JP3919730B2 - データ再生システム及び制御装置 - Google Patents

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本発明は、データ再生システム及び制御装置に関する。
近年、1台の制御装置に対して複数のディスクチェンジャ装置を接続し、多数枚のディスク(例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等)に記録された音声データ、映像データ等を再生することができるデータ再生システムが開発されている。各ディスクチェンジャ装置は、多数枚のディスクを収納しており、制御装置からの再生指示に応じて、ディスクの読取動作を行う(例えば、特許文献1参照。)。
また、データ再生システムの使用環境としては、制御装置及び各ディスクチェンジャ装置は、例えば、家庭のリビングなどに備えつけられ、リビングにて音楽や映画を楽しむ用途に利用される他、各部屋に備えられた子機が制御装置に接続され、各子機からの指示により各ディスクチェンジャ装置に収納されているディスクの再生を行うことができる。
特開2002−162862号公報
しかしながら、制御装置に複数の子機が接続された従来のデータ再生システムでは、子機からディスクの再生が指示されたときに、そのディスクを収容するディスクチェンジャ装置が読取動作中である場合、再生指示をした子機に応答して再生を行うことができず、ユーザにとって使い勝手が悪いという問題点があった。
本発明の課題は、子機から再生指示されたディスクを収容するディスクチェンジャ装置が読取動作中であっても、再生指示をした子機に応答して再生を可能にすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、記録媒体に記録されたデータを読み取る複数の読取装置と、前記複数の読取装置と通信可能に接続され、各読取装置を制御する制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続され、前記複数の読取装置に収容された記録媒体に記録されたデータの再生を指示するための複数の子機と、を備えたデータ再生システムであって、前記制御装置は、前記複数の読取装置に収容された記録媒体に記録されたデータのカテゴリーのデータを記憶する記憶部と、前記複数の子機の一つから、記録媒体の記録データの再生が指示されると、当該記録媒体を収容する読取装置が、現在読取動作中であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、再生指示された記録媒体を収容する読取装置が現在読取動作中であると判定された場合、前記記憶部に記憶された内容に基づいて、前記再生指示された記録媒体の記録データのカテゴリーを判別するカテゴリー判別手段と、前記複数の読取装置のうち、現在読取動作が行われていない読取装置に収容された記録媒体の中から、前記カテゴリー判別手段により判別されたカテゴリーに属するデータが記録された記録媒体を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された記録媒体の記録データの読み取りを、当該記録媒体を収容する読取装置に指示し、当該読取装置から受信した記録データを前記再生指示した子機に送信する再生データ送信手段と、を備え、前記複数の子機の各々は、前記制御装置から送信された記録媒体の記録データを再生出力する出力部を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、在読取動作中であると判定された場合、当該読取装置が現在読取動作中である旨を通知するメッセージを前記再生指示した子機に送信するメッセージ送信手段を備え、前記複数の子機の各々は、前記制御装置から前記メッセージが受信された場合、当該メッセージを通知する通知手段を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記制御装置は、前記抽出手段により抽出された記録媒体のリストを前記再生指示した子機に送信するリスト送信手段を備え、前記子機は、前記制御装置から前記抽出された記録媒体のリストが受信された場合、受信された記録媒体のリストの中から、子機で再生する記録媒体を選択する選択手段と、前記選択手段による選択結果を前記制御装置に送信する選択結果送信手段と、を備え、前記制御装置の再生データ送信手段は、前記再生指示した子機から前記選択結果が受信された場合、その選択された記録媒体の記録データを読み出して当該子機に送信することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、記録媒体に記録されたデータを読み取る複数の読取装置と、前記複数の読取装置の何れかに収容された記録媒体の再生を指示することが可能な複数の子機に接続された制御装置であって、前記複数の読取装置に収容された記録媒体に記録されたデータのカテゴリーのデータを記憶する記憶部と、前記複数の子機の一つから、記録媒体の記録データの再生が指示されると、当該記録媒体を収容する読取装置が、現在読取動作中であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、再生指示された記録媒体を収容する読取装置が現在読取動作中であると判定された場合、前記記憶部に記憶された内容に基づいて、前記再生指示された記録媒体の記録データのカテゴリーを判別するカテゴリー判別手段と、前記複数の読取装置のうち、現在読取動作が行われていない読取装置に収容された記録媒体の中から、前記カテゴリー判別手段により判別されたカテゴリーに属するデータが記録された記録媒体を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された記録媒体の記録データの読み取りを、当該記録媒体を収容する読取装置に指示し、当該読取装置から受信した記録データを前記再生指示した子機に送信する再生データ送信手段と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、子機から再生指示された記録媒体を収容する読取装置が現在読取動作中であっても、再生指示された記録媒体の記録データと同一のカテゴリーのデータが記録された記録媒体を再生することができ、ユーザにとっての使い勝手が向上する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本実施の形態における構成を説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデータ再生システム1の構成について説明する。データ再生システム1は、図1に示すように、複数のディスクチェンジャ装置(以下、チェンジャと称する。)10a、10b、10c、制御装置20、複数の子機30a、30bを備えて構成されている。なお、データ再生システム1を構成するチェンジャの台数、子機の台数は、特に限定されない。
チェンジャ10a、10b、10c、制御装置20は、例えば、ユーザの自宅の居間等のメインルームに設置されており、制御装置20と、チェンジャ10a、10b、10cは、IEEE1394等の高速デジタル伝送方式での伝送が可能な接続線2を介して直列に接続されている。子機30a、30bは、例えば、子供部屋やベッドルーム等のサブルームに一台ずつ設置され、それぞれ、接続線3(例えば、自宅の電話回線等)を介して制御装置20に接続されている。
チェンジャ10a、10b、10cには、各チェンジャを一意的に識別するためのチェンジャコードが設定されている。チェンジャ10a、10b、10cは、制御装置20から送信される各種制御データが自機に対するものであるか否かを、この制御データに含まれるチェンジャコードを示すデータを参照して判定する。図2に、制御装置20から各チェンジャ10a〜10cに送信される制御データのデータ構造の一例を示す。図2に示すように、制御装置20から送信される制御データは、ヘッダ情報、チェンジャコード及び制御指令を示す制御コード(例えば、○番のディスクを再生、再生停止等)により構成されている。
制御装置20は、子機30a、30b等から送信される各種指示に応じて、チェンジャ10a、10b、10cを制御する。
子機30a、30bは、制御装置20に対し、チェンジャ10a、10b、10cに収容されたディスクの再生を指示する。
次に、チェンジャ10a、10b、10c、制御装置20、子機30a、30bの構成について詳細に説明する。
まず、図3〜図5を参照して、本発明の読取装置としてのチェンジャ10aの構成について詳細に説明する。チェンジャ10b、10cは、チェンジャ10aと同じ構成であるため、これらの図示及び詳細な説明を省略する。
なお、本実施の形態において、チェンジャ10aは、例えば400枚のディスク(CD等)を収容可能であるものとするが、収容可能なディスク枚数は400枚に限定されない。チェンジャ10aに収容される各ディスクには、音声データ等のコンテンツデータの他、TOC(Table Of Contents)情報、ディスクコード(ディスク製造元、カタログ番号等の情報)、ディスクタイトル、トラックタイトル等のテキストデータ等が記録されている。
チェンジャ10aは、例えば、ロータリートレイ101にディスクが装填された際や、制御装置20がリセットされた際等に、ロータリートレイ101に収容されているディスクのコンテンツデータに係るディスク関連データを予め読み取って制御装置20に送信する。また、チェンジャ10aは、制御装置20から指定されたディスクのコンテンツデータを読み取って制御装置20に送信する。
図3に、チェンジャ10aのディスク収納部の概略構成を示す。
図3に示すように、ディスク収納部には、ロータリートレイ101、ロータリートレイ制御モータ102、ディスクアーム103、センサ支持板104、第1センサ104a〜ディスク有無検出センサ104d等が基板105上部に設置されている。図中符号A1〜A6に示す信号ラインは、図5に示すマイクロコンピュータ106及びその周辺回路に接続される。
ロータリートレイ101は、その中心から動径方向に伸びる400個のスロットを備えると共に、これらスロット上にディスクを立脚させることによってディスクを保持して収容するものであり、基板105の略中央部に設置される。また、ロータリートレイ101は、ロータリートレイ制御モータ102が供給する動力によって回転動作を行う。
ロータリートレイ制御モータ102は、図中符号A6に示す信号ラインを介してロータリートレイ制御モータドライバ110から出力される制御信号に応じてロータリートレイ101を駆動し、ロータリートレイ101に正確な回転動作を行わせる。
ディスクアーム103は、図中符号A5に示す信号ラインを介してディスクアーム制御モータドライバ111から出力される制御信号に応じて動作する。すなわち、上記制御信号に応じて、ディスクアーム103に対向するディスク搬送位置にあるスロット上のディスクを枚引き出し、このディスクを図示しない再生装置にセットし、ディスクの再生後、再び元のスロットに収容する。
次いで、第1センサ104a〜第3センサ104c及びディスク有無検出センサ104dについて説明する。
第1センサ104a、第2センサ104bは、基板105上にあり、かつ、ロータリートレイ101の下部に設置される。これらは、個々のスロット(ディスクの各収容場所)を検出すると共に、ロータリートレイ101の回転方向の検出を行う。
第1センサ104a、第2センサ104bは、ロータリートレイ101の回転中心軸から放射状に伸びる2つの異なる動径上(図示略)にそれぞれ位置し、更に、ロータリートレイ101の回転中心からの距離がそれぞれ異なるように設置される。また、第1センサ104a、第2センサ104bの設置位置は、ロータリートレイ101の回転動作によって、第1センサ104aから出力される信号PH1と、第2センサ104bから出力される信号PH2とが、互いに1/4周期ずれて発生するような位置に設定されている(図4参照)。
第1センサ104aは、図中符号A1に示す信号ラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH1をマイクロコンピュータ106に出力し、第2センサ104bも、図中符号A2に示す信号ラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH2をマイクロコンピュータ106に出力する。
第3センサ104cは、基板105上に設置され、ロータリートレイ101の位置を特定する際に用いる信号PH3を出力する。第3センサ104cは、ロータリートレイ101の回転動作によって信号PH3を発生させ、図中符号A3に示す信号ラインを介してこの信号PH3をマイクロコンピュータ106に出力する。
ロータリートレイ101には信号PH3が“Low”となる複数の区間が円周方向に設けられており、これら各区間内に形成されたスロットの数は互いに全て異なる(例えば、図4(a)に示す信号PH3の“Low”区間は、スロット3つ分の区間に対応している。)。
ディスク有無検出センサ104dは、ロータリートレイ101の上部に設置されたセンサ支持板104に設置され、スロット上のディスクの有無を検出する。ディスク有無検出センサ104dは、図中符号A4に示す信号ラインを介してスロット上のディスクの有無を示す検出信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
次に、図4(a)、(b)を参照して、マイクロコンピュータ106の制御によって行われるロータリートレイ101の位置及び回転方向の特定、ロータリートレイ101のスロット上のディスク有無の特定について詳細に説明する。
図4(a)は、第1センサ104a〜第3センサ104cが出力する信号PH1〜PH3のタイミングチャートであり、図4(b)は、第1センサ104a、第2センサ104bが出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号のタイミングチャートである。
図中符号C1〜C5は、マイクロコンピュータ106がスロットを一つずつカウントするカウントタイミングを示す。このカウントタイミングは、信号PH1、PH2が共に“Low”となる場合にのみ生じるものであり、それ以外の場合には、カウントタイミングは生じない。
なお、図中符号C1〜C5に示すカウントタイミングは、実際の動作時に生じる複数のカウントタイミングの一部を例示したものである。
ロータリートレイ101の位置の特定:
信号PH3の“Low”区間内に包含される上記カウントタイミングの数(スロットの数)が計数されることにより、ロータリートレイ101の位置が特定可能となる。
ロータリートレイ101の回転方向の特定:
また、信号PH1、PH2の位相は互いに1/4周期ずれており、ロータリートレイ101の回転方向が逆転すれば、この位相も逆転して図4(a)の信号PH1と信号PH2の信号が入れ替わる。すなわち、信号PH1、PH2の位相からロータリートレイ101の回転方向を特定することが可能となる。
例えば、信号PH1、PH2が共に“Low”のカウントタイミングの後、信号PH1が“High”に切り替わると、ロータリートレイ101の回転方向は右回転である特定され、信号PH2が“High”に切り替わると、ロータリートレイ101の回転方向は左回転であると特定される。
ディスクの有無の特定:
図4(b)に示すように、ディスク有無検出センサ104dは、“High”信号を標準値として出力する。ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するスロットにディスクが収容されていれば、ディスク有無検出センサ104dは、上記標準値を継続して出力し、マイクロコンピュータ106はRAMにこのデータを記憶する。
それに対し、ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するスロットにディスクが収容されていなければ、ディスク有無検出センサ104dは“Low”信号1パルス分を出力し、マイクロコンピュータ106はRAMにこのデータを記憶する。
次に、図5を参照して、チェンジャ10aの制御系の構成について詳細に説明する。
チェンジャ10aは、図5に示すように、マイクロコンピュータ106、入力部107、表示部108、交換口開閉制御モータドライバ109、ロータリートレイ制御モータドライバ110、ディスクアーム制御モータドライバ111、DSP112、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114、交換口開閉制御モータ115、I/F116等を備えて構成されている。
マイクロコンピュータ106は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、チェンジャ10aを統括的に制御する。マイクロコンピュータ106のROMには、チェンジャ10aを制御するための制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納される。マイクロコンピュータ106のRAMには、各種プログラムの実行ファイルや、各種プログラムの実行時に生じる各種データ等が一時的に格納される。以下、マイクロコンピュータ106の制御動作について説明する。
マイクロコンピュータ106は、図中符号A1〜A4に示す信号ラインを介して第1センサ104a〜ディスク有無検出センサ104dの出力信号を受信し、その受信した信号に基づいてロータリートレイ101の動作を制御するための各種位置データを算出してRAMに記憶する。
また、マイクロコンピュータ106は、入力部107を介して入力される各種操作信号に応じて、交換口100の開閉動作、ロータリートレイ101の回転動作、ディスクアーム103の動作或いはディスクがセットされた再生装置(図示略)が行う再生処理等を制御する。
更に、マイクロコンピュータ106は、上述のように、第1センサ104a〜ディスク有無検出センサ104dの各出力信号に基づいて、スロットの特定や、ロータリートレイ101の回転方向およびディスク有無等を判定する。
また、マイクロコンピュータ106は、制御装置20から接続線2を介して送信される指示信号に応じて、チェンジャ10aの各部を制御する。
入力部107は、チェンジャ10の操作に係る各種操作キーや操作ダイアル等(図示せず)を具備し、これらの操作キーや操作ダイアルの操作信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
表示部108は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置により構成され、マイクロコンピュータ106から出力される表示制御信号に従って表示処理を行う。表示部108は、例えば、再生中ディスクのトラック番号、再生中ディスクのTOC情報、或いはチェンジャ10の各種動作モード(回転移動中、或いはディスク検索中等)、交換口100の開閉状態等を表示する。
交換口開閉制御モータドライバ109は、マイクロコンピュータ106から出力される制御信号に基づいて、交換口100を開閉する為の交換口開閉制御モータ115を駆動する。
ロータリートレイ制御モータドライバ110は、マイクロコンピュータ106から出力される制御信号に基づいて、ロータリートレイ101を回転させる為のロータリートレイ制御モータ102を駆動する。
ディスクアーム制御モータドライバ111は、マイクロコンピュータ106から出力される制御信号に基づいて、ディスクアーム103を動作させる為のディスクアーム制御モータ(図示略)を駆動する。
DSP(Digital Signal Processor)112は、ピックアップユニット113から出力されるコンテンツデータをマイクロコンピュータ106が処理可能なデータ形式に高速変換し、マイクロコンピュータ106に出力する。
ピックアップユニット113は、上記再生装置(図示略)にセットされたディスクを回転させ、セットされたディスクに予め記録されたディスク関連データ、コンテンツデータ等を読み出す。
ロード/アンロードSW114は、上記再生装置(図示略)に対しディスクが新規にセットされた場合に当該ディスクからディスク関連データ等を読み取るか、或いは、上記再生装置からディスクをディスク収納部に戻す際、既に読み取られ、制御装置20に送信されたディスク関連データ等をクリアする旨の指示を制御装置20に送信するか、の何れかを指示する信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
I/F116は、接続線2を介して制御装置20、チェンジャ10b、10cとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、IEEE1394等のシリアルインターフェース)を備える。
次に、図6を参照して、制御装置20の構成について説明する。
制御装置20は、図6に示すように、マイクロコンピュータ201、I/F202、通信部203、HDD(Hard Disc Drive)204、エンコーダ/デコーダ205、出力部206、表示部207、入力部208等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ201は、CPU、ROM、RAM等を備え、制御装置20を統括的に制御する。マイクロコンピュータ201のROMには、CPUにより実行されるディスク再生処理プログラム等の各種制御プログラム及びそれらの制御プログラムの実行時に必要なデータ等が格納される。マイクロコンピュータ201のRAMには、CPUにより実行される各種プログラムの実行ファイル、各種プログラムの実行時に生じるデータ等が一時的に格納される。以下、マイクロコンピュータ201による制御動作について説明する。
マイクロコンピュータ201は、チェンジャ10a、10b、10cに現在収容されている各ディスクのディスク情報をHDD204に格納する。ディスク情報には、チェンジャ内の各ディスクを識別するためのディスク番号、ディスクタイトル、そのディスクに記録されたコンテンツデータのジャンル、アーティストの情報が含まれる。ディスクタイトル、ジャンル、アーティスト等の情報は、これらの情報を格納したデータベースから通信ネットワークを介して入手することが可能である。また、ディスクに、ディスクタイトル等のタイトル情報が記録されている場合には、チェンジャ内のディスクからタイトル情報等を直接読み出してHDD204に格納するようにしてもよい。ディスク番号は、通し番号で付与される。例えば、チェンジャ10aに収容されるディスクは、ディスク番号が1〜400、チェンジャ10bに収容されるディスクは、ディスク番号が401〜800、チェンジャ10cに収容されるディスクは、ディスク番号が801〜1200となる。
また、マイクロコンピュータ201は、HDD204に格納されているディスク情報を、ディスクタイトル等をキーにしてソートし、ソート結果を表示部207に表示する機能を有する。子機から、ディスク情報のソート指示があった場合、マイクロコンピュータ201は、ソート結果を当該子機に送信する。また、マイクロコンピュータ201は、入力部208の操作により入力された検索キーに従ってディスク情報を検索し、検索結果を表示部207に表示する機能を有する。子機から検索キーが入力された場合、マイクロコンピュータ201は、子機から入力された検索キーに従ってディスク情報を検索し、検索結果を当該子機に送信する。
更に、マイクロコンピュータ201は、子機からのディスクの再生指示に応じてディスク再生処理を実行する(図9参照)。このディスク再生処理において、マイクロコンピュータ201は、子機からディスクの再生が指示されると、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在ディスクを読取動作中であるか否かを判定する。該当チェンジャが現在読取動作中であると判定した場合、マイクロコンピュータ201は、再生指示されたディスクのカテゴリーを判別し、読取動作が行われていない他のチェンジャの中から、再生指示されたディスクと同一カテゴリーに属するディスクを抽出し、抽出されたディスクの中から、子機で再生するディスクを選択し、選択されたディスクのコンテンツデータを子機に送信する。また、子機側で再生するディスクを選択するようにしてもよい。この場合、マイクロコンピュータ201は、抽出された同一カテゴリーに属するディスクのリストを子機に送信する。そして、そのリストの中から、子機によって指定されたディスクのコンテンツデータを子機に送信する。
I/F202は、接続線2を介してチェンジャ10a、10b、10cとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、IEEE1394等のシリアルインターフェース)を備える。
通信部203は、接続線3を介して子機30a、30bとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、HPNA(Home Phoneline Network Alliance)等に応じたインターフェース)を備える。
HDD204は、読み出し/書き込み自在な記憶デバイスである。HDD204は、図7に示すように、チェンジャ毎に、ディスク情報を格納する。ディスク情報は、図7に示すように、収容されたディスク毎に、ディスク番号、ディスクタイトル、カテゴリーの各項目から構成されている。カテゴリー項目は、該当するディスクに記録されたコンテンツデータのジャンル、アーティストのデータを格納する。このカテゴリー項目は、子機から再生指示されたディスクのカテゴリーを判別したり、子機から再生指示されたディスクと同一のカテゴリーに属するディスクを抽出したりする際に利用される。なお、カテゴリー項目には、単一項目(ジャンル項目のみ又はアーティスト項目のみ)を設定するようにしてもよい。また、ジャンル項目及びアーティスト項目に加えて、その他の項目(例えば、ディスク所有者等)を並存させるようにしてもよい。
エンコーダ/デコーダ205は、チェンジャ10a、10b、10c等から送信されるコンテンツデータを、MP3(MPEG Audio Layer-3)、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)等の所定のファイル形式に圧縮エンコードする。また、エンコーダ/デコーダ205は、圧縮エンコードされているデータをデコードする。
出力部206は、D/A変換器、アンプ、スピーカ(或いは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等)を備え、マイクロコンピュータ201から送信される各種コンテンツデータ(例えば、音声データ)をアナログ信号に変換して上記スピーカから放音する。
表示部207は、LCD(Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ等の大型表示装置を備え、マイクロコンピュータ201から出力される表示制御信号に従って表示処理を行う。
入力部208は、制御装置20、チェンジャ10a、10b、10cを各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備え、入力キーやジョグダイアルの操作信号をマイクロコンピュータ201に出力する。
次に、図8を参照して、子機30aの構成について説明する。なお、子機30bは、子機30aと同一の構成を有するため、以下、簡略化のため、子機30bについての詳細な説明を省略する。
子機30aは、マイクロコンピュータ301、通信部302、デコーダ303、出力部304、表示部305、入力部306等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ301は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備え、子機30aを統括的に制御する。マイクロコンピュータ301のROMには、子機30aを制御するための制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納される。マイクロコンピュータ301のRAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
通信部302は、接続線3を介して制御装置20との間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、HPNA(Home Phoneline Network Alliance)等に応じたインターフェース)を備える。
デコーダ303は、制御装置20から送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式(例えば、MP3(MPEG Audio Layer-3)、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式等)に応じてデコードする。
出力部304は、D/A変換器、アンプ、スピーカ(或いは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等)等を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等)をアナログ信号に変換して上記スピーカから放音する。
表示部305は、LCD等の表示装置を備え、マイクロコンピュータ301から出力される表示制御信号に従って表示処理を行う。例えば、表示部305は、チェンジャ10a、10b、10cに収容されているディスク名や曲名等の情報を表示する。
入力部306は、制御装置20、チェンジャ10a、10b、10cを各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備え、入力キーやジョグダイアルの操作信号をマイクロコンピュータ301に出力する。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図9のフローチャートを参照して、制御装置20により実行されるディスク再生処理について説明する。以下のフローチャートでは、子機30aがディスクの再生指示をするものとして説明する。また、子機から再生指示されたディスクを、どのカテゴリーで判別するか(例えば、ジャンルで判別)が予め設定されているものとする。
子機30aから通信部203を介して、ディスクの再生指示情報が受信されると(ステップS1;YES)、その再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中であるか否かが判定される(ステップS2)。ステップS1において受信される再生指示情報には、再生するディスクのディスク番号が含まれる。
ステップS2において、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中でないと判定された場合(ステップS2;NO)、その再生指示されたディスクに記録されたコンテンツデータが順次読み出されて、読み出されたコンテンツデータが子機30aに送信され(ステップS9)、本ディスク再生処理が終了する。
ステップS2において、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中であると判定された場合(ステップS2;YES)、該当するチェンジャが現在読取動作中である旨を通知するためのメッセージが子機30aに送信される(ステップS3)。
次いで、子機30aから受信されたディスク番号と、HDD204に格納されたディスク情報が照合されることにより、再生指示されたディスクのカテゴリーが判別され(ステップS4)、現在読取が行われていないチェンジャに収容されたディスクの中から、ステップS4で判別されたカテゴリーに属するディスクが抽出される(ステップS5)。
再生指示されたディスクと同一カテゴリーに属するディスクの抽出後、子機30aから、ディスクの選択方法を指示する信号が受信されると、その指示信号から、再生するディスクの選択方法が、自動選択であるか、子機30aのユーザによる選択であるかが判定される(ステップS6)。
ステップS6において、ディスクの選択方法が自動選択であると判定された場合(ステプS6;YES)、ステップS5で抽出されたカテゴリーのディスクの中から、子機30aで再生するディスクが1つ選択される(ステップS7)。そして、ステップS7で選択されたディスクに記録されたコンテンツデータが順次読み出されて、読み出されたコンテンツデータが子機30aに送信され(ステップS8)、本ディスク再生処理が終了する。
ステップS6において、ディスクの選択方法が、ユーザによる選択であると判定された場合(ステップS6;NO)、ステップS5で抽出された同一カテゴリーのディスクのリストが子機30aに送信される(ステップS10)。
ディスクのリストが送信された後、子機30aにおいて、抽出された同一カテゴリーのディスクの中から、再生するディスクが選択され、その選択されたディスクの再生指示が受信されると(ステップS11;YES)、再生指示されたディスクに記録されたコンテンツデータが順次読み出されて、読み出されたコンテンツデータが子機30aに送信され(ステップS12)、本ディスク再生処理が終了する。
次に、図10のフローチャートを参照して、子機30aにより実行されるディスク再生処理について説明する。
まず、制御装置20におけるディスク情報の検索機能を利用して、各チェンジャに収容されたディスクの中から再生したいディスクが選択される。そして、入力部306の操作により、その選択されたディスクの再生が指示されると、ディスクの再生指示情報が制御装置20に送信される(ステップT1)。ディスクの再生指示情報には、ディスクのディスク番号が含まれる。
ディスクの再生指示後、制御装置20から、再生指示したディスクのコンテンツデータが順次受信されると(ステップT2;コンテンツ)、その受信されたコンテンツデータがデコーダ303によりデコードされて、出力部304から出力され(ステップT7)、本ディスク再生処理が終了する。
ディスクの再生指示後、制御装置20から、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中である旨を通知するメッセージが受信されると(ステップT2;メッセージ)、そのメッセージが表示部305に表示される(ステップT3)。表示部305に表示されるメッセージの一例を図11に示す。表示部305には、図11に示すように、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中である旨と、読取動作が行われていない他のチェンジャに収容されるディスクのうち、再生指示されたディスクと同一のカテゴリーに属するディスクを再生する旨と、再生するディスクの選択方法を指定するボタンが表示されている。
入力部306の操作により、表示部305に表示された「自動選択」ボタンが指定された場合(ステップT4;自動選択)、ディスクの自動選択を指示する信号が制御装置20に送信される(ステップT5)。ディスクの選択方法の送信後、制御装置20において自動的に選択されたディスクのコンテンツデータが受信されると(ステップT6;YES)、その受信されたコンテンツデータがデコーダ303によりデコードされ、出力部304から出力され(ステップT7)、本ディスク再生処理が終了する。
入力部306の操作により、表示部305に表示された「自分で選択」ボタンが指定された場合(ステップT4;自分で選択)、再生するディスクを子機30aのユーザによって選択する旨を通知する信号が制御装置20に送信される。(ステップT8)。ディスクの選択方法の送信後、制御装置20から、ステップT1で再生指示をしたディスクと同一カテゴリーに属するディスクのリストが受信されると(ステップT9;YES)、その受信されたリストが表示部305に表示される(ステップT10)。
図12に、ステップT1で再生指示をしたディスクと同一のカテゴリーに属するディスクのリストの表示例を示す。図12では、再生指示をしたディスクのカテゴリー(ジャンル)がジャズであり、現在読取動作が行われていないチェンジャ(チェンジャ2及びチェンジャ3)のうち、カテゴリーがジャズに属するディスクのディスク番号及びディスクタイトルが表示された例を示している。なお、図12において、チェンジャ2、3は、それぞれ、チェンジャ10b、10cを示す。
表示部305に表示されたディスクのリストの中から、入力部306の操作により再生するディスクが選択されると(ステップT11;YES)、その選択されたディスクの再生指示するための指示信号が制御装置20に送信される(ステップT12)。ディスクの再生指示後、制御装置20から、再生指示したディスクのコンテンツデータが順次受信されると(ステップT6;コンテンツ)、その受信されたコンテンツデータがデコーダ303によりデコードされ、出力部304から出力され(ステップT7)、本ディスク再生処理が終了する。
なお、図9及び図10のフローチャートでは、子機から再生指示されたディスクを、どのカテゴリーで判別するか(例えば、ジャンルで判別)が予め設定されている場合を示したが、再生指示をする度にカテゴリーを設定するようにしてもよい。また、上記のフローチャートでは、コンテンツデータのデコードを子機側で行う場合を示したが、チェンジャ又は制御装置20で行うようにしてもよい。更に、チェンジャが現在読取動作中である旨を、表示部305に表示することによってユーザに通知するようにしたが、ユーザへの通知手段は限定されない。例えば、音声によって通知するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態のデータ再生システム1によれば、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中である場合、他のチェンジャに収容されたディスクの中から、再生指示されたディスクと同一のカテゴリーに属するディスクを再生可能にしたことにより、たとえ、ユーザが希望するディスクを再生できないとしても、ユーザは、もう一度ディスクを選択する必要がなくなり、ユーザにとっての使い勝手が向上する。
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、チェンジャ10a、10b、10cに装填されるディスクが、CDである場合を示したが、DVD、CD―R(CD-Recordable)やCD―RW(CD-ReWritable)等のディスクに対しても適用可能である。また、コンテンツデータは、音声データに限らず、映像データ等であってもよい。例えば、映像データが映画である場合、各ディスクを、アクション、コメディ、サスペンス等の映画のジャンルや、主演俳優の名前等のカテゴリーで判別することができる。
更に、制御装置20と各チェンジャが同一の筐体に収容されていても何ら問題ない。また、本実施の形態では、子機が再生指示するコンテンツデータが全てチェンジャ内のディスクに記録されている場合を示したが、チェンジャ内のディスクだけではなく、HDD204にコンテンツデータを格納するようにしてもよい。この場合、例えば、再生指示されたディスクを収容するチェンジャが現在読取動作中の場合に、他のチェンジャに収容されたディスク又はHDD204に格納されたコンテンツデータから、再生指示されたディスクと同一カテゴリーに属するディスク又はコンテンツデータを選択するようにしてもよい。
本発明の実施形態のデータ再生システム1の全体構成を示す図。 制御装置20からチェンジャ10a、10b、10cに送信される制御データのデータ構造を示す図。 図1のチェンジャ10aのディスク収納部の概略構成を示す図。 第1センサ104a〜第3センサ104cが出力する信号PH1〜PH3のタイミングチャートと(同図(a))、第1センサ104a、第2センサ104bが出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号のタイミングチャート(同図(b))。 図1のチェンジャ10aの制御系の機能的構成を示すブロック図。 図1の制御装置20の機能的構成を示すブロック図。 マイクロコンピュータ201のHDD204に格納されるディスク情報を示す図。 図1の子機30aの機能的構成を示すブロック図。 制御装置20により実行されるディスク再生処理を示すフローチャート。 子機30aにより実行されるディスク再生処理を示すフローチャート。 子機30aの表示部305における表示例を示す図。 子機30aの表示部305における表示例を示す図。
符号の説明
1 データ再生システム
10a、10b、10c ディスクチェンジャ装置(チェンジャ、読取装置)
20 制御装置
30a、30b 子機
101 ロータリートレイ
102 ロータリートレイ制御モータ
103 ディスクアーム
104 センサ支持板
104a 第1センサ
104b 第2センサ
104c 第3センサ
104d ディスク有無検出センサ
105 基板
106 マイクロコンピュータ
107 入力部
108 表示部
109 交換口開閉制御モータドライバ
110 ロータリートレイ制御モータドライバ
111 ディスクアーム制御モータドライバ
112 DSP
113 ピックアップユニット
114 ロード/アンロードSW
115 交換口開閉制御モータ
116 I/F
201 マイクロコンピュータ
202 I/F
203 通信部
204 HDD(記憶部)
205 エンコーダ/デコーダ
206 出力部
207 表示部
208 入力部
301 マイクロコンピュータ
302 通信部
303 デコーダ
304 出力部
305 表示部(通知手段)
306 入力部

Claims (4)

  1. 記録媒体に記録されたデータを読み取る複数の読取装置と、前記複数の読取装置と通信可能に接続され、各読取装置を制御する制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続され、前記複数の読取装置に収容された記録媒体に記録されたデータの再生を指示するための複数の子機と、を備えたデータ再生システムであって、
    前記制御装置は、
    前記複数の読取装置に収容された記録媒体に記録されたデータのカテゴリーのデータを記憶する記憶部と、
    前記複数の子機の一つから、記録媒体の記録データの再生が指示されると、当該記録媒体を収容する読取装置が、現在読取動作中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、再生指示された記録媒体を収容する読取装置が現在読取動作中であると判定された場合、前記記憶部に記憶された内容に基づいて、前記再生指示された記録媒体の記録データのカテゴリーを判別するカテゴリー判別手段と、
    前記複数の読取装置のうち、現在読取動作が行われていない読取装置に収容された記録媒体の中から、前記カテゴリー判別手段により判別されたカテゴリーに属するデータが記録された記録媒体を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された記録媒体の記録データの読み取りを、当該記録媒体を収容する読取装置に指示し、当該読取装置から受信した記録データを前記再生指示した子機に送信する再生データ送信手段と、を備え、
    前記複数の子機の各々は、
    前記制御装置から送信された記録媒体の記録データを再生出力する出力部を備えることを特徴とするデータ再生システム。
  2. 前記制御装置は、前記判定手段により、再生指示された記録媒体を収容する読取装置が現在読取動作中であると判定された場合、当該読取装置が現在読取動作中である旨を通知するメッセージを前記再生指示した子機に送信するメッセージ送信手段を備え、
    前記複数の子機の各々は、前記制御装置から前記メッセージが受信された場合、当該メッセージを通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生システム。
  3. 前記制御装置は、前記抽出手段により抽出された記録媒体のリストを前記再生指示した子機に送信するリスト送信手段を備え、
    前記子機は、
    前記制御装置から前記抽出された記録媒体のリストが受信された場合、受信された記録媒体のリストの中から、子機で再生する記録媒体を選択する選択手段と、
    前記選択手段による選択結果を前記制御装置に送信する選択結果送信手段と、を備え、
    前記制御装置の再生データ送信手段は、前記再生指示した子機から前記選択結果が受信された場合、その選択された記録媒体の記録データを読み出して当該子機に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ再生システム。
  4. 記録媒体に記録されたデータを読み取る複数の読取装置と、前記複数の読取装置の何れかに収容された記録媒体の再生を指示することが可能な複数の子機に接続された制御装置であって、
    前記複数の読取装置に収容された記録媒体に記録されたデータのカテゴリーのデータを記憶する記憶部と、
    前記複数の子機の一つから、記録媒体の記録データの再生が指示されると、当該記録媒体を収容する読取装置が、現在読取動作中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、再生指示された記録媒体を収容する読取装置が現在読取動作中であると判定された場合、前記記憶部に記憶された内容に基づいて、前記再生指示された記録媒体の記録データのカテゴリーを判別するカテゴリー判別手段と、
    前記複数の読取装置のうち、現在読取動作が行われていない読取装置に収容された記録媒体の中から、前記カテゴリー判別手段により判別されたカテゴリーに属するデータが記録された記録媒体を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された記録媒体の記録データの読み取りを、当該記録媒体を収容する読取装置に指示し、当該読取装置から受信した記録データを前記再生指示した子機に送信する再生データ送信手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
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