JP4720080B2 - データ処理システム、データ処理装置及びデータ処理装置の制御方法 - Google Patents

データ処理システム、データ処理装置及びデータ処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ読取装置に格納された記録媒体のコンテンツデータに対応するデータを処理するためのデータ処理システム、データ処理装置及びデータ処理装置の制御方法に関する。
従来、画像(以下、静止画像やビデオ(動画像)を含む。)や音声を表す様々なデータ形式のコンテンツデータが、様々な形態で配布されている。
例えば、画像を表すコンテンツデータのデータ形式としては、MPEG1(Moving Picture Experts Group 1)、MPEG2、JPEG(Joint Photographic Experts Group;静止画像の圧縮フォーマット。)、MPEG4等があり、音声を表すコンテンツデータのデータ形式としては、PCM(Pluse Code Modulation)、AC3(Audio Code Number 3)(登録商標)、MP3(MPEG1 audio layer 3)、WMA(Windows Media(登録商標) Audio)等がある。
また、コンテンツデータの配布形態としては、例えば、記録媒体や、通信による配布形態がある。このような記録媒体は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、HDD(Hard Disc Drive)、メモリ媒体(例えば、メモリースティック(登録商標)、SDカード、マルチメディアカード。)等であり、通信については、USB等の有線伝送媒体や、無線LAN(Local Area Network)等の無線伝送媒体を介して、USB(Universal Serial Bus)、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のインターネットプロトコル、IEEE802.11b(無線LANプロトコル。)等の伝送形式に基づいて行われるものがある。
また、このような様々なデータ形式に応じてコンテンツデータを処理するデータ処理装置も種々考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特に最近では、DVDやCD等のディスクを格納可能かつデータ読み取り可能なディスクチェンジャ等の複数のデータ読取装置と、当該複数のデータ読取装置を統括的に制御してコンテンツデータを読み出す(或いは、読み出して再生する)データ処理装置と、当該データ処理装置を介して読み出したコンテンツデータを再生する子機とを備えたデータ処理システムが開発されつつある。
データ処理装置は、例えば建物のリビング等のメインルームに備え付けられ、ユーザはリビングにて音楽や映画を楽しむことができる。また、子機はリビング以外のサブルーム(例えば、ゲストルームや子供部屋等。)に設置され、ユーザはリビングにいなくても所望する音楽や映画を楽しむことができる。
特開平10−145780号公報
しかし、上記した従来のデータ処理システムには以下のような問題点がある。
つまり、データ読取装置に記録媒体が正規に格納されていても、他のコンテンツデータが現在再生中である等の理由により、再生要求されたンテンツデータが再生できない、若しくは、再生時に行われる一連の機械的動作等の理由により再生出力を得るまでに非常に時間が掛かってしまう、という問題があった。
本発明の課題は、入力されたコンテンツデータの再生要求に迅速に応じることができるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、
一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録された、コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と、
前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶するデータ処理装置と、
コンテンツデータの配信要求に応答して当該配信要求されたコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバと、
からなるデータ処理システムであって、
記データ処理装置は、
当該データ処理装置に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求されたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、を備え、
前記コンテンツ配信サーバは、
前記コンテンツ配信要求手段により前記コンテンツ配信要求信号と前記著作権データとを受信した場合に、当該受信した著作権データを解析してコンテンツデータ配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に当該コンテンツデータを、この配信要求を出力したデータ処理装置に送信することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録された、コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されると共に、コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバとネットワークを介して接続可能なデータ処理装置であって、
前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶手段と、
前記データ処理装置に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求されたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録されたコンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と、
前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶するデータ処理装置と、
前記データ処理装置に接続され、前記記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を該データ処理装置に指示する子機と、
コンテンツデータの配信要求に応答して当該配信要求されたコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバと、
からなるデータ処理システムであって、
記データ処理装置は、
当該データ処理装置若しくは前記子機に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求されたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、を備え、
前記コンテンツ配信サーバは、
前記コンテンツ配信要求手段により前記コンテンツ配信要求信号と前記著作権データとを受信した場合に、当該受信した著作権データを解析してコンテンツデータ配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に当該コンテンツデータを、この配信要求を出力したデータ処理装置に送信することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、
一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録されたコンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されて、前記コンテンツデータ及び前記著作権データを該データ読取装置から受信し、
コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバにネットワークを介して接続されて、当該コンテンツデータを該コンテンツ配信サーバから受信し、
記記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を指示するための子機に接続されて、当該再生指示されるコンテンツデータの出力要求を該子機から受信するデータ処理装置であって、
前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶手段と、
当該データ処理装置若しくは前記子機に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求したコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が、読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、当該再生要求したコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、
一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録された、コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されると共に、コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバとネットワークを介して接続可能なデータ処理装置の制御方法であって、
前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶ステップと、
前記データ処理装置に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求ステップと、
前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求したコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求ステップと、
前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力ステップと、
を備えたことを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、
一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録されたコンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されて、前記コンテンツデータ及び前記著作権データを受信し、
コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバにネットワークを介して接続されて、前記コンテンツデータを受信し、
記記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を指示するための子機に接続されて、当該再生指示したコンテンツデータの出力要求を受信するデータ処理装置の制御方法であって、
前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶ステップと、
当該データ処理装置若しくは前記子機に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求ステップと、
前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が、読み取り動作中か否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、当該再生要求したコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求ステップと、
前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力ステップと、
を含むことを特徴とする。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明を適用した第1の実施の形態について詳細に説明する。ここで、請求項9〜14のうち何れかの請求項に記載のコンテンツデータ再生要求手段、判別手段、コンテンツ配信要求手段、コンテンツ出力手段、記録手段の各機能は、何れも、以下に説明するマイクロコンピュータ20aが有する機能に対応し、著作権データ記憶手段は、HDD20dに対応している。
まず、図1を参照してデータ処理システム1の構成について説明する。データ処理システム1は、データ読取装置10−1、10−2、10−3、データ処理装置20、コンテンツ配信サーバ30を備える。
データ読取装置10−1、10−2、10−3、データ処理装置20は、例えばユーザの自宅の居間等のメインルームに、接続線2(例えば、RS−232CやIEEE1394等に基づくデータ伝送を行う。)を介して直列接続されて設置されている。
データ読取装置10−1、10−2、10−3にはそれぞれ機器IDが設定されている。データ読取装置10−1、10−2、10−3は、データ処理装置20から送信される各種制御データが自機に対するものであるか否かを、この制御データに含まれる機器IDを示すデータを参照して判定する。
データ処理装置20は、自機に対する各種指示、若しくは子機40−1、40−2(後述する)等から送信される各種指示に応じて、データ読取装置10−1、10−2、10−3を制御したり、コンテンツ配信サーバ30にアクセスしてデータの送受信を行う。
子機40−1、40−2は、例えば子供部屋やベッドルーム等のサブルームに例えば一台ずつ設置され、それぞれ、接続線3(例えば、自宅の電話回線(いわゆるHomePNA(Home Phoneline Networking Alliance))やLAN回線等。)を介してデータ処理装置20に接続されている。子機40−1、40−2は、データ読取装置10−1、10−2、10−3、データ処理装置20の動作を制御するための信号をデータ処理装置20に送信可能となっている。
コンテンツ配信サーバ30は、コンテンツ提供業者(レコード会社や映画会社等。)が使用する建物内に設置され、ネットワーク(例えば、インターネット等。)を介してデータ処理装置20に接続できるようになっている。
コンテンツ配信サーバ30は、コンテンツデータの配信要求が当該コンテンツデータに係る著作権データとともにネットワークを介して送信された場合、当該著作権データを解析してコンテンツデータ配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合には、このコンテンツデータを当該配信要求元に配信する。
次に、データ読取装置10−1、10−2、10−3、データ処理装置20、子機40−1、40−2の各々について詳細説明する。
まず、図2〜図4を参照してデータ読取装置10−1について説明する。
データ読取装置10−2、10−3については、データ読取装置10−1と同じ構成であるため、以下、簡略化のため図示及び説明を省略する。
ここで、データ読取装置10−1は、例えば400枚のディスク(CDやDVD等。)を格納することができるものとするが、格納可能なディスク枚数は400枚に限らない。また、データ読取装置10−1に格納される各ディスクには、TOC(Table Of Contents)情報、ディスクコード(ディスク製造元、カタログ番号、コンテンツ配信サーバ30のアドレス等の情報。)、ディスクタイトル、トラックタイトル等のテキストデータ(以下、ディスク関連データという。)に加え、音声や画像等のコンテンツデータや各コンテンツデータに係る著作権データ等が記録されている。尚、ディスクに記録される情報は上記のもののうち一部であっても構わないし、またこれら以外が記録されていても良い。
以下、コンテンツ配信サーバ30により生産若しくは認定された正規のディスクがデータ読取装置10−1等に格納されているものとする。
データ読取装置10−1は、例えば、ロータリートレイ101にディスクが格納された際や、データ処理装置20がリセットされた際等に、ロータリートレイ101に格納されているディスクのコンテンツデータに係る著作権データやディスク関連データを予め読み取ってデータ処理装置20に送信する。また、データ読取装置10−1は、データ処理装置20から指定されたディスクのコンテンツデータを読み取ってデータ処理装置20に送信する。
なお、著作権データは、上記のTOC、ディスクコード、テキストデータのうちの何れか一つ又は組み合わせであってもよい。
また、データ読取装置10−1は、ディスクから読み取ったコンテンツデータを、デコード処理せずにデータ処理装置20に送信する。これにより、送信速度が向上するが、データ読取装置10−1は、読み取ったコンテンツデータを、自機でデコードした後にデータ処理装置20に送信することも可能である。
データ読取装置10−1のディスク収納部の概略構成を図2に示す。
図2に示すように、ディスク収納部には、ロータリートレイ101、ロータリートレイ制御モータ102、ディスクアーム103、センサ支持板104、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104d等が基板105上に設置され、図中符号A1〜A6に示す信号ラインは、図4に示すマイクロコンピュータ106及びその周辺回路に接続されている。
ロータリートレイ101は、その中心から動径方向に伸びる400個のスロット(slot)を備えると共に、これらスロット上にディスクを立脚させることによってディスクを保持して格納するものであり、基板105の略中央部に設置される。また、ロータリートレイ101は、ロータリートレイ制御モータ102が供給する動力によって回転動作を行う。
ロータリートレイ制御モータ102は、図中符号A6に示す信号ラインを介してロータリートレイ制御モータドライバ110から出力される制御信号に応じてロータリートレイ101を駆動し、ロータリートレイ101に正確な回転動作を行わせる。
ディスクアーム103は、図中符号A5に示す信号ラインを介してディスクアーム制御モータドライバ111から送信される制御信号に応じて動作する。すなわち、上記制御信号に応じて、ディスクアーム103に対向するディスク搬送位置にあるスロット上のディスクを1枚引き出し、このディスクを図示しない再生装置にセットし、その再生後、再び元のスロットに格納する。
次に、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104dについて説明する。
第1センサ104a、第2センサ104bは基板105上にあり、かつ、ロータリートレイ101の下部に設置される。これらは、個々のスロット(ディスクの各格納場所)を検出すると共に、ロータリートレイ101の回転方向の検出を行う。
第1センサ104a、第2センサ104bは、ロータリートレイ101の回転中心軸から放射状に伸びる2つの異なる動径上にそれぞれ位置し、更に、ロータリートレイ101の回転中心からの距離がそれぞれ異なるように設置される。また、第1センサ104a、第2センサ104bの設置位置は、ロータリートレイ101の回転動作によって、第1センサ104aから出力される信号PH1と、第2センサ104bから出力される信号PH2とが、互いに1/4周期ずれて発生するような位置に設置されている(図3参照)。
第1センサ104aは、図中符号A1に示す信号ラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH1をマイクロコンピュータ106に出力し、第2センサ104bも、図中符号A2に示す信号ラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH2をマイクロコンピュータ106に出力する。
第3センサ104cは、基板105上に設置され、ロータリートレイ101の位置を特定する際に用いる信号PH3を出力する。第3センサ104cは、ロータリートレイ101の回転動作によって信号PH3を発生させ、図中符号A3に示す信号ラインを介してこの信号PH3をマイクロコンピュータ106に出力する。
ロータリートレイ101には信号PH3が“Low”となる複数の区間が円周方向に設けられており、これら各区間内に形成されたスロットの数は互いに全て異なる(例えば、図3(a)に示す信号PH3の“Low”区間は、スロット3つ分の区間に対応している。)。
ディスク有無検出センサ104dは、ロータリートレイ101の上部に設置されたセンサ支持板104に設置され、スロット上のディスクの有無を検出する。ディスク有無検出センサ104dは、図中符号A4に示す信号ラインを介してスロット上のディスクの有無を示す検出信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
ここで、図3(a)、(b)を参照してロータリートレイ101の位置及び回転方向の特定、ロータリートレイ101のスロット上のディスク有無の特定(何れも、マイクロコンピュータ106によって行われる。)について詳細に説明する。
図3(a)は、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104cが各々出力する信号PH1、PH2、PH3のタイミングチャートであり、図3(b)は、第1センサ104a、第2センサ104bが各々出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号のタイミングチャートである。
図中符号C1〜C5は、マイクロコンピュータ106がスロットを一つずつカウントするカウントタイミングを示す。このカウントタイミングは、信号PH1、PH2が共に“Low”となる場合にのみ生じるものであり、それ以外の場合には、カウントタイミングは生じない。
なお、図中符号C1〜C5に示すカウントタイミングは、実際の動作時に生じる複数のカウントタイミングの一部を例示したものである。
ロータリートレイ101の位置の特定:
信号PH3の“Low”区間内に包含される上記カウントタイミングの数(スロットの数)が計数されることにより、ロータリートレイ101の位置が特定可能となる。
ロータリートレイ101の回転方向の特定:
信号PH1、PH2の位相は互いに1/4周期ずれており、ロータリートレイ101の回転方向が逆転すれば、この位相も逆転して図3(a)の信号PH1と信号PH2の信号が入れ替わる。すなわち、信号PH1、PH2の位相からロータリートレイ101の回転方向が特定される。
例えば、信号PH1、PH2が共に“Low”のカウントタイミングの後、信号PH1が“High”に切り替わると、ロータリートレイ101の回転方向は右回転である特定され、信号PH2が“High”に切り替わると、ロータリートレイ101の回転方向は左回転であると特定される。
ディスクの有無の特定:
図3(b)に示すように、ディスク有無検出センサ104dは、“High”信号を標準値として出力する。ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するスロットにディスクが格納されていれば、ディスク有無検出センサ104dは、上記標準値を継続して出力し、マイクロコンピュータ106はRAMにこのデータを記憶する。
それに対し、ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するスロットにディスクが格納されていなければ、ディスク有無検出センサ104dは“Low”信号1パルス分を出力し、マイクロコンピュータ106はRAMにこのデータを記憶する。
次に、図4を参照して、データ読取装置10−1の制御系の構成について詳細に説明する。
図4に示すように、データ読取装置10は、マイクロコンピュータ106、RAM106a、入力部107、表示部108、交換口開閉制御モータドライバ109、ロータリートレイ制御モータドライバ110、ディスクアーム制御モータドライバ111、DSP112、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114、及び、交換口開閉制御モータ115、通信制御部116等を備え、入力部107、表示部108、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114、及び、交換口開閉制御モータ115を除く各部は、複数のバスによって相互に接続される。
マイクロコンピュータ106は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、データ読取装置10−1を統括的に制御する。当該ROMには、データ読取装置10−1を制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、当該RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ106は、図中符号A1〜A4に示す信号ラインを介して第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104dの出力信号を受信し、当該受信した信号に基づいてロータリートレイ101の動作を制御するための各種位置データを算出してRAMに記憶する。
マイクロコンピュータ106は、入力部107を介して入力される各種操作信号に応じて、交換口100の開閉動作、ロータリートレイ101の回転動作、ディスクアーム103の動作、或いはディスクがセットされた再生装置(図示略)が行う再生処理等を制御する。
マイクロコンピュータ106は、上記したように、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104dの各出力信号に基づいて、ロータリートレイ101の位置や回転方向およびディスク有無等を特定する。
マイクロコンピュータ106は、データ処理装置20から接続線2を介して送信される各種指示に応じて、データ読取装置10−1の再生等を制御する。データ処理装置20から受信した再生指示信号が自機に対するものである場合には、再生指示信号に示されるスロットに対応するディスクを再生する。再生されたコンテンツデータは、接続線2を介してデータ処理装置20に送信される。
入力部107は、データ読取装置10の操作に係る各種操作キーや操作ダイアル等(図示せず。)を具備する。そして、これら操作キーや操作ダイアルが操作されると、当該操作信号はマイクロコンピュータ106に入力される。
表示部108は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置10bを有する。この表示部108は、マイクロコンピュータ106から送信される各種表示データを表示装置10bに表示する。例えば、再生中ディスクのトラック番号や、再生中ディスクのTOCデータ、或いはデータ読取装置10の各種動作モード(回転移動中、或いはディスク検索中等)や、交換口100の開閉状態等を表示する。
交換口開閉制御モータドライバ109は、マイクロコンピュータ106から送信される制御信号に基づいて、交換口100を開閉する為の交換口開閉制御モータ115を駆動する。
ロータリートレイ制御モータドライバ110は、マイクロコンピュータ106から送信される制御信号に基づいて、ロータリートレイ101を回転させる為のロータリートレイ制御モータ102を駆動する。
ディスクアーム制御モータドライバ111は、マイクロコンピュータ106から送信される制御信号に基づいて、ディスクアーム103を動作させる為のディスクアーム制御モータ(図示略)を駆動する。
DSP(Digital Signal Processor)112は、ピックアップユニット113から出力されるコンテンツデータをマイクロコンピュータ106が処理可能なデータ形式に高速変換し、マイクロコンピュータ106に送信する。
ピックアップユニット113は、上記再生装置(図示略)にセットされたディスクに予め記録されたディスク関連データ、コンテンツデータ及び著作権データ等を読み出す。
ロード/アンロードSW114は、上記図示しない再生装置に対しディスクが新規にセットされた場合に当該ディスクからディスク関連データ、著作権データ等を読み取るか、或いは、上記再生装置からディスクが開放(イジェクト)される際に、既に読み取られ、データ処理装置20に送信されたディスク関連データ、著作権データ等をクリアする旨の指示をデータ処理装置20に送信するか、の何れかを指示する信号をマイクロコンピュータ106に送信する。
次に、図5を参照してデータ処理装置20について説明する。
データ処理装置20は、マイクロコンピュータ20a、I/F20b、通信部20c、HDD20d、デコーダ20e、出力部20f、表示部20g、入力部10h等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ20aは、図示しないCPUやROM、RAMを備え、当該ROMに格納されたプログラムを実行することによりデータ処理装置20を統括的に制御する。当該ROMには、データ処理装置20を制御して各種機能を実現するための主制御プログラムや各種アプリケーションプログラム等が格納され、当該RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ20aは、データ読取装置10−1、10−2、10−3により読み取られた各ディスクのディスク関連データ及び著作権データをHDD20dに格納する。この際、マイクロコンピュータ20aは、当該ディスク関連データ及び著作権データに基づき、データ読取装置10−1、10−2、10−3に現在格納中の全ディスクのコンテンツリストを表示するためのコンテンツリストデータを作成してHDD20dに格納する。このコンテンツリストデータは、データ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されている全ディスクの全コンテンツデータ毎のレコードによって成る。
各レコードには、コンテンツ番号、コンテンツ名(例えば、曲名や画像名。)、アーティスト名、当該コンテンツデータが記録されているディスク名、ディスク番号等のデータが記録されている。ここで、ディスク番号は、ユーザにより設定される、或いは、マイクロコンピュータ20aにより自動的に設定される。
コンテンツデータは、データ読取装置10−1、10−2、10−3の何れかにディスクがセットされる、或いはイジェクトされる度にマイクロコンピュータ20aにより作成(更新)される。
マイクロコンピュータ20aは、入力された指示に応じて、上記コンテンツリストデータの内容を表示部20gに表示する。更に、マイクロコンピュータ20aは、当該コンテンツリストデータの表示内容を、ディスク関連データの詳細内容(例えば、ディスクが格納されている機器の機器IDや、ディスク名或いはコンテンツ名の頭文字等。)をキーにしてソートする機能を有する。また、入力されたコンテンツ名(或いは、その一部。)に合致するコンテンツデータが記録されたディスクをコンテンツリストデータに基づいて検索(文字検索)し、当該検索結果を表示する機能も有する。これにより、ユーザは、コンテンツリストデータの内容を自分好みにカスタマイズして表示可能となり、ディスク選択が容易化が図られる。
マイクロコンピュータ20aは、上記コンテンツリストデータに対し、現在コンテンツデータの読み取りが行われているデータ読取装置(データ読取装置10−1、10−2、10−3の何れか。)に格納されている全ディスクの全コンテンツに係るレコードの所定個所に読み取り不可を示すフラグを各々立てる(例えば、読み取りが行える場合を“1”とし、読み取りが行えない場合を“0”とする等。)。
マイクロコンピュータ20aは、データ読取装置10−1、10−2、10−3の機器IDと、ロータリートレイ101上のスロット番号との組み合わせによって成るディスク管理データに基づいてディスクを選択する等のディスク操作を行う。このディスク管理データは、データ読取装置10−1、10−2、10−3の何れかにディスクがセットされる、或いはイジェクトされる度にマイクロコンピュータ20aにより作成(更新)される。
上記ディスク管理データの内容は、ユーザがディスク操作を行う際に用いるディスク番号(コンテンツリストデータの各レコードに記録されているもの。)とは異なっていてもよい。この場合、ディスク管理データの内容とディスク番号との対応関係を示すLUT(Look Up Table)データがHDD20dに格納され、マイクロコンピュータ20aは、ディスク操作の際に、このLUTを参照してディスク操作を行う。
マイクロコンピュータ20aは、データ読取装置10−1、10−2、10−3やネットワークから取得したコンテンツデータを、自機で再生(表示部20gに表示させる、或いは、出力部20fに放音させる等。)する場合には、当該コンテンツデータをデコーダ20eにデコードさせ、自機で再生しない場合(すなわち、子機40−1、40−2で再生する場合)には、当該コンテンツデータをデコードせずに子機40−1、40−2に送信する。
I/F20bは、接続線2を介してデータ読取装置10−1、10−2、10−3との間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、RS−232CやIEEE1394等のシリアルインターフェース等。)を備える。
通信部20cは、接続線3を介して子機40−1、40−2との間でデータの送受信を行うためのインターフェースを備えると共に、インターネット等のネットワークを介してコンテンツ配信サーバ30等の外部機器との間でデータの送受信を行うためのインターフェースを備える。
HDD20dは、読み出し/書き込み自在な大容量メモリであり、デコーダ20eは、データ読取装置10−1、10−2、10−3やネットワーク等から送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式(例えば、MP3形式、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式やMPEG−2形式等。)に応じてデコードする。
出力部20fは、音声出力スピーカ(或いは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等。)を備え、マイクロコンピュータ20aから送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等。)をアナログ信号に変換して上記スピーカから放音する。また、出力部20fは、各種サラウンド設定(例えば、ドルビーデジタル(登録商標)や5.1チャンネル等。)に対応したものとなっている。
表示部20gは、LCD(Liquid Crystal Display)やプラズマディスプレイ等の映像表示装置を備え、マイクロコンピュータ20aから送信される各種表示データ(例えば、動画や静止画等、デコードされたコンテンツデータの内容等。)を当該映像表示装置に表示する。
入力部10hは、データ処理装置20、データ読取装置10−1、10−2、10−3を各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備える。
次に、図6を参照して子機40−1について説明する。なお、子機40−2は、子機40−1と同一の構成を有するため、以下、子機40−2についての詳細な説明を省略する。
子機40−1は、マイクロコンピュータ40a、通信部40b、デコーダ40c、出力部40d、表示部40e、入力部40f等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ40aは、図示しないCPUやROM、RAMを備え、当該ROMに格納されたプログラムを実行することにより子機40−1を統括的に制御する。当該ROMには、子機40−1を制御するための主制御プログラムや各種アプリケーションプログラム等が格納され、当該RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ40aは、コンテンツリストデータをデータ処理装置20から受信すると、当該コンテンツリストデータの内容を表示部40eに表示する。
通信部40bは、接続線3を介してデータ処理装置20との間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、LANやHPNA(Home Phoneline Network Alliance)等に応じたインターフェース。)を備える。
デコーダ40cは、データ処理装置20から送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式に応じてデコードする。
出力部40dは、音声出力スピーカ(或いは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等。)を備え、マイクロコンピュータ40aから送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等。)をアナログ信号に変換して上記スピーカから放音する。また、出力部40dは、各種サラウンド設定(例えば、5.1チャンネル。)に対応したものとなっている。
表示部40eは、LCD等の映像表示装置を備え、マイクロコンピュータ40aから送信される各種表示データを表示する。例えば、図7に示すように、表示部40eは、データ読取装置10−1、10−2、10−3に格納中のディスク名や曲名等の情報を表示する。
入力部10hは、データ処理装置20、データ読取装置10−1、10−2、10−3を各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備える。
なお、子機40−1は、DVD等のコンテンツデータの再生が行えるようにしてもよい。この場合、表示部40eは、LCDの他に、プラズマディスプレイ等の映像表示装置を備え、マイクロコンピュータ20aから送信される各種表示データ(例えば、動画や静止画等、デコードされたコンテンツデータの内容等。)を当該映像表示装置に表示する。
次に、データ処理システム1の動作を説明する。
まず、図7を参照して、コンテンツデータの読取中にコンテンツデータの取得要求が新たに入力された場合の動作について説明する。
データ処理装置20のマイクロコンピュータ20aは、データ読取装置10−1、10−2、10−3のうち何れか一台からコンテンツデータの読み取りを行っている際に(ステップS10)、同一のデータ読取装置に対して新たなコンテンツデータの取得要求が自機或いは子機40−1、40−2等から入力されると(ステップS11)、当該取得要求されたコンテンツデータの配信要求と当該コンテンツデータの著作権データとを、コンテンツ配信サーバ30に送信する(ステップS12)。
すなわち、マイクロコンピュータ20aは、コンテンツ配信サーバ30に著作権データを送信することにより、当該コンテンツデータが記録された正規のディスクがデータ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されている旨(すなわち、データ処理装置20のオーナーが所持している旨)をコンテンツ配信サーバ30に通知する。
ステップS12の後、コンテンツ配信サーバ30は、上記送信された著作権データを解析し、上記要求されたコンテンツデータが配信可能であると判定した場合には、当該コンテンツデータをデータ処理装置20に配信する(ステップS13)。
ステップS13の後、マイクロコンピュータ20aは、上記コンテンツ配信サーバ30から送信されたコンテンツデータを、上記コンテンツデータの取得要求元(子機40−1、40−2や自機(データ処理装置20))に送信する(ステップS14)。ここで、データ処理装置20に送信された場合、コンテンツデータは、更に、データ処理装置20の出力部20f(音声出力スピーカ。)や表示部20g(映像表示装置)、或いは、データ処理装置20に接続された他の音声出力スピーカや映像表示装置に出力される。
これにより、ステップS10においてデータ読取装置10−1、10−2、10−3のうち何れか一台からコンテンツデータが現在読み取られている場合、同一のデータ読取装置に対してコンテンツ取得要求が指示されても、当該読取処理を中断することなく、ステップS11において入力された新たなコンテンツデータの取得要求が、大きな遅延を伴わずに達成できる。
<第2の実施の形態>
次に、図面を参照して本発明を適用した第2の実施の形態について詳細に説明する。本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態のデータ処理システム1(図1〜図6を参照。)と同一システムを用いるものとする。従って、簡略化のため、以下ではデータ処理システム1についての図示及び説明を、同一符号を付す等して省略する。
ここで、請求項1〜8のうち何れかの請求項に記載のコンテンツ配信要求手段、コンテンツ出力手段、記録手段の各機能は、マイクロコンピュータ20aが有する機能に対応している。
以下、図8を参照して、データ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されたディスクのコンテンツデータをHDD20dに格納する旨の指示が入力された場合の動作について説明する。
データ処理装置20のマイクロコンピュータ20aは、例えば、データ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されたディスクのコンテンツデータをHDD20dにコピーする旨の指示(ときには圧縮を伴う)が入力されると(ステップS20)、当該コンテンツデータの配信要求と当該コンテンツデータの著作権データとを、コンテンツ配信サーバ30に送信する(ステップS21)。
すなわち、マイクロコンピュータ20aは、コンテンツ配信サーバ30に著作権データを送信することにより、当該コンテンツデータが記録された正規のディスクがデータ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されている旨(すなわち、データ処理装置20のオーナーが所持している旨)をコンテンツ配信サーバ30に通知する。
ステップS21の後、コンテンツ配信サーバ30は、上記送信された著作権データを解析し、上記要求されたコンテンツデータが配信可能であると判定した場合には、当該コンテンツデータをデータ処理装置20に配信する(ステップS22)。
ステップS22の後、マイクロコンピュータ20aは、コンテンツ配信サーバ30から送信されたコンテンツデータをHDD20dに格納する(ステップS23)。格納されたコンテンツデータは、自機(データ処理装置20)の出力部20f(音声出力スピーカ)や表示部20g(映像表示装置)、或いは、データ処理装置20に接続された他の音声出力スピーカ及び/又はは映像表示装置に再生出力されても良いし、子機に送信されてもよい。
以上説明したように、上述した第1、第2の実施の形態では、データ処理システム1は、データ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されたディスクのコンテンツデータに係る著作権データをコンテンツ配信サーバ30に送信することにより、当該コンテンツデータがコンテンツ配信サーバ30から配信されHDD20dに格納可能となる。
なお、コンテンツ配信サーバ30から受信したコンテンツデータをHDD20dに格納せず、子機40−1、40−2に直接送信するようにしてもよい。この際、必要に応じて所定量のバッファリングが行われる可能性がある。
従って、取得要求の入力に応じてコンテンツデータの記録や送信(或いは、再生)を行う場合、当該コンテンツデータがコンテンツ配信サーバ30から配信可能となるので、記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生するよりも遥かに早くコンテンツデータが取得できる。
すなわち、複数のデータ読取装置からコンテンツデータを読み取ってデータ処理を行うためのデータ処理システム、データ処理装置及びプログラムにおいて、入力されたコンテンツデータの取得要求に迅速且つ確実に応じることが可能となり、機能性、操作性の向上が図れる。
なお、上記した第1の実施の形態及び第2の実施の形態における記述は、本発明に係るデータ処理システム、データ処理装置及び制御方法の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるデータ処理システム1、データ処理装置20の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、データ読取装置10−1、10−2、10−3に装填するディスクは、CD、DVDに加え、CD―R(CD-Recordable)やCD―RW(CD-ReWritable)等に対しても適用可能である。
また、データ読取装置は複数台である必要はないし、また、子機も必ずしも必要ではない。更に、HDD20dへのコンテンツデータの格納後は、当該データ処理装置20での再生処理は勿論のこと、子機への送信に供してもよい。また、以下に示すHDD20dへの記録に替えて、受信したコンテンツデータを子機に直接送信してもよい。
また、データ読取装置10−1、10−2、10−3は、何れもデータ処理装置20に内蔵されるものであってもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態において、HDD20dに格納された著作権データ及び/又はコンテンツデータは、当該コンテンツデータが記録された正規のディスクがデータ読取装置10−1、10−2、10−3からイジェクトされた場合、データ読取装置10−1、10−2、10−3の各交換口100がオープンされた場合、或いは、データ読取装置10−1、10−2、10−3やデータ処理装置20の電源がオフ(パワーオフ)された場合(すなわち、正規のディスクが実際にイジェクトされた場合或いはイジェクト可能な場合)には、必要に応じてHDD20dから消去されるようにしてもよい。
以下、図9に示すフローチャートを参照して、このような場合におけるデータ処理装置20の動作について説明する。
マイクロコンピュータ20aは、HDD20dに現在格納されているコンテンツデータが記録された正規のディスクがデータ読取装置10−1、10−2、10−3からイジェクトされたか否か、或いは当該ディスクを格納するデータ読取装置10−1、10−2、10−3の交換口100がオープンされたか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30の段階で、上記正規のディスクがデータ読取装置10−1、10−2、10−3からイジェクトされた、或いは、当該ディスクを格納するデータ読取装置10−1、10−2、10−3の交換口100がオープンされた場合(ステップS30;Yes)、マイクロコンピュータ20aは、当該著作権データ及び/又はコンテンツデータをHDD20dから消去する(ステップS32)。
ステップS30の段階で、上記正規のディスクがデータ読取装置10−1、10−2、10−3からイジェクトされていない、或いは、当該ディスクを格納するデータ読取装置10−1、10−2、10−3の交換口100がオープンされていない場合には(ステップS30;No)、更に、データ読取装置10−1、10−2、10−3、或いは自機(データ処理装置20)がパワーオフされたか否かを判定する(ステップS31)。
ステップS31の段階で、自機がパワーオフされていない場合(ステップS31;No)、マイクロコンピュータ20aは、ステップS30の処理に戻り、自機がパワーオフされた場合(ステップS31;Yes)、ステップS32に移行して当該著作権データ及び/又はコンテンツデータをHDD20dから消去する。
これにより、記録媒体がデータ読取装置10−1、10−2、10−3に格納されている場合にのみ、当該記録媒体に記録された各コンテンツデータの著作権データが利用できることとなるので、著作権が適切に保護される。
本発明を適用したデータ処理システムの構成を示す図である。 本発明を適用したデータ読取装置が備える複数ディスクを収納する収納部の概略構成を示す図である。 (a)は、図2に示す第1〜第3センサが出力する信号PH1〜PH3のタイミングチャートであり、(b)は、図2に示す第1、第2センサが出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサが出力するディスク有無検出信号のタイミングチャートである。 本発明を適用したデータ読取装置の内部回路を示す図である。 本発明を適用したデータ処理装置の内部構成を示す図である。 図1に示す子機の内部構成を示す図である。 本発明を適用したデータ処理システムによる処理内容を説明する図である。 本発明を適用したデータ処理システムによる処理内容を説明する図である。 本発明を適用したデータ処理装置による処理内容を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 データ処理システム
10 データ読取装置
10−1〜10−3 データ読取装置
20 データ処理装置
20a マイクロコンピュータ
20b I/F
20c 通信部
20d HDD
20e デコーダ
20f 出力部
20g 表示部
20h 入力部
30 コンテンツ配信サーバ
40a マイクロコンピュータ
40b 通信部
40c デコーダ
40d 出力部
40e 表示部
40f 入力部
40−1、40−2 子機
100 交換口
101 ロータリートレイ
102 ロータリートレイ制御モータ
103 ディスクアーム
104 センサ支持板
104a 第1センサ
104b 第2センサ
104c 第3センサ
104d ディスク有無検出センサ
105 基板
106 マイクロコンピュータ
107 入力部
108 表示部
109 交換口開閉制御モータドライバ
110 ロータリートレイ制御モータドライバ
111 ディスクアーム制御モータドライバ
112 DSP
113 ピックアップユニット
114 ロード/アンロードSW
115 交換口開閉制御モータ

Claims (16)

  1. 一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録された、コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と、
    前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶するデータ処理装置と、
    コンテンツデータの配信要求に応答して当該配信要求されたコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバと、
    からなるデータ処理システムであって、
    記データ処理装置は、
    当該データ処理装置に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
    前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求されたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、を備え、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    前記コンテンツ配信要求手段により前記コンテンツ配信要求信号と前記著作権データとを受信した場合に、当該受信した著作権データを解析してコンテンツデータ配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に当該コンテンツデータを、この配信要求を出力したデータ処理装置に送信することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記データ処理装置は、前記出力要求が読取動作中の記録媒体以外の記録媒体への記録指示である場合に前記コンテンツ出力手段から出力されたコンテンツデータを読取動作中の記録媒体以外の記録媒体に記録するための記録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記データ処理装置と通信可能に接続される子機を更に備え、
    前記コンテンツ出力手段は、前記出力要求が前記子機に対する出力指示である場合、前記コンテンツ出力手段から出力されたコンテンツデータを前記子機に送信するよう出力制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  4. 前記データ処理装置は音声出力スピーカ及び/又は映像表示装置を更に備え、
    前記コンテンツ出力手段は、前記出力要求が前記データ処理装置における再生出力指示である場合、前記コンテンツ出力手段から出力されたコンテンツデータを前記音声出力スピーカ及び/又は前記映像表示装置に出力するよう制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  5. 前記記録手段は、前記コンテンツ出力手段から出力されたコンテンツデータを前記データ処理装置に内蔵されたHDD(Hard Disk Drive)に記録することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理システム。
  6. 前記データ読取装置に格納された記録媒体の排出に対応して、前記データ処理装置に記憶された著作権データを削除する著作権データ削除手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のデータ処理システム。
  7. 前記データ読取装置は前記データ処理装置に内蔵されたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータ処理システム。
  8. 一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録された、コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されると共に、コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバとネットワークを介して接続可能なデータ処理装置であって、
    前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶手段と、
    前記データ処理装置に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
    前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求されたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  9. 一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録されたコンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と、
    前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶するデータ処理装置と、
    前記データ処理装置に接続され、前記記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を該データ処理装置に指示する子機と、
    コンテンツデータの配信要求に応答して当該配信要求されたコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバと、
    からなるデータ処理システムであって、
    記データ処理装置は、
    当該データ処理装置若しくは前記子機に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
    前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求されたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、を備え、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    前記コンテンツ配信要求手段により前記コンテンツ配信要求信号と前記著作権データとを受信した場合に、当該受信した著作権データを解析してコンテンツデータ配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に当該コンテンツデータを、この配信要求を出力したデータ処理装置に送信することを特徴とするデータ処理システム。
  10. 前記コンテンツ出力手段は、前記出力要求が前記子機からのものである場合、前記コンテンツ出力手段から出力されたコンテンツデータを前記子機に送信するよう出力制御することを特徴とする請求項9に記載のデータ処理システム。
  11. 前記データ処理装置は音声出力スピーカ及び/又は映像表示装置を更に備え、
    前記コンテンツ出力手段は、前記出力要求が前記データ処理装置からのものである場合、前記コンテンツ出力手段から出力されたコンテンツデータを前記音声出力スピーカ及び/又は前記映像表示装置に出力するよう制御することを特徴とする請求項9に記載のデータ処理システム。
  12. 前記データ読取装置に格納された記録媒体の排出に対応して、前記データ処理装置に記憶された著作権データを削除する著作権データ削除手段を備えたことを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載のデータ処理システム。
  13. 前記データ読取装置は前記データ処理装置に内蔵されたものであることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載のデータ処理システム。
  14. 一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録されたコンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されて、前記コンテンツデータ及び前記著作権データを該データ読取装置から受信し、
    コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバにネットワークを介して接続されて、当該コンテンツデータを該コンテンツ配信サーバから受信し、
    記記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を指示するための子機に接続されて、当該再生指示されるコンテンツデータの出力要求を該子機から受信するデータ処理装置であって、
    前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶手段と、
    当該データ処理装置若しくは前記子機に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求したコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求手段と、
    前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が、読み取り動作中か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、当該再生要求したコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求手段と、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  15. 一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録された、コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されると共に、コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバとネットワークを介して接続可能なデータ処理装置の制御方法であって、
    前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶ステップと、
    前記データ処理装置に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求ステップと、
    前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が読み取り動作中か否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップで、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、前記出力要求したコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力ステップと、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置の制御方法。
  16. 一若しくは複数の記録媒体を格納し、当該記録媒体に記録されたコンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係る著作権データを読み出すデータ読取装置と制御可能に接続されて、前記コンテンツデータ及び前記著作権データを受信し、
    コンテンツデータの配信要求と著作権データとを受信した場合に当該著作権データを解析して配信可能と判定したコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サーバにネットワークを介して接続されて、前記コンテンツデータを受信し、
    記記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を指示するための子機に接続されて、当該再生指示したコンテンツデータの出力要求を受信するデータ処理装置の制御方法であって、
    前記著作権データを前記データ読取装置から受信して記憶する著作権データ記憶ステップと、
    当該データ処理装置若しくは前記子機に入力された、記記録媒体に記録されたコンテンツデータの出力要求に応答して、当該出力要求されたコンテンツデータの再生を指示するコンテンツデータ再生要求信号を前記データ読取装置に出力するコンテンツデータ再生要求ステップと、
    前記コンテンツデータ再生要求信号が出力されたデータ読取装置が、読み取り動作中か否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップで、前記コンテンツデータ再生要求信号が出力された前記データ読取装置が読み取り動作中であると判別された場合、当該再生要求したコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ配信要求信号と、当該コンテンツデータに係る著作権データとを前記コンテンツ配信サーバに送信するコンテンツ配信要求ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツデータを、当該コンテンツデータの出力要求に対応して出力するよう制御するコンテンツ出力ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ処理装置の制御方法。
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