JP3907430B2 - ディスクチェンジャー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD等の多数枚ディスクの管理・操作が可能なディスクチェンジャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、CD(Compact Disc)、或いは、DVD(Digital Versatile Disc)等の複数枚ディスクの管理・操作が可能なディスクチェンジャー装置が実現されている。このディスクチェンジャー装置は複数枚のディスクを格納し、これら格納された複数枚のディスクの中から特定のディスクを指定して再生することが可能である。この場合、ディスクの格納形式は様々である。例えば、動径方向に放射状に伸びる複数の溝(以下、スロットと称する)が形成された回転盤上に、このスロットに合わせてディスクを立脚させることによりディスクを保持して格納するロータリートレイが考案されている。
【0003】
従来のロータリートレイを備えたディスクチェンジャー装置では、ロータリートレイの回転移動の指示入力を行うロータリートレイ操作ダイアルを操作する、或いは、リモコン装置を操作することによって、交換口の開放時にユーザにより指定されたディスク番号のスロットをディスク交換口の正面に移動させていた。
【0004】
ここで、上記リモコン装置は、ディスク番号等を指定する為のテンキーの他、上記ディスクチェンジャーの遠隔制御信号をディスクチェンジャー本体に送信する確定キー等の各種操作キーを備える。
【0005】
特に上記指定されたディスク番号のディスクをディスク交換口の正面に移動させる際には、上記リモコン装置から送信されたディスク番号、及びこの送信されたディスク番号のディスクをディスク交換口の正面に移動させる旨の制御信号がディスクチェンジャー10に送信さる。
【0006】
図7、図8を参照して、ディスク交換口の開放時における、従来のディスクチェンジャー装置が備えるロータリートレイの移動処理を説明する。
【0007】
図7は、従来のディスクチェンジャー装置において、リモコン操作による装填ディスクの移動処理を説明するフローチャートであり、図8は、従来のディスクチェンジャー装置において、リモコン操作による装填ディスクの移動処理の一例を説明する動作説明図である。
【0008】
上記従来のディスクチェンジャー装置の構成は、後述する本発明を適用したディスクチェンジャー10と同一の構成であり(図1〜図4参照)、その詳細な説明については後述する(但し、カッコ書きにより、図1〜図4に示す本実施例における対応個所を明示する)。特に、図8には、図中符号C1、C2に示す従来のディスクチェンジャー装置が備える収納部(図2に示す収納部100参照)が示されている。
【0009】
なお、この従来のディスクチェンジャー装置に装填可能なディスクの枚数は400枚とするが、150枚、200枚等、設定は自由である。これら400枚のディスクは、従来のディスクチェンジャー装置が具備する回転自在なロータリートレイ(図2に示すロータリートレイ101参照)上に全て保持される。また、この従来のディスクチェンジャー装置に装填可能なディスクは、CD、DVD等の光ディスクである。
【0010】
更に、従来のディスクチェンジャー装置におけるリモコン装置の上面部に配設された操作部(図4に示すリモコン200参照)には、指定ディスクを交換口の中央に移動させるディスク移動モードの設定を行うDISC SELECTキー(図4に示すDISC SELECTキー201参照)、ディスクチェンジャーに対する制御信号をディスクチェンジャー本体に送信するSETキー(図4に示すSETキー202参照)、ディスク番号を100番単位、10番単位でそれぞれ指定する+100キー(図4に示す+100キー203参照)、+10キー(図4に示す+10キー204参照)、及び、ディスク番号を一桁単位で指定する“0”〜“9”のテンキー(図4の図中符号200aに示す“0”〜“9”のテンキー参照)等の各種操作キーを備える。
【0011】
通信可能な範囲内において、リモコン装置の送信部(図4に示す送信部205参照)をディスクチェンジャー本体が備える受信部(図1に示す受信部10h参照)に向けた状態で、リモコン装置上の各種操作キーが押下されると、それらキーが押下される度に、押下信号が上記受信部を介してディスクチェンジャー本体の通信制御部(図4に示す通信制御部116参照)に入力され、そこで復調、復号化等の処理が行われた後、従来のディスクチェンジャー装置の動作を集中制御するマイクロコンピュータ(図4に示すマイクロコンピュータ106参照)は、その受信部を介して入力された押下信号に応じて動作する。
【0012】
まず、上記マイクロコンピュータは、ディスク交換口(図1に示す交換口10a参照)が開放されたか否かを監視する(ステップS100)。
【0013】
ステップS100において、ディスク交換口が開放された場合(ステップS100;Yes)、マイクロコンピュータは、上記リモコン装置においてDISCSELECTキーが押下されたか否かを監視する(ステップS101)。
【0014】
ステップS101において、DISC SELECTキーが押下された場合(ステップS101;Yes)、マイクロコンピュータは、指定ディスクをディスク交換口の中央まで移動する為のディスク移動モードを起動すると共に、このDISC SELECTキー201の押下信号の受信時から、入力用タイマーのカウントを開始する。
【0015】
次いでマイクロコンピュータ106は、上記リモコン装置において、ディスク番号の100位の数字を指定する+100キーが押下されたか否かを判定し(ステップS102)、+100キーが押下されなかった場合(ステップS102;No)、ステップS106に移行し、+100キーが押下された場合(ステップS102;Yes)、マイクロコンピュータの内蔵メモリ(図4に示すRAM106a参照)に設けられた100位のカウンタメモリ領域に記憶された+100キーの押下回数が4未満であるか否かを判定する(ステップS103)。
【0016】
ステップS103においてマイクロコンピュータは、上記100位のカウンタメモリ領域に記憶された+100キーの押下回数が“4”の場合(ステップS103;No)、上記100位のカウンタメモリ領域を“0”にセットし(ステップS104)、上記100位のカウンタメモリ領域に記憶された+100キーの押下回数が4未満の場合(ステップS103;Yes)、この100位のカウンタメモリ領域のデータをインクリメントする(ステップS105)。
【0017】
次いでマイクロコンピュータは、上記リモコン装置において、ディスク番号の10位の数字を指定する+10キーが押下されたか否かを判定し(ステップS106)、+10キーが押下されなかった場合(ステップS106;No)、ステップS110に移行し、+10キーが押下された場合(ステップS106;Yes)、上記内蔵メモリに設けられた10位のカウンタメモリ領域に記憶された+10キーの押下回数が9未満であるか否かを判定する(ステップS107)。
【0018】
ステップS107においてマイクロコンピュータは、上記10位のカウンタメモリ領域に記憶された+10キーの押下回数が“9”の場合(ステップS107;No)、上記10位のカウンタメモリ領域を“0”にセットし(ステップS108)、上記10位のカウンタメモリ領域に記憶された+10キーの押下回数が9未満の場合(ステップS107;Yes)、上記10位のカウンタメモリ領域のデータをインクリメントする(ステップS109)。
【0019】
次いで、マイクロコンピュータは、リモコン装置において、ディスク番号の1位の数字を指定する“0”〜“9”のテンキーによる入力があるか否かを判定し(ステップS110)、これらテンキー入力がない場合(ステップS110;No)、入力用タイマーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS111)。
【0020】
ステップS111においてマイクロコンピュータは、入力用タイマーがタイムアップした場合(ステップS111;Yes)、当該ディスク移動モードを解除し、入力用タイマーがタイムアップしていない場合(ステップS111;No)、ステップS102に移行する。
【0021】
ステップS110に戻って説明する。ステップS110においてマイクロコンピュータは、、テンキー入力がある場合(ステップS110;Yes)、上記内蔵メモリに設けられた1位のカウンタメモリ領域のデータをテンキー入力された数値データに更新する。
【0022】
次いでマイクロコンピュータは、SETキーが押下されたか否かを判定し(ステップS112)、SETキーが押下されていない場合(ステップS112;No)、入力用タイマーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS113)。
【0023】
ステップS113においてマイクロコンピュータは、入力用タイマーがタイムアップした場合(ステップS113;Yes)、当該ディスク移動モードを解除し、入力用タイマーがタイムアップしていない場合(ステップS113;No)、ステップS112に移行する。
【0024】
ステップS112に戻って説明する。ステップS112において、SETキーの押下がある場合(ステップS112;Yes)、マイクロコンピュータは、ロータリートレイを反時計回りに回転して、100位、10位、1位の各カウンタメモリ領域に記憶されたデータにより指定されたディスク番号のスロットを交換口の中央に移動させた後(ステップS114)、上記100位、10位の各カウンタメモリ領域をクリア(“0”にセット)する。
【0025】
なお、ロータリートレイ上のディスク番号は時計回りに割り当てられているとし、それに応じてロータリートレイの回転方向は反時計回りに予め設定されているものとするが、それとは逆に、ロータリートレイ上のディスク番号を反時計周りに割り当て、それに応じてロータリートレイの回転方向を時計回りに設定するようにしても良い。
【0026】
ここで、一例として、ディスク番号213のディスクをディスク交換口の中央に移動させる場合について説明する。
図8に示すように、始めに、ディスク交換口の中央に位置する図中符号B1に示すスロット上にディスク番号1のディスクが装填され、図中符号B2に示すスロット上にディスク番号213のディスクが装填されているとする。
【0027】
更に、ディスク交換口は開放された状態であり(ステップS100;Yes)、リモコン装置のDISC SELECTキーが押下されたものとする(ステップS101;Yes)。マイクロコンピュータは、このDISC SELECTキーの押下信号の受信時から、指定ディスクをディスク交換口の中央まで移動する為のディスク移動モードを起動すると共に、入力用タイマーのカウントを開始する。
【0028】
100位及び10位の各カウンタメモリ領域に“0”がセットされた状態から、ディスク番号の1位の数字を指定する+100キーが最初に押下されると(ステップS102;Yes、ステップS103;Yes)、上記マイクロコンピュータは、100位のカウンタメモリ領域内のデータをインクリメントして“1”にセットする(ステップS105)。
【0029】
更に、+100キーが続けて押下されると(ステップS106;No、ステップS110;No、ステップS111;No,ステップS102;Yes、ステップS103;Yes)、マイクロコンピュータ106は、100位のカウンタメモリ領域内のデータを更にインクリメントして“2”にセットする(ステップS105)。
【0030】
ステップS105の後、ディスク番号の10位の数字を指定する+10キーが続けて押下されると(ステップS106;Yes)、マイクロコンピュータ106は、10位のカウンタメモリ領域内のデータをインクリメントして“1”にセットする(ステップS107;Yes、ステップS109)。
【0031】
ステップS109の後、ディスク番号の1位の数字“3”の入力を指示するテンキーが押下されると(ステップS110;Yes)、マイクロコンピュータは、1位のカウンタメモリ領域のデータを“3”にセットする。
【0032】
この時点で、100位、10位、1位の各カウンタメモリ領域にセットされているデータは、それぞれ“2”、“1”、“3”である。
【0033】
ステップS110の後、入力用タイマーがタイムアップする前にSETキーが押下されると(ステップS112;Yes、ステップS113;No)、マイクロコンピュータは、上記100位、10位、1位のカウンタメモリ領域に各々セットされたデータに基づいて、ディスク番号が213番のディスクを保持するスロットをディスク交換口の中央に移動する(ステップS114;図中符号C2参照)。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のディスクチェンジャー装置においては、以下のような問題点があった。従来のディスクチェンジャー装置では、ディスク交換を行うディスク交換口の開放時に、リモコン装置を介してディスク交換口の中央に所定ディスクを移動させる場合、ユーザは、リモコン装置のテンキーを押下することにより、或いは、テンキーの他に+100キー或いは+10キーを押下することによりディスク番号をディスクチェンジャーのマイクロコンピュータに指定し、その後、SETキーを押下することにより、この指定したディスク番号のディスクをディスク交換口の中央に移動させる旨の制御信号を上記マイクロコンピュータに送信していた。従って、この場合、SETキーが押下されるまで、ロータリートレイは回転されず、SETキーが押下されてからロータリートレイが回転してディスクの移動が開始されるので、ユーザが指定したディスクがディスク交換口の中央に移動するまでに要する時間が長かった。
【0035】
本発明の課題は、多数のディスクをロータリートレイ上に装填可能なディスクチェンジャー装置において、ロータリートレイ上に装填されたディスクの移動に要する時間を短縮することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、情報が記録された複数のディスクを1枚毎に管理番号を対応付けて当該管理番号順に格納すると共に、所定方向に移動自在なディスク格納部と、前記ディスク格納部に管理番号順に格納されたディスクのうち、所定位置に移動させるディスクの管理番号を桁毎に入力する入力部と、前記ディスク格納部を前記所定方向に前記入力された管理番号の各桁の番号に応じて移動させる駆動部と、を備えたディスクチェンジャー装置において、前記入力部において前記管理番号の各桁の番号を全て入力する前に、該入力により指定済みの管理番号の桁の番号に対応するディスクが前記所定位置に近づくように、この入力により指定済みの管理番号の桁の番号に応じた前記ディスク格納部の移動を開始させるように前記駆動部を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照して本発明を適用したディスクチェンジャー10について詳細に説明する。
ディスクチェンジャー10は、400枚のディスクを格納することができるものとするが、格納可能なディスク枚数は400枚に限らず、200枚、150枚等、自由である。また、本実施の形態においては、ディスクチェンジャー10が格納するディスクとしてCDを想定して説明するが、CDに限らず、DVD等であっても良い。
【0038】
まず、構成を説明する。図1は、本発明を適用したディスクチェンジャー10の前面部を示す図である。
図1に示すように、ディスクチェンジャー10の前面部には交換口10a、表示装置10b、及び操作キーとして、扉開閉キー10c、再生キー10d、停止キー10e、ロータリートレイ操作ダイアル10f、テンキー10g、受信部10h等が配設されている。
【0039】
交換口10aは、扉開閉キー10cのキー操作等により開閉され、交換口10aが開いた状態で、所定枚数のディスクの交換が可能となる。また、後述するように、表示装置10bは、マイクロコンピュータ106から出力された各種表示データ(例えば、再生中あるいは一時停止中等の動作状態、交換口10a中央に位置するスロット番号、再生中ディスクのスロット番号等)を表示する。
【0040】
ここで、交換口10aは、請求項3記載のディスク交換部と同じ機能を有する。
【0041】
再生キー10dは、ユーザによるキー操作に応じて、予め指定されたスロット上にあるディスクのデータを再生する旨の指示信号をマイクロコンピュータ106に出力する。また、停止キー10eは、ユーザによるキー操作に応じて、現在実行中のディスク再生処理を停止する旨の指示信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0042】
ロータリートレイ操作ダイアル10fは、ユーザによるダイアル操作に応じて、ロータリートレイ101の回転動作を指示する旨の指示信号をマイクロコンピュータ106に出力する。また、テンキー10gは、ユーザによるキー操作に応じて、再生処理されるディスクが装填されたスロット番号や、それら各ディスクにおいて再生されるトラック番号(曲番号)等をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0043】
受信部10hは、後述する通信制御部116に備えられ、後述するリモコン200の送信部205から送信された信号を受信する。
【0044】
図2は、複数ディスクを収納する収納部100の概略構成を示す要部上面図である。
図2に示すように、収納部100は、ロータリートレイ101、ロータリートレイ制御モータ102、ディスクアーム103、センサ支持板104、第1〜第3センサ104a〜104c、及び、ディスク有無検出センサ104d等が基板105上部に配設され、図中符号▲1▼〜▲6▼に示すラインは、図4に示すマイクロコンピュータ106、及びその周辺回路に接続される。
【0045】
ロータリートレイ101は、その中心から動径方向に伸びる400個のスロットを備えると共に、これらスロット上にディスクを立脚させることによってディスクを保持して格納するものであり、基板105中央部に装着される。また、ロータリートレイ101は、ロータリートレイ制御モータ102が供給する動力によって回転動作を行う。
【0046】
ここで、ロータリートレイ101は、請求項1記載のディスク格納部と同じ機能を備える。
【0047】
ロータリートレイ制御モータ102は、図中符号▲6▼に示すラインを介してロータリートレイ制御モータドライバ110から出力される制御信号に応じてロータリートレイ101を駆動し、ロータリートレイ101に正確な回転動作を行わせる。
【0048】
ディスクアーム103は、図中符号▲5▼に示すラインを介してディスクアーム制御モータドライバ111から出力される制御信号に応じて動作する。すなわち、上記制御信号に応じて、ディスクアーム103に対向するディスク搬送位置にあるスロット上のディスクを枚引き出し、このディスクを図示しない再生装置にセットし、その再生後、再びロータリートレイ101内の所定の場所に格納する。
【0049】
次いで、第1センサ104a〜第3センサ104c、及び、ディスク有無検出センサ104dについて説明する。
第1センサ104a〜第3センサ104c、及び、ディスク有無検出センサ104dは、交換口10aが開いている際においても動作し、交換口10aが開いているか閉じているかに拘わらず、後述する信号PH1〜PH3、及びディスク有無検出信号をマイクロコンピュータ106に常時出力する。
【0050】
第1、第2センサ104a、104bは基板105上にあり、かつ、ロータリートレイ101の下部に設置される。これらは、ロータリートレイ101上のディスクの各格納場所(スロット)を検出すると共に、ロータリートレイ101の回転方向の検出を行う。
【0051】
第1、第2センサ104a、104bは、ロータリートレイ101の回転中心軸から放射状に伸びる2つの異なる動径上(図示略)にそれぞれ位置し、更に、ロータリートレイ101の回転中心からの距離がそれぞれ異なるように設置される。また、第1、第2センサ104a、104bの設置位置は、ロータリートレイ101の回転動作によって、第1センサ104aから出力される信号PH1と、第2センサ104bから出力される信号PH2とが、互いに1/4周期ずれて発生するように設定されるものである(図3参照)。
【0052】
第1センサ104aは、図中符号▲1▼に示すラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH1をマイクロコンピュータ106に出力し、第2センサ104bも、図中符号▲2▼に示すラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH2をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0053】
第3センサ104cは、基板105上に配設され、ロータリートレイ101の位置を判別する。第3センサ104cは、ロータリートレイ101の回転動作によってゲート信号PH3を発生させ、図中符号▲3▼に示すラインを介してこのゲート信号PH3をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0054】
ディスク有無検出センサ104dは、センサ支持板104上にあると共に、ロータリートレイ101の上部に設置され、ロータリートレイ101上のディスクの有無を検出する。ディスク有無検出センサ104dは、図中符号▲4▼に示すラインを介してディスクの有無を示す検出信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0055】
次に、ロータリートレイ101、及びそこに格納された各ディスクの位置を、第1〜第3センサ104a〜104c、及びディスク有無検出センサ104dからの出力信号に基づいて判別する判別方法を、図3(a)、(b)を参照しながら詳細に説明する。
【0056】
図3(a)は、第1〜第3センサ104a〜104cが出力する信号PH1〜PH3のタイミングチャートであり、図3(b)は、第1、第2センサ104a、104bが出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号のタイミングチャートである。
【0057】
信号PH1は、第1センサ104aから出力されるパルス信号であり、信号PH2は、信号PH1より1/4周期遅れて第2センサ104bから出力されるパルス信号である。信号PH1、PH2は、ロータリートレイ101の回転動作に応じて出力されるものであり、“High”、及び“Low”の2種類のレベルのみを有するビット信号である。また、信号PH3は、第3センサ104cからマイクロコンピュータ106へ出力されるゲート信号である。
【0058】
図中符号C1〜C5は、マイクロコンピュータ106が一枚単位のディスク格納場所(ロータリートレイ101に予め形成されたスロット)をカウントするカウントタイミングを示す。このカウントタイミングは、信号PH1、PH2が共に“Low”となる場合にのみ生じるものであり、それ以外の場合には、カウントタイミングは生じない。
【0059】
なお、図中符号C1〜C5に示すカウントタイミングは、実際の動作時に生じる複数のカウントタイミングの一部を例示したものである。
【0060】
また、信号PH3は、ロータリートレイ101に固有のゲート長を有するゲート信号であり、例えば、図3(a)に示す信号PH3の“Low”区間は、ロータリートレイ101に形成された上記スロット3つ分のゲート長を有する区間に対応している。すなわち、ロータリートレイ101には予め複数の区間が設けられ、これら各区間内に形成されたスロットの数は互いに全て異なる。信号PH3は、この複数区間に対応したゲート長を有する信号である。そこで、信号PH3の“Low”区間内に包含される上記カウントタイミングの数(スロットの数)が計数されることにより、ロータリートレイ101の位置が検出可能となる。
【0061】
また、信号PH1、PH2の位相は互いに1/4周期ずれており、ロータリートレイ101の回転方向が逆転すれば、この位相も逆転して図3(a)の信号PH1と信号PH2の信号が入れ替わる。すなわち、信号PH1、PH2の位相からロータリートレイ101の回転方向を検出することが可能となる。
【0062】
例えば、ロータリートレイ101が回転し、図中符号C1に示すカウントタイミングの後、図中符号A1に示すタイミングにシフトしたとする。この時のロータリートレイ101の回転方向を右向きとし、その逆方向を左向きとする。すなわち、信号PH1、PH2が共に“Low”のカウントタイミングの後、ロータリートレイ101が右方向に回転すると、信号PH1が“High”に切り替わり、左向きに回転すると、信号PH2が“High”に切り替わる。
【0063】
図3(b)に示すように、ディスク有無検出センサ104dは、“High”信号を標準信号として出力する。ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するロータリートレイ101上のディスク格納場所にディスクが格納されていれば、ディスク有無検出センサ104dは、上記標準信号の出力を継続すると共に、マイクロコンピュータ106はRAM106aにこのデータを記憶する。
【0064】
それに対し、ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するロータリートレイ101上のディスク格納場所にディスクが格納されていなければ、ディスク有無検出センサ104dは“Low”信号1パルス分を出力すると共に、マイクロコンピュータ106はRAM106aにこのデータを記憶する。
【0065】
次いで、図4を参照して、ディスクチェンジャー10の構成について詳細に説明する。
図4は、ディスクチェンジャー10の構成を示す概略ブロック図である。
【0066】
図4によれば、ディスクチェンジャー10は、マイクロコンピュータ106、RAM106a、入力部107、表示部108、交換口開閉制御モータドライバ109、ロータリートレイ制御モータドライバ110、ディスクアーム制御モータドライバ111、DSP112、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114、及び、交換口開閉制御モータ115、通信制御部116等によって構成され、入力部107、表示部108、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114、及び、交換口開閉制御モータ115を除く各部は、複数のバスによって接続される。
【0067】
ここで、マイクロコンピュータ106、入力部107、ロータリートレイ制御モータドライバ110は、それぞれ請求項1記載の制御部、入力部、駆動部と同じ機能を備え、通信制御部116は、請求項4記載の受信部と同じ機能を備える。
【0068】
更にディスクチェンジャー10は、リモコン200を用いた遠隔操作が可能であり、このリモコン200の上面部に設けられた操作部には、指定ディスクを交換口の中央に移動させるディスク移動モードの設定を行うDISC SELECTキー201、ディスクチェンジャー10に対する制御信号をディスクチェンジャー10本体に送信するSETキー202、ディスク番号を100番単位、10番単位でそれぞれ指定する+100キー203、+10キー204や、ディスク番号を一桁単位で指定する図中符号200aに示す“0”〜“9”のテンキー等の各種操作キー、及び送信部205等が配設されている。
【0069】
ここで、+100キー203、+10キー204、及び図中符号200aに示す“0”〜“9”のテンキーは、請求項4記載の入力部と同じ機能を備え、リモコン200は、請求項4記載のリモコン装置と同じ機能を有する。
【0070】
マイクロコンピュータ106は、図中符号▲1▼〜▲4▼に示すラインを介して第1〜第3センサ104a〜104c、及びディスク有無検出センサ104dから出力された信号を受信し、これら受信した信号に基づいてロータリートレイ101の動作を制御するための各種位置データを算出し、RAM106aにこの位置データを記憶する。
【0071】
マイクロコンピュータ106は、後述する入力部107が備える各種操作キーおよび操作ダイアル(図1参照)の操作による操作信号に応じて、交換口10aの開閉動作、ロータリートレイ101の回転動作、ディスクアーム103の動作、或いはディスクがセットされた再生装置(図示略)が行う再生処理等を制御する。
【0072】
マイクロコンピュータ106は、上記したように、第1センサ104a〜第3センサ104c、及びディスク有無検出センサ104dからの出力信号に基づいて、スロット番号を更新し、ロータリートレイ101の回転方向およびディスク有無等を判定する。
【0073】
マイクロコンピュータ106は、リモコン200から+100キー203の押下信号を受信すると、後述するRAM106aに形成された100位のカウンタメモリ領域にセットされたデータをインクリメントする。更にマイクロコンピュータ106は、上記100位のカウンタメモリ領域にセットされたデータが“4”の場合、更にリモコン200から+100キー203キーの押下信号を受信すると、100位のカウンタメモリ領域にセットされたデータを“0”にリセットする。
【0074】
マイクロコンピュータ106は、リモコン200から+10キー204の押下信号を受信すると、後述するRAM106aに形成された10位のカウンタメモリ領域にセットされたデータをインクリメントする。更にマイクロコンピュータ106は、上記10位のカウンタメモリ領域にセットされたデータが“9”の場合、更にリモコン200から+10キー204の押下信号を受信すると、10位のカウンタメモリ領域にセットされたデータを“0”にリセットする。
【0075】
マイクロコンピュータ106は、リモコン200から図中符号200aに示すテンキーの押下信号を受信すると、後述するRAM106aに形成された1位のカウンタメモリ領域にセットされたデータを、押下されたテンキーが指示する数字に更新する。
【0076】
マイクロコンピュータ106は、交換口10aが開放された際、リモコン200からDISC SELECTキー201の押下信号を受信すると、指定ディスクを交換口10aの中央に移動する為のディスク移動モードを起動する。
【0077】
マイクロコンピュータ106は、上記ディスク移動モードの起動後、リモコン200から+10キー204の押下信号を受信すると、ロータリートレイ制御モータドライバ110を駆動してロータリートレイ101を回転し、100位のカウンタメモリ領域内のデータに示すディスク番号のスロットを交換口10aの中央まで移動し、その後、100位のカウンタメモリ領域内のデータを“0”にリセットする。
【0078】
例えば、100位のカウンタメモリ領域内のデータが“N”(Nは、0〜4までの整数)の場合、マイクロコンピュータ106は、+10キー204の押下信号を受信すると、ディスク番号が100×Nのスロットを交換口10aの中央まで移動する。
【0079】
マイクロコンピュータ106は、リモコン200から+10キー204の押下信号を受信した際、上記100位のカウンタメモリ領域内のデータに示すディスク番号のスロットを交換口10aの中央まで移動した後、更に、ロータリートレイ制御モータドライバ110を駆動して10位のカウンタメモリ領域内のデータに応じたスロット分だけ、現在位置から反時計回りにロータリートレイ101を回転する。
【0080】
ここで、ロータリートレイ101上でディスクを保持するスロット数は400個(装填可能なディスク枚数は400枚)であり、これら400個のスロットが等間隔でロータリートレイ101上に配設されているので、このスロット10個分の間隔は、9度分の開きに相当するものであり、従ってマイクロコンピュータ106は、+10キー204の押下信号に応じてロータリートレイ制御モータドライバ110を駆動して、現在位置から9度分だけ反時計まわりにロータリートレイ101を回転する。
【0081】
例えば、10位のカウンタメモリ領域内のデータが“M”(Mは、0〜9までの整数)の場合、マイクロコンピュータ106は、スロット10×M個分(すなわち、9×M度分)だけ反時計回りにロータリートレイ101を回転する。
【0082】
なお、ロータリートレイ101上のディスク番号は時計回りに割り当てられているとし、それに応じてロータリートレイ101の回転方向は反時計回りに予め設定されているものとするが、それとは逆に、ロータリートレイ101上のディスク番号を反時計周りに割り当て、それに応じてロータリートレイ101の回転方向を時計回りに設定するようにしても良い。
【0083】
マイクロコンピュータ106は、上記ディスク移動モードの起動後、リモコン200から図中符号200aに示すテンキーの押下信号を受信すると、ロータリートレイ制御モータドライバ110を駆動して、押下したテンキーの数字に対応するスロット数だけ現在位置から反時計まわりにロータリートレイ101を回転する。
【0084】
例えば、押下されたテンキーが“3”の場合、マイクロコンピュータ106は、ロータリートレイ制御モータドライバ110を駆動して、3スロット分だけ現在位置から反時計回りにロータリートレイ101を回転する。
【0085】
マイクロコンピュータ106は、リモコン200のDISC SELECTキー201の押下信号を受信した時から、所定時間(例えば3分)が経過したか否かを監視する入力用タイマーを備える。この入力用タイマーがタイムアップした際、マイクロコンピュータ106は、DISC SELECTキー201の押下信号によって起動したディスク移動モードを解除する。
【0086】
RAM106aは、ディスクチェンジャー10の制御を行う為の主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムを格納するとともに、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。特に、第1〜第3センサ104a〜104cから出力された各スロットの位置データや、ディスク有無検出センサ104dから出力されたディスク有無データを記憶すると共に、これら各センサからの信号に基づいてマイクロコンピュータ106が算出した各種データ等を記憶する。
【0087】
また、RAM106aは、リモコン200における+100キー203の押下回数(4以下)をセットする100位のカウンタメモリ領域、+10キー204の押下回数(9以下)をセットする10位のカウンタメモリ領域、及び、図中符号200aに示す“0”〜“9”までのテンキーの押下信号をセットする1位のカウンタメモリ領域が形成される。
【0088】
入力部107は、交換口10aの開閉を指示する扉開閉キー10c、ディスクの再生処理を指示する再生キー10d、再生処理の停止を指示する停止キー10e、ロータリートレイの回転動作を指示するロータリートレイ操作ダイアル10fや、再生ディスクが装填されたスロット番号の選択およびディスク上のトラック番号の選択等を行う為のテンキー10g等、ディスクチェンジャー10の操作に係る各種操作キーおよび操作ダイアル等を具備する。そして、これら操作キーが操作されると、各キーにおける操作信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0089】
表示部108は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置10bを有する。この表示部108は、マイクロコンピュータ106から出力された各種表示データを表示装置10bに表示する。例えば、再生中ディスクのトラック番号や、再生中ディスクのTOCデータ、或いはディスクチェンジャー10の各種動作モード(回転移動中、或いはディスク検索中等)や、交換口10aの開閉状態等を表示する。
【0090】
交換口開閉制御モータドライバ109は、マイクロコンピュータ106から出力された制御信号に基づいて、ディスクチェンジャー10の前面部に設けられた交換口10aを開閉する為の交換口開閉制御モータ115(図2参照)を駆動する。
【0091】
ロータリートレイ制御モータドライバ110は、マイクロコンピュータ106から出力された制御信号に基づいて、ロータリートレイ101を回転させる為のロータリートレイ制御モータ102を駆動する。
【0092】
ディスクアーム制御モータドライバ111は、マイクロコンピュータ106から出力された制御信号に基づいて、ディスクアーム103を動作させる為のディスクアーム制御モータ(図示略)を駆動する。
【0093】
DSP(Digital Signal Processor)112は、後述するピックアップユニット113から出力された符号化デジタルデータをマイクロコンピュータ106が処理可能なデータ形式に高速変換し、マイクロコンピュータ106に出力する。
【0094】
ピックアップユニット113は、上記再生装置(図示略)にセットされたディスクに予め記録された各種TOCデータやデジタル音楽データ等を抽出して増幅し、その増幅したデータをDSP112に出力する。
【0095】
ロード/アンロードSW114は、上記図示しない再生装置にセットされたディスクに記録済みの各種TOCデータ等をダウンロードするか、或いは、上記再生装置からディスクを開放する際、既にダウンロードされた上記TOCデータ等をクリアするか、を指示する信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
【0096】
通信制御部116は、リモコン200から送信された信号を受信する受信部10h(図1参照)を備え、その受信した信号を復調してマイクロコンピュータ106に出力する。
【0097】
リモコン200は、受信部10hを介して、通信制御部116に各種操作キーの押下信号を送信する。通信可能な範囲内において、リモコン200の送信部205をディスクチェンジャー10本体が備える受信部10hに向けた状態で、リモコン200の各種操作キーが押下されると、それらキーが押下される度に押下信号が上記受信部10hを介してディスクチェンジャー10本体の通信制御部116に入力され、マイクロコンピュータは、その受信部10hを介して入力された押下信号に応じて動作する。
【0098】
また、ディスクチェンジャー10は、外部記録装置と接続することが可能である。この場合、マイクロコンピュータ106は、ディスクからの再生データを、この接続された外部記録装置に出力し、この外部記録装置が備える所定の記録媒体に記録させることが可能である。
【0099】
次に、図5、図6を参照して、本発明を適用したディスクチェンジャー10の動作の説明をする。
図5は、リモコン200による装填ディスクの移動処理を説明するフローチャートであり、図6は、リモコン200による装填ディスクの移動処理の一例を説明する動作説明図である。
【0100】
まず、従来のディスクチェンジャー装置の動作を集中制御するマイクロコンピュータ106は、交換口10aが開放されたか否かを監視する(ステップS10)。
【0101】
ステップS10において、交換口10aが開放された場合(ステップS10;Yes)、マイクロコンピュータ106は、リモコン200においてDISC SELECTキー201が押下されたか否かを監視する(ステップS11)。
【0102】
ステップS11において、DISC SELECTキー201が押下された場合(ステップS11;Yes)、マイクロコンピュータ106は、指定ディスクをディスク交換口10aの中央まで移動する為のディスク移動モードを起動すると共に、このDISC SELECTキー201の押下信号を受信した時点で入力用タイマーのカウントを開始する。
【0103】
次いでマイクロコンピュータ106は、リモコン200において、ディスク番号の100位の数字を指定する+100キー203が押下されたか否かを判定し(ステップS12)、+100キー203が押下されなかった場合(ステップS12;No)、ステップS16に移行し、+100キーが押下された場合(ステップS12;Yes)、RAM106aに予め設けられた100位のカウンタメモリ領域に記憶された+100キー203の押下回数が4未満であるか否かを判定する(ステップS13)。
【0104】
ステップS13においてマイクロコンピュータ106は、上記100位のカウンタメモリ領域に記憶された+100キー203の押下回数が“4”の場合(ステップS13;No)、上記100位のカウンタメモリ領域を“0”にセットし(ステップS14)、上記100位のカウンタメモリ領域に記憶された+100キー203の押下回数が4未満の場合(ステップS13;Yes)、上記100位のカウンタメモリ領域内のデータをインクリメントする(ステップS15)。
【0105】
次いでマイクロコンピュータ106は、リモコン200においてディスク番号の10位の数字を指定する+10キー204が押下されたか否かを判定し(ステップS16)、+10キー204が押下されなかった場合(ステップS16;No)、ステップS110に移行し、+10キー204が押下された場合(ステップS16;Yes)、ロータリートレイ制御モータドライバ110を駆動してロータリートレイ101を回転し、100位のカウンタメモリ領域内のデータに示すディスク番号のスロットを交換口10aの中央まで移動して(ステップS17)、100位のカウンタメモリ領域内のデータを“0”にリセットする。
【0106】
例えば、100位のカウンタメモリ領域内のデータが“N”(Nは、0〜4までの整数)の場合、マイクロコンピュータ106は、+10キー204の押下信号を受信すると、ディスク番号が100×Nのスロットを交換口10aの中央まで移動する。
【0107】
次いでマイクロコンピュータ106は、RAM106aに設けられた10位のカウンタメモリ領域に記憶された+10キー204の押下回数が9未満であるか否かを判定する(ステップS18)。
【0108】
ステップS18においてマイクロコンピュータ106は、上記10位のカウンタメモリ領域に記憶された+10キー204の押下回数が9以上の場合(ステップS18;No)、上記10位のカウンタメモリ領域内のデータを“0”にセットし(ステップS19)、+10キー204の押下回数が9未満の場合(ステップS18;Yes)、上記10位のカウンタメモリ領域内のデータをインクリメントする(ステップS20)。
【0109】
ステップS20の後、10位のカウンタメモリ領域内のデータに示すスロット分だけ反時計回りにロータリートレイ101を回転して(ステップS21)、10位のカウンタメモリ領域内のデータを“0”にリセットする。
【0110】
例えば、ステップS21において、10位のカウンタメモリ領域内のデータが“M”(Mは、0〜9までの整数)の場合、マイクロコンピュータ106は、スロット10×M個分(すなわち、9×M度分)だけ反時計回りにロータリートレイ101を回転する。
【0111】
次いで、マイクロコンピュータ106は、リモコン200において、ディスク番号の1位の数字を指定する図中符号200aに示すテンキー“0”〜“9”による入力があるか否かを判定し(ステップS22)、これらテンキー入力がない場合(ステップS22;No)、図示しない入力用タイマーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS23)。
【0112】
ステップS23においてマイクロコンピュータ106は、入力用タイマーがタイムアップした場合(ステップS23;Yes)、当該ディスク移動モードを解除し、入力用タイマーがタイムアップしていない場合(ステップS23;No)、ステップS12に移行する。
【0113】
ステップS22に戻って説明する。ステップS22においてマイクロコンピュータ106は、図中符号200aに示すテンキー入力がある場合(ステップS22;Yes)、このテンキーの指示する数字のスロット分だけ反時計回りにロータリートレイ101を回転する(ステップS24)。
【0114】
ここで、一例として、ディスク番号213のディスクを交換口の中央に移動させる場合について説明する。
図6に示すように、始めに、交換口中央(図中符号A参照)の図中符号B1に示すスロット上にディスク番号1のディスクが装填され、図中符号B2に示すスロット上にディスク番号213のディスクが装填され、図中符号B3に示すスロット上にディスク番号200のディスクが装填されているとする(図中符号A1参照)。
【0115】
更に、交換口10aは開放された状態であり(ステップS10;Yes)、リモコン200のDISC SELECTキー201が押下されたとする(ステップS11;Yes)。マイクロコンピュータ106は、このDISC SELECTキー201の押下信号の受信時から、指定ディスクを交換口10aの中央まで移動する為のディスク移動モードを起動すると共に、入力用タイマーのカウントを開始する。
【0116】
100位及び10位の各カウンタメモリ領域に“0”がセットされた状態から、ディスク番号の100位の数字を指定する+100キー203が最初に押下されると(ステップS12;Yes、ステップS13;Yes)、マイクロコンピュータ106は、100位のカウンタメモリ領域内のデータをインクリメントして“1”にセットする(ステップS15)。
【0117】
更に、入力用タイマーがタイムアップする前に+100キー203が続けて押下されると(ステップS16;No、ステップS22;No、ステップS23;No,ステップS12;Yes、ステップS13;Yes)、マイクロコンピュータ106は、100位のカウンタメモリ領域内のデータを更にインクリメントして“2”にセットする(ステップS15)。
【0118】
ステップS15の後、+10キー204が続けて押下されると(ステップS16;Yes、ステップS18;No)、マイクロコンピュータ106は、100位のカウンタメモリ領域内のデータ“2”に応じて、ディスク番号200のスロットを交換口10aの中央まで移動して(ステップS17)、100位のカウンタメモリ領域内のデータを“0”にリセットする(図中符号A2参照)。
【0119】
ステップS17の後、マイクロコンピュータ106は、10位のカウンタメモリ領域内のデータをインクリメントして“1”にセットする(ステップS18;Yes,ステップS20;Yes)。
【0120】
ステップS20の後、マイクロコンピュータ106は、10位のカウンタメモリ領域内のデータ“1”に応じてスロット10個分(すなわち、9度分)だけロータリートレイ101を反時計回りに回転して(ステップS21)、10位のカウンタメモリ領域内のデータを“0”にリセットする。
【0121】
ステップS21の後、ディスク番号の1位の数字“3”の入力を指示する図中符号200aに示すテンキーが押下されると(ステップS22;Yes)、マイクロコンピュータ106は、1位のカウンタメモリ領域内のデータを“3”にセットすると共に、このテンキーの指示する数字“3”に応じてスロット3つ分だけ反時計回りにロータリートレイ101を回転する(ステップS24)。その結果、ステップS24が終了した時点で、交換口の中央には図中符号B2に示すディスク番号213のディスクを保持するスロットが位置する(図中符号A3参照)。
【0122】
以上説明したように、本発明を適用したディスクチェンジャー10は、ディスク交換を行う交換口10aが開放されている際に、リモコン200を介して、交換口10aの中央に所定ディスクを移動させる場合、リモコン200のDISCSELECTキー201が押下された後、当該所定ディスクのディスク番号の100位の数だけ+100キー203が押下され、次いで上記ディスク番号の10位の数だけ+10キー204が押下されると、マイクロコンピュータ106は、まず、上記ディスク番号の100位の数と同じディスク番号(例えば、100位の数が“2”の場合、ディスク番号は“200”)のスロットを交換口10aの中央まで移動し、次いで10位の数に応じたスロット分だけロータリートレイ101を移動する(例えば、10位の数が“5”の場合、スロット50個分だけロータリートレイ101を移動する)。
【0123】
更に、ディスク番号の1位の数字に応じて図中符号200aに示すテンキーが押下されると、マイクロコンピュータ106は、上記ディスク番号の1位の数字に応じた分だけロータリートレイ101を更に同方向に回転して、当該所定ディスクを交換口10aの中央に移動する。
【0124】
従って、ディスク交換を行う交換口10aが開放されている際にリモコン200を介して交換口10aの中央に所定ディスクを移動させる場合、ディスク番号の入力が完了した後、SETキー202の押下によりロータリートレイ101の移動が開始されるのではなく、ディスク番号における100位、10位の数字を指定する最中に、その指定分だけロータリートレイ101が前もって移動され、最終的に1位の数字を指定する際には、既に、当該所定ディスクは交換口10aの中央付近まで移動済みとなっているので、ディスク番号を指定してから実際に移動が完了するまでに要する時間が短縮化され、操作性、機能性に優れたディスクチェンジャー10が実現できる。
【0125】
特に、交換口10aと反対に位置するディスクを移動させるような場合、上記ディスク移動時間の短縮化による効果は、更に顕著なものとなる。
【0126】
なお、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施の形態においては、ディスクチェンジャー10に装填するディスクとしてCDを想定したが、それに限るものではなく、DVDやCD―R(CD-Recordable)、或いはCD―RW(CD-ReWritable)等に対しても適用可能である。
【0127】
また、ディスクチェンジャー10に格納可能なディスクの枚数は200枚に限るものではなく、300枚、或いは400枚等、ロータリートレイ101やスロットの配置間隔に応じて種々設定可能である。
【0128】
また、本発明は、指定ディスクの移動先を交換口10aの中央に限定するものではなく、指定ディスクを再生する際に、ディスクアーム103に対向するスロット位置にこの指定ディスクを移動させる場合にも適用可能であり、機能性が向上できる。
【0129】
また、本発明は、リモコン200が備えるDISC SELECTキー201〜+10キー204を、テンキー10gと共にディスクチェンジャー10本体前面部に設けた構成であっても良い。この場合、本実施例において、リモコン200を介して行っていた各種操作入力を、ディスクチェンジャー10本体上で行うことが可能となり、ディスクチェンジャー10に対する操作が柔軟に行える。
【0130】
【発明の効果】
本発明によれば、多数のディスクをロータリートレイ上に装填可能なディスクチェンジャー装置において、ロータリートレイ上に装填されたディスクの移動に要する時間を短縮化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクチェンジャー10の前面部を示す図である。
【図2】本発明を適用したディスクチェンジャー10が備える複数ディスクを収納する収納部100の概略構成を示す要部上面図である。
【図3】(a)は、図2に示す第1〜第3センサ104a〜104cが出力する信号PH1〜PH3のタイミングチャートであり、(b)は、図2に示す第1、第2センサ104a、104bが出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号のタイミングチャートである。
【図4】本発明を適用したディスクチェンジャー10の内部回路を示す概略ブロック図である。
【図5】本発明を適用したディスクチェンジャー10において、図4に示すリモコン200による装填ディスクの移動処理を説明するフローチャートである。
【図6】本発明を適用したディスクチェンジャー10において、図4に示すリモコン200による装填ディスクの移動処理の一例を説明する動作説明図である。
【図7】従来のディスクチェンジャー装置において、リモコン操作による装填ディスクの移動処理を説明するフローチャートである。
【図8】従来のディスクチェンジャー装置において、リモコン操作による装填ディスクの移動処理の一例を説明する動作説明図である。
【符号の説明】
10 ディスクチェンジャー
10a 交換口
10b 表示装置
10c 扉開閉キー
10d 再生キー
10e 停止キー
10f ロータリートレイ操作ダイアル
10g テンキー
10h 受信部
100 ディスク収納部
101 ロータリートレイ
102 ロータリートレイ制御モータ
103 ディスクアーム
104 センサ支持板
104a 第1センサ
104b 第2センサ
104c 第3センサ
104d ディスク有無検出センサ
105 基板
106 マイクロコンピュータ
106a RAM
107 入力部
108 表示部
109 交換口開閉制御モータドライバ
110 ロータリートレイ制御モータドライバ
111 ディスクアーム制御モータドライバ
112 DSP
113 ピックアップユニット
114 ロード/アンロードSW
115 交換口開閉制御モータ
116 通信制御部
200 リモコン
201 DISC SELECTキー
202 SETキー
203 +100キー
204 +10キー
205 送信部

Claims (4)

  1. 情報が記録された複数のディスクを1枚毎に管理番号を対応付けて当該管理番号順に格納すると共に、所定方向に移動自在なディスク格納部と、
    前記ディスク格納部に管理番号順に格納されたディスクのうち、所定位置に移動させるディスクの管理番号を桁毎に入力する入力部と、
    前記ディスク格納部を前記所定方向に前記入力された管理番号の各桁の番号に応じて移動させる駆動部と、
    を備えたディスクチェンジャー装置において、
    前記入力部において前記管理番号の各桁の番号を全て入力する前に、該入力により指定済みの管理番号の桁の番号に対応するディスクが前記所定位置に近づくように、この入力により指定済みの管理番号の桁の番号に応じた前記ディスク格納部の移動を開始させるように前記駆動部を制御する制御部を備えたことを特徴とするディスクチェンジャー装置。
  2. 前記入力部は、
    前記管理番号を桁毎の入力キーで当該桁毎に入力し、
    前記制御部は、
    前記入力部のいずれかの桁の入力キーにより前記管理番号の最大桁の番号が指定されると、該指定済みの管理番号の最大桁の番号に対応するディスクが前記所定位置に近づくように、この指定済みの管理番号の最大桁の番号に応じて前記ディスク収納部を移動させ、それに続く桁の番号が順次入力により指定される度に、入力により指定済みの当該番号分だけディスク収納部を順次移動させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスクチェンジャー装置。
  3. 前記ディスク格納部に対してディスクの交換を行うディスク交換部を更に備え、
    前記入力部は、
    前記ディスク格納部に管理番号順に格納されたディスクのうち、前記ディスク交換部に移動させるディスクの管理番号を桁毎に入力し、
    前記制御部は、
    前記入力部において前記管理番号の各桁の番号を全て入力する前に、該入力により指定済みの管理番号の桁の番号に対応するディスクが前記ディスク交換部に近づくように、この入力により指定済みの管理番号の桁の番号に応じた前記ディスク格納部の移動を開始させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1或いは2記載のディスクチェンジャー装置。
  4. 前記ディスクの管理番号を入力する入力部と、この入力された管理番号データを前記ディスクチェンジャー装置本体に無線送信するリモコン装置と、
    前記リモコン装置により無線送信された前記管理番号データを受信する受信部とを更に備え、
    前記制御部は、
    前記受信部により受信された前記管理番号データに基づいて、前記ディスク格納部を移動させるように前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のディスクチェンジャー装置。
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