JP2007133994A - 記録媒体チェンジャー装置、ブレーキ用電圧決定方法及びブレーキ用電圧決定プログラム - Google Patents

記録媒体チェンジャー装置、ブレーキ用電圧決定方法及びブレーキ用電圧決定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】起動時又はロータリートレイへの記録媒体の入れ替え時に、記録媒体の枚数、配置及び気温に拠らず、ロータリートレイの駆動手段に印加する適切なブレーキ用電圧を決定することである。
【解決手段】ディスク(記録媒体)を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイ101と、ロータリートレイ101を駆動するロータリートレイ制御モータ102と、前記各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出し、起動後又はロータリートレイへのディスクの入れ替え後に、前記検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測し、当該計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応しロータリートレイ制御モータ102に印加するブレーキ用電圧を決定するマイクロコンピュータと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体チェンジャー装置、ブレーキ用電圧決定方法及びブレーキ用電圧決定プログラムに関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)等のディスク形状の記録媒体を複数枚収納し、個々のディスクを選択的に再生可能なディスクチェンジャー装置が提案されている。
上記従来のディスクチェンジャー装置において、ディスクの格納形式は様々である。例えば、回転盤上に径方向に放射状に伸びる複数の溝(以下、スロットと称する)を形成し、このスロットにディスクを立てた状態で保持格納するロータリートレイ方式が知られている。このようなロータリートレイ方式のディスクチェンジャー装置は、ロータリートレイを回転駆動するロータリートレイ制御モータを備え、その回転速度を加速/減速制御することにより所定のディスク(スロット)を指定された停止目標位置まで移動させていた(例えば、特許文献1,2参照)。このモータの回転速度は、印加する駆動電圧により制御される。
図11を参照して、従来のディスクチェンジャー装置において、起動時(電源オン時)又はディスク交換口の扉を閉めた時(ディスクの入れ替え時)に、ロータリートレイを停止目標位置へ移動して停止する駆動制御処理を説明する。図11に、従来の駆動制御処理の流れを示す。
従来の駆動制御処理は、ディスクチェンジャー装置の制御部において電源オン時に実行されるものとする。また、予め、ロータリートレイ及びロータリートレイ制御モータが停止状態にあるものとする。また、図11のフローチャートに表していないが、ブレーキポイントまで回転駆動するロータリートレイ制御モータの駆動電圧が適宜設定されるものとする。ブレーキポイントとは、停止目標位置に停止させるために回転にブレーキをかけ始める位置である。
先ず、ディスク交換口の扉がクローズされて、クローズSWがオンされているか否かが判別される(ステップS61)。クローズSWがオンされていない場合(ステップS61;NO)、ステップS61に移行される。クローズSWがオンされている場合(ステップS61;YES)、ロータリートレイ制御モータがオンされて、ロータリートレイが移動(回転)開始される(ステップS62)。
そして、ロータリートレイの所定スロットの位置の検出が開始される(ステップS63)。例えば、ロータリートレイに各スロットの位置を特定するための遮光部が設けられ、フォトカプラによる当該遮光板の光学的な検出により、所定スロットの位置が検出される。そして、所定スロットの位置検出が終了したか否かが判別される(ステップS64)。
そして、所定スロットの位置検出が終了していない場合(ステップS64;NO)、ステップS64に移行される。そして、所定スロットの位置検出が終了した場合(ステップS64;YES)、ロータリートレイ制御モータに適宜ブレーキ用電圧が印加されて所定スロットが停止目標位置で停止するように、駆動中のロータリートレイが停止制御され(ステップS65)、従来の駆動制御処理が終了する。
特開平9−293318号公報 特開2004−103056号公報
しかし、ロータリートレイにセットされたディスクの枚数に応じて、適切なブレーキ用電圧も異なる。従来の構成では、起動時又はディスクを入れ替えた後、ロータリートレイの(所定スロットの)位置検出処理を行うが、ロータリートレイにセットされたディスクの枚数が分からないため、ブレーキ用電圧の設定が難しく、これによりロータリートレイを停止目標位置へ停止させることが難しかった。このため、途中で停止してしまうなどエラーが発生することがあった。
また、ディスクが片側に偏らせて配置されたとき等、ロータリートレイ上のディスク配置により適切なブレーキ用電圧が異なり、その設定が難しいという問題があった。さらに、気温(室温)がモータ動作に与える影響が大きいため、気温に応じて適切なブレーキ用電圧も異なり、その設定が難しいという問題があった。
本発明の課題は、起動時又はロータリートレイへの記録媒体の入れ替え時に、ロータリートレイの記録媒体の枚数、配置及び気温に拠らず、ロータリートレイの駆動手段に印加する適切なブレーキ用電圧を決定することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の記録媒体チェンジャー装置は、
記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイと、
前記ロータリートレイを駆動する駆動手段と、
前記各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する信号検出手段と、
起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記信号検出手段により検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する時間計測手段と、
前記時間計測手段により計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応し前記駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定するブレーキ用電圧決定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記録媒体チェンジャー装置において、
前記時間計測手段は、起動後又は前記記録媒体の入れ替え後に、最初の少なくとも一つの波を除く複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の記録媒体チェンジャー装置において、
情報を記憶する記憶手段を備え、
前記時間計測手段は、計測した計測時間を前記記憶手段に記憶し、
前記ブレーキ用電圧決定手段は、前記記憶手段に記憶された複数の計測時間の平均値を算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明の記録媒体チェンジャー装置は、
記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイと、
前記ロータリートレイを駆動する駆動手段と、
前記各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する信号検出手段と、
起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記信号検出手段により検出された信号が含む波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する時間計測手段と、
前記時間計測手段により計測された計測時間が連続して所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、当該所定複数回数同じ値であるとみなせる場合に、当該計測時間に対応し前記駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定するブレーキ用電圧決定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の記録媒体チェンジャー装置において、
前記ブレーキ用電圧決定手段は、前記時間計測手段に記憶された計測時間が連続して同一の所定範囲内か否かにより複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の記録媒体チェンジャー装置において、
情報を記憶する記憶手段を備え、
前記時間計測手段は、計測した計測時間を前記記憶手段に記憶し、
前記ブレーキ用電圧決定手段は、前記記憶手段に記憶された計測時間に基づいて計測時間が前記所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、同じ値でないと判別される場合に、前記記憶手段に記憶された最新の計測時間以外の計測時間を消去することを特徴とする。
請求項7に記載の発明のブレーキ用電圧決定方法は、
記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する工程と、
起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する工程と、
前記計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する工程と、を含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明のブレーキ用電圧決定方法は、
記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する工程と、
起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する工程と、
前記計測された計測時間が連続して所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、当該所定複数回数同じ値であるとみなせる場合に、当該計測時間に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する工程と、を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
コンピュータに、
記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する機能と、
起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する機能と、
前記計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する機能と、
を実現させるためのブレーキ用電圧決定プログラムである。
請求項10に記載の発明は、
コンピュータに、
記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する機能と、
起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する機能と、
前記計測された計測時間が連続して所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、当該所定複数回数同じ値であるとみなせる場合に、当該計測時間に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する機能と、
を実現させるためのブレーキ用電圧決定プログラムである。
本発明によれば、起動時又は記録媒体の入れ替え時に、ロータリートレイの記録媒体の枚数、配置及び気温に拠らず、ロータリートレイの駆動手段に印加する適切なブレーキ用電圧を決定できる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る第1及び第2の実施の形態を順に詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
図1〜図7を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。
先ず、図1〜図4を参照して、本実施の形態のディスクチェンジャー装置10を説明する。図1に、ディスクチェンジャー装置10の前面に設けられた操作部10Aを示す。図2に、ディスクチェンジャー装置10のディスク収納部100の構成を示す。図3(a)に、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104cが各々出力する信号PH1、PH2、PH3の波形を示す。図3(b)に、第1センサ104a、第2センサ104bが各々出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号の波形を示す。図4に、ディスクチェンジャー装置10の制御系の構成を示す。
ディスクチェンジャー装置10は、最大400枚のディスクを格納することができるものとするが、格納可能なディスク枚数は400枚に限定されるものでなく、200枚、150枚等、他の枚数としてもよい。また、本実施の形態においてはディスクチェンジャー装置10が格納するディスクとしてDVDを想定して説明する。
図1に示すように、ディスクチェンジャー装置10の前面に設けられた操作部10Aにはディスク交換口10a及び表示装置10bが設けられているとともに、操作キーとして、ディスク交換口開閉キー10c、再生キー10d、停止キー10e、ロータリートレイ操作ダイアル10f及びテンキー10g等が設けられている。
ディスク交換口10aは、ディスク交換口開閉キー10cのキー操作等により開閉され、ディスク交換口10aが開いた状態で所定枚数のディスクの交換が可能となる。後述するように、表示装置10bは、マイクロコンピュータ106から出力された各種表示データを表示する。この表示データとしては、例えば、再生中あるいは一時停止中等の動作状態、ディスク交換口10a中央に位置するスロット番号、再生中ディスクのスロット番号等が挙げられる。
再生キー10dは、ユーザによるキー操作に応じて、予め指定されたスロット上にあるディスクのデータを再生する旨の指示信号をマイクロコンピュータ106に出力する。停止キー10eは、ユーザによるキー操作に応じて、現在実行中のディスク再生処理を停止する旨の指示信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
ロータリートレイ操作ダイアル10fは、ユーザによるダイアル操作に応じて、ロータリートレイ101の回転動作を指示する信号をマイクロコンピュータ106に出力する。テンキー10gは、ユーザによるキー操作に応じて、再生対象のディスクが装填されたスロット番号や、再生対象のトラック番号(画像番号、曲番号)等をマイクロコンピュータ106に出力する。
次いで、図2を参照して、ディスクチェンジャー装置10のディスク収納部100を説明する。図2に示すように、ディスク収納部100には、ロータリートレイ101と、駆動手段としてのロータリートレイ制御モータ102と、ディスクアーム103と、センサ支持板104と、信号検出手段としての第1センサ104a、第2センサ104b及び第3センサ104cと、ディスク有無検出センサ104d等と、が基板105上に設置され、図中符号A1〜A6に示す信号ラインは、図4に示すマイクロコンピュータ106及びその周辺回路に接続されている。
ロータリートレイ101は、その中心から同径で略ドーナツ状の放射状位置の400個のスロット(slot)を備えると共に、これらスロット上にディスクを立脚させることによってディスクを保持して格納するものであり、基板105の略中央部に設置される。また、ロータリートレイ101は、ロータリートレイ制御モータ102が供給する動力によって回転動作を行う。
ロータリートレイ制御モータ102は、図中符号A6に示す信号ラインを介してロータリートレイ制御モータドライバ110から出力される制御信号に応じてロータリートレイ101を駆動し、ロータリートレイ101に正確な回転動作を行わせる。
ディスクアーム103は、図中符号A5に示す信号ラインを介してディスクアーム制御モータドライバ111から送信される制御信号に応じて動作する。すなわち、上記制御信号に応じて、ディスクアーム103に対向するディスク搬送位置にあるスロット上のディスクを1枚引き出し、このディスクを図示しない再生装置にセットし、その再生後、再び元のスロットに格納する。
次に、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104dについて説明する。
第1センサ104a、第2センサ104bは基板105上で且つロータリートレイ101の下部の予め定められた基準位置に設置される。これらは、個々のスロット(ディスクの各格納場所)を検出すると共に、ロータリートレイ101の回転方向の検出を行う。
第1センサ104a、第2センサ104bは、ロータリートレイ101の回転中心軸から放射状に伸びる2つの異なる動径上にそれぞれ位置し、更に、ロータリートレイ101の回転中心からの距離がそれぞれ異なるように設置される。また、第1センサ104a、第2センサ104bの設置位置は、ロータリートレイ101の回転動作によって、第1センサ104aから出力される信号PH1と、第2センサ104bから出力される信号PH2とが、互いに1/4周期ずれて発生するような位置に設置されている(図3参照)。
第1センサ104aは、図中符号A1に示す信号ラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH1をマイクロコンピュータ106に出力し、第2センサ104bも、図中符号A2に示す信号ラインを介してロータリートレイ101の回転動作による信号PH2をマイクロコンピュータ106に出力する。
第3センサ104cは、基板105上に設置され、ロータリートレイ101の位置を特定する際に用いる信号PH3を出力する。第3センサ104cは、ロータリートレイ101の回転動作によって信号PH3を発生させ、図中符号A3に示す信号ラインを介してこの信号PH3をマイクロコンピュータ106に出力する。
ロータリートレイ101には信号PH3が“Low”となる複数の区間が円周方向に設けられており、これら各区間内に形成されたスロットの数は互いに全て異なる(例えば、図3(a)に示す信号PH3の“Low”区間は、スロット3つ分の区間に対応している)。
ディスク有無検出センサ104dは、ロータリートレイ101の上部に設置されたセンサ支持板104に設置され、スロット上のディスクの有無を検出する。ディスク有無検出センサ104dは、図中符号A4に示す信号ラインを介してスロット上のディスクの有無を示す検出信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
さらに具体的には、ロータリートレイ101には、上記各スロットに対応する位置と、各スロットの信号PH1と互いに1/4周期ずれて信号PH2が発生するような位置と、上記各区間に対応する位置とに遮蔽部(図示せず)が設けられている。第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104cは、それぞれ、発光素子(光源)と、発光素子から出力された光を受光する受光素子とを有するフォトカプラを備える。第1センサ104aは、ロータリートレイ101の回転時に、各スロットに対応する位置の遮蔽部が光路を横切る位置に設置され、その遮蔽に応じた信号PH1を出力する。第2センサ104bは、ロータリートレイ101の回転時に、信号PH1と周期が1/4ずれた位置の遮蔽部が光路を横切る位置に設置され、その遮蔽に応じた信号PH2を出力する。第3センサ104cは、ロータリートレイ101の回転時に、各区間に対応する位置の遮蔽部が光路を横切る位置に設置され、その遮蔽に応じた信号PH3を出力する。ディスク有無検出センサ104dは、同様にフォトカプラを備え、ロータリートレイ101の回転時に、各スロットにセットされているディスクが光路を横切る位置に設置され、その遮蔽に応じたディスクの有無の検出信号を出力する。
ここで、図3(a)、(b)を参照してロータリートレイ101の位置及び回転方向の特定、ロータリートレイ101のスロット上のディスク有無の特定(何れも、マイクロコンピュータ106によって行われる。)について詳細に説明する。
図中符号C1〜C5は、マイクロコンピュータ106がスロットを一つずつカウントするカウントタイミングを示す。このカウントタイミングは、信号PH1、PH2が共に“Low”となる場合にのみ生じるものであり、それ以外の場合には、カウントタイミングは生じない。
なお、図中符号C1〜C5に示すカウントタイミングは、実際の動作時に生じる複数のカウントタイミングの一部を例示したものである。
ロータリートレイ101の位置の特定:
信号PH3の“Low”区間内に包含される上記カウントタイミングの数(スロットの数)が計数されることにより、ロータリートレイ101の所定スロットの位置が特定可能となる。つまり、信号PH3のLow区間内に包含される信号PH1のLow区間の数は、予めグループ分けされたロータリートレイ101上のスロット数に対応付けられ、各グループのスロット数が異なる。
ロータリートレイ101の回転方向の特定:
信号PH1、PH2の位相は互いに1/4周期ずれており、ロータリートレイ101の回転方向が逆転すれば、この位相も逆転して図3(a)の信号PH1と信号PH2の信号が入れ替わる。すなわち、信号PH1、PH2の位相からロータリートレイ101の回転方向が特定される。
例えば、信号PH1、PH2が共に“Low”のカウントタイミングの後、信号PH1が“High”に切り替わると、ロータリートレイ101の回転方向は右回転であると特定され、信号PH2が“High”に切り替わると、ロータリートレイ101の回転方向は左回転であると特定される。
ディスクの有無の特定:
図3(b)に示すように、ディスク有無検出センサ104dは、“High”信号を標準値として出力する。ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するスロットにディスクが格納されていれば、ディスク有無検出センサ104dは、上記標準値を継続して出力し、マイクロコンピュータ106はRAM106aにこのデータを記憶する。
それに対し、ロータリートレイ101の回転動作による上記カウントタイミングの発生時、このカウントタイミングに対応するスロットにディスクが格納されていなければ、ディスク有無検出センサ104dは“Low”信号1パルス分を出力し、マイクロコンピュータ106はRAM106aにこのデータを記憶する。
次に、図4を参照して、ディスクチェンジャー装置10の制御系の構成について詳細に説明する。
図4に示すように、ディスクチェンジャー装置10は、時間計測手段、ブレーキ用電圧決定手段としてのマイクロコンピュータ106、入力部107、表示部108、交換口開閉制御モータドライバ109、ロータリートレイ制御モータドライバ110、ディスクアーム制御モータドライバ111、DSP112、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114、交換口開閉制御モータ115、メモリ116等を備えて構成され、入力部107、表示部108、ピックアップユニット113、ロード/アンロードSW114及び交換口開閉制御モータ115を除く各部は、複数のバスによって相互に接続される。
マイクロコンピュータ106は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、R
OM(Read Only Memory)及び記憶手段としてのRAM(Random Access Memory)106aを備え、ディスクチェンジャー装置10を統括的に制御する。このROMには、ディスクチェンジャー装置10を制御するための主制御プログラムや、このプログラムに係る各種アプリケーションプログラムが格納され、RAM106aには、これら各種プログラムの実行ファイルやその実行に際して生じる各種データ等が一時的に格納される。RAM106aに格納された各種プログラムと、CPUとの協働により各種処理が実行される。
マイクロコンピュータ106は、図中符号A1〜A4に示す信号ラインを介して第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104dの出力信号を受信し、当該受信した信号に基づいてロータリートレイ101の動作を制御するための各種位置データを算出してRAM106aに記憶する。
マイクロコンピュータ106は、入力部107を介して入力される各種操作信号に応じて、ディスク交換口10aの開閉動作、ロータリートレイ101の回転動作、ディスクアーム103の動作、或いはディスクがセットされた再生装置(図示略)が行う再生処理等を制御する。
マイクロコンピュータ106は、上記したように、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104c、ディスク有無検出センサ104dの各出力信号に基づいて、ロータリートレイ101の位置や回転方向及びディスク有無等を特定する。
また、ROMには、第1のブレーキ用電圧決定プログラムが記憶される。マイクロコンピュータ106のCPUは、第1のブレーキ用電圧決定プログラムとの協働により、ディスクチェンジャー装置10の起動直後又はディスクの入れ替え直後に、安定したロータリートレイ101の(回転)速度に対応し、ロータリートレイ制御モータ102に印加するブレーキ用電圧の決定を行う。
入力部107は、ディスクチェンジャー装置10の操作に係るディスク交換口開閉キー10c、再生キー10d、停止キー10e、ロータリートレイ操作ダイアル10f及びテンキー10g等を具備する。そして、これら操作キーや操作ダイアルが操作されると、当該操作信号はマイクロコンピュータ106に入力される。
表示部108は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置10bを有する。この表示部108は、マイクロコンピュータ106から送信される各種表示データを表示装置10bに表示する。例えば、再生中ディスクのトラック番号や、再生中ディスクのTOCデータ、或いはディスクチェンジャー装置10の各種動作モード(回転移動中、或いはディスク検索中等)や、ディスク交換口10aの開閉状態等を表示する。
交換口開閉制御モータドライバ109は、マイクロコンピュータ106から送信される制御信号に基づいて、ディスク交換口10aを開閉する為の交換口開閉制御モータ115を駆動する。また、ディスクチェンジャー装置10は、ディスク交換口10aの開閉状態を検知する開閉センサ(図示せず)を有し、開閉センサは、ディスク交換口10aの開閉状態を示す信号をマイクロコンピュータ106に出力する。
ロータリートレイ制御モータドライバ110は、マイクロコンピュータ106から送信される制御信号に基づいて、ロータリートレイ101を回転させる為の電圧を発生してロータリートレイ制御モータ102に印加して駆動する。
ディスクアーム制御モータドライバ111は、マイクロコンピュータ106から送信される制御信号に基づいて、ディスクアーム103を動作させる為のディスクアーム制御モータ(図示略)を駆動する。
DSP(Digital Signal Processor)112は、ピックアップユニット113から出力されるコンテンツデータをマイクロコンピュータ106が処理可能なデータ形式に高速変換し、マイクロコンピュータ106に送信する。
ピックアップユニット113は、上記再生装置(図示略)にセットされたディスクに予め記録されたディスク関連データ、コンテンツデータ及び著作権データ等を読み出す。
ロード/アンロードSW114は、上記図示しない再生装置に対しディスクが新規にセットされた場合に当該ディスクからディスク関連データ等を読み取るか、或いは、上記再生装置からディスクが開放(イジェクト)される際に、既に読み取られたディスク関連データ等をクリアするか、の何れかを指示する信号をマイクロコンピュータ106に送信する。
メモリ116は、ROM、又はフラッシュメモリ等の不揮発メモリにより構成され、各種情報を記憶する。メモリ116には、起動直後又はディスクの入れ替え直後のロータリートレイ101の安定速度に対応する複数のブレーキ用電圧が記憶される。
次に、図5〜図7を参照して、ディスクチェンジャー装置10の動作を説明する。ここでは、ディスクチェンジャー装置10の起動直後又はディスク交換口10aを閉めた直後(ディスクの入れ替えを行った直後)に、ロータリートレイ101のブレーキ用電圧を設定する動作を説明する。
ディスクチェンジャー装置10の起動直後又はディスク交換口10aを閉めた直後は、ロータリートレイ101にセットされたディスクの枚数、配置(偏り)が不明であり、このディスクの枚数及び配置並びに室温により、ロータリートレイ101の回転のトップスピードも異なり、回転中のロータリートレイ101にブレーキをかけるためにロータリートレイ制御モータ102に印加する電圧も異なる。
図5に、起動直後の信号PH1の例を示す。図5の横軸は時間であり、図5上段の信号PH1の一例を示し、図5下段に別の信号PH1の一例を示す。図5上段、下段では、ロータリートレイ101にセットされたディスクの枚数及び配置並びに気温の状態がお互いに異なる例である。
図5では、ロータリートレイ101の停止位置からディスクチェンジャー装置10の起動によりロータリートレイ101を回転開始し、第1のセンサ104aで検知し出力する信号PH1を示す。図5上段、下段において、信号PH1の1波目のHigh区間の時間にばらつきが見られる。これは、ディスクチェンジャー装置10の上記状態が異なるからである。
また、図5上段、下段において、信号PH1の2波目、3波目、4波目は、ロータリートレイ101の回転速度がトップスピードでないため、High区間の時間に多少のばらつきが見られる。ディスク交換口10aを閉めた直後でも同様である。このため、本実施の形態では、信号PH1の2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間を平均することにより、ロータリートレイ101の安定した回転速度を特定し、この回転速度に対応するブレーキ用電圧を決定する。
次いで、図6及び図7を参照して、第1のブレーキ用電圧決定処理を説明する。図6に、第1のブレーキ用電圧決定処理の流れを示す。図7に、ブレーキ用電圧の決定の具体例を示す。
第1のブレーキ用電圧決定処理は、ディスクチェンジャー装置10の起動直後又はディスク交換口10aを閉めた直後に、ロータリートレイ101の安定した回転速度を特定し、この回転速度に対応するブレーキ用電圧を決定する処理である。なお、最終的には、ロータリートレイ101にセットされたディスクの配置が検出されることとなるが、第1のブレーキ用電圧決定処理は、そのディスクの配置検出前に実行される処理である。
例えば、ディスクチェンジャー装置10が電源オフ状態にあり、ユーザにより入力部107の図示しない電源ボタンが押下されて電源オンされた場合、又はディスクチェンジャー装置10が電源オン状態にあり、ユーザによりディスク交換口10aの扉が開けられてロータリートレイ101へのディスクの入れ替えが行われ、ディスク交換口10aの扉がユーザにより閉められたことを開閉センサが検知したことをトリガとして、マイクロコンピュータ106において、ROMから読み出されて適宜RAM106a上に展開された第1のブレーキ用電圧決定プログラムと、CPUとの協働により、第1のブレーキ用電圧決定処理が実行される。
先ず、ロータリートレイ制御モータ102に初期電圧が印加されてオンされ、ロータリートレイ101の回転駆動が開始される(ステップS11)。そして、第1センサ104aにより検出される信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS12)。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS12;NO)、ステップS12に移行される。
信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS12;YES)、信号PH1がLowからHighになったか否かが判別される(ステップS13)。ステップS13では、信号PH1の1波目のHigh区間の始まりを検出している。信号PH1がLowからHighになっていない場合(ステップS13;NO)、ステップS13に移行される。信号PH1がLowからHighになった場合(ステップS13;YES)、信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS14)。ステップS14では、信号PH1の1波目のHigh区間の終わりを検出している。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS14;NO)、ステップS14に移行される。
信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS14;YES)、信号PH1がLowからHighになったか否かが判別される(ステップS15)。ステップS15では、信号PH1の2波目のHigh区間の始まりを検出している。信号PH1がLowからHighになっていない場合(ステップS15;NO)、ステップS15に移行される。信号PH1がLowからHighになった場合(ステップS15;YES)、信号PH1の2波目のHigh区間の時間計測が開始される(ステップS16)。
そして、信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS17)。ステップS17では、信号PH1の2波目のHigh区間の終わりを検出している。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS17;NO)、ステップS17に移行される。信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS17;YES)、信号PH1の2波目のHigh区間の時間計測が終了され、2波目のHigh区間の計測時間がRAM106aに格納される(ステップS18)。
そして、信号PH1がLowからHighになったか否かが判別される(ステップS19)。ステップS19では、信号PH1の3波目のHigh区間の始まりを検出している。信号PH1がLowからHighになっていない場合(ステップS19;NO)、ステップS19に移行される。信号PH1がLowからHighになった場合(ステップS19;YES)、信号PH1の3波目のHigh区間の時間計測が開始される(ステップS20)。
そして、信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS21)。ステップS21では、信号PH1の3波目のHigh区間の終わりを検出している。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS21;NO)、ステップS21に移行される。信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS21;YES)、信号PH1の3波目のHigh区間の時間計測が終了され、3波目のHigh区間の計測時間がRAM106aに格納される(ステップS22)。
そして、信号PH1がLowからHighになったか否かが判別される(ステップS23)。ステップS23では、信号PH1の4波目のHigh区間の始まりを検出している。信号PH1がLowからHighになっていない場合(ステップS23;NO)、ステップS23に移行される。信号PH1がLowからHighになった場合(ステップS23;YES)、信号PH1の4波目のHigh区間の時間計測が開始される(ステップS24)。
そして、信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS25)。ステップS25では、信号PH1の4波目のHigh区間の終わりを検出している。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS25;NO)、ステップS25に移行される。信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS25;YES)、信号PH1の4波目のHigh区間の時間計測が終了され、4波目のHigh区間の計測時間がRAM106aに格納される(ステップS26)。
そして、RAM106aに格納されている2波目、3波目、4波目のHighの計測時間の平均値が算出される(ステップS27)。そして、ステップS27で算出された平均値に対応する2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間の平均値が、ロータリートレイ101の安定した回転速度に対応する値とされ、その平均値に対応するブレーキ用電圧がメモリ116から読み出されて決定され(ステップS28)、第1のブレーキ用電圧決定処理が終了する。
図7を参照して、ステップS28の具体例を説明する。図7に示すように、信号PH1の2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間の平均値の範囲(例えば、17ms以上18.0ms未満)ごとのブレーキ用電圧(例えば、2.5[V])がメモリ116に予め記憶されている。PH1の2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間が、18.0ms、18.5ms、18.0msであるとすると、その平均値が約18.17msと算出され、18ms以上19.0ms未満に対応するブレーキ用電圧として、3.0[V]に決定される。
以上、本実施の形態によれば、ディスクチェンジャー装置10の起動時又はロータリートレイ101へのディスクの入れ替え直後に、安定した回転速度に対応する値として、実測値としての信号PH1の2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間の平均値に基づいて、ロータリートレイ101にセットしたディスクの枚数、配置及び気温に拠らず、ロータリートレイ制御モータ102に印加する適切なブレーキ用電圧を決定できる。このため、決定したブレーキ用電圧を適切なタイミングでロータリートレイ制御モータ102に印加することにより、ロータリートレイ101が途中で停止することを防ぐとともに、ロータリートレイ101を停止目標位置に正確に停止することができる。また、ディスクチェンジャー装置10の装置ごとの各種ばらつきを吸収できるため、ディスクチェンジャー装置10の品質を上げることができる。さらに、安定したHigh区間の計測時間により、ロータリートレイ101にセットされているディスクの枚数や、ロータリートレイ制御モータ102への負荷を容易に得ることができる。
また、ロータリートレイ101の停止位置によりHigh区間にばらつきのある信号PH1の1波目を時間計測及び平均値算出の対象から外したので、さらに適切なブレーキ用電圧を決定できる。
また、信号PH1の2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間をRAM106aに記憶するので、容易に計測時間の平均値を算出できる。
(第2の実施の形態)
図8〜図10を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態と同様にディスクチェンジャ−装置10を用いるものであり、異なる部分を主として説明する。
図8に、計測時間比較バッファB1,B2,B3の構成を示す。図8に示すように、本実施の形態において、ディスクチェンジャ−装置10のRAM106aは、一時的な記憶領域として計測時間比較バッファB1,B2,B3を有する。計測時間比較バッファB1,B2,B3には、High区間の計測時間が格納される。
次に、本実施の形態におけるディスクチェンジャ−装置10の動作を説明する。図9に、信号PH1のi(i:任意の自然数)波目の計測時間と、(i+1)波目の計測時間との比較及び格納を示す。
計測時間比較バッファB1,B2,B3には、順に、新しく出力されたHigh区間の計測時間が格納される。但し、図9に示すように、計測時間比較バッファB1,B2について、i波目の計測時間が計測時間比較バッファB1に格納され、i波目の計測時間と、(i+1)波目の計測時間とが比較され、所定の許容範囲内の差しかなく、同じ値とみなせる場合のみに、(i+1)波目の計測時間が計測時間比較バッファB2に代入して格納され、所定の許容範囲以上の差があり、異なる値である場合に、(i+1)波目の計測時間が計測時間比較バッファB1に上書きして格納される。
計測時間比較バッファB2,B3についても同様であり、計測時間比較バッファB2に計測時間が格納された後、最新の2つの計測時間が同じ値とみなせる場合に、計測時間比較バッファB3に最新の計測値が代入され、最新の2つの計測時間が異なる値である場合に、計測時間比較バッファB1が最新の計測値で上書きされる。
このようにして、図8に示すように、計測時間比較バッファB1,B2,B3に同じ値とみなせる信号PH1のHigh区間の計測時間が格納されると、ロータリートレイ101の回転速度が安定しており、トップスピードとみなされ、この計測時間に対応するブレーキ用の電圧が決定される。
次いで、図10を参照して、第2のブレーキ用電圧決定処理を説明する。図10に、第2のブレーキ用電圧決定処理の流れを示す。
第2のブレーキ用電圧決定処理は、ディスクチェンジャー装置10の起動直後又はディスク交換口10aを閉めた(ロータリートレイ101のディスクを入れ替えた)直後に、ロータリートレイ101の安定した回転速度を特定し、この回転速度に対応するブレーキ用電圧を決定する処理である。
例えば、ディスクチェンジャー装置10が電源オフ状態にあり、ユーザにより入力部107の図示しない電源ボタンが押下されて電源オンされた場合、又はディスクチェンジャー装置10が電源オン状態にあり、ユーザによりディスク交換口10aの扉が開けられてロータリートレイ101へのディスクの入れ替えが行われ、ディスク交換口10aの扉がユーザにより閉められたことを開閉センサが検知したことをトリガとして、マイクロコンピュータ106において、ROMから読み出されて適宜RAM106a上に展開された第2のブレーキ用電圧決定プログラムと、CPUとの協働により、第2のブレーキ用電圧決定処理が実行される。
ステップS31〜S35は、順に、第1のブレーキ用電圧決定処理のステップS11〜S13,S16,S17と同様である。信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS35;YES)、信号PH1の1波目のHigh区間の時間計測が終了され、1波目のHigh区間の計測時間がRAM106aの計測時間比較バッファB1に格納される(ステップS36)。
そして、信号PH1がLowからHighになったか否かが判別される(ステップS37)。信号PH1がLowからHighになっていない場合(ステップS37;NO)、ステップS37に移行される。信号PH1がLowからHighになった場合(ステップS37;YES)、信号PH1のHigh区間の時間計測が開始される(ステップS38)。
そして、信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS39)。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS39;NO)、ステップS39に移行される。信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS39;YES)、信号PH1のHigh区間の時間計測が終了され、このHigh区間の計測時間がRAM106aの計測時間比較バッファB2に格納される(ステップS40)。
そして、計測時間比較バッファB1に格納された計測時間と、計測時間比較バッファB2に格納された計測時間と、が比較される(ステップS41)。具体的には、計測時間比較バッファB1に格納された計測時間と、計測時間比較バッファB2に格納された計測時間との差が算出される。そして、ステップS41で算出された計測時間の差が、予め設定された閾値としての0.5ms以内であるか否かが判別される(ステップS42)。
計測時間の差が0.5ms以内でない場合(ステップS42;NO)、計測時間比較バッファB2に格納され計測時間が計測時間比較バッファB1に代入して格納され、計測時間比較バッファB2がクリアされ(ステップS43)、ステップS37に移行される。
計測時間の差が0.5ms以内である場合(ステップS42;YES)、計測時間比較バッファB1,B2に格納された計測時間が同じ値であるとみなされ、信号PH1がLowからHighになったか否かが判別される(ステップS44)。信号PH1がLowからHighになっていない場合(ステップS44;NO)、ステップS44に移行される。信号PH1がLowからHighになった場合(ステップS44;YES)、信号PH1のHigh区間の時間計測が開始される(ステップS45)。
そして、信号PH1がHighからLowになったか否かが判別される(ステップS46)。信号PH1がHighからLowになっていない場合(ステップS46;NO)、ステップS46に移行される。信号PH1がHighからLowになった場合(ステップS46;YES)、信号PH1のHigh区間の時間計測が終了され、このHigh区間の計測時間がRAM106aの計測時間比較バッファB3に格納される(ステップS47)。
そして、計測時間比較バッファB2に格納された計測時間と、計測時間比較バッファB3に格納された計測時間と、が比較される(ステップS48)。具体的には、計測時間比較バッファB2に格納された計測時間と、計測時間比較バッファB3に格納された計測時間との差が算出される。そして、ステップS48で算出された計測時間の差が、予め設定された閾値としての0.5ms以内であるか否かが判別される(ステップS49)。
計測時間の差が0.5ms以内でない場合(ステップS49;NO)、計測時間比較バッファB3に格納された計測時間が計測時間比較バッファB1に代入して格納され、計測時間比較バッファB2,B3がクリアされ(ステップS50)、ステップS37に移行される。計測時間の差が0.5ms以内である場合(ステップS49;YES)、計測時間比較バッファB3に格納されている計測時間が、ロータリートレイ101の安定した回転速度に対応する値として読み出され、読み出した計測時間に対応するブレーキ用電圧がメモリ116から読み出されて決定され(ステップS51)、第2のブレーキ用電圧決定処理が終了する。
以上、本実施の形態によれば、ディスクチェンジャー装置10の起動時又はロータリートレイ101へのディスクの入れ替え直後に、安定した回転速度に対応する値として、実測値としての信号PH1の波のHigh区間の計測時間が連続して3回同じ値とみなせる場合に、その計測時間に基づいて、ロータリートレイ101にセットしたディスクの枚数、配置及び気温に拠らず、ロータリートレイ制御モータ102に印加する適切なブレーキ用電圧を決定できる。このため、決定したブレーキ用電圧を適切なタイミングでロータリートレイ制御モータ102に印加することにより、ロータリートレイ101が途中で停止することを防ぐとともに、ロータリートレイ101を停止目標位置に正確に停止することができる。また、ディスクチェンジャー装置10の装置ごとの各種ばらつきを吸収できるため、ディスクチェンジャー装置10の品質を上げることができる。さらに、安定したHigh区間の計測時間により、ロータリートレイ101にセットされているディスクの枚数や、ロータリートレイ制御モータ102への負荷を容易に得ることができる。
また、RAM106aの計測時間比較バッファB1,B2,B3に記憶された計測時間のうち、同値の比較に用いないもの(最新の計測時間以外の計測時間)を消去していくので、RAM106aの記憶領域(計測時間比較バッファ)を低減できる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る記録媒体チェンジャー装置、ブレーキ用電圧決定方法及びブレーキ用電圧決定プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、記録媒体としてディスク形状のDVDを用いる構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、ディスク形状のCD、CD−R/RW(Recordable/ReWritable)、DVD−R/RW、青色レーザを用いる次世代高密度情報記録媒体等の光情報記録媒体としてもよい。さらに、記録媒体として、ディスク形状でない記録媒体(MD(Mini Disc)等)を用い、その記録媒体をロータリートレイによりチェンジする構成等としてもよい。
また、上記各実施の形態では、信号PH1の波のHigh区間の計測時間を用いる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、信号PH1のLow区間の計測時間を用いる構成としてもよい。
また、上記各実施の形態では、信号PH1の波のHigh区間の計測時間を用いる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、信号PH2のHigh区間又はLow区間の計測時間を用いる構成としてもよい。
また、上記第1の実施の形態では、信号PH1の2波目、3波目、4波目のHigh区間の計測時間を平均する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、信号の2つ又は4つ以上の波のHigh区間又はLow区間を時間計測及び平均の対象としてもよい。より多くの数の波を時間計測及び平均の対象とすると、より正確に平均値を算出できるが、平均値の算出までの時間を要することとなる。
また、上記第1の実施の形態では、信号PH1の1波目を除く波のHigh区間の計測時間を平均する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、信号の初めの複数の波を除く波のHigh区間又はLow区間の計測時間の平均を算出する構成としてもよい。
また、上記第2の実施の形態では、信号PH1の波のHigh区間の計測時間が3回連続して同じ値であるとみなせる場合に、その最新の計測時間を安定した回転速度に対応するものとして採用する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、信号PH1の波のHigh区間又はLow区間の計測時間が2回又は4回以上の所定数連続して同じ値であるとみなせる場合に、その全ての計測時間のうちのいずれか一つ、又は複数の計測時間の平均値を採用する構成としてもよい。
その他、上記実施の形態におけるディスクチェンジャ−装置10の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
ディスクチェンジャー装置10の前面に設けられた操作部10Aを示す図である。 ディスクチェンジャー装置10のディスク収納部100の構成を示す平面図である。 (a)は、第1センサ104a、第2センサ104b、第3センサ104cが各々出力する信号PH1、PH2、PH3のタイミングチャートである。(b)は、第1センサ104a、第2センサ104bが各々出力する信号PH1、PH2と、ディスク有無検出センサ104dが出力するディスク有無検出信号とのタイミングチャートである。 ディスクチェンジャー装置10の制御系の構成を示すブロック図である。 起動直後の信号PH1の例を示す図である。 第1のブレーキ用電圧決定処理を示すフローチャートである。 ブレーキ用電圧の決定の具体例を示す図である。 計測時間比較バッファB1,B2,B3の構成を示す図である。 信号PH1のi波目の計測時間と、(i+1)波目の計測時間との比較及び格納を示す図である。 第2のブレーキ用電圧決定処理を示すフローチャートである。 従来の駆動制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ディスクチェンジャー装置
10a ディスク交換口
10b 表示装置
10c ディスク交換口開閉キー
10d 再生キー
10e 停止キー
10f ロータリートレイ操作ダイアル
10g テンキー
100 ディスク収納部
101 ロータリートレイ
102 ロータリートレイ制御モータ
103 ディスクアーム
104 センサ支持板
104a 第1センサ
104b 第2センサ
104c 第3センサ
104d ディスク有無検出センサ
105 基板
106 マイクロコンピュータ
106a RAM
107 入力部
108 表示部
109 交換口開閉制御モータドライバ
110 ロータリートレイ制御モータドライバ
111 ディスクアーム制御モータドライバ
112 DSP
113 ピックアップユニット
114 ロード/アンロードSW
115 交換口開閉制御モータ
116 メモリ

Claims (10)

  1. 記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイと、
    前記ロータリートレイを駆動する駆動手段と、
    前記各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する信号検出手段と、
    起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記信号検出手段により検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段により計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応し前記駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定するブレーキ用電圧決定手段と、を備えることを特徴とする記録媒体チェンジャー装置。
  2. 前記時間計測手段は、起動後又は前記記録媒体の入れ替え後に、最初の少なくとも一つの波を除く複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体チェンジャー装置。
  3. 情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記時間計測手段は、計測した計測時間を前記記憶手段に記憶し、
    前記ブレーキ用電圧決定手段は、前記記憶手段に記憶された複数の計測時間の平均値を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体チェンジャー装置。
  4. 記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイと、
    前記ロータリートレイを駆動する駆動手段と、
    前記各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する信号検出手段と、
    起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記信号検出手段により検出された信号が含む波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段により計測された計測時間が連続して所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、当該所定複数回数同じ値であるとみなせる場合に、当該計測時間に対応し前記駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定するブレーキ用電圧決定手段と、を備えることを特徴とする記録媒体チェンジャー装置。
  5. 前記ブレーキ用電圧決定手段は、前記時間計測手段に記憶された計測時間が連続して同一の所定範囲内か否かにより複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別することを特徴とする請求項4に記載の記録媒体チェンジャー装置。
  6. 情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記時間計測手段は、計測した計測時間を前記記憶手段に記憶し、
    前記ブレーキ用電圧決定手段は、前記記憶手段に記憶された計測時間に基づいて計測時間が前記所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、同じ値でないと判別される場合に、前記記憶手段に記憶された最新の計測時間以外の計測時間を消去することを特徴とする請求項4又は5に記載の記録媒体チェンジャー装置。
  7. 記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する工程と、
    起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する工程と、
    前記計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する工程と、を含むことを特徴とするブレーキ用電圧決定方法。
  8. 記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する工程と、
    起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する工程と、
    前記計測された計測時間が連続して所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、当該所定複数回数同じ値であるとみなせる場合に、当該計測時間に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する工程と、を含むことを特徴とするブレーキ用電圧決定方法。
  9. コンピュータに、
    記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する機能と、
    起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む複数の波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する機能と、
    前記計測された複数の計測時間の平均値を算出し、当該算出した平均値に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する機能と、
    を実現させるためのブレーキ用電圧決定プログラム。
  10. コンピュータに、
    記録媒体を一枚毎に格納するためのスロットが複数形成されたロータリートレイの当該各スロットが予め定められた基準位置を通過するタイミングを示す信号を検出する機能と、
    起動後又は前記ロータリートレイへの前記記録媒体の入れ替え後に、前記検出された信号が含む波のHigh区間又はLow区間の時間を計測する機能と、
    前記計測された計測時間が連続して所定複数回数同じ値であるとみなせるか否かを判別し、当該所定複数回数同じ値であるとみなせる場合に、当該計測時間に対応し前記ロータリートレイを駆動する駆動手段に印加するブレーキ用電圧を決定する機能と、
    を実現させるためのブレーキ用電圧決定プログラム。
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