JP3908615B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転状態の異常表示機能を備えた燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
発生した故障の種類を燃焼装置としての給湯器自身が自己診断してその結果を異常コードでリモコン装置の表示部に表示する給湯器がある。
このものでは、修理・点検時に、前記リモコン装置の操作部に配設された隠しスイッチを操作すると、異常コードを示す数字や文字が前記リモコン装置の表示部に表示される。従って、上記表示部に数字等で表示された前記異常コードと作業者が別途用意したコード表を照合させることにより異常内容を確認することが出来る。
【0003】
ところが、このものでは、修理・点検の作業場所たる給湯器本体の設置場所と台所や風呂のリモコン配設場所が離れており、前記作業場所からリモコン配設場所の前記リモコン装置まで異常コードを確認しに行くのは作業効率が悪くなることから、作業者が別途用意した作業用のリモコン装置を、前記台所等のリモコン装置用の接続端子(給湯器本体内の制御基板に設けられている)に付け替え、該作業用のリモコン装置を用いて異常コードの確認を行うようにしている。従って、上記作業用のリモコン装置を付替える作業が必要となることから、修理・点検の作業が煩雑化する。
【0004】
一方、給湯器で沸かした固定温度の高温水を給湯場所の湯水混合栓で所望温度までぬるめる形式(出湯温固定式)の給湯器が知られているが、このものでは、前記リモコン装置が設けられていないことから、上記異常コードを表示することができない。そこで、かかる出湯温固定式の給湯器において、器具の修理点検場所で異常コードの確認を可能ならしめるため、異常コード表示用の特別な液晶表示器や7セグメントLEDを器具本体内に設けることも考えられるが、かかる場合、特別な液晶表示器等を設けるとコスト高を招来することから、これを回避する為に異常表示ランプを器具本体内に配設し、これをシリアル信号で点滅させるようにすること(特開2000−13210号)も考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異常表示ランプをシリアル信号で点滅させる場合は、該点滅表示を、10進数や16進数等の異常コードに変換する作業が必要となり、この変換した異常コードからコード表を用いて具体的な異常の内容を検索しなければならない。このことから、シリアル信号による前記点滅表示を複数桁の異常コード(10進数や16進数で定められたもの)に変換しなければならない分だけ、異常内容の特定に手間が掛かるという問題があった。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、複数桁で構成された異常コードが容易且つ迅速に把握できるようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、
『燃焼装置の異常を種類別に検知する異常検知手段と、
前記検知した異常の種類を表示し且つ前記燃焼装置の本体ケース内に配設された異常表示ランプと、
前記異常の種類に応じて前記異常表示ランプの点滅態様を制御する制御装置と、を具備する燃焼装置に於いて、
2桁以上の桁数を有する異常コードの集合から、前記検知した異常の種類に対応する異常コードを特定するコード特定手段が設けられており、
前記異常表示ランプは、前記異常コードの隣り合う2桁を表現する為の二色発光ダイオードであり、
前記制御装置は、前記隣り合う2桁中の2桁目が示す数値に相当する回数だけ前記二色発光ダイオードを一方の発光色で点滅させる一方、前記隣り合う2桁中の1桁目が示す数値に相当する回数だけ前記二色発光ダイオードを他方の発光色で点滅させる機能を備えている』ことである。
【0015】
上記技術的手段は次のように作用する。
異常検知手段が燃焼装置の異常を検知すると、該異常の種類に対応する異常コード(複数の桁によって構成されている)がコード特定手段によって特定される。
そして、特定された異常コードの各桁が示す数値を表現する点滅パターンで各桁に対応する夫々の桁表示ランプが点滅される。
具体的には、例えば、異常コード「27」を表示する場合は、異常コード「27」の2桁目に対応する桁表示ランプが2回点滅し、1桁目に対応する桁表示ランプが7回点滅し、これにより、異常コード「27」が表示される。
これにより、各桁表示ランプの点滅パターンを見ることにより、異常コードを各桁別に認識することができ、複数桁で構成された異常コードを容易且つ迅速に把握することができる。
このものでは、単一の二色発光ダイオードで異常コードに於ける隣り合う2桁を各別に表現することができるから、桁数分の発光ランプを必要とするものに比べて光源の数を少なくすることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は次の特有の効果を有する。
各桁表示ランプの点滅パターンを見ることにより、異常コードを各桁別に認識することができるから、複数桁で構成された異常コードを容易且つ迅速に把握することができる。
【0021】
又、単一の二色発光ダイオードで、異常コードに於ける隣り合う2桁の各桁を各別に表現することができるから、桁数分の発光ランプを必要とする場合に比べて光源の数を少なくするこができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
[前提技術]
先ず、本発明の実施の形態の説明に必要な前提技術を記載する。
本前提技術に係る給湯器は、給湯器本体で沸かした固定温度(例えば、80℃)の高温水を給湯場所の湯水混合栓で所望温度までぬるめる形式(出湯温固定式)のものである。
【0024】
図1に示すように、本体ケース(11)に配設された燃焼箱(12)内には、ガスバーナ(13)が設けられていると共に、該ガスバーナ(13)へのガス回路(14)にはガス元弁(16)とガス比例弁(15)がこの順序で上流側から配設されている。
上記ガスバーナ(13)の上方には、これに点火する為の点火装置(21)と、ガスバーナ(13)の炎を検知する為のフレームロッド(22)が配設されている。
【0025】
燃焼箱(12)の底壁(17)には、給気ファン(31)の空気吐出口(32)が接続されていると共に、燃焼箱(12)の上端近傍には、排気口(10)が開設されている。又、燃焼箱(12)の側壁(18)には温度ヒューズ(34)が添設されている。
【0026】
燃焼箱(12)内のガスバーナ(13)の上方には熱交換器(41)が配設されていると共に、該熱交換器(41)に給水する給水回路(42)には、該給水回路(42)の流量を検知する為の流量センサ(43)が配設されている。その一方、熱交換器(41)から下流側に引き出された給湯回路(44)には出湯温センサ(45)が配設されていると共に、該給湯回路(44)には台所や浴室に設けられた湯水混合栓(51)やシャワー(52)用のシャワー用混合栓(53)が配設されており、これら湯水混合栓(51)(53)には、水道配管からの冷水を供給する為の冷水回路(54)が接続されている。
【0027】
図2に示すように、上記給気ファン(31)やガス元弁(16)等の電気部品は電装装置(61)の制御用の配線基板(62)に接続されていると共に、図1,図2に示すように、上記配線基板(62)には、図3のコード表に示す2桁構成の異常コードXYを表示する為の異常表示ランプ(71)が配設されており、異常表示ランプ(71)を構成する一方の桁用の桁表示ランプ(72)と他方の桁用の桁表示ランプ(73)の夫々は、前者は緑色の発光ダイオードで、後者は赤色の発光ダイオードで構成されている。
【0028】
又、配線基板(62)は、本体ケース(11)内に於いて鉛直に起立した姿勢で配設されると共に、該配線基板(62)には、上記桁表示ランプ(72)(73)が上下に並んだ状態で配設されている。
【0029】
そして、上記桁表示ランプ(72)は、既述異常コードXYの、2桁目の桁の数値Xを表示する機能を有している一方、他方の桁表示ランプ(73)は、既述異常コードXYの、1桁目の数値Yを表示する機能を有している。即ち、図3に示異常コード表(器具を修理点検する作業者が所持している。)に記載された「給気ファン異常」に対応する異常コード27を表示する場合には、桁表示ランプ(72)は、上記異常コード27の2桁目の数値「2」に対応する数の点滅回数(2回)だけ一定周期で点滅動作する。一方、他方の桁表示ランプ(73)は、上記異常コード27の1桁目の数値「7」に対応する数の点滅回数(7回)だけ一定周期で点滅動作する機能を有している。
【0030】
上記給湯器の制御装置に組み込まれた図示しないマイクロコンピュータには、図4のフローチャートで示す内容の制御プログラムが格納されており、以下、図4のフローチャートに従って、上記給湯器の動作を説明する。
【0031】
例えば、台所等に配設された湯水混合栓(51)が開放されると、給水回路(42)に配設された流量センサ(43)が水流を検知し、該水流検知信号により、給湯操作がされたことがステップ(ST1)で確認される。次に、ステップ(ST2)で給気ファン(31)を駆動させ、これにより、ガスバーナ(13)へ燃焼用空気を供給する。次に、ステップ(ST3)で上記給気ファン(31)が回転しているか否かを判断する。そして、給気ファン(31)から出力されるパルス信号を監視し、該パルス信号が出力されていない場合は、給気ファン(31)が回転していないものとみなして、ステップ(ST4)(ST5)の異常処理工程及び異常表示工程を実行する。即ち、ステップ(ST4)の異常処理工程に於いて、給気ファン(31)を停止させる信号とガス元弁(16)と閉じる信号を出力する。そして、ステップ(ST5)の異常表示工程において、給気ファン(31)が異常状態にあることを示す異常コード「27」(図3参照)の2桁目の数値「2」に対応する数の点滅回数(2回)だけ一定周期で桁表示ランプ(72)を点滅させる(図5の上側のタイムチャート参照)。他方、上記異常コード27の1桁目の数値「7」に対応する数の点滅回数(7回)だけ一定周期で桁表示ランプ(73)を点滅させる(図5の下側のタイムチャート参照)。すると、給湯器の修理点検を行う作業者は、上記桁表示ランプ(72)の点滅回数「2」と桁表示ランプ(73)の点滅回数「7」から、異常コードが「27」であることを認識し、図3に示す異常コード表の異常コード「27」から、これに対応する異常内容「給気ファン異常」を検索することにより、給気ファン(31)に異常が生じていることを確認することができる。
【0032】
従って、本前提技術では、異常コードの各桁を桁表示ランプ(72)と他方の桁表示ランプ(73)で各別に表示するから、単一の表示ランプで複数桁の異常コードを表示する場合に比べ、異常コード(上記の例では「27」)を桁別に認識し易くなり、該異常コードからコード表を用いて具体的な異常の内容(上記の例では、「給気ファン異常」)を迅速に把握することができる。
そして、ステップ(ST5)の異常表示工程が実行されると、制御動作はステップ(ST1)の初期工程に戻される。
【0033】
一方、ステップ(ST3)を実行したときに給気ファン(31)が正常回転していることが確認できると、ステップ(ST6)で点火装置(21)をON動作させると共に、ガス元弁(16)を開いてガスバーナ(13)にガス供給し、これにより、ガスバーナ(13)への点火動作を実行する。
【0034】
次に、ステップ(ST7)を実行してガスバーナ(13)が点火されたか否かを判断する。具体的には、フレームロッド(22)がガスバーナ(13)の炎を検知しているか否かを判断する。そして、ガスバーナ(13)が点火状態にない場合(点火ミスが発生した場合)は、既述ステップ(ST4)と同様の異常処理工程をステップ(ST8)で実行し、その後、ステップ(ST9)に於いて、点火ミスが発生したことを示す異常コード「11」(図3参照)の2桁目と1桁目の数値「1」「1」に対応する数の点滅回数(1回)だけ桁表示ランプ(72)と桁表示ランプ(73)を各別に点滅させる。すると、給湯器の修理点検を行う作業者は、桁表示ランプ(72)と他方の桁表示ランプ(73)の点滅回数「1」から、異常コードが「11」であることを認識し、図3に示す異常コード表の異常コード「11」からこれに対応する異常内容「点火ミス」を検索することができる。
【0035】
一方、ステップ(ST7)を実行したときに、ガスバーナ(13)に正常点火されたことが確認できると、熱交換器(41)部分で80℃の高温水を沸かす給湯制御(ステップ(ST10))が開始される。
【0036】
そして、この給湯制御時には、ステップ(ST11)(ST14)の立ち消え検知工程及び過昇温検知工程を実行し、ステップ(ST17)で給湯停止操作が検知されるまで(湯水混合栓(51)等が閉じられて流量センサ(43)が水流検知信号を出力しなくなるまで)給湯制御を実行する。そして、上記ステップ(ST11)の立ち消え検知工程では、フレームロッド(22)からの炎検知信号が消失すると、ガスバーナ(13)が失火したと判断し、既述ステップ(ST4)と同じ内容の異常処理工程をステップ(ST12)で実行し、その後、上記立ち消えを示す異常コード「12」を既述と同様にして異常表示ランプ(71)の桁表示ランプ(72)と他方の桁表示ランプ(73)で桁別に表示する。又、上記ステップ(ST14)の過昇温検知工程では、燃焼箱(12)が異常昇温して、これに添設された温度ヒューズ(34)がON信号を出力すると、既述ステップ(ST4)と同じ内容の異常処理工程をステップ(ST15)で実行し、その後、上記過昇温状態であることを示す異常コード「82」を既述と同様にして異常表示ランプ(71)の桁表示ランプ(72)と桁表示ランプ(73)で桁別に表示する。
【0037】
尚、給気ファン(31)の異常やガスバーナ(13)の点火ミスの発生の有無等を判断する既述ステップ(ST3)(ST7)(ST11)(ST14)や、異常コード「27」「11」「12」「82」を決定するステップ(ST5)(ST9)(ST13)(ST16)は、後述する本発明の実施の形態に係る給湯器の制御でも実行される。そして、後述する本発明の実施の形態に係る給湯器に於いて、前記各ステップ(ST3)(ST7)(ST11)(ST14)を実行するマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる異常検知手段に対応する一方、ステップ(ST5)(ST9)(ST13)(ST16)で異常コード「27」「11」「12」「82」を決定するマイクロコンピュータの機能部は既述コード特定手段に対応する。
尚、上記各異常コードは、マイクロコンピュータのメモリーに確保したテーブル内に記憶させても良いが、プログラムに直接書き込んでおいてもよく、種々の手法を採用することができる。
【0038】
尚、上記前提技術に係る給湯器では、桁表示ランプ(72)を緑色の発光ダイオードで形成する一方、他方の桁表示ランプ(73)を赤色の発光ダイオードで形成しているから、異常コードXYの各桁の識別が容易に行える。特に、暗い場所に設置された給湯器の内部を点検する場合や、給湯器の本体ケース(11)に形成された種々の間隙から器具内部を覗き込んで作業する為に桁表示ランプ(72)や桁表示ランプ(73)が見えにくい場合には、前記間隙等から漏れる発光色によって上記異常コードの桁を特定することができ、異常コードの識別が容易に行える。
【0039】
尚、上記前提技術に係る給湯器では、桁表示ランプ(72)や桁表示ランプ(73)の点滅を一定周期で行わせるようにしたが、桁表示ランプ(72)と他の桁表示ランプ(73)が短時間周期で点滅する短時間点滅と、複数回数(例えば5回)の短時間点滅に対応する点灯時間長さを有する長時間点滅を行えるようにし、これら短時間点滅と長時間点滅の組合せによって異常コードを表示できるようにしてもよい。具体的には、既述給気ファン異常を示す異常コード「27」を表現する場合には、図6に示すように、桁表示ランプ(72)を短時間周期で2回点滅させる一方、桁表示ランプ(73)を長時間周期で1回点滅させる(短時間点滅の5回分の点滅を表している)と共に、該桁表示ランプ(73)を短時間周期で2回点滅させる。これにより桁表示ランプ(73)の短時間周期の点滅回数「2」と長時間周期の1回の点滅(短時間周期の5回分に対応する)のによって、上記異常コード27の1桁目の「7」を表現することができる。このようにすると、作業者は桁表示ランプ(73)が7回点滅するのを数える必要がなく、数える回数(本実施の形態では3回)が少なくなって作業性が向上する。
【0040】
尚、2桁を超えるn桁構成の異常コードを表現する場合は、各桁に対応するn個の桁表示ランプを設け、異常コードの各桁の数値を、これらに各別に対応する各桁表示ランプで上記と同様に点滅表示させるようにしてもよい。
【0041】
[発明の実施の形態]
次に、本発明の実施の形態を図7,図8に基づいて説明する。
本実施の形態に係る給湯器は、図7に示すように、配線基板(62)に設けられた異常表示ランプ(71)を、一つの二色発光ダイード(75)で構成した点を除いて、既述前提技術のものと同様に構成されている。
【0042】
このものでは、既述異常コード「27」を表す場合には、図8に示すように、上記二色発光ダイード(75)を一定周期で2回だけ緑色で点滅させ、その後、一定周期で7回赤色で点滅させる。このようにすると、単一の二色発光ダイード(75)で二桁の異常コードを桁別に表現することができる。又、二色発光ダイード(75)を二個以上設ければ、該二色発光ダイード(75)の配設数の二倍の桁で構成される異常コードを桁別に表現することができる。
【0043】
尚、本実施の形態においても、二色発光ダイード(75)が各発光色で短時間周期で点滅する短時間点滅と、複数回数(例えば5回)の短時間点滅に対応する点灯時間長さを有する長時間点滅を行えるようにし、既述前提技術に於ける図6の場合と同様、これら短時間点滅と長時間点滅の組合せによって異常コードを表示できるようにしてもよい。
【0047】
尚、上記実施形態は、本発明を出湯温固定式の給湯器に適用した場合を例示的に説明したが、図1の想像線で示すように、給湯温設定スイッチ(93)(93)を備えたリモコン装置(91)を電装装置(61)に接続する形式の給湯器に本願発明を適用してもよい。この場合も、電装装置(61)に設けた異常表示ランプ(71)によって上記異常コードを表示するが、該表示と同時に、リモコン装置(91)のリモコン表示部(92)に上記異常コードを数字等で表示しても良い。
【0048】
又、前記前提技術のものでは、緑色の発光ダイオードで一方の桁用の桁表示ランプ(72)を構成する一方、赤色の発光ダイオードで他方の桁用の桁表示ランプ(73)を構成したが、これら両桁表示ランプ(72)(73)を共に二色発光ダイオードで構成してもよい。そして、両桁表示ランプ(72)(73)が正常か否かを監視し、両桁表示ランプ(72)(73)が正常な場合は、既述前提技術で説明した態様でこれら両表示ランプ(72)(73)を点滅させる一方、一方の桁表示ランプが故障した場合は、既述実施の形態で説明した態様で他方の正常な桁表示ランプを点滅させるように制御を切り替える。このようにすると、例えば、一方の桁表示ランプ(72)が故障した場合でも、他方の桁表示ランプ(73)を用いて異常表示を行うことができる利点がある。又、両桁表示ランプ(72)(73)として異なった発光色の発光ダイオードを使用する必要がなく、部品の共通化が図れる。又、異なった発光色の発光ダイオードを使用する場合は、誤って、両桁間で間違った発光色の発光ダイオードを接続してしまう心配があるが、二色発光ダイオードを使用すれば、かかる接続間違いの問題がなくなる。
【0049】
又、上記前提技術や実施の形態では、10進数2桁の異常コードを表示する場合について説明したが、4桁以上の10進数で表される異常コードや、16進数複数桁の異常コード等、種々の異常コードを表示する場合にも適用できる。
【0050】
尚、上記前提技術や実施の形態では、給湯器を例示的に説明したが、本願発明は、ガスコンロや炊飯器等の種々の燃焼装置の異常を表示する場合に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の前提技術に係る給湯器の内部構造を示す概略図
【図2】 配線基板(62)の説明図
【図3】 異常コードXYと異常内容の関係を示す異常コード表
【図4】 本発明の実施の形態の前提技術に係る給湯器の動作説明図
【図5】 桁表示ランプ(72),桁表示ランプ(73)の点滅態様を示すタイムチャート
【図6】 桁表示ランプ(72),桁表示ランプ(73)の点滅態様を示すタイムチャート
【図7】 本発明の実施の形態に係る給湯器に用いられる配線基板(62)の平面図
【図8】 本発明の実施の形態に係る給湯器に用いられる二色発光ダイード(75)の点滅態様を示すタイムチャート
【符号の説明】
(62)・・・配線基板
(71)・・・異常表示ランプ
(72)(73)・・・桁表示ランプ
(75)・・・二色発光ダイオード
Claims (1)
- 燃焼装置の異常を種類別に検知する異常検知手段と、
前記検知した異常の種類を表示し且つ前記燃焼装置の本体ケース内に配設された異常表示ランプと、
前記異常の種類に応じて前記異常表示ランプの点滅態様を制御する制御装置と、を具備する燃焼装置に於いて、
2桁以上の桁数を有する異常コードの集合から、前記検知した異常の種類に対応する異常コードを特定するコード特定手段が設けられており、
前記異常表示ランプは、前記異常コードの隣り合う2桁を表現する為の二色発光ダイオードであり、
前記制御装置は、前記隣り合う2桁中の2桁目が示す数値に相当する回数だけ前記二色発光ダイオードを一方の発光色で点滅させる一方、前記隣り合う2桁中の1桁目が示す数値に相当する回数だけ前記二色発光ダイオードを他方の発光色で点滅させる機能を備えている、燃焼装置。
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