JP2005085434A - チェンジャ装置及び記録媒体制御システム - Google Patents

チェンジャ装置及び記録媒体制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】チェンジャ装置から複数の記録媒体をイジェクトする際の作業時間の短縮を図る。
【解決手段】イジェクトされる複数のディスクがユーザにより選択される。選択されたディスクが収容されたラックをロータリートレイ101の回転によりローディング位置まで移動し、ディスクを一旦再生部103に収容する。そして、イジェクト専用ラック107をローディング位置まで移動し、再生部103に収容されたディスクをイジェクト専用ラック107に収容する。このようにして選択された複数のディスクを順次イジェクト専用ラック107に移動する。選択された全てのディスクをイジェクト専用ラック107へ移動した後、イジェクト専用ラック107をディスク交換口108に対向する位置まで移動し、各ディスクをイジェクトする。
【選択図】図2

Description

本発明は、チェンジャ装置及び記録媒体制御システムに関する。
従来、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状記録媒体を複数枚収容し、個々のディスクを選択的に再生可能なチェンジャ装置が提供されている。
例えば、回転盤上に放射状に複数のディスクを立てた状態で収容するロータリートレイ方式のチェンジャ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
チェンジャ装置に収容されているディスクを取り出す(以下、イジェクトという。)際には、希望のディスクが交換口に対向する位置になるようにロータリートレイを回転させ、交換口からディスクをイジェクトする。
特開2000−222808号公報
しかしながら、イジェクトすべきディスクが同時に複数枚ある場合、各ディスクが収容されている位置が互いに離れていると、1枚のディスクをイジェクトした後、次のディスクを交換口に対向する位置に移動させるまでに時間がかかるため、ユーザにとって不便であった。
本発明は、チェンジャ装置から複数の記録媒体をイジェクトする際の作業時間の短縮を図ることを課題とする。
請求項1に記載の発明は、複数の記録媒体を収容するための複数のラックが放射状に形成され、それらのラックのうち複数連続したイジェクト専用ラックが設けられた収容部と、複数の記録媒体のイジェクト命令を検出するイジェクト命令検出手段と、前記イジェクト命令検出手段により検出されたイジェクト命令に係る複数の記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させるイジェクト制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、複数の記録媒体を収容するための複数のラックが放射状に形成され、それらのラックのうち複数連続したイジェクト専用ラックが設けられた収容部と、前記ラックに収容された記録媒体を前記記録媒体の再生処理を行う再生位置まで移動させる記録媒体ローディング手段と、前記再生位置にある記録媒体を前記ラックに移動させる記録媒体アンローディング手段と、前記収容部を回転駆動して所定の記録媒体を前記記録媒体ローディング手段及び/又は前記記録媒体アンローディング手段に対向させる収容部駆動手段と、複数の記録媒体のイジェクト命令を検出するイジェクト命令検出手段と、前記イジェクト命令検出手段により検出されたイジェクト命令に係る複数の記録媒体を順次前記記録媒体ローディング手段に対向させ、前記記録媒体ローディング手段に対向させた記録媒体を前記再生位置まで移動させ、前記収容部を駆動して前記イジェクト専用ラックを前記記録媒体アンローディング手段に対向させ、前記再生位置にある記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と、前記複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置に収容された記録媒体のイジェクトを指示する制御装置と、からなる記録媒体制御システムであって、前記複数のチェンジャ装置は、それぞれ、複数の記録媒体を収容するための複数のラックが放射状に形成され、それらのラックのうち複数連続したイジェクト専用ラックが設けられた収容部と、複数の記録媒体のイジェクト命令を検出するイジェクト命令検出手段と、前記イジェクト命令検出手段により検出されたイジェクト命令に係る複数の記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させるイジェクト制御手段と、を備え、前記制御装置は、前記複数のチェンジャ装置のそれぞれに収容された記録媒体を一体的に管理する管理手段と、前記管理手段により管理される情報に基づいて複数の記録媒体のイジェクト指示を出力するイジェクト指示手段と、前記イジェクト指示に係る複数の記録媒体が収容されるチェンジャ装置とラックを識別する識別手段と、前記識別手段の識別結果に基づいてイジェクト命令を出力するイジェクト命令出力手段と、を備え、前記チェンジャ装置は、受信したイジェクト命令が自機に関すると判断すると、イジェクト命令に対応する複数のラックに係る複数の記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させることを特徴としている。
本発明によれば、チェンジャ装置から複数の記録媒体をイジェクトする際の作業時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して記録媒体制御システム1について詳細に説明する。
まず、図1を参照して記録媒体制御システム1の構成について説明する。記録媒体制御システム1は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20、子機30a,30b,・・・を備える。
ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20は、例えばユーザの自宅の居間等のメインルームに、接続線2(例えば、RS−232CやIEEE1394等に基づくデータ伝送を行う。)を介して直列的に接続されて各々設置されている。これは少なくとも制御信号を伝送可能であれば足り、音声信号や映像信号は他の接続線(RCAコードや無線LAN(IEEE802.11b等)等)で伝送されるようにしてもよい。
ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cにはそれぞれ機器IDが設定されている。ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cは、制御装置20から送信される各種制御データが自機に対するものであるか否かを、この制御データに含まれる機器IDを示すデータを参照して判定する。
制御装置20は、制御装置20に対して指示される各種指示、又は、子機30a,30b等から送信される各種指示に応じて、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを制御してデータの送受信を行う。
子機30a,30b,・・・は、例えば子供部屋やベッドルーム等のサブルームに例えば1台ずつ設置され、それぞれ、接続線3(例えば、自宅の電話回線やLAN回線、無線LAN等であってもよい。)を介して制御装置20に接続されている。子機30a,30b,・・・は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20の動作を制御するための信号を制御装置20に送信可能となっている。
次に、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20、子機30a,30bの各々について詳細に説明する。
まず、図2及び図3を参照してディスクチェンジャ装置10aについて詳細に説明する。
ディスクチェンジャ装置10b,10cについては、ディスクチェンジャ装置10aと同じ構成であるため、以下、簡略化のため図示及び説明を省略する。
ディスクチェンジャ装置10aは、例えば400枚のディスク(CDやDVD等。)を収容することができるものとするが、収容可能なディスク枚数は400枚に限らない。また、ディスクチェンジャ装置10aに収容される各ディスクには、TOC(Table Of Contents)情報、ディスクコード(ディスク製造元、カタログ番号等の情報。)、ディスクタイトル、トラックタイトル等のテキストデータ(以下、ディスク関連データという。)に加え、音声や画像等のコンテンツデータ等が記録されている。
ディスクチェンジャ装置10aは、例えば、後述するロータリートレイ101にディスクが収容された際や、制御装置20がリセットされた際等に、ロータリートレイ101に収容されているディスクのディスク関連データを読み取って制御装置20に送信する。また、ディスクチェンジャ装置10aは、制御装置20から指定されたディスクのコンテンツデータを読み取って制御装置20に送信する。
また、ディスクチェンジャ装置10aは、ディスクから読み取ったコンテンツデータを、デコード処理せずに制御装置20に送信する。これにより、送信速度が向上するが、ディスクチェンジャ装置10aは、読み取ったコンテンツデータを、自機でデコードした後に制御装置20に送信するようにしてもよい。
ディスクチェンジャ装置10aの概略構成を図2に示す。
図2(a)は、ディスクチェンジャ装置10aの上面図である。
図2(a)に示すように、ディスクチェンジャ装置10aには、ロータリートレイ101、ローディング機構部102、再生部103、シャッター104、イジェクト部105等が基板106上に設置されている。
ロータリートレイ101は、放射状に形成された400個のラックを備え、これらラック上にディスクを立てた状態で保持して収容するものであり、基板106の略中央部に設置される。また、ロータリートレイ101は、図2(a)の矢印A方向に回転可能となっている。また、400個のラックのうち、複数連続したラックがイジェクト専用ラック107として設定されている。
ローディング機構部102は、図2(a)の矢印Bに示すように、再生部103に対向するローディング位置にあるラック上のディスクを1枚引き出し、このディスクを再生部103にセットし(ローディング)、また、再生部103にあるディスクを再び元のラックに収容する(アンローディング)。また、ローディング機構部102は、ディスクのイジェクト処理の際に、各ラックに収容されているディスクを一旦再生部103に収容し、イジェクト専用ラック107に移動する。
再生部103は、ディスクに記録された音声や画像等のコンテンツデータを読み出す再生処理を行う。
シャッター104は、図2(a)の矢印C方向に開閉動作を行う。図2(b)は、シャッター104が開いた状態のディスクチェンジャ装置10aの正面図である。シャッター104が開くことにより生じた開口部(以下、ディスク交換口108という。)からディスクの出し入れを行う。
イジェクト部105は、ラックに載置されたディスクをディスク交換口108からイジェクト可能なように処理する。ディスクを取り出しやすいように、必要に応じてディスクを持ち上げる等の処理を行ってもよい。
次に、図3を参照して、ディスクチェンジャ装置10aの制御系の構成について詳細に説明する。
図3に示すように、ディスクチェンジャ装置10aは、マイクロコンピュータ109、入力部110、表示部111、ラック位置検出センサ112、ディスク有無検出センサ113、ロータリートレイ制御モータ114、シャッター開閉制御モータ115、ローディング機構制御モータ116、I/F117、DSP118、ピックアップユニット119等を備える。
マイクロコンピュータ109は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ディスクチェンジャ装置10aを統括的に制御する。このROMには、ディスクチェンジャ装置10aを制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ109は、制御装置20から接続線2を介して送信される各種指示信号又は入力部110を介して入力される各種操作信号に応じて、ロータリートレイ101の回転動作、シャッター104の開閉動作、ローディング機構部102のローディング/アンローディング動作、あるいはディスクがセットされた再生部103が行う再生処理等の制御を行う。例えば、マイクロコンピュータ109は、制御装置20から送信されるイジェクト命令が自機に関するものであることを検出すると、ロータリートレイ制御モータ114、ローディング機構制御モータ116等を制御して、イジェクトの対象となるディスクをイジェクト専用ラック107に収容させる。すなわち、マイクロコンピュータ109は、イジェクト命令検出手段及びイジェクト制御手段として機能する。
マイクロコンピュータ109は、ラック位置検出センサ112及びディスク有無検出センサ113の各出力信号に基づいて、ロータリートレイ101の位置及びラック上のディスクの有無を検出する。
入力部110は、ディスクチェンジャ装置10aの操作に係る各種操作キーや操作ダイアル等を備える。そして、これら操作キーや操作ダイアルが操作されると、当該操作信号はマイクロコンピュータ109に入力される。
表示部111は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を有し、マイクロコンピュータ109から送信される各種表示データを表示する。例えば、再生中ディスクのトラック番号や、再生中ディスクのTOCデータ、あるいはディスクチェンジャ装置10aの各種動作モード(回転移動中、あるいはディスク検索中等)や、シャッター104の開閉状態等を表示する。
ラック位置検出センサ112は、各ラックに対応する切り欠きを光学的検出手段を用いて検出し、ロータリートレイ101の位置を特定する際に用いる信号を、マイクロコンピュータ109に出力する。これにより、ロータリートレイ101の各ラックの位置が特定可能となる。
ディスク有無検出センサ113は、ラック上のディスクの有無を示す検出信号をマイクロコンピュータ109に出力する。
ロータリートレイ制御モータ114は、マイクロコンピュータ109から送信される制御信号に基づいて、ロータリートレイ101を回転させる為の駆動を行う収容部駆動手段として機能する。
シャッター開閉制御モータ115は、マイクロコンピュータ109から送信される制御信号に基づいて、シャッター104を開閉する為の駆動を行う。
ローディング機構制御モータ116は、マイクロコンピュータ109から送信される制御信号に基づいて、ローディング機構部102を動作させる為の駆動を行う。
I/F117は、接続線2を介して制御装置20及びディスクチェンジャ装置10b,10cとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、RS−232CやIEEE1394等のシリアルインターフェース等。)を備える。
DSP(Digital Signal Processor)118は、ピックアップユニット119から出力されるコンテンツデータをマイクロコンピュータ109が処理可能なデータ形式に高速変換し、マイクロコンピュータ109に送信する。
ピックアップユニット119は、再生部103にセットされたディスクに予め記録されているディスク関連データ及びコンテンツデータ等を読み出す。
次に、図4を参照して制御装置20について説明する。
制御装置20は、マイクロコンピュータ201、I/F202、通信部203、HDD204、デコーダ205、出力部206、表示部207、入力部208等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ201は、図示しないCPUやROM、RAMを備え、制御装置20を統括的に制御する。このROMには、制御装置20を制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ201は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cにより読み取った各ディスクのディスク関連データをHDD204に格納する。この際、マイクロコンピュータ201は、当該ディスク関連データに基づき、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに現在収容中のディスクのリストデータを作成してHDD204に格納する。すなわち、マイクロコンピュータ201は、各ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されたディスクを一体的に管理する管理手段としての機能を有する。
マイクロコンピュータ201は、入力された指示に応じて、上記リストデータの内容を表示部207にリスト表示させる。さらに、マイクロコンピュータ201は、当該リスト表示を、ディスク関連データの詳細内容(例えば、ディスクが収容されているディスクチェンジャ装置10a,10b,10cの機器IDや、ディスク名あるいは曲名の頭文字等。)をキーにしてソートする機能を有する。また、入力された曲名(あるいは、その一部。)に合致する曲が記録されたディスクをリストデータに基づいて検索(文字検索)し、当該検索結果(ディスク番号、ディスク名等。)を表示する機能も有する。これにより、ユーザは、自分好みの順序でディスクのリスト表示が可能となり、ディスクの選択が容易となる。
ディスク番号とは、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されている各ディスクに対応する識別番号であって、例えば、1〜1200の通し番号である。ソート機能及び検索機能において、1200枚収容可能な1台のチェンジャ装置を使用する場合と同様にソート及び検索を行うことができるので、ユーザは3台のディスクチェンジャ装置10a,10b,10cが接続されていることを意識せずに各ディスクを選択することができる。ここで、ディスク番号1〜400はディスクチェンジャ装置10aのラック番号1〜400のラックにそれぞれ収容されているディスクに対応し、ディスク番号401〜800はディスクチェンジャ装置10bのラック番号1〜400のラックにそれぞれ収容されているディスクに対応し、ディスク番号801〜1200はディスクチェンジャ装置10cのラック番号1〜400のラックにそれぞれ収容されているディスクに対応している。
マイクロコンピュータ201は、再生処理、イジェクト処理等のディスク操作の際に、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに対してディスクを選択する等の指示を行う。例えば、ディスク操作を行うディスクチェンジャ装置10a,10b,10cの機器IDとともに、制御指示の内容(「ラック番号○○のディスクのトラック○○曲目を再生」、「再生停止」、「ラック番号○○のディスクをイジェクト」等。)を送信する。すなわち、マイクロコンピュータ201は、イジェクトの対象となるディスクが収容されるディスクチェンジャ装置とラック番号を識別する識別手段と、その識別結果に基づいてイジェクト命令を出力するイジェクト命令出力手段として機能する。
マイクロコンピュータ201は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cから取得したコンテンツデータを、自機で再生(表示部207に表示させる、あるいは、出力部206に放音させる等。)する場合には、当該コンテンツデータをデコーダ205にデコードさせ、自機で再生しない場合(すなわち、子機30a,30bで再生する場合)には、当該コンテンツデータをデコードせずに子機30a,30bに送信する。
I/F202は、接続線2を介してディスクチェンジャ装置10a,10b,10cとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、RS−232CやIEEE1394等のシリアルインターフェース等。)を備える。
通信部203は、接続線3を介して子機30a,30bとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、HPNA(Home Phoneline Network Alliance)等に応じたインターフェース。)を備える。
HDD(Hard Disk Drive)204は、読み出し/書き込み自在な記憶デバイスであり、各種データが格納される。
デコーダ205は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cから送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式(例えば、PCM(Pulse Code Modulation)、AC−3(Audio Code number 3)、MP3(MPEG Audio Layer-3)、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式、MPEG2(Moving Picture Experts Group-2)形式、MPEG4形式等。)に応じてデコードする。
出力部206は、スピーカ(あるいは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等。)を備え、マイクロコンピュータ201から送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等。)をアナログ信号に変換、増幅して上記スピーカから放音する。また、出力部206は、各種サラウンド設定(例えば、5.1チャンネル。)に対応したものとなっている。
表示部207は、LCD(Liquid Crystal Display)やプラズマディスプレイ等の表示装置を備え、マイクロコンピュータ201から送信される各種表示データ(例えば、動画や静止画等、デコードされたコンテンツデータの内容等。)を当該表示装置に表示する。
入力部208は、制御装置20、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備える。例えば、入力部208は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されている所定のディスクに対するイジェクト指示、再生指示をマイクロコンピュータ201に出力する。
次に、図5を参照して子機30aについて説明する。なお、子機30bは、子機30aと同一の構成を有するため、以下、簡略化のため、子機30bについての詳細な説明を省略する。
子機30aは、マイクロコンピュータ301、通信部302、デコーダ303、出力部304、表示部305、入力部306等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ301は、図示しないCPUやROM、RAMを備え、子機30aを統括的に制御する。このROMには、子機30aを制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ301は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに現在収容中のディスクを示すリストデータを制御装置20から受信すると、当該リストデータの内容を表示部305に表示させる。
マイクロコンピュータ301は、制御装置20からから受信したコンテンツデータを再生する場合に、当該コンテンツデータをデコーダ303にデコードさせる。
通信部302は、接続線3を介して制御装置20との間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、HPNA等に応じたインターフェース。)を備える。
デコーダ303は、制御装置20から送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式(例えば、PCM、AC−3、MP3、WMA、MIDI形式やMPEG2形式、MPEG4形式等。)に応じてデコードする。
出力部304は、スピーカ(あるいは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等。)を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等。)をアナログ信号に変換、増幅して上記スピーカから放音する。また、出力部304は、各種サラウンド設定(例えば、5.1チャンネル。)に対応したものとなっている。
表示部305は、LCD等の表示装置を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種表示データを表示する。例えば、表示部305は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容中のディスク名や曲名等の情報を表示する。
入力部306は、制御装置20、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備える。
なお、子機30aは、DVD等のコンテンツデータの再生が行えるようにしてもよい。この場合、表示部305は、LCDの他に、プラズマディスプレイ等の大型表示装置を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種表示データ(例えば、動画や静止画等、デコードされたコンテンツデータの内容等。)を当該表示装置に表示する。
次に、動作について説明する。
図6は、記録媒体制御システム1における複数のディスクのイジェクト処理を示すフローチャートである。ここでは、ユーザが、制御装置20の表示部207に表示される画面に従って、入力部208から指示を入力し、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cのいずれかのディスクチェンジャ装置内のディスクをイジェクトする場合について説明する。
まず、制御装置20において、ディスクイジェクトモードが選択されているか否か判断される(ステップS1)。ディスクイジェクトモードが選択されている場合には(ステップS1;YES)、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cの再生部103において、ディスクが再生中であるか否かが判断される(ステップS2)。ディスクが再生中の場合には(ステップS2;YES)、再生処理が停止される(ステップS3)。
次に、ディスク選択モードに入り(ステップS4)、制御装置20の表示部207に表示されるリスト表示画面上で、入力部208からの指示によりディスクが選択される(例えば、ディスク番号600)。そして、制御装置20により、イジェクト指示されたディスクのディスク番号に基づいて、イジェクトすべきディスクが収容されるディスクチェンジャ装置10a,10b,10cの機器ID及びラック番号(例えば、ディスクチェンジャ装置10bのラック番号200)を含むイジェクト命令が、該当するディスクチェンジャ装置10a,10b,10cへ送信される。
ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cでは、選択されたディスクが自機内のディスクであるか否かが判断される(ステップS5)。自機内のディスクである場合には(ステップS5;YES)、ロータリートレイ101の回転により、選択されたディスクがローディング位置まで移動され、一旦再生部103に収容される。その後、イジェクト専用ラック107がローディング位置まで移動され、再生部103に収容されたディスクがイジェクト専用ラック107に収容される(ステップS6)。
次に、イジェクトするディスクの選択を終了するか否かが判断され(ステップS7)、ディスクの選択を終了しない場合には(ステップS7;NO)、ステップS5〜S6の処理が繰り返される。ディスクの選択を終了する場合には(ステップS7;YES)、選択されたディスクが全てイジェクト専用ラック107に移動されたか否かが判断される(ステップS8)。
選択された全てのディスクがイジェクト専用ラック107へ移動している場合には(ステップS8;YES)、イジェクト専用ラック107の端のラックがディスク交換口108に対向するように(ディスク交換口108の正面中央に位置するように)ロータリートレイ101の回転動作が行われる(ステップS9)。
次に、シャッター104が開かれ、ディスク交換口108が開放される。ここで、ユーザにディスクのイジェクトを促すために、例えば、イジェクト専用ラック107の各ラックにそれぞれLED(Light Emitting Diode)を設け、ディスク交換口108の正面に位置するラックのLEDを点灯又は点滅させることとしてもよい。
そして、ディスク交換口108の正面のディスクがイジェクトされたか否かが検知される(ステップS10)。正面のディスクがイジェクトされた場合には(ステップS10;YES)、選択されたディスクが全てイジェクトされたか否かが検知され(ステップS11)、選択されたディスクがイジェクト専用ラック107に残っている場合には(ステップS11;NO)、ロータリートレイ101の回転により、次のディスクが正面に移動される(ステップS12)。つまり、イジェクト専用ラック107のうち、イジェクトが終了したラックの隣のラックが正面に位置するように、ロータリートレイ101の位置が微調整される。
このように、順次ディスクがイジェクトされ、選択されたディスクが全てイジェクトされると(ステップS11;YES)、空いているラックが正面に移動され、動作が終了する(ステップS13)。ディスクをイジェクトする順序は、イジェクトを指示された順でもよいし、ラック番号の小さい順でもよい。
ステップS6で選択されたディスクがイジェクト専用ラック107に移動された後に、次のディスクを選択するようにしているが、これに限定されない。イジェクトするディスクの指示は、ディスクの移動と関係なく、順次指示できるようにしてもよい。指示されたディスク番号はメモリに記載され、マイクロコンピュータ109はメモリを参照して、対応するディスクを順次イジェクト専用ラック107に移動する。
ディスク交換口108の正面のディスクがイジェクトされずに(ステップS10;NO)、所定時間経過した場合には(ステップS14;YES)、シャッター104が閉じられ、ディスクは元の位置に戻される(ステップS15)。つまり、イジェクト専用ラック107がローディング位置まで移動され、ローディング機構部102によりディスクが再生部103に一旦収容された後、そのディスクが収容されていたラックがローディング位置まで移動され、元のラックにディスクが戻される。
以上で、複数のディスクのイジェクト処理が終了する。
以上説明したように、本発明を適用した記録媒体制御システム1におけるディスクチェンジャ装置10a,10b,10cによれば、制御装置20からの指示に従って、イジェクトすべき複数のディスクをイジェクト専用ラック107に順次収容させた後に、イジェクト専用ラック107をディスク交換口108に対向させるので、1枚のディスクをイジェクトした後、次のディスクをディスク交換口108に対向する位置に移動させるための時間を短縮することができ、複数のディスクを連続してイジェクトすることができる。したがって、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cから複数のディスクをイジェクトする際の作業時間を短縮することができる。各ディスクが収容されているラックの位置が互いに離れている場合に特に有効である。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る記録媒体制御システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における記録媒体制御システム1の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態では、イジェクト専用ラック107に収容された複数のディスクを順次ディスク交換口108の正面に移動させて、ディスクを1枚ずつイジェクトすることとしたが、ディスク交換口108がイジェクト専用ラック107の幅より広い場合には、ディスクを1枚イジェクトする毎にロータリートレイ101の回転動作を行わずに、複数のディスクをまとめてイジェクトすることとしてもよい。
また、本実施の形態では、制御装置20とディスクチェンジャ装置10a,10b,10cとが直列的に接続されている場合について図示したが、制御装置20がディスクチェンジャ装置10a,10b,10cと並列的に接続されていてもかまわない。
また、本実施の形態では、ディスク番号に基づいて、制御装置20側で、選択されたディスクが収容されているディスクチェンジャ装置を特定することとしたが、ディスク番号を制御装置20からディスクチェンジャ装置10a,10b,10cへ送信し、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c側で自機に収容されているディスクか否かを順に判断していくこととしてもよい。
また、イジェクト専用ラック107は、ロータリートレイ101に備えられた他のラックよりも両隣との間隔が広く構成されていることとしてもよい。この場合、ディスクのイジェクトを容易に行うことができる。
また、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されるディスクは、CD、DVDに加え、CD―R(CD-Recordable)やCD―RW(CD-ReWritable)等に対しても適用可能である。
また、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cと制御装置20とを接続する接続線2、又は、子機30a,30b,・・・と制御装置20とを接続する接続線3におけるデータの送受信は無線で行うこととしてもよい。
記録媒体制御システム1の構成図である。 ディスクチェンジャ装置10aの概略構成図である。 ディスクチェンジャ装置10aの制御構成を示すブロック図である。 制御装置20の構成を示すブロック図である。 子機30aの構成を示すブロック図である。 複数のディスクのイジェクト処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記録媒体制御システム
10a,10b,10c ディスクチェンジャ装置
101 ロータリートレイ
102 ローディング機構部
103 再生部
104 シャッター
105 イジェクト部
106 基板
107 イジェクト専用ラック
108 ディスク交換口
109 マイクロコンピュータ
110 入力部
111 表示部
112 ラック位置検出センサ
113 ディスク有無検出センサ
114 ロータリートレイ制御モータ
115 シャッター開閉制御モータ
116 ローディング機構制御モータ
117 I/F
118 DSP
119 ピックアップユニット
20 制御装置
201 マイクロコンピュータ
202 I/F
203 通信部
204 HDD
205 デコーダ
206 出力部
207 表示部
208 入力部
30a,30b,・・・ 子機
301 マイクロコンピュータ
302 通信部
303 デコーダ
304 出力部
305 表示部
306 入力部

Claims (3)

  1. 複数の記録媒体を収容するための複数のラックが放射状に形成され、それらのラックのうち複数連続したイジェクト専用ラックが設けられた収容部と、
    複数の記録媒体のイジェクト命令を検出するイジェクト命令検出手段と、
    前記イジェクト命令検出手段により検出されたイジェクト命令に係る複数の記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させるイジェクト制御手段と、
    を備えたことを特徴とするチェンジャ装置。
  2. 複数の記録媒体を収容するための複数のラックが放射状に形成され、それらのラックのうち複数連続したイジェクト専用ラックが設けられた収容部と、
    前記ラックに収容された記録媒体を前記記録媒体の再生処理を行う再生位置まで移動させる記録媒体ローディング手段と、
    前記再生位置にある記録媒体を前記ラックに移動させる記録媒体アンローディング手段と、
    前記収容部を回転駆動して所定の記録媒体を前記記録媒体ローディング手段及び/又は前記記録媒体アンローディング手段に対向させる収容部駆動手段と、
    複数の記録媒体のイジェクト命令を検出するイジェクト命令検出手段と、
    前記イジェクト命令検出手段により検出されたイジェクト命令に係る複数の記録媒体を順次前記記録媒体ローディング手段に対向させ、前記記録媒体ローディング手段に対向させた記録媒体を前記再生位置まで移動させ、前記収容部を駆動して前記イジェクト専用ラックを前記記録媒体アンローディング手段に対向させ、前記再生位置にある記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするチェンジャ装置。
  3. 複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と、
    前記複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置に収容された記録媒体のイジェクトを指示する制御装置と、
    からなる記録媒体制御システムであって、
    前記複数のチェンジャ装置は、それぞれ、
    複数の記録媒体を収容するための複数のラックが放射状に形成され、それらのラックのうち複数連続したイジェクト専用ラックが設けられた収容部と、
    複数の記録媒体のイジェクト命令を検出するイジェクト命令検出手段と、
    前記イジェクト命令検出手段により検出されたイジェクト命令に係る複数の記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させるイジェクト制御手段と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記複数のチェンジャ装置のそれぞれに収容された記録媒体を一体的に管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理される情報に基づいて複数の記録媒体のイジェクト指示を出力するイジェクト指示手段と、
    前記イジェクト指示に係る複数の記録媒体が収容されるチェンジャ装置とラックを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別結果に基づいてイジェクト命令を出力するイジェクト命令出力手段と、
    を備え、
    前記チェンジャ装置は、受信したイジェクト命令が自機に関すると判断すると、イジェクト命令に対応する複数のラックに係る複数の記録媒体を前記イジェクト専用ラックに収容させることを特徴とする記録媒体制御システム。
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