し、前記吸引チャンバは、一端が前記複数個の無端ベルトにより囲まれた部分より延出し、この延出部にエア吸引源が取り付けられ、この吸引源のエア吸引方向に対向する面に、開閉可能なエア逃がし穴を設けたことを特徴とする。
【0017】
前記給紙装置は、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材を複数個の無端ベルトについて設けることが好ましい。
【0018】
この場合、前記弾性部材のうち少なくとも1つは、ベルトとの接触部において形状又は材質が他の弾性部材と異なっていることが好ましい。
【0019】
また、前記給紙装置は、前記無端ベルトよりも給紙方向の前方に設けられてシートを案内するガイドを有し、このガイドは、ベルトの前方の部分と、その側方の部分とで、異なる傾斜角度で給紙方向の後方が下方になるように傾斜していることが好ましい。
【0020】
本発明に係る他の給紙装置は、シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁に設けられたエア吸引口と、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を、前記無端ベルトに対し、離間した位置から、無端ベルトに接触し、更に無端ベルトに対して圧接する位置の範囲で移動調整可能とする移動機構が設けられ、前記弾性部材は、弾性部材が基台部に対して上方に突出するように基台部に貼付固定されていることを特徴とする。
本発明に係る更に他の給紙装置は、シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁に設けられたエア吸引口と、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を、前記無端ベルトに対し、離間した位置から、無端ベルトに接触し、更に無端ベルトに対して圧接する位置の範囲で移動調整可能とする移動機構が設けられ、前記弾性部材は基台部に貼付固定され、前記移動機構は、前記基台部と係合する傾斜面を有する傾斜部材と、この傾斜面に基台部を押し付けるように付勢する付勢部材とを有することを特徴とする。
【0021】
前記他の給紙装置においては、前記弾性部材のうち少なくとも1つは、ベルトとの接触部において形状又は材質が他の弾性部材と異なっていることが好ましい。
【0022】
本発明においては、シートを吸引、搬送する吸引ベルトに穴等の無いエンドレスの無端ベルトが用いられているので、穴による破断の虞が無いため信頼性が高く高速動作が可能で、加えてベルトへの穿孔加工等が不要であり、加工コストを低減させることができる。
【0023】
また、吸引チャンバの下壁における隣り合う無端ベルト間の領域にエア吸引口を設けているため、ベルトに吸引孔を設けたり、吸引ローターに吸引孔を形成する場合に比べ、エア吸引面積が広いため、長期間使用しても紙粉又はホコリによる目詰まりが無く、エア効率が良いため、エア吸引源に比較的小型のファンを使用できるので、装置コストを低減できる。
【0024】
更に、無端ベルトの給紙方向の前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材のうち少なくとも1つについて、形状又は材質が異なるものを使用することによって、シートの幅が複数の無端ベルトの幅よりも狭く、吸着時にエア吸引口の一部が開放状態となる場合でも、安定した給紙動作を得ることができる。
【0025】
更にまた、前記無端ベルトよりも給紙方向の前方に設けられてシートを案内するガイドをシートの幅方向において、ベルトの前方の部分と、その側方の部分とで、異なる傾斜角度で給紙方向の後方が下方になるように傾斜させて形成することにより、複数の無端ベルトの幅よりも大きな幅を持つシートを吸着した場合、吸引エアチャンバの無い部分においてシートが垂れ下がったりした場合でも安定した給紙動作を得ることができる。
【0026】
本発明に係る更に他の給紙装置は、シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁に設けられたエア吸引口と、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を複数個の無端ベルトについて設け、前記弾性部材のうち少なくとも1つは、前記無端ベルトとの接触部において形状又は材質が他の弾性部材と異なっており、前記弾性部材のうち、シートの通紙幅方向の搬送基準に最も近い弾性部材は、シートの通紙幅方向の搬送基準から最も遠い弾性部材よりも、弾性力が低い形状又は材質であることを特徴とする。
【0027】
本発明においては、給紙ユニットを垂直方向に複数段配列した場合でも、コンパクトでコストが安い装置を構成することができると共に、使用する給紙ユニットの数を変更した場合でも、エアの圧力が変化しないので、煩わしいエア圧力調整が不要となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態は、本発明を、丁合装置の給紙装置に適用したものであり、この丁合装置においては、給紙装置を縦方向に多段に配列し、各段よりシートSを1枚ずつ取り出して丁合する。しかし、本発明の適用は丁合装置に限られるものではない。
【0029】
図1は本発明の実施例に係る給紙装置2を縦方向に多段に配列した丁合装置1を示す正面図、図2は丁合装置1の給紙部29及び給紙搬送部28を示す正面図、図3は同じくその平面図、図4は同じくその右側面図である。図1に示すように、丁合装置1は、1対のフレーム18,19が垂直に立設され、これらのフレーム間に複数の給紙部29及び給紙搬送部28が、縦方向に多段に配列されている。給紙部29には、シート束S0を積載するための給紙トレイ3が、水平に配置され、この給紙トレイ3の給紙方向下流側上方に、吸引ヘッド4が設けられている。シート束S0は、その最上位のシートS1が吸引ヘッド4により1枚ずつ吸引されて図1に示す矢印A方向に搬送される。
【0030】
この給紙部29の給紙方向下流側には給紙搬送部28が配置され、給紙部29において取り出された最上位のシートS1は、給紙搬送部28により更に矢印A方向への搬送が継続される。給紙搬送部28においては、吸引ヘッド4の給紙方向下流側に、軸76(図2,3参照)により同軸的に軸支された複数個の給紙搬送ローラ5と、軸79(図2参照)により同軸的に軸支され給紙搬送ローラ5に下側から圧接する給紙搬送コロ6とが設けられていて、更にその給紙方向下流側に縦搬送駆動ローラ7が配置されている。そして、給紙部29から供給された最上位のシートS1は、給紙搬送ローラ5と給紙搬送コロ6との間に挟持されて送り出され、適当な間隔で配置されたガイド板30,31により、縦搬送駆動ローラ7の外周に沿うようにして下方(図1に示す矢印B方向)に方向を変えて搬送される。また、給紙搬送ローラ5の下流側にはガイド板30,31を挟むようにして、ガイド板30,31の間隙を通過するシートSを検知する検知手段83(図2参照)が設けられている。
【0031】
給紙搬送部28のシート出口側には、縦方向に配列した給紙搬送部28の上端から下端にわたって縦搬送ベルト9が周回していて、各段の縦搬送駆動ローラ7に縦搬送ベルト9を挟んで縦搬送コロ10が圧接している。各段の給紙部29より1枚ずつ送られてきたシートSは、縦搬送ベルト9により下方へ送られながら順次重なっていき、丁合物を形成する。
【0032】
最下段の給紙部29aの下方には横搬送部11が設けられ、縦搬送ベルト9の下方にはガイド板12が設けられている。縦搬送ベルト9の下端まで搬送された丁合物は、ガイド板12により方向を変えて横搬送部11に達する。横搬送部11には軸方向が搬送方向(図1に示す矢印C方向)と直交する1対の横搬送ローラ13が適宜の間隔をおいて配置され、この横搬送ローラ13に横搬送ベルト14が掛け渡されている。横搬送ベルト14には、上方から複数の横搬送コロ15が圧接していて、丁合物を横搬送ベルト14と横搬送コロ15で挟持して、図1に示す矢印C方向へ搬送する。横搬送部11の出口16から排出された丁合物はシート積載装置17に積載される。
【0033】
このようにして、各段に積載されたシート束S0が、1枚ずつ取り出されて丁合物とする丁合作業が行われる。
【0034】
次に丁合装置1における、各段の給紙部29及び給紙搬送部28の詳細について、添付の図面を用いて具体的に説明する。
【0035】
図2乃至図4に示すように、水平に設けられた給紙トレイ3の下部にはこれを支える支持アーム20が固定されている。この支持アーム20は、一方のフレーム18に上下方向に形成された角穴18a(図2参照)を通じてフレーム18の外側に延出している延出部20a(図3、図4参照)と、フレーム18の内側において下方に延びた基部20b(図2、図4参照)とを有している。
【0036】
支持アーム20の延出部20aの両面には、軸21を介して1対のコロ22が回転自在に設けられている。また、支持アーム20の基部20bの下端付近の両面には、軸24を介して1対のコロ26が回転自在に設けられ、更に基部20bのフレーム18に対向した面には、上下方向に適宜の間隔をおいて、軸23を介して1対のコロ25が回転自在に設けられている。この1対のコロ25は角穴18aと係合し、支持アーム20が図2に示す矢印F方向に移動自在に設けられている。即ち、給紙トレイ3は、上下方向に移動可能に設けられている。
【0037】
図4に示すように、支持アーム20は、コロ26の外周面がフレーム18の内側に、そして、コロ22の外周面がフレーム18の外側に夫々接し、給紙トレイ3の自重及びこれに積載されるシート束S0の重量により発生するモーメント(図4に示した矢印D方向)を支えることにより、給紙トレイ3は常に水平姿勢を保つことができる。
【0038】
給紙トレイ3及びこれに積載されたシート束S0を支えるため、フレーム18とコロ22,26との間に適宜の補強材を設けても良い。また、給紙トレイ3が人の手等により押し上げられた場合に支持アーム20の1対のコロ25がフレーム18の角穴18aから離脱しないよう、適宜の規制部材が設けられても良い。
【0039】
図3及び図4に示すように、支持アーム20の延出部20aの端面20fには、ラック34が、そのピッチ線が垂直となるように固定されている。ラック34にはギヤ35が噛合しており、このギヤ35は正逆回転可能なモータ36の出力軸36aに軸支固定されている。このモータ36は、支持部材92を介してフレーム18外側に固定されている。このモータ36が回転することにより、ラック34が上下方向に移動し、支持アーム20を介して給紙トレイ3が上下方向に移動する。
【0040】
フレーム18の内側には、フレーム18と適宜の間隔をおいて平行にサイドフェンス37が設けられている。このサイドフェンス37に係合してガイド部材38が、給紙トレイ3に固定されている。このガイド部材38がサイドフェンス37に案内されることにより、給紙トレイ3の図3に示す矢印E方向への回動を規制している。シート束S0を給紙トレイ3上に積載する時、サイドフェンス37を幅方向の基準として積載する。即ち、サイドフェンス37は、シートSの通紙幅方向の搬送基準となる。
【0041】
図2に示すように、サイドフェンス37の中央部付近には、アングル39が、2個の軸40,41を介して上下方向に移動自在に支持されている。
【0042】
吸引ヘッド4側のサイドフェンス37先端上方部には、シート束上面検知手段42が設けられている。このシート束上面検知手段42は、軸43がサイドフェンス37に取り付けられており、この軸43はサイドフェンス37に対し、一定の抵抗を持たせて回動可能である。この軸43には遮蔽板46が回動自在に支持されている。また、軸43には固定板44が固定され、その一端にセンサ45が設けられている。シート束S0の上面により遮蔽板46の最下端46aが押し上げられると、遮蔽板46が回動してセンサ45の光軸を遮るように構成されている。また、この固定板44の他端と遮蔽板46の端面46bとが当接することにより、遮蔽板46は一定位置を越えて下方へ移動しないように規制されている。軸43はサイドフェンス37に対して、一定の抵抗を持たせて回動可能で、サイドフェンス37に対して軸43の円周方向の設定位置を自在に選択することにより、シート束S0の上面の高さを、積載されたシート束S0の紙質に最も適した高さに設定することができる。この調整方法として、例えば本実施例では、固定板44に、上辺44cと斜辺44bとで鋭角の指針を形成した指針部44aが設けられ、この指針部44aの先端が指す位置に合わせ、サイドフェンス37上に適宜の目盛89が設けられている。この目盛89は、指針部44aの上辺44cが水平となる位置で、指針部44aの先端が目盛り89を付した範囲の中間位置を指すように設けられている。
【0043】
次に、本発明の給紙装置2について詳細に説明する。図2乃至図4に示すように、給紙トレイ3の先端部上方に、吸引ヘッド4が設けられている。吸引ヘッド4は、フレーム18、19に対して回転自在に支持された駆動軸47を有し、この駆動軸47には適宜の幅に形成された複数の駆動ローラ48が軸支固定されている。この駆動軸47はフレーム19の外側に延出していて、この延出部に電磁クラッチ86が設けられている。この電磁クラッチ86を連結することにより、図示しない駆動源より駆動力が駆動軸47に付与される。この駆動軸47に対し、給紙方向上流側に適宜の間隔をおいて平行に従動軸49が設けられ、この従動軸49には、駆動ローラ48とほぼ同じ幅に形成された複数の従動ローラ50が、駆動ローラ48に対向する位置に軸支され設けられている。この駆動ローラ48と従動ローラ50との間に夫々ベルト51が掛け渡されており、隣り合うベルト51同士の間には適宜の間隔Lが設けられている。このベルト51は孔等のない無端の平ベルトである。また、駆動ローラ48と従動ローラ50の少なくともどちらか一方を広幅に形成して複数のベルトを掛けるように構成してもよい。このベルト51に囲まれた空間、即ち駆動ローラ48と従動ローラ50との間隙には、中空の略直方体形状である吸引エアチャンバ52が設けられている。図4に示すように、この吸引エアチャンバ52の一端はフレーム18の外側に延出し、この延出部の上面にはエア吸引穴52bが形成され、このエア吸引穴52bの上方に、例えばファンにより構成されたエア吸引源53が固定されている。このエア吸引源53の下面にはエア吸引口53aが形成され、エア吸引穴52bと連通するように構成されている。また、吸引エアチャンバ52において、エア吸引穴52bに対向する下面にはエア逃がし穴52cが形成されている。
【0044】
図5は吸引ヘッド4を下方より見た図である。図5に示すように、吸引エアチャンバ52のフレーム18内側における下面には複数の角穴52aが形成されており、この角穴52aは両外側のベルト51の外側及び隣り合うベルト51同士の間隙となる位置に設けられている。また、この吸引エアチャンバ52の他端は、支持部材84に固定されている。この支持部材84は、駆動軸47と従動軸49を回転自在に支持し、更にベルト51の上方を覆うように構成されている。
【0045】
図4に示すように、エア逃がし穴52cの下方にはソレノイドバルブ54が配置されている。ソレノイドバルブ54は、フレーム18に固定されたソレノイド固定板55に、ソレノイド56が固定されている。このソレノイド56のプランジャ56aにはリンク94の一端が連結されている。このリンク94の他端には、略L字形に形成された作動レバー57の一端57aが連結されている。この作動レバー57はL字形のほぼ中央部において、ソレノイド固定板55に立設された支点軸59に軸支されていて、この支点軸59を中心として揺動可能である。この作動レバー57の他端57bには、支軸87を介して開閉板58が連結されている。この開閉板58は支軸87を中心として揺動可能である。この開閉板58は、金属板等の剛性部材でできている下層58aと、ポリ塩化ビニルシート等の柔軟性フィルムによりできている上層58bとを有し、この上層58aと下層58bとの中間部58cはスポンジ等の弾性部材でできている。また、作動レバー57の他端とソレノイド固定板55との間にばね60が掛けられていて、このばね60により、作動レバー57の他端57bが下方に付勢されている。
【0046】
ソレノイド56が消磁の状態では、ばね60により作動レバー57の他端57bが下方に引張られ、従って作動レバー57は支点軸59を中心に図4において反時計方向に回動する。その結果、作動レバー57の一端57aがソレノイド固定板55の曲げ部55aに当接して停止し、この状態で開閉板58は吸引エアチャンバ52の下面から離間している。従って、吸引エアチャンバ52下面に形成されたエア逃がし穴52cは開放状態であり、エア吸引源53がエア吸引動作を開始しても、エアはエア吸引源53のエア吸引口53aに至近のエア逃がし穴52cを通じて吸引されるので、シート束S0に対向した角穴52aからのエア吸引は行われない。
【0047】
ソレノイド56が励磁状態になると、プランジャ56がリンク94とともに図4に示す矢印V方向へ移動し、作動レバー57の一端57aが引張られることにより、作動レバー57が支点軸59を中心として時計方向に回動する。その結果、図4において二点鎖線にて示したように、作動レバー57の他端57bが上方へ移動することにより、開閉板58が上昇して、吸引エアチャンバ52の下面に接触し、エア逃がし穴52cを塞ぐ。エア逃がし穴52cには、弾性部材でできた中間部58cを介して柔軟性フィルムでできた上層58bが密着するので、エア逃がし穴52cは完全に塞がれた状態となり、したがって吸引ヘッド4のベルト51近傍に形成されたエア吸引穴52aからのエア吸引が行われるようになる。
【0048】
図2に示すように、給紙トレイ3の先端部に隣接して、吐出エアチャンバ61が設けられている。吐出エアチャンバ61は中空形状であり、フレーム18,19に固定された基台62上に載置固定されている。
【0049】
図6は図4において一部の部品を除いた模式図、図7は図6の平面図である。図6及び図7に示すように、吐出エアチャンバ61は、基台62に隣接した下面部61aと、この下面部61aの両端より垂直に立設された側面部61b、61cと、この側面部61b、61c上方に接続する上面部61dを有し、更にこの上面部61dには、給紙方向に対して垂直に3ヵ所の凸部61e、61f、61gが並列して設けられている。このうち、給紙方向に向かって右側の凸部61e及び中央の凸部61fは同形状であり、給紙方向にむかって左側の凸部61gのみ、凸部61e、61fに対して形状が異なっている。
【0050】
図8及び図9は夫々図7のG−G線及びH−H線による断面図であり、夫々図7の凸部61e、61gにおける断面図である。なお、図7の凸部61fにおける断面図は、凸部61eにおける断面図と実質的に同一である。
【0051】
図8に示すように、凸部61e(凸部61f)には、給紙トレイ3に積載されているシート束S0の先端面の上層部にエアを吹き込むためのエア吐出口61h(エア吐出口61i)が設けられ、凸部61e(凸部61f)上面には夫々斜面部61k(斜面部61l)が設けられている。エア吐出口61h(エア吐出口61i)は、側面部61bの上端付近から斜面部61k(斜面部61l)にかけて開口し、シート束S0の端面に向かって水平に、即ち図8に示す矢印M方向へのエア吹き付けと、ベルト51方向、即ち斜め上方に向かって、即ち図8に示す矢印N方向へのエア吹付けが行われる。
【0052】
矢印M方向のエアにより、シート束S0の上層部のシートS間にエアが吹き込まれてシートSが捌かれる。また、矢印N方向のエアにより、シートSが2枚同時に吸着された場合、最上位のシートS1と次位のシートS2との間にエアを吹き込むことにより次位のシートS2を引き離し、2枚送りを防止する。
【0053】
これに対し、凸部61gにおいては、図9に示すように、側面部61bにのみエア吐出口61jが開口し、図9に示す矢印M方向へのエア吹付けのみが行われる。凸部61g上方には斜面部61mが設けられているが、この斜面部61mは斜面に限られず、例えば水平面であってもよい。
【0054】
また、図6に示すように、吐出エアチャンバ61の一端はフレーム18の外側に延出し、この延出部には、例えばファンにより構成されたエア吐出源63のエア吐出口63aが直結され、エア吐出源63のエア吐出口63aと吐出エアチャンバ61の内部とが連通している。
【0055】
図6に示すように、吐出エアチャンバ61の側面部61bには、複数の溝が上下方向に設けられている。本実施例では2ヵ所の溝61n、61pが上下方向に設けられている。この溝61n、61pに係合して2枚送り防止部材68,69が設けられている。この2枚送り防止部材68,69は、基台部68a、69aと、この基台部68a,69aに貼付固定され、基台部68a、69aに対して上方に突出したウレタン等の弾性部材68b、69bとを有している。また、この基台部68a,69aは、吐出エアチャンバ61の溝61n、61pに固定された軸66、67を介して、溝61n、61pに案内されて上下動可能に構成されている。2枚送り防止部材68、69のうち、シートSの搬送基準側、即ち図6において右側の弾性部材68bは、その上端部近傍に凹部68dを有している。また、弾性部材68bは特に凹部68dを設けたものに限定されるものではなく、弾性部材68bに弾性部材69bよりも弾性力の小さな材質を使用してもよい。これに対して他方、即ち図6において左側の弾性部材69bには、凹部は存在しない。このように構成された2枚送り防止部材68,69は、図4に示すように、ベルト51の下方に配置されている。
【0056】
また、図6に示すように、基台部68a、69aの下方には適切な厚みを持った傾斜部材70が設けられていて、この傾斜部材70には、基台62に給紙方向に対して直角に固定された軸71が挿通されており、この軸71に案内されて傾斜部材70は図6における矢印Z方向に移動可能である。傾斜部材70には第1のリンク72の一端が回動可能に連結され、この第1のリンク72はフレーム19の外側へ延出し、その延出部における第1のリンク72の他端は、回動自在の接点を介して第2のリンク88の一端に接続されている。この第2のリンク88の他端は回動軸73に回動可能に支持されている。
【0057】
図20及び図21は2枚送り防止部材68、69の調整動作を示す模式図である。回動軸73は、フレーム19外側より立設した固定板93に回転自在に支持されている。この回動軸73を手動で回転させることにより、リンク機構72を介して傾斜部材70が水平方向に移動する。この移動により、傾斜部材70と2枚送り防止部材68,69との接触点が、傾斜部材70の底部70aから頂部70bに移動すると、2枚送り防止部材68,69は押し上げられて上方へ移動する。この時、上方への移動の途上で弾性部材68b、69bの上端はベルト51に接触し、最も上方に達した時には更に圧接するようになっている。また、傾斜部材70と2枚送り防止部材68,69との接触点が、傾斜部材70の頂部70bから底部70aに移動すると、2枚送り防止部材68,69は下方へ移動する。また、2枚送り防止部材68、69の側方に突出部68c、69c(図6,7参照)を設け、この突出部68c、69cに板バネ74、75(図6,7参照)を係合させることにより、2枚送り防止部材68、69が下方に付勢されるように構成してもよい。このように、2枚送り防止部材68,69の上端とベルト51との隙間又は圧接力は回動軸73の操作によって調整可能である。また、この回動軸73にツマミ90を固定し、その外側に適宜の目盛91を設けてもよい。
【0058】
図2に示すように、吐出エアチャンバ61と給紙トレイ3との隙間に、給紙トレイ3に対して垂直にシャッター64が設けられている。図4に示すように、シャッター64は、下辺部付近に適宜の間隔をおいて複数形成された長穴64cと、この長穴64cに係合し、基台62に固定された複数の軸65を介して、図4における矢印Q方向に移動可能である。シャッター64の一端はフレーム19の外側に延出していて、延出部にはラック64aが形成されている。このラック64aにはピニオン85が噛合していて、このピニオン85を図示しないツマミによって手動で回転させることにより、シャッター64を移動させる。このシャッター64の移動により、エア吐出口61h、61i、61jの開口面積が変化するため、薄いシート又は小型のシートを処理する場合は、エア吐出量を少なく、即ち開口面積が小さくなるように設定し、厚いシート又は大型のシートを処理する場合は、エア吐出量を多く、即ち開口面積が大きくなるように設定することにより、種々のサイズ・質のシートに対し、最適な吐出エアが得られる。また、給紙トレイ3にシート束S0を積載する際、このシャッター64にシート束S0の先端面を当接させて積載する。即ち、シャッター64はシート束S0積載の基準となる。
【0059】
次に、給紙搬送部28において、シートを導くガイド板31について詳細に説明する。図2に示すように、給紙部29より給紙搬送部28に供給されたシートSを給紙搬送ローラ5と給紙搬送コロ6とのニップ部へ導く下方のガイド板31は、下方への曲げ角度の小さい小曲げ部31aと、下方への曲げ角度の大きい大曲げ部31bとを有し、図3に示すように、小曲げ部31aは給紙方向に向かって右寄りであって、吸引ヘッド4が存在する範囲に形成され、大曲げ部31bは給紙方向に向かって左寄りであって、吸引ヘッド4が無い範囲に形成されている。吸引ヘッド4の幅を大きく上回るような幅が大きく薄いシートSを処理する場合、給紙方向左寄りの吸引が行われない部分が垂れることがある。しかし、本実施例においては、ガイド板31の小曲げ部31aにて、吸引ヘッド4により吸着されたシートSを給紙搬送ローラ5と給紙搬送コロ6とのニップ部へ導くと同時に、ガイド板31の大曲げ部31bにて、幅の大きなシートにおいて吸引しない部分が垂れたような場合でも問題なく給紙することができる。
【0060】
次に、このように構成された本発明の実施例に係る給紙装置2の動作について図面を参照して説明する。
【0061】
先ず、シート束上面検知手段42、シャッター64、2枚送り防止部材68,69を、夫々初期位置に設定する。図2に示すように、シート束上面検知手段42においては軸43を回動調整し、固定板44の指針部44aの先端が目盛り89の付された範囲の中間を指す位置、即ち指針部44aの上辺44cが水平となる位置に設定する。
【0062】
シャッター64においては、ピニオン85(図4参照)を回動させるための図示しないツマミの周囲に図示しない目盛が、例えばエア吐出口61h、61i、61jの開口面積が最も小さい場合に「1」、最も大きい場合に「7」をツマミの指針が指し、その中間部を等分して付番するように設けられている。その場合、目盛「2」、即ちエア吐出口61h、61i、61jがわずかに開口した位置を初期位置として設定する。
【0063】
更に、2枚送り防止部材においては、図20,21に示すように、ツマミ90の周囲には、例えば2枚送り防止部材が最上部に達した場合に「1」、最下部に達した場合に「7」をツマミ90の指針が指し、その中間部を等分して付番するように設けられている。その場合、目盛「3」、即ち、2枚送り防止部材68,69の上端がベルト51の下面に、押圧しない程度に接触している位置を初期位置として設定する。
【0064】
上記設定に要した目盛は上記例に限られるものではなく、シート束上面検知手段42、シャッター64、2枚送り防止部材68,69が所定位置に設定されるものであればどのような目盛でも良く、若しくは目盛が存在しなくとも良い。
【0065】
図10乃至図20は本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。図10に示すように、本実施例に係る給紙装置2にて処理しようとするシートを積み重ねて束としたシート束S0を、給紙トレイ3上に積載する。このとき、シート束S0の先端面をシャッター64に突き当てて前方の基準とし、シート束S0の給紙方向に向かって右側の端面をサイドフェンス37に突き当てて搬送基準とする。
【0066】
給紙トレイ3にシート束S0を積載した状態で、図示しないスタートスイッチを押すと、図11に示すように、給紙搬送ローラ5、給紙搬送コロ6及び縦搬送駆動ローラ7が矢印方向に回転を開始し、また、縦搬送ベルト9が矢印方向に周回移動し、縦搬送コロ10が矢印方向に回転を開始する。続いて、モータ36が図示矢印J方向に回転することにより、ギヤ35とラック34との噛み合いによりラック34が上昇し、このラック34を固定した支持アーム20を介して給紙トレイ3が上昇する。給紙トレイ3の上昇により、シート束S0の上面が遮蔽板46に接触し、給紙トレイ3が更に上昇すると、遮蔽板46がシート束S0の上面に押し上げられて回動し、センサ45の光軸が遮蔽板46により遮られる。
【0067】
そうすると、図12に示すように、モータ36が図示しない制御機構により一定時間だけ図示矢印K方向に回転し、給紙トレイ3が下降し、シート束S0の上面はエア吐出口61h、61i、61j(図8、図9参照)の下端付近で停止するように制御される。
【0068】
続いて、図13に示すように、給紙トレイ3の下降が停止すると同時に、エア吐出源63が吐出動作を開始し、吐出エアチャンバ61内部に吐出圧を発生させ、エア吐出口61h、61i、61j(図8、図9参照)からエアの吹き出しが開始される。このとき、吐出エアはシート束S0よりも上部に向けて吹付けられている。
【0069】
その後、図14に示すように、モータ36が矢印J方向に断続的に回転して給紙トレイ3が断続的に上昇する。この上昇動作により、シート束S0の上層部のシート間にエアが吹き込まれシート束S0の上層部が浮きあがって1枚ずつに捌かれる。このとき、給紙トレイ3が断続的に上昇することにより、シート束S0の上層部の先端面が少しずつ段階的にエア吐出口61h、61i、61jに面するように動作する。その各段階で確実にエアを吹き込むことにより、上層部のシートを確実に捌くことができる。浮き上がった最上部のシートS1が、再び遮蔽板46を押し上げて回動させ、再びセンサ45の光軸が遮られると、モータ36が停止し、即ち給紙トレイ3の上昇動作が停止する。この時、アングル39がシート束S0の上面を押さえることにより、シート束S0の上面がばたついてセンサ45による高さの検知が安定しなくなるのを防止している。
【0070】
図15に示すように、遮蔽板46によりセンサ45の光軸がさえぎられると同時に、エア吸引源53が吸引動作を開始する。このエア吸引源53の動作開始の直後にソレノイドバルブ54のソレノイド56がONとなり(図4参照)、吸引エアチャンバ52のエア逃がし穴52cが塞がれ、吸引エアチャンバ52内を減圧し、シート束S0の上面に対向した角穴52aからエアの吸引が行われる。この吸引エアの流れにより、すでに吹き込みエアにより捌かれたシート束S0上層部のうち、最上位のシートS1のみをベルト51の下面に吸着する。
【0071】
そうすると、図16に示すように、シートS1吸着後、一定時間後に電磁クラッチ86(図3乃至図4参照)がONとなり、図示しない駆動源より駆動軸47に駆動力が付与され、駆動ローラ48が回転を開始する。この回転により、ベルト51がシートS1を吸着したまま、図示矢印P方向に周回移動し、従ってシートS1は図示矢印P方向へ移動、搬送される。
【0072】
次に、図17に示すように、取り出されたシートS1の先端が給紙搬送ローラ5と給紙搬送コロ6に挟持された後、電磁クラッチ86(図3乃至図4参照)がOFFとなり、駆動軸47は回転を停止する。電磁クラッチ86はONとなってから一定時間t1経過後にOFFとなるように制御されており、この一定時間t1は、シートS1の先端が給紙搬送ローラ5と給紙搬送コロ6に挟持された後に電磁クラッチ86がOFFとなるように、設定されている。また、この一定時間t1は図示しない操作パネルを操作することにより一定の範囲で可変である。表面の摩擦係数が小さく、ベルト51に対してすべりが起きやすいシートを処理する場合でも、このt1を長く設定することによって、安定した給紙を得ることができる。電磁クラッチ86がOFFとなると同時にソレノイドバルブ54のソレノイド56がOFFとなり、エア逃がし穴52cが開放され(図4参照)、角穴52aからのエア吸引が停止する。
【0073】
続いて、図18に示すように、シートS1はガイド板30,31により下方に方向を変え、縦搬送駆動ローラ7と縦搬送ベルト9に挟持されて下方へ搬送される。その際、検知手段83によりシートS1の通過が検知されると、再びソレノイドバルブ54のソレノイド56がONとなり、エア逃がし穴52cが塞がれ、次位のシートS2を吸着し、続いて一定時間経過後に電磁クラッチ86がONとなり、次位のシートが搬送される。この動作を繰り返すことにより、給紙動作が継続して行われる。
【0074】
上記給紙動作が進行することにより、シート束S0の枚数が徐々に減少すると、上面の高さが徐々に低くなる。その結果、遮蔽板46が徐々に回動し、センサ45の光軸を塞がなくなると、図19に示すように、モータ36が矢印J方向に正回転して給紙トレイ3を上昇させ、再び遮蔽板46がセンサ45の光軸を遮ると、上昇が停止する。従って、シート束S0の上面の高さは常に給紙動作に適した高さに保たれる。
【0075】
この給紙動作中、万一吸着時に最上位のシートS1と次位のシートS2とが分離されなかった場合、2枚送り防止部材68、69に当接することにより引き離され、最上位のシートS1のみが搬送される。しかしながら、万一複数枚重なって給紙された場合、図20に示すように、ツマミ90により、2枚送り防止部材68,69を上昇させ、弾性部材68b、69bをベルト51に近接させ、若しくは当接させるか、又はベルト51に対する押圧力を強めるように調整することにより、次位以降のシートを確実に当接させ、最上位のシートS1のみを搬送できるように、調整することができる。また、シート束上面検知手段42の軸43を回動させ、給紙動作中の給紙トレイ3の停止位置を若干下げることにより、吸引ヘッド4への吸着が確実に1枚ずつ行われるように調整することができる。更に、シャッター64を図示しないツマミによって移動させることにより、エア吐出口61h、61i、61jの開口面積を拡大し、多くのエアを送り込むことにより、吹き込みエアにより捌きを確実に行い、吸引ヘッド4への吸着が1枚ずつ行われるようにすることができる。
【0076】
更に、上記給紙動作中に万一最上位のシートS1が搬送されず、空送りが発生した場合には、図21に示すように、ツマミ90により、2枚送り防止部材68,69を下降させ、弾性部材68b、69bのベルト51への押圧力を弱めるか、若しくはベルト51から離間させるように調整することにより、空送りの発生を防止することができる。また、シート束上面検知手段42の軸43を回動させ、給紙動作中の給紙トレイ3の停止位置を若干上昇させ、最上位のシートS1を吸引ヘッド4の下面へ近づけることにより、吸引ヘッド4への吸着が確実に行われるようにすることができる。
【0077】
また、図22に示すように、吸引ヘッド4のシート吸着部よりも狭い幅のシートS1を処理する場合、シートS1の吸着時、吸引エアチャンバ52の角穴52aの一部が、吸着したシートS1によって塞がれることなく開放状態となる。従って、吸着したシートS1によってすべての角穴52aが塞がれる場合に比べて吸引力及び搬送力が弱くなる。
【0078】
シート束S0は搬送基準側、即ちサイドフェンス37側に寄せて積載されるので、上述のような狭い幅のシートは、給紙方向右側、即ち先端部に凹部68dを有する2枚送り防止部材68にのみ当接して給紙される。この凹部68dにより、2枚送り防止部材68の弾性部材68bは、給紙方向左側の凹部を有しない弾性部材69bに比べて、ベルト51への圧接力が若干弱くなるように構成されている。従って、吸引力及び搬送力が弱くなる幅の狭いシートに対しても、2枚送り及び空送りを防ぎ、確実な給紙動作を得るのに最適な圧接力が得られる。
【0079】
上述のような調整機構により、幅広い質又はサイズのシートに対して、確実に1枚ずつ給紙することができる。
【0080】
更に、吐出エア量が多すぎてシート束上層部が均一に浮くことができず、特定のシート間に吐出エアがかたよって空間ができ、この空間において空送りが発生した場合、シャッター64を図示しないツマミによって移動させることによりエア吐出口61h、61i、61jの開口面積を縮小し、送り込むエアを少なくすることにより、空送りを防止することができる。
【0081】
上記のように構成された本発明の給紙装置によれば、シートを吸引、搬送する吸引ベルトに穴等の無いエンドレスの平ベルトが用いられているので、穴による破断の虞が無いため信頼性が高く高速動作が可能で、加えてベルトへの穿孔加工等が不要であり、加工コストを低減させることができる。
【0082】
また、吸引エアチャンバ下面の、吸引ベルトの間隙部分に吸引穴を設けているため、ベルトに吸引孔を設けたり吸引ローターに吸引孔を形成する場合に比べ、エア吸引面積が広いため、長期間使用しても紙粉又はホコリによる目詰まりが無いためエア効率が良く、エア吸引源に比較的小型のファンを使用できるので装置コストが低減できる。
【0083】
また、左右に1対設けた2枚送り防止部材を、左右で形状又は材質の異なるものを使用することによって、シートの幅が吸引ヘッドの幅よりも狭く、吸着時に吸引穴の一部が開放状態となる場合でも、安定した給紙動作を得ることができる。
【0084】
更に、積載されたシートの先端面に送り込む吐出エアの吐出口を複数設け、シート束上層部の先端面及び、前記ベルトに吸着させたシートの先端に向けてエアを吹付ける吐出口と、前記シート束上層部の先端面向けてのみエアを吹付ける吐出口を、夫々少なくとも一ヵ所ずつ有するように構成することによって、吐出エアがシート束上層部の特定のシート間にかたよることなく均一にシートを捌くことができるため、2枚送り又は空送りを防止することができる。
【0085】
更にまた、シート搬送路の下側に設けられ、吸引されたシートを導くガイド板を、シートの幅方向において、吸引ヘッドの存在する範囲とその他の範囲とで形状が異なるように形成することにより、吸引ヘッドの幅よりも大きな幅を持つシートを吸着した場合、吸引ヘッドの無い部分においてシートが垂れ下がったりした場合でも安定した給紙動作を得ることができる。また、給紙装置を垂直方向に複数段配列した場合に、各段にエア供給源及びエア吐出源を備えることにより、ファン等の小型のエア供給源又はエア吐出源を使用することができ、ポンプ等の大容量のエア供給源及びホース又はバルブ等の煩雑な配管が不要となり、装置をコンパクト化でき、コストを低減できるほか、使用する給紙装置の数を変更しても、エア圧力が変化しないので、煩わしいエア圧力調整が不要となる。
【0086】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、シートを吸引、搬送する吸引ベルトに穴等の無いエンドレスの無端ベルトが用いられているので、穴による破断の虞が無いため信頼性が高く高速動作が可能で、加えてベルトへの穿孔加工等が不要であり、加工コストを低減させることができる。
【0087】
また、吸引チャンバの下壁における隣り合う無端ベルト間の領域にエア吸引口を設けているため、ベルトに吸引孔を設けたり、吸引ローターに吸引孔を形成する場合に比べ、エア吸引面積が広いため、長期間使用しても紙粉又はホコリによる目詰まりが無く、エア効率が良いため、エア吸引源に比較的小型のファンを使用できるので、装置コストを低減できる。
【0088】
更に、無端ベルトの給紙方向の前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材のうち少なくとも1つについて、形状又は材質が異なるものを使用することによって、シートの幅が複数の無端ベルトの幅よりも狭く、吸着時にエア吸引口の一部が開放状態となる場合でも、安定した給紙動作を得ることができる。
【0089】
更にまた、前記無端ベルトよりも給紙方向の前方に設けられてシートを案内するガイドをシートの幅方向において、ベルトの前方の部分と、その側方の部分とで、異なる傾斜角度で給紙方向の後方が下方になるように傾斜させて形成することにより、複数の無端ベルトの幅よりも大きな幅を持つシートを吸着した場合、吸引エアチャンバの無い部分においてシートが垂れ下がったりした場合でも安定した給紙動作を得ることができる。
【0090】
また、本発明によれば、給紙ユニットを垂直方向に複数段配列した場合でも、コンパクトでコストが安い装置を構成することができると共に、使用する給紙ユニットの数を変更した場合でも、エアの圧力が変化しないので、煩わしいエア圧力調整が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る給紙装置2を縦方向に多段に配列した丁合装置1を示す模式的正面図である。
【図2】丁合装置1の給紙部29及び給紙搬送部28を示す正面図である。
【図3】丁合装置1の給紙部29及び給紙搬送部28を示す平面図である。
【図4】丁合装置1の給紙部29及び給紙搬送部28を示す右側面図である。
【図5】吸引ヘッド4を下方より見た図である。
【図6】図4において一部の部品を除いた模式図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図7のG−G線による断面図である。
【図9】図7のH−H線による断面図である。
【図10】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図11】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図12】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図13】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図14】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図15】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図16】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図17】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図18】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図19】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図20】2枚送り防止部材68、69の調整動作を示す模式図である。
【図21】2枚送り防止部材68、69の調整動作を示す模式図である。
【図22】本発明の実施例に係る給紙装置2の動作を示す模式図である。
【図23】従来の給紙装置200の一部を断面で示す側面図である。
【図24】従来の給紙装置200を説明する模式図である。
【図25】第2の従来例の給紙装置100を給紙方向上流側から見た側面図である。
【図26】図25におけるX−X線による断面図である。
【図27】図25におけるY−Y線による断面図である。
【符号の説明】
1;丁合装置
2;給紙装置
3;給紙トレイ
4;吸引ヘッド
28;給紙搬送部
29;給紙部
30、31;ガイド板
31a;小曲げ部
31b;大曲げ部
42;シート束上面検知手段
45;センサ
46;遮蔽板
51;ベルト
52;吸引エアチャンバ
52a;角穴
53;エア吸引源
61;吐出エアチャンバ
61h、61i、61j;エア吐出口
63;エア吐出源
64;シャッター
68、69;2枚送り防止部材
68b、69b;弾性部材
68c、69c;突出部
100、200;給紙装置
101;給紙棚
102;ローター
102a;吸引孔
103;吸引パイプ
104;プーリー
105;駆動プーリー
111、115;エア立上げ管
113;捌きエア吹付け口
114;摩擦パッド
116;ノズル
201;可動プレート
202;真空チャンバ
202b;開口部
203、204;ベンドロール
205;穿孔テープ
206;ノズル
213;固定当接部材
S0;シート束(ペーパスタック)
S1;最上位のシート(トップペーパシート)
S2;次位のシート(次のペーパシート)
Claims (6)
- シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する無孔の複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁における無端ベルトの近傍に設けられた複数のエア吸引口と、を有し、前記吸引チャンバは、一端が前記複数個の無端ベルトにより囲まれた部分より延出し、この延出部にエア吸引源が取り付けられ、この吸引源のエア吸引方向に対向する面に、開閉可能なエア逃がし穴を設けたことを特徴とする給紙装置。
- 前記吸引チャンバには、前記エア逃がし穴をふさぐ位置と開放する位置との間で移動可能な開閉板が設けられ、この開閉板の逃がし穴に対向する面が柔軟性フィルムで形成され、この柔軟性フィルムの下層が弾性部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁に設けられたエア吸引口と、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を、前記無端ベルトに対し、離間した位置から、無端ベルトに接触し、更に無端ベルトに対して圧接する位置の範囲で移動調整可能とする移動機構が設けられ、前記弾性部材は、弾性部材が基台部に対して上方に突出するように基台部に貼付固定されていることを特徴とする給紙装置。
- シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁に設けられたエア吸引口と、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を、前記無端ベルトに対し、離間した位置から、無端ベルトに接触し、更に無端ベルトに対して圧接する位置の範囲で移動調整可能とする移動機構が設けられ、前記弾性部材は基台部に貼付固定され、前記移動機構は、前記基台部と係合する傾斜面を有する傾斜部材と、この傾斜面に基台部を押し付けるように付勢する付勢部材とを有することを特徴とする給紙装置。
- シート束が載置される給紙トレイと、この給紙トレイの上方にて給紙方向及びその反対方向に循環移動する複数個の無端ベルトと、この無端ベルトを支持する平行ローラと、各無端ベルトにより囲まれた空間内に配置された吸引チャンバと、この吸引チャンバの下壁に設けられたエア吸引口と、前記無端ベルトの給紙方向前方において、前記無端ベルトに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を複数個の無端ベルトについて設け、前記弾性部材のうち少なくとも1つは、前記無端ベルトとの接触部において形状又は材質が他の弾性部材と異なっており、前記弾性部材のうち、シートの通紙幅方向の搬送基準に最も近い弾性部材は、シートの通紙幅方向の搬送基準から最も遠い弾性部材よりも、弾性力が低い形状又は材質であることを特徴とする給紙装置。
- 前記弾性部材のうち、シートの通紙幅方向の搬送基準に最も近い弾性部材は、その上端部近傍に凹部を有していることを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
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