JP3901557B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、破裂可能な脆弱部を有するエアバッグハウジングと、膨張展開時には前記脆弱部を破裂させるようにして前記エアバッグハウジングに折り畳んだ状態で収納されるエアバッグと、該エアバッグを膨張展開させるためのガスを発生するインフレータとを備える車両用エアバッグ装置に関し、特に、膨張展開状態のエアバッグから排気することにより、乗員の跳ね返り現象が生じるのを抑制するための構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるエアバッグ装置は、たとえば特開平2−216343号公報等で既に知られており、このものでは、エアバッグの膨張展開時にエアバッグの内圧が設定値に達するのに応じて、エアバッグに付設された排気弁を開いてエアバッグの内圧が所定圧以上とならないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、排気弁がソレノイド等の電気的アクチュエータにより開弁駆動されるものであり、排気弁を開弁する際の応答速度が充分とは言えない。
【0004】
また前述の特開平2−216343号公報では、エアバッグから排気することでエアバッグ26の内圧を低下させているが、このものでは、図5の鎖線で示す圧力を図5の破線で示す圧力まで低下させることにより、衝突条件や操縦者の体格に応じてより好ましい反力を得つつ最大反力を抑えるようにしており、即ち、この公報のものは、最大内圧に達した後で生じ得る乗員の跳ね返り現象に対処したものではない。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、エアバッグの膨脹展開の際の上記乗員の跳ね返り現象を極力抑えることができる車両用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、破裂可能な脆弱部を有するエアバッグハウジングと、膨張展開時には前記脆弱部を破裂させるようにして前記エアバッグハウジングに折り畳んだ状態で収納されるエアバッグと、該エアバッグを膨張展開させるためのガスを発生するインフレータとを備える車両用エアバッグ装置において、前記エアバッグの開口部に気密に接続されて剛性材料により形成されるとともに排気口が設けられるケースと、前記排気口を閉じる閉じ位置ならびに前記排気口を開く開き位置との間での移動を可能として前記ケースに取付けられるシャッターと、非作動時には前記シャッターを閉じ位置に保持するものの作動に応じて前記シャッターを閉じ位置から開き位置に瞬間的に移動せしめるようにして前記シャッターに連結されるシャッター駆動用インフレータと、前記エアバッグ内の圧力を検出する圧力センサと、前記エアバッグの前記膨脹展開の際に前記圧力センサの検出値が一旦増加してから低下し始めるのに応じて前記シャッター駆動用インフレータを作動せしめるようにして該シャッター駆動用インフレータの作動を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
このような構成によれば、車両に衝撃が作用するのに応じたインフレータの作動によってエアバッグがエアバッグハウジングを破裂させて膨張展開し、乗員を拘束して減速するが、エアバッグ内の圧力が乗員の減速後に増加から低下に転じるのに応じてシャッター駆動用インフレータが作動して、シャッターが排気口を開く開き位置まで瞬時に移動するので、エアバッグ内の圧力が急激に低下することになる。これにより、充分な内圧を有したエアバッグで乗員を効果的に拘束した後、乗員の跳ね返りが生じる直前にエアバッグの内圧を急激に低下させることができるため、エアバッグの内圧が最大となった後にその内圧で乗員の跳ね返りが生じるのを極力抑えることができる。
【0008】
即ち、エアバッグの膨脹展開時にエアバッグの内圧は、乗員を効果的に拘束して減速するのに充分な内圧まで増加した後に、急速に減圧されることになり、エアバッグの内圧が最大圧に達した後に生じる可能性がある乗員の跳ね返り現象、言い換えると逆方向に乗員を加速する現象の発生を防止することができ、跳ね返り現象によって乗員に二次打撃が生じるのを抑制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図8は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2は図1の2矢示部拡大縦断面図、図3はシャッターが閉じ位置にある状態での図2の3矢視図、図4はシャッターが開き位置にある状態での図3に対応した図、図5は膨張展開後のエアバッグ内の圧力変化を示す図、図6はエアバッグが膨張展開した状態での図2に対応した縦断面図、図7はエアバッグが膨張展開した状態での図1に対応した側面図、図8はシャッターが開いた状態での図6に対応した図である。
【0011】
先ず図1において、このスクータ型自動二輪車の車体フレーム5が前端に備えるヘッドパイプ6にはフロントフォーク7が操向可能に支承され、該フロントフォーク7の下端に前輪WFが軸支され、フロントフォーク7の上部に操向ハンドル8が連結される。また車体フレーム5の後部には、エンジンユニット9が上下揺動可能に支承されており、エンジンユニット9からの動力を変速して後輪WRに伝達する変速機10のミッションケース11がエンジンユニット9から後方に延出され、ミッションケース11の後部に後輪WRが軸支される。また車体フレーム5がその後部に備えるシートレール12および前記ミッションケース11の後端間にはリヤクッションユニット13が設けられる。
【0012】
車体フレーム5は、合成樹脂から成る車体カバー14で覆われるものであり、この車体カバー14は、ヘッドパイプ6の前部および前輪WFの上部を覆うフロントカバー15と、該フロントカバー15の左右両側に接合されて乗員の脚部前方を覆う左右一対のレッグシールド16…と、乗員の足元を支持すべくレッグシールド16…に連なる左右一対の足載せ部17…と、それらの足載せ部17…間で上方に隆起したフロアトンネル部18と、前記両足載せ部17…の外縁から下方にそれぞれ垂下されるスカート部19…と、車体フレーム5の後部の左右両側を覆って足載せ部17…およびフロアトンネル部18に接合されるリヤカバー20とを備える。
【0013】
リヤカバー20上には、操縦者が座る前部シート部21aと、同乗者が座るようにして前部シート部21aの後方に配置される後部シート部21bとを有するタンデム型のシート21が設けられる。
【0014】
図2を併せて参照して、シート21の前部下方において車体フレーム5のシートレール12に支持ステー23が固着されており、この支持ステー23に、エアバッグ装置のエアバッグモジュール24が取付けられる。
【0015】
エアバッグモジュール24は、エアバッグハウジング25と、該エアバッグハウジング25内に収納されるエアバッグ26と、該エアバッグ26を膨張展開させるためのガスを発生するインフレータ27とを備える。
【0016】
エアバッグハウジング25は、シート21の前部下方でリヤフレーム20に設けられた開口部28に臨んで支持ステー23に取付けられるものであり、エアバッグ26を折り畳んだ状態で収納し得る収納筒部25aと、該収納筒部25aの上端開口部を閉じる蓋部25bとを有して合成樹脂等の軽量材料により帽状に形成され、収納筒部25aの下端開口部が前記支持ステー23に締結される取付け片28によって支持ステー23に取付けられる。蓋部25bは、該蓋部25bの周囲の1箇所たとえばシート21とは反対側の1箇所に配置される蝶番部25cと、蓋部25bの周囲のうち前記蝶番部25cを除く部分に配置される脆弱部25dとを介して収納筒部25aに連結されており、脆弱部25dは容易に破裂し得るように形成される。
【0017】
エアバッグ26は、その下面に開口部26aを有して袋状に形成されており、エアバッグハウジング25内に折り畳んだ状態で収納される。またインフレータ27は、前記エアバッグ26の下面の開口部26aに固着される口金29で支持されており、この口金29は前記取付け片28に固定的に支持される。
【0018】
車体フレーム5には加速度センサー等の衝撃検知センサ(図示せず)が取付けられており、前記インフレータ27は、衝撃検知センサが所定値以上の衝撃を検知するのに応じて作動して、高圧ガスをエアバッグ26内に供給する。
【0019】
前記取付け片28には、エアバッグ26の下端開口部26aに気密に接続されて剛性材料により有底筒状に形成されるケース30が固着されており、このケース30の閉塞端には、たとえば矩形の排気口31が設けられる。
【0020】
ケース30の閉塞端外面には、図3で示すように排気口31を閉じる閉じ位置と、図4で示すように排気口31を開く開き位置との間でのスライド移動を可能としたシャッター32が取付けられており、該シャッター32には、前記ケース30で固定的に支持されるシャッター駆動用インフレータ33が連結される。
【0021】
シャッター駆動用インフレータ33は、その作動時に発生するガスによって突出作動するロッド33aを有しており、該ロッド33aが、非作動時にはシャッター32を閉じ位置に保持するものの作動に応じて前記シャッター32を閉じ位置から開き位置に瞬間的に移動せしめるようにして前記シャッター32に連結される。
【0022】
シャッター駆動用インフレータ33の作動すなわち着火は制御手段34により制御されるものであり、制御手段34は、エアバッグ26内の圧力を検出するようにして口金29に取付けられる圧力センサ35の検出値に基づいて、シャッター駆動用インフレータ33の作動を制御する。
【0023】
而して制御手段34は、圧力センサ35の検出値すなわちエアバッグ26内の圧力が、図5の実線で示すように、一旦増加してから低下し始める時期t1でシャッター駆動用インフレータ33を作動せしめるようにしてシャッター駆動用インフレータ33の作動を制御する。
【0024】
次にこの実施例の作用について説明すると、エアバッグ26の下端開口部26aに気密に接続されるケース30には、排気口31が設けられるとともに、その排気口31を開閉可能なシャッター32が取付けられる。しかもシャッター32には非作動状態では排気口31を閉じるシャッター駆動用インフレータ33が連結されており、エアバッグ26内の圧力を検出する圧力センサ35の検出値が一旦増加してから低下し始めるのに応じた制御手段34の制御によりシャッター駆動用インフレータ33が作動してシャッター32が排気口31を開くように駆動される。
【0025】
すなわち通常の状態では排気口31は閉じられており、この状態で衝突等により衝撃検知センサが所定値以上の衝撃を検知したときには、インフレータ27が作動して、高圧ガスをエアバッグ26内に供給し、エアバッグ26は、図6および図7で示すように、エアバッグハウジング25の脆弱部25dを破裂させて蓋部25bを開きつつ瞬間的に上方に膨張する。これにより、シート21の前部シート部21aに座っている操縦者を、膨張展開したエアバッグ26で前方から拘束することができる。
【0026】
膨張展開したエアバッグ26で操縦者を減速した後に、エアバッグ26内の圧力が増加から低下に転じると、図8で示すように、シャッター駆動用インフレータ33が作動してシャッター32が排気口31を開く開き位置まで瞬時に移動し、エアバッグ26内の圧力が急激に低下することになる。このようにシャッター32をシャッター駆動用インフレータ33によって開き位置まで作動せしめることにより、シャッター32を開くタイミングでシャッター32を速やかに開くようにして、エアバッグ26からの排気応答速度を充分に高めることができる。
【0027】
すなわちエアバッグ26の内圧は、操縦者を効果的に拘束して減速するのに充分な内圧まで増加した後に、急速に減圧されることになり、エアバッグ26の内圧が最大圧に達した後に生じる可能性がある操縦者の跳ね返り現象、言い換えると逆方向に操縦者を加速する現象の発生を防止することができ、跳ね返り現象によって操縦者に二次打撃が生じるのを抑制することができる。
【0028】
ところで、前述の特開平2−216343号公報でも、エアバッグから排気することでエアバッグ26の内圧を低下させているが、このものでは、図5の鎖線で示す圧力を図5の破線で示す圧力まで低下させることにより、衝突条件や操縦者の体格に応じてより好ましい反力を得つつ最大反力を抑えるようにしており、最大内圧に達した後で生じ得る跳ね返り現象に対処したものではない。
【0029】
これに対し、本発明では、上述のようにエアバッグ26内の圧力が最大圧に達した後の圧力降下を捉えてエアバッグ26からの速やかな排気を行なうことで、操縦者の跳ね返り現象が生じるのを防止している。しかもエアバッグ26内の圧力の上昇速度には無関係にエアバッグ26内の圧力が最大圧に達した後の圧力降下に応じてエアバッグ26から速やかに排気するので、衝突条件にかかわらず跳ね返り現象の発生を抑えることができる。
【0030】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0031】
たとえば上記実施例では、スクータ型自動二輪車に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、スクータ型自動二輪車以外の自動二輪車や自動三輪車等の小型車両だけでなく乗用四輪自動車等にも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、車両に衝撃が作用するのに応じたインフレータの作動によってエアバッグがエアバッグハウジングを破裂させて膨張展開し、乗員を拘束して減速するが、エアバッグ内の圧力が乗員の減速後に増加から低下に転じるのに応じてシャッター駆動用インフレータが作動して、シャッターが排気口を開く開き位置まで瞬時に移動するので、エアバッグ内の圧力が急激に低下することになり、即ち、エアバッグ内の圧力が最大圧に達した後の圧力降下を捉えてエアバッグからの速やかな排気を行なうことができる。これにより、充分な内圧を有したエアバッグで乗員の効果的な拘束が可能となるとともに、エアバッグの内圧が最大となった後にその内圧で乗員の跳ね返りが生じるのを極力抑えることができ、その跳ね返り現象によって乗員に二次打撃が生じるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スクータ型自動二輪車の側面図である。
【図2】 図1の2矢示部拡大縦断面図である。
【図3】 シャッターが閉じ位置にある状態での図2の3矢視図である。
【図4】 シャッターが開き位置にある状態での図3に対応した図である。
【図5】 膨張展開後のエアバッグ内の圧力変化を示す図である。
【図6】 エアバッグが膨張展開した状態での図2に対応した縦断面図である。
【図7】 エアバッグが膨張展開した状態での図1に対応した側面図である。
【図8】 シャッターが開いた状態での図6に対応した図である。
【符号の説明】
25・・・エアバッグハウジング
25a・・・脆弱部
26・・・エアバッグ
26a・・・開口部
27・・・インフレータ
30・・・ケース
31・・・排気口
32・・・シャッター
33・・・シャッター駆動用インフレータ
34・・・制御手段
35・・・圧力センサ
Claims (1)
- 破裂可能な脆弱部(25d)を有するエアバッグハウジング(25)と、膨張展開時には前記脆弱部(25d)を破裂させるようにして前記エアバッグハウジング(25)に折り畳んだ状態で収納されるエアバッグ(26)と、該エアバッグ(26)を膨張展開させるためのガスを発生するインフレータ(27)とを備える車両用エアバッグ装置において、
前記エアバッグ(26)の開口部(26a)に気密に接続されて剛性材料により形成されるとともに排気口(31)が設けられるケース(30)と、前記排気口(31)を閉じる閉じ位置ならびに前記排気口(31)を開く開き位置との間での移動を可能として前記ケース(30)に取付けられるシャッター(32)と、非作動時には前記シャッター(32)を閉じ位置に保持するものの作動に応じて前記シャッター(32)を閉じ位置から開き位置に瞬間的に移動せしめるようにして前記シャッター(32)に連結されるシャッター駆動用インフレータ(33)と、前記エアバッグ(26)内の圧力を検出する圧力センサ(35)と、前記エアバッグ(26)の前記膨脹展開の際に前記圧力センサ(35)の検出値が一旦増加してから低下し始めるのに応じて前記シャッター駆動用インフレータ(33)を作動せしめるようにして該シャッター駆動用インフレータ(33)の作動を制御する制御手段(34)とを含むことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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