JPH08333032A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH08333032A JPH08333032A JP7143765A JP14376595A JPH08333032A JP H08333032 A JPH08333032 A JP H08333032A JP 7143765 A JP7143765 A JP 7143765A JP 14376595 A JP14376595 A JP 14376595A JP H08333032 A JPH08333032 A JP H08333032A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- feeding device
- sheet stacking
- stacking
- sheets
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- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シート積載トレイ上のシート枚数が所定枚数以
下になった場合でもシートを安定して浮上させることが
できるようにする。 【構成】シート積載トレイ1の下流側端に開口40を形
成した。この開口は、シート積載トレイ1が低位置にあ
る時はシート揃えがガイド板2によって塞がっている
が、シートSの給送が進んでシート積載トレイ1が所定
レベルまで上昇すると、図に示すように、シート揃えガ
イド板2によって塞がれないようになる。このようにな
ると、ノズル19から吹き付けられる風の一部が開口4
0を通ってシート積載トレイ1の下に導かれるようにな
り、シートSに吹き付けられる風量が減って、シートS
の乱れが生じなくなり、シートSは安定して浮上する。
下になった場合でもシートを安定して浮上させることが
できるようにする。 【構成】シート積載トレイ1の下流側端に開口40を形
成した。この開口は、シート積載トレイ1が低位置にあ
る時はシート揃えがガイド板2によって塞がっている
が、シートSの給送が進んでシート積載トレイ1が所定
レベルまで上昇すると、図に示すように、シート揃えガ
イド板2によって塞がれないようになる。このようにな
ると、ノズル19から吹き付けられる風の一部が開口4
0を通ってシート積載トレイ1の下に導かれるようにな
り、シートSに吹き付けられる風量が減って、シートS
の乱れが生じなくなり、シートSは安定して浮上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられるシート給送装
置に関する。
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられるシート給送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に備えられているシート給送装置は、
給紙ローラの回転摩擦によって、シート積載トレイ上に
積載されたシートの搬送を行う方式のものが一般的であ
る。
等の画像形成装置に備えられているシート給送装置は、
給紙ローラの回転摩擦によって、シート積載トレイ上に
積載されたシートの搬送を行う方式のものが一般的であ
る。
【0003】この方式のシート給送装置においては、ロ
ーラの表面をゴム等の弾性体で構成しており、その給紙
性能は給紙ローラの表面の摩擦係数によるところが大き
い。従って、摩擦による給紙ローラの外形変化、給紙ロ
ーラの材質の経時変化、紙粉の付着等による給紙ローラ
の表面の摩擦係数の変化等により給紙性能が安定しなか
ったり、各種の表面状態の違うシートに対応しきれない
という欠点があった。
ーラの表面をゴム等の弾性体で構成しており、その給紙
性能は給紙ローラの表面の摩擦係数によるところが大き
い。従って、摩擦による給紙ローラの外形変化、給紙ロ
ーラの材質の経時変化、紙粉の付着等による給紙ローラ
の表面の摩擦係数の変化等により給紙性能が安定しなか
ったり、各種の表面状態の違うシートに対応しきれない
という欠点があった。
【0004】このようなことから、昨今、エアーの吸引
力や無端ベルトの搬送力等を利用してシート積載トレイ
上に積載されたシートを吸着し搬送する方式のシート給
送装置が提案されている。
力や無端ベルトの搬送力等を利用してシート積載トレイ
上に積載されたシートを吸着し搬送する方式のシート給
送装置が提案されている。
【0005】図14は、従来提案されている代表的なシ
ート給送装置の構成を示す。
ート給送装置の構成を示す。
【0006】多数枚のシートSを積載したシート積載ト
レイ(シート積載手段)101の上方には、シート搬送
部100が配置されている。同シート搬送部100は、
シート吸着部(シート吸着手段)102と、多数のエア
ー穴103Aを有する搬送ベルト103と、エアー穴1
03A及びシート吸着部102の開口102Aを通して
搬送ベルト103下のエアーを吸引するブロワ104と
により構成されている。
レイ(シート積載手段)101の上方には、シート搬送
部100が配置されている。同シート搬送部100は、
シート吸着部(シート吸着手段)102と、多数のエア
ー穴103Aを有する搬送ベルト103と、エアー穴1
03A及びシート吸着部102の開口102Aを通して
搬送ベルト103下のエアーを吸引するブロワ104と
により構成されている。
【0007】シート積載トレイ101上に積載されたシ
ートSの先端近傍には、上部のシートSを浮上させるた
めのエアーを噴出させるノズル(シート浮上手段)10
5と、2枚目以降のシートSにエアーを吹き付けて最上
位のシートSを1枚だけ分離させるためのノズル106
とが配置されている。各ノズル105、106はブロワ
107に連結され、エアーを供給される。
ートSの先端近傍には、上部のシートSを浮上させるた
めのエアーを噴出させるノズル(シート浮上手段)10
5と、2枚目以降のシートSにエアーを吹き付けて最上
位のシートSを1枚だけ分離させるためのノズル106
とが配置されている。各ノズル105、106はブロワ
107に連結され、エアーを供給される。
【0008】本シート給送装置においてシート積載トレ
イ101上に積載されたシートSを給送するには、ま
ず、ブロワ107の作用によりノズル105からエアー
を噴出させ、シート積載トレイ101上の上部のシート
Sを数枚浮上させる。続いてブロワ104の作用による
シート吸着部102の吸引力で最上位のシートSを搬送
ベルト103のシート吸着面103Bに吸着させる。こ
の後、搬送ベルト103を矢印方向に回転駆動し、搬送
ベルト103に吸着しているシートSを下流側へ搬送す
る。このとき、ブロワ107の作用によりノズル106
からシートSの先端にエアーを吹き付け、重送してきた
シートSを吹き戻して分離する。これにより、最上位の
シートSを1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬送す
る。
イ101上に積載されたシートSを給送するには、ま
ず、ブロワ107の作用によりノズル105からエアー
を噴出させ、シート積載トレイ101上の上部のシート
Sを数枚浮上させる。続いてブロワ104の作用による
シート吸着部102の吸引力で最上位のシートSを搬送
ベルト103のシート吸着面103Bに吸着させる。こ
の後、搬送ベルト103を矢印方向に回転駆動し、搬送
ベルト103に吸着しているシートSを下流側へ搬送す
る。このとき、ブロワ107の作用によりノズル106
からシートSの先端にエアーを吹き付け、重送してきた
シートSを吹き戻して分離する。これにより、最上位の
シートSを1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬送す
る。
【0009】このようにして、シートSを順次給送して
行くと、最上位のシートSのレベルがシートレベル検知
センサ114に検知されないレベルまで下がってくる。
このような場合、シート積載トレイ101は不図示の昇
降動機構によって最上位のシートSがシートレベル検知
センサ114で検知されるまで上昇する。
行くと、最上位のシートSのレベルがシートレベル検知
センサ114に検知されないレベルまで下がってくる。
このような場合、シート積載トレイ101は不図示の昇
降動機構によって最上位のシートSがシートレベル検知
センサ114で検知されるまで上昇する。
【0010】なお、本シート給送装置においては、ノズ
ル105からのエアーで浮上してシート吸着部102の
吸引力で搬送ベルト103のシート吸着面103Bに吸
着されるシートSは、その先端部から後端部までが略水
平の状態で搬送ベルト103のシート吸着面103Bに
吸着するようになっている。
ル105からのエアーで浮上してシート吸着部102の
吸引力で搬送ベルト103のシート吸着面103Bに吸
着されるシートSは、その先端部から後端部までが略水
平の状態で搬送ベルト103のシート吸着面103Bに
吸着するようになっている。
【0011】また、無端状の搬送ベルト103は、シー
ト吸着部102を挟んで配置された2個のローラ10
9、110に巻き掛けられている。ここでは、下流側の
ローラ109がモータ111によって回転駆動する駆動
ローラとされており、上流側のローラ110が従動ロー
ラとされている。
ト吸着部102を挟んで配置された2個のローラ10
9、110に巻き掛けられている。ここでは、下流側の
ローラ109がモータ111によって回転駆動する駆動
ローラとされており、上流側のローラ110が従動ロー
ラとされている。
【0012】また、ブロワ107によって生じたエアー
は、バルブ112がa位置に切り換えられているとノズ
ル105側に流れ、バルブ112がb位置に切り換えら
れているとノズル106側に流れるようになっている。
この場合、ノズル105,106から吹き付けられるエ
アー量(風量)は常に一定である。
は、バルブ112がa位置に切り換えられているとノズ
ル105側に流れ、バルブ112がb位置に切り換えら
れているとノズル106側に流れるようになっている。
この場合、ノズル105,106から吹き付けられるエ
アー量(風量)は常に一定である。
【0013】また、シート吸着部102は、バルブ11
3がc位置にあるとブロワ104の作用で吸引力が生
じ、バルブ113がd位置にあると吸引力が生じないよ
うになっている。
3がc位置にあるとブロワ104の作用で吸引力が生
じ、バルブ113がd位置にあると吸引力が生じないよ
うになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のシート給送装置においては、次のような問題があ
った。
来例のシート給送装置においては、次のような問題があ
った。
【0015】すなわち、シートSの給送が進んでシート
積載トレイ101上に積載されているシートSの残量が
少なくなると、ノズル105から吹き付けられる風量が
多すぎて、シートSが乱れ、安定して浮上しなくなり、
給送不良となることがあった。
積載トレイ101上に積載されているシートSの残量が
少なくなると、ノズル105から吹き付けられる風量が
多すぎて、シートSが乱れ、安定して浮上しなくなり、
給送不良となることがあった。
【0016】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート積載手段上のシート枚数が所定
枚数以下になった場合でもシートを安定して浮上させる
ことができるシート給送装置を提供することを目的とす
る。
なされたもので、シート積載手段上のシート枚数が所定
枚数以下になった場合でもシートを安定して浮上させる
ことができるシート給送装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のシー
トを積載することが可能であり、かつ、最上位のシート
を所定レベルに配置するために上昇することが可能なシ
ート積載手段と、前記シート積載手段上に積載されてい
るシートに対してエアーを吹き付けて上部のシートを浮
上させるシート浮上手段と、を具備しているシート給送
装置に係る。
トを積載することが可能であり、かつ、最上位のシート
を所定レベルに配置するために上昇することが可能なシ
ート積載手段と、前記シート積載手段上に積載されてい
るシートに対してエアーを吹き付けて上部のシートを浮
上させるシート浮上手段と、を具備しているシート給送
装置に係る。
【0018】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記シート積載手段上に積載されているシート枚数
が所定枚数以下に達した時、前記シート浮上手段から吹
き付けられるエアーによってシートが乱れないようにす
るシート乱れ防止手段を有したことを特徴とする。
め、前記シート積載手段上に積載されているシート枚数
が所定枚数以下に達した時、前記シート浮上手段から吹
き付けられるエアーによってシートが乱れないようにす
るシート乱れ防止手段を有したことを特徴とする。
【0019】例えば、前記シート乱れ手段が、前記シー
ト積載手段が所定レベルまで上昇したときに、前記シー
ト浮上手段から吹き付けられているエアーの一部を前記
シート積載手段の下へ導くために前記シート積載手段に
設けられた開口であることを特徴とする。
ト積載手段が所定レベルまで上昇したときに、前記シー
ト浮上手段から吹き付けられているエアーの一部を前記
シート積載手段の下へ導くために前記シート積載手段に
設けられた開口であることを特徴とする。
【0020】
【作用】上記構成とした本発明のシート給送装置によれ
ば、前記シート積載手段上に積載されているシート枚数
が所定枚数以下に達すると、前記シート浮上手段から吹
き付けられているエアーの一部が前記シート積載手段に
設けられている前記開口から前記シート積載手段の下へ
導かれるようになる。
ば、前記シート積載手段上に積載されているシート枚数
が所定枚数以下に達すると、前記シート浮上手段から吹
き付けられているエアーの一部が前記シート積載手段に
設けられている前記開口から前記シート積載手段の下へ
導かれるようになる。
【0021】これにより、前記シート積載手段上のシー
トに吹き付けられる風量が減り、シートは安定して浮上
するようになる。
トに吹き付けられる風量が減り、シートは安定して浮上
するようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係るシート給送
装置の全体構成を示す。
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係るシート給送
装置の全体構成を示す。
【0023】1は多数枚のシートSを積載したシート積
載トレイであり、シートSはその先端がシート揃えガイ
ド板2に突き当てられるように積載されている。
載トレイであり、シートSはその先端がシート揃えガイ
ド板2に突き当てられるように積載されている。
【0024】3はシート搬送部である。4は同シート搬
送部3に設けられたシート吸着部であり、シート積載ト
レイ1に積載されたシート束に対向した平面状底面5、
同平面状底面5にあけられたエア吸引用開口6、吸引チ
ャンバ7により構成されている。
送部3に設けられたシート吸着部であり、シート積載ト
レイ1に積載されたシート束に対向した平面状底面5、
同平面状底面5にあけられたエア吸引用開口6、吸引チ
ャンバ7により構成されている。
【0025】8はシート搬送部3に設けられた第2のシ
ート吸着部であり、平面状底面5に対してシート搬送方
向下流側に配置され、所定の角度θを成して平面状底面
5の上方に変位した平面状底面9、同平面状対面9にあ
けられたエア吸引用開口10、吸引チャンバ11により
構成されている。各吸引チャンバ7、11はエアー吸引
用のブロワ12に接続されている。ブロワ12の吸引
は、バルブ13によりon/off可能となっている。
ート吸着部であり、平面状底面5に対してシート搬送方
向下流側に配置され、所定の角度θを成して平面状底面
5の上方に変位した平面状底面9、同平面状対面9にあ
けられたエア吸引用開口10、吸引チャンバ11により
構成されている。各吸引チャンバ7、11はエアー吸引
用のブロワ12に接続されている。ブロワ12の吸引
は、バルブ13によりon/off可能となっている。
【0026】シート吸着部4、8全体の表面を覆うよう
にして無端状の搬送ベルト14が巻き掛けられている。
搬送ベルト14には多数のエアー穴14Aがあけられて
いる。
にして無端状の搬送ベルト14が巻き掛けられている。
搬送ベルト14には多数のエアー穴14Aがあけられて
いる。
【0027】搬送ベルト14は、ローラ15、16、1
7、18により所定の張力で支持されており、図示しな
い駆動手段により矢印A方向に断続的に駆動され、シー
トを搬送する。ローラ15は水平状の平面状底面5と傾
斜状の平面状底面9の交わる位置に配置され、シートS
を下向きに凸となるように変位させるための変位支点部
15Aとして機能する。これによって、第2のシート吸
着部8によって吸引されるシートSの先端部は、搬送ベ
ルト14の所定角度θに傾斜した先端側部分14Bに吸
着される。
7、18により所定の張力で支持されており、図示しな
い駆動手段により矢印A方向に断続的に駆動され、シー
トを搬送する。ローラ15は水平状の平面状底面5と傾
斜状の平面状底面9の交わる位置に配置され、シートS
を下向きに凸となるように変位させるための変位支点部
15Aとして機能する。これによって、第2のシート吸
着部8によって吸引されるシートSの先端部は、搬送ベ
ルト14の所定角度θに傾斜した先端側部分14Bに吸
着される。
【0028】19はシート積載トレイ1上に積載された
上部のシートSを浮上させるためのエアーを噴出するノ
ズル、20はシートSを1枚だけ分離するためのエアー
を噴出するノズルである。各ノズル19、20はエアー
噴出用のブロワ21に接続されている。ノズル19、2
0からのエアーの噴出は、バルブ22により選択的に切
り換え可能となっている。
上部のシートSを浮上させるためのエアーを噴出するノ
ズル、20はシートSを1枚だけ分離するためのエアー
を噴出するノズルである。各ノズル19、20はエアー
噴出用のブロワ21に接続されている。ノズル19、2
0からのエアーの噴出は、バルブ22により選択的に切
り換え可能となっている。
【0029】23は搬送ベルト14によって搬送されて
きたシートSを下流側に搬送する搬送ローラ対である。
きたシートSを下流側に搬送する搬送ローラ対である。
【0030】本シート給送装置のシート積載トレイ1は
モータ31の駆動によって上下の方向に昇降動するよう
になっている。シート積載トレイ1にはラック32が設
けられており、このラック32がモータ31のモータギ
ヤ33に噛み合っている。従って、モータ31を図にお
いて時計回り方向に駆動させると、シート積載トレイ1
は下方に移動し、モータ31を図において反時計回り方
向に駆動させると、シート積載トレイ1は上方に移動す
る。
モータ31の駆動によって上下の方向に昇降動するよう
になっている。シート積載トレイ1にはラック32が設
けられており、このラック32がモータ31のモータギ
ヤ33に噛み合っている。従って、モータ31を図にお
いて時計回り方向に駆動させると、シート積載トレイ1
は下方に移動し、モータ31を図において反時計回り方
向に駆動させると、シート積載トレイ1は上方に移動す
る。
【0031】シート積載トレイ1の昇降動を行うモータ
31は、画像形成装置の全体の動作を制御するCPU
(制御手段)34によって駆動制御される。
31は、画像形成装置の全体の動作を制御するCPU
(制御手段)34によって駆動制御される。
【0032】CPU34は、シート積載トレイ1上にシ
ートSを積載する時、モータ31を時計回り方向に駆動
させてシート積載トレイ1を所定の位置まで降下させ
る。この位置で、シート積載トレイ1上にシートSを積
載する。
ートSを積載する時、モータ31を時計回り方向に駆動
させてシート積載トレイ1を所定の位置まで降下させ
る。この位置で、シート積載トレイ1上にシートSを積
載する。
【0033】シート積載トレイ1上にシートSを積載し
終えると、CPU34は、モータ31を反時計回り方向
に駆動させてシート積載トレイ1を所定の位置まで上昇
させる。この場合、CPU34は、最上位のシートSの
レベル位置を検知するシートレベル検知センサ35から
の検知信号が入力すると、モータ31の駆動を停止す
る。このCPU34の制御動作は、シートSが給送され
る度に行われる。
終えると、CPU34は、モータ31を反時計回り方向
に駆動させてシート積載トレイ1を所定の位置まで上昇
させる。この場合、CPU34は、最上位のシートSの
レベル位置を検知するシートレベル検知センサ35から
の検知信号が入力すると、モータ31の駆動を停止す
る。このCPU34の制御動作は、シートSが給送され
る度に行われる。
【0034】次に、本シート給送装置の動作を説明す
る。
る。
【0035】まず、図示しないソレノイド等の切り換え
手段によりバルブ22がa位置に切り換えられ、ブロワ
21が作動して、ノズル19からシート積載トレイ1上
のシート束先端に向けてエアーが噴出する。これによっ
て数枚のシートSが吹き上げられて浮上する。
手段によりバルブ22がa位置に切り換えられ、ブロワ
21が作動して、ノズル19からシート積載トレイ1上
のシート束先端に向けてエアーが噴出する。これによっ
て数枚のシートSが吹き上げられて浮上する。
【0036】続いて、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13がc位置に切り換えられ、ブロ
ワ12が作動し、吸引用開口6、10及びエアー穴14
Aを通して搬送ベルト14下のエアーが吸引される。こ
れによって、1枚目(最上位)のシートS1が各シート
吸着部4、8に吸引され、搬送ベルト14に密着する。
詳しくは、図1に示すように、シートS1の中央部付近
はシート吸着部4に吸着され、シートS1の先端部付近
はシート吸着部8に吸着される。このとき、シート吸着
部4、8の吸引力は充分に強く設定してあるので、シー
トS1はシートの腰の力に抗して変位支点部15Aを支
点にして屈曲し、シートの先端、中央部共に搬送ベルト
14に密着する。つまり、シートS1は、平面状底面
5、9にならい、変位支点部15Aを支点とした下側に
凸の『く』の字状になる。
え手段によりバルブ13がc位置に切り換えられ、ブロ
ワ12が作動し、吸引用開口6、10及びエアー穴14
Aを通して搬送ベルト14下のエアーが吸引される。こ
れによって、1枚目(最上位)のシートS1が各シート
吸着部4、8に吸引され、搬送ベルト14に密着する。
詳しくは、図1に示すように、シートS1の中央部付近
はシート吸着部4に吸着され、シートS1の先端部付近
はシート吸着部8に吸着される。このとき、シート吸着
部4、8の吸引力は充分に強く設定してあるので、シー
トS1はシートの腰の力に抗して変位支点部15Aを支
点にして屈曲し、シートの先端、中央部共に搬送ベルト
14に密着する。つまり、シートS1は、平面状底面
5、9にならい、変位支点部15Aを支点とした下側に
凸の『く』の字状になる。
【0037】このとき、2枚目のシートS2が1枚目の
シートS1と密着していたとする。この場合、シートS
2の中央部付近はシートS1に概ねならっている。とこ
ろが、シート吸着部8の表面はシートS1で覆われてい
るため、シートS2の先端付近は吸着される力が働かな
い。したがって、シートの腰の力が勝って、シートS2
は変位支点部15Aを支点にして屈曲せずに平面状を維
持し、シートS2の先端はシートS1の先端から剥れて
両シートS1、S2間に隙間eができる。
シートS1と密着していたとする。この場合、シートS
2の中央部付近はシートS1に概ねならっている。とこ
ろが、シート吸着部8の表面はシートS1で覆われてい
るため、シートS2の先端付近は吸着される力が働かな
い。したがって、シートの腰の力が勝って、シートS2
は変位支点部15Aを支点にして屈曲せずに平面状を維
持し、シートS2の先端はシートS1の先端から剥れて
両シートS1、S2間に隙間eができる。
【0038】次に、図示しない駆動手段により搬送ベル
ト14は駆動され、シートS1は矢印A方向に搬送され
る。それと同時に、バルブ22がb位置に切り換わり、
ノズル20からシートS1とシートS2の隙間eにエア
ーが吹き込まれ、シートS2はシートS1から確実に分
離する。従って、シートS1のみが下流に向けて搬送さ
れ、搬送ローラ対23に渡される。
ト14は駆動され、シートS1は矢印A方向に搬送され
る。それと同時に、バルブ22がb位置に切り換わり、
ノズル20からシートS1とシートS2の隙間eにエア
ーが吹き込まれ、シートS2はシートS1から確実に分
離する。従って、シートS1のみが下流に向けて搬送さ
れ、搬送ローラ対23に渡される。
【0039】本シート給送装置においては、図2に示す
ように、シート積載トレイ1の下流側端に開口(シート
乱れ防止手段)40を形成している。この開口40はシ
ート積載トレイ1が低位置にある時はシート揃えガイド
板2によって塞がっているが、シートSの給送が進んで
シート積載トレイ1が所定レベルまで上昇すると、図1
に示すように、シート積載トレイ1はシート揃えがガイ
ド板2よりも高位置になるので、開口40は開いた状態
になる。
ように、シート積載トレイ1の下流側端に開口(シート
乱れ防止手段)40を形成している。この開口40はシ
ート積載トレイ1が低位置にある時はシート揃えガイド
板2によって塞がっているが、シートSの給送が進んで
シート積載トレイ1が所定レベルまで上昇すると、図1
に示すように、シート積載トレイ1はシート揃えがガイ
ド板2よりも高位置になるので、開口40は開いた状態
になる。
【0040】従って、ノズル19から吹き付けられるエ
アーの一部が開口40を通ってシート積載トレイ1の下
の空間に導かれるようになり、シートSに吹き付けられ
る風量が減る。このため、シート積載トレイ1上のシー
トSはノズル19から吹き付けられる風に乱されること
なく、安定して浮上する。
アーの一部が開口40を通ってシート積載トレイ1の下
の空間に導かれるようになり、シートSに吹き付けられ
る風量が減る。このため、シート積載トレイ1上のシー
トSはノズル19から吹き付けられる風に乱されること
なく、安定して浮上する。
【0041】本実施例において、開口40からの風の兆
しを効果的に行うには、例えば次のような方法を採れば
よい。すなわち、シート積載トレイ1の下の空間の気密
性を高めた上、ブロワ21の吸入口を同空間部に接続さ
せて同空間部を負圧にする。 〈実施例2〉図3に、シート積載トレイ1の別の構成例
を示す。
しを効果的に行うには、例えば次のような方法を採れば
よい。すなわち、シート積載トレイ1の下の空間の気密
性を高めた上、ブロワ21の吸入口を同空間部に接続さ
せて同空間部を負圧にする。 〈実施例2〉図3に、シート積載トレイ1の別の構成例
を示す。
【0042】ここでは、シート積載トレイ1の開口40
に開閉可能なシャッタ部材41を設けている。シャッタ
部材41は支軸42を中心として上下の方向に回動可能
に取り付けられており、通常は、不図示のばね部材等に
よって上方に引っ張られて開口40を閉じる位置(点線
図示の位置)にあるが、ソレノイド43をオンにしてワ
イヤ44を引くと実線図示のように下方に回動して開口
40を開く。
に開閉可能なシャッタ部材41を設けている。シャッタ
部材41は支軸42を中心として上下の方向に回動可能
に取り付けられており、通常は、不図示のばね部材等に
よって上方に引っ張られて開口40を閉じる位置(点線
図示の位置)にあるが、ソレノイド43をオンにしてワ
イヤ44を引くと実線図示のように下方に回動して開口
40を開く。
【0043】本構成の場合、例えば、CPU34は、シ
ート積載トレイ1が所定レベルまで上昇した時にソレノ
イド43をオンにしシャッタ部材41を下方に回動させ
て開口40を開く。このほか、シートの厚み等に応じて
開口40を開くタイミングを変更することもできる。ま
た、シャッタ部材41をモータやギヤ等を用いて駆動さ
せることにより、開口40の開口量を変更することもで
きる。 〈実施例3〉シート積載トレイ1の開口40を開閉する
シャッタ部材41は図4に示すように、シート揃えガイ
ド板2側に設置してもよい。 〈実施例4〉図5及び図6に、シート積載トレイ1の別
の構成例を示す。
ート積載トレイ1が所定レベルまで上昇した時にソレノ
イド43をオンにしシャッタ部材41を下方に回動させ
て開口40を開く。このほか、シートの厚み等に応じて
開口40を開くタイミングを変更することもできる。ま
た、シャッタ部材41をモータやギヤ等を用いて駆動さ
せることにより、開口40の開口量を変更することもで
きる。 〈実施例3〉シート積載トレイ1の開口40を開閉する
シャッタ部材41は図4に示すように、シート揃えガイ
ド板2側に設置してもよい。 〈実施例4〉図5及び図6に、シート積載トレイ1の別
の構成例を示す。
【0044】ここでは、シート積載トレイ1の下流側端
に、ノズル19から吹き付けられるエアーの一部のみを
ノズルに19に対向している切欠45A部分から通風さ
せる遮風壁(シート乱れ防止手段)45を設けている。
に、ノズル19から吹き付けられるエアーの一部のみを
ノズルに19に対向している切欠45A部分から通風さ
せる遮風壁(シート乱れ防止手段)45を設けている。
【0045】この構成の場合、ノズル19から吹き付け
られる大部分の風は遮風壁45に沿って逃げ、一部のエ
アーのみしかシートSに吹き付けられないために、シー
トSが乱れることはなく、安定して浮上する。なお、シ
ートSに吹き付けるエアーの量は、切欠45Aの個数や
形状、大きさ等によって自由に設定できる。また、遮風
壁45はシート積載面1Aから5〜10mm程度の高さ
を有していれば十分に機能する。 〈実施例5〉図7及び図8に、シート積載トレイ1の別
の構成例を示す。
られる大部分の風は遮風壁45に沿って逃げ、一部のエ
アーのみしかシートSに吹き付けられないために、シー
トSが乱れることはなく、安定して浮上する。なお、シ
ートSに吹き付けるエアーの量は、切欠45Aの個数や
形状、大きさ等によって自由に設定できる。また、遮風
壁45はシート積載面1Aから5〜10mm程度の高さ
を有していれば十分に機能する。 〈実施例5〉図7及び図8に、シート積載トレイ1の別
の構成例を示す。
【0046】ここでは、シート積載トレイ1のシート積
載面1A上に、シート積載トレイ1が所定のレベルまで
上昇すると、ノズル19から吹き付けられるエアーによ
って浮上する1枚のダミーシート(シート乱れ防止手
段)46が設置されている。このダミーシート46は上
流側端部分において着脱可能な接着テープ47等の固定
手段により固定されている。
載面1A上に、シート積載トレイ1が所定のレベルまで
上昇すると、ノズル19から吹き付けられるエアーによ
って浮上する1枚のダミーシート(シート乱れ防止手
段)46が設置されている。このダミーシート46は上
流側端部分において着脱可能な接着テープ47等の固定
手段により固定されている。
【0047】なお、ダミーシート46は穴をあける等の
工夫によりシートレベル検知センサ35を避けて固定さ
れている。これは、ダミーシート46を給送しないよう
にするためである。
工夫によりシートレベル検知センサ35を避けて固定さ
れている。これは、ダミーシート46を給送しないよう
にするためである。
【0048】この構成の場合、ダミーシート46が存在
することにより見掛け上シート枚数が増えた効果がある
ので、シートSはノズル19から吹き付けられるエアー
によって乱れ難くなり、安定して浮上する。
することにより見掛け上シート枚数が増えた効果がある
ので、シートSはノズル19から吹き付けられるエアー
によって乱れ難くなり、安定して浮上する。
【0049】ここでは、1枚のダミーシート46を設け
た場合を例示したが、シートSの厚み等に応じて複数枚
のダミーシート46を重ねて設置することもある。
た場合を例示したが、シートSの厚み等に応じて複数枚
のダミーシート46を重ねて設置することもある。
【0050】また、ダミーシート46には、通常、シー
トSと同じような浮上挙動をするプラスチックや紙等の
材質を用いる。例えば、耐久性が要求される場合には、
ポリエステルやポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、セロ
ハン等のプラスチックシートを用い、耐久性が要求され
ない場合には、紙シートを用いる。
トSと同じような浮上挙動をするプラスチックや紙等の
材質を用いる。例えば、耐久性が要求される場合には、
ポリエステルやポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、セロ
ハン等のプラスチックシートを用い、耐久性が要求され
ない場合には、紙シートを用いる。
【0051】また、使用するシートサイズが変わる毎に
同サイズに合わせたダミーシート46に変えてもよい
が、使用する最小サイズのシートSのサイズに合せたサ
イズのダミーシート46を種々のシートサイズで使用し
ても十分にシートSの乱れ防止機能を発揮する。
同サイズに合わせたダミーシート46に変えてもよい
が、使用する最小サイズのシートSのサイズに合せたサ
イズのダミーシート46を種々のシートサイズで使用し
ても十分にシートSの乱れ防止機能を発揮する。
【0052】なお、本構成の場合、既設のシート積載ト
レイのシート積載面にダミーシート46を設置するだけ
で、シートSの乱れ防止効果が得られる。 〈実施例6〉図9に、ノズル19とシート積載トレイ1
の別の構成例を示す。
レイのシート積載面にダミーシート46を設置するだけ
で、シートSの乱れ防止効果が得られる。 〈実施例6〉図9に、ノズル19とシート積載トレイ1
の別の構成例を示す。
【0053】ノズル19の端部には、図11に示す風量
減量部材49が備えられている。この風量減量部材49
はノズル9に形成されている溝19A,19Bに沿って
上下の方向にスライド可能に取り付けられており、通常
は不図示の付勢ばねによって下方に付勢され、噴出口1
9Cから退避している。図9及び図11はこの状態を示
している。
減量部材49が備えられている。この風量減量部材49
はノズル9に形成されている溝19A,19Bに沿って
上下の方向にスライド可能に取り付けられており、通常
は不図示の付勢ばねによって下方に付勢され、噴出口1
9Cから退避している。図9及び図11はこの状態を示
している。
【0054】風量減量部材49にはV字状の開口49A
が形成されている。風量減量部材49が付勢ばねの付勢
力に抗して上方にスライドしノズル19の噴出口19C
に対向すると、V字状の開口49Aにより噴出口19C
の面積が減少し、ノズル19から噴出する風量が減量す
る。
が形成されている。風量減量部材49が付勢ばねの付勢
力に抗して上方にスライドしノズル19の噴出口19C
に対向すると、V字状の開口49Aにより噴出口19C
の面積が減少し、ノズル19から噴出する風量が減量す
る。
【0055】付勢ばねに付勢されて噴出口19Cから退
避している風量減量部材49は、シート積載トレイ1の
先端部に設けられている突起48(図12参照)に押し
上げられていることにより図10に示すように上方にス
ライドする。
避している風量減量部材49は、シート積載トレイ1の
先端部に設けられている突起48(図12参照)に押し
上げられていることにより図10に示すように上方にス
ライドする。
【0056】シート積載トレイ1上からのシートの給送
が進んで行くに連れてシート積載トレイ1は徐々に上昇
する。そして、シート積載トレイ1が所定レベルまで上
昇すると、突起48が風量減量部材49を押し上げるよ
うになり、シート積載トレイ1上に数枚のシートSのみ
が積載されている時点では、突起48に押し上げられた
風量減量部材49は図10に示すように噴出口19Cに
対向する位置まで到達するようになる。
が進んで行くに連れてシート積載トレイ1は徐々に上昇
する。そして、シート積載トレイ1が所定レベルまで上
昇すると、突起48が風量減量部材49を押し上げるよ
うになり、シート積載トレイ1上に数枚のシートSのみ
が積載されている時点では、突起48に押し上げられた
風量減量部材49は図10に示すように噴出口19Cに
対向する位置まで到達するようになる。
【0057】このため、ノズル19からシート積載トレ
イ1上のシートSに吹き付けられるエアーの量は少なく
なり、シートSが乱れることなく浮上するようになる。
イ1上のシートSに吹き付けられるエアーの量は少なく
なり、シートSが乱れることなく浮上するようになる。
【0058】ここでは、風量減量部材49にV字状の開
口49Aを設けているが、開口46Aは他の形状等に変
更してもよい。
口49Aを設けているが、開口46Aは他の形状等に変
更してもよい。
【0059】また、ここでは、風量減量部材49を、シ
ートSの給送が進に連れて上昇するシート積載トレイ1
に設けた突起48によって押し上げるようにしている
が、専用のモータ等の駆動手段を用いて押し上げるよう
にしてもよい。この場合、例えば、シート積載トレイ1
が所定レベルまで到達した時点で駆動手段をオンにし
て、風量減量部材49の押し上げを開始する。
ートSの給送が進に連れて上昇するシート積載トレイ1
に設けた突起48によって押し上げるようにしている
が、専用のモータ等の駆動手段を用いて押し上げるよう
にしてもよい。この場合、例えば、シート積載トレイ1
が所定レベルまで到達した時点で駆動手段をオンにし
て、風量減量部材49の押し上げを開始する。
【0060】図13に、本発明のシート給送装置を備え
た画像形成装置(複写機)の全体構成例を示す。
た画像形成装置(複写機)の全体構成例を示す。
【0061】画像形成装置本体200には、原稿載置台
206、光源207、レンズ系208、給紙部209、
画像形成部202等が備えられている。
206、光源207、レンズ系208、給紙部209、
画像形成部202等が備えられている。
【0062】給紙部209は、シートSを収納して画像
形成装置本体200に着脱自在なカセット210、21
1及びペディスタル212に配置されたデッキ213を
有し、このデッキ213に本発明のシート給送装置が配
置されている。ここでは、搬送ベルト14のみ図示して
いる。
形成装置本体200に着脱自在なカセット210、21
1及びペディスタル212に配置されたデッキ213を
有し、このデッキ213に本発明のシート給送装置が配
置されている。ここでは、搬送ベルト14のみ図示して
いる。
【0063】画像形成部202には、円筒状の感光体2
14、トナーを内蔵した現像器215、転写用帯電器2
16、分離帯電器217、クリーナ218、一次帯電器
219等がそれぞれ配設されている。
14、トナーを内蔵した現像器215、転写用帯電器2
16、分離帯電器217、クリーナ218、一次帯電器
219等がそれぞれ配設されている。
【0064】画像形成部202の下流側には、搬送装置
220、定着装置204、排紙ローラ対205等が配設
されている。
220、定着装置204、排紙ローラ対205等が配設
されている。
【0065】次に、本画像形成装置の動作を説明する。
【0066】画像形成装置本体200側に設けられてい
る図示しない制御装置から給紙信号が出力されると、カ
セット210、211またはデッキ213からシートS
が給送される。
る図示しない制御装置から給紙信号が出力されると、カ
セット210、211またはデッキ213からシートS
が給送される。
【0067】一方、光源207から原稿載置台206に
載置されている原稿Dに当てられて反射した光は、レン
ズ系208を介して感光ドラム214に照射される。感
光ドラム214は、あらかじめ一次帯電器219により
帯電されており、光が照射されることにより静電潜像が
形成され、次いで、現像器215によりトナー像が形成
される。
載置されている原稿Dに当てられて反射した光は、レン
ズ系208を介して感光ドラム214に照射される。感
光ドラム214は、あらかじめ一次帯電器219により
帯電されており、光が照射されることにより静電潜像が
形成され、次いで、現像器215によりトナー像が形成
される。
【0068】給紙部209から給送されたシートSはレ
ジストローラ対201で斜行状態が矯正され、さらにタ
イミングが合わされて画像形成部202へ送られる。
ジストローラ対201で斜行状態が矯正され、さらにタ
イミングが合わされて画像形成部202へ送られる。
【0069】画像形成部202では、転写用帯電器21
6によって送られてきたシートSに感光ドラム214の
トナー像が転写され、転写済みシートSは分離帯電器2
17によって転写用帯電器216と逆極性に帯電されて
感光ドラム214から分離される。
6によって送られてきたシートSに感光ドラム214の
トナー像が転写され、転写済みシートSは分離帯電器2
17によって転写用帯電器216と逆極性に帯電されて
感光ドラム214から分離される。
【0070】そして、分離された転写済みシートSは、
搬送装置220により定着装置204へ搬送されて、同
定着装置204によりシートSに未定着の転写画像が永
久定着される。定着処理済みシートSは排紙ローラ対2
05により画像形成装置本体200から排紙される。
搬送装置220により定着装置204へ搬送されて、同
定着装置204によりシートSに未定着の転写画像が永
久定着される。定着処理済みシートSは排紙ローラ対2
05により画像形成装置本体200から排紙される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート給
送装置においては、シート積載手段上に積載されたシー
トの残量が少なくなった場合にシート浮上手段から吹き
付けられるエアーによってシートが乱れないようにする
手段を有しているので、シートは安定した状態で浮上
し、給送不良等が生じなくなる。
送装置においては、シート積載手段上に積載されたシー
トの残量が少なくなった場合にシート浮上手段から吹き
付けられるエアーによってシートが乱れないようにする
手段を有しているので、シートは安定した状態で浮上
し、給送不良等が生じなくなる。
【図1】本発明の実施例1に係るシート給送装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図2】同シート給送装置に備えられているシート積載
トレイの構成を示す斜視図。
トレイの構成を示す斜視図。
【図3】同シート積載トレイの別の構成例(実施例2)
を示す縦断側面図。
を示す縦断側面図。
【図4】シャッタ部材の別の設置例(実施例3)を示す
縦断側面図。
縦断側面図。
【図5】本発明の実施例4に係るシート給送装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図6】同シート給送装置に備えられているシート積載
トレイの構成を示す斜視図。
トレイの構成を示す斜視図。
【図7】本発明の実施例5に係るシート給送装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図8】同シート給送装置に備えられているシート積載
トレイの構成を示す斜視図。
トレイの構成を示す斜視図。
【図9】本発明の実施例6に係るシート給送装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図10】同シート給送装置の動作を説明する縦断側面
図。
図。
【図11】同シート給送装置に備えられている風量減量
部材の構成を示す斜視図。
部材の構成を示す斜視図。
【図12】同シート給送装置に備えられているシート積
載トレイの構成を示す斜視図。
載トレイの構成を示す斜視図。
【図13】本発明のシート給送装置を備えた画像形成装
置(複写機)の全体構成例を示す縦断側面図。
置(複写機)の全体構成例を示す縦断側面図。
【図14】従来例のシート給送装置の全体構成を示す縦
断側面図。
断側面図。
1 シート積載トレイ(シート積載手段) 1A シート積載面 4,8 シート吸着部(エアー吸引手段) 14 搬送ベルト(シート搬送手段) 19 ノズル(シート浮上手段) 31 モータ(昇降動手段) 34 CPU(制御手段) 35 シートレベル検知センサ(シートレベル検知
手段) 40 開口(シート乱れ防止手段) 41 シャッタ部材 45 遮風壁(シート乱れ防止手段) 46 ダミーシート(シート乱れ防止手段) 49 風量減量部材(シート乱れ防止手段) 214 感光ドラム(画像形成手段) S シート
手段) 40 開口(シート乱れ防止手段) 41 シャッタ部材 45 遮風壁(シート乱れ防止手段) 46 ダミーシート(シート乱れ防止手段) 49 風量減量部材(シート乱れ防止手段) 214 感光ドラム(画像形成手段) S シート
Claims (10)
- 【請求項1】 複数枚のシートを積載することが可能で
あり、かつ、最上位のシートを所定レベルに配置するた
めに上昇することが可能なシート積載手段と、前記シー
ト積載手段上に積載されているシートに対してエアーを
吹き付けて上部のシートを浮上させるシート浮上手段
と、を具備しているシート給送装置において、 前記シート積載手段上に積載されているシート枚数が所
定枚数以下に達した時、前記シート浮上手段から吹き付
けられるエアーによってシートが乱れないようにするシ
ート乱れ防止手段を有したことを特徴とするシート給送
装置。 - 【請求項2】 前記シート乱れ防止手段が、前記シート
積載手段が所定レベルまで上昇したときに、前記シート
浮上手段から吹き付けられているエアーの一部を前記シ
ート積載手段の下へ導くために前記シート積載手段に設
けられてた開口であることを特徴とする請求項1記載の
シート給送装置。 - 【請求項3】 前記開口には開閉可能なシャッタ部材が
設置されていることを特徴とする請求項2記載のシート
給送装置。 - 【請求項4】 前記シート乱れ防止手段が、前記シート
積載手段が所定レベルまで上昇したときに、前記シート
浮上手段から吹き付けられているエアーの一部を通風さ
せるために前記シート積載手段に設けられた遮風壁であ
ることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 前記シート乱れ防止手段が、前記シート
積載手段が所定レベルまで上昇したときに、前記シート
浮上手段から吹き付けられているエアーの量を減らす風
量減量部材であることを特徴とする請求項1記載のシー
ト給送装置。 - 【請求項6】 前記シート乱れ防止手段が、前記シート
積載手段が所定レベルまで上昇したときに、前記シート
浮上手段から吹き付けられるエアーによって浮上する適
数枚のダミーシートであることを特徴とする請求項1記
載のシート給送装置。 - 【請求項7】 前記シート浮上手段は前記シート積載手
段の下流側に設置されていることを特徴とする請求項1
記載のシート給送装置。 - 【請求項8】 前記シート積載手段を昇降動させる昇降
動手段と、前記シート積載手段上に積載されている最上
位のシートが所定レベルに位置しているか否かを検知す
るシートレベル検知手段と、前記シートレベル検知手段
が最上位のシートを検知するまで前記昇降動手段を駆動
させて前記シート積載手段を上昇させる制御手段と、を
有したことを特徴とする請求項1記載のシート給送装
置。 - 【請求項9】 前記シート積載手段のシート積載面に対
向して配置され、エアーの吸引力によりシートを吸着す
るエアー吸引手段と、前記エアー吸引手段により吸着さ
れたシートを搬送するシート搬送手段と、を有したこと
を特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし9に記載のうちのいず
れか1項のシート給送装置と、前記シート給送装置によ
って給送されたシートに画像を形成する画像形成手段
と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7143765A JPH08333032A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7143765A JPH08333032A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08333032A true JPH08333032A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15346508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7143765A Pending JPH08333032A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08333032A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273510A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2010202372A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置、画像形成装置 |
JP2018080048A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 株式会社リコー | 給送装置、及び、画像形成装置 |
JP2020001907A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 理想科学工業株式会社 | 給紙装置 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7143765A patent/JPH08333032A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273510A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2010202372A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置、画像形成装置 |
JP2018080048A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 株式会社リコー | 給送装置、及び、画像形成装置 |
US10442643B2 (en) | 2016-11-18 | 2019-10-15 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding device and image forming apparatus incorporating the sheet feeding device |
JP2020001907A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 理想科学工業株式会社 | 給紙装置 |
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