JP3902410B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関し、第1図柄表示手段の第1図柄の制御に関連する第1制御情報、第2図柄表示手段の第2図柄の制御に関連する第2制御情報を夫々段階的に設定できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機には、特開平11−253640号公報に記載のように、図柄表示手段の変動後の図柄が特別態様となる確率を段階的に設定可能な確率設定式のものがある。
【0003】
この確率設定式の弾球遊技機は、図柄始動手段と、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件に図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、図柄表示手段の変動後の図柄が特別態様となることに基づいて、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備えると共に、図柄表示手段の変動後の図柄が特別態様となる確率を段階的に設定可能な確率設定手段を備え、その確率設定手段により、管理者側において、特別態様の確率を適宜設定できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の確率設定式の弾球遊技機は、1個の図柄表示手段を備えたものであって、その変動後の図柄が特別態様となる確率を確率設定手段により設定するようにしている。
【0005】
一方、第1図柄表示手段と第2図柄表示手段との2個の図柄表示手段を備え、第1図柄表示手段の変動後の第1図柄が特定態様となることに基づいて、遊技球の検出を条件に第2図柄表示手段の第2図柄を変動させるための第2図柄始動手段が作動するようにしたものがある。
【0006】
この場合には、第1図柄表示手段の変動後の第1図柄が特定態様となり易いか否かによって、第2図柄表示手段の第2図柄の変動回数が大きく変わり、変動後の第2図柄が特別態様となって利益状態が発生する可能性も極端に変わる。従って、変動後の第1図柄が特定態様となる確率、及び第2図柄が特別態様となる確率の双方を段階的に設定可能にすれば、遊技者のゲームに対する興趣が著しく向上する。
【0007】
しかし、従来は図柄表示手段の変動後の図柄が特別態様となる確率を段階的に設定するだけであるため、特定態様と特別態様との夫々の確率を個々に設定することはできず、遊技者のゲームに対する興趣を向上させるにも限度がある。
【0008】
また特定態様となる確率が一定であっても、第1図柄始動手段の上側近傍の命釘の間隔を調整すれば、その間隔の大小によって第1図柄始動手段が遊技球を検出する可能性が大きく変わるので、実質的に特定態様の発生確率を変更することも可能である。しかし、この場合には、命釘の釘調整という煩雑な作業が必要となり、特定態様の実質的な発生確率を容易に調整できない欠点がある。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、第1図柄及び第2図柄の制御に関連する制御情報を容易に設定できると共に、それにより遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1図柄始動手段16と、該第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に第1図柄を変動表示する第1図柄表示手段14と、該第1図柄表示手段14の変動後の前記第1図柄が特定態様となることに基づいて所定時間開放する可変作動式の第2図柄始動手段17と、該第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に第2図柄を変動表示する第2図柄表示手段15と、該第2図柄表示手段15の変動後の前記第2図柄が特別態様となることに基づいて、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段54とを備えた弾球遊技機において、前記第1図柄の制御に関連する第1制御情報を段階的に設定する第1制御情報設定手段50と、前記第2図柄の制御に関連する第2制御情報を段階的に設定する第2制御情報設定手段56とを備え、基板ケース 34 内に収納された同一の制御基板 35 に前記第1制御情報設定手段 50 と前記第2制御情報設定手段 56 とを備え、前記第1制御情報設定手段 50 の第1制御情報を前記基板ケース 34 の外部から設定する第1押しボタンスイッチ 62 を、前記第2制御情報設定手段 56 の第2制御情報を前記基板ケース 34 の外部から設定する第2押しボタンスイッチ 63 を夫々備え、前記基板ケース 34 の外部からのキー操作により、前記各制御情報設定手段 50,56 を設定可能にし且つ設定された各設定制御情報を確定させるための設定操作用キースイッチ 64 を、前記基板ケース 34 内で前記制御基板 35 に設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示する。図1において、1は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2と、外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3には、その窓孔に対応して遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤4の前側に、前枠3に開閉自在に枢着されたガラス扉5と前面板6とが配置されている。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが夫々設けられている。
【0012】
遊技盤4には、図2に示すように、発射手段9から発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール11の内側の遊技領域12に液晶表示手段13、第1図柄表示手段14、第2図柄表示手段15、第1図柄始動手段16、第2図柄始動手段17、可変入賞手段18、普通入賞手段19〜21等が配置されている。
【0013】
液晶表示手段13は、遊技者に対して通常の遊技画像等の遊技情報を表示する他、変動図柄を表示する第2図柄表示手段15を兼用しており、図3に示すように、遊技盤4に前面側から装着された表示ケース22と、この表示ケース22に装着された液晶表示部23と、遊技盤4の裏側に装着され且つ液晶表示部23を裏側から覆う保護カバー24とを備えている。保護カバー24は、その裏側に着脱自在に装着された蓋体25と共に図柄制御基板ケース26を構成し、この図柄制御基板ケース26内に図柄制御基板27が着脱自在に収納されている。図柄制御基板27はリード線28等を介して液晶表示部23、第1図柄表示手段14、第2図柄表示手段15等に接続されている。
【0014】
第2図柄表示手段15は1個又は複数個、例えば左右方向に3個の図柄表示部を有し、その各図柄表示部に第2図柄を変動表示可能である。各第2図柄は、第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に乱数制御により所定変動時間変動して、例えば左、右、中等の所定の順序で停止するようになっている。
【0015】
液晶表示手段13には、その表示ケース22の上部に第1図柄表示手段14が設けられている。第1図柄表示手段14は1個又は複数個、例えば1個の第1図柄を変動表示可能であり、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、その第1図柄が乱数制御等により所定時間変動して停止するようになっている。
【0016】
なお、第1図柄、第2図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。また第1図柄、第2図柄は、変動時には上下方向、左右方向にスクロールする等、所定の変動パターンで変動する。
【0017】
第2図柄始動手段17は、開閉自在な左右一対の開閉爪29を備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成され、第1図柄表示手段14の変動後の第1図柄が特定態様(所定種類の図柄)となることに基づいて、一対の開閉爪29が所定時間開放するようになっている。
【0018】
可変入賞手段18は、下部側の横軸心廻りに開閉する開閉板30を備えた可変作動式であって、第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄が特別態様(例えば「7・7・7」等の同種図柄の組み合わせ)となることに基づいて第2利益状態が発生したときに、開閉板30が前側に所定時間開放してその上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。また可変入賞手段18は、その内部側が2又は3個等の複数個の通路に分割され、その一部の通路が特定領域31となっている。そして、特定領域31は、遊技球が通過することを条件に第2利益状態を継続させるようになっている。
【0019】
なお、可変入賞手段18は、開放から所定時間が経過するか、又は所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開閉板30を閉じ、遊技球が特定領域31を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0020】
遊技盤4の裏側には、図3に示すように、遊技領域12側に装着された液晶表示手段13、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバー32が装着されている。裏カバー32は裏側に点検窓33を有し、その点検窓33を開閉自在に覆うように、主制御基板ケース34が着脱自在に装着されている。主制御基板ケース34内には主制御基板35が収納され、その主制御基板35はリード線35a 等を介して図柄制御基板27に接続されると共に、図外の中継基板、リード線等を介して、遊技盤4の各遊技部品に接続されている。
【0021】
主制御基板35には、CPU、ROM、RAM等の電子部品の他に、第1キースイッチ36、第2キースイッチ37が装着され、また主制御基板ケース34には、各キースイッチ36,37を外部から第1キー38,第2キー39により個別に操作できるように、各キースイッチ36,37に対応して操作孔40,41が形成されている。
【0022】
なお、電子部品、キースイッチ36,37は主制御基板35の裏側に装着され、また操作孔40,41は主制御基板ケース34の裏側に形成されている。操作孔40,41はキー38,39を挿入し得るだけの大きさであって、その内側に近接するキースイッチ36,37の後端側によって塞がれている。各キースイッチ36,37は、3段等の複数段に段階的に操作可能であり、操作孔40,41の周縁部には、図4に示すように各段階を表示する「1」「2」「3」等が付されている。
【0023】
図5は制御系を例示するブロック図である。主制御基板35は主に遊技盤4側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、第1図柄表示手段14及びこれに関連する制御を行う第1制御系43と、第2図柄表示手段15及びこれに関連する制御を行う第2制御系44とが設けられ、その各制御系43,44はCPU、ROM、RAM等により構成されている。図柄制御基板27には、第1図柄制御手段45と第2図柄制御手段46とが設けられている。
【0024】
第1制御系43は、第1乱数抽選手段47と第1判定手段48と第1利益状態発生手段49と第1制御情報設定手段50と第1図柄制御コマンド送信手段51とを備えている。
【0025】
第1乱数抽選手段47は、変動後の第1図柄が特定態様となる確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽選するようになっている。
【0026】
第1判定手段48は、第1乱数抽選手段47での抽選乱数値に基づいて変動後の第1図柄を特定態様とするか否か、即ち第1利益状態を発生させるか否かを判定するためのもので、第1乱数抽選手段47で抽選された抽選乱数値が特定態様判定値(第1利益状態判定値)か否かを判定し、その抽選乱数値が特定態様判定値のときに特定態様(第1利益状態発生)の出力を出すようになっている。
【0027】
第1利益状態発生手段49は、第1判定手段48が特定態様と判定したときに、第1図柄表示手段14の変動後の第1図柄が特定態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第1利益状態を発生させて、第2図柄始動手段17の開閉爪29を所定時間開放させるようになっている。
【0028】
第1制御情報設定手段50は、第1図柄表示手段14の第1図柄の制御に関連する第1制御情報を段階的に設定するためのもので、図6に示すように、第1図柄の制御に関連する制御情報が予め設定された複数個、例えば3個の第1制御テーブル51a〜51cと、この第1制御テーブル51a〜51cを択一的に選択して設定する第1キースイッチ36とを備えている。
【0029】
第1制御テーブル51a〜51cには、図8に示すように、変動後の第1図柄が特定態様となる確率(第1判定手段48が特定態様と判定する確率)と第1図柄の変動時間とを組み合わせて、その確率が高いほど変動時間が短くなり、また変動後の第2図柄が特別態様となる確率が高確率のときに通常確率(低確率)よりも第1図柄の変動時間が短くなるように、夫々の確率及び変動時間が設定されている。
【0030】
因みに、第1制御テーブル51aでは特定態様の確率が1/1.1、通常確率時の変動時間が18秒間、高確率時の変動時間が1.8秒間に設定され、また第1制御テーブル51bでは特定態様の確率が1/1.5、通常確率時の変動時間が20秒間、高確率時の変動時間が2.0秒間に設定され、更に第1制御テーブル51cでは特定態様の確率が1/2、通常確率時の変動時間が25秒間、高確率時の変動時間が2.5秒間に設定されている。
【0031】
第1キースイッチ36は、第1キー38による回動操作により第1制御テーブル51a〜51cを選択し、その第1制御テーブル51a〜51cの確率制御情報を第1判定手段48に、変動時間制御情報を第1図柄制御コマンド送信手段51に出力するようになっている。
【0032】
なお、第1キースイッチ36は、第1キー38を段階「1」に合わせたときに第1制御テーブル51aを、段階「2」に合わせたときに第1制御テーブル51bを、段階「3」に合わせたときに第1制御テーブル51cを夫々選択するようになっている。また第1判定手段48は、第1キースイッチ36で第1制御テーブル51a〜51cの何れかを選択したときに、第1キースイッチ36で選択された確率に基づいて特定態様か否かを判定するようになっている。
【0033】
第1図柄制御コマンド送信手段51は、第1図柄始動手段16が遊技球を検出したときに、第1判定手段48の判定結果に基づいて第1図柄の停止図柄コマンド、第1キースイッチ36で選択された変動時間に応じた第1図柄の停止コマンドを一方向通信により図柄制御基板27側へと送信して、第1図柄の変動及び停止を指令するようになっている。
【0034】
第2制御系44は、第2乱数抽選手段52と第2判定手段53と第2利益状態発生手段54と確率変動手段55と第2制御情報設定手段56と第2図柄制御コマンド送信手段57とを備えている。
【0035】
第2乱数抽選手段52は、変動後の第2図柄が特別態様となる確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽選するようになっている。
【0036】
第2判定手段53は、第2乱数抽選手段52での抽選乱数値に基づいて変動後の第2図柄が特別態様となるか否か、即ち、第2利益状態を発生させるか否かを判定するためのもので、第2乱数抽選手段52で抽選された抽選乱数値が特別態様判定値(第2利益状態判定値)か否かを判定し、その抽選乱数値が特別態様判定値のときに特別態様(第2利益状態発生)の判定出力を出すようになっている。
【0037】
第2利益状態発生手段54は、第2判定手段53が特別態様と判定したときに、第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄が「7・7・7」等の特別態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第2利益状態を発生させるためのものである。
【0038】
この第2利益状態発生手段54は、第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄が特別態様となった後に可変入賞手段18の開閉板30を開放させて、この開閉板30の開放から所定時間が経過したとき、又は所定時間の経過までに可変入賞手段18に所定数の遊技球が入賞したときに開閉板30を閉じ、また入賞した遊技球が特定領域31を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようになっている。
【0039】
確率変動手段55は、第2判定手段53が特別態様と判定して、変動後の第2図柄が複数種類の内の確率変動図柄(例えば奇数図柄と偶数図柄との内の奇数図柄)で特別態様となることを条件に、第2利益状態の終了後に特別態様の確率を通常確率(低確率)から高確率へと確率変動させるためのものである。なお、この確率変動手段55は、高確率の場合に第2判定手段53が特別態様か否かを判定するときの特別態様判定値の数を増やすようになっている。また確率変動手段55は、高確率でのゲーム中に確率復帰図柄(例えば奇数図柄と偶数図柄との内の偶数図柄)で特別態様となって第2利益状態が発生したとき、第2図柄が所定回数(例えば50回程度)変動したとき等、所定の復帰条件を満たしたときに、高確率から通常確率に戻すようになっている。
【0040】
第2制御情報設定手段56は、第2図柄表示手段15の第2図柄の制御に関連する第2制御情報を段階的に設定するためのもので、図7に示すように、変動後の第2図柄が特別態様となる確率が予め設定された複数個、例えば3個の第2制御テーブル58a〜58cと、この第2制御テーブル58a〜58cを択一的に選択して設定する第2キースイッチ37とを備えている。
【0041】
第2制御テーブル58a〜58cには、図9に示すように、通常確率のときに変動後の第2図柄が特別態様となる確率と、高確率のときに変動後の第2図柄が特別態様となる確率とが設定されている。因みに、第2制御テーブル58aでは通常確率が1/280、高確率が1/56に、第2制御テーブル58bでは通常確率が1/300、高確率が1/60に、第2制御テーブル58cでは通常確率が1/320、高確率が1/64に設定されている。
【0042】
第2キースイッチ37は、第2キー39による回動操作により第2制御テーブル58a〜58cを選択し、その第2制御テーブル58a〜58cの確率制御情報を第2判定手段53に出力するようになっている。なお、第2キースイッチ37は、第2キー39を段階「1」に合わせたときに第2制御テーブル58aを、段階「2」に合わせたときに第2制御テーブル58bを、段階「3」に合わせたときに第2制御テーブル58cを夫々選択するようになっている。また第2判定手段53は、第2キースイッチ37で制御テーブル58a〜58cの何れかを選択したときに、第2キースイッチ37で選択された確率に基づいて特別態様を発生させるか否かを判定するようになっている。
【0043】
第2図柄制御コマンド送信手段57は、第2図柄始動手段17が遊技球を検出したときに、第2判定手段53の判定結果に基づいて第2図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンドを一方向通信により図柄制御基板27側へと送信して、第2図柄の変動及び停止を指令するようになっている。
【0044】
第1制御情報設定手段50は第1外部接続端子59に、第2制御情報設定手段56は第2外部接続端子60に夫々接続されている。第1外部接続端子59、第2外部接続端子60は、前枠3等の裏側の端子基板61に設けられており、その第1外部接続端子59からは第1制御情報設定手段50により設定された特定態様の確率及び変動時間の設定制御情報を、第2外部接続端子60からは第2制御情報設定手段56により設定された特別態様の確率の設定制御情報を外部の管理装置等に夫々取り出すようになっている。
【0045】
第1図柄制御手段45は、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、第1図柄制御コマンド送信手段51からのコマンドに基づいて第1図柄表示手段14の第1図柄を所定時間変動させて、第1判定手段48の判定結果が特定態様判定のときに特定態様で、それ以外のときに非特定態様で第1図柄を停止させるようになっている。
【0046】
第2図柄制御手段46は、第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に、第2図柄制御コマンド送信手段57からのコマンドに基づいて第2図柄表示手段15の第2図柄を所定の変動パターン等で所定時間変動させて、第2判定手段53の判定結果が特別態様判定のときに特別態様で、それ以外のときに非特別態様で第2図柄を停止させるようになっている。
【0047】
次に上記パチンコ機における動作について説明する。このパチンコ機では、管理者側において、第1制御情報設定手段50により第1図柄の制御に関連する第1制御情報を、第2制御情報設定手段56により第2図柄の制御に関連する第2制御情報を夫々設定できる。そして、これらの第1制御情報、第2制御情報を予め設定しておけば、実際のゲームに際しては、その設定された第1制御情報に基づいて第1図柄が制御され、第2制御情報に基づいて第2図柄が制御される。
【0048】
各制御情報の設定は、電源の投入前(又は投入後)に前枠3を開放して、その裏側の各制御情報設定手段50,56のキースイッチ36,37を操作することにより、次のようにして行う。例えば、変動後の第1図柄が特定態様となる確率及び第1図柄の変動時間を設定する場合には、第1制御情報設定手段50の第1キースイッチ36に、主制御基板ケース34の操作孔40から第1キー38を挿入して、この第1キー38により第1キースイッチ36を段階「1」〜「3」の何れかにセットする。
【0049】
そして、第1キー38を段階「1」に操作すれば、第1キースイッチ36か第1制御テーブル51aを選択し、変動後の第1図柄が特定態様となる確率を1/1.1、通常確率時の第1図柄の変動時間を18秒間、高確率時の第1図柄の変動時間を1.8秒間に夫々設定できる。同様にして第1キー38を段階「2」に操作すれば、第1制御テーブル51bを選択し、変動後の第1図柄が特定態様となる確率を1/1.5、通常確率時の変動時間を20秒間、高確率時の変動時間を2.0秒間に設定でき、更に段階「3」に操作すれば、第1制御テーブル51cを選択し、変動後の第1図柄が特定態様となる確率を1/2、通常確率時の変動時間を25秒間、高確率時の変動時間を2.5秒間に設定できる。
【0050】
変動後の第2図柄が特別態様となる確率を設定する場合には、前述と同様に第2制御情報設定手段56の第2キースイッチ37に、主制御基板ケース34の操作孔41から第2キー39を挿入して、この第2キー39により第2キースイッチ37を段階「1」〜「3」の何れかに操作する。
【0051】
そして、第2キー39を段階「1」に操作すれば、第2キースイッチ37が第2制御テーブル58aを選択し、通常確率のときに変動後の第2図柄が特別態様となる確率を1/280、高確率のときに変動後の第2図柄が特別態様となる確率を1/56に設定できる。また第2キー39を段階「2」に操作すれば、第2制御テーブル58bを選択して通常確率のときの確率を1/300、高確率のときの確率を1/60に設定でき、第2キー39を段階「3」に操作すれば、第2制御テーブル58cを選択して通常確率のときの確率を1/320、高確率のときの確率を1/64に設定できる。
【0052】
従って、第1制御情報設定手段50により変動後の第1図柄が特定態様となる確率とその変動時間とを組み合わせて3段階に設定でき、また第2制御情報設定手段56により第2図柄が特別態様となる確率を3段階に設定できるので、これらの設定を適宜組み合わせることによって実際のゲーム内容を容易に変更でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
【0053】
このようにして第1制御情報設定手段50により設定された特定態様の確率及び変動時間の設定制御情報は第1外部接続端子59から、第2制御情報設定手段56により設定された特別態様の確率の設定制御情報は第2外部接続端子60から外部の管理装置等に夫々取り出すことができ、これによって外部の管理装置等により、各パチンコ機の各設定制御情報を管理することができる。
【0054】
ゲームに際して発射手段9により遊技球を発射すると、その遊技球はガイドレール11を経て遊技領域12に入った後、その遊技領域12内を落下する間に普通入賞手段19〜21等に入賞するか、第1図柄始動手段16を通過しながら下方へと落下する。遊技球が第1図柄始動手段16を通過すると、第1乱数抽選手段47が発生乱数値を抽選し、第1判定手段48がその抽選乱数値から特定態様であるか否かを判定する。
【0055】
そして、第1判定手段48の判定結果が特定態様判定のときには、第1図柄表示手段14の第1図柄が所定時間変動した後に特定態様で停止し、第1利益状態発生手段49により第1利益状態が発生して、第2図柄始動手段17の開閉爪29が所定時間開放し、この第2図柄始動手段17に遊技球が入賞し易くなる。また第1判定手段48の判定結果が特定態様判定以外であれば、変動後の第1図柄が非特定態様で停止する。
【0056】
この場合、例えば第1制御情報設定手段50の第1キースイッチ36が段階「1」であれば、確率が1/1.1であり、通常確率での変動時間が18秒間であるため、第1図柄は18秒間変動して停止し、また変動後の第1図柄は1/1.1の確率で特定態様となる。このため、段階「2」又は「3」の場合に比較して変動後の第1図柄が特定態様となり易く、しかもそのときの図柄変動が仮に非特定態様であっても、第1図柄の変動時間が短いため、単位時間当たりの第1図柄の変動回数が多くなり、変動後の第1図柄が特定態様となる可能性が実質的に大になる。
【0057】
なお、確率変動手段55により、特別態様となる確率が高確率の場合には、第1図柄は2秒間変動して停止する。このため第1図柄の変動時間が更に短くなって、単位時間当たりの第1図柄の変動回数が更に多くなり、変動後の第1図柄が特定態様となる可能性が著しく大になる。
【0058】
第2図柄始動手段17が遊技球を検出すると、第2乱数抽選手段52が発生乱数値を抽選し、第2判定手段53がその抽選乱数値から特別態様であるか否かを判定する。そして、第2判定手段53の判定結果が特別態様判定のときには、第2図柄表示手段15の第2図柄が所定時間変動した後に「7・7・7」等の特定態様で停止し、第2利益状態発生手段54により第2利益状態が発生して、可変入賞手段18の開閉板30が前側に開放する。
【0059】
この場合、例えば第2制御情報設定手段56の第2キースイッチ37が段階「2」であれば、通常確率のときには特別態様の発生確率が1/300であるので、第2図柄は所定時間変動した後、その確率で特別態様となる。なお、確率変動手段55により、特別態様の確率が高確率の場合には、第2図柄は1/60の確率で特別態様となる。
【0060】
可変入賞手段18は、開放から所定時間が経過するか、又は所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すれば、その時点で開閉板30が閉じる。そして、入賞した遊技球が特定領域31を通過すれば、再度開閉板30が開放し、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返す。このため、第2利益状態が発生すれば、可変入賞手段18に多数の遊技球が入賞する可能性があり、その入賞個数に応じて賞球の払い出しを受けることができるので、遊技者は多大な利益を享受することができる。
【0061】
変動後の第2図柄が特別態様となる場合に、その特別態様の第2図柄が確率変動図柄である奇数図柄であれば、確率変動手段55が働いて第2利益状態の終了後に特別態様の確率を通常確率から高確率へと確率変動させる。このため第2制御情報設定手段56での設定制御情報が段階「2」であっても、その後は通常確率の1/300から1/60の高確率となり、変動後の第2図柄が特別態様となる可能性が著しく向上する。
【0062】
また第1制御情報設定手段50での設定制御情報が段階「1」であれば、その後は第1図柄の変動時間が通常確率時の18秒間から1.8秒間に短縮する。これによって第1図柄は極短時間の変動で停止するため、前述のように単位時間当たりの第1図柄の変動回数が更に多くなり、変動後の第1図柄が特定態様となる可能性が著しく大になる。
【0063】
なお、この実施形態では、第1制御情報設定手段50は、変動後の第1図柄が特定態様となる確率と通常確率時の第1図柄の変動時間と高確率時の第1図柄の変動時間とを組み合わせて第1制御テーブル51a〜51cを構成しているが、その特定態様となる確率、通常確率時の第1図柄の変動時間、高確率時の第1図柄の変動時間の何れか2種類を組み合わせて設定可能にしても良いし、その何れか1種類のみを設定可能にしても良い。2種類又は3種類の各種類の制御情報を設定する場合には、それらを各種類毎に別々に設定するようにしても良い。
【0064】
また第2制御情報設定手段56は、変動後の第2図柄が特別態様となる通常確率と高確率とを組み合わせて設定するようにしているが、通常確率と高確率との何れか1種類のみを設定するようにしても良い。各種類の制御情報を設定する場合には、それらを各種類毎に別々に設定するようにしても良い。
【0065】
図10は本発明の第2の実施形態を例示する。例えば、変動後の第2図柄が非特別態様となるとき、第2図柄始動手段17の遊技球の検出に所定数以上の保留個数(上限4個で3個以上の保留個数)があり且つ変動後の第2図柄が非特別態様となるとき、リーチ変動パターンAのとき、リーチ変動パターンBのとき、特別態様変動パターンAのとき、特別態様変動パターンBのとき等、第2図柄の変動時の条件に応じてその変動時間に変化がある場合には、図10に示すように、その各条件に応じて段階「1」〜「3」の第2制御テーブル58a〜58cを構成し、この第2制御テーブル58a〜58cを第2キースイッチ37で択一的に選択決定するようにしても良い。
【0066】
図11は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、第1キースイッチ36、第2キースイッチ37に代えて、主制御基板35に第1押しボタンスイッチ62、第2押しボタンスイッチ63、設定時操作用のキースイッチ64、設定表示部65,66を設け、その各スイッチ62〜64を主制御基板ケース34の外部から操作可能にし、設定表示部65,66の表示を外部から目視可能にしている。
【0067】
制御情報の設定に際しては、先ず設定時操作用のキースイッチ64にキーを挿入して各制御情報設定手段50,56を設定可能にし、次に各押しボタンスイッチ62,63を操作する。例えは、第1押しボタンスイッチ62を操作すると、操作毎に各段階「1」〜「3」を選択し、それが設定表示部65に表示される。第2押しボタンスイッチ63でも同様である。そして、キースイッチ64からキーを抜くか、又は確定の操作をすると、設定制御情報が確定する。このようにキースイッチ36,37に代えて押しボタンスイッチ62,63、その他のスイッチを利用しても良い。
【0068】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1制御情報設定手段50で設定する第1制御情報、第2制御情報設定手段56で設定する第2制御情報の数値は単なる例示に過ぎず、他の値でも良い。また実施形態に例示の制御情報の他に、特別態様が連続する場合の上限回数、確率変動が連続する場合の上限回数、確率変動の突入率等の制御情報でも良い。
【0069】
なお、第1制御情報は第1図柄の制御に関連する制御情報、第2制御情報は第2図柄の制御に関連する制御情報であれば十分であり、その制御に関連する制御情報は、第1図柄、第2図柄の変動開始前の制御に関連する制御情報、変動中の制御に関連する制御情報、変動後の結果の制御に関連する制御情報等、各図柄の制御と何らかの関連性のある広義の関連情報を包含するものである。
【0070】
第1制御情報として第1図柄の変動時間を設定する場合、変動後の第1図柄が特定態様となるとき、非特定態様となるときの両方の変動時間を設定するようにしても良いし、特定態様となるときの変動時間を設定するようにしても良い。また第2制御情報として第2図柄の変動時間を設定する場合、変動後の第2図柄が特別態様となるとき、非特別態様となるときの両方の変動時間を設定するようにしても良いし、特別態様となるときの変動時間を設定するようにしても良い。
【0071】
制御情報設定手段50,56は、実施形態に例示のように主制御基板ケース34内の主制御基板35に設けても良いし、別の独立した基板ケース内に設けても良い。また外部接続端子59,60は主制御基板35に設けて、この外部接続端子59,60に主制御基板ケース34の外部からのコネクタを接続するようにしても良い。
【0072】
第1制御情報設定手段50、第2制御情報設定手段56は、例えば夫々異なる乱数抽選手段を備え、その乱数抽選手段により各制御テーブル51a〜51c、58a〜58cを乱数により抽選するように構成しても良い。例えば、予め制御情報が設定された複数種類の制御テーブルを構成しておき、確率変動条件、第2図柄の変動時間短縮条件、その他の何等かの制御情報変更条件を満たした場合に、各乱数抽選手段によりその各制御テーブル51a〜51c,58a〜58cの中から何れかの制御テーブル51a〜51c,58a〜58cを択一的に選択して、その選択した制御テーブル51a〜51c,58a〜58cの制御情報を実際のゲーム用として設定するようにしても良い。この場合には、制御情報変更条件によって設定制御情報をランダムに変化させることができる。
【0073】
第1図柄表示手段14、第2図柄表示手段15は共に液晶表示手段13の液晶表示部23に設けても良い。また本発明は、パチンコ機に限らず、第1図柄表示手段14、第2図柄表示手段15を使用する弾球遊技機であれば、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機で同様に実施することが可能である。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、第1図柄始動手段16と、該第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に第1図柄を変動表示する第1図柄表示手段14と、該第1図柄表示手段14の変動後の第1図柄が特定態様となることに基づいて所定時間開放する可変作動式の第2図柄始動手段17と、該第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に第2図柄を変動表示する第2図柄表示手段15と、該第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄が特別態様となることに基づいて、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段54とを備えた弾球遊技機において、第1図柄の制御に関連する第1制御情報を段階的に設定する第1制御情報設定手段50と、第2図柄の制御に関連する第2制御情報を段階的に設定する第2制御情報設定手段56とを備え、基板ケース 34 内に収納された同一の制御基板 35 に第1制御情報設定手段 50 と第2制御情報設定手段 56 とを備え、第1制御情報設定手段 50 の第1制御情報を基板ケース 34 の外部から設定する第1押しボタンスイッチ 62 を、第2制御情報設定手段 56 の第2制御情報を基板ケース 34 の外部から設定する第2押しボタンスイッチ 63 を夫々備え、基板ケース 34 の外部からのキー操作により、各制御情報設定手段 50,56 を設定可能にし且つ設定された各設定制御情報を確定させるための設定操作用キースイッチ 64 を、基板ケース 34 内で制御基板 35 に設けているので、第1図柄及び第2図柄の制御に関連する制御情報を容易に設定できると共に、それによって遊技者の興趣を増大できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す主制御基板ケースの背面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す第1制御情報設定手段のブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す第2制御情報設定手段のブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す第1制御テーブルの説明図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す第2制御テーブルの説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す第2制御テーブルの説明図である。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す主制御基板ケースの背面図である。
【符号の説明】
14 第1図柄表示手段
15 第2図柄表示手段
16 第1図柄始動手段
17 第2図柄始動手段
34 主制御基板ケース
35 主制御基板
36 第1キースイッチ
37 第2キースイッチ
50 第1制御情報設定手段
54 第2利益状態発生手段
56 第2制御情報設定手段
59 第1外部接続端子
60 第2外部接続端子

Claims (5)

  1. 第1図柄始動手段(16)と、該第1図柄始動手段(16)が遊技球を検出することを条件に第1図柄を変動表示する第1図柄表示手段(14)と、該第1図柄表示手段(14)の変動後の前記第1図柄が特定態様となることに基づいて所定時間開放する可変作動式の第2図柄始動手段(17)と、該第2図柄始動手段(17)が遊技球を検出することを条件に第2図柄を変動表示する第2図柄表示手段(15)と、該第2図柄表示手段(15)の変動後の前記第2図柄が特別態様となることに基づいて、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(54)とを備えた弾球遊技機において、前記第1図柄の制御に関連する第1制御情報を段階的に設定する第1制御情報設定手段(50)と、前記第2図柄の制御に関連する第2制御情報を段階的に設定する第2制御情報設定手段(56)とを備え、基板ケース (34) 内に収納された同一の制御基板 (35) に前記第1制御情報設定手段 (50) と前記第2制御情報設定手段 (56) とを備え、前記第1制御情報設定手段 (50) の第1制御情報を前記基板ケース (34) の外部から設定する第1押しボタンスイッチ (62) を、前記第2制御情報設定手段 (56) の第2制御情報を前記基板ケース (34) の外部から設定する第2押しボタンスイッチ (63) を夫々備え、前記基板ケース (34) の外部からのキー操作により、前記各制御情報設定手段 (50)(56) を設定可能にし且つ設定された各設定制御情報を確定させるための設定操作用キースイッチ (64) を、前記基板ケース (34) 内で前記制御基板 (35) に設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1制御情報は前記第1図柄が前記特定態様となる確率であり、前記第2制御情報は前記第2図柄が前記特別態様となる確率であることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記第1制御情報は前記第1図柄の変動時間又は該第1図柄が前記特定態様となるときの変動時間であり、前記第2制御情報は前記第2図柄の変動時間又は該2図柄が前記特別態様となるときの変動時間であることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 前記第1制御情報設定手段(50)と前記第2制御情報設定手段(56)は、夫々異なる乱数抽選手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記第1制御情報設定手段(50)と前記第2制御情報設定手段(56)との少なくとも一方の設定制御情報を外部に取り出すための外部接続端子 (59)(60) を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
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