JP2005085435A - 記録媒体制御システム及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のチェンジャ装置に対する記録媒体操作を容易にする。
【解決手段】400枚のディスクをそれぞれ収容可能なディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを制御する制御装置20において、再生又はイジェクトするディスクを選択する。ディスクチェンジャ装置10a(メイン機)は、選択されたディスクのディスク番号を含む再生又はイジェクト命令を制御装置20から受信する。ディスクチェンジャ装置10aは、ディスク番号が401〜800の場合にはディスクチェンジャ装置10bのラック番号1〜400に変換し、ディスク番号が801〜1200の場合にはディスクチェンジャ装置10cのラック番号1〜400に変換して、各ディスクチェンジャ装置10b,10cに送信する。そして、各ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体制御システム及び制御装置に関する。
従来、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状記録媒体を複数枚収容し、個々のディスクを選択的に再生可能なチェンジャ装置が提供されている。例えば、回転盤上に放射状に複数のラックを備え、各ラックに複数のディスクを立てた状態で収容するロータリートレイ方式のチェンジャ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
1台の制御装置に対してこのようなチェンジャ装置を複数接続することにより、さらに多くのディスクを収容及び再生することが可能となる。例えば、400枚のディスクを収容可能なチェンジャ装置を3台接続した場合には、合計1200枚のディスクを扱うことができる。
特開2000−222808号公報
しかしながら、ディスクの総枚数が多い場合には、所望するディスクを探す際に手間がかかっていた。例えば、ディスクを取り出す(以下、イジェクトという。)場合、イジェクトしたいディスクが、どのチェンジャ装置のどのラックに収容されているかを確認した後、そのディスクを収容するチェンジャ装置を操作して、ディスクをイジェクトしていた。イジェクトしたいディスクが複数ある場合には、この作業を繰り返さなければならず、多くの手間と時間を要していた。
本発明は、複数のチェンジャ装置に対する記録媒体操作を容易にすることを課題とする。
請求項1に記載の発明は、複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と、前記複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置を制御可能な制御装置と、からなる記録媒体制御システムであって、前記制御装置は、操作対象となる記録媒体を指示する指示手段と、前記操作対象となる記録媒体の指示情報を含む操作命令を前記複数のチェンジャ装置のうちの一のチェンジャ装置に送信する操作命令送信手段と、を備え、前記一のチェンジャ装置は、前記操作対象となる記録媒体を収容するチェンジャ装置を特定する特定手段と、前記特定されたチェンジャ装置が前記一のチェンジャ装置以外のチェンジャ装置である場合に、前記特定されたチェンジャ装置に前記操作命令を転送する操作命令転送手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と、前記複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置を制御可能な制御装置と、からなる記録媒体制御システムであって、前記制御装置は、操作対象となる記録媒体を指示する指示手段と、前記操作対象となる記録媒体を収容するチェンジャ装置を特定する特定手段と、前記特定されたチェンジャ装置に前記操作対象となる記録媒体の指示情報を含む操作命令を送信する操作命令送信手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置を制御可能な制御装置であって、操作対象となる記録媒体を指示する指示手段と、前記操作対象となる記録媒体を収容するチェンジャ装置を特定する特定手段と、前記特定されたチェンジャ装置に前記操作対象となる記録媒体の指示情報を含む操作命令を送信する操作命令送信手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、複数のチェンジャ装置に対して容易に記録媒体操作を行うことができる。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態における記録媒体制御システム1について詳細に説明する。
図1に、記録媒体制御システム1の構成を示す。記録媒体制御システム1は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20、子機30a,30b,・・・を備える。
ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20は、例えばユーザの自宅の居間等のメインルームに、接続線2(例えば、RS−232CやIEEE1394等に基づくデータ伝送を行う。)を介して直列的に接続されて各々設置されている。これは少なくとも制御信号を伝送可能であれば足り、音声信号や映像信号は他の接続線(RCAコードや無線LAN(IEEE802.11b等)等)で伝送されるようにしてもよい。
制御装置20は、制御装置20に対して指示される各種指示、又は、子機30a,30b等から送信される各種指示に応じて、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを制御してデータの送受信を行う。
子機30a,30b,・・・は、例えば子供部屋やベッドルーム等のサブルームに例えば1台ずつ設置され、それぞれ、接続線3(例えば、自宅の電話回線やLAN回線、無線LAN等であってもよい。)を介して制御装置20に接続されている。子機30a,30b,・・・は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20の動作を制御するための信号を制御装置20に送信可能となっている。
次に、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10c、制御装置20、子機30a,30bの各々について詳細に説明する。
まず、図2及び図3を参照してディスクチェンジャ装置10aについて詳細に説明する。
ディスクチェンジャ装置10b,10cについては、ディスクチェンジャ装置10aと同じ構成であるため、以下、簡略化のため図示及び説明を省略する。
ディスクチェンジャ装置10aは、例えば400枚のディスク(CDやDVD等。)を収容することができるものとするが、収容可能なディスク枚数は400枚に限らない。また、ディスクチェンジャ装置10aに収容される各ディスクには、TOC(Table Of Contents)情報、ディスクコード(ディスク製造元、カタログ番号等の情報。)、ディスクタイトル、トラックタイトル等のテキストデータ(以下、ディスク関連データという。)に加え、音声や画像等のコンテンツデータ等が記録されている。
ディスクチェンジャ装置10aは、例えば、後述するロータリートレイ101にディスクが収容された際や、制御装置20がリセットされた際等に、ロータリートレイ101に収容されているディスクのディスク関連データを読み取って制御装置20に送信する。また、ディスクチェンジャ装置10aは、制御装置20から指定されたディスクのコンテンツデータを読み取って制御装置20に送信する。
また、ディスクチェンジャ装置10aは、ディスクから読み取ったコンテンツデータを、デコード処理せずに制御装置20に送信する。これにより、送信速度が向上するが、ディスクチェンジャ装置10aは、読み取ったコンテンツデータを、自機でデコードした後に制御装置20に送信するようにしてもよい。
ディスクチェンジャ装置10aの概略構成を図2に示す。
図2(a)は、ディスクチェンジャ装置10aの上面図である。
図2(a)に示すように、ディスクチェンジャ装置10aには、ロータリートレイ101、ローディング機構部102、再生部103、シャッター104、イジェクト部105等が基板106上に設置されている。
ロータリートレイ101は、放射状に形成された400個のラックを備え、これらラック上にディスクを立てた状態で保持して収容するものであり、基板106の略中央部に設置される。また、ロータリートレイ101は、図2(a)の矢印A方向に回転可能となっている。
ローディング機構部102は、図2(a)の矢印Bに示すように、再生部103に対向するローディング位置にあるラック上のディスクを1枚引き出し、このディスクを再生部103に収容し(ローディング)、また、再生部103にあるディスクをローディング位置にあるラックに収容する(アンローディング)。
再生部103は、ディスクに記録された音声や画像等のコンテンツデータを読み出す再生処理を行う。
シャッター104は、図2(a)の矢印C方向に開閉動作を行う。図2(b)は、シャッター104が開いた状態のディスクチェンジャ装置10aの正面図である。シャッター104が開くことにより生じた開口部(以下、ディスク交換口107という。)からディスクの出し入れを行う。
イジェクト部105は、ラックに載置されたディスクをディスク交換口107からイジェクト可能なように処理する。イジェクト処理が行われる際には、ロータリートレイ101の回転により、選択されたディスクがディスク交換口107に対向する位置(イジェクト部105)まで移動され、シャッター104が開放されて、ディスクがイジェクトされる。ディスクを取り出しやすいように、必要に応じてディスクを持ち上げる等の処理を行ってもよい。
次に、図3を参照して、ディスクチェンジャ装置10aの制御系の構成について詳細に説明する。
図3に示すように、ディスクチェンジャ装置10aは、マイクロコンピュータ108、入力部109、表示部110、ラック位置検出センサ111、ディスク有無検出センサ112、ロータリートレイ制御モータ113、シャッター開閉制御モータ114、ローディング機構制御モータ115、I/F116、DSP117、ピックアップユニット118等を備える。
マイクロコンピュータ108は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ディスクチェンジャ装置10aを統括的に制御する。このROMには、ディスクチェンジャ装置10aを制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ108は、制御装置20から接続線2を介して送信される各種指示信号又は入力部109を介して入力される各種操作信号に応じて、ロータリートレイ101の回転動作、シャッター104の開閉動作、ローディング機構部102のローディング/アンローディング動作、あるいはディスクがセットされた再生部103が行う再生処理等の制御を行う。
マイクロコンピュータ108は、ラック位置検出センサ111及びディスク有無検出センサ112の各出力信号に基づいて、ロータリートレイ101の位置及びラック上のディスクの有無を検出する。
入力部109は、ディスクチェンジャ装置10aの操作に係る各種操作キーや操作ダイアル等を備える。そして、これら操作キーや操作ダイアルが操作されると、当該操作信号はマイクロコンピュータ108に入力される。
表示部110は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を有し、マイクロコンピュータ108から送信される各種表示データを表示する。例えば、再生中ディスクのトラック番号や、再生中ディスクのTOCデータ、あるいはディスクチェンジャ装置10aの各種動作モード(回転移動中、あるいはディスク検索中等)や、シャッター104の開閉状態等を表示する。
ラック位置検出センサ111は、各ラックに対応する切り欠きを光学的検出手段を用いて検出し、ロータリートレイ101の位置を特定する際に用いる信号を、マイクロコンピュータ108に出力する。これにより、ロータリートレイ101の各ラックの位置が特定可能となる。
ディスク有無検出センサ112は、ラック上のディスクの有無を示す検出信号をマイクロコンピュータ108に出力する。
ロータリートレイ制御モータ113は、マイクロコンピュータ108から送信される制御信号に基づいて、ロータリートレイ101を回転させる為の駆動を行う。
シャッター開閉制御モータ114は、マイクロコンピュータ108から送信される制御信号に基づいて、シャッター104を開閉する為の駆動を行う。
ローディング機構制御モータ115は、マイクロコンピュータ108から送信される制御信号に基づいて、ローディング機構部102を動作させる為の駆動を行う。
I/F116は、接続線2を介して制御装置20及びディスクチェンジャ装置10b,10cとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、RS−232CやIEEE1394等のシリアルインターフェース等。)を備える。
DSP(Digital Signal Processor)117は、ピックアップユニット118から出力されるコンテンツデータをマイクロコンピュータ108が処理可能なデータ形式に高速変換し、マイクロコンピュータ108に送信する。
ピックアップユニット118は、再生部103にセットされたディスクに予め記録されているディスク関連データ及びコンテンツデータ等を読み出す。
次に、図4を参照して制御装置20について説明する。
制御装置20は、マイクロコンピュータ201、I/F202、通信部203、HDD204、デコーダ205、出力部206、表示部207、入力部208等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ201は、図示しないCPUやROM、RAMを備え、制御装置20を統括的に制御する。このROMには、制御装置20を制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ201は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cにより読み取った各ディスクのディスク関連データをHDD204に格納する。この際、マイクロコンピュータ201は、当該ディスク関連データに基づき、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに現在収容中のディスクのリストデータを作成してHDD204に格納する。
マイクロコンピュータ201は、入力された指示に応じて、上記リストデータの内容を表示部207にリスト表示させる。さらに、マイクロコンピュータ201は、当該リスト表示を、ディスク関連データの詳細内容(例えば、ディスク名あるいは曲名の頭文字等。)をキーにしてソートする機能を有する。また、入力された曲名(あるいは、その一部。)に合致する曲が記録されたディスクをリストデータに基づいて検索(文字検索)し、当該検索結果(ディスク番号、ディスク名等。)を表示する機能も有する。これにより、ユーザは、自分好みの順序でディスクのリスト表示が可能となり、ディスクの選択が容易となる。
ディスク番号とは、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されている各ディスクに対応する識別番号であって、例えば、1〜1200の通し番号である。ソート機能及び検索機能において、1200枚収容可能な1台のチェンジャ装置を使用する場合と同様にソート及び検索を行うことができるので、ユーザは3台のディスクチェンジャ装置10a,10b,10cが接続されていることを意識せずに各ディスクを選択することができる。ここで、ディスク番号1〜400はディスクチェンジャ装置10aのラック番号1〜400のラックにそれぞれ収容されているディスクに対応し、ディスク番号401〜800はディスクチェンジャ装置10bのラック番号1〜400のラックにそれぞれ収容されているディスクに対応し、ディスク番号801〜1200はディスクチェンジャ装置10cのラック番号1〜400のラックにそれぞれ収容されているディスクに対応している。
マイクロコンピュータ201は、再生処理、イジェクト処理等のディスク操作の際に、ディスクチェンジャ装置10aに対して、ディスクを特定するための情報(指示情報)を含むディスク操作命令を送信する。すなわち、マイクロコンピュータ201は、操作命令送信手段として機能する。指示情報として、例えばディスク番号が用いられる。
マイクロコンピュータ201は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cから取得したコンテンツデータを、自機で再生(表示部207に表示させる、あるいは、出力部206に放音させる等。)する場合には、当該コンテンツデータをデコーダ205にデコードさせ、自機で再生しない場合(すなわち、子機30a,30bで再生する場合)には、当該コンテンツデータをデコードせずに子機30a,30bに送信する。
I/F202は、接続線2を介してディスクチェンジャ装置10a,10b,10cとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、RS−232CやIEEE1394等のシリアルインターフェース等。)を備える。
通信部203は、接続線3を介して子機30a,30bとの間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、HPNA(Home Phoneline Network Alliance)等に応じたインターフェース。)を備える。
HDD(Hard Disk Drive)204は、読み出し/書き込み自在な記憶デバイスであり、各種データが格納される。
デコーダ205は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cから送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式(例えば、PCM(Pulse Code Modulation)、AC−3(Audio Code number 3)、MP3(MPEG Audio Layer-3)、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式、MPEG2(Moving Picture Experts Group-2)形式、MPEG4形式等。)に応じてデコードする。
出力部206は、スピーカ(あるいは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等。)を備え、マイクロコンピュータ201から送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等。)をアナログ信号に変換、増幅して上記スピーカから放音する。また、出力部206は、各種サラウンド設定(例えば、5.1チャンネル。)に対応したものとなっている。
表示部207は、LCD(Liquid Crystal Display)やプラズマディスプレイ等の表示装置を備え、マイクロコンピュータ201から送信される各種表示データ(例えば、動画や静止画等、デコードされたコンテンツデータの内容等。)を当該表示装置に表示する。
入力部208は、制御装置20、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備える。例えば、入力部208は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されている所定のディスクに対するイジェクト指示、再生指示をマイクロコンピュータ201に出力する。すなわち、入力部208は、操作対象となるディスクを指示する指示手段として機能する。
次に、図5を参照して子機30aについて説明する。なお、子機30bは、子機30aと同一の構成を有するため、以下、簡略化のため、子機30bについての詳細な説明を省略する。
子機30aは、マイクロコンピュータ301、通信部302、デコーダ303、出力部304、表示部305、入力部306等を備えて構成される。
マイクロコンピュータ301は、図示しないCPUやROM、RAMを備え、子機30aを統括的に制御する。このROMには、子機30aを制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAMには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。
マイクロコンピュータ301は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに現在収容中のディスクを示すリストデータを制御装置20から受信すると、当該リストデータの内容を表示部305に表示させる。
マイクロコンピュータ301は、制御装置20からから受信したコンテンツデータを再生する場合に、当該コンテンツデータをデコーダ303にデコードさせる。
通信部302は、接続線3を介して制御装置20との間でデータの送受信を行うためのインターフェース(例えば、HPNA等に応じたインターフェース。)を備える。
デコーダ303は、制御装置20から送信されるコンテンツデータを、当該コンテンツデータの各データ形式(例えば、PCM、AC−3、MP3、WMA、MIDI形式やMPEG2形式、MPEG4形式等。)に応じてデコードする。
出力部304は、スピーカ(あるいは、複数のスピーカから成るスピーカシステム等。)を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種音声データ(例えば、デコードされたコンテンツデータの内容等。)をアナログ信号に変換、増幅して上記スピーカから放音する。また、出力部304は、各種サラウンド設定(例えば、5.1チャンネル。)に対応したものとなっている。
表示部305は、LCD等の表示装置を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種表示データを表示する。例えば、表示部305は、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容中のディスク名や曲名等の情報を表示する。
入力部306は、制御装置20、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを各々制御するための各種指示を入力する入力キーや、指示内容等の選択時に用いるジョグダイアル等を備える。
なお、子機30aは、DVD等のコンテンツデータの再生が行えるようにしてもよい。この場合、表示部305は、LCDの他に、プラズマディスプレイ等の大型表示装置を備え、マイクロコンピュータ301から送信される各種表示データ(例えば、動画や静止画等、デコードされたコンテンツデータの内容等。)を当該表示装置に表示する。
次に、動作について説明する。第1の実施の形態は、操作対象となるディスクが収容されているディスクチェンジャ装置及びラックが、制御装置20と直接接続されているディスクチェンジャ装置10a(メイン機)により特定される場合の例である。このディスクチェンジャ装置及びラックを特定するためのプログラムは、ディスクチェンジャ装置10aのマイクロコンピュータ108のROMに格納されている。操作対象となるディスクがディスクチェンジャ装置10b,10c(サブ1機、サブ2機)に収容されている場合には、メイン機からサブ1機、サブ2機に対して操作命令が送信される。すなわち、ディスクチェンジャ装置10aのマイクロコンピュータ108は、特定手段と操作命令転送手段として機能する。
図6は、記録媒体制御システム1におけるディスク操作処理1を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、制御装置20の表示部207に表示される画面に従って、入力部208から指示を入力し、再生又はイジェクトするディスクを選択する(ステップS1)。
そして、ディスクチェンジャ装置10a(メイン機)により、選択されたディスクのディスク番号を含む再生又はイジェクト命令が制御装置20から受信される(ステップS2)。
受信されたディスク番号が1〜400の場合は(ステップS3;YES)、そのままディスクチェンジャ装置10aのラック番号として、ディスクチェンジャ装置10a内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる(ステップS4)。
受信されたディスク番号が401〜800の場合は(ステップS3;NO,ステップS5;YES)、ディスクチェンジャ装置10aにより、ディスク番号から400が引かれ、ディスクチェンジャ装置10b(サブ1機)のラック番号に変換されて、このラック番号を含む再生又はイジェクト命令がディスクチェンジャ装置10bに送信される(ステップS6)。そして、ディスクチェンジャ装置10b内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる(ステップS7)。
受信されたディスク番号が801〜1200の場合は(ステップS5;NO,ステップS8;YES)、ディスクチェンジャ装置10aにより、ディスク番号から800が引かれ、ディスクチェンジャ装置10c(サブ2機)のラック番号に変換されて、このラック番号を含む再生又はイジェクト命令がディスクチェンジャ装置10cに送信される(ステップS9)。そして、ディスクチェンジャ装置10c内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる(ステップS10)。
以上で、ディスク操作処理1が終了する。
例えば、ユーザがディスク番号528のディスクのイジェクトを要求した場合には、まず、制御装置20からディスク番号528を含むイジェクト命令がディスクチェンジャ装置10a(メイン機)に送信される。ディスク番号528は401〜800であるので、ディスクチェンジャ装置10aにおいて、528−400=128の計算が行われ、ディスクチェンジャ装置10b(サブ1機)のラック番号128に変換され、イジェクト命令がディスクチェンジャ装置10bに送信される。
そして、ディスクチェンジャ装置10bにおいて、ラック番号128のラックに収容されたディスクがディスク交換口107に対向する位置(イジェクト部105)まで移動され、シャッター104が開放され、ディスクがイジェクトされる。
以上説明したように、第1の実施の形態の記録媒体制御システム1によれば、制御装置20から複数のディスクチェンジャ装置10a,10b,10c内のディスク操作(再生又はイジェクト処理等。)を可能としたので、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに対して容易にディスク操作を行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における記録媒体制御システムは、第1の実施の形態に示した記録媒体制御システム1と同様の構成によってなるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
第2の実施の形態では、操作対象となるディスクが収容されているディスクチェンジャ装置及びラックが、制御装置20により特定される。このディスクチェンジャ装置及びラックを特定するためのプログラムは、制御装置20のマイクロコンピュータ201のROMに格納されている。
制御装置20のマイクロコンピュータ201は、再生処理、イジェクト処理等のディスク操作の際に、操作対象となるディスクが収容されているディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに対して、ディスクを特定するための情報(指示情報)を含むディスク操作命令を送信する。すなわち、マイクロコンピュータ201は、操作対象となるディスクを収容するディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを特定する特定手段と、特定されたディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに操作対象となるディスクの指示情報を含む操作命令を送信する操作命令送信手段として機能する。
図7は、記録媒体制御システム1におけるディスク操作処理2を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、制御装置20の表示部207に表示される画面に従って、入力部208から指示を入力し、再生又はイジェクトするディスクを選択する(ステップS11)。
選択されたディスク番号が1〜400の場合は(ステップS12;YES)、制御装置20により、そのままディスクチェンジャ装置10aのラック番号として、このラック番号を含む再生又はイジェクト命令がディスクチェンジャ装置10aに送信される(ステップS13)。そして、ディスクチェンジャ装置10a内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる(ステップS14)。
受信されたディスク番号が401〜800の場合は(ステップS12;NO,ステップS15;YES)、制御装置20により、ディスク番号から400が引かれ、ディスクチェンジャ装置10bのラック番号に変換されて、このラック番号を含む再生又はイジェクト命令がディスクチェンジャ装置10bに送信される(ステップS16)。そして、ディスクチェンジャ装置10b内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる(ステップS17)。
受信されたディスク番号が801〜1200の場合は(ステップS12;NO,ステップS15;NO,ステップS18;YES)、制御装置20により、ディスク番号から800が引かれ、ディスクチェンジャ装置10cのラック番号に変換されて、このラック番号を含む再生又はイジェクト命令がディスクチェンジャ装置10cに送信される(ステップS19)。そして、ディスクチェンジャ装置10c内で、選択されたディスクの再生又はイジェクト処理が行われる(ステップS20)。
以上で、ディスク操作処理2が終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態の記録媒体制御システムによれば、制御装置20から複数のディスクチェンジャ装置10a,10b,10c内のディスク操作を可能としたので、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに対して容易にディスク操作を行うことができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る記録媒体制御システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。上記各実施の形態における記録媒体制御システムの細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、制御装置20は、指示対象となるディスクチェンジャ装置10a,10b,10cを特定し、ディスク番号を対象となるディスクチェンジャ装置内のディスク番号に変換して接続線2に出力する。ディスクチェンジャ装置10a,10bは、受信した制御命令をバッファに蓄積すると共に、後続の接続線2に出力する。ディスクチェンジャ装置10cは、末端のディスクチェンジャ装置として設定され、後続の接続線2に対応する出力端子に制御命令を出力しないが、バッファに制御命令を蓄積するのはディスクチェンジャ装置10a,10bと同様である。バッファに蓄積した制御命令が自機に対するものであると判断されると、制御命令に対応する動作を実行する。
また、上記各実施の形態では、制御装置20とディスクチェンジャ装置10a,10b,10cとが直列的に接続されている場合について図示したが、制御装置20がディスクチェンジャ装置10a,10b,10cと並列的に接続されていてもかまわない。
また、上記各実施の形態において、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cに収容されるディスクは、CD、DVDに加え、CD―R(CD-Recordable)やCD―RW(CD-ReWritable)等に対しても適用可能である。
また、ディスクチェンジャ装置10a,10b,10cと制御装置20とを接続する接続線2、又は、子機30a,30b,・・・と制御装置20とを接続する接続線3におけるデータの送受信は無線で行うこととしてもよい。
第1の実施の形態における記録媒体制御システム1の構成図である。 ディスクチェンジャ装置10aの概略構成図である。 ディスクチェンジャ装置10aの制御構成を示すブロック図である。 制御装置20の構成を示すブロック図である。 子機30aの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるディスク操作処理1を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるディスク操作処理2を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記録媒体制御システム
10a,10b,10c ディスクチェンジャ装置
101 ロータリートレイ
102 ローディング機構部
103 再生部
104 シャッター
105 イジェクト部
106 基板
107 ディスク交換口
108 マイクロコンピュータ
109 入力部
110 表示部
111 ラック位置検出センサ
112 ディスク有無検出センサ
113 ロータリートレイ制御モータ
114 シャッター開閉制御モータ
115 ローディング機構制御モータ
116 I/F
117 DSP
118 ピックアップユニット
20 制御装置
201 マイクロコンピュータ
202 I/F
203 通信部
204 HDD
205 デコーダ
206 出力部
207 表示部
208 入力部
30a,30b,・・・ 子機
301 マイクロコンピュータ
302 通信部
303 デコーダ
304 出力部
305 表示部
306 入力部

Claims (3)

  1. 複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と、
    前記複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置を制御可能な制御装置と、
    からなる記録媒体制御システムであって、
    前記制御装置は、
    操作対象となる記録媒体を指示する指示手段と、
    前記操作対象となる記録媒体の指示情報を含む操作命令を前記複数のチェンジャ装置のうちの一のチェンジャ装置に送信する操作命令送信手段と、
    を備え、
    前記一のチェンジャ装置は、
    前記操作対象となる記録媒体を収容するチェンジャ装置を特定する特定手段と、
    前記特定されたチェンジャ装置が前記一のチェンジャ装置以外のチェンジャ装置である場合に、前記特定されたチェンジャ装置に前記操作命令を転送する操作命令転送手段と、
    を備えたことを特徴とする記録媒体制御システム。
  2. 複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と、
    前記複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置を制御可能な制御装置と、
    からなる記録媒体制御システムであって、
    前記制御装置は、
    操作対象となる記録媒体を指示する指示手段と、
    前記操作対象となる記録媒体を収容するチェンジャ装置を特定する特定手段と、
    前記特定されたチェンジャ装置に前記操作対象となる記録媒体の指示情報を含む操作命令を送信する操作命令送信手段と、
    を備えたことを特徴とする記録媒体制御システム。
  3. 複数の記録媒体を収容する複数のチェンジャ装置と直列的又は並列的に接続され、前記複数のチェンジャ装置を制御可能な制御装置であって、
    操作対象となる記録媒体を指示する指示手段と、
    前記操作対象となる記録媒体を収容するチェンジャ装置を特定する特定手段と、
    前記特定されたチェンジャ装置に前記操作対象となる記録媒体の指示情報を含む操作命令を送信する操作命令送信手段と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
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